JP2004118199A - 無臭の写真漂白組成物およびそれを用いたカラー写真の処理方法 - Google Patents

無臭の写真漂白組成物およびそれを用いたカラー写真の処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 臭気を減じ、保管安定性を増した写真漂白組成物を提供する。
【解決手段】 水性形態であるときpH約2〜約9を有し、かつ
   少なくとも0.01モル/Lの第2鉄配位子漂白剤、
   少なくとも0.01モル/Lの再ハロゲン化剤、および
   少なくとも0.01モル/Lのフタル酸またはその塩、
を含んでなる写真漂白組成物。
【選択図】   なし

Description

 本発明は、一般的に、写真に関する。更に詳細には、本発明は、写真漂白組成物、および当該組成物を用いる写真カラー材料の処理方法に関する。
 カラーハロゲン化銀写真の基本的な画像形成処理には、ハロゲン化銀カラー写真記録材料を化学放射線(例えば、光)に露光して、当該材料を湿式化学処理することによって有用な画像を出現させることが含まれる。この湿式処理法の基本的な工程には、カラー現像してハロゲン化銀を銀に還元して、当該材料の露光面に色素画像を生成させることが含まれる。金属銀を銀(I)、即ち銀イオンに酸化する漂白時あるいはその後に、その銀イオンは、一般に、通常、定着剤として知られる銀溶媒中にそれを溶解させることによって取り除かれる。
米国特許第4,033,771号明細書 米国特許第4,717,649号明細書 米国特許第4,737,450号明細書 米国特許第4,933,266号明細書 米国特許第5,055,382号明細書 米国特許第5,633,124号明細書 米国特許第5,250,401号明細書 米国特許第5,352,568号明細書 欧州特許第0334317号明細書 欧州特許第0595102号明細書 米国特許出願第10/012,611号明細書 米国特許出願第10/012,673号明細書 米国特許出願第10/012,773号明細書
 写真業界全体に渡って、安全で、使用が容易であり、写真的に有効であり、かつ環境的に受入れられる写真処理液を提供することが望まれている。一つの望ましい特性は、当該溶液が、不快な臭気なため反対を招かないことである。相当有用な写真漂白液であり、かつ当該分野で知られる処理法であるにも拘わらず、臭気を減らした非常に有効な写真漂白組成物を求める、絶えざる要求がある。よって、本発明では、これらを解決する無臭で、効果的な写真漂白組成物を提供することを目的とする。
 本発明によれば、水性形態であるときpH約2〜約9を有し、かつ
   少なくとも0.01モル/Lの第二鉄配位子漂白剤、
   少なくとも0.01モル/Lの再ハロゲン化剤、および
   少なくとも0.01モル/Lのフタル酸またはその塩、
を含んでなる写真漂白組成物が提供される。
 好ましい実施態様によれば、本発明では、pH約3.5〜約7を有し、かつ
   約0.01〜約2モル/Lの第二鉄配位子錯体漂白剤、
   約0.01〜約1モル/Lの臭化物イオン、および
   約0.01〜約1モル/Lのフタル酸水素ナトリウム、フタル酸水素カリウム、またはそれらの混合物、
を含んでなる水性の写真漂白組成物が提供される。
 更に、本発明によれば、カラー現像されたカラー写真ハロゲン化銀材料を、上記した本発明の写真漂白組成物と接触させることを含むカラー写真画像の形成方法が提供される。
 更に、本発明によれば、
 A)カラー現像組成物を用いて像様露光されたカラー写真ハロゲン化銀材料をカラー現像すること、
 B)当該カラー写真ハロゲン化銀材料を、少なくとも0.01モル/Lのフタル酸またはその塩を含む酸性停止液と接触させること、
 C)当該カラー写真ハロゲン化銀材料を、水性形態であるときpH約2〜約9を有し、かつ
   少なくとも0.01モル/Lの第二鉄配位子漂白剤、
   少なくとも0.01モル/Lの再ハロゲン化剤、および
   少なくとも0.01モル/Lのフタル酸またはその塩
を含んでなる写真漂白組成物で漂白すること、
を含む、カラー写真画像の形成方法が提供される。
 本発明の写真漂白組成物では、その写真処理特性を減ずること無しに、許容し得る安定性を保持し、かつ臭気を減らすことが分っている。これらの利点は、漂白組成物にフタル酸またはその塩を用いることによって達成される。当該漂白組成物は、種々の写真処理法に使用でき、そしていくつかの実施態様では、やはりフタル酸またはその塩を含む無臭の酸性停止液を用いた後でも、好都合に用いられる。
 写真漂白は、第1の必須成分としてカルボン酸のFe(III)錯体である一種以上の写真漂白剤を用いて一以上の工程で実施される。好ましいカルボン酸配位子には、アミノポリカルボン酸またはポリアミノポリカルボン酸のキレート配位子が含まれる。これら工程の少なくとも一つは、本発明の漂白組成物を用いて実施される。
 有用な鉄配位子錯体には、一種以上のポリカルボン酸キレート配位子が含まれる。特に有用なキレート配位子には、Research Disclosure 刊行物、第38957項、592〜639頁(1996年9月)、米国特許第5,334,491号(Forster 等)、同第5,582,958号(Buchanan等)、および同第5,753,423号(Buongiorne 等)明細書に記載される、エチレンジアミン四酢酸を含む慣用のポリアミノポリカルボン酸およびその他が含まれる。最も普通のキレート配位子は、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、1,3-プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、シクロヘキサンジアミン四酢酸(CDTA)、N-(2-カルボキシフェニル)エチレンジアミン-N,N′,N″-三酢酸、およびヒドロキシエチル-エチレンジアミン三酢酸(HEDTA)である。PDTAは、本発明の実施に最も有用なキレート配位子である。最も好ましい配位子には、EDTA、EDDS(下記)、およびPDTAが含まれる。
 また、生分解性のキレート配位子も、廃棄される写真処理溶液からの環境への衝撃を最小となすために有用である。
 一つの特に有用な生分解性キレート配位子は、米国特許第5,679,501号(Seki 等)および欧州特許第0532001号(Kuse 等)に記載されるようなエチレンジアミンジコハク酸(EDDS)である。EDDSの全ての異性体は、[S,S]異性体を含め有用であり、当該異性体は、単独で、もしくは混合して使用することができる。当該[S,S]異性体は、鉄-EDDS錯体のうちで最も好ましい。他の有用なジコハク酸キレート配位子は、米国特許第5,691,120号(Wilson 等)に記載されている。
 アミノモノコハク酸(またはその塩)は、コハク酸(またはその塩)基が結合される少なくとも1個の窒素原子を有するキレート配位子である。これらのキレート配位子は、また、鉄錯体にも有用である。また、米国特許第5,652,085号(Stickland 等)には、かかるキレート配位子、特にポリアミノモノコハク酸についての更なる詳細が記載されている。エチレンジアミンモノコハク酸(EDMS)は、この種類のキレート配位子では好ましい。
 生分解性鉄錯体を生成させるのに使用できる他の種類の生分解性アミノポリカルボン酸またはポリアミノポリカルボン酸のキレート配位子には、欧州特許第0532003号(Kuse 等)明細書に記載されるような1〜6個の炭素原子を有する置換もしくは非置換のアルキル基(例えば、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、およびt-ブチル)を有するアルキルイミノ二酢酸を含む、イミノ二酢酸およびその誘導体(またはその塩)が含まれる。特に有用なアルキルイミノ二酢酸は、メチルイミノ二酢酸(MIDA)およびエチルイミノ二酢酸(EIDA)であり、そしてMIDAが、最も好ましい。
 本発明で有用な全てのキレート配位子は、遊離酸の形態で、またはアルカリ金属(例えば、ナトリウムおよびカリウム)塩もしくはアンモニウム塩として、またはそれらの混合物として存在してよい。
 更に他の生分解性キレート配位子は、以下の構造I:
Figure 2004118199
によって表わされる。
 式中、pおよびqは、独立して、1,2および3であり、そして好ましくは、それぞれが1である。結合基Xは、第二鉄イオンと結合しないで、かつ得られる配位子を水溶性としないいかなる二価の基であってもよい。好ましくは、Xは、置換もしくは非置換のアルキレン基、置換もしくは非置換のアリーレン基、置換もしくは非置換のアリーレンアルキレン基、または置換もしくは非置換のアルキレンアリーレン基である。
 更に他の有用な生分解性の鉄キレート配位子には、アラニン二酢酸、β-アラニン二酢酸(ADA)、ニトリロ三酢酸(NTA)、グリシンコハク酸(GSA)、2-ピリジルメチルイミノ二酢酸(PMIDA)、クエン酸、および酒石酸が含まれるが、これらに限定されない。
 本明細書中で使われるように、用語「生分解性の」および「生分解性」とは、写真処理分野で周知である、経済協力開発機構(OECD)の、OECD 301B「即生分解性:改良 Sturm 試験」により特定される標準試験指針において、少なくとも80%の分解をいう。
 一般的に、一種以上の第二鉄配位子錯体は、漂白組成物中に0.01〜2モル/Lの量で、そして好ましくは、0.05〜1モル/Lの量で存在する。
 本発明の実施において漂白組成物を与えるために用いられる鉄塩は、一般に、上記で定義したキレート配位子と錯体化するために適当な量の第二鉄イオンを与える第二鉄塩である。有用な第二鉄塩には、硫酸鉄(III)アンモニウム、硫酸鉄(III)ナトリウム、塩化鉄(III)、硝酸鉄(III)、臭化鉄(III)、硫酸鉄(III)、酢酸鉄(III)、蓚酸鉄(III)、およびグルコン酸鉄(III)が含まれるが、これらに限定されない。硝酸鉄(III)が、好ましい第二鉄塩である。
 また、第二鉄イオンは、適宜、使用前もしくは使用時に、適当な時間で酸化される第二鉄イオンとして与えられてもよい。
 第二鉄イオンとキレート配位子とが化学量論的割合で漂白組成物中に存在することは、必要ではない。しかしながら、第二鉄イオンに対する全体のキレート配位子のモル比は、約1:1〜約5:1であることが好ましい。より好ましい実施態様では、その割合は、第二鉄イオンのモル比当たり、約1:1〜約2.5:1モルの全キレート配位子である。
 一般的に言えば、第二鉄イオンは、漂白先駆体組成物中に少なくとも0.01モル/Lの量で、そして好ましくは、少なくとも0.05モル/Lの量で存在する。
 また、一種以上の再ハロゲン化剤も、本発明の漂白組成物中に存在する。塩化物、臭化物、または沃化物のイオン、あるいはハロゲン化物の混合物は、普通のハロゲン化剤である。
 本発明の写真漂白組成物は、乾燥または液体配合物として、作業濃度の溶液、または一液形の濃厚組成物として包装され、輸送されてもよい。それは、補充液として、並びに最初の作業液として使用されてよい。好ましくは、当該写真漂白組成物は、水性形態で与えられ、pH約2〜約9を有する。好ましいpHは、約3.5〜約7の範囲である。
 写真漂白組成物の第3の必須成分は、フタル酸またはその塩である。「フタル酸」とは、置換フタル酸をも含めて意味する。好ましいフタル酸の塩には、フタル酸水素ナトリウム、フタル酸水素カリウム、フタル酸水素アンモニウム、フタル酸水素リチウムのようなフタル酸水素、フタル酸ナトリウム、およびフタル酸カリウムが含まれる。フタル酸水素カリウムおよびフタル酸水素ナトリウムが、好ましい。これら化合物の二種以上の混合物も、使用可能である。
 本発明の写真漂白物の三つの必須成分の濃度(一般的なおよび好ましい)を、以下の表Iに挙げるが、ここで、濃度範囲の全ては、近似的なもの(つまり、範囲の終点で「約」)であると考えられたい。
Figure 2004118199
 所望の場合に写真漂白組成物に存在してよい選択的添化剤は、物質的にその写真の漂白および定着機能に影響を及ぼさない材料である。かかる材料には、殺生剤、写真硬膜液、金属イオン封鎖剤(例えば、ポリカルボン酸、ポリアミノポリカルボン酸、およびポリホスホン酸)、緩衝剤(例えば、コハク酸またはイミダゾール)、漂白促進剤、および写真分野の当業者に容易に自明な他の材料が含まれるが、これらに限定されない。
 本発明の写真漂白組成物の必須なおよび選択的な成分は、当該分野で知られているようにいかなる適当な順序で一緒に混合されてよく、一時的に保管されても、また、即座に液体または固体配合物として使われてもよい。それらは、使用前または使用時に、10倍まで希釈されることが必要であるような水性濃厚液に配合されてもよい。これに代えて、それらは、固体組成物(タブレット、ペレット、粉体または粒体)として配合されて、適当な量の使用水で処理タンクに装填されてもよい。
 写真処理時に、慣用の手順が、写真漂白液を含む種々な処理液の補充に使われてよい。好ましくは、漂白液の補充速度は、3000mL/m2未満であり、そして好ましくは、約250mL/m2〜約1500mL/m2の処理写真材料である。処理装置は、ミニラボ処理機およびより大きい規模の処理機を含む、1個以上の処理タンクまたは容器をもついかなる適当な処理機であってもよい。その漂白工程は、併流または向流で配置された1個以上のタンクまたは段階で実施されてよい。
 本発明は、写真漂白組成物を写真材料に注ぐ周知のいかなる方法でも好都合に使用することができる。これらの方法には、当該材料を水性漂白組成物中に浸漬させる(攪拌または循環させて、あるいはさせずして)こと、当該材料を漂白組成物で湿潤させたウェブまたはドラムと接触させること、当該材料を、組成物が材料と接触するようにカバーシートまたはウェブを用いて積層させること、あるいは漂白組成物を高速ジェットまたはスプレーで材料に注ぐことが含まれるが、これらに限定されない。
 漂白工程は、一般に、約20〜約65℃(好ましくは、約30〜約60℃)の温度下で実施されてよい。この工程中の処理時間は、一般に、600秒迄であり、好ましくは、少なくとも10〜400秒(より好ましくは、10〜240秒)である。
 カラー画像を与える所望の他の処理工程は、時間および条件において同様に迅速であっても、慣用であってもよい。好ましくは、カラー現像、定着、および/または安定化(または水洗)のような他の処理工程は、慣用の時間よりも同様により短くてもよい。例えば、種々の処理指針では、カラー現像は、約12〜約360秒間で行なってよく、定着工程は、約12秒〜約8分の間で、安定化(または水洗)は、約15〜240秒間で行なってよい。この漂白工程は、いくつかの処理法では一度以上実施されてもよい。その処理法は、例えば米国特許第5,633,124号(上記)明細書に記載されるように、多数の配列工程のいずれを有していてもよい。
 迅速処理法では、カラー印画紙用の総処理時間は、100秒迄(好ましくは約40〜約100秒)でよい。
 したがって、本発明を用いて、カラー印画紙(例えば、プロセスRA-4を用いて)、カラー動画プリント(例えば、プロセスECPを用いて)、およびカラーポジフィルム(例えば、プロセスE-6を用いて)、並びにカラーネガフィルム(例えばプロセスC-41を用いて)を含む種々なタイプのハロゲン化銀材料を処理することが可能である。これら処理方法のための種々の処理順序、条件および溶液は、その自明な改変と共に、当該分野では周知である。
 好ましい実施態様では、酸性の停止液が、カラー現像と最初の漂白工程の間に使用される。「停止」液は、一般に、pH7未満を有する水溶液である。本発明では、当該停止液には、一種以上のフタル酸またはその塩が少なくとも0.01モル/L、好ましくは、約0.025〜約1モル/Lの量で、含まれてよい。「フタル酸」とは、置換フタル酸を含むことを意味する。好ましいフタル酸の塩には、フタル酸水素ナトリウム、フタル酸水素カリウム、フタル酸水素アンモニウム、フタル酸水素リチウムのようなフタル酸水素、フタル酸ナトリウム、およびフタル酸カリウムが含まれる。フタル酸水素カリウムおよびフタル酸水素ナトリウムが、当該停止液では最も好ましい。停止液におけるフタル酸またはその塩は、本発明の漂白組成物におけるフタル酸またはその塩と同じであっても、異なってもよい。好ましくは、停止液および漂白組成物は、同じフタル酸またはその塩を含む。
 よって、写真カラー印画紙にカラー画像を得るための本発明の一つの好ましい処理には、以下のそれぞれの処理工程が、次の:カラー現像、停止液、漂白、定着、および最終水洗または安定化の順で含まれる。
 本発明を用いて処理されるカラー写真材料の乳剤および他の成分、および構造、並びにそれらを製造するための種々な手順は、周知であり、相当な数の刊行物に記載されている。特に、本発明は、多くの変化に富むタイプのハロゲン化銀の結晶形態、増感剤、カラーカプラー、および当該分野で知られる添加剤を含む写真カラー印画紙で実施可能である。カラー印画紙は、一以上の層を有し、少なくともその一層は電磁線に感光性であるハロゲン化銀乳剤層であり、適当な樹脂コート紙の支持体上に配置されている。当該支持体は、下塗りされていても、あるいは下塗りされていなくてもよく、そして種々のハレーション防止層、帯電防止層、または当該分野で知られる他の非画像形成層で塗布されていてもよい。
 本発明を用いて利益をもたらすために処理できる代表的な写真材料には、KODAK ROYAL GOLD(登録商標)カラーフィルム(特に、感度1000のカラーフィルム)、KODAK GOLD MAX(登録商標)カラーフィルム、KODAK ADVANTIX(登録商標)カラーフィルム、KODAK VERICOLOR(登録商標)IIIカラーフィルム、KONICA VX400カラーフィルム、KONICA Super SR400カラーフィルム、KONICA CENTURIAカラーネガフィルム、FUJI SUPERIAおよびNEXIAカラーフィルム、および LUCKY カラーフィルムが含まれるが、これらに限定されない。本発明の実施に用いられる他の要素は、当業者に容易に明らかとなる。
 より好ましくは、本発明は、以下の商品:KODAK EKTACOLOR EDGE 5,7および8カラー印画紙(Eastman Kodak 社)、KODASK ROYAL VIIカラー印画紙(Eastman Kodak 社)、KODASK PORTRA III,IIIMカラー印画紙(Eastman Kodak 社)、KODASK SUPRA III,IIIMカラー印画紙(Eastman Kodak 社)、KODASK ULTRA IIIカラー印画紙(Eastman Kodak 社)、FUJI SUPER カラー印画紙(富士写真フィルム社、FA5、FA7、およびFA9)、FUJI CRYSTAL ARCHIVE およびタイプCカラー印画紙(富士写真フィルム社)、KONICA COLOR QAカラー印画紙(コニカ、タイプQA6EおよびQA7)、および AGFA TYPE II およびPRESTIGEカラー印画紙(AGFA)を含むがこれに限定されないカラー印画紙にカラー画像を与えるために用いられる。かかる市販のカラー写真要素の組成および構造は、当業者によって容易に決定される。
 また、KODAK DURATRANS、KODAK DURACLEAR、KODAK EKTAMAX RAL および KODAK DURAFLEX 写真材料および KODAK Digital Paper Type 2976 も、本発明を用いて処理が可能である。
 カラー現像組成物用の試薬は、周知である。よって、発色現像主薬(例えば、p-アミノフェノールまたは p-フェニレンジアミン)に加えて、カラー現像液には、一種以上の緩衝剤、酸化防止剤(即ち、保恒剤、例えば、スルホ-、カルボキシ-、およびヒドロキシ-置換モノ-およびジアルキルヒドロキシルアミン)、カブリ防止剤、芳香剤、可溶化剤、蛍光増白剤、ハロゲン化物、金属封鎖剤、および他の慣用の添加剤が含まれる。
 好ましい写真カラー現像組成物は、pH約9.5〜約13を有し、そして4-(N-エチル-N-2-メタンスルホニルアミノエチル)-2-メチルフェニレンジアミンセスキスルフェート(KODAK 発色現像主薬 CD-3)、酸化防止剤としての一種以上のヒドロキシルアミン誘導体、およびかかる組成物に通常含まれる種々の添化剤が含まれる。
 定着は、一般に、一種以上のチオスルフェート定着剤を慣用の量で含む慣用の定着組成物を用いて実施されてよい。当該チオスルフェートは、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸アンモニウム、チオ硫酸リチウム、チオ硫酸カルシウム、またはチオ硫酸マグネシウム、あるいは所望のチオスルフェートイオンの濃度が与えられるようなこれらの混合物のいずれであってもよい。好ましくは、チオ硫酸アンモニウムまたはチオ硫酸ナトリウム(またはそれらの混合物)が使用される。迅速定着の場合は、チオ硫酸アンモニウムが好ましく使用される。
 また、選択的に、一種以上のチオシアネート定着剤が、特に、より迅速に銀を取り除くための定着剤として存在してもよい。存在する場合には、チオシアン酸ナトリウム、チオシアン酸カリウム、またはチオシアン酸アンモニウム、あるいはそれらの混合物として与えられてよい。
 特に有用な写真定着組成物は、pH約2〜約9を有し、そして定着剤としてのチオ硫酸アンモニウム、亜硫酸イオン、および上記したフタル酸またはその塩のような緩衝剤が含まれる。
 安定化または水洗組成物には、一種以上の界面活性剤が含まれてよく、そして安定化組成物の場合には、色素安定化化合物、例えば、ホルムアルデヒド先駆体、ヘキサメチレンテトラアミンまたはm-ヒドロキシベンズアルデヒドのような種々な他のアルデヒドが含まれてよい。
 本発明の写真漂白組成物は、いかなる適当な容器に供給されてもよく、また、適当な容器内に一種以上の他の処理組成物をもつ処理キットに含まれてもよい。
 本発明の処理方法は、適当な処理室または処理容器、秤量ポンプ、配管、および必要な場合には移送ローラを含む、いかなる適当な処理装置または処理機を用いて実施されてもよい。
 以下の実施例は、本発明の実施を説明するために提供されるが、本発明は、いかなる意味でもこれによって限定されないことは言うまでもない。
実施例1: 写真漂白組成物
 本発明の無臭の写真漂白組成物を、以下の表IIに示すように配合した。
 実施例1の組成物を、5週間にわたる保管安定性に関して評価し、慣用のEKTACXOLOR(登録商標)RA 漂白液(対照)と比較した。両組成物は、室温下に開放したガラス容器に保管した。蒸発からくる容量の減少を、定期的に脱イオン水を加えることによって補償した。当該組成物を、5週間後に残留漂白剤(PDTA)および鉄の量に関して分析した。その結果を、以下の表IIIに示す。結果は、本発明の漂白組成物が、慣用の漂白組成物に比較して保管安定性を有し、臭気は全くないことを示している。
Figure 2004118199
Figure 2004118199
 本発明の漂白組成物は、全く沈殿を生成せず、pH4.75で分解に対して極めて安定していた。
実施例2: カラー印画紙の処理法
 KODAK Edge(登録商標)8 カラー印画紙のサンプルに対して、HA−50、NP-11フィルター、および0.3インコネルを備えた慣用の1B感光計を用いて、階段光学楔のテスト対象露光を1/10秒で行なった。ついで、当該サンプルを、以下に記載した処理指針および溶液を用いて処理した。
 カラー印画紙のサンプルAを、慣用の EKTACOLOR RA 処理法および溶液を用いて処理した(対照)。カラー印画紙のサンプルB(本発明)を、カラー現像し、次いで上記実施例1に記載した漂白組成物を用いて漂白した。処理後、全てのサンプルを空気乾燥し、サンプルの残留銀(g/m2)をX線蛍光によって測定し、以下の表IVに表示した。
 処理指針:
   カラー現像(EKTACOLOR(登録商標) RA)      45秒   35℃
   停止浴(下記参照)                30秒   29〜35℃
   洗浄                       30秒   29〜35℃
   漂白                       90秒   29〜35℃
   洗浄                       45秒   29〜35℃
   定着(下記参照)                 45秒   29〜35℃
   水洗(水)                    90秒   29〜35℃
 停止浴A:
   水                        900mL
   氷酢酸                      7mL
   水を加えて1Lとし、pHを水酸化カリウムまたはフタル酸水素カリウムで4.7に調整した。
 定着液:
   水                        600mL
   亜硫酸カリウム                  12.0g
   エチレンジアミン四酢酸、ナトリウム塩       0.99g
   チオ硫酸ナトリウム・五水和物           42.72g
   水を加えて1Lとし、pHを酢酸で6.5に調整した。
Figure 2004118199
 漂白は、残留銀量が0.05g/m2より少なくなったときに完了したものとみなした。表IVのデータは、本発明のフタル酸塩含有漂白組成物が、90秒以内に所望のカラー画像を与えるためにカラー印画紙のサンプルから銀を除くことが有効であることを示している。実施例2の組成物では無臭であることを検出したが、一方、比較例Aでは、幾ばくかの不快な臭気を示した。
実施例3: フタル酸塩の漂白組成物および停止液の使用:好ましい処理方法
 KODAK Edge(登録商標)8 カラー印画紙のサンプルに対して、階段光学楔のテスト対象露光を行い、実施例2に記載したように処理した。印画紙サンプルAを、停止浴Aを用いて上記した比較Aのように処理した。印画紙サンプルBを、緩衝剤としてフタル酸水素カリウムを含有する下記に示した酸性停止浴Bを用いて比較Bとして処理した。印画紙サンプルC(本発明)を、上記実施例2に記載したように処理し、印画紙サンプルD(本発明)を、実施例2の漂白組成物およびフタル酸水素カリウムを含有する下記に示した酸性停止浴Bを用いて処理した。次いで、処理したカラー印画紙サンプルを水で120秒間洗浄して、乾燥した。カラー印画紙サンプルの残留銀(g/m2)をX線蛍光によって決定し、以下の表Vに示すように表示した。
 停止浴B:
   水                        900mL
   フタル酸水素カリウム               25g
   水を加えて1Lとし、pHを水酸化カリウムまたはフタル酸水素カリウムで4.7に調整した。
Figure 2004118199
 漂白は、残留銀量が0.05g/m2より少なくなったときに完了したものとみなした。表Vのデータは、本発明の漂白組成物を用いると、フタル酸塩を含有する酸性停止浴の存在下または不存在下で、所望のカラー画像を与えるためにカラー印画紙のサンプルから銀を除くのに有効であることを示している。本発明の漂白組成物または停止浴Bからは、無臭であることが認められた。
実施例4、5: 漂白組成物における濃度系列
 実施例1に類似する漂白組成物を、それぞれ0.05モル/Lおよび0.15モル/Lでフタル酸水素カリウムを用いて調製した。当該組成物を4週間保管し、その後、これを用いて、実施例2の処理指針を用いて像様露光し、カラー現像したカラー印画紙サンプルを処理した。所望のカラー画像が得られた。
実施例6: 鉄(III)−EDDSを含有する漂白組成物
 本発明の漂白組成物を、以下の成分で調製した。
   水                        700mL
   フタル酸水素カリウム               20.43g
   臭化カリウム                   23.93g
   エチレンジアミンジコハク酸            14.6g
   1,3-ジアミノ-2-プロパン-2-オール-四酢酸    0.5mL
   水酸化カリウム(45%)             21.17mL
   硝酸第二鉄(42.2%)              26.0g
   水を加えて1Lとする。
 当該組成物のpHを、水酸化アンモニウムまたは硫酸を用いて4.75に調整した。
実施例7: カラー印画紙の処理法
 KODAK Edge(登録商標)8 カラー印画紙のサンプルに対して、HA−50、NP-11フィルター、および0.3インコネルを備えた慣用の1B感光計を用いて、階段光学楔のテスト対象露光を1/10秒で行なった。ついで、当該サンプルを、実施例1に記載した処理指針および実施例6の漂白組成物を用いて処理した。所望のカラー画像が、カラー印画紙サンプルにおいて得られた。
実施例8: 鉄(III)−EDTAを含有する漂白組成物
 本発明の漂白組成物を、以下の成分を用いて調製した。
   水                        700mL
   フタル酸水素カリウム               20.43g
   臭化カリウム                   23.93g
   EDTA(遊離酸)                14.6g
   AC#3                     0.5mL
   水酸化カリウム(45%)             21.17mL
   硝酸第二鉄(42.2%)              26.0g
   水を加えて1Lとする。
 当該組成物のpHを、水酸化アンモニウムまたは硫酸を用いて4.75に調整した。
実施例9: カラー印画紙の処理法
 KODAK Edge(登録商標)8 カラー印画紙のサンプルに対して、HA−50、NP-11フィルター、および0.3インコネルを備えた慣用の1B感光計を用いて、階段光学楔のテスト対象露光を1/10秒で行なった。ついで、当該サンプルを、実施例1に記載した処理指針および実施例8の漂白組成物を用いて処理した。所望のカラー画像が、カラー印画紙サンプルにおいて得られた。

Claims (5)

  1.  水性形態であるときpH2〜9を有し、かつ
       少なくとも0.01モル/Lの第2鉄配位子漂白剤、
       少なくとも0.01モル/Lの再ハロゲン化剤、および
       少なくとも0.01モル/Lのフタル酸またはその塩、
    を含んでなる写真漂白組成物。
  2.  フタル酸、フタル酸水素ナトリウム、フタル酸水素カリウム、フタル酸水素アンモニウム、フタル酸水素リチウム、フタル酸ナトリウム、およびフタル酸カリウム、またはこれら化合物の二種以上の混合物を含んでなる請求項1に記載の写真漂白組成物。
  3.  pH3.5〜7を有し、かつ
       0.01〜2モル/Lの第2鉄配位子錯体漂白剤、
       0.01〜1モル/Lの臭化物イオン、および
       0.01〜1モル/Lのフタル酸水素ナトリウム、フタル酸水素カリウム、またはそれらの混合物、
    を含んでなる水性写真漂白組成物。
  4.  カラー現像されたカラー写真ハロゲン化銀材料を、水性形態であるときpH2〜9を有し、かつ
       少なくとも0.01モル/Lの第2鉄配位子漂白剤、
       少なくとも0.01モル/Lの再ハロゲン化剤、および
       少なくとも0.01モル/Lのフタル酸またはその塩
    を含んでなる写真漂白組成物と接触させることを含む、カラー写真画像の形成方法。
  5.  A)カラー現像組成物を用いて像様露光されたカラー写真ハロゲン化銀材料をカラー現像すること、
     B)当該カラー写真ハロゲン化銀材料を、少なくとも0.01モル/Lのフタル酸またはその塩を含む酸性停止液と接触させること、
     C)当該カラー写真ハロゲン化銀材料を、水性形態であるときpH2〜9を有し、かつ
       少なくとも0.01モル/Lの第2鉄配位子漂白剤、
       少なくとも0.01モル/Lの再ハロゲン化剤、および
       少なくとも0.01モル/Lのフタル酸またはその塩
    を含んでなる写真漂白組成物で漂白すること、
    を含む、カラー写真画像の形成方法。
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