JP2004108070A - 透視遮蔽用ガラリ装置 - Google Patents

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Yasunobu Imamura
今村 安延
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Abstract

【課題】透視遮蔽用ガラリ装置の従来のガラリ形成片は、細い薄手の素材を用いて形成するため剛性が弱く、ガラリ形成片の横幅の寸法の誤差が微少であっても撓んでしまう。さらに、屋外で使用するの際に、太陽熱や暴風雨によって歪曲してしまう。また、ガラリ形成片の両端をビス止めしているため、組立が煩雑であり手間を要する。
【解決手段】ガラリ形成片は、左右方向に伸延する中空パイプ状に形成して、左右一対の支持フレーム間にて下方より上方へ向けて両端部にてスペーサを介して上下重合状態に段積みして固定することによりガラリ本体を形成した。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物のベランダ等に設けた透視遮蔽用ガラリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の透視遮蔽用ガラリ装置の一形態として、左右支持フレーム間に左右方向に延伸するガラリ形成片aを上下方向に間隔を開けて横架したものがあり、図12に示すように、ガラリ形成片aは、扁平版状に形成して、左右側端中央部b,bを左右支持フレームにビス止めするようにしている(特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−177274号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記したガラリ形成片aは、以下のような不具合を有している。
(1)透視遮蔽用ガラリ装置のガラリ形成片aは、細い薄手の素材を用いて形成するため剛性が弱く、ガラリ形成片aの横幅の寸法の誤差が微少であっても撓んでしまう。
(2)屋外で使用する際に、太陽熱や暴風雨によって歪曲してしまう。
(3)ガラリ形成片の両端をビス止めしているため、組立が煩雑であり手間を要する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、上下方向に伸延する左右一対の支持フレーム間に、左右方向に伸延する多数のガラリ形成片を上下方向に間隔を開けて横架したガラリ本体を具備する透視遮蔽用装置において、ガラリ形成片は、左右方向に伸延する中空パイプ状に形成して、左右一対の支持フレーム間にて下方より上方へ向けて両端部にてスペーサを介して上下重合状態に段積みして固定することによりガラリ本体を形成したことを特徴とする透視遮蔽用ガラリ装置を提供するものである。
【0006】
また、本発明は、以下の構成にも特徴を有する。
【0007】
(1)ガラリ形成片は、上面に嵌合用凸面を形成すると共に、下面に嵌合用凹面を形成し、スペーサの上面にガラリ形成片の嵌合用凹面と嵌合する嵌合凸面を形成すると共に、下面にガラリ形成片の嵌合用凸面と嵌合する嵌合凹面を形成して、ガラリ形成片とスペーサとを下方から上方へ交互に嵌合状態にて段積みして固定し、上下方向に隣接するガラリ形成片同士の上下間隔は、スペーサの形状と大きさにより規制するようにしたこと。
【0008】
(2)上下方向に伸延する左右一対の支持フレームは、それぞれ断面略コ字状に形成して、各支持フレームの上下方向に伸延する開口部を内方に配置して対向状態となし、左右方向に伸延するガラリ形成片の両端部とスペーサとを両開口部を通して支持フレーム内にて上下重合状態に段積みして固定するようにしたこと。
【0009】
(3)ガラリ本体は、昇降位置調節自在となしたこと。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
【0011】
すなわち、本発明に係る透視遮蔽用ガラリ装置は、基本的構造として、上下方向に伸延する左右一対の支持フレーム間に、左右方向に伸延する多数のガラリ形成片を上下方向に間隔を開けて横架したガラリ本体を具備している。
【0012】
そして、特徴的構造として、ガラリ形成片は、左右方向に伸延する中空パイプ状に形成して、左右一対の支持フレーム間にて下方より上方へ向けて両端部にてスペーサを介して上下重合状態に段積みして固定することによりガラリ本体を形成している。
【0013】
しかも、ガラリ形成片は、上面に嵌合用凸面を形成すると共に、下面に嵌合用凹面を形成し、スペーサの上面にガラリ形成片の嵌合用凹面と嵌合する嵌合凸面を形成すると共に、下面にガラリ形成片の嵌合用凸面と嵌合する嵌合凹面を形成して、ガラリ形成片とスペーサとを下方から上方へ交互に嵌合状態にて段積みして固定し、上下方向に隣接するガラリ形成片同士の上下間隔は、スペーサの形状と大きさにより規制するようにしている。
【0014】
また、上下方向に伸延する左右一対の支持フレームは、それぞれ断面略コ字状に形成して、各支持フレームの上下方向に伸延する開口部を内方に配置して対向状態となし、左右方向に伸延するガラリ形成片の両端部とスペーサとを両開口部を通して支持フレーム内にて上下重合状態に段積みして固定するようにしている。
【0015】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
【0016】
〔第1実施例〕
本発明に係る第1実施例としての透視遮蔽用ガラリ装置Aは、図1〜図3に示すように、左右支柱1,1を設置固定器具B,Bを用いてベランダ等の外壁Wに固定し、その固定された左右支柱1,1間に昇降自在に介設された昇降ガラリ本体2と、左右支柱1,1間に固定された固定ガラリ本体3との内外側二層構造に構成されている。
【0017】
そして、透視遮蔽用ガラリ装置Aは、二層からなるガラリ本体のうち、室内向き側を昇降ガラリ本体2とし、室外向き側を固定ガラリ本体3としている。
【0018】
次に、ガラリ本体構造について説明する。昇降ガラリ本体2と固定ガラリ本体3は基本的に同一の構成であり、昇降ガラリ本体2について説明すると、次の通りである。
【0019】
すなわち、昇降ガラリ本体2は、矩形枠体4の左右支持フレーム7,7間に、左右方向に伸延する中空パイプ状のガラリ形成片5を上下方向に一定間隔を開けて多数取り付けて構成している。
【0020】
ガラリ形成片5は、図3〜図5(a)に示すように、ガラリ形成本片5aを左右方向に伸延する中空パイプ状に形成すると共に、断面形状を略三角状に形成し、ガラリ形成本片5aの山形斜面状を嵌合用凸面5a−1となし、同嵌合用凸面5a−1のうち室内側は室外側の傾斜面より、やや下方に伸延した形状とし、ガラリ形成本片5aの底面を凹状に彎曲した嵌合用凹面5a−2となしている。
【0021】
かかるガラリ形成片5の両端部は、図6に示すように、左右支持フレーム7,7の断面略コ字状の溝部7a,7a中に嵌入されている。
【0022】
しかも、かかるガラリ形成片5の両端部は左右支持フレーム7,7中に上下に重合されて嵌入され、しかも、各ガラリ形成片5の両端部の間にはスペーサ6,6を介在させることより、矩形枠体4内において各ガラリ形成片5間にスペーサ6分の間隙を形成している。
【0023】
また、スペーサ6の形状は、図5(c)に示すように、上端面をガラリ形成片5の嵌合用凹面5a−2に沿った凸状彎曲の嵌合用凸面6aに形成し、下端面をガラリ形成片5の上部山形斜状の嵌合用凸面5a−1に沿った山形凹状の嵌合用凹面6bに形成し、さらに前面及び後面に左右支持フレーム7,7に嵌合するような突起面6c,6dを形成しており、かかるスペーサ6,6は前後突起面6c,6d,6c,6dによって左右支持フレーム7,7の断面コ字状の溝部7a,7a内部に嵌合固定され、さらにガラリ形成片5の両端部と互い違いに重合状態に嵌入されている。
【0024】
従って、ガラリ形成片5とスペーサ6,6とにより昇降ガラリ本体2を組立てるに際しては、予め矩形枠体4の上側フレーム8を取り外し、左右支持フレーム7,7の断面略コ字状の溝部7a,7aの上端面開口部からガラリ形成片5とスペーサ6,6とを互い違いに嵌入していき、最後に上側フレーム8の断面略キノコ状8aの頭部を除いた下端部を左右支持フレーム7,7の断面略コ字状の溝部7a,7aに嵌入固定することにより、昇降ガラリ本体2を組立てることができる。
【0025】
なお、最上段スペーサ10の上端面は、図5(b)に示すように、平坦な傾斜面10aとし、断面キノコ状8aとした上側フレーム8の平坦な傾斜状の下端面8a−1と当接するようにし、また、最下段スペーサ11の下端面も、図5(d)に示すように、平坦な傾斜面11aとし、上側フレーム8と同形状で上下倒置された形状をした下側フレーム9の平坦な傾斜状の上端面9a−1と当接するようにしている。
【0026】
そして、上側フレーム8の平坦な傾斜状の下端面8a−1と下側フレーム9平坦な傾斜状の上端面9a−1とは、互い平行状態とし、上側フレ−ム8と下側フレーム9は、断面略キノコ状8a,9aの頭部を除いて左右支持フレーム7,7の断面略コ字状の溝部7a,7aに嵌入状態にて固定されている。
【0027】
つづいて、昇降ガラリ本体2の昇降摺動部の構造について説明する。
【0028】
かかる昇降ガラリ本体2の矩形枠体4の両外側面には、図6に示すように、ステー12,12を介してスライド枠13,13が突設されている。
【0029】
すなわち、スライド枠13は、断面略C字状に形成したC型チャンネル13aとC型チャンネル13aの両自由端に内方へ向けて突設したスライド突片13bとC型チャンネル13aの内部中央に軸支したスライド滑車14とにより構成されている。
【0030】
このように、左右外側端にスライド枠13,13を突設した昇降ガラリ本体2は、図6に示すように、左右支柱1,1間に上下スライド自在に装着されており、かかる左右支柱1,1は、断面略方形状の筒状チャンネル15,15と、筒状チャンネル15,15の対向面の両端部に一体成形した軸支部16,16と、軸支部16,16に軸支したガイド滑車17,17と、両軸支部16,16の外側部に断面略U字状の彎曲面18,18と、筒状チャンネル15,15の軸支部16,16の一部を形成したガイド突条16a,16aとより構成されている。
【0031】
このように構成された左右支柱1,1のガイド滑車17,17には、昇降ガラリ本体2の左右側端に突設したC型チャンネル13a,13aの両自由端となるスライド突片13b,13bが当接することによりガイド滑車17,17をスライド突片13b,13bでガイドしており、さらに、両軸支部16,16外側部の断面略U字状に形成した彎曲面18,18によって、C型チャンネル13a,13aを支柱1,1から外れにくくしている。また、C型チャンネル13a,13a内側中央に軸支したスライド滑車14,14は、左右支柱1,1の筒状チャンネル15,15の対向面側に突設したガイド突条16a,16aに摺動自在に当接し、ガイドされるように構成されている。
【0032】
なお、ガイド突条16a,16aは、筒状チャンネル15,15に軸支部16,16の角部を一部突条に形成してスライド滑車14,14に当接するように構成している。
【0033】
このように昇降ガラリ本体2は、昇降ガラリ本体2の左右側面に突設したC型チャンネル13a,13aと左右支柱1,1の筒状チャンネル15,15とにそれぞれ設けた各滑車14,17,14,17により左右支柱1,1間において昇降を円滑に行うことができるものである。
【0034】
かかる昇降ガラリ本体2の昇降構造は次の通りである。すなわち、図7及び図8に示すように、左右支柱1,1の筒状チャンネル15,15上端には昇降ローラ19,19を軸架し、同昇降ローラ19,19にワイヤ20,20を懸架し、同ワイヤ20,20の一端は昇降ガラリ本体2の左右支持フレーム7,7下部のローラブラケット21,21に連設し、他端は支柱1,1下端内底部に固装したコイルバネ22,22に連設することとしている。
【0035】
そして、この昇降構造は図7に示すように、昇降ガラリ本体2が下げている時は、コイルバネ22,22が伸び、コイルバネ22,22の収縮力で昇降ガラリ本体2の上昇を補助して、昇降ガラリ本体2の上昇をスムーズに行えるようにし、また、図8に示すように、昇降ガラリ本体2が上げている時は、コイルバネ22,22が縮み、コイルバネ22,22の収縮力で昇降ガラリ本体2の下降を保持し、自然に降下しないようにしている。
【0036】
また、昇降しない固定ガラリ本体3は、矩形枠体4の左右両側端面を左右それぞれの支柱1,1後面に断面二段鉤型の固定器具23,23を介して固設することにより、左右支柱1,1間に固定される。
【0037】
〔第2実施例〕
次に、第2実施例としての透視遮蔽用ガラリ装置Aの構成について説明する。
【0038】
すなわち、第2実施例としての透視遮蔽用ガラリ装置Aは、図9に示すように、昇降ガラリ本体2を左右支柱1,1間に室外向き側に介設し、固定ガラリ本体3は設置しないようにしている。
【0039】
そして、かかる透視遮蔽用ガラリ装置Aにおいて、昇降ガラリ本体2の構造及び昇降構造は第1実施例のそれと同一である。
【0040】
ここで、第2実施例の昇降摺動部の構造について説明する。第9図に示すように、昇降ガラリ本体2が、左右支柱1,1間の室外向き側に上下スライド自在に装着するようにスライド枠13,13を突設しているが、その部分以外の昇降摺動部の構造は、第1実施例と同一である。
【0041】
このようにして、固定ガラリ本体3は設けることなく、昇降ガラリ本体2だけを設けることにより、透視遮蔽用ガラリ装置Aの構造を簡易にして、安価なものとすることができる。
【0042】
〔第3実施例〕
次に、第3実施例としての透視遮蔽用ガラリ装置Aの構成について説明すると、同透視遮蔽用ガラリ装置Aは、第1実施例の透視遮蔽用ガラリ装置Aと基本的構造を同じくしているが、昇降ガラリ本体2を自動的に昇降作動させるようにした点において異なる。
【0043】
すなわち、図10及び図11に示すように、右支柱1の上部に、風の強さ及び明るさ等に反応するセンサー24を設け、右支柱1下部にはセンサー24から送られてくる情報を処理する制御盤25を設け、左右支柱1,1の下部には、制御盤25より送られてくる指示により可動するモーター26,26が設置されている。
【0044】
また、左右支柱1,1の内側部における昇降摺動部は、第1実施例と同一の構成をしており、さらに、左右支柱1,1内部における昇降構造は、左右支柱1,1の筒状チャンネル15,15上端には昇降ローラ19,19を軸架し、同昇降ローラ19,19にワイヤ20,20を懸架し、同ワイヤ20,20の一端は昇降ガラリ本体2の左右支持フレーム7,7下部のローラブラケット21,21に固定し、他端は摺動自在な略方形状の移動ブラケット30,30に連設している。
【0045】
また、左右支柱1,1の内部上端にそれぞれ上部スプロケット27,27を下端部に下部スプロケット28,28を軸架し、また、下部スプロケット 28,28は左右支柱1,1下部に設置されたモーター26,26の出力軸26aに連動連結しており、上部スプロケット27,27と下部スプロケット28,28との間にチェーン29,29を券回し、同チェーン29,29の一部を移動ブラケット30,30に連結している。さらに、該ブラケット30,30と左右支柱1,1の下端部との間にはコイルバネ(a)22a,22aとコイルバネ(b)22b,22bとの2つのコイルバネを介設している。
【0046】
すなわち、移動ブラケット30,30は、ワイヤ20,20、チェーン29,29、コイルバネ(a)(b)22a,22b,22a,22bを連設しており、ワイヤ20,20、チェーン29,29、コイルバネ(a)(b)22a,22b,22a,22bの動作を連動させるように構成している。
【0047】
また、上記した制御盤25は、空が明るくなると自動的に昇降ガラリ本体2を上昇させるようにモーター26,26を回動させ、暗くなるに伴い自動的に昇降ガラリ本体2を降下させるようにモーター26,26を回動させる制御を行っており、また、強風時に昇降ガラリ本体2が上昇していた場合には、自動的に降下させるようにモーターを回動させる制御を行っている。
【0048】
さらに、リモコンにより、室内から指示情報を送り手軽に昇降させる制御も行うことができる。
【0049】
このようにして、右支柱1上部に設けたセンサー24が風力及び明るさを確認し、その情報を制御盤25が処理し、左右支柱1,1下部に設置したモーター26,26を可動させる指示を出す。
【0050】
そして、モーター26,26が回動すると共に、モーター26,26に連結している下部スプロケット28,28も回転し、チェーン29,29が作動する。
【0051】
さらに、チェーン29,29が作動することにより、チェーン29,29に連結している移動ブラケット30,30を介してワイヤ20,20が連動すると共に、同ワイヤ20,20に連設しているローラブラケット21,21を介して昇降ガラリ本体2が昇降する。
【0052】
また、移動ブラケット30,30とは左右支柱1,1との間にはコイルバネ(a)(b)22a,22b,22a,22bを介設しており、コイルバネ(a)(b)22a,22b,22a,22bの収縮力によって昇降ガラリ本体2の昇降を補助し、出力の小さなモーター26,26でも昇降ガラリ本体2をスムーズに昇降させることができる。
【0053】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の本発明では、上下方向に伸延する左右一対の支持フレーム間に、左右方向に伸延する多数のガラリ形成片を上下方向に間隔を開けて横架したガラリ本体を具備する透視遮蔽用装置において、ガラリ形成片は、左右方向に伸延する中空パイプ状に形成して、左右一対の支持フレーム間にて下方より上方へ向けて両端部にてスペーサを介して上下重合状態に段積みして固定することによりガラリ本体を形成している。
【0054】
このようにして、ガラリ形成片を左右方向に伸延する中空パイプ状に形成しているため、同ガラリ形成片の重量を可及的に軽量化した上で、剛性を確保することができて、組み付け性を良好となすと共に、ガラリ形成片の変形を防止することができる。
【0055】
(2)請求項2記載の本発明では、ガラリ形成片は、上面に嵌合用凸面を形成すると共に、下面に嵌合用凹面を形成し、スペーサの上面にガラリ形成片の嵌合用凹面と嵌合する嵌合凸面を形成すると共に、下面にガラリ形成片の嵌合用凸面と嵌合する嵌合凹面を形成して、ガラリ形成片とスペーサとを下方から上方へ交互に嵌合状態にて段積みして固定し、上下方向に隣接するガラリ形成片同士の上下間隔は、スペーサの形状と大きさにより規制するようにしている。
【0056】
このようにして、ガラリ形成片とスペーサとを下方から上方へ交互に嵌合状態にて段積みして固定するようにしているため、同ガラリ形成片の組み付け作業を簡単かつ迅速かつ確実に行うことができる。
【0057】
しかも、上下方向に隣接するガラリ形成片同士の上下間隔は、スペーサの形状と大きさにより規制するようにしているため、同スペーサの形状と大きさを変更することにより、ガラリ形成片の上下間隔の調整を楽に行うことができて、需要者の好みに簡単に適応させることができる。
【0058】
(3)請求項3記載の本発明では、上下方向に伸延する左右一対の支持フレームは、それぞれ断面略コ字状に形成して、各支持フレームの上下方向に伸延する開口部を内方に配置して対向状態となし、左右方向に伸延するガラリ形成片の両端部とスペーサとを両開口部を通して支持フレーム内にて上下重合状態に段積みして固定するようにしている。
【0059】
このようにして、左右方向に伸延するガラリ形成片の両端部とスペーサとを、断面略コ字状に形成した支持フレーム内に開口部を通して収容すると共に、同支持フレーム内にて上下重合状態に段積みして固定するようにしているため、同支持フレームを固定機枠としてガラリ形成片の両端部とスペーサの固定を簡単かつ確実に行うことができる。
【0060】
(4)請求項4記載の本発明では、ガラリ本体は、昇降位置調節自在となしている。
【0061】
このようにして、ガラリ本体を所望の高さに昇降位置調節することにより、同ガラリ本体による日除け・目隠し効果を良好に確保することができる。
【0062】
また、日除け・目隠し効果を必要としない場合には、適宜ガラリ本体を最下降位置まで下降させて収納状態となすことにより、開放空間を形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例としての透視遮蔽用ガラリ装置の正面図。
【図2】同透視遮蔽用ガラリ装置の断面図。
【図3】同透視遮蔽用ガラリ装置の側面図。
【図4】本発明のガラリ形成片の断面の形状。
【図5】図3の断面詳細図。
【図6】図2の昇降摺動部の断面詳細図。
【図7】図1の下降時の昇降構造の断面詳細図。
【図8】図1の上昇時の昇降構造の断面詳細図。
【図9】本発明に係る第2実施例としての透視遮蔽用ガラリ装置の昇降摺動部の断面詳細図。
【図10】本発明に係る第3実施例としての透視遮蔽用ガラリ装置の正面図。
【図11】第3実施例としての透視遮蔽用ガラリ装置の側面図。
【図12】従来のガラリ形成片の断面図。
【符号の説明】
A  透視遮蔽用ガラリ装置
W  ベランダ等の外壁
1 支柱
2 昇降ガラリ本体
3 固定ガラリ本体
5 ガラリ形成片
6 スペーサ
7 左右支持フレーム
12 スライド枠
22 コイルバネ
22a  コイルバネ(a)
22b  コイルバネ(b)

Claims (4)

  1. 上下方向に伸延する左右一対の支持フレーム間に、左右方向に伸延する多数のガラリ形成片を上下方向に間隔を開けて横架したガラリ本体を具備する透視遮蔽用装置において、
    ガラリ形成片は、左右方向に伸延する中空パイプ状に形成して、左右一対の支持フレーム間にて下方より上方へ向けて両端部にてスペーサを介して上下重合状態に段積みして固定することによりガラリ本体を形成したことを特徴とする透視遮蔽用ガラリ装置。
  2. ガラリ形成片は、上面に嵌合用凸面を形成すると共に、下面に嵌合用凹面を形成し、スペーサの上面にガラリ形成片の嵌合用凹面と嵌合する嵌合凸面を形成すると共に、下面にガラリ形成片の嵌合用凸面と嵌合する嵌合凹面を形成して、ガラリ形成片とスペーサとを下方から上方へ交互に嵌合状態にて段積みして固定し、
    上下方向に隣接するガラリ形成片同士の上下間隔は、スペーサの形状と大きさにより規制するようにしたことを特徴とする請求項1記載の透視遮蔽用ガラリ装置。
  3. 上下方向に伸延する左右一対の支持フレームは、それぞれ断面略コ字状に形成して、各支持フレームの上下方向に伸延する開口部を内方に配置して対向状態となし、左右方向に伸延するガラリ形成片の両端部とスペーサとを両開口部を通して支持フレーム内にて上下重合状態に段積みして固定するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の透視遮蔽用ガラリ装置。
  4. ガラリ本体は、昇降位置調節自在となしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の透視遮蔽用ガラリ装置。
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