JP2004104339A - 負帰還増幅器 - Google Patents

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Ikuo Imanishi
今西 郁夫
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Abstract

【課題】利得の設計とは独立に3次相互変調歪を低減することが出来、その構成要素である増幅手段の利得を低下させる事無く総合利得として利用出来る負帰還増幅器を提供すること。
【解決手段】信号入力端子から入力される信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段の出力端子に、入力端子が接続されたバンドパスフィルターと、前記バンドパスフィルターの出力端子に、入力端子が接続された帰還回路を備え、前記帰還回路の出力端子は前記信号入力端子に接続されている負帰還増幅回路において、前記バンドパスフィルターが前記信号入力端子に入力される入力信号の周波数帯の2倍の周波数帯を通過帯域とする様に設定することで、利得を変化させる事無く、独立に3次相互変調歪を低減することが出来、なおかつ、その構成要素である増幅手段の利得を低下させる事無く総合利得として利用出来る負帰還増幅器。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利得の低下を引き起こさずに3次歪を低減して線形性を向上させた負帰還増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の負帰還増幅器は、信号入力端子から入力される信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段の出力端子に、入力端子が接続された帰還手段とを備え、前記帰還手段の出力端子は前記信号入力端子に接続されている負帰還増幅器において、前記信号入力端子と前記帰還手段の出力端子との接続部と、前記増幅手段の入力端子との間にキャパシタが直列に接続され、前記増幅手段が入力寄生キャパシタを有するFETから構成されることを特徴とする負帰還増幅器であり、利得と歪特性とを独立に設計することが出来るようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3117229号(第1−2頁、表1、第1,2,6図)
【0004】
しかしながら、上記の従来例は、利得と歪特性とを独立に設計することが出来ても、負帰還増幅器としての総合利得は、その構成要素である増幅手段の利得よりも低下するという欠点を有している。
【0005】
本発明は、上記の従来例と比べて、利得と歪特性とを独立に設計することが出来ることに加えて、総合利得がその構成要素である増幅手段の利得と同一に利用出来る負帰還増幅器を提供することを目的とする。
【0006】
図1は、従来の負帰還増幅器の基本構成を示すブロック図である。
【0007】
入力電圧をu、増幅手段10への入力電圧をe、増幅手段10の出力電圧をy、増幅手段10の伝達関数をA(e)、帰還回路20の帰還率をβとする。
【0008】
増幅手段10の出力yは帰還率βの帰還回路20を介して、入力電圧uに足し合わせて増幅手段10の入力電圧eとなる。
【0009】
したがって、増幅手段10の入力電圧eは、y=A(e)であるので、
e=u+βA(e)
となる。
【0010】
増幅手段10は小信号入力に対して弱い非線型性を持っているので、その伝達関数A(e)は一般的に3次までの多項式関数
A(e)=ae+a+a
で表される。a、a、aは増幅手段10に起因する定数である。
【0011】
図1の負帰還増幅器全体の伝達関数をG(u)とすると、そのG(u)は上の関係式から次の2つの式で表される。
【0012】
G(u)=y=A(e)=ae+a+a
e=u+βA(e)
G(u)もまた3次までの多項式関数で表されると考えて良いので、マクローリン展開をおこなうと、
G(u)=G’(0)u+[G’’(0)/2!]u+[G’’’(0)/3!]u
G(0)=0
で表され、上記のG(u)を表す2つの関係式をuで3回微分してG’(0),G’’(0),G’’’(0)を求めると、
Figure 2004104339
となる。
【0013】
ここで、増幅手段10の弱い非線型性が引き起こす悪影響の一つである3次歪について述べる。
【0014】
増幅手段10の非線型性の評価方法の一つに2トーン測定法がある。これはお互いに近い周波数をもつ2つの正弦波信号を足し合わせたものを増幅手段10に入力し、その出力の高調波成分を測定するものである。
【0015】
図3はその2信号(2トーン)入力時に増幅手段10の非線型性によって発生する高調波成分を模式的に表したグラフである。横軸は周波数、縦軸は出力パワーまたは電圧を示している。w,wは入力信号周波数であり、その他の周波数のスペクトルが増幅手段10の弱い非線型性によって発生した高調波成分である。その中で、w−2w, 2w−wの周波数成分は、入力信号周波数に近いため使用周波数帯域内にあり、不要な周波数成分として悪影響を及ぼす。この不要な周波数成分は一般的に3次相互変調歪(TOI:Third Order Intermodulation)と呼ばれている。
【0016】
いま、入力電圧Vinに対する増幅手段10の伝達関数がA(Vin)=ain+ain +ain で表される時に、2トーン入力信号をVin=Acoswt+Acoswとすると、増幅手段10の出力電圧Voは次の様に表される。
【0017】
Figure 2004104339
式(2)より、周波数w−2w, 2w−wからなる3次相互変調歪成分はそれぞれ
[a*3/4A] *cos(w−2w)t
[a*3/4A] *cos(2w−w)t
であり、その係数にはaのみが掛かって、すなわち増幅手段10の伝達関数の内、3次の項ain が原因となって発生していることが判る。したがって、増幅手段10の伝達関数の3次の項を小さくする方法を取ることで、3次相互変調歪成分を低減することが出来る。
【0018】
ここで、図1の従来の負帰還増幅器の伝達関数G(u)の式(1)において、3次の項が0になる条件は、[a−2a β/(1−aβ)]/(1−aβ)=0より、
β=−a/(2a −a
である。この時の利得は1次の項の係数なので、
/(1−aβ)=a[1−a/(2a )]
となる。この様に、図1の従来の負帰還増幅器では、帰還回路20の帰還率βを調節することで、3次相互変調歪成分を低減することが出来る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように伝達関数の3次の項が0に近づくように帰還回路20の帰還率βを調節すると、3次相互変調歪を低減することは出来るが、同時に伝達関数の1次の項も変化するため利得も変化してしまい、負帰還増幅器の3次相互変調歪と利得を同時に設計することが困難であった。また、その構成要素である増幅手段の利得に対して、負帰還増幅器の総合利得は低下してしまうという欠点も有している。
【0020】
本発明は、利得の設計とは独立に3次相互変調歪を低減することが出来ることに加えて、その構成要素である増幅手段の利得を低下させる事無く、総合利得として利用出来る負帰還増幅器を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の負帰還増幅器は、信号入力端子から入力される信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段の出力端子に、入力端子が接続されたバンドパスフィルターと、前記バンドパスフィルターの出力端子に、入力端子が接続された帰還回路とを備え、前記帰還回路の出力端子は前記信号入力端子に接続されている負帰還増幅器において、前記バンドパスフィルターが前記信号入力端子に入力される入力信号の周波数帯の2倍の周波数帯を通過帯域とするバンドパスフィルターであることを特徴とする。
【0022】
この負帰還経路に追加されたバンドパスフィルターの効果で、増幅手段の利得と負帰還回路の総合利得を低下させることなく利用出来、なおかつ独立に3次相互変調歪を低減することが出来る。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図2は、本発明の負帰還増幅器の基本構成を示すブロック図である。
【0024】
入力電圧をu、増幅手段10への入力電圧をe、増幅手段10の出力電圧をy、増幅手段10の伝達関数をA(e)、帰還回路20の帰還率をβとする。
【0025】
増幅手段10の出力yにおいて、入力信号の周波数帯の2倍の周波数帯を通過帯域とするバンドパスフィルター30が図3に示すところの増幅手段10の非線型性によって発生する高調波成分のうち2w,w+w,2wの周波数成分を抜き出して帰還率βの帰還回路20を介して、入力電圧uに足し合わせて増幅手段10の入力電圧eとなる。
【0026】
このバンドパスフィルター30の出力信号は、式(2)の2w,w+w,2wの周波数成分の項を見ると、3つの項全てaの係数が掛かっておりa,aの係数は掛かっていないことから、増幅手段10の伝達関数の2次の項ain からのみ発生した信号成分で1次の項ain、3次の項ain から発生した信号成分は含まれていない。
【0027】
したがって、バンドパスフィルター30の出力信号はaにある係数を掛けたものとなり、これに帰還回路20の帰還率βを掛けたもの、すなわち、aβeにある係数を掛けたものを入力電圧uに足し合わせて増幅手段10の入力電圧eとなる。ここで、簡単化のためにある係数を帰還回路20の帰還率βに含ませて以降、説明する。
【0028】
増幅手段10の入力電圧eは、入力電圧uと帰還回路20の出力aβeを足し合わせたものになるので、
e=u+aβe
となる。
【0029】
増幅手段10の伝達関数A(e)は上述と同じく、
A(e)=ae+a+a
である。
【0030】
図2の帰還増幅器全体の伝達関数をH(u)とすると、そのH(u)は上の関係式から次の2つの式で表される。
【0031】
H(u)=y=A(e)=ae+a+a
e=u+aβe
H(u)もまた3次までの多項式関数で表されると考えて良いので、マクローリン展開をおこなうと、
H(u)=H’(0)u+[H’’(0)/2!]u+[H’’’(0)/3!]u
H(0)=0
で表され、上記のH(u)を表す2つの関係式をuで3回微分してH’(0),H’’(0),H’’’(0)を求めると、
H(u)=au+a(1+aβ)u+[a+2a β(1+aβ)]u3        (3)
となる。
【0032】
ここで、図2の本発明の負帰還増幅器の伝達関数H(u)の式(3)において、3次の項が0になる条件は、
+2a β(1+aβ)=0
である。この時の利得は1次の項の係数なので、

となり帰還率βに依存しない上に、その利得aは、その構成要素である増幅手段の利得aと等しく、増幅手段の利得を低下させる事無く、そのまま総合利得として利用出来る。この様に、図2の本発明の負帰還増幅器では、帰還回路20の帰還率βを調節することで、利得を変化させること無く3次相互変調歪成分を低減することが出来、利得の設計とは独立に3次相互変調歪を低減することが可能となる負帰還増幅器を提供出来る。
【0033】
また、負帰還増幅器としての総合利得は上記のとおりその構成要素である増幅手段の利得を低下させる事無く利用出来る。
【0034】
図4は、請求項2記載の本発明の実施の形態である。図4において、増幅手段10は増幅素子11と抵抗またはインダクターからなるダンピング素子12とバイアス回路13から構成されており、その増幅素子11のエミッターがダンピング素子12を介して接地してあるエミッター接地の増幅器である。
【0035】
また、並列共振回路33はコンデンサー31とインダクター32から構成され、その並列共振周波数は信号入力の周波数帯域の中心周波数の2倍の周波数である。
【0036】
帰還回路20は、抵抗21とコンデンサー35から構成されている。
【0037】
入力信号は、整合回路40でインピーダンス変換されてその信号電力が極力大きくなる状態で増幅手段10に伝達される。増幅手段10で増幅された入力信号は信号電流となって並列共振回路33へ伝達されるが、並列共振周波数付近では並列共振回路33のインピーダンスが大きくなるため、その並列共振周波数付近の信号電流成分は並列共振回路33を通過しにくくなり帰還回路20を介して増幅手段10の入力へ負帰還されることになる。
【0038】
一方、並列共振周波数付近以外の信号電流成分は並列共振回路33を通過して、整合回路41でインピーダンス変換されてその信号電力が極力大きくなる状態で出力される。
【0039】
ここで前述のように、並列共振回路33の共振周波数が信号入力の周波数帯域の中心周波数の2倍であるため、前述の帰還回路20を介して増幅手段10の入力へ負帰還される信号電流成分は図3のバンドパスフィルターの通過帯域に相当する。このことは、並列共振回路33が図2のバンドパスフィルター追加の効果と同じ効果を果たしていることを示している。
【0040】
以上の様に、図4は請求項2記載の本発明の実施の形態である。
【0041】
(第2の実施形態)
図5は、請求項3記載の本発明の実施の形態である。図5において、増幅手段10は増幅素子11と抵抗またはインダクターからなるダンピング素子12とバイアス回路13から構成されているエミッタ接地型増幅器と、その上段に増幅素子112と電圧源14で構成されているベース接地型増幅器とが、カスコード接続されている増幅器である。
【0042】
また、並列共振回路33はコンデンサー31とインダクター32から構成され、その並列共振周波数は信号入力の周波数帯域の中心周波数の2倍の周波数である。
【0043】
帰還回路20は、抵抗21とコンデンサー35から構成されている。
【0044】
入力信号は、整合回路40でインピーダンス変換されてその信号電力が極力大きくなる状態で増幅手段10に伝達される。増幅手段10で増幅された入力信号は信号電流となって並列共振回路33へ伝達されるが、並列共振周波数付近では並列共振回路33のインピーダンスが大きくなるため、その並列共振周波数付近の信号電流成分は並列共振回路33を通過しにくくなり帰還回路20を介して増幅手段10の入力へ負帰還されることになる。
【0045】
一方、並列共振周波数付近以外の信号電流成分は並列共振回路33を通過して、整合回路41でインピーダンス変換されてその信号電力が極力大きくなる状態で出力される。
【0046】
ここで前述のように、並列共振回路33の共振周波数が信号入力の周波数帯域の中心周波数の2倍であるため、前述の帰還回路20を介して増幅手段10の入力へ負帰還される信号電流成分は図3のバンドパスフィルターの通過帯域に相当する。このことは、並列共振回路33が図2のバンドパスフィルター追加の効果と同じ効果を果たしていることを示している。
【0047】
以上の様に、図5は請求項3記載の本発明の実施の形態である。
【0048】
(第3の実施形態)
図6は、請求項4記載の本発明の実施の形態である。図6において、増幅手段10は2個の増幅素子110,111と2個の抵抗またはインダクターからなるダンピング素子120,121とバイアス回路13と電流源15と抵抗22,23とコンデンサー36から構成されている差動増幅器である。
【0049】
また、並列共振回路33はコンデンサー31とインダクター32から構成され、その並列共振周波数は信号入力の周波数帯域の中心周波数の2倍の周波数である。
【0050】
帰還回路20は、抵抗21とコンデンサー35から構成されている。
【0051】
入力信号は、整合回路40でインピーダンス変換されてその信号電力が極力大きくなる状態で増幅手段10に伝達される。増幅手段10で増幅された入力信号は信号電流となって並列共振回路33へ伝達されるが、並列共振周波数付近では並列共振回路33のインピーダンスが大きくなるため、その並列共振周波数付近の信号電流成分は並列共振回路33を通過しにくくなり帰還回路20を介して増幅手段10の入力へ負帰還されることになる。
【0052】
一方、並列共振周波数付近以外の信号電流成分は並列共振回路33を通過して、整合回路41でインピーダンス変換されてその信号電力が極力大きくなる状態で出力される。
【0053】
ここで前述のように、並列共振回路33の共振周波数が信号入力の周波数帯域の中心周波数の2倍であるため、前述の帰還回路20を介して増幅手段10の入力へ負帰還される信号電流成分は図3のバンドパスフィルターの通過帯域に相当する。このことは、並列共振回路33が図2のバンドパスフィルター追加の効果と同じ効果を果たしていることを示している。
【0054】
以上の様に、図6は請求項4記載の本発明の実施の形態である。
【0055】
【発明の効果】
このように、本発明によって利得の設計とは独立に3次相互変調歪を低減することができ、さらに、その構成要素である増幅手段の利得を低下させることなく、総合利得として利用できる負帰還増幅器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の負帰還増幅器の基本構成を示すブロック図
【図2】本発明の負帰還増幅器の基本構成を示すブロック図
【図3】2信号入力時に増幅手段の非線型性によって発生する高調波成分を摸式的に表したグラフ
【図4】請求項2記載の本発明の実施の形態を示す図
【図5】請求項3記載の本発明の実施の形態を示す図
【図6】請求項4記載の本発明の実施の形態を示す図
【符号の説明】
10 増幅手段
11,110,111,112 増幅素子
12,120,121 抵抗またはインダクターからなるダンピング素子
13 バイアス回路
14 電圧源
15 電流源
20 帰還回路
21,22,23 抵抗
30 バンドパスフィルター
31,35,36 コンデンサー
32 インダクター
33 並列共振回路
40,41 整合回路

Claims (7)

  1. 信号入力端子から入力される信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段の出力端子に、入力端子が接続されたバンドパスフィルターと、前記バンドパスフィルターの出力端子に、入力端子が接続された帰還回路とを備え、前記帰還回路の出力端子は前記信号入力端子に接続されている負帰還増幅器において、前記バンドパスフィルターが前記信号入力端子に入力される入力信号の周波数帯の2倍の周波数帯を通過帯域とするバンドパスフィルターであることを特徴とする負帰還増幅器。
  2. 信号入力端子から入力される信号を整合回路を介して増幅する増幅手段と、前記増幅手段の出力端子に、入力端子が接続された並列共振回路と、前記並列共振回路の出力端子が整合回路を介して信号出力端子に信号を出力するように接続され、前記増幅手段の出力端子に、入力端子が接続された帰還回路と、前記帰還回路の出力端子が前記増幅手段の入力端子に接続されている負帰還増幅回路において、前記増幅手段がエミッタ接地の増幅器で構成され、前記並列共振回路の共振周波数が入力信号の周波数の2倍の周波数に設定されていることを特徴とする負帰還増幅器。
  3. 前記増幅手段がエミッタ接地とベース接地のカスコード接続型増幅器で構成されていることを特徴とする請求項2に記載の負帰還増幅器。
  4. 信号入力端子から入力される信号を整合回路を介して増幅する1入力2出力の増幅手段と、前記増幅手段の出力端子の一方に、入力端子が接続された並列共振回路と、前記並列共振回路の出力端子と前記増幅手段のもう一方の出力端子が整合回路を介して信号出力端子に信号を出力するように接続され、前記増幅手段の出力端子の内、前記並列共振回路の入力端子に接続された方の出力端子に、入力端子が接続された帰還回路と、前記帰還回路の出力端子が前記増幅手段の入力端子に接続されている負帰還増幅回路において、前記増幅手段が1入力2出力の差動増幅器で構成され、前記並列共振回路の共振周波数が入力信号の周波数の2倍の周波数に設定されていることを特徴とする負帰還増幅器。
  5. 信号入力端子から入力される信号を整合回路を介して増幅する増幅手段と、前記増幅手段の出力端子に、入力端子が接続されたマイクロストリップ線路と、前記マイクロストリップ線路の出力端子が整合回路を介して信号出力端子に信号を出力するように接続され、前記増幅手段の出力端子に、入力端子が接続された帰還回路と、前記帰還回路の出力端子が前記増幅手段の入力端子に接続されている負帰還増幅回路において、前記増幅手段がエミッタ接地の増幅器で構成され、前記マイクロストリップ線路の線路長が入力信号の周波数の2倍の周波数の波長λの4分の1の長さに設定されていることを特徴とする負帰還増幅器。
  6. 前記増幅手段がエミッタ接地とベース接地のカスコード接続型増幅器で構成されていることを特徴とする請求項5に記載の負帰還増幅器。
  7. 信号入力端子から入力される信号を整合回路を介して増幅する1入力2出力の増幅手段と、前記増幅手段の出力端子の一方に、入力端子が接続されたマイクロストリップ線路と、前記マイクロストリップ線路の出力端子と前記増幅手段のもう一方の出力端子が整合回路を介して信号出力端子に信号を出力するように接続され、前記増幅手段の出力端子の内、前記マイクロストリップ線路の入力端子に接続された方の出力端子に、入力端子が接続された帰還回路と、前記帰還回路の出力端子が前記増幅手段の入力端子に接続されている負帰還増幅回路において、前記増幅手段が1入力2出力の差動増幅器で構成され、前記マイクロストリップ線路の線路長が入力信号の周波数の2倍の周波数の波長λの4分の1の波長に設定されていることを特徴とする負帰還増幅器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8314531B2 (en) 2009-09-18 2012-11-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric actuator driver circuit

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