JP2004104988A - 再充電可能なバッテリー管理のための方法、装置およびコンピュータ・プログラム記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】選択的に放電あるいは再充電をできる機構を提供し、再充電可能なバッテリー・セルの動作においてメモリー効果の影響を減らし、寿命を改善すること。
【解決手段】交換可能なサブ・セルおよび電圧、電流および温度を含むサブ・セルの特定状態を測定するセンサーを有する再充電可能なバッテリー・セルを含むバッテリーである。バッテリーは、さらにサブ・セルに接続された入力、出力スイッチ素子を有し、スイッチ素子は、第1、第2の制御信号に応答し、選択されたサブ・セルから負荷への導電パスおよび電源への導電パスを選択的に切り換えをすることができる。バッテリーのロジック回路は、センサーおよび入力、出力スイッチ素子に接続され、負荷に供給するために選択された少なくとも1つのサブ・セルおよび電源から再充電するため少なくとも1つのサブ・セルをスイッチするため、測定状態に応答して、自動的に制御信号を生成できる。
【選択図】 図1
【解決手段】交換可能なサブ・セルおよび電圧、電流および温度を含むサブ・セルの特定状態を測定するセンサーを有する再充電可能なバッテリー・セルを含むバッテリーである。バッテリーは、さらにサブ・セルに接続された入力、出力スイッチ素子を有し、スイッチ素子は、第1、第2の制御信号に応答し、選択されたサブ・セルから負荷への導電パスおよび電源への導電パスを選択的に切り換えをすることができる。バッテリーのロジック回路は、センサーおよび入力、出力スイッチ素子に接続され、負荷に供給するために選択された少なくとも1つのサブ・セルおよび電源から再充電するため少なくとも1つのサブ・セルをスイッチするため、測定状態に応答して、自動的に制御信号を生成できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、再充電可能なバッテリーに関する、さらに詳細にはリチウム・イオン(LiON)、ニッケル・カドミウム(NiCd)、およびニッケル金属水素化物(NiMH)を含む再充電可能なバッテリーの性能向上に関する。
バッテリーは組成物質内の化学エネルギーを放電プロセスにおいて電気エネルギーに変換する。再充電可能なバッテリーは理想的には放電の方向とは逆の方向に電流を流すことで元の(もしくは実質的に元に近い)充電状態に戻る。現在よく知られた再充電可能なバッテリー技術はリチウム・イオン(LiON)、ニッケル・カドミウム(NiCd)、およびニッケル金属水素化物(NiMH)を含む。
バッテリーは一般的に、1つ以上のセルを含み、しばしば集合的にセル・パックあるいはセル・セットと呼ばれる。当該セル・セットは、電源を形成するため、導電的に結合される。再充電可能なセルは各々、公称の固定電圧、たとえばニッケル・カドミウム(NiCd)およびニッケル金属水素化物(NiMH)では1.2Vを提供する。負荷の要求に基づいて、セットに含まれる個々のセルは、より高電圧を生成するためには直列に、あるいはより高電流を提供するためには並列に配列される。携帯電話、ラップトップ・コンピュータ、あるいは携帯情報端末(PDA:personal digital assistants)のような携帯電子デバイスの電源に再充電可能なバッテリーを使用するのはよく知られている。
メモリ効果は、再充電可能なバッテリー、特にニッケル・カドミウム(NiCd)およびニッケル金属水素化物(NiMH)セルでよく知られた制限である。この効果によれば、セルは前の充電/放電サイクルの特質を保持する。メモリ効果を避けるために、再充電する前に完全に放電することがよく行われている。しかしながら、多くの応用で、再充電のためにバッテリーを非稼動にする、あるいは再充電のためにバッテリーをさらに完全に放電させることは現実的ではない場合もある。それゆえバッテリー・セルの機構を改善して選択的に放電あるいは再充電をできるようにする必要がある。特に、再充電可能なバッテリー・セルの動作でメモリ効果の影響を減らし、それによりセル寿命を改善することは望ましい。
本発明の目的は、選択的に放電あるいは再充電をできる機構を提供し、再充電可能なバッテリー・セルの動作においてメモリー効果の影響を減らし、寿命を改善することにある。
前述の要求は本発明で対応できる。本発明の1つの形態によれば、バッテリーは、交換可能な複数のサブ・セルを有する第1の再充電可能なバッテリー・セルを含む。バッテリーは、また電圧、電流、および温度を含むサブ・セルの特定状態を測定するためのセンサー、およびサブ・セルに結合された出力スイッチ素子を有する。出力スイッチ素子は、第1の制御信号に応答し、選択されたセブ・セルから負荷に対して導電パスを選択的に切り換え、動作可能である。バッテリーは、さらにサブ・セルに結合された入力スイッチ素子を有する。入力スイッチ素子は、第2の制御信号に応答し、選択されたセブ・セルから電源(ソース)に対して導電パスを選択的に切り換え、動作可能である。バッテリーのロジック回路は、センサー、入力、出力スイッチ素子に結合し、負荷に供給するために、サブ・セルから少なくとも一つを選択し、および電源から再充電するために、少なくとも一つを選択して、切り換えるため、自動的に測定された状態に応答して制御信号を生成する。
本発明の優位性および目的は、別の観点または発明の形態同様、以降の詳細な説明を関連する図面を参照して読むことによりより明らかになる。
以下の好ましい実施形態の詳細説明において、発明が実施された形態を示すために関連する図を参照する。詳細説明および図面は、特定の実施形態に制限されることを意図したわけではなく、逆に、請求の範囲に記載された発明の精神から逸脱せずに、多数の修正および変更を行うことができることがわかるであろう。
図1は、本発明の実施形態によるバッテリー100のブロック図である。バッテリー100は、3つの再充電可能なセル110、120、および130を有し、ここでは機能セルと呼ぶ。(別の実施形態において、バッテリー100は、3つを超える、あるいは3つ未満の機能セルを有するものもある。)1つの実施形態において、各セル110他は、負荷(図示せず)に対して定格電力を供給する能力を有する。また別の実施形態において、各セル110他は、負荷に対して定格電力の一部を供給するだけであり、この場合、1組のセル、たとえば2つのセル、セル110とセル120が負荷に定格電力を供給するために必要となる。
バッテリー100は、制御回路180を有し、この回路は図示されたように制御ブロック135、充電ブロック145および出力電流スイッチ素子170が相互接続されている。充電ブロック145は、外部電源(図示せず)から電圧入力101を受け取り、電圧入力101から再充電電圧信号115を生成する。たとえば、充電ブロック145は、AC電源によって供給され、充電ブロック145がDC出力電圧である再充電電圧115に変換する。再充電電圧(信号)115は、セルの充電、あるいは再充電に対して機能セル110他に結合される。つまり、動作の充電モードにおいて、再充電電圧信号115は、これ以降でさらに記述するように、選択されたセル110、120、および130に加えられる。
図2は、本発明の1つの実施形態に基づく、図1におけるバッテリーのセル構成に対する別の概観図である。バッテリー100は、3つの機能セル110,120、および130と制御回路180を有する。この実施形態における3つの機能セル110,120、および130、各々は、3つのディスクリート・セルとも呼ばれるサブ・セルを有する。つまり、機能セル110はディスクリート・セル201−203を含み、機能セル120はディスクリート・セル204−206を含み、機能セル130はディスクリート・セル207−209を含む。(別の実施形態では、セル110他は、3つを超える、あるいは3つ未満のディスクリート・セルを含む。)前述した電圧入力101と電圧出力102において、図示したように各々の端子対は電源に接続、および定格電力で負荷に接続される。
インターフェイス103に対して、制御回路180は、図示したように、携帯電話、ラップトップ・コンピュータ、あるいは携帯情報端末(PDA)のような外部装置(図示せず)と通信するため、インターフェイス・ピンを提供する。制御回路180は、たとえばユニバーサル・シリアル・バス(USB)やSMバスのような既知の通信標準をサポートする。ここでブロック図である図5は、1つの実施形態に基づく制御回路180のさらなる詳細図を示す。
図3は、1つの実施形態に基づく図2のディスクリート・セル201をさらに詳細に示す。セル201に対して示された詳細は、一般に図2に示されたすべてのディスクリート・セル201−209に当てはまる。サブ・セル201、すなわちディスクリート・セル201は、直列に接続された6個セットの再充電可能のサブ・サブ・セル310−360を含み、各サブ・サブ・セル310−360に対して公称1.2V電位であるので、この配列に対して、ディスクリート・セル201全体で電圧は6Vになる。別の実施形態で、サブ・サブ・セルは、必要な電圧あるいはディスクリート・セル201の電流容量に応じて、並列接続、あるいは直列-並列結合で接続される。
図示されたように、ディスクリート・セル201は、セル201の電流とバッテリー温度を感知し、センサー信号371と372を生成するために、センサー302と304を有する。電圧、電流、および温度のようなディスクリート・セル201の特性に対する測定データは、所定のパラメーターで定義された時間間隔で収集される。セル201の端子において、信号371、372と電圧370は、ディスクリート・セル202と203(図2)に対する別の同様な信号とともに制御ブロック135(図1)へ送信される。図1において、これらの全信号のセットはセンサー信号125−127で示される。
ディスクリート・セル201のようなディスクリート・セルはセンサー測定が利用可能な最小モジュラー・ユニットであり、加えて保守もしくはサービス用の最小交換可能ユニットである。いかなるサブ・サブ・セル310他の故障もそのディスクリート・セル201全体の可用性に影響する。図示された実施形態において、単一の温度センサー372は、各サブ・サブ・セル専用の温度センサーを持つよりも一般にはより経済的なため、6つの再充電可能サブ・サブ・セル310−360の間で共有される。しかしながら、別の実施形態において、付加センサーが含まれることは、理解できるであろう。
再び図1を参照すると、図3に示されたセンサー群は各機能セル110他および該当する各ディスクリート・セルに関連する(図2)。これらのセンサーは、機能セル110、120、130の該当するディスクリート・セルのバッテリー温度およびディスクリート・セルの該当する端子での電流を示すセンサー信号125、126、127を生成する。同様に、ディスクリート・セルの電圧もまた信号125、126、127のうちのどれかによって、制御ブロック135に送信される。制御ブロック135は、また充電ブロック145から再充電電圧信号115を受信し、外部装置(図示せず)にインターフェイス信号103を送受信する。
ここで留意すべきは、技術的に周知なように、信号、入力、出力のような用語の使用は構造と機能の間で常に明示的に区別されるわけではないことである。技術分野における通常のスキルをもった者(当業者)であれば文脈から、用語法が構造あるいは機能、もしくは両者を意味することが理解できるであろう。つまり、たとえば、用語“信号”が一般的な意味では論理情報を伝達する機能を指し、あるいは情報を伝達するために生成された電圧、電流他を指し、あるいは電圧、電流を伝送するための端子あるいは導体のような構造を指す。
制御ブロック135は、各セル110、120、130と受信信号103、115、および125−127に応答し、かつ測定された動作状態が比較される所定のパラメーターに応答するサブ・セルの動作状態を決定するロジック回路(図1には図示せず)を有する。 その状態に応じて、制御ブロック135のロジック回路は制御信号105−108を生成し、機能セル110他、およびバッテリー100の動作を制御するための出力電流スイッチ素子(CSD)170に送信する。これは、どのセル110他およびディスクリート・セル201他を選択して、電圧出力102を外部負荷(図示せず)に供給するかを含む。つまり、セル110のようなセルは、CSD170において導電パスを作動させることで、制御信号108に応答して、セル110と負荷の間に、電圧出力102を供給するために選択される。
出力電流スイッチ素子170は、機能セルに対する相互接続(図示せず)を含む。前述したように、1つの実施形態において、電流は、負荷に定格電力を供給するために、2つ以上の機能セル110、120、または130を結合しなければならない。そのような場合において、制御信号108は、電力を供給するために、CSD170が2つ以上のセル110、120、および130を選択するようにさせる。1つの実施形態において、CSD170は、セル110他をすべて負荷に対して並列に切り換え、機能セル110、120、および130は、このようにして、セル110他の中で単一のセルの場合に比べて3倍長く定格電力を供給するように作動する。
1つの実施形態の1つの観点において、機能セル110他と該当するサブ・セル201他は、初期化される。初期化の段階で、再充電後、セルとサブ・セルは、動作状態を“オンライン”に変える前に完全に充電される。制御ブロック・ロジック回路135は、セルまたはサブ・セルに対する充電サイクルが完了したかどうか決定し、その結果センサー信号125,126、および127がセルもしくはサブ・セルの電圧、電流、温度測定値が所定のパラメーターに従ってある充電時間間隔内で許容可能で、所定の範囲に到達したことを示すかどうかに基づいて、セルまたはサブ・セルがオンライン状態に対して適格になる。
いったん、十分な数のセルおよびサブ・セルが初期化され、再充電されると、制御ブロック・ロジック回路135は、負荷に対して定格電力を供給するため、選択的に1つ以上のセルと1つ以上のサブ・セルをそこで使用されるようにセットする。いったん、使用可能状態になると、選択されたセルおよびサブ・セルは、所定のパラメーターで定義された所定の事象が起きるまで電力を供給する。所定の事象の一つとして、セルまたはサブ・セルの電圧が規定の閾値電圧より下がるときがある。また別のものとして、セルまたはサブ・セルに対するオンライン時間が規定の最大規定許容値を超えるときである。そのような事象の検出に基づいて、当該セルまたはサブ・セルは、使用状態から外され、別のセルが使用状態にスイッチされる。これは負荷に対する現在の出力を妨害せずに行われることが好ましい。使用不能に切り換えられたセルまたはサブ・セルは、当該セルまたはサブ・セルが負荷と充電電源どちらから隔離されているかに応じて、再充電のための充電モードあるいは交換のための保守モードに置かれる。同時に、バッテリー100の1つ以上の別のセルまたはサブ・セルが負荷に定格電力を供給し続ける。
制御ブロック・ロジック回路135は、セル電圧、電流を意味する信号125、126、および127に含まれている情報と所定のパラメーターとの比較に基づいて、セルの健全性あるいは動作状態を決定するために各種の技法を使う。要約すると、技法は以下のものを含む。ある見方によれば、制御ブロック・ロジック回路135は、規定の充電時間に対してセルの充電前後でのセル電圧差を測定することによって選択されたセルの動作の適性を決定する。電圧差がある規定閾値を超えるならば、選択されたセルが使用不能状態に置かれる、言い換えれば負荷から隔離される。別の見方によれば、ロジック回路は、規定の充電時間に対してセルの充電前後でのセル温度差の測定に基づいて、再充電サイクルの完了を決定する。差が規定の閾値を超えると、選択されたバッテリー・セルは使用不能の状態に置かれる。
また、制御ブロック・ロジック回路135は、不良を検出しメモリ効果を修正するために動作可能であり、セル反転を避け、セル寿命を延ばす傾向がある。バッテリーのロジック回路は、繰り返しフル充電に満たない再充電をするセルまたはサブ・セルに対応するセルにメモリ効果が存在するかを決める。メモリ効果を修正するために制御回路は、負荷に供給し電荷を消耗するためにセルまたはサブ・セルを選択することを優先的に行う。これは、セルまたはサブ・セルの中から他の1つを使用状態に切り換えることではなく、再充電ごとにセルまたはサブ・セルを選択することをできる限りさらには繰り返し優先的にすることを含む。故障検出には、誤った再充電、不十分な放電、サブ・セルの反転もしくは繰り返しメモリ効果が含まれる。誤った再充電の検出において、測定値は、セルまたはサブ・セルが充電期間で規定の電圧レベルに充電するが使用状態に置かれると急激に放電することを示す。不十分な放電において、測定値は、セルまたはサブ・セルが使用中に十分低い電圧まで放電しないことを示す。サブ・セル反転の検出において、測定値は、たとえばサブ・セルの電圧レベルの急激な下落を示すことによって、サブ・セル310他の少なくとも1つ(図3を参照)が極性を反転していることを示す。本発明の重要な特徴の1つは、ひとりでに動作状態を測定し、このデータを累積し、速度(レート)を計算し、当該データあるいは計算値を規定値または外部から提供されるクライテリアと比較できる能力であり、高く評価されるべきである。
別の観点において、制御ブロック・ロジック回路135は、細流充電の計算動作が可能である、つまり規定の時間間隔に対して規定の電圧範囲でセルまたはサブ・セルへの電流を測定し、調節することができる。
ここで図4を参照すると、図1、図2の機能セル110に対してより詳細に、1つの実施形態にしたがった図が示されている(機能セル110は3つの機能セル110、120、および130を代表していることを理解願いたい)。機能セルは、図2に従前示したようにディスクリート・セル201、202、および203を含む。機能セルは、また電圧セレクター・スイッチ(VSS)410、電流セレクター・スイッチ(ISS)415、温度セレクター・スイッチ(TSS)420を有し、制御回路180(図1)からの制御信号105を受信し、センサー信号125を制御回路に送信する。セル110はさらに入力電流スイッチ素子(CSD)401、402、403と出力CSDを有する。(ここで留意すべきは、複数のCSD、たとえば入力CSD401−403は単一の素子でできることである)。ディスクリート・セル201、202、および203の出力端はすべて、VSS410とCDS405に接続されている。図4において、出力370はセル201に対して明示的に表示されている。出力CSD405は、信号105の中からV SUP CTL信号を受信する。V SUP 信号は、機能セル110から制御回路180(図1)に出力電圧を供給するセルをセル201、202、および203から選択する。
VSS410は、制御回路180への電圧入力の数を減らすためのメカニズムを提供する(図1)。さらに重要なことは、VSS410は、セル201−203を、セル201、202、もしくは203の電圧が他の電圧に対して独立して測定できるように分離して動作可能なことである。VSS410は制御信号105の1つであるV SENSE CTLによって制御され、この信号はセル201他の1つから電圧を選択し、センサー信号125の1つであるV SENSE OUTとしてアクティブな状態にされる。
また、各ディスクリート・セル201、202、および203の端子は、該当する入力CSD401−403に順番に接続される。CSD401−403は、すべて充電ブロック145から再充電電圧115に接続される(図1)。制御信号105は、選択されたセル201、202もしくは203に再充電するため、再充電電圧信号115の処理によって、CSD401−403の中から選択された1つをオンするために、該当するCSD401−403に接続されたV RCHG CTL信号を有する。
ISS415は、制御回路180への電流入力の数を減らすためのメカニズムを提供する(図1)。ISS415は、制御信号105の1つであるI SENSE CTLによって制御され、この信号はセル201他の1つから電流を選択し、センサー信号125の別の1つであるI SENSE OUTとしてアクティブな状態にされる。同様に、TSS420は、制御回路180への温度入力の数を減らすためのメカニズムを提供する(図1)。TSS420は、制御信号105の1つであるT SENSE CTLによって制御され、この信号はセル201他の1つから温度を選択し、センサー信号125のまた別の1つであるT SENSE OUTとしてアクティブな状態にされる。
ここで図5を参照すると、図1の制御ブロック135に対してより詳細に、実施形態にしたがった図が示されている。図示された1つの実施形態において、制御ブロック135は、ロジック回路575と温度量子化スイッチ素子540、電流量子化スイッチ素子545、および電圧量子化スイッチ素子550を有する。機能セル110−130(図1)からのアナログ・センサー信号125−127出力と充電ブロック145(図1)からの再充電電圧信号115は該当する素子540、545、550によって受信される。信号125−127は、ロジック回路575からT SEL、I SELおよびV SELに応答して選択され、選択された信号は素子540他によってデジタル信号T SENSE、I SENSE、およびV SENSEに変換され、ロジック回路575に出力される。
当該実施形態において、ロジック回路575は、センサー信号125−127に応答してプログラム命令を実行することができるプロセッサー510を有する。ロジック回路575は、また、プロセッサー510に接続され、プロセッサー510と通信でき、かつ、インターフェイス103を介して、イーサネット(登録商標)I2C他のような標準のプロトコルを用いて、外部装置(図示せず)と通信できる通信コントローラー580を有する。このインターフェイス103は、新しいプログラム命令や新しい動作パラメータを指定するデータを受け取るために有用である。ロジック回路575は、また、プロセッサー510に接続される持続メモリー590を有する。持続メモリー590は、命令(ソフトウエア・プログラムともいえる)、動作目的を指定する所定のパラメーター、セルおよびサブ・セルの識別子、および実際の動作状態の履歴レコードを提供するセンサー信号からの測定値を格納するために使われる。1つの実施形態として、履歴レコードは、数回の充放電サイクルに対して、セルとサブ・セルの電圧対時間、所定の時間間隔に対して、セル温度対時間、および低ポイントの充電と高ポイントの再充電に対して、電圧と対応するタイムスタンプ値に対しての測定値を含む。記録と識別子は、インターフェイス103を介して、外部装置に転送され得る。多くの実施形態において、1つ以上のソフトウエア・プログラムは、プロシージャー・ベースの手法、コンポーネント・ベースの手法、および/またはオブジェクト指向の手法、その他、多くの方法で実行される。具体例として、XML、C,C++、Java(登録商標)およびMFC(Microsoft Foundation Classes)がある。
ここで図6を参照すると、単一の機能セル110のみを有するバッテリー100のより簡単な実施形態が示されている。図6に示された機能セル110は、図4に示された機能セル110と一致している。しかしながら、制御回路180は、図1と図5に示された対応箇所に比べて、多少簡単に示している。具体的には、この実施形態には、ただ1つの機能セル110しかないので図1のCSD170が電圧出力102を供給するために機能セルを選択する必要がない。その代わりに、CSD405は、サブ・セルすなわちディスクリート・セル201、202もしくは203の中から電圧出力102を供給するセルを選択する。同様に、量子化素子540、545および550が機能セル・センサーを選択する必要がない。そこで、この実施形態では、量子化素子は、選択機能を果たさず、結果的に選択のための制御信号を受け取らない。
ここで図7参照すると、再充電セル、スマート・バッテリー100の機能面に対するフローチャートが、1つの実施形態に従って示されている。ここで記述された事象は、設定された順序に従って必ず実行されるような制限をうけないことを理解すべきである。ロジック回路は、また、プロセッサーと通信ができ、外部装置とのインターフェイスとなりうるプロセッサーに接続される通信コントローラーを有する。ブロック710において、当該コントローラーは、プログラム命令と外部装置から新しい動作パラメーターを指定するデータを受け取る。
ブロック715において、バッテリーのセンサーは、電圧、電流および温度を含む、サブ・セルの特定状態を測定する。バッテリーは、センサーに接続されたロジック回路を有する。ブロック824において、選択された制御信号は、サブ・セルの測定状況に応答するロジック回路によって、自動的にオンになったりオフになったりする。
ブロック720において、ロジック回路は、バッテリーの調整をする。これは、前述した多くの特徴を含む。これらのいくつかは、図7にブロック821からブロック826として明示され、これ以降でさらに説明する。
ブロック725において、コントローラーは、履歴レコードの少なくとも一部を外部装置に送信する。ブロック730において、命令、動作目的を指定する所定のパラメーター、およびセンサー信号からの測定値がメモリーに格納される。
ここで前述したブロック821から826について説明する。ブロック821において、ロジック回路は、サブ・セルに対して、サブ・セルの電圧、電流および温度の測定値が、特定の時間間隔内で所定の範囲にあることを示しているサブ・セルに対して、センサー信号に応答してサブ・セルの充電サイクルが完了したかどうかを決定する。
ブロック822において、1つ以上のサブ・セルが、負荷に供給するために、制御ブロックのロジック回路によって選択される。いくつかの事例において、これは特定の電圧より低くなるように繰り返し、サブ・セルが再充電することの検出に応答する。
ブロック823において、負荷に供給するために選択されるサブ・セルの少なくとも1つは、所定の事象の発生に基づいて負荷に供給するのを止めるために選択される。これの引き金になる事象は、選択されたサブ・セルの電圧が所定の閾値電圧より低く落ちたとき、および選択されたサブ・セルに対して、所定の最大許容オンライン時間が期限切れになるときの中で一つ以上を含む。
ブロック825において、サブ・セルに接続された1つ以上の出力スイッチ素子によって、1つ以上の導電パスが選択的にオン、オフされる。これは、1つ以上のサブ・セルの選択されたセットを負荷に導電的に接続し、それ以外を接続しない。出力スイッチ素子(1つまたは複数)は、制御信号がオンまたはオフかに応答して、選択されたパスをオンまたはオフする。つまり、サブ・セルに対するブロック822と関連して記述された事象の検出に応答して、特定のサブ・セルは、使用不能に切り換えられ、別のサブ・セルの1つが負荷に供給するように切り換えられることで負荷への電流が間断なく保持される。
ブロック826において、サブ・セルに接続された各々の入力スイッチによって、1つ以上の他の導電パスが選択的にオン、オフされる。これは、1つ以上のサブ・セルの選択されたセットを再充電電源に導電的に接続し、それ以外を接続しない。入力スイッチ素子(1つまたは複数)は、ロジック回路によって制御信号の別のセットがオンまたはオフかに応答して、電源を再充電するように、選択されたパスをオンまたはオフにする。つまり、非稼動状態にスイッチされたサブ・セルは、サブ・セルが導電的に再充電電源に接続されサブ・セルが再充電できる充電モード、あるいはサブ・セルが電源と負荷から分離され、サブ・セルが交換できる保守モードのうちのどちらかのモードにスイッチされる。
本実施形態の記述は、説明図の目的に対して表現されたものであって、網羅的な列挙を意図したものではなく、また開示された形態に制限されるわけではない。この技術分野で通常の知識をもった者(当業者)にとっては、多くの変更あるいは修正をできることは明らかである。繰り返し述べると、実施形態は、本発明の原理、実際の応用例をもっともわかりやすく説明するために、またその他の内容を当業者に本発明の理解を深めるように、選ばれ記述したものである。多くの変更を含む数多くの別の実施形態が、熟慮された特定使用に適合するかもしれないが、本発明の適用範囲内である可能性がある。当業者は、ここに示されたハードウエアと方法が実施方法によって異なることを理解できるであろう。たとえば、制御ブロック・ロジック回路はプロセッサー・ベースで実現されるものとして記述されているが、発明の精神と範囲内で、ディスクリートなロジック・ベースの実現方法の実施形態も包含できるであろう。また、記述された実施形態の制御ブロックは、別のコンピュータおよび電話と通信できる、携帯電話あるいは携帯情報端末でもかまわない。たとえばマルチ・プロセッサー、メモリー装置その他、別の装置は、記述されたハードウエアに加えて、あるいは置き換えて使用することができる。記述された例は、本発明に関連して構成上の制限を暗示するよう意図したわけではない。
この実施形態において、各信号に対してポイントツーポイント接続が図示されている。しかしながら、別の実施形態として、たとえば、SMバスのようなバスを使用して、機能セル110、120および130とプロセッサー510の間で信号を転送することもできる。
加えて、本発明は、文脈の中でプロセッサーとメモリーを有することを記述しているが、当業者は、本発明の処理は、各種形態で命令をコンピュータ読取媒体として配布できること、および本発明は、配布を実行することために実際に使用される媒体を運ぶ信号の特定タイプにかかわらず、同様適用されることを留意することは重要である。コンピュータ読取媒体の例としては、フレキシブル・ディスク、ハード・ディスク・ドライブ、RAM、CD−ROMのような記録可能タイプの媒体およびデジタル、アナログ通信リンクのような伝送タイプの媒体がある。
繰り返しになるが、多くの更なる観点で、変更および修正も考えられるが、特許請求の範囲に包含されるものと意図される。さらに、特許請求の範囲の作用は必ずしも設定された特定の順序で実行される必要は無いことは理解されるべきである。
100 バッテリー
101 電圧入力、102 電圧出力、103 インターフェイス
105−108 制御信号
111、121、131 供給電圧
115 再充電電圧信号
110、120、130 機能セル
125−127 センサー信号
135 制御ブロック
145 充電ブロック
170 出力電流スイッチ素子(CSD)
180 制御回路
201−209 ディスクリート・セル(サブ・セル)
302 電流センサー、 304 温度センサー
310、320、330、340、350、360 サブ・サブ・セル
370 電圧出力、371 電流センサー出力、372 温度センサー出力
401、402、403 入力電流スイッチ素子(CSD)
405 出力電流スイッチ素子(CSD)
410 電圧セレクター・スイッチ(VSS)
415 電流セレクター・スイッチ(ISS)
420 温度セレクター・スイッチ(TSS)
510 プロセッサー
540 温度量子化スイッチ
545 電流量子化スイッチ
550 電圧量子化スイッチ
575 ロジック回路
580 通信コントローラー
590 メモリー
710−730、821−826 ブロック番号
101 電圧入力、102 電圧出力、103 インターフェイス
105−108 制御信号
111、121、131 供給電圧
115 再充電電圧信号
110、120、130 機能セル
125−127 センサー信号
135 制御ブロック
145 充電ブロック
170 出力電流スイッチ素子(CSD)
180 制御回路
201−209 ディスクリート・セル(サブ・セル)
302 電流センサー、 304 温度センサー
310、320、330、340、350、360 サブ・サブ・セル
370 電圧出力、371 電流センサー出力、372 温度センサー出力
401、402、403 入力電流スイッチ素子(CSD)
405 出力電流スイッチ素子(CSD)
410 電圧セレクター・スイッチ(VSS)
415 電流セレクター・スイッチ(ISS)
420 温度セレクター・スイッチ(TSS)
510 プロセッサー
540 温度量子化スイッチ
545 電流量子化スイッチ
550 電圧量子化スイッチ
575 ロジック回路
580 通信コントローラー
590 メモリー
710−730、821−826 ブロック番号
Claims (24)
- (a)複数の交換可能なサブ・セルを有する第1の再充電可能バッテリー・セルと、
(b)電圧、電流および温度を含む前記サブ・セルの特定状態を測定するセンサーと、
(c)第1の制御信号に応答し、選択された前記サブ・セルから負荷への導電パスを選択的に切り換えることができる、前記サブ・セルに接続された出力スイッチ素子と、
(d)第2の制御信号に応答し、選択された前記サブ・セルから電源への導電パスを選択的に切り換えることができる、前記サブ・セルに接続された入力スイッチ素子と、
(e)前記センサーと前記入力、出力スイッチ素子に接続されたロジック回路を含み、前記ロジック回路は、前記負荷に供給するために、選択された少なくとも1つの前記サブ・セルを切り換えるため、および前記電源から再充電するように、少なくとも1つの前記サブ・セルを切り換えるために、測定状態に応答して自動的に前記制御信号をアクティブな状態にするように動作できることを特徴とするバッテリー。 - 前記ロジック回路は、前記サブ・セルの電圧、電流および温度測定値が、特定の時間間隔内で所定の範囲にあることを示している前記サブ・セルに対する前記センサー信号に応答して、前記サブ・セルへの充電サイクルを完了するかどうかを決定する、請求項1に記載のバッテリー。
- 前記制御ブロック・ロジック回路は、前記サブ・セルが特定の電圧レベルより低くなるまで繰り返し再充電されたことの検出に応答して、前記負荷へ供給するために、前記サブ・セルのうち1つを選択する、請求項2に記載のバッテリー。
- 前期負荷に供給するために選択されたサブ・セルは、所定の事象の発生に基づいて前記負荷への供給を止める、その事象には規定の閾値より前記選択されたサブ・セル電圧が落ちることおよび規定のオンライン時間の最大可能期間が前記選択されたサブ・セルに対して期限切れになることのうち1つ以上含まれ、前記サブ・セルに対するそのような事象の検出に応答して、前記サブ・セルは、使用不能に切り換えられ、別の前記サブ・セルの1つが前記負荷に供給するように切り換えられることで前記負荷への電流が間断なく維持される、請求項1に記載のバッテリー。
- 使用不能状態にスイッチされた前記サブ・セルは、前記サブ・セルが導電的に前記再充電電源に接続され、サブ・セルが再充電できる充電モード、あるいは前記サブ・セルが前記電源と前記負荷から分離され、サブ・セルが交換できる保守モードのうちのどちらかのモードに切り換えられる、請求項4に記載のバッテリー。
- 前記ロジック回路は、センサー信号に応答して、プログラム命令を実行可能なプロセッサーと、プロセッサーに接続されたメモリーとを有し、当該メモリーは、命令群、動作目的を指定する所定のパラメーター、およびセンサー信号からの測定値を格納する、請求項1に記載のバッテリー。
- 前記格納された測定値は、実際の動作状態の履歴レコードを提供し、複数の充放電サイクルに対してのセル電圧対時間、所定の時間間隔に対してのセル温度対時間、および低ポイントの放電と高ポイントの再充電に対しての電圧と対応するタイムスタンプ値に対しての測定値を含む請求項6に記載のバッテリー。
- 前記ロジック回路は、前記プロセッサーに接続され、プロセッサーと通信可能で、かつ外部装置とのインターフェイスとして動作可能な通信コントローラーを有し、前記コントローラーは、プログラム命令と前記外部装置からの新しい動作パラメーターを指定するデータを受信し、前記履歴レコードの少なくとも一部を前記外部装置に送信する、請求項7に記載のバッテリー。
- 前記バッテリーは、第1の再充電可能バッテリー・セルを有し、前記セルは複数の交換可能なサブ・セルを有し、
前記バッテリーのセンサーによって、電圧、電流および温度を含む前記サブ・セルの特定状態を測定する段階と、
前記サブ・セルに接続された出力スイッチ素子によって、少なくとも1つの選択されたサブ・セルから負荷への導電パスを選択的に切り換える段階と、前記出力スイッチ素子は、第1の制御信号に応答することを含み、
前記サブ・セルに接続された入力スイッチ素子によって、少なくとも一つの選択されたサブ・セルから電源への導電パスを選択的に切り換える段階と、前記入力スイッチ素子は、第2の制御信号に応答することを含み、前記バッテリーはセンサーに接続されたロジック回路を有し、前記第1、第2の制御信号は自動的に、サブ・セルに対する測定状態に応答して、ロジック回路によって、アクティブな状態にされること、
を含むバッテリーを管理するための方法。 - 前記ロジック回路によって、サブ・セルの電圧、電流および温度測定値が特定の時間間隔内で所定の範囲にあることを示している前記サブ・セルに対するセンサー信号に応答して、サブ・セルへの充電サイクルを完了するかどうかを決定する段階を含む請求項9に記載の方法。
- 前記制御ブロック・ロジック回路によって、前記サブ・セルが特定の電圧レベルより低くなるまで繰り返し再充電されていることが検出されると前記負荷へ供給するために、1つのサブ・セルが選択される、請求項10に記載の方法。
- 前記負荷に供給するために選択されたサブ・セルは、所定の事象の発生に基づいて前記負荷への供給を止める、その事象には規定の閾値より選択されたサブ・セル電圧が落ちることおよび規定のオンライン時間の最大可能期間が前記選択されたサブ・セルに対して終了することのうち1つ以上含まれ、サブ・セルに対するそのような事象の検出に応答して、前記サブ・セルは、使用不能に切り換えられ、別のサブ・セルの1つが負荷に供給するように切り換えられることで負荷への電流が間断なく保持される、請求項9に記載の方法。
- 使用不能状態にスイッチされた前記サブ・セルは、サブ・セルが導電的に前記再充電電源に接続され、前記サブ・セルが再充電できる充電モード、あるいはサブ・セルが前記電源と前記負荷から分離され、前記サブ・セルが交換できる保守モードのうちのどちらかのモードにスイッチされる、請求項12に記載の方法。
- 前記ロジック回路は、前記センサー信号およびプロセッサーに接続されたメモリーに応答して、プログラム命令の実行可能なプロセッサーを含み、命令群、動作目的を指定する所定のパラメーター、および前記センサー信号からの測定値を前記メモリーに格納する段階を含む請求項9に記載の方法。
- 前記格納された測定値は、実際の動作状態の履歴レコードを提供し、複数の充放電サイクルに対してのセル電圧対時間、所定の時間間隔に対してのセル温度対時間、および低ポイントの放電と高ポイントの再充電に対しての電圧と対応するタイムスタンプ値に対しての測定値を含む請求項14に記載の方法。
- 前記ロジック回路は、前記プロセッサーに接続され、プロセッサーと通信でき、かつ外部装置とのインターフェイスとして動作可能な前記プロセッサーに接続される通信コントローラーを有し、
前記コントローラーによって、プログラム命令と前記外部装置から新しい動作パラメーターを指定するデータを受信する段階と、
コントローラーによって、履歴レコードの少なくとも一部を前記外部装置に送信する段階を含む請求項15に記載の方法。 - 前記バッテリーは第1の再充電可能なバッテリー・セルと、当該セルは複数の交換可能なサブ・セルを有し、前記ロジック回路によって、電圧、電流および温度を含む前記サブ・セルの特定状態についてセンサーからの測定値を受信するための命令と、
サブ・セルに接続された出力スイッチ素子により、少なくとも1つの選択されたサブ・セルから負荷への導電パスを選択的に切り換えるために、前記ロジック回路によって、第1の制御信号をアクティブな状態にする命令と、
サブ・セルに接続された入力スイッチ素子により、少なくとも一つの選択されたサブ・セルから電源への導電パスを選択的に切り換えるために、前記ロジック回路によって、第2の制御信号をアクティブな状態にする命令であって、前記制御信号はサブ・セルに対する前記測定状態に対応して、前記ロジック回路によって自動的に生成される命令、
を含むバッテリーを管理するためのコンピュータ・プログラム記録媒体。 - サブ・セルの電圧、電流および温度測定値が特定の時間間隔内で所定の範囲にあることを示している前記サブ・セルに対する前記センサー信号に応答して、サブ・セルへの充電サイクルを完了するかどうかを前記ロジック回路によって、決定するための命令群を含む請求項17に記載のコンピュータ・プログラム記録媒体。
- 前記サブ・セルが特定の電圧レベルより低くなるまで繰り返し再充電されていることが検出されると前記負荷へ供給するために、前記制御ブロック・ロジック回路によって、1つのサブ・セルが選択される、請求項18に記載のコンピュータ・プログラム記録媒体。
- 前記負荷に供給するために選択されたサブ・セルは、所定の事象の発生に基づいて前記負荷への供給を止め、その事象には規定の閾値より前記選択されたサブ・セル電圧が落ちることおよび規定のオンライン時間の最大可能期間が前記選択されたサブ・セルに対して終了することのうち1つ以上含まれ、サブ・セルに対するそのような事象の検出に応答して、前記サブ・セルは、使用不能に切り換えられ、別のサブ・セルの1つが前記負荷に供給するように切り換えられることで前記負荷への電流が間断なく保持される、請求項17に記載のコンピュータ・プログラム記録媒体。
- 使用不能状態に切り換えられた前記サブ・セルは、前記サブ・セルが導電的に前記再充電電源に接続され、前記サブ・セルが再充電できる充電モード、あるいは前記サブ・セルが前記電源と前記負荷から分離され、前記サブ・セルが交換できる保守モードのうちのどちらかのモードにスイッチされる、請求項20に記載のコンピュータ・プログラム記録媒体。
- 前記ロジック回路は、前記センサー信号およびプロセッサーに接続されたメモリーに応答して、プログラム命令を実行可能な前記プロセッサーを含み、命令群、動作目的を指定する所定のパラメーター、および前記センサー信号からの測定値をメモリーに格納するための命令を含む請求項17に記載のコンピュータ・プログラム記録媒体。
- 前記格納された測定値は、実際の動作状態の履歴レコードを提供し、複数の充放電サイクルに対してのセル電圧対時間、所定の時間間隔に対してのセル温度対時間、および低ポイントの放電と高ポイントの再充電に対しての電圧と対応するタイムスタンプ値に対しての測定値を含む請求項22に記載のコンピュータ・プログラム記録媒体。
- 前記ロジック回路は、前記プロセッサーに接続され、前記プロセッサーと通信でき、かつ外部装置とのインターフェイスとして動作可能な前記プロセッサーに接続される通信コントローラーを有し、
前記コントローラーによって、プログラム命令と外部装置から新しい動作パラメーターを指定するデータを受信するための命令、および
前記コントローラーによって、前記履歴レコードの少なくとも一部を前記外部装置に送信するための命令を含む請求項23に記載のコンピュータ・プログラム記録媒体。
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