JP2004105337A - コースタ - Google Patents
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Abstract
【課題】本来の作用を発揮するだけでなく、さらに雰囲気を盛り上げるなどの副次的な効果を発揮することができるコースタを提供する。
【解決手段】本発明のコースタ1は、飲料容器6が載置されるコースタ本体2にカラー点灯するカラー点灯部4が設けられており、コースタ本体部2の上部に飲料容器6を載置した場合にはその重量を検知してカラー点灯部4からのカラー点灯光がコースタ本体2の外部に放射されるように構成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明のコースタ1は、飲料容器6が載置されるコースタ本体2にカラー点灯するカラー点灯部4が設けられており、コースタ本体部2の上部に飲料容器6を載置した場合にはその重量を検知してカラー点灯部4からのカラー点灯光がコースタ本体2の外部に放射されるように構成されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料容器を載置するためのコースタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コースタは、飲料容器の下敷きとして、飲料容器に冷たい飲料を注いだ際に飲料容器の外部が結露し、その結露水が飲料容器を伝ってテーブルなどの上に流れてテーブル上に水たまりが生じたり、テーブルクロスや衣類等を汚すといったことを防止するめに使用されている。
【0003】
このようなコースタとしては、従来よりコルク製、木製、ガラス製、陶器製、プラスチック製などの各種の素材のものが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のこの種のコースタにあっては、上述のように結露水がテーブル等の上に流れるのを防止するために単に使用されているだけであって、特に副次的な効果を発揮するものがなく、味気無いものになっている。
【0005】
たとえば、パーティや飲酒などの席ではムードを盛り上げたい場合があるが、その際、コースタは目前のテーブル等の上に置かれているにもかかわらず、何らパーティや飲酒などの席で雰囲気を盛り上げる役目を果たすことがなかった。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本来の作用を発揮するだでなく、さらに雰囲気を盛り上げるなどの副次的な効果を発揮することができるコースタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、次の構成を採用している。
【0008】
すなわち、請求項1記載の発明に係るコースタは、飲料容器が載置されるコースタ本体にはカラー点灯するカラー点灯部が設けられており、前記コースタ本体部の上部に飲料容器を載置した場合にはその重量を検知して前記カラー点灯部からのカラー点灯光がコースタ本体の外部に放射されるように構成されていることを特徴としている。
【0009】
請求項2記載の発明に係るコースタは、飲料容器が載置されるコースタ本体には、カラー点灯するカラー点灯部と、コースタ本体の上部に載置される飲料容器の重量を検知する重量検知手段と、この重量検知手段から出力される検知信号に応じて前記カラー点灯部を点灯する点灯制御手段とが設けられ、また、コースタ本体の上部には前記カラー点灯部からのカラー点灯光を外部に放射する透光部材が設けられていることを特徴としている。
【0010】
【作 用】
請求項1,2記載の発明では、たとえば、グラスにワインや洋酒を注いだ状態でコースタに置いた場合に、目前のコースタの色が変化するため、飲酒の雰囲気を盛り上げることができ、コースタ本来の役目に加えて副次的な効果を発揮することができる。
【0011】
請求項3記載の発明に係るコースタは、請求項2記載の発明の構成において、前記カラー点灯部は、カラー点灯色が互いに異なる複数の発光素子を有し、前記点灯制御手段は、前記各発光素子を順次選択切換して発光させる制御を行うものであることを特徴としている。
【0012】
請求項4記載の発明に係るコースタは、請求項3記載の発明の構成において、前記発光素子の選択切換速度を設定するための速度設定スイッチを有し、前記点灯制御手段は、前記速度設定スイッチの速度設定に応じて発光素子の選択切換速度を変更する制御を行うことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態に係るコースタ全体の外観を示す斜視図、図2は、同正面図、図3は、本発明の実施の形態に係るコースタの電気系統を示す回路図である。
【0015】
この実施の形態のコースタ1は、飲料容器6が載置される円盤状のコースタ本体2を備える。このコースタ本体2は、プラスチックス製あるいは金属製のもので、このコースタ本体2の上部には、後述するカラー点灯部4からのカラー点灯光を外部に放射する透光部材3が設けられている。この場合の透光部材3としては、透明プラスチックやガラス等が適用される。
【0016】
また、このコースタ本体2には、カラー点灯部4、電源スイッチSW1、コントローラ5、および速度設定スイッチSW2が設けられている。
【0017】
上記のカラー点灯部4は、透光部材3の下方位置に配置されており、カラー点灯色が互いに異なる複数(この例では4個)の発光素子D1〜D4、これらの各発光素子D1〜D4を個別に点灯するためのスイッチングトランジスタQ1〜Q4、および発光素子D1〜D4とスイッチングトランジスタQ1〜Q4とにそれぞれ個別に接続された電流制限抵抗R1〜R4,R11〜R14を有する。
【0018】
そして、上記の各発光素子D1〜D4は、たとえば、赤、黄、青、緑の各カラー色を個別に発光するようになっている。なお、発光素子D1〜D4として、ここでは発光ダイオードが使用しているが、レーザダイオードなどの他の発光素子を使用することも可能である。
【0019】
電源スイッチSW1は、特許請求の範囲における飲料容器6の重量を検出する重量検知手段に相当するものであって、この例では、図2に示すようにコースタ本体2の底部に設けた脚7より若干突出量の多い突起8を、コースタ本体2の内部に設けたばねに付勢されて突設しておき、飲料容器6の重量を受けると突起8がばねの付勢力に抗して鎖線位置8aまで後退し、これによって電源スイッチSW1がオンするようにしたものである。従って、コースタ本体2から飲料容器6を撤去すると、その重量から開放されて、突起8はばねに付勢されて突出し、電源スイッチSW1をオフすることになる。即ち、コースタ本体2の上部に載置される飲料容器6の重みに応じて乾電池などの電源Eをオン/オフするようになっている。
【0020】
速度設定スイッチSW2は、コントローラ5による各発光素子D1〜D4の選択切換速度を設定するためのもので、コースタ本体2の周側部に配置されており、低速切換用の接点x、高速切換用の接点y、常時点灯用の接点z、および共通接点cを有する。
【0021】
そして、低速切換用と高速切換用の各接点x,yとコントローラ5との間には互いに異なる抵抗値をもつ分圧抵抗Rl,Rhが接続されており、共通接点cがいずれかの接点x,y,zに接続されるとコントローラ5に対して異なる電圧値が入力されることにより、共通接点cに対していずれの接点x,y,zが接続されたかが認識されるようになっている。
【0022】
コントローラ5は、特許請求の範囲における点灯制御手段に相当するもので、この電源スイッチSW1により電源Eが投入されるのに応じてカラー点灯部4を点灯制御する。この場合、コントローラ5は、速度設定スイッチSW2で予め設定された速度設定に応じて発光素子D1〜D4の選択切換速度を変更する制御を行うようになっている。
【0023】
上記構成のコースタ1において、予め速度設定スイッチSW2を操作してカラー点灯部4を構成する各発光素子D1〜D4の選択切換速度を予め希望の速度となるように設定する。たとえば、速度設定スイッチSW2の共通接点cを低速切換用の接点xに予め接続しておく。
【0024】
この状態で、コースタ本体部2の上部に飲料容器6が載置されると、その飲料容器6の重みによって電源スイッチSW1がオンする。電源スイッチSW1がオンすると、各発光素子D1〜D4に電源が加わるとともに、速度設定スイッチSW2の共通接点cから低速切換用の接点xを介して分圧抵抗Rlで分圧された所定の電圧がコントローラ5に入力される。
【0025】
コントローラ5は、この入力電圧の値により、速度設定スイッチSW2によって発光素子D1〜D4の選択切換速度が低速に設定されたものと判断し、たとえば、3秒間隔で各スイッチングトランジスタQ1〜Q4を順次オンにする。これにより、各発光素子D1〜D4が3秒間隔で順次点灯する。そして、各発光素子D1〜D4のカラー点灯光は透光部材3を通過してコースタ本体2の外部に放射されるため、飲料容器6やその中の飲料の色が変化することになる。
【0026】
また、速度設定スイッチSW2の共通接点cを高速切換用の接点yに予め接続しておいた場合には、速度設定スイッチSW2の共通接点cから高速切換用の接点yを介して分圧抵抗Rhで分圧された所定の電圧がコントローラ5に入力されるので、コントローラ5は、この入力電圧の値により、速度設定スイッチSW2によって発光素子D1〜D4の選択切換速度が高速に設定されたものと判断し、たとえば、1秒間隔で各スイッチングトランジスタQ1〜Q4を順次オンにする。これにより、各発光素子D1〜D4が1秒間隔で順次点灯する。
【0027】
さらに、速度設定スイッチSW2の共通接点cを常時点灯用の接点zに予め接続しておいた場合には、電源スイッチSW1がオンしたときにコントローラ5に電力が供給されるだけで、分圧抵抗Rl,Rhで決まる所定の電圧値は入力されない。したがって、コントローラ5は、速度設定スイッチSW2によって発光素子D1〜D4の常時点灯モードが設定されたと判断し、全てのスイッチングトランジスタQ1〜Q4をオンにする。これにより、各発光素子D1〜D4が全て常時点灯する。
【0028】
このように、この実施の形態のコースタ1にあっては、たとえば、飲料容器6にジュースや洋酒類などの飲料を注いだ状態でコースタ1の上に置くと、目前のコースタ1、飲料容器6、その中の飲料の色彩が変化するため、パーティや飲酒時の雰囲気を盛り上げることができ、コースタ1の本来の役目に加えて副次的な効果を発揮することができる。
【0029】
また、薄暗い部屋でも、カラー点灯部4の発光素子D1〜D4が点灯することによりコースタ1の位置を確実に認識することができるため、飲料容器6の置き場所を間違えて飲料容器6を倒してしまうといった不都合も無くすことができる。
【0030】
特に、カラー点灯色が順次切り換わってカラー点灯することにより、一層雰囲気 を盛り上げることができ、また、その際の気分に合わせて速度設定スイッチSW2でカラー点灯部4の点灯速度を切り換えることができるため、一層柔軟な対応が可能になる。
【0031】
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の応用や変形を加えることが可能である。たとえば、上記の実施の形態では、発光素子D1〜D4は4個設けているが、これよりも少ない2個や3個でもよく、さらに4個以上設けた構成のものであってもよい。
【0032】
また、この実施の形態では、速度設定スイッチSW2によって発光素子D1〜D4の選択切換速度を2段階に変更できるようにしているが、3段階あるいはそれ以上に多段階に変更できるようにすることも可能である。
【0033】
さらに、重量検知手段として飲料容器6の重みで直接にオン/オフ動作する電源スイッチSW1を使用したが、飲料容器6の重みを検出する重みセンサを設け、この重みセンサの検出出力によって電源スイッチSW1をオン/オフさせる構成とすることも可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、次の効果が得られる。
(1) 請求項1,2記載の発明に係るコースタは、たとえば、飲料容器にジュースや洋酒等の飲料を注いだ状態でコースタに置いた場合に、目前のコースタの色が変化するため、パーティや飲酒時の雰囲気を盛り上げることができ、コースタ本来の役目に加えて副次的な効果を発揮することができる。
【0035】
しかも、薄暗い部屋でも、カラー点灯部がカラー点灯することによりコースタの位置を確実に認識することができるため、飲料容器の置き場所を間違えて飲料容器を倒してしまうといった不都合も無くすことができる。
【0036】
(2) 請求項3記載の発明に係るコースタは、請求項1,2の効果に加えて、カラー点灯色が順次切り換わってカラー点灯するため、一層雰囲気を盛り上げることが可能になる。
【0037】
(3) 請求項4記載の発明に係るコースタは、請求項3記載の発明の効果に加えて、その際の気分に合わせて速度設定スイッチでカラー点灯部の点灯速度を切り換えることができるため、一層柔軟な対応が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコースタ全体の外観を示す斜視図である。
【図2】同正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るコースタの電気系統を示す回路図である。
【符号の説明】
1 コースタ
2 コースタ本体
3 透光部材
4 カラー点灯部
5 コントローラ(点灯制御手段)
6 飲料容器
8 電源スイッチ用突起
E 電源
SW1 電源スイッチ(重量検知手段)
SW2 速度設定スイッチ
D1〜D4 発光素子
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料容器を載置するためのコースタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コースタは、飲料容器の下敷きとして、飲料容器に冷たい飲料を注いだ際に飲料容器の外部が結露し、その結露水が飲料容器を伝ってテーブルなどの上に流れてテーブル上に水たまりが生じたり、テーブルクロスや衣類等を汚すといったことを防止するめに使用されている。
【0003】
このようなコースタとしては、従来よりコルク製、木製、ガラス製、陶器製、プラスチック製などの各種の素材のものが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のこの種のコースタにあっては、上述のように結露水がテーブル等の上に流れるのを防止するために単に使用されているだけであって、特に副次的な効果を発揮するものがなく、味気無いものになっている。
【0005】
たとえば、パーティや飲酒などの席ではムードを盛り上げたい場合があるが、その際、コースタは目前のテーブル等の上に置かれているにもかかわらず、何らパーティや飲酒などの席で雰囲気を盛り上げる役目を果たすことがなかった。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本来の作用を発揮するだでなく、さらに雰囲気を盛り上げるなどの副次的な効果を発揮することができるコースタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、次の構成を採用している。
【0008】
すなわち、請求項1記載の発明に係るコースタは、飲料容器が載置されるコースタ本体にはカラー点灯するカラー点灯部が設けられており、前記コースタ本体部の上部に飲料容器を載置した場合にはその重量を検知して前記カラー点灯部からのカラー点灯光がコースタ本体の外部に放射されるように構成されていることを特徴としている。
【0009】
請求項2記載の発明に係るコースタは、飲料容器が載置されるコースタ本体には、カラー点灯するカラー点灯部と、コースタ本体の上部に載置される飲料容器の重量を検知する重量検知手段と、この重量検知手段から出力される検知信号に応じて前記カラー点灯部を点灯する点灯制御手段とが設けられ、また、コースタ本体の上部には前記カラー点灯部からのカラー点灯光を外部に放射する透光部材が設けられていることを特徴としている。
【0010】
【作 用】
請求項1,2記載の発明では、たとえば、グラスにワインや洋酒を注いだ状態でコースタに置いた場合に、目前のコースタの色が変化するため、飲酒の雰囲気を盛り上げることができ、コースタ本来の役目に加えて副次的な効果を発揮することができる。
【0011】
請求項3記載の発明に係るコースタは、請求項2記載の発明の構成において、前記カラー点灯部は、カラー点灯色が互いに異なる複数の発光素子を有し、前記点灯制御手段は、前記各発光素子を順次選択切換して発光させる制御を行うものであることを特徴としている。
【0012】
請求項4記載の発明に係るコースタは、請求項3記載の発明の構成において、前記発光素子の選択切換速度を設定するための速度設定スイッチを有し、前記点灯制御手段は、前記速度設定スイッチの速度設定に応じて発光素子の選択切換速度を変更する制御を行うことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態に係るコースタ全体の外観を示す斜視図、図2は、同正面図、図3は、本発明の実施の形態に係るコースタの電気系統を示す回路図である。
【0015】
この実施の形態のコースタ1は、飲料容器6が載置される円盤状のコースタ本体2を備える。このコースタ本体2は、プラスチックス製あるいは金属製のもので、このコースタ本体2の上部には、後述するカラー点灯部4からのカラー点灯光を外部に放射する透光部材3が設けられている。この場合の透光部材3としては、透明プラスチックやガラス等が適用される。
【0016】
また、このコースタ本体2には、カラー点灯部4、電源スイッチSW1、コントローラ5、および速度設定スイッチSW2が設けられている。
【0017】
上記のカラー点灯部4は、透光部材3の下方位置に配置されており、カラー点灯色が互いに異なる複数(この例では4個)の発光素子D1〜D4、これらの各発光素子D1〜D4を個別に点灯するためのスイッチングトランジスタQ1〜Q4、および発光素子D1〜D4とスイッチングトランジスタQ1〜Q4とにそれぞれ個別に接続された電流制限抵抗R1〜R4,R11〜R14を有する。
【0018】
そして、上記の各発光素子D1〜D4は、たとえば、赤、黄、青、緑の各カラー色を個別に発光するようになっている。なお、発光素子D1〜D4として、ここでは発光ダイオードが使用しているが、レーザダイオードなどの他の発光素子を使用することも可能である。
【0019】
電源スイッチSW1は、特許請求の範囲における飲料容器6の重量を検出する重量検知手段に相当するものであって、この例では、図2に示すようにコースタ本体2の底部に設けた脚7より若干突出量の多い突起8を、コースタ本体2の内部に設けたばねに付勢されて突設しておき、飲料容器6の重量を受けると突起8がばねの付勢力に抗して鎖線位置8aまで後退し、これによって電源スイッチSW1がオンするようにしたものである。従って、コースタ本体2から飲料容器6を撤去すると、その重量から開放されて、突起8はばねに付勢されて突出し、電源スイッチSW1をオフすることになる。即ち、コースタ本体2の上部に載置される飲料容器6の重みに応じて乾電池などの電源Eをオン/オフするようになっている。
【0020】
速度設定スイッチSW2は、コントローラ5による各発光素子D1〜D4の選択切換速度を設定するためのもので、コースタ本体2の周側部に配置されており、低速切換用の接点x、高速切換用の接点y、常時点灯用の接点z、および共通接点cを有する。
【0021】
そして、低速切換用と高速切換用の各接点x,yとコントローラ5との間には互いに異なる抵抗値をもつ分圧抵抗Rl,Rhが接続されており、共通接点cがいずれかの接点x,y,zに接続されるとコントローラ5に対して異なる電圧値が入力されることにより、共通接点cに対していずれの接点x,y,zが接続されたかが認識されるようになっている。
【0022】
コントローラ5は、特許請求の範囲における点灯制御手段に相当するもので、この電源スイッチSW1により電源Eが投入されるのに応じてカラー点灯部4を点灯制御する。この場合、コントローラ5は、速度設定スイッチSW2で予め設定された速度設定に応じて発光素子D1〜D4の選択切換速度を変更する制御を行うようになっている。
【0023】
上記構成のコースタ1において、予め速度設定スイッチSW2を操作してカラー点灯部4を構成する各発光素子D1〜D4の選択切換速度を予め希望の速度となるように設定する。たとえば、速度設定スイッチSW2の共通接点cを低速切換用の接点xに予め接続しておく。
【0024】
この状態で、コースタ本体部2の上部に飲料容器6が載置されると、その飲料容器6の重みによって電源スイッチSW1がオンする。電源スイッチSW1がオンすると、各発光素子D1〜D4に電源が加わるとともに、速度設定スイッチSW2の共通接点cから低速切換用の接点xを介して分圧抵抗Rlで分圧された所定の電圧がコントローラ5に入力される。
【0025】
コントローラ5は、この入力電圧の値により、速度設定スイッチSW2によって発光素子D1〜D4の選択切換速度が低速に設定されたものと判断し、たとえば、3秒間隔で各スイッチングトランジスタQ1〜Q4を順次オンにする。これにより、各発光素子D1〜D4が3秒間隔で順次点灯する。そして、各発光素子D1〜D4のカラー点灯光は透光部材3を通過してコースタ本体2の外部に放射されるため、飲料容器6やその中の飲料の色が変化することになる。
【0026】
また、速度設定スイッチSW2の共通接点cを高速切換用の接点yに予め接続しておいた場合には、速度設定スイッチSW2の共通接点cから高速切換用の接点yを介して分圧抵抗Rhで分圧された所定の電圧がコントローラ5に入力されるので、コントローラ5は、この入力電圧の値により、速度設定スイッチSW2によって発光素子D1〜D4の選択切換速度が高速に設定されたものと判断し、たとえば、1秒間隔で各スイッチングトランジスタQ1〜Q4を順次オンにする。これにより、各発光素子D1〜D4が1秒間隔で順次点灯する。
【0027】
さらに、速度設定スイッチSW2の共通接点cを常時点灯用の接点zに予め接続しておいた場合には、電源スイッチSW1がオンしたときにコントローラ5に電力が供給されるだけで、分圧抵抗Rl,Rhで決まる所定の電圧値は入力されない。したがって、コントローラ5は、速度設定スイッチSW2によって発光素子D1〜D4の常時点灯モードが設定されたと判断し、全てのスイッチングトランジスタQ1〜Q4をオンにする。これにより、各発光素子D1〜D4が全て常時点灯する。
【0028】
このように、この実施の形態のコースタ1にあっては、たとえば、飲料容器6にジュースや洋酒類などの飲料を注いだ状態でコースタ1の上に置くと、目前のコースタ1、飲料容器6、その中の飲料の色彩が変化するため、パーティや飲酒時の雰囲気を盛り上げることができ、コースタ1の本来の役目に加えて副次的な効果を発揮することができる。
【0029】
また、薄暗い部屋でも、カラー点灯部4の発光素子D1〜D4が点灯することによりコースタ1の位置を確実に認識することができるため、飲料容器6の置き場所を間違えて飲料容器6を倒してしまうといった不都合も無くすことができる。
【0030】
特に、カラー点灯色が順次切り換わってカラー点灯することにより、一層雰囲気 を盛り上げることができ、また、その際の気分に合わせて速度設定スイッチSW2でカラー点灯部4の点灯速度を切り換えることができるため、一層柔軟な対応が可能になる。
【0031】
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の応用や変形を加えることが可能である。たとえば、上記の実施の形態では、発光素子D1〜D4は4個設けているが、これよりも少ない2個や3個でもよく、さらに4個以上設けた構成のものであってもよい。
【0032】
また、この実施の形態では、速度設定スイッチSW2によって発光素子D1〜D4の選択切換速度を2段階に変更できるようにしているが、3段階あるいはそれ以上に多段階に変更できるようにすることも可能である。
【0033】
さらに、重量検知手段として飲料容器6の重みで直接にオン/オフ動作する電源スイッチSW1を使用したが、飲料容器6の重みを検出する重みセンサを設け、この重みセンサの検出出力によって電源スイッチSW1をオン/オフさせる構成とすることも可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、次の効果が得られる。
(1) 請求項1,2記載の発明に係るコースタは、たとえば、飲料容器にジュースや洋酒等の飲料を注いだ状態でコースタに置いた場合に、目前のコースタの色が変化するため、パーティや飲酒時の雰囲気を盛り上げることができ、コースタ本来の役目に加えて副次的な効果を発揮することができる。
【0035】
しかも、薄暗い部屋でも、カラー点灯部がカラー点灯することによりコースタの位置を確実に認識することができるため、飲料容器の置き場所を間違えて飲料容器を倒してしまうといった不都合も無くすことができる。
【0036】
(2) 請求項3記載の発明に係るコースタは、請求項1,2の効果に加えて、カラー点灯色が順次切り換わってカラー点灯するため、一層雰囲気を盛り上げることが可能になる。
【0037】
(3) 請求項4記載の発明に係るコースタは、請求項3記載の発明の効果に加えて、その際の気分に合わせて速度設定スイッチでカラー点灯部の点灯速度を切り換えることができるため、一層柔軟な対応が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコースタ全体の外観を示す斜視図である。
【図2】同正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るコースタの電気系統を示す回路図である。
【符号の説明】
1 コースタ
2 コースタ本体
3 透光部材
4 カラー点灯部
5 コントローラ(点灯制御手段)
6 飲料容器
8 電源スイッチ用突起
E 電源
SW1 電源スイッチ(重量検知手段)
SW2 速度設定スイッチ
D1〜D4 発光素子
Claims (4)
- 飲料容器が載置されるコースタ本体にはカラー点灯するカラー点灯部が設けられており、前記コースタ本体部の上部に飲料容器を載置した場合にはその重量を検知して前記カラー点灯部からのカラー点灯光がコースタ本体の外部に放射されるように構成されていることを特徴とするコースタ。
- 飲料容器が載置されるコースタ本体には、カラー点灯するカラー点灯部と、コースタ本体の上部に載置される飲料容器の重量を検知する重量検知手段と、この重量検知手段から出力される検知信号に応じて前記カラー点灯部を点灯する点灯制御手段とが設けられ、また、コースタ本体の上部には前記カラー点灯部からのカラー点灯光を外部に放射する透光部材が設けられていることを特徴とするコースタ。
- 前記カラー点灯部は、カラー点灯色が互いに異なる複数の発光素子を有し、前記点灯制御手段は、前記各発光素子を順次選択切換して発光させる制御を行うものであることを特徴とする請求項2記載のコースタ。
- 前記発光素子の選択切換速度を設定するための速度設定スイッチを有し、前記点灯制御手段は、前記速度設定スイッチの速度設定に応じて発光素子の選択切換速度を変更する制御を行うことを特徴とする請求項3記載のコースタ。
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---|---|---|---|
JP2002269632A JP2004105337A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | コースタ |
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JP2004105337A true JP2004105337A (ja) | 2004-04-08 |
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ID=32267516
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-09-17 JP JP2002269632A patent/JP2004105337A/ja active Pending
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