JP2004105512A - ディスペンサ用補助板 - Google Patents

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辻 靖行
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Abstract

【課題】底部に重畳紙の取り出し口が設けられている衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内に装着して重畳紙を取り出し易くするためのディスペンサ用補助板を提供する。
【解決手段】ディスペンサ用補助板を、ディスペンサ本体Xの底部Xaの取り出し口Xaaよりも大きい開口部1aが設けられており正面側から背面側に向かう奥行方向の中央部が下方に位置するように凹面状を成していてその上面に載置された重畳紙が引き出される力によって更に下方に湾曲する載置部1と、載置部1の正面側又は背面側の一方の端縁からほぼ鉛直下方向に折曲されて成り載置部1とディスペンサ本体Xの底部Xaとの間に空間を維持させるための第一立ち下がり片2と、第一立ち下がり片2の下端からほぼ水平方向であって載置部1側に折曲されて成りディスペンサ本体Xの底部Xaに設置させるための第一設置片3とで構成する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、底部に重畳紙の取り出し口が設けられている衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内に装着して重畳紙を取り出し易くするためのディスペンサ用補助板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トイレットペーパーやハンドタオルの如き衛生用薄紙の交換や補充は煩雑な作業であり、オフィスビルやデパート等、複数のトイレを管理する際には特に負担が大きく、その対策の一つとして近年、トイレットペーパーやハンドタオルの如き衛生用薄紙を大量に収納することが可能な大容量の衛生用薄紙収納用ディスペンサが広く利用されている。
【0003】
このような衛生用薄紙収納用ディスペンサに収納されるトイレットペーパーやハンドタオルとしては、芯に巻かれたロール紙や二つ折りにされ互いに係合している重畳紙があり、これらのうち重畳紙はロール紙のように切断する必要がなく引き出すだけで使用できるため、ハンドタオルのみならずトイレットペーパーにも適用されるようになってきている。
【0004】
重畳紙は1枚引き出されると隣接する重畳紙が連なって凡そ半分ほど引き出されるから、ティッシュペーパーボックス等では、上方に設けられた取り出し口から重畳紙を取り出すことによって半分ほど引き出された重畳紙の先端が少なくとも取り出し口から突出した状態となるので順次引き出しが可能となるが、大容量の衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサの場合には、上方に取り出し口が設けられていると残量が少なくなった際に重畳紙の先端が取り出し口に達しなくなるため、通常下方に取り出し口が設けられている。その結果、重畳紙がディスペンサ内に大量に収納されると、重畳紙はその大きな自重によって押さえ付けられることになって引き出し時に大きな摩擦力が生じるため、取り出し難くまた破れ易いという問題がある。
【0005】
また、重畳紙を常に取り出し易くするために、ディスペンサの底部にV字状であって非弾性部材から成る補助部材を設けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、このように非弾性部材から成る補助部材を設けて重畳紙を常に取り出し易くすると、重畳紙が少なくなった場合に、重畳紙が連なって多数引き出されて無駄が生じるという問題点がある。
【0006】
更に、取出口を、その周縁部から中央部に向って延びる少なくとも一対の相対向する弾性片を備え、該相対向する弾性片の間に薄紙取出装置の略中央を占める取出口とする構成のものがある(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、このように取出口の形状を従来のディスペンサの取出口と全く異なった形状とするためには、ディスペンサを新たに設計し直す必要があるから、費用や手間が嵩む上に、従来のディスペンサが利用できなくなるという問題点もある。
【0007】
【特許文献1】
実公平6−2936号公報 (第2−3頁、第1−3図)
【特許文献2】
特公平4−22567号公報
【0008】
また、重畳紙を収納するディスペンサは、従来の完全な直方体状の箱形のディスペンサから、その意匠性等を考慮して最近では図12や図13に示す如く底部を正面側から背面側に向けて下方に傾斜させたデザインのディスペンサが増えているが、傾斜した底部に別途取り出し装置を設けたり取り出し口を改良することは難しく、このように底部が傾斜したディスペンサに対してはほとんど有効な対策が講じられていないのが現状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記の問題に鑑み、底部に重畳紙の取り出し口が設けられている衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内に装着して、重畳紙を取り出し易くすると共に取り出し時に重畳紙が破れたり連なって引き出されたりすることを防止するためのディスペンサ用補助板を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、奥行方向の中央部が下方に位置するように凹面状を成していてその上面に載置された重畳紙が引き出される力によって更に下方に湾曲する載置部と、この載置部とディスペンサの底部との間に空間を維持させるための第一立ち下がり片と、ディスペンサの底部に設置させるための第一設置片とを備えているディスペンサ用補助板を衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内の底部に装着すれば、重畳紙が大量に収納された状態では、重畳紙の大きな自重によって載置部のみが下方に大きく湾曲して載置部とその上に載置された重畳紙との間に隙間ができるから、重畳紙を破れることなく容易に取り出すことができ、また重畳紙が完全に引き出されると載置部はその弾性によって元の形状に戻るため同様な効果が繰り返し得られ、一方収納された重畳紙が少なくなった状態では、重畳紙の自重が小さいため載置部が下方に湾曲することはほとんどなく載置部とその上に載置された重畳紙との間に隙間も小さくなり、その結果過度に取り出し易くなることがないので重畳紙が連なって取り出されることもなく、更にこのディスペンサ用補助板はディスペンサ内の底部に装着されるだけであるからディスペンサを改造する必要がなく、また簡単な構造であるから底部が傾斜したディスペンサにも容易に装着できることを究明して本発明を完成したのである。
【0011】
即ち本発明は、底部に重畳紙の取り出し口が設けられている衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内の底部に装着される平面形状が重畳紙とほぼ同形のディスペンサ用補助板であって、ディスペンサの底部の取り出し口と相対する位置に該取り出し口よりも大きい開口部が設けられており正面側から背面側に向かう奥行方向の中央部が下方に位置するように凹面状を成していてその上面に載置された重畳紙が引き出される力によって更に下方に湾曲する載置部と、該載置部の正面側又は背面側の一方の端縁からほぼ鉛直下方向に折曲されて成り該載置部とディスペンサの底部との間に空間を維持させるための第一立ち下がり片と、該第一立ち下がり片の下端からほぼ水平方向であって載置部側に折曲されて成りディスペンサの底部に設置させるための第一設置片とを備えていることを特徴とするディスペンサ用補助板に関するものである。
【0012】
そして、載置部の正面側又は背面側の他方の端縁からほぼ鉛直下方向に折曲されて成る第二立ち下がり片とこの第二立ち下がり片の下端からほぼ水平方向であって該載置部側に折曲されて成りディスペンサの底部に設置させるための第二設置片とが更に設けられていたり、載置部の正面側又は背面側の他方の端縁から載置部側に鋭角に折曲されて成りディスペンサの底部に設置させるための折り返し片が更に設けられていると、ディスペンサ用補助板の両端をディスペンサの底部に確実に設置させることができるだけでなく、載置部とディスペンサの底部との間に容易に空間を維持させることができてより好ましく、これらの態様において第一設置片の載置部と反対側の面や、第二設置片の載置部と反対側の面や、折り返し片の載置部と反対側の面の少なくともいずれかに剥離紙付き粘着剤が設けられていると、ディスペンサ用補助板をディスペンサの底部に固着させることができると共に交換も容易に行えるから好ましく、更にディスペンサ用補助板が1枚の薄い板紙で形成されていたり、1枚のプラスチック板で形成されていると、製作及び加工が容易で安価に製造できて好ましいことも究明したのである。
【0013】
【発明の実施の態様】
以下、図面により本発明に係るディスペンサ用補助板について詳細に説明する。
図1は本発明に係るディスペンサ用補助板の1実施例を示す斜視説明図、図2は図1におけるディスペンサ用補助板が二列式の衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内に装着された様子を示す斜視説明図、図3は図2における側面説明図、図4は図3における衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサに大量の重畳紙が収納されている状態を示す側面説明図、図5は図4の状態の衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサから重畳紙が引き出される様子を示す側面説明図、図6は図3における衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサに収納されている重畳紙が少量になった状態を示す側面説明図、図7は図6の状態の衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサから重畳紙が引き出される様子を示す側面説明図、図8は本発明に係るディスペンサ用補助板の他の実施例が水平な底部を有する衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内に装着された様子を示す側面説明図、図9は本発明に係るディスペンサ用補助板の更に他の実施例を示す斜視説明図、図10は図9におけるディスペンサ用補助板が水平な底部を有する衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内に装着された様子を示す側面説明図、図11は図9におけるディスペンサ用補助板が傾斜した底部を有する衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内に装着された様子を示す側面説明図である。
【0014】
図面中、Xは底部Xaに重畳紙の取り出し口Xaaが設けられている衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサであって、その底部Xaに本発明に係るディスペンサ用補助板が装着される。このディスペンサXは、通常硬質プラスチックや金属などから形成されており、図2に示すように重畳紙が二列に収納されるものや図12に示すように一列に収納されるものがあるが、本発明に係るディスペンサ用補助板はディスペンサXの重畳紙が収納可能な列数やディスペンサXの材質に関係なく使用できる。
【0015】
1はディスペンサXの底部Xaの取り出し口Xaaと相対する位置にこの取り出し口Xaaよりも大きい開口部1aが設けられており正面側から背面側に向かう奥行方向の中央部が下方に位置するように凹面状を成していてその上面に載置された重畳紙が引き出される力によって更に下方に湾曲する載置部である。この載置部1は図1及び図3に示す如く重畳紙が載置されていない状態で正面側から背面側に向かう奥行方向の中央部が既に下方側に僅かに凹面状を成しているので、大量の重畳紙が載置されると図4に示すようにスムーズに下方側に湾曲するのである。また、この載置部1には図2に示すようにディスペンサXの底部Xaの取り出し口Xaaと相対する位置に大きな開口部1aが設けられているので、開口部1aを通って引き出される重畳紙が取り出し口Xaaに引っ掛かることがないのである。
【0016】
2は載置部1の正面側又は背面側の一方の端縁からほぼ鉛直下方向に折曲されて成り載置部1とディスペンサXの底部Xaとの間に空間を維持させるための第一立ち下がり片である。この第一立ち下がり片2は載置部1の端縁を支持して載置部1とディスペンサXの底部Xaとの間に空間を維持させる役目を成す部分であるが、載置部1とディスペンサXの底部Xaとの間に大きな空間を形成させるように第一立ち下がり片2の高さを高くしすぎると、第一立ち下がり片2自身がたわんで載置部1の変形を妨げて充分な取り出し効果が得られなくなるからその高さはあまり高くしすぎない方がよい。
【0017】
3は第一立ち下がり片2の下端からほぼ水平方向であって載置部1側に折曲されて成りディスペンサXの底部Xaに設置させるための第一設置片である。この第一設置片3はディスペンサXの底部Xaに確実に固定されるように、そして重畳紙の種類によって適宜ディスペンサ用補助板を交換したり劣化したディスペンサ用補助板を交換したりすることができるように、載置部1と反対側の面に剥離紙付き粘着剤が設けられていることが好ましい。
【0018】
4は載置部1の正面側又は背面側の他方の端縁からほぼ鉛直下方向に折曲されて成る第二立ち下がり片である。この第二立ち下がり片4が設けられていると、図9に示すように正面側又は背面側の一方の端縁から前記第一立ち下がり片2と前記第一設置片3とが設けられている載置部1の反対側の他方の端縁に後述する第二設置片5と共にこの第二立ち下がり片4が更に存在することになるから、載置部1はその両端縁をこの第二立ち下がり片4と前記第一立ち下がり片2とで支持されることになって載置部1とディスペンサXの底部Xaとの間に確実に空間を維持させることができてより好ましい。
【0019】
5はディスペンサXの底部Xaに設置させるために第二立ち下がり片4の下端からほぼ水平方向であって載置部1側に折曲されて成る第二設置片であって、前記第一設置片3及び/又はこの第二設置片5の載置部1と反対側の面に剥離紙付き粘着剤が設けられていると、ディスペンサXの底部Xaに確実に固定でき、また交換等も容易に行うことができて好ましい。
【0020】
6はディスペンサXの底部Xaに設置させるために載置部1の正面側又は背面側の他方の端縁から載置部1側に鋭角に折曲されて成る折り返し片である。この折り返し片6が設けられていると、図8に示すように正面側又は背面側の一方の端縁から前記第一立ち下がり片2と前記第一設置片3とが設けられている載置部1の反対側の他方の端縁にこの折り返し片6が更に存在することになるから、載置部1は正面側と背面側の両端で確実に支持され、載置部1とディスペンサXの底部Xaとの間に確実に空間を維持させることができてより好ましい。また前記第一設置片3及び/又はこの折り返し片6の載置部1と反対側の面に剥離紙付き粘着剤が設けられていると、ディスペンサXの底部Xaに安定した状態で固定することができ、また交換等も容易に行うことができて好ましい。
【0021】
また、本発明に係るディスペンサ用補助板を構成する載置部1等の各部分はそれぞれ別の材料で形成されていてもよいが、1つの材料から構成されていて特にその材料が薄い板紙やプラスチック板であると、加工が容易なだけでなく安価に製造できてより好ましいのである。
【0022】
このような構成を有する本発明に係るディスペンサ用補助板としては、例えば図1に示すように、載置部1の奥行方向の一方の端縁に第一立ち下がり片2と第一設置片3とが設けられていて他方の端縁に何も設けられていないディスペンサ用補助板があり、このディスペンサ用補助板を底部Xaが傾斜しているディスペンサXに装着すると図2あるいは図3に示すような状態となる。その際、載置部1の他方の端縁を図3に示すようにディスペンサXの正面側の側面部に立てかけるようにして当接させれば、載置部1とディスペンサXの底部Xaとの間に大きな空間を形成させることができる。
【0023】
ここで、図3に示すディスペンサX内に重畳紙が大量に収納されると、図4に示すように載置部1はディスペンサXの底部Xaに当接することなく下方に大きく湾曲し、更に重畳紙が引き出されると載置部1のみが図5に示すように下方に湾曲して載置部1とディスペンサXの底部Xaとの間に更に隙間が生じるから、重畳紙のスムーズな取り出しが可能となるのである。また重畳紙が取り出された後、載置部1はその弾性によって図4の如き状態に戻るため、繰り返し同様な効果が得られるのである。
【0024】
そして、収納された重畳紙が少なくなると、図6に示すように重畳紙の自重が小さいため載置部1が下方に湾曲することはほとんどなく、重畳紙が引き出される際にも図7に示すように載置部1とその上に載置された重畳紙との間にほとんど隙間が生じなくなるから、重畳紙が過度に取り出し易くなることがないので重畳紙が連なって多数取り出されることがないのである。
【0025】
また、図8に示すように載置部1の正面側又は背面側の他方の端縁に折り返し片6が更に設けられていたり、図9に示すように載置部1の正面側又は背面側の他方の端縁に第二立ち下がり片4と第二設置片5とが更に設けられていたりすると、図10及び図11に示すようにディスペンサXの底部Xaの形状に関係なく本発明に係るディスペンサ用補助板をディスペンサXの底部Xaに安定した状態に容易に装着できると共に、載置部1とディスペンサXの底部Xaとの間に安定した強固な空間を形成させることができるので、より好ましいのである。
そして、第一設置片3,第二設置片5,折り返し片6の一者以上の載置部1と反対側の面に剥離紙付き粘着剤が設けられていると、ディスペンサ用補助板をディスペンサの底部に固着させることができるので、前記効果を確実に維持させることができるのである。
【0026】
【発明の効果】
以上に詳述した如く本発明に係るディスペンサ用補助板は、底部に重畳紙の取り出し口が設けられている衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内の底部に装着される平面形状が重畳紙とほぼ同形のディスペンサ用補助板であって、ディスペンサの底部の取り出し口と相対する位置に取り出し口よりも大きい開口部が設けられており正面側から背面側に向かう奥行方向の中央部が下方に位置するように凹面状を成していてその上面に載置された重畳紙が引き出される力によって更に下方に湾曲する載置部と、載置部の正面側又は背面側の一方の端縁からほぼ鉛直下方向に折曲されて成り載置部とディスペンサの底部との間に空間を維持させるための第一立ち下がり片と、第一立ち下がり片の下端からほぼ水平方向であって載置部側に折曲されて成りディスペンサの底部に設置させるための第一設置片とを備えているから、重畳紙が大量に収納された状態では重畳紙の大きな自重によって載置部のみが下方に大きく湾曲して載置部とその上に載置された重畳紙との間に隙間ができるから、重畳紙を破れることなく容易に取り出すことができ、また重畳紙が完全に引き出されると載置部はその弾性によって元の形状に戻るため同様な効果が繰り返し得られ、一方収納された重畳紙が少なくなってきた状態では重畳紙の自重が小さいため載置部が下方に湾曲することはほとんどなく載置部とその上に載置された重畳紙との間に隙間も小さくなり、その結果過度に取り出し易くなることがないので重畳紙が連なって取り出されることもなく、更にこのディスペンサ用補助板はディスペンサ内の底部に装着されるだけであるからディスペンサを改造する必要がなく、また簡単な構造であるから底部が傾斜したディスペンサにも容易に装着できるのである。
【0027】
また、載置部の正面側又は背面側の他方の端縁からほぼ鉛直下方向に折曲されて成る第二立ち下がり片とこのディスペンサの底部に設置させるために第二立ち下がり片の下端からほぼ水平方向であって載置部側に折曲されて成りディスペンサの底部に設置させるための第二設置片とが更に設けられていたり、載置部の正面側又は背面側の他方の端縁から載置部側に鋭角に折曲されて成るディスペンサの底部に設置させるための折り返し片が更に設けられていると、ディスペンサ用補助板の両端をディスペンサの底部に確実に設置させることができるばかりでなく、載置部とディスペンサの底部との間に容易に空間を維持させることができ、また載置部の正面側又は背面側の一方の端縁に第一立ち下がり片と第一設置片とが設けられている態様においては第一設置片の載置部と反対側の面に剥離紙付き粘着剤が設けられていたり、載置部の正面側又は背面側の他方の端縁に第二立ち下がり片と第二立設置片とが更に設けられている態様においては第一設置片及び/又は該第二設置片の載置部と反対側の面に剥離紙付き粘着剤が設けられていたり、載置部の正面側又は背面側の他方の端縁に折り返し片が更に設けられている態様においては第一設置片及び/又は折り返し片の載置部と反対側の面に剥離紙付き粘着剤が設けられていると、ディスペンサ用補助板をディスペンサの底部に固着させることができると共に交換も容易に行うことができるのである。更にディスペンサ用補助板が1枚の薄い板紙で形成されていたり、1枚のプラスチック板で形成されていると、加工が容易で安価に製造できるのである。
【0028】
このような種々の効果を奏する本発明に係るディスペンサ用補助板の工業的価値は非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスペンサ用補助板の1実施例を示す斜視説明図である。
【図2】図1におけるディスペンサ用補助板が二列式の衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内に装着された様子を示す斜視説明図である。
【図3】図2における側面説明図である。
【図4】図3における衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサに大量の重畳紙が収納されている状態を示す側面説明図である。
【図5】図4の状態の衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサから重畳紙が引き出される様子を示す側面説明図である。
【図6】図3における衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサに収納されている重畳紙が少量になった状態を示す側面説明図である。
【図7】図6の状態の衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサから重畳紙が引き出される様子を示す側面説明図である。
【図8】本発明に係るディスペンサ用補助板の他の実施例が水平な底部を有する衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内に装着された様子を示す側面説明図である。
【図9】本発明に係るディスペンサ用補助板の更に他の実施例を示す斜視説明図である。
【図10】図9におけるディスペンサ用補助板が水平な底部を有する衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内に装着された様子を示す側面説明図である。
【図11】図9におけるディスペンサ用補助板が傾斜した底部を有する衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ内に装着された様子を示す側面説明図である。
【図12】従来の一列式の衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサの斜視説明図である。
【図13】従来の二列式の衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサの斜視説明図である。
【符号の説明】
X ディスペンサ本体
Xa 底部
Xaa 取り出し口
1 載置部
1a 開口部
2 第一立ち下がり片
3 第一設置片
4 第二立ち下がり片
5 第二設置片
6 折り返し片

Claims (8)

  1. 底部(Xa)に重畳紙の取り出し口(Xaa)が設けられている衛生用薄紙重畳紙収納用ディスペンサ(X)内の該底部(Xa)に装着される平面形状が重畳紙とほぼ同形のディスペンサ用補助板であって、
    該ディスペンサ(X)の底部(Xa)の取り出し口(Xaa)と相対する位置に該取り出し口(Xaa)よりも大きい開口部(1a)が設けられており正面側から背面側に向かう奥行方向の中央部が下方に位置するように凹面状を成していてその上面に載置された重畳紙が引き出される力によって更に下方に湾曲する載置部(1)と、該載置部(1)の正面側又は背面側の一方の端縁からほぼ鉛直下方向に折曲されて成り該載置部(1)と該ディスペンサ(X)の底部(Xa)との間に空間を維持させるための第一立ち下がり片(2)と、該第一立ち下がり片(2)の下端からほぼ水平方向であって該載置部(1)側に折曲されて成り該ディスペンサ(X)の底部(Xa)に設置させるための第一設置片(3)とを備えていることを特徴とするディスペンサ用補助板。
  2. 第一設置片(3)の載置部(1)と反対側の面に剥離紙付き粘着剤が設けられている請求項1に記載のディスペンサ用補助板。
  3. 載置部(1)の正面側又は背面側の他方の端縁からほぼ鉛直下方向に折曲されて成る第二立ち下がり片(4)と、該第二立ち下がり片(4)の下端からほぼ水平方向であって該載置部(1)側に折曲されて成りディスペンサ(X)の底部(Xa)に設置させるための第二設置片(5)とが更に設けられている請求項1に記載のディスペンサ用補助板。
  4. 第一設置片(3)及び/又は第二設置片(5)の載置部(1)と反対側の面に剥離紙付き粘着剤が設けられている請求項3に記載のディスペンサ用補助板。
  5. 載置部(1)の正面側又は背面側の他方の端縁から該載置部(1)側に鋭角に折曲されて成りディスペンサ(X)の底部(Xa)に設置させるための折り返し片(6)が更に設けられている請求項1に記載のディスペンサ用補助板。
  6. 第一設置片(3)及び/又は折り返し片(6)の載置部(1)と反対側の面に剥離紙付き粘着剤が設けられている請求項5に記載のディスペンサ用補助板。
  7. 1枚の薄い板紙で形成されている請求項1から6までのいずれか1項に記載のディスペンサ用補助板。
  8. 1枚のプラスチック板で形成されている請求項1から6までのいずれか1項に記載のディスペンサ用補助板。
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