JP2004105592A - 角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置 - Google Patents

角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置 Download PDF

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時實 貴美子
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Abstract

【課題】本発明は床面の凸状のコーナーに於いても、適切かつ完全に清掃することができる床清掃装置を提供する。
【解決手段】駆動部19は該床清掃装置本体9の動力源であって、該駆動部19はモータ等で構成されており、該駆動部19の下方つまりモータの出力軸20には、振動パッド11の中心c1に対して所定の距離Xで偏心した出力軸20の軸心c2を有するボールベアリング21aの配列群等からなる水平振動機構21が係合している。該水平振動機構21に一体成形されかつ防水壁14に支持軸11aで支持された角型振動パッド11は水平振動を行い、該角型振動パッド11に貼付された角型たわし状ブラシ12により凸状床面の清掃を行う。
【選択図】
図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は床面のコーナーに於いても、適切かつ完全に清掃することができる床清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、オフィスビルや駅構内等の床面を清掃する業務用の装置は、床をブラシで洗浄剤やワックス等を使用しつつ研磨する、いわゆるポリシャーとして種々の装置が実用化されている。
一方、一般家庭内の床面を清掃する家庭用の装置としては、我が国の住居の畳を中心とする基本的構造に従い、研磨ではなくバキューム吸引手段によるいわゆる電気掃除機が普及してきたところであるが、昨今のライフスタイルの変化が一般家庭の住居の構造にも影響を与えつつあり、主にダイニングルーム、リビングルーム又はサンルーム等の床面を畳やカーペット若しくは絨毯ではなくフローリング仕上げとする仕様が増加する傾向にある。
【0003】
このような傾向から、一般家庭の住居でも使用できるポリシャーの需要が高まっているが、従来より業務用として実用化されているポリシャーは、床清掃装置本体の中に内蔵されたモーターの回転運動を利用して円型の磨き用マット若しくはブラシを回転させる方法であり、清掃が完全ではないという問題点、すなわち、床面と壁面が内部からみて凸に接している箇所には清掃残りが出てしまい、別途人間の手で隅々を清掃する手間が必要となっている。
【0004】
▲1▼ここで、従来の技術に於ける回転ブラシ型床面清掃機の構成は、図3に示すようなものであった。これについて説明すれば、駆動源としてのモータ(図示せず)と、このモータの回転駆動力が伝達される太陽歯車や該太陽歯車に噛合し、その回転駆動力を伝達される遊星歯車等でなる歯車機構5を備えている。該歯車機構5は蓋6aを備えた略円筒状の保護ケース6で被覆されている。前記回転ブラシ型床面掃除機の底部は回転ブラシ部7を備えており、操作レバー8の先端部8aのスイッチ部を操作することにより、該回転ブラシ部7が回動動作を行い、各ビルやマンション等建造物の床面を清掃する。
【0005】
▲2▼他の従来の技術としては、実用新案出願公開昭61−148251号に開示された技術として角型床用ポリシャーがある。すなわち、図4に示すように、後部側面に操作ハンドル4が設けられた床清掃装置本体に於いて、該床清掃装置本体の外(前)に向けて部分的に突出する複数個の角型の清掃研磨用パット1を整列状態で配置し、床清掃装置本体には駆動部としてのモータ3が収納されている。該モータ3の回転出力は軸3aにより伝達され、該軸3aに設けられた当り腕3bがカム体2に接触することで、回転運動を直線往復運動に変換する。そして、この直線往復運動により床面に対し平行に設けられている清掃研磨用パット1が床面の清掃を行うものである。尚、当該考案には、業務用又は家庭用の特定に関する説明はなされていない。
また、従来の技術(図示せず)の他の例としては、従来の業務用床研磨機に内蔵されている回転式モーターを振動式モーターに、円型マットを角型マットに、それぞれ置換したことを特徴とする業務用振動式床研磨機や、家庭用としては、既に市場に販売されている人力による汚れ拭き取り用角型床清掃具に振動式モーターを取り付けることを特徴とする家庭用振動式床研磨機がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術は叙上の構成であるので、次の問題点が存在した。
▲1▼上記説明した従来の技術に於ける回転ブラシ型床面清掃機は、ブラシ部が装置本体に対し相対的に固定されており、かつ、床面に対し回転運動するのみである。従って、床面と壁面が凸に接している隅々、すなわち、床面や側壁下端部位のコーナー、例えば、図3に示す側壁下端部から10〜20(cm)のコーナー領域Aはゴミ等が滞留しやすく汚れの発生原因の多い箇所であり、当該床面清掃機を操作する者は、汚れを完全に払拭することができないため、サンダ−やグラインダー等により手作業で清掃するしか方法がないという問題点があった。更に、図3に示す従来の技術に於ける回転ブラシ型床面清掃機は、装置本体の外径寸法Bがブラシ部7の外径寸法Cより大きいので、当該床面清掃機を側壁部やそのコーナーに押付けても前記コーナ領域Aには該ブラシ部7が移動又は当接することができず、この部分の清掃は不可能であると同時に、当該床面清掃機の無理な押し付けにより側壁部下端を却って汚したり、はなはだしい場合は破損させたりする惧れもあった。
【0007】
▲2▼上記説明した従来の技術に於ける角型床用ポリシャー等は、該角型床用ポリシャーを移動させるための操作ハンドルが当該ポリシャーの一方の側面、すなわち操作する者が押して取り扱うように取り付けられており、角型の清掃研磨体はその反対方向つまり作業上前面側のみに直線往復運動を行うものとなっている。従って、当該角型床用ポリシャーの壁面下端や凸部での作業性は限定されたものであり、小さな凹凸部に対応することが困難となる問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、床清掃装置本体内に介装した偏心運動を行う水平振動機構により、該床清掃装置本体の底部に配設する振動パッドに貼着した角型たわし状ブラシを前後左右等放射状に運動させ、床面の汚れを完全に払拭しかつ当該清掃装置を労力を伴うことなく円滑に操作できることを目的としたものであって、次の構成、手段から成立する。
【0009】
請求項1記載の発明によれば、連結された回転傾斜自在の操作レバーを備えた床清掃装置に於いて、該床清掃装置本体内に介装された動力源としての駆動部と、該駆動部の回転出力により床面に接触する角型たわし状ブラシを放射状に振動させかつ偏心運動する水平振動機構と、該水平振動機構を備えると共に該水平振動機構に連動する振動パッドと、該振動パッドに着脱自在に係合させた角型たわし状ブラシとを具備したことを特徴とする角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置である。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、前記水平振動機構が、中心軸に対して所定距離で偏心した軸心を備えかつガイド溝内のボールベアリングの配列群を有する構成でなることを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置である。
【0011】
請求項3記載の発明によれば、前記水平振動機構が、中心軸に対して所定距離で偏心した軸心を備えかつガイド溝内のボールベアリングの配列群であって、振動パッドに一体形成したことを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置である。
【0012】
請求項4記載の発明によれば、前記角型たわし状ブラシが、該床清掃装置本体の底部より若干幅広のサイズに設定したことを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置である。
【0013】
請求項5記載の発明によれば、前記角型たわし状ブラシが、該床清掃装置本体の底部に配設する振動パッドにかぎ片付テープにより着脱可能に貼着したことを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置である。
【0014】
請求項6記載の発明によれば、連結された回転傾斜自在の操作レバーを備えた床清掃装置に於いて、動力源としての駆動部、該駆動部の回転出力により床面に接触する角型たわし状ブラシを放射状に振動させかつ偏心運動する水平振動機構を収容した該床清掃装置本体の箱型矩形状外部ケースを備えてなり、該水平振動機構を備えると共に該水平振動機構に連動する振動パッドを有し、該振動パッドに着脱自在に係合させた角型たわし状ブラシとを具備したことを特徴とする角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置である。
【0015】
請求項7記載の発明によれば、前記箱型矩形状外部ケースの内壁間に前記駆動部の出力軸を支持する防水壁を橋架張設したことを特徴とする請求項6記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置である。
【0016】
請求項8記載の発明によれば、連結された回転傾斜自在の操作レバーを備えた床清掃装置に於いて、該床清掃装置本体の箱型矩形状外部ケース内に収容されてあって動力源としての駆動部及び該駆動部の回転出力により床面に接触する角型たわし状ブラシを放射状に振動させかつ偏心運動する水平振動機構と、該水平振動機構を備えると共に該水平振動機構に連動する振動パッドと、該振動パッドにかぎ片付テープにより着脱自在に係合させた角型たわし状ブラシと、前記箱型矩形状外部ケースの内壁間に橋架張設した前記駆動部の出力軸を支承する防水壁と、前記防水壁と前記振動パッドとの間に介設した屈曲可能な支持軸とを有したことを特徴とする角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係る角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置の実施の形態について、添付図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置の実施の形態を示す全体の構成であって、床面上を清掃している状態を示す斜視図である。
9は本発明に係る角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置本体であって、外部ケース10、角型振動パッド11及び角型たわし状ブラシ12を有している。該外部ケース10は概ね箱型矩形状に成形され、その側面部の一部に例えば略中央部分には複数のライン状の孔を有するルーバー13を備えている。9aは給電ケーブルであり、コンセント等の外部電源に接続してモータ等でなる駆動部19に通電させる。該床清掃装置本体9の底部には、該駆動部19からの動力によって振動する水平振動機構21を介して偏心運動する角型振動パッド11が一体成形されている。該角型振動パッド11の下面すなわち床面側には、清掃作業用等の角型たわし状ブラシ12等を配備している。
【0019】
外部ケース10の側面部の略中央部分には、前記駆動部19から運転時に発生する熱を放熱するためのルーバー13が設けられており、本実施例では複数段すなわち4段のライン形状の孔で構成している。本発明はこれに限定されず、例えば網状孔や他の所望の形状、形成方法でも差し支えない。
【0020】
15は一端をヒンジ部16を介して前記床清掃装置本体9又は外部ケース10の上面に連結した操作レバーであり、その先端はグリップ部17を備え、該操作レバー15の適宜部位、特にグリップ部17の近傍に駆動部19に通電するスイッチでなる電気スイッチ手段18を設けている。該電気スイッチ手段18を清掃要員等が操作すれば、前記駆動部19に通電し、該駆動部19を動作し、前記水平振動機構21等を振動動作させる。
また、前記ヒンジ部16は一方軸16a及び該一方軸16aに直交する他方軸16bで構成し、該操作レバー15を前後左右に回動可能に枢着しており、いわゆるユニバーサルジョイントを構成している。
【0021】
前記操作レバー15は、矢線方向G又はHで示すように、図1から見れば、前記床清掃装置本体9の前後にそれぞれ略90度つまり全体で略180度に、清掃要員等により回動可能に構成している。また、該操作レバー15は同様に矢線方向L又はRで示すように、前記床清掃装置本体9の左右にそれぞれ略90度つまり全体で略180度に回動可能に構成している。該操作レバー15の回動は、ボルトやユニバーサルジョイント等でなる一方軸16a、他方軸16bを中心に回動することにより行なわれるもので、前記清掃要員等の手動によって操作レバー15の床面Dに対する傾き度合いを調整できる。従って、例えば、操作レバー15を略横倒しすることにより、清掃要員等自身が入れない箇所であっても前記床清掃装置本体9の高さが許容する範囲内であれば、机や棚等の下や奥のスペースでも当該床清掃装置本体9を取扱うことができる。
尚、前記操作レバー15の内部は、電気スイッチ手段18と、駆動部19等に接続する電線(図示せず)が引き回されている。
【0022】
次に、図2に基づいて前記床清掃装置本体9の内部構造を説明する。
図2は、本発明に係る角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置本体の要部概略を示すものであって、(a)は該床清掃装置本体の要部を切欠した側面図、(b)は床清掃装置本体に備えた角型振動パッドの平面図である。
【0023】
19は該床清掃装置本体9の動力源としての駆動部であって、該駆動部19はモータ等で構成されており、その出力軸20は外部ケース10の内壁に橋架張設した防水壁14に、シール部材14aを介して支承されている。該駆動部19の下方つまりモータの出力軸20は、図2(b)に示すように、該角型振動パッド11の中心c1に対して所定の距離Xで偏心した位置に軸心c2を有する偏心出力軸であって、ボールベアリング21aの配列群等からなる水平振動機構21を動作している。前記角型振動パッド11は該水平振動機構21に一体成形されており、前記防水壁14との間にナイロン樹脂等からなる屈曲可能な支持軸11aを介して支持されている。そして、該支持軸11aは、自ら屈曲することにより角型振動パッド11の水平振動を許容する役割を果たしている。
また、前記水平振動機構21は駆動部19に連動する構成であって、それ自体独自の部品で構成してもよいが、角型振動パッド11を改変し又は造形することにより角型振動パッド11自体に設ける。そして、該水平振動機構21の本実施例では、ボールベアリング21aや該ボールベアリング21aをガイドする案内溝21b等で構成される。
【0024】
前記角型たわし状ブラシ12は、該角型振動パッド11にかぎ片付テープ22で着脱自在に貼付されている。この際、該テープ22はかぎ片22aを有しており、該かぎ片22aを該角型振動パッド11に係止かつ接着している。そして、洗浄やワックス掛け等の目的やフローリング仕上げやタイル等床面の材質、更には階段若しくは棚等の下など用途に応じて角型たわし状ブラシ12以外にも種々の形態のブラシやマット等に容易に取り替えることができる。
【0025】
図2(a)に於いて、前記外部ケース10の内壁周囲に沿って洗浄時の感電を防止するための防水壁14を設けている。そして、角型たわし状ブラシ12側から進入した水等は該防水壁14及びシール部材14aにより駆動部19側に流入しないように構成している。
尚、該外部ケース10の材質としては、鉄板のほか、アルミダイキャスト、プラスチック、ナイロン樹脂等で形成することもできる。
【0026】
次に本発明に係る角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置の実施の形態の動作を説明する。
清掃要員等は、手動にて当該床清掃装置本体9の操作レバー15を適宜位置、例えば、略垂直位置まで立設設定して人力で床面D上のコーナ領域Aに、角型たわし状ブラシ12の先端が壁面Fに当接するように移動する。そして、電気スイッチ手段18をオン操作すれば、該床清掃装置本体9内の駆動部19に通電されることにより、前記水平振動機構21を偏心運動させて前記角型振動パッド11を高速に前後左右斜め等に水平振動させる。
而して、床清掃装置本体9の底部に備えた角型たわし状ブラシ12が凸形状となっているコーナ領域の床面D上を研くように動作し、該床面D上のゴミや汚れ等の固形物を該床面Dから容易にかつ迅速に剥離させ、前記床面Dのコーナ領域Aのみならず該床面D上の全域に渉り完全な清掃を行うものである。
【0027】
この際、前記床清掃装置本体9又は外部ケース10の幅長よりも該角型たわし状ブラシ12は若干幅広に設定されているため、該床清掃装置本体9の外部ケース10に妨げられることない。従って、該角型たわし状ブラシ12の側面部位がガイドとなり、壁面Fにスライド接触しながら床面Dの清掃を円滑に行うことが可能となる。そして、壁面Fの最下端部位や当該床面のA領域やコーナ領域Aの細部に角型たわし状ブラシ12の縁部が必ず接触し、より一層円滑に清掃することが可能となる。
而して、当該本発明の床清掃装置9の移動が円滑であり、人力を伴う床面の清掃にあって極めて短時間に床面D等の清掃を行うことができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明に係る角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置は、上述した構成、動作を有するので次の効果がある。
【0029】
請求項1記載の発明によれば、連結された回転傾斜自在の操作レバーを備えた床清掃装置に於いて、該床清掃装置本体内に介装された動力源としての駆動部と、該駆動部の回転出力により床面に接触する角型たわし状ブラシを放射状に振動させかつ偏心運動する水平振動機構と、該水平振動機構を備えると共に該水平振動機構に連動する振動パッドと、該振動パッドに着脱自在に係合させた角型たわし状ブラシとを具備したことを特徴とする角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置を提供する。
このような構成としたので、床面と壁面が凸に接している隅々、すなわち、床面や側壁下端部位のコーナーの汚れを完全に払拭することができる効果がある。また、該床清掃装置を移動させるための操作レバーが当該床清掃装置の上面にユニバーサルジョイント方式で取り付けられており前後左右及び回動自在となり、壁面下端や凸部での作業性が限定されず、特に一般家庭用として用いる場合に、小さな凹凸部に対応することができる効果がある。
【0030】
請求項2記載の発明によれば、前記水平振動機構が、中心軸に対して所定距離で偏心した軸心を備えかつガイド溝内のボールベアリングの配列群を有する構成でなることを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置を提供する。
このような構成としたので、水平振動機構がボールベアリング等の小部品の組合せで成立し、振動パッド内に容易に備えることが可能であり、装置の小型化及び動作の正確さを確保し実施化が容易となる効果がある。
【0031】
請求項3記載の発明によれば、前記水平振動機構が、中心軸に対して所定距離で偏心した軸心を備えかつガイド溝内のボールベアリングの配列群であって、振動パッドに一体形成したことを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置を提供する。
このような構成としたので、水平振動機構と振動パッドを一緒に成型可能とし、また、両者の部品管理を容易に行うことができ、小型かつ軽量の床清掃装置を生産できる効果がある。
【0032】
請求項4記載の発明によれば、前記角型たわし状ブラシが、該床清掃装置本体の底部より若干幅広のサイズに設定したことを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置を提供する。
このような構成としたので、床清掃装置本体に妨げられることなく角型たわし状ブラシが壁面にスライド接触してガイドの機能を果たすことができ、当該床面清掃装置の無理な押し付けにより側壁部下端を却って汚したり、はなはだしい場合は破損させたりする惧れがない効果がある。
【0033】
請求項5記載の発明によれば、前記角型たわし状ブラシが、該床清掃装置本体の底部に配設する振動パッドにかぎ片付テープにより着脱可能に貼着したことを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置を提供する。
このような構成としたので、洗浄用、ワックス用、タイル用、フローリング用等の種々の用途に適合した角型たわし状ブラシを簡易に付け替えることができ、汎用性の高い床清掃装置を提供できる効果がある。
【0034】
請求項6記載の発明によれば、連結された回転傾斜自在の操作レバーを備えた床清掃装置に於いて、動力源としての駆動部、該駆動部の回転出力により床面に接触する角型たわし状ブラシを放射状に振動させかつ偏心運動する水平振動機構を収容した該床清掃装置本体の箱型矩形状外部ケースを備えてなり、該水平振動機構を備えると共に該水平振動機構に連動する振動パッドを有し、該振動パッドに着脱自在に係合させた角型たわし状ブラシとを具備したことを特徴とする角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置を提供する。
このような構成としたので、箱型矩形状外部ケース内に駆動部及び水平振動機構をコンパクトに収容可能となり、装置全体を小型軽量化し、床清掃装置の移動が容易となり人力を伴う床面の清掃にあって極めて短時間に床面等の清掃を行うことができる効果がある。
【0035】
請求項7記載の発明によれば、前記箱型矩形状外部ケースの内壁間に前記駆動部の出力軸を支持する防水壁を橋架張設したことを特徴とする請求項6記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置を提供する。
このような構成としたので、清掃作業に於ける床面等からの水の流入に際し、当該防水壁により駆動部への浸水を防止でき、浸水に伴う動作停止を防ぐと共に、装置の防錆機能を果たす効果がある。
【0036】
請求項8記載の発明によれば、連結された回転傾斜自在の操作レバーを備えた床清掃装置に於いて、該床清掃装置本体の箱型矩形状外部ケース内に収容されてあって動力源としての駆動部及び該駆動部の回転出力により床面に接触する角型たわし状ブラシを放射状に振動させかつ偏心運動する水平振動機構と、該水平振動機構を備えると共に該水平振動機構に連動する振動パッドと、該振動パッドにかぎ片付テープにより着脱自在に係合させた角型たわし状ブラシと、前記箱型矩形状外部ケースの内壁間に橋架張設した前記駆動部の出力軸を支承する防水壁と、前記防水壁と前記振動パッドとの間に介設した屈曲可能な支持軸とを有したことを特徴とする角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置である。
このような構成としたので、防水壁と振動パッドとの間に屈曲可能な支持軸を介設し、当該振動パッドを円滑に水平振動運動をさせ清掃品質を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置の実施の形態であって、その斜視図である。
【図2】本発明に係る角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置本体の要部概略を示すものであって、(a)は該床清掃装置本体の一部を切欠した側面図、(b)は角型振動パッド及び水平振動機構の該床清掃装置本体側の平面図である。
【図3】従来の技術に於ける回転ブラシ型床面清掃機の一例を示す斜視図である。
【図4】従来の技術に於ける角型床用ポリシャーの一例を示す側面図である。
【符号の説明】
1   清掃研磨用パット
2   カム体
3   モータ
3a  軸
3b  当り腕
4   操作ハンドル
5   歯車機構
6   保護ケース
6a  保護ケースの蓋
7   ブラシ部
8   操作レバー
8a  操作レバーの先端部
9   本発明に係る角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置本体
9a  給電ケーブル
10  外部ケース
11  角型振動パッド
11a 屈曲可能な支持軸
12  角型たわし状ブラシ
13  ルーバー
14  防水壁
14a シール部材
15  操作レバー
16  ヒンジ部
16a 一方軸
16b 他方軸
17  グリップ部
18  電気スイッチ手段
19  駆動部
20  出力軸
21  水平振動機構
21a ボールベアリング
21b 案内溝
22  かぎ片付テープ
22a かぎ片
A   床面上のコーナー領域
B   従来の床清掃機の外形寸法
C   従来の床清掃機のブラシ部の外径寸法
D   床面
F   壁面
X   偏心距離
c1  振動パッドの中心
c2  駆動部の出力軸の軸心

Claims (8)

  1. 連結された回転傾斜自在の操作レバーを備えた床清掃装置に於いて、該床清掃装置本体内に介装された動力源としての駆動部と、該駆動部の回転出力により床面に接触する角型たわし状ブラシを放射状に振動させかつ偏心運動する水平振動機構と、該水平振動機構を備えると共に該水平振動機構に連動する振動パッドと、該振動パッドに着脱自在に係合させた角型たわし状ブラシとを具備したことを特徴とする角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置。
  2. 前記水平振動機構が、中心軸に対して所定距離で偏心した軸心を備えかつガイド溝内のボールベアリングの配列群を有する構成でなることを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置。
  3. 前記水平振動機構が、中心軸に対して所定距離で偏心した軸心を備えかつガイド溝内のボールベアリングの配列群であって、振動パッドに一体形成したことを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置。
  4. 前記角型たわし状ブラシが、該床清掃装置本体の底部より若干幅広のサイズに設定したことを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置。
  5. 前記角型たわし状ブラシが、該床清掃装置本体の底部に配設する振動パッドにかぎ片付テープにより着脱可能に貼着したことを特徴とする請求項1記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置。
  6. 連結された回転傾斜自在の操作レバーを備えた床清掃装置に於いて、動力源としての駆動部、該駆動部の回転出力により床面に接触する角型たわし状ブラシを放射状に振動させかつ偏心運動する水平振動機構を収容した該床清掃装置本体の箱型矩形状外部ケースを備えてなり、該水平振動機構を備えると共に該水平振動機構に連動する振動パッドを有し、該振動パッドに着脱自在に係合させた角型たわし状ブラシとを具備したことを特徴とする角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置。
  7. 前記箱型矩形状外部ケースの内壁間に前記駆動部の出力軸を支持する防水壁を橋架張設したことを特徴とする請求項6記載の角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置。
  8. 連結された回転傾斜自在の操作レバーを備えた床清掃装置に於いて、該床清掃装置本体の箱型矩形状外部ケース内に収容されてあって動力源としての駆動部及び該駆動部の回転出力により床面に接触する角型たわし状ブラシを放射状に振動させかつ偏心運動する水平振動機構と、該水平振動機構を備えると共に該水平振動機構に連動する振動パッドと、該振動パッドにかぎ片付テープにより着脱自在に係合させた角型たわし状ブラシと、前記箱型矩形状外部ケースの内壁間に橋架張設した前記駆動部の出力軸を支承する防水壁と、前記防水壁と前記振動パッドとの間に介設した屈曲可能な支持軸とを有したことを特徴とする角型たわし状ブラシを用いた床清掃装置。
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