JP2004105784A - 廃材破砕処理装置 - Google Patents

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Shoya Suzuki
鈴木 捷也
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Abstract

【課題】廃材破砕部において廃材が詰まることなく所定の大きさ以下に破砕することができると共に破砕後の廃材をその大きさによって分別することができる廃材破砕処理装置を提供する。
【解決手段】解体家屋用の瓦等の廃材を破砕処理する装置1であって、廃材投入部2と、この廃材投入部2に投入された廃材を上昇させる廃材運搬手段3と、廃材破砕部4と、廃材選別部5とを備えている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家屋を解体するときに排出される瓦やスレート等の廃材を処理する時に使用する廃材破砕処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の廃材破砕処理装置には、図5に示す構成のものが知られている。(例えば、特許文献1参照)この廃材破砕処理装置30は、ホッパー31の下部にベルトコンベア32を配設し、このベルトコンベア32の下流側に回転ハンマー33を設置し、この回転ハンマー33よりも下流側に上下方向に開閉自在の搬出口34を設置している。
【0003】
そして、搬出口34の開口丈を調整することで、開口丈よりも小さくなるまで回転ハンマー33によって繰り返し殴打されて粉砕されるという構成としている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−104507号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では、ホッパー31に投入される廃材の量が廃材破砕処理装置30の処理能力を超えている場合には回転ハンマー33付近で廃材が詰まり、回転ハンマーの回転が止まってしまうことが考えられる。
【0006】
また、破砕された廃材も、その大きさによって用途がことなるため分別できれば便利である。
【0007】
本発明は上記点に鑑み、廃材破砕部において廃材が詰まることなく所定の大きさ以下に破砕することができると共に破砕後の廃材をその大きさによって分別することができる廃材破砕処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、解体家屋用の瓦等の廃材を破砕処理する装置であって、廃材投入部と、該廃材投入部に投入された廃材を上昇させる廃材運搬手段と、廃材破砕部と、廃材選別部とを備えたことに特徴を有する。
【0009】
請求項2の発明は、廃材選別部を通過し破砕された廃材の重量を計測する破砕廃材計測部を備えたことに特徴を有する。
【0010】
請求項3の発明は、廃材破砕部への廃材の投入量を制御する制御部を備えたことに特徴を有する。
【0011】
請求項4の発明は、廃材投入部にバイブレータを備えたことに特徴を有する。
【0012】
請求項5の発明は、廃材破砕部は回転軸と、この回転軸の一端と連結し回転軸を回転駆動させるモーターと、前記回転軸に備えられた複数の破砕刃と、前記回転軸の他端に設置されたフライホイールとを備えたことに特徴を有する。
【0013】
請求項6の発明は、廃材破砕部は回転軸に備えられた破砕刃の下方に所定の間隔をおいて、網目が所定の大きさの網状固定刃が設置されていることに特徴を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る廃材破砕処理装置の全体を示す説明図である。この廃材破砕処理装置1は廃材投入部2と、この廃材投入部2から投入された廃材を上昇させる運搬手段であるベルトコンベア3と、このベルトコンベア3で運搬された廃材を破砕する廃材破砕部4と、この廃材破砕部4で所定の大きさ以下に破砕された廃材を大きさ別に分別する廃材選別部5とを備えているものである。
【0015】
次に、図1乃至図4を用いて廃材が投入された後、破砕され、選別されて袋詰めにされるまでの過程について詳しく説明する。
【0016】
先ず、廃材(主に解体された家屋から排出される瓦やスレート等)はベルトコンベア3の下部近傍に設けられた廃材投入部2に投入される。この廃材投入部2にはバイブレータ6が設置されていて、このバイブレータ6によって廃材投入部2に振動を与えることで投入された廃材である瓦等が重なることがなく、ほぼ均一にベルトコンベア3に載置されるのである。
【0017】
次に、ベルトコンベア3の中間部分には廃材検知センサー7が設置されていて、この廃材検知センサー7は図2に示すように、ベルトコンベア3から送られてくる廃材が所定量以上あると、検知板7aが矢印方向に動くことによって電流が流れ、制御盤8に伝達されて、ベルトコンベア3の回転を停止させる。そして、所定量以上の廃材を取り除くことによって再始動するのである。
【0018】
これによって、廃材破砕部4には処理能力以上の大量の廃材が投入されることはなく、後述する破砕刃が大量の廃材を噛み込んで破砕刃の回転が停止するのを防ぐことができるのである。尚、ベルトコンベア3はタイマーによって移動と停止とが繰り返され、間欠的に動くようになっているものである。
【0019】
そして、ベルトコンベア3の上部まで到達した廃材は順次、廃材破砕部4に間欠的に投入されるのである。この廃材破砕部4には図3(イ)に示すように断面十字状の2個の同形状の回転ブロック9a,9bが設置されているものであり、この回転ブロック9a,9bには各々複数の破砕刃90a,90a・・,90b,90b・・が設置されているのである。
【0020】
また、図3(ロ)に示すように回転ブロック9aと9bとは一端に連結した回転モータ(図示せず)の駆動力によって回転する回転軸10に対して45度ずらして設置されており、これによって回転モータに負荷されるトルクを小さくしている。さらに、回転軸10の他端には回転ブロック9a及び9bが回転した時の慣性力を高めるためにフライホイール11が設置されている。
【0021】
さらに、図3(ハ)に示すように廃材破砕部4の側部には固定刃が設置されていて、底部にも所定の大きさの網状固定刃12が横断面円弧状に設置されている。
【0022】
そして、回転ブロック9a,9bが回転すると廃材は、まず回転ブロック9a又は9bに設置された破砕刃90a,90bと固定刃20との間に挟まれて破砕される。次に、この破砕された廃材は回転ブロック9a又は9bに設置された破砕刃90a,90bと網状固定刃12の間で、さらに細かく破砕されるのである。
【0023】
そして、網状固定刃12の所定の大きさの網目を通過することができる大きさとなるまで、繰り返し破砕されるのである。
【0024】
次に廃材破砕部4の網状固定刃12の網目を通過した破砕された廃材は廃材選別部5に到達するのである。この廃材選別部5は図4に示すように円筒に複数の所定大きさの穴13a,13a・・が穿設された回転選別機13をモータ14によって回転させてなるものであり、破砕された廃材は、この回転選別機13の穴13aを通過する大きさのものは、回転選別機13の下方に設置された箱15に収容されるのである。
【0025】
また、回転選別機13の穴13aを通過できなかった大きさの廃材は、図1に示すように袋16に収容されるのである。この袋16は、収容される破砕された廃材が所定の重量になると、シーソー秤(破砕廃材計測部)17の錘18より重くなるので、下方に移動し、これをセンサ19が検知して自動的に廃材破砕処理装置1の全体の動きがストップし、次の袋に交換することができるようになっているのである。尚、シーソー秤17の錘18は図面上、左右方向にスライドできるようになっており、袋の大きさに合わせて破砕された廃材の量を調節することができるのである。
【0026】
ここで、箱15に収容された細かな破砕廃材は地盤を改良する際にセメントと一緒に混ぜて使用できる等の使い道があり、袋16に収容された少し大きめの破砕廃材は、ソルバック工法等で砂利の替わりとして使用できる等の使い道がある。
【0027】
尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の実施形態をとるこができることは言うまでもない。例えば、上記実施形態では図1に本発明に係る廃材破砕処理装置1全体を示しているが、この構成はコンパクトに分解することが可能となっているものであり、ベルトコンベア3と、廃材破砕部4と、廃材選別部5とを分離すれば、2tトラックで輸送することができるものである。
【0028】
また、組立作業も短時間で行うことができるので、解体家屋現場に直接輸送して設置し、廃材破砕作業を行うことができるので非常に便利である。
【0029】
【発明の効果】
請求項1の発明は、解体家屋用の瓦等の廃材を破砕処理する装置であって、廃材投入部と、該廃材投入部に投入された廃材を上昇させる廃材運搬手段と、廃材破砕部と、廃材選別部とを備えたことに特徴を有するので、廃材の破砕から選別まで一つの装置で行うことができて便利である。
【0030】
請求項2の発明は、廃材選別部を通過し破砕された廃材の重量を計測する破砕廃材計測部を備えたことに特徴を有するので、破砕された廃材を所定の重量ごとに使用する場合に便利である。
【0031】
請求項3の発明は、廃材破砕部への廃材の投入量を制御する制御部を備えたことに特徴を有するので、従来の装置のように廃材破砕部での廃材の噛み込みを心配する必要がなく作業性を向上させることができる。
【0032】
請求項4の発明は、廃材投入部にバイブレータを備えたことに特徴を有するので、バイブレータの振動によって廃材である瓦等を少量づつベルトコンベアに載置させることができる。
【0033】
請求項5の発明は、廃材破砕部は回転軸と、この回転軸の一端と連結し回転軸を回転駆動させるモーターと、前記回転軸に備えられた複数の破砕刃と、前記回転軸の他端に設置されたフライホイールとを備えたことに特徴を有するので、複数の破砕刃によって、投入された廃材を所定の大きさになるまで破砕することができる。また、軸の他端にフライホイールを設置することによって回転軸に設置された破砕刃の慣性力を高めることができる。
【0034】
請求項6の発明は、廃材破砕部は回転軸に備えられた破砕刃の下方に所定の間隔をおいて、網目が所定の大きさの網状固定刃が設置されていることに特徴を有するので、廃材を網状固定刃の網目を通過することができる大きさとなるまで何度も破砕することによってある程度均一な大きさに破砕された廃材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃材破砕処理装置の全体を示す説明図である。
【図2】廃材検知センサーを示す説明図である。
【図3】廃材破砕部の内部を示す説明図である。
【図4】廃材選別部を示す説明図である。
【図5】従来の廃材破砕処理装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 廃材破砕処理装置
2 廃材投入部
3 ベルトコンベア
4 廃材破砕部
5 廃材選別部
6 バイブレータ
7 廃材検知センサー
8 制御盤
9a,9b 回転ブロック
10 回転軸
11 フライホイール
12 網状固定刃
13 回転選別機
17 破砕廃材計測部

Claims (6)

  1. 解体家屋用の瓦等の廃材を破砕処理する装置であって、廃材投入部と、該廃材投入部に投入された廃材を上昇させる廃材運搬手段と、廃材破砕部と、廃材選別部とを備えたことを特徴とする廃材破砕処理装置。
  2. 廃材選別部を通過し破砕された廃材の重量を計測する破砕廃材計測部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の廃材破砕処理装置。
  3. 廃材破砕部への廃材の投入量を制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の廃材破砕処理装置。
  4. 廃材投入部にバイブレータを備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の廃材破砕処理装置。
  5. 廃材破砕部は回転軸と、この回転軸の一端と連結し回転軸を回転駆動させるモーターと、前記回転軸に備えられた複数の破砕刃と、前記回転軸の他端に設置されたフライホイールとを備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の廃材破砕処理装置。
  6. 廃材破砕部は回転軸に備えられた破砕刃の下方に所定の間隔をおいて、網目が所定の大きさの網状固定刃が設置されていることを特徴とする請求項5に記載の廃材破砕処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008194565A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Taisei Corp 処理システム

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