JP2004115400A - 浴用剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】浴湯による温熱効果と水分効果の状況下における、美肌効果をもたらす状況を有効に生かすことのできる浴用剤の提供を課題とした。
【解決手段】浴用剤にコエンザイムQ10を配合することにより、極めて高い肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果を発揮させることができ、上記課題を解決することができる。また更に、コエンザイムQ10は花粉などのアレルギー症状に対する有効性が知られており、浴用剤としての使用が容易に全身にコエンザイムQ10を適用し得ること、またコエンザイムQ10は水に対する溶解性が極めて低いために、入浴中に肌に選択的に吸着を起こすことにより有効に作用させることが期待できる。
【選択図】 「なし」
【解決手段】浴用剤にコエンザイムQ10を配合することにより、極めて高い肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果を発揮させることができ、上記課題を解決することができる。また更に、コエンザイムQ10は花粉などのアレルギー症状に対する有効性が知られており、浴用剤としての使用が容易に全身にコエンザイムQ10を適用し得ること、またコエンザイムQ10は水に対する溶解性が極めて低いために、入浴中に肌に選択的に吸着を起こすことにより有効に作用させることが期待できる。
【選択図】 「なし」
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
【従来の技術】従来から浴用剤には温浴効果を高める目的で炭酸塩類、血行促進剤等が配合されている。また、敏感肌、乾燥肌を対象に炭化水素系、トリグリセライド、脂肪酸エステル等の油分を配合し、肌荒れ改善効果、保湿効果を発揮する浴用剤が提供されてきた。しかしながら、浴用剤が最終的な浴湯の中での濃度は極めて低いためにこれらの油分では肌荒れ改善効果、保湿効果は十分に発揮できず、また、効果を高めるために油分を多量に配合すると、入浴後に肌がべたつくという問題点があった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】このように、浴湯による温熱効果と水分効果の状況下における、美肌効果をもたらす状況を有効に生かすことのできる浴用剤の提供を課題とした。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意研究した結果、浴用剤にコエンザイムQ10を配合することにより、極めて高い肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果を発揮することを見出した。
【0004】
更に、コエンザイムQ10は花粉などのアレルゲンに対する有効性が知られており、アトピーなどのアレルギーに有効であり、浴用剤としての使用が容易に全身にコエンザイムQ10を適用し得ること、また更にコエンザイムQ10は水に対する溶解性が極めて低いために、かえって入浴中に肌に選択的に吸着を起こすこと、すなわち浴湯の中での濃度が低くても有効に作用することを確認するに至り、コエンザイムQ10が極めて有用な浴用剤を構成し得ることを見出し本発明を完成した。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態について説明する。
本発明に使用されるコエンザイムQ10は、ユビキノン類(2,3−ジメトキシ−5−メチル−6−ポリプレニル−1,4−ベンゾキノン)の側鎖のイソプレン単位が10であるヒト特有のユビキノン類であり、ユビデカレノン又は補酵素UQ10とも呼ばれている。このものは、日本薬局方に記載されており、本発明に好適に使用することができる。
【0006】
本発明における浴用剤の剤形、形態、組成は浴用剤であれば特に制限されることはないが、油相成分、界面活性剤、多価アルコールあるいは糖を含み、場合によってはさらに水を含んだ多価アルコール中油型組成物、あるいは水中油型組成物の形態が好ましく利用することができる。
【0007】
油相成分としては浴用剤に使用し得るものであれば特に制限されることなく使用することができる。
具体的にはエステル系の油相成分として、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸プチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸エチル、バルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ブチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、セパシン酸ジエチル、アジピン酸ジイソプロピル、ネオベンタン酸イソアラキル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロバン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、カプリル酸セチル、ラウリン酸デシル、ラウリン酸へキシル、ミリスチン酸デシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、オレイン酸デシル、リシノレイン酸セチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オクチルドデシル、リノール酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸へキシル、ジオクタン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオベンチルグリコール、ジオクタン酸ネオベンチルグリコール、トリカプリル酸グリセリル、トリウンデシル酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ネオベンタン酸オクチルドデシル、オクタン酸イソステアリル、イソノナン酸オクチル、ネオデカン酸へキシルデシル、ネオデカン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルデシル、ポリグリセリンオレイン酸エステル、ポリグリセリンイソステアリン酸エステル、炭酸ジプロピル、炭酸ジアルキル(C12−18)、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリイソアラキル、クエン酸トリイソオクチル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸オクチルデシル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリオクチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒドロキシステアリン酸2−エチルヘキシル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソセチル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸ステアリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソステアリル等が挙げられる。
【0008】
炭化水素系の油相成分としては、スクワラン、流動パラフィン、α−オレフィンオリゴマー、イソパラフィン、セレシン、パラフィン、流動イソパラフィン、ポリプテン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等が挙げられる。
【0009】
動植物油とその硬化油、および天然由来のロウとしては、牛脂、硬化牛脂、豚脂、硬化豚脂、馬油、硬化馬油、ミンク油、オレンジラフィー油、魚油、硬化魚油、卵黄油等の動物油およびその硬化油、アポカド油、アルモンド油、オリブ油、カカオ脂、杏仁油、ククイナッツ油、ゴマ油、小麦胚芽油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サフラワー油、シアバター、大豆油、月見草油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、硬化ナタネ油、パーム核油、硬化バーム核油、パーム油、硬化パーム油、ピーナッツ油、硬化ピーナッツ油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、ホホバ油、硬化ホホバ油、マカデミアナッツ油、メドホーム油、綿実油、硬化綿実油、ヤシ油、硬化ヤシ油等の植物油およびその硬化油、ミツロウ、高酸価ミツロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬化ラノリン、液状ラノリン、カルナバロウ、モンタンロウ等のロウ等が挙げられる。
【0010】
シリコーン系の油相成分としてはジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルシクロシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オルガノポリシロキサン、アミノ変性シリコーン油、アミノ変性オルガノポリシロキサン、ジメチコノール、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンR1IVゴム等が挙げられる。
【0011】
フッ素系の油相成分としては、パーフルオロポリエーテル、フッ素変性オルガノポリシロキサン、フッ化ピッチ、フルオロカーボン、フルオロアルコール、フルオロアルキル・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。
【0012】
これらの中で、特にIOB値が2.5以下である油相成分が好ましい。ここでIOB値とは、油分の無機性−有機性のバランスを意味し、油分の極性の度合いを示す指標で、油分の無機性の有機性に対する比率を表す値であり、IOB=その油分の無機性値/その油分の有機性値で表される。(藤田著「有機分析」カニヤ書店(1930年)、藤田著「有機化合物の予測と有機概念図(化学の領域11−10)」等に記載される。)
【0013】
界面活性剤としては浴用剤に使用し得るものであれば陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤の種類によらず使用することができる。
具体的に陰イオン性界面活性剤としては、脂肪酸セッケン、α−アシルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレン(以下POEと略す)アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、アルキルリン酸塩、POEアルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、N−アシルアミノ酸塩、POEアルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホ酢酸ナトリウム、アシル化加水分解コラーゲンベプチド塩、パーフルオロアルキルリン酸エステル等が挙げられる。
【0014】
陽イオン性界面活性剤としては、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セトステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、臭化べへニルトリメチルアンモニウム、塩化ペンザルコニウム、塩化べへニン酸アミドプロピルジメチルヒドロキシプロピルアンモニウム、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ラノリン誘導体第四級アンモニウム塩等が挙げられる。
【0015】
両性界面活件剤としては力ルボキシベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型、アミノカルボン酸塩型、イミダゾリン誘導体型、アミドアミン型等が挙げられる。
【0016】
非イオン性界面活性剤としては、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビット脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、POE脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油、POE・ポリオキシプロピレン(以下POPと略す)共重合体、POE・POPアルキルエーテル、ポリエーテル変性シリコーンラウリン酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキシド、水素添加大豆リン脂質等が挙げられる。
【0017】
天然系界面活性剤としてはレシチン、サポニン、糖系界面活性剤等が挙げられる。
これらの中で、特にHLB値が10〜18の界面活性剤が好ましい。ここで、HLB値とは、界面活性剤の親水性−親油性のバランスを意味する。(吉田ら編「界面活性剤ハンドブック」第3版、工学図書株式会社(1996年)に記載される)。
【0018】
多価アルコール、糖の例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、3−メチル1,3−ブタンジオール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトール、マンニトール、ラフィノース、エリスリトール、グルコース、ショ糖、果糖、キシリトール、ラクトース、マルトース、マルチトール、トレハロース、アルキル化トレハロース、混合異性化糖、硫酸化トレハロース、プルラン等が挙げられる。またこれらの化学修飾体等も使用可能である。
これらの中で、特にポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、1,3−ブチレングリコールが好ましい。
【0019】
本発明の浴用剤の形態としては液状、乳液状、固体状、粉末状等の形態を問わないが、多価アルコール中油型組成物、あるいは水中油型組成物の形態が好ましく利用することができる。特に多価アルコール中油型組成物は、浴槽に添加したときに良好な乳濁を生成することができ、好適である。
【0020】
またコエンザイムQ10の添加量は、特に制限されることはないが、好ましくは0.001重量%〜15重量%、より好ましくは0.01重量%〜10重量%である。これ以上の濃度では肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上することが期待できず、またこれ以下の濃度ではこれらの効果が期待されない。
【0021】
本発明の浴用剤には、本発明の効果を損なわない範囲で化粧品、医薬部外品等に配合される成分として、高級アルコール類、脂肪酸類、増粘剤、粉体、顔料、色材、高分子化合物、生理活性成分、経皮吸収促進剤、溶媒、酸化防止剤、香料、防腐剤等を配合することができる。
【0022】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるものではない。なお添加量は重量%で表し、またPOEはポリオキシエチレンを示す。
【0023】
(多価アルコール中油型組成物による浴用剤)
表1に示す実施例1〜2、比較例1〜2の成分を50℃で加熱し、均一混合して浴用剤とした。
(浴用剤の評価)
被験者(20〜50才台、20名)に、実施例1及び比較例1〜2の浴用剤を、通常の家庭用の浴槽におよそ10g加え、自宅で連続して2週間使用して評価を行った。
(評価基準)
◎:肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上したと答えた評価者が16名以上。
○:肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上したと答えた評価者が12名以上〜16名未満。
△:肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上したと答えた評価者が8名以上〜12名未満。
×:肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上したと答えた評価者が8名未満。
【0024】
【表1】
表1に示すように、コエンザイムQ10を加えた浴用剤は肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上著しく、極めて良好な浴用剤であることが分かる。なおスクワランを特に加えた比較例2では、肌荒れ改善効果、保湿効果は向上したものの、ベタツキ感があることが報告された。
【0025】
次に、実際の浴用剤における適用例を示す。
実施例2
(処方) 重量%
コエンザイムQ10 10.0
オリブ油 5.0
スクワラン 5.0
POE(20)硬化ひまし油 5.0
プロピレングリコール 74.0
香料 1.0
(調製方法)
実施例1、比較例1〜2と同様の方法に従い調製した。
【0026】
実施例3
(処方) 重量%
コエンザイムQ10 8.0
イソステアリルアルコール 8.0
スクワラン 5.0
モノラウリン酸デカグリセリル 7.0
グリセリン 50.0
香料 2.0
精製水 残部
(調製方法)
実施例1、比較例1〜2と同様の方法に従い調製した。
【0027】
実施例4
(処方) 重量%
コエンザイムQ10 5.0
オリブ油 3.0
ラノリン 5.0
スクワラン 2.0
モノラウリン酸デカグリセリル 2.0
モノステアリン酸POE(20)ソルビタン 3.0
プロピレングリコール 50.0
グリセリン 29.0
香料 1.0
(調製方法)
実施例1、比較例1〜2と同様の方法に従い調製した。
(浴用剤の評価)
実施例1、比較例1〜2と同様の方法に従い浴用剤の評価を行った。
【0028】
【表2】
表2に示すように、コエンザイムQ10を加えた浴用剤は肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上著しく、極めて良好な浴用剤であることが分かる。
【0029】
【発明の効果】
以上、詳細に述べたように、浴用剤にコエンザイムQ10を配合することにより、極めて高い肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果を発揮することができる。更に、花粉などのアレルゲンに対するコエンザイムQ10の有効性が知られており、容易に全身に適用し得ることからアトピーなどのアレルギーに有効に利用し得ることが期待できる。
【発明が属する技術分野】
【従来の技術】従来から浴用剤には温浴効果を高める目的で炭酸塩類、血行促進剤等が配合されている。また、敏感肌、乾燥肌を対象に炭化水素系、トリグリセライド、脂肪酸エステル等の油分を配合し、肌荒れ改善効果、保湿効果を発揮する浴用剤が提供されてきた。しかしながら、浴用剤が最終的な浴湯の中での濃度は極めて低いためにこれらの油分では肌荒れ改善効果、保湿効果は十分に発揮できず、また、効果を高めるために油分を多量に配合すると、入浴後に肌がべたつくという問題点があった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】このように、浴湯による温熱効果と水分効果の状況下における、美肌効果をもたらす状況を有効に生かすことのできる浴用剤の提供を課題とした。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意研究した結果、浴用剤にコエンザイムQ10を配合することにより、極めて高い肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果を発揮することを見出した。
【0004】
更に、コエンザイムQ10は花粉などのアレルゲンに対する有効性が知られており、アトピーなどのアレルギーに有効であり、浴用剤としての使用が容易に全身にコエンザイムQ10を適用し得ること、また更にコエンザイムQ10は水に対する溶解性が極めて低いために、かえって入浴中に肌に選択的に吸着を起こすこと、すなわち浴湯の中での濃度が低くても有効に作用することを確認するに至り、コエンザイムQ10が極めて有用な浴用剤を構成し得ることを見出し本発明を完成した。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態について説明する。
本発明に使用されるコエンザイムQ10は、ユビキノン類(2,3−ジメトキシ−5−メチル−6−ポリプレニル−1,4−ベンゾキノン)の側鎖のイソプレン単位が10であるヒト特有のユビキノン類であり、ユビデカレノン又は補酵素UQ10とも呼ばれている。このものは、日本薬局方に記載されており、本発明に好適に使用することができる。
【0006】
本発明における浴用剤の剤形、形態、組成は浴用剤であれば特に制限されることはないが、油相成分、界面活性剤、多価アルコールあるいは糖を含み、場合によってはさらに水を含んだ多価アルコール中油型組成物、あるいは水中油型組成物の形態が好ましく利用することができる。
【0007】
油相成分としては浴用剤に使用し得るものであれば特に制限されることなく使用することができる。
具体的にはエステル系の油相成分として、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸プチル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸エチル、バルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ブチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソステアリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、セパシン酸ジエチル、アジピン酸ジイソプロピル、ネオベンタン酸イソアラキル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロバン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、カプリル酸セチル、ラウリン酸デシル、ラウリン酸へキシル、ミリスチン酸デシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、オレイン酸デシル、リシノレイン酸セチル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オクチルドデシル、リノール酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸へキシル、ジオクタン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオベンチルグリコール、ジオクタン酸ネオベンチルグリコール、トリカプリル酸グリセリル、トリウンデシル酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ネオベンタン酸オクチルドデシル、オクタン酸イソステアリル、イソノナン酸オクチル、ネオデカン酸へキシルデシル、ネオデカン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルデシル、ポリグリセリンオレイン酸エステル、ポリグリセリンイソステアリン酸エステル、炭酸ジプロピル、炭酸ジアルキル(C12−18)、クエン酸トリイソセチル、クエン酸トリイソアラキル、クエン酸トリイソオクチル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、乳酸オクチルデシル、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチルトリエチル、クエン酸アセチルトリブチル、クエン酸トリオクチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒドロキシステアリン酸2−エチルヘキシル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、イソステアリン酸フィトステリル、オレイン酸フィトステリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソセチル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸ステアリル、12−ステアロイルヒドロキシステアリン酸イソステアリル等が挙げられる。
【0008】
炭化水素系の油相成分としては、スクワラン、流動パラフィン、α−オレフィンオリゴマー、イソパラフィン、セレシン、パラフィン、流動イソパラフィン、ポリプテン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等が挙げられる。
【0009】
動植物油とその硬化油、および天然由来のロウとしては、牛脂、硬化牛脂、豚脂、硬化豚脂、馬油、硬化馬油、ミンク油、オレンジラフィー油、魚油、硬化魚油、卵黄油等の動物油およびその硬化油、アポカド油、アルモンド油、オリブ油、カカオ脂、杏仁油、ククイナッツ油、ゴマ油、小麦胚芽油、コメ胚芽油、コメヌカ油、サフラワー油、シアバター、大豆油、月見草油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、硬化ナタネ油、パーム核油、硬化バーム核油、パーム油、硬化パーム油、ピーナッツ油、硬化ピーナッツ油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、ホホバ油、硬化ホホバ油、マカデミアナッツ油、メドホーム油、綿実油、硬化綿実油、ヤシ油、硬化ヤシ油等の植物油およびその硬化油、ミツロウ、高酸価ミツロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬化ラノリン、液状ラノリン、カルナバロウ、モンタンロウ等のロウ等が挙げられる。
【0010】
シリコーン系の油相成分としてはジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルシクロシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体、アルキル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オルガノポリシロキサン、アミノ変性シリコーン油、アミノ変性オルガノポリシロキサン、ジメチコノール、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンR1IVゴム等が挙げられる。
【0011】
フッ素系の油相成分としては、パーフルオロポリエーテル、フッ素変性オルガノポリシロキサン、フッ化ピッチ、フルオロカーボン、フルオロアルコール、フルオロアルキル・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。
【0012】
これらの中で、特にIOB値が2.5以下である油相成分が好ましい。ここでIOB値とは、油分の無機性−有機性のバランスを意味し、油分の極性の度合いを示す指標で、油分の無機性の有機性に対する比率を表す値であり、IOB=その油分の無機性値/その油分の有機性値で表される。(藤田著「有機分析」カニヤ書店(1930年)、藤田著「有機化合物の予測と有機概念図(化学の領域11−10)」等に記載される。)
【0013】
界面活性剤としては浴用剤に使用し得るものであれば陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤の種類によらず使用することができる。
具体的に陰イオン性界面活性剤としては、脂肪酸セッケン、α−アシルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレン(以下POEと略す)アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、アルキルリン酸塩、POEアルキルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、アルキロイルアルキルタウリン塩、N−アシルアミノ酸塩、POEアルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホ酢酸ナトリウム、アシル化加水分解コラーゲンベプチド塩、パーフルオロアルキルリン酸エステル等が挙げられる。
【0014】
陽イオン性界面活性剤としては、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セトステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、臭化べへニルトリメチルアンモニウム、塩化ペンザルコニウム、塩化べへニン酸アミドプロピルジメチルヒドロキシプロピルアンモニウム、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ラノリン誘導体第四級アンモニウム塩等が挙げられる。
【0015】
両性界面活件剤としては力ルボキシベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、ヒドロキシスルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、ホスホベタイン型、アミノカルボン酸塩型、イミダゾリン誘導体型、アミドアミン型等が挙げられる。
【0016】
非イオン性界面活性剤としては、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビット脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、POE脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油、POE・ポリオキシプロピレン(以下POPと略す)共重合体、POE・POPアルキルエーテル、ポリエーテル変性シリコーンラウリン酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキシド、水素添加大豆リン脂質等が挙げられる。
【0017】
天然系界面活性剤としてはレシチン、サポニン、糖系界面活性剤等が挙げられる。
これらの中で、特にHLB値が10〜18の界面活性剤が好ましい。ここで、HLB値とは、界面活性剤の親水性−親油性のバランスを意味する。(吉田ら編「界面活性剤ハンドブック」第3版、工学図書株式会社(1996年)に記載される)。
【0018】
多価アルコール、糖の例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、3−メチル1,3−ブタンジオール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトール、マンニトール、ラフィノース、エリスリトール、グルコース、ショ糖、果糖、キシリトール、ラクトース、マルトース、マルチトール、トレハロース、アルキル化トレハロース、混合異性化糖、硫酸化トレハロース、プルラン等が挙げられる。またこれらの化学修飾体等も使用可能である。
これらの中で、特にポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、1,3−ブチレングリコールが好ましい。
【0019】
本発明の浴用剤の形態としては液状、乳液状、固体状、粉末状等の形態を問わないが、多価アルコール中油型組成物、あるいは水中油型組成物の形態が好ましく利用することができる。特に多価アルコール中油型組成物は、浴槽に添加したときに良好な乳濁を生成することができ、好適である。
【0020】
またコエンザイムQ10の添加量は、特に制限されることはないが、好ましくは0.001重量%〜15重量%、より好ましくは0.01重量%〜10重量%である。これ以上の濃度では肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上することが期待できず、またこれ以下の濃度ではこれらの効果が期待されない。
【0021】
本発明の浴用剤には、本発明の効果を損なわない範囲で化粧品、医薬部外品等に配合される成分として、高級アルコール類、脂肪酸類、増粘剤、粉体、顔料、色材、高分子化合物、生理活性成分、経皮吸収促進剤、溶媒、酸化防止剤、香料、防腐剤等を配合することができる。
【0022】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるものではない。なお添加量は重量%で表し、またPOEはポリオキシエチレンを示す。
【0023】
(多価アルコール中油型組成物による浴用剤)
表1に示す実施例1〜2、比較例1〜2の成分を50℃で加熱し、均一混合して浴用剤とした。
(浴用剤の評価)
被験者(20〜50才台、20名)に、実施例1及び比較例1〜2の浴用剤を、通常の家庭用の浴槽におよそ10g加え、自宅で連続して2週間使用して評価を行った。
(評価基準)
◎:肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上したと答えた評価者が16名以上。
○:肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上したと答えた評価者が12名以上〜16名未満。
△:肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上したと答えた評価者が8名以上〜12名未満。
×:肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上したと答えた評価者が8名未満。
【0024】
【表1】
表1に示すように、コエンザイムQ10を加えた浴用剤は肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上著しく、極めて良好な浴用剤であることが分かる。なおスクワランを特に加えた比較例2では、肌荒れ改善効果、保湿効果は向上したものの、ベタツキ感があることが報告された。
【0025】
次に、実際の浴用剤における適用例を示す。
実施例2
(処方) 重量%
コエンザイムQ10 10.0
オリブ油 5.0
スクワラン 5.0
POE(20)硬化ひまし油 5.0
プロピレングリコール 74.0
香料 1.0
(調製方法)
実施例1、比較例1〜2と同様の方法に従い調製した。
【0026】
実施例3
(処方) 重量%
コエンザイムQ10 8.0
イソステアリルアルコール 8.0
スクワラン 5.0
モノラウリン酸デカグリセリル 7.0
グリセリン 50.0
香料 2.0
精製水 残部
(調製方法)
実施例1、比較例1〜2と同様の方法に従い調製した。
【0027】
実施例4
(処方) 重量%
コエンザイムQ10 5.0
オリブ油 3.0
ラノリン 5.0
スクワラン 2.0
モノラウリン酸デカグリセリル 2.0
モノステアリン酸POE(20)ソルビタン 3.0
プロピレングリコール 50.0
グリセリン 29.0
香料 1.0
(調製方法)
実施例1、比較例1〜2と同様の方法に従い調製した。
(浴用剤の評価)
実施例1、比較例1〜2と同様の方法に従い浴用剤の評価を行った。
【0028】
【表2】
表2に示すように、コエンザイムQ10を加えた浴用剤は肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果が向上著しく、極めて良好な浴用剤であることが分かる。
【0029】
【発明の効果】
以上、詳細に述べたように、浴用剤にコエンザイムQ10を配合することにより、極めて高い肌荒れ改善効果、保湿効果、美肌効果を発揮することができる。更に、花粉などのアレルゲンに対するコエンザイムQ10の有効性が知られており、容易に全身に適用し得ることからアトピーなどのアレルギーに有効に利用し得ることが期待できる。
Claims (4)
- コエンザイムQ10を含有することを特徴とする浴用剤組成物。
- 油相成分、界面活性剤、多価アルコールからなる多価アルコール中油型組成物であることを特徴とする請求項1に記載の浴用剤組成物。
- 請求項2に記載の成分に加えて、更に水を含む多価アルコール中油型組成物、あるいは水中油型組成物であることを特徴とする浴用剤組成物。
- 浴槽の浴湯に加えることにより、乳濁を生成することを特徴とする請求項1〜3に記載の浴用剤組成物。
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2002
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