JP2004108398A - 連結フック - Google Patents
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Abstract
【課題】フック体に対して連結部を回動自在とする回動機構部の構造を簡易なものとし、従来品に比して容易に設計実現可能となる連結フックを提供すること。
【解決手段】フック体1の基端部に回動機構部2を介して連結部3を回動自在に設けた連結フックにおいて、金属製フック体1の基端部に切欠凹部4を形成し、この切欠凹部4に回動軸5を配設すると共に、この切欠凹部4の両側からフック体1の基端部に支持部材6を付設し、この支持部材6により前記回動軸5を両側から挟み込むことで、切欠凹部4に回動軸5を回動自在且つ抜け止め状態に支持する構成とし、この回動軸5の先端部に前記連結部3を設けて、フック体1に対し連結部3を回動自在とする前記回動機構部2を構成した連結フック。
【選択図】 図1
【解決手段】フック体1の基端部に回動機構部2を介して連結部3を回動自在に設けた連結フックにおいて、金属製フック体1の基端部に切欠凹部4を形成し、この切欠凹部4に回動軸5を配設すると共に、この切欠凹部4の両側からフック体1の基端部に支持部材6を付設し、この支持部材6により前記回動軸5を両側から挟み込むことで、切欠凹部4に回動軸5を回動自在且つ抜け止め状態に支持する構成とし、この回動軸5の先端部に前記連結部3を設けて、フック体1に対し連結部3を回動自在とする前記回動機構部2を構成した連結フック。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フック体の基端部に回動機構部を介して連結部が回動自在に設けられた連結フックに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来の連結フックは、例えば、実用新案登録第2583552号に示されているように、フック体の基端の連結板部に軸受孔を貫通形成し、この軸受孔に連結軸体を連結横軸により回動自在に連結し、この連結軸体の先端に係止頸部を設け、この係止頸部に連結係止体(連結部)を回動自在に枢着することで、フック体に対し連結係止部が回動自在に構成されている。
【0003】
本発明は、この種連結フックの改良に係るもので、フック体に対して連結部を回動自在とする回動機構部の構造を簡易なものとし、従来品に比して容易に設計実現可能となる画期的な連結フックを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0005】
フック体1の基端部に回動機構部2を介して連結部3を回動自在に設けた連結フックにおいて、金属製フック体1の基端部に切欠凹部4を形成し、この切欠凹部4に回動軸5を配設すると共に、この切欠凹部4の両側からフック体1の基端部に支持部材6を付設して、この支持部材6により前記回動軸5を両側から挟み込むことで、切欠凹部4に回動軸5を回動自在且つ抜け止め状態に支持する構成とし、この回動軸5の先端部に前記連結部3を設けて、フック体1に対し連結部3を回動自在とする前記回動機構部2を構成したことを特徴とする連結フックに係るものである。
【0006】
また、前記回動軸5の一端部に径大部5Aを設け、この径大部5Aを前記切欠凹部4に配設し、この径大部5Aよりも回動軸5の他端側を挟み込むようにして切欠凹部4の両側からフック体1の基端部に支持部材6を付設することで、径大部5Aが支持部材6に当接して切欠凹部4より回動軸5が抜け止め状態となり、且つ両側の支持部材6間で回動軸5が回動自在に支持される構成としたことを特徴とする請求項1記載の連結フックに係るものである。
【0007】
また、前記回動軸5はボルト5を採用してこのボルト5頭部を前記径大部5Aとし、このボルト5の先端部に前記連結部3を螺着連結したことを特徴とする請求項2記載の連結フックに係るものである。
【0008】
また、前記切欠凹部4は、一端部に径大部5Aを設けた前記回動軸5の外形に対応する形状に切欠形成したことを特徴とする請求項2,3のいずれか1項に記載の連結フック。
【0009】
【発明の実施の形態】
好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0010】
本発明は、単に、フック体1の基端部に凹部4を切欠形成し、この切欠凹部4に連結部3を設けた回動軸5を配した上、この回動軸5をフック体1基端部で切欠凹部4の両側から支持部材6で挟み込んで支持するだけで、フック体1に対し連結部3が回動自在となる回動機構部2(スイベル機構)を構成できる。
【0011】
従って、この本発明の構成は前記従来例の構造に比してシンプルな構成であり、従来例よりも容易に設計実現可能となる。
【0012】
また、フック体の基端部に軸受孔を貫通形成する従来例においては、フック体を鋳造により一体成形していたが、フック体1の基端部に切欠凹部4を切欠形成する本発明においては、例えば、単に金属板をフック形状に切欠形成することによってフック体1を構成することも可能であるため、従来品に比して簡単に且つコストをかけずにフック体1を形成することも可能となるなど、秀れた構成の連結フックとなる。
【0013】
また、例えば、前記回動軸5の一端部に径大部5Aを設け、この径大部5Aを前記切欠凹部4に配設し、この径大部5Aよりも回動軸5の他端側を挟み込むようにして切欠凹部4の両側からフック体1の基端部に支持部材6を付設することで、径大部5Aが支持部材6に当接して切欠凹部4より回動軸5が抜け止め状態となり、且つ両側の支持部材6間で回動軸5が回動自在に支持される構成とすれば、極めてシンプルな回動機構部2を構成可能となるので、一層容易に且つコスト安に設計実現可能となる。
【0014】
また、例えば、前記回動軸5はボルト5を採用してこのボルト5頭部を前記径大部5Aとし、このボルト5の先端部に前記連結部3を螺着連結すれば、既存のボルト5を利用することで前記回動機構部2を極めて容易に且つコスト安に設計実現可能となり、一層実用的となる。
【0015】
また、例えば、前記切欠凹部4は、一端部に径大部5Aを設けた前記回動軸5の外形に対応する形状に切欠形成すれば、切欠凹部4に回動軸5を簡単に配設することができ、一層製作容易となる。
【0016】
【実施例】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0017】
本実施例は、フック体1の基端部に回動機構部2を介して連結部3を回動自在に設けている。
【0018】
具体的に説明すると、フック体1は一枚の金属板を図1,図2に示すようなフック形に切欠係止して構成し、更にこの切欠形成したフック体1の基端部には、図3において逆凸字形となる凹部4を切欠形成している。
【0019】
また、この切欠凹部4には回動軸5を配設すると共に、この回動軸5を回動自在且つ抜け止め状態に支持し、この回動軸5の先端部に前記連結部3を設けて、フック体1に対し連結部3を回動自在とする前記回動機構部2を構成している。
【0020】
回動機構部2について具体的に説明すると、前記切欠凹部4の表裏両側からフック体1の基端部に支持部材6を付設し、この支持部材6によりこの切欠凹部4に配設した前記回動軸5を両側から挟み込むことで、回動軸5を回動自在且つ抜け止め状態に支持する構成としている。
【0021】
また、この回動軸5の一端部に、前記フック体1の厚さ幅よりも径幅が大きい径大部5Aを設け、この径大部5Aを前記切欠凹部4の図3における上側の幅広部分に配設し、この切欠凹部4の下側の幅狭部分に位置するようにしてフック体1の表裏両側に支持部材6を付設することで、この支持部材6に径大部5Aが当接して切欠凹部4より抜け止め状態となり、且つ両側の支持部材6間で径大部5Aよりも下側の回動軸5が回動自在に支持される構成としている。
【0022】
また、回動軸5について更に説明すると、前記フック体1の板厚寸法と略同径若しくはやや径大となるボルト径のボルト5を採用し、このボルト5の頭部を前記径大部5Aとしている。
【0023】
尚、前記切欠凹部4は、このボルト5の形に合わせてボルト5の外形よりもやや大きめな逆凸字形に形成しているもので、これにより組み立て時にはこの切欠凹部4に簡単にボルト5を配設できるようにしている。
【0024】
また、支持部材6は、前記切欠凹部4の図3における下方の幅狭部分の横幅よりも長さのある金属製帯板とし、この支持部材6の中程にはガイド湾曲部6Aを形成して、このガイド湾曲部6A間でボルト5を回動自在に支持する構成としている。
【0025】
この支持部材6のフック体1基端部への取付構造を説明すると、支持部材6の両端部に取付孔8を貫通形成する一方、フック体1基端側の切欠凹部4近傍の左右位置には、前記取付孔8に位置を対応させて止穴7を貫通形成している。そして、フック体1基端側(図3における下側)の幅狭な切欠凹部4部分に、このフック体1の表裏両外側から支持部材6を配設すると共に取付孔8と止穴7とを連通させ、この連通させた取付孔8と止穴7とに止着具9としてのリベット9を挿入してカシメ止めすることで、切欠凹部4に配設したボルト5を支持部材6により両側から挟み込み、径大部5Aが抜け止め状態となる構成としている(図3,図4参照)。
【0026】
従って、この支持部材6の取付構造は簡易な構成であり、容易に設計実現可能となる。よって、実際に組み立てるにあたっては、フック体1のボルト形の切欠凹部4にボルト5を配設した上で、この簡単な取付構造によって支持部材6を付設することにより極めて容易に回動機構部2の軸支構造の組み立てが行えることとなり、この際、ボルト5は略同形の切欠凹部4によって動きにくい状態となっているため、支持部材6を非常に取り付けし易いこととなる。また、本実施例では、帯板状の支持部材6を採用したため、この支持部材6がフック体1の表裏面から極端に突出して体裁を悪くすることも、収納時にかさになったりすることもない。
【0027】
本実施例では、このボルト5の先端部に前記連結部3を螺着連結している。
【0028】
具体的に説明すると、連結部3は、板材を断面コ字形に折曲して成り、中間部に連結孔3Aを貫通形成している。
【0029】
このボルト5の先端部(図3における下端部)をこの連結孔3Aに挿通し、この挿通したボルト5先端に四角ナット10を螺着して、ボルト5に対し連結部3が抜け止め状態となる構成している。
【0030】
また、このナット10とボルト5先端側とにはピン11止用の止着孔10A・5Bを形成し、位置を合わせて連通状態としたこの止着孔10A・5Bにピン11を挿通係止することで、ボルト5に対しナット10が回動不能状態となるように構成している(図3,図5参照)。
【0031】
また、連結部3について更に説明すると、遊離端部基端側(図面上側)を、ナット10の側面に面接当接し得る形状に形成し、連結部3とナット10とが前記ボルト5を軸に共回りする構成としている。
【0032】
従って、フック体1に対して、ボルト5と共に連結部3が回動自在となる前記回動機構部2を構成している。また、このボルト5に対する連結部3の取付構造も簡易に設計実現可能な構成であり、量産性に秀れ安価に構成可能となる。
【0033】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【0034】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したから、単に、フック体の基端部に凹部を切欠形成し、この切欠凹部に連結部を設けた回動軸を配した上、この回動軸を両側から支持部材で挟み込んで支持する構成とするだけで、フック体に対し連結部が回動自在となる回動機構部(スイベル機構)を構成できるため、この構成は前記従来例の構造に比して非常にシンプルで極めて容易に構成できることとなり、しかも、フック体の基端部に軸受孔を貫通形成する従来例においては、フック体を鋳造により一体成形していたが、本発明においては、例えば、単に金属板をフック形状に切欠形成すると共に、基端部に切欠凹部を切欠形成することによってフック体を簡単に且つコスト安に形成することも可能となるなど、極めて実現化が容易な画期的な連結フックとなる。
【0035】
また、請求項2記載の発明においては、極めてシンプルな回動機構部を構成可能となるので、一層容易に且つコスト安に設計実現可能となる実用性に秀れた連結フックとなる。
【0036】
また、請求項3記載の発明においては、前記回動機構部を極めて容易に且つコスト安に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成の連結フックとなる。
【0037】
また、請求項4記載の発明においては、切欠凹部に回動軸を簡単に配設することができるため、一層製作容易となる極めて実用性に秀れた連結フックとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を示す斜視図である。
【図2】本実施例の要部を示す斜視図である。
【図3】本実施例の要部の分解斜視図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図1のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 フック体
2 回動機構部
3 連結部
4 切欠凹部
5 回動軸(ボルト)
5A 径大部
6 支持部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、フック体の基端部に回動機構部を介して連結部が回動自在に設けられた連結フックに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来の連結フックは、例えば、実用新案登録第2583552号に示されているように、フック体の基端の連結板部に軸受孔を貫通形成し、この軸受孔に連結軸体を連結横軸により回動自在に連結し、この連結軸体の先端に係止頸部を設け、この係止頸部に連結係止体(連結部)を回動自在に枢着することで、フック体に対し連結係止部が回動自在に構成されている。
【0003】
本発明は、この種連結フックの改良に係るもので、フック体に対して連結部を回動自在とする回動機構部の構造を簡易なものとし、従来品に比して容易に設計実現可能となる画期的な連結フックを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0005】
フック体1の基端部に回動機構部2を介して連結部3を回動自在に設けた連結フックにおいて、金属製フック体1の基端部に切欠凹部4を形成し、この切欠凹部4に回動軸5を配設すると共に、この切欠凹部4の両側からフック体1の基端部に支持部材6を付設して、この支持部材6により前記回動軸5を両側から挟み込むことで、切欠凹部4に回動軸5を回動自在且つ抜け止め状態に支持する構成とし、この回動軸5の先端部に前記連結部3を設けて、フック体1に対し連結部3を回動自在とする前記回動機構部2を構成したことを特徴とする連結フックに係るものである。
【0006】
また、前記回動軸5の一端部に径大部5Aを設け、この径大部5Aを前記切欠凹部4に配設し、この径大部5Aよりも回動軸5の他端側を挟み込むようにして切欠凹部4の両側からフック体1の基端部に支持部材6を付設することで、径大部5Aが支持部材6に当接して切欠凹部4より回動軸5が抜け止め状態となり、且つ両側の支持部材6間で回動軸5が回動自在に支持される構成としたことを特徴とする請求項1記載の連結フックに係るものである。
【0007】
また、前記回動軸5はボルト5を採用してこのボルト5頭部を前記径大部5Aとし、このボルト5の先端部に前記連結部3を螺着連結したことを特徴とする請求項2記載の連結フックに係るものである。
【0008】
また、前記切欠凹部4は、一端部に径大部5Aを設けた前記回動軸5の外形に対応する形状に切欠形成したことを特徴とする請求項2,3のいずれか1項に記載の連結フック。
【0009】
【発明の実施の形態】
好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0010】
本発明は、単に、フック体1の基端部に凹部4を切欠形成し、この切欠凹部4に連結部3を設けた回動軸5を配した上、この回動軸5をフック体1基端部で切欠凹部4の両側から支持部材6で挟み込んで支持するだけで、フック体1に対し連結部3が回動自在となる回動機構部2(スイベル機構)を構成できる。
【0011】
従って、この本発明の構成は前記従来例の構造に比してシンプルな構成であり、従来例よりも容易に設計実現可能となる。
【0012】
また、フック体の基端部に軸受孔を貫通形成する従来例においては、フック体を鋳造により一体成形していたが、フック体1の基端部に切欠凹部4を切欠形成する本発明においては、例えば、単に金属板をフック形状に切欠形成することによってフック体1を構成することも可能であるため、従来品に比して簡単に且つコストをかけずにフック体1を形成することも可能となるなど、秀れた構成の連結フックとなる。
【0013】
また、例えば、前記回動軸5の一端部に径大部5Aを設け、この径大部5Aを前記切欠凹部4に配設し、この径大部5Aよりも回動軸5の他端側を挟み込むようにして切欠凹部4の両側からフック体1の基端部に支持部材6を付設することで、径大部5Aが支持部材6に当接して切欠凹部4より回動軸5が抜け止め状態となり、且つ両側の支持部材6間で回動軸5が回動自在に支持される構成とすれば、極めてシンプルな回動機構部2を構成可能となるので、一層容易に且つコスト安に設計実現可能となる。
【0014】
また、例えば、前記回動軸5はボルト5を採用してこのボルト5頭部を前記径大部5Aとし、このボルト5の先端部に前記連結部3を螺着連結すれば、既存のボルト5を利用することで前記回動機構部2を極めて容易に且つコスト安に設計実現可能となり、一層実用的となる。
【0015】
また、例えば、前記切欠凹部4は、一端部に径大部5Aを設けた前記回動軸5の外形に対応する形状に切欠形成すれば、切欠凹部4に回動軸5を簡単に配設することができ、一層製作容易となる。
【0016】
【実施例】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0017】
本実施例は、フック体1の基端部に回動機構部2を介して連結部3を回動自在に設けている。
【0018】
具体的に説明すると、フック体1は一枚の金属板を図1,図2に示すようなフック形に切欠係止して構成し、更にこの切欠形成したフック体1の基端部には、図3において逆凸字形となる凹部4を切欠形成している。
【0019】
また、この切欠凹部4には回動軸5を配設すると共に、この回動軸5を回動自在且つ抜け止め状態に支持し、この回動軸5の先端部に前記連結部3を設けて、フック体1に対し連結部3を回動自在とする前記回動機構部2を構成している。
【0020】
回動機構部2について具体的に説明すると、前記切欠凹部4の表裏両側からフック体1の基端部に支持部材6を付設し、この支持部材6によりこの切欠凹部4に配設した前記回動軸5を両側から挟み込むことで、回動軸5を回動自在且つ抜け止め状態に支持する構成としている。
【0021】
また、この回動軸5の一端部に、前記フック体1の厚さ幅よりも径幅が大きい径大部5Aを設け、この径大部5Aを前記切欠凹部4の図3における上側の幅広部分に配設し、この切欠凹部4の下側の幅狭部分に位置するようにしてフック体1の表裏両側に支持部材6を付設することで、この支持部材6に径大部5Aが当接して切欠凹部4より抜け止め状態となり、且つ両側の支持部材6間で径大部5Aよりも下側の回動軸5が回動自在に支持される構成としている。
【0022】
また、回動軸5について更に説明すると、前記フック体1の板厚寸法と略同径若しくはやや径大となるボルト径のボルト5を採用し、このボルト5の頭部を前記径大部5Aとしている。
【0023】
尚、前記切欠凹部4は、このボルト5の形に合わせてボルト5の外形よりもやや大きめな逆凸字形に形成しているもので、これにより組み立て時にはこの切欠凹部4に簡単にボルト5を配設できるようにしている。
【0024】
また、支持部材6は、前記切欠凹部4の図3における下方の幅狭部分の横幅よりも長さのある金属製帯板とし、この支持部材6の中程にはガイド湾曲部6Aを形成して、このガイド湾曲部6A間でボルト5を回動自在に支持する構成としている。
【0025】
この支持部材6のフック体1基端部への取付構造を説明すると、支持部材6の両端部に取付孔8を貫通形成する一方、フック体1基端側の切欠凹部4近傍の左右位置には、前記取付孔8に位置を対応させて止穴7を貫通形成している。そして、フック体1基端側(図3における下側)の幅狭な切欠凹部4部分に、このフック体1の表裏両外側から支持部材6を配設すると共に取付孔8と止穴7とを連通させ、この連通させた取付孔8と止穴7とに止着具9としてのリベット9を挿入してカシメ止めすることで、切欠凹部4に配設したボルト5を支持部材6により両側から挟み込み、径大部5Aが抜け止め状態となる構成としている(図3,図4参照)。
【0026】
従って、この支持部材6の取付構造は簡易な構成であり、容易に設計実現可能となる。よって、実際に組み立てるにあたっては、フック体1のボルト形の切欠凹部4にボルト5を配設した上で、この簡単な取付構造によって支持部材6を付設することにより極めて容易に回動機構部2の軸支構造の組み立てが行えることとなり、この際、ボルト5は略同形の切欠凹部4によって動きにくい状態となっているため、支持部材6を非常に取り付けし易いこととなる。また、本実施例では、帯板状の支持部材6を採用したため、この支持部材6がフック体1の表裏面から極端に突出して体裁を悪くすることも、収納時にかさになったりすることもない。
【0027】
本実施例では、このボルト5の先端部に前記連結部3を螺着連結している。
【0028】
具体的に説明すると、連結部3は、板材を断面コ字形に折曲して成り、中間部に連結孔3Aを貫通形成している。
【0029】
このボルト5の先端部(図3における下端部)をこの連結孔3Aに挿通し、この挿通したボルト5先端に四角ナット10を螺着して、ボルト5に対し連結部3が抜け止め状態となる構成している。
【0030】
また、このナット10とボルト5先端側とにはピン11止用の止着孔10A・5Bを形成し、位置を合わせて連通状態としたこの止着孔10A・5Bにピン11を挿通係止することで、ボルト5に対しナット10が回動不能状態となるように構成している(図3,図5参照)。
【0031】
また、連結部3について更に説明すると、遊離端部基端側(図面上側)を、ナット10の側面に面接当接し得る形状に形成し、連結部3とナット10とが前記ボルト5を軸に共回りする構成としている。
【0032】
従って、フック体1に対して、ボルト5と共に連結部3が回動自在となる前記回動機構部2を構成している。また、このボルト5に対する連結部3の取付構造も簡易に設計実現可能な構成であり、量産性に秀れ安価に構成可能となる。
【0033】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【0034】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したから、単に、フック体の基端部に凹部を切欠形成し、この切欠凹部に連結部を設けた回動軸を配した上、この回動軸を両側から支持部材で挟み込んで支持する構成とするだけで、フック体に対し連結部が回動自在となる回動機構部(スイベル機構)を構成できるため、この構成は前記従来例の構造に比して非常にシンプルで極めて容易に構成できることとなり、しかも、フック体の基端部に軸受孔を貫通形成する従来例においては、フック体を鋳造により一体成形していたが、本発明においては、例えば、単に金属板をフック形状に切欠形成すると共に、基端部に切欠凹部を切欠形成することによってフック体を簡単に且つコスト安に形成することも可能となるなど、極めて実現化が容易な画期的な連結フックとなる。
【0035】
また、請求項2記載の発明においては、極めてシンプルな回動機構部を構成可能となるので、一層容易に且つコスト安に設計実現可能となる実用性に秀れた連結フックとなる。
【0036】
また、請求項3記載の発明においては、前記回動機構部を極めて容易に且つコスト安に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成の連結フックとなる。
【0037】
また、請求項4記載の発明においては、切欠凹部に回動軸を簡単に配設することができるため、一層製作容易となる極めて実用性に秀れた連結フックとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を示す斜視図である。
【図2】本実施例の要部を示す斜視図である。
【図3】本実施例の要部の分解斜視図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図1のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 フック体
2 回動機構部
3 連結部
4 切欠凹部
5 回動軸(ボルト)
5A 径大部
6 支持部材
Claims (4)
- フック体の基端部に回動機構部を介して連結部を回動自在に設けた連結フックにおいて、金属製フック体の基端部に切欠凹部を形成し、この切欠凹部に回動軸を配設すると共に、この切欠凹部の両側からフック体の基端部に支持部材を付設して、この支持部材により前記回動軸を両側から挟み込むことで、切欠凹部に回動軸を回動自在且つ抜け止め状態に支持する構成とし、この回動軸の先端部に前記連結部を設けて、フック体に対し連結部を回動自在とする前記回動機構部を構成したことを特徴とする連結フック。
- 前記回動軸の一端部に径大部を設け、この径大部を前記切欠凹部に配設し、この径大部よりも回動軸の他端側を挟み込むようにして切欠凹部の両側からフック体の基端部に支持部材を付設することで、径大部が支持部材に当接して切欠凹部より回動軸が抜け止め状態となり、且つ両側の支持部材間で回動軸が回動自在に支持される構成としたことを特徴とする請求項1記載の連結フック。
- 前記回動軸はボルトを採用してこのボルト頭部を前記径大部とし、このボルトの先端部に前記連結部を螺着連結したことを特徴とする請求項2記載の連結フック。
- 前記切欠凹部は、一端部に径大部を設けた前記回動軸の外形に対応する形状に切欠形成したことを特徴とする請求項2,3のいずれか1項に記載の連結フック。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002268378A JP2004108398A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 連結フック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002268378A JP2004108398A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 連結フック |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004108398A true JP2004108398A (ja) | 2004-04-08 |
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|---|---|---|---|
| JP2002268378A Pending JP2004108398A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 連結フック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004108398A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105174034A (zh) * | 2015-09-28 | 2015-12-23 | 合肥常菱汽车零部件有限公司 | 一种可多角度旋转式电泳件吊具 |
| JP2016174551A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 株式会社アサノトレード | 連結具 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52124096U (ja) * | 1976-03-17 | 1977-09-21 | ||
| JPH072625U (ja) * | 1993-04-30 | 1995-01-13 | ワイケイケイ株式会社 | ナス環 |
| JP3033975U (ja) * | 1996-07-25 | 1997-02-07 | 株式会社日乃本錠前 | なす環 |
-
2002
- 2002-09-13 JP JP2002268378A patent/JP2004108398A/ja active Pending
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