JP2004103887A - 集積回路モジュール - Google Patents
集積回路モジュール Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004103887A JP2004103887A JP2002264978A JP2002264978A JP2004103887A JP 2004103887 A JP2004103887 A JP 2004103887A JP 2002264978 A JP2002264978 A JP 2002264978A JP 2002264978 A JP2002264978 A JP 2002264978A JP 2004103887 A JP2004103887 A JP 2004103887A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- integrated circuit
- circuit package
- cooling device
- substrate
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
【課題】異なる最大発熱温度を有する複数の集積回路パッケージを実装する集積回路モジュールについて、その最大発熱温度や温度定格を考慮した適切な冷却を行うこと。
【解決手段】温度定格や最大発熱温度の値が異なる複数の集積回路パッケージについて、個別に又は選択的に冷却装置を実装する。
【選択図】 図3
【解決手段】温度定格や最大発熱温度の値が異なる複数の集積回路パッケージについて、個別に又は選択的に冷却装置を実装する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報処理装置に用いられる集積回路モジュールの冷却に係わり、特に一つの基板上に複数の集積回路パッケージが実装されたタイプの集積回路モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
情報処理装置に内蔵されるCPUなどの集積回路(以下ICと称する)は、その動作周波数の向上により、動作に伴う発熱量も増大している。そのため、ICの安定動作のために、発熱による温度上昇を抑えるための冷却技術が重要となっている。従来は1つのICに対し、1個の冷却モジュールを用いてICの冷却を行っていた。これは、従来のICにおいて、一つのシリコンが一つのパッケージに収まっていたため、発熱量について把握しやすく、対応する冷却モジュールを選択することが容易にできた、という背景がある。
【0003】
近年、1つのICパッケージの中に2個から3個のシリコンを収めたマルチチップモジュール(Multi Chip Module、以下MCMと称する)や、従来のICパッケージほどの大きさの基板に、それぞれシリコンを内蔵した複数のICパッケージを実装して、これを一つのICパッケージと同様に取り扱うマルチパッケージモジュール(Multi Package Module、以下MPMと称する)というタイプのICが実用化されている。
【0004】
このようなMCMやMPMにおいて、内蔵されているシリコン毎に発熱量や温度定格が異なる場合が多い。MCMにおいては複数のシリコンが一つのプラスチックパッケージに収められているので、シリコンの発熱がプラスチックパッケージを伝わって拡散し、熱の均一化が働きやすい。そのため、従来と同様に、一つの冷却装置で冷却を行うことが可能であった。
【0005】
しかし、MPMにおいては、各ICパッケージはそれぞれ独立したプラスチックパッケージとなっており、これら複数のパッケージに対して、それぞれの最大発熱時温度や温度定格に応じた適切な冷却を行うことが困難であった。一つの冷却装置で冷却を行おうとすると、低耐熱部分に合わせた放熱・冷却が必要となるため、冷却装置のヒートシンクが大きくなる。
【0006】
なお、MCMに対して適用される冷却装置の一つである冷却フィンに関する発明で、冷却フィンのうち、MCM中の発熱量の大きなチップに対向する部分について、その溝の深さを深くして冷却効率を上げる、というものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−15675号公報(第4−5頁 図1、図2)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、MPMにおいて、複数のパッケージに対して最大発熱時温度や温度定格に応じた適切な冷却を行うことが困難であった。
【0009】
本発明はMPMのような集積回路モジュールに対しても、パッケージごとの最大発熱時温度や温度定格を考慮して、適切な冷却を行うことができる冷却装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、基板と、この基板の第一の面に配され、第一の温度定格を有する第一の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面に配され、第一の集積回路パッケージとは別のパッケージであり、前記第一の温度定格と異なる第二の温度定格を有する第二の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面の裏面である第二の面に、他の基板と電気的に接続するためのボールグリッドアレイを具備する集積回路モジュールであって、前記第一の集積回路パッケージに熱的に接続される第一の冷却装置と、前記第二の集積回路パッケージに熱的に接続され、かつ前記第一の冷却装置とは熱的に接続されていない第二の冷却装置とを具備することを特徴とする。
【0011】
このような構成によれば、最大発熱時温度や温度定格を考慮した適切な冷却を行うことが可能となる。
【0012】
また、この発明は、基板と、この基板の第一の面に配され、第一の温度定格と、この温度定格を超える最大発熱時温度を有する第一の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面に配され、前記第一の温度定格と異なる第二の温度定格を有する第二の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面の裏面である第二の面に、他の基板と電気的に接続するためのボールグリッドアレイを具備する集積回路モジュールであって、前記第一の集積回路パッケージと熱的に接続され、かつ前記第二の集積回路パッケージとは熱的に接続されていない冷却装置を具備することを特徴とする。
【0013】
このような構成によれば、最大発熱時温度や温度定格を考慮した適切な冷却を行うことが可能となる。
【0014】
また、この発明は、基板と、この基板の第一の面に配され、第一の温度定格を有する第一の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面に配され、前記第一の温度定格と異なる第二の温度定格を有する第二の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面の裏面である第二の面に、他の基板と電気的に接続するためのボールグリッドアレイを具備する集積回路モジュールであって、前記第一の集積回路パッケージに熱的に接続される第一の冷却部と、前記第二の集積回路パッケージに熱的に接続される第二の冷却部と、前記第一の冷却部と前記第二の冷却部とを接続するブリッジ部とを具備する冷却装置を具備することを特徴とする。
【0015】
このような構成によれば、最大発熱時温度や温度定格を考慮した適切な冷却を行うことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について以下の通り説明する。図1は本発明の各実施形態に係わる集積回路モジュール100について、後述する冷却装置を実装する前の状態を示す上面図である。この集積回路モジュールは、いわゆる基板であるBGAサブストレート101と、このBGAサブストレート101上に実装された集積回路パッケージ102、集積回路パッケージ103、集積回路パッケージ104を具備している。BGAサブストレート101の大きさは一辺が30mmから40mm程度のものであり、その上に本実施形態では上述の3つの集積回路パッケージが実装されている。これらの集積回路パッケージは各々シリコンを内蔵している。集積回路パッケージの例としては画像処理用のエンジンなどが挙げられる。集積回路モジュールの例としてはこの画像処理用のエンジンやメモリを別々のパッケージとして、一つのBGAサブストレートに実装したものが挙げられる。BGAにより、他の基板に画像処理用の一つのモジュールとして接続することが可能である。
【0017】
図2はこの集積回路モジュール100について、図1のA方向から見た側面図である。BGAサブストレート101のうち、集積回路パッケージ102が実装されている面の裏面に、情報処理装置内の他の基板上に実装するためのボールグリッドアレイ(以下BGA)105が設けられている。
【0018】
本発明の各実施形態において、図1に示した集積回路パッケージ102、103の動作が保証できる温度、すなわち温度定格がそれぞれ80℃であり、集積回路パッケージ104は温度定格が110℃であるとする。以下、各集積回路パッケージの最大発熱時温度に応じてそれぞれ好適となる実施形態を説明する。この最大発熱時温度は、各集積回路パッケージについて計測されるもので、特に冷却を行わない状態で対象集積回路を最大負荷状態で動作させた場合にパッケージの温度として最も高くなる温度を意味する。
【0019】
以下、図3を参照して本発明の第一の実施形態について以下の通り説明する。第一の実施形態は、集積回路パッケージ102、103の最大発熱時温度が85℃であり、集積回路パッケージ104の最大発熱時温度が115℃である場合である。この実施形態はいずれの集積回路パッケージもその最大発熱時温度が温度定格を超える場合に相当する。図3はこのような集積回路パッケージにそれぞれ冷却装置を実装した状態の集積回路モジュールの上面図を示す。集積回路パッケージは上面からは見えないが、その位置について理解を助けるため、点線でその位置を示した。(以下、図中での点線部は実際には見えない集積回路パッケージの位置を示すために用いる。)
冷却装置106や冷却装置107は、それぞれ厚さ1mm程度の金属板を用いる。この冷却装置106を接着剤で集積回路パッケージ102、103の上に接着することで実装する。また、同様に冷却装置107を接着剤で集積回路パッケージ104の上に実装する。この実装については、集積回路パッケージが発する熱を冷却装置に伝えることができるように、すなわち熱的に接続するように行う。
【0020】
図4はこの第一の実施形態の集積回路モジュールを図3における矢印Aの方向から見た側面図である。それぞれ集積回路パッケージの上面に冷却装置106や、冷却装置107が実装された状態を示している。
【0021】
冷却装置106や冷却装置107は冷却効果として、集積回路パッケージを10℃程冷却する効果を有している。集積回路パッケージ102や103はその最大発熱時温度である85℃まで温度が上昇しそうになっても、冷却装置106により、75℃程度にまで冷却することができる。同様に、集積回路パッケージ104がその最大発熱時温度である115℃まで温度が上昇しそうになっても、冷却装置107により105℃程度にまで冷却することができる。
【0022】
これは、一つの集積回路モジュールにおいて、熱的に接続されていない複数の冷却装置をそれぞれの集積回路パッケージに使用することにより得られる効果である。これについて更に以下の通り説明する。
【0023】
本願発明の説明に用いる集積回路モジュールに対し、一つの冷却装置で対応しようとする場合、冷却装置内での熱伝導を考慮する必要がある。例えば、冷却効果が10℃程の効果を有する冷却装置を集積回路パッケージ102、103、104全部をカバーするように実装した場合を考える。この場合、冷却装置が集積回路パッケージ104から熱を受けるため、その温度が最大で、集積回路パッケージ104の最大発熱時温度である115℃から10℃だけ冷却した温度、105℃となる。熱伝導により冷却装置のうち、集積回路パッケージ102、103に実装されている部分の温度も105℃と同程度の温度となる可能性がある。冷却装置はこの集積回路パッケージ102、103にも熱的に接続しているため、集積回路パッケージ102、103の温度にも影響を及ぼす。この結果、集積回路パッケージ104の温度は集積回路パッケージ104の温度定格110℃の範囲内であるが、集積回路パッケージ102、103の温度は集積回路パッケージ102、103の温度定格80℃を大幅に超えるため、集積回路モジュールとしての動作の安定性が保証できない。
【0024】
第一の実施形態における集積回路パッケージの組を冷却するため、一つの冷却装置で単に対応しようとする場合、低い温度定格の集積回路パッケージに合わせるように冷却を行う必要がある。上述の例の場合は、最大発熱時温度115℃の集積回路パッケージを80℃にまで冷却する必要がある。すなわち、冷却装置の冷却効果として、35℃以上の冷却効果が必要となる。冷却効果が大きい冷却装置は実装、放熱するために大きな空間を必要とし、システムの小型化を阻害する要因となる。また、冷却効果を大きくするために冷却ファンなどを更に設ける場合は、排気口などを設置する必要があるため、実装位置に制限があり、またコスト高につながる。本発明によれば、コストを抑えつつ、このような問題を回避することができる。
【0025】
なお、この第一の実施形態の応用として、図5に示す集積回路モジュールが挙げられる。この集積回路モジュールは、冷却装置108以外の部分は図3及び図4に示したものと同様の構成であるが、冷却装置108の部分が異なる。図5に示した冷却装置108は、冷却装置106と冷却装置107という別々のパーツに分かれているのではなく、ちょうど冷却装置106と冷却装置107とを各々の端部でブリッジ部110により接続するような形になる。図5中、円で示した部分がブリッジ部110にあたるが、このブリッジ部の材質として、冷却装置106や107の材質である銅をそのまま使用したり、銅よりも熱伝導率が低い材質を使用することができる。銅をそのまま使用する場合、二つのブリッジ部110の間をスリットを形成するように型抜きすることでブリッジ部を有する冷却装置108を作成することができる。
【0026】
銅をそのまま使用しない場合、樹脂製のブリッジ部110で冷却装置間を接着して熱的な接続を弱めることが好ましい。このような冷却装置108を用いることで、冷却装置106と冷却装置107という二つに分かれていた冷却装置を一体の冷却装置のように取り扱うことができる。
【0027】
このようにすれば、一体型の冷却装置で生じる熱伝導の効果を抑制することができる。また、冷却装置の実装において、複数の冷却装置を実装するのではなく、一つの冷却装置を実装することになるため、組み立ての工程数を減らすことができるという利点がある。
【0028】
図6を参照して本発明の第二の実施形態について以下の通り説明する。第二の実施形態は、集積回路パッケージ102、103の最大発熱時温度が85℃であり、集積回路パッケージ104の最大発熱時温度が105℃である場合である。この実施形態は集積回路パッケージ102、103の最大発熱時温度が温度定格を超え、集積回路パッケージ104は最大発熱時でもその温度が温度定格を超えない場合に相当する。
【0029】
この場合、本実施形態においては、図6に示すように、集積回路パッケージ102と103をカバーするように冷却装置106を実装する。ここで、冷却装置106の冷却効果は10℃程度とする。このように構成すると、集積回路パッケージ102と103は75℃まで冷却されることができ、温度定格の範囲内に入る。一方、集積回路パッケージ104については、最大発熱時温度が温度定格を超えないため、自然冷却で充分であり、冷却装置を取り付ける必要がない。
【0030】
図7を参照して本発明の第三の実施形態について以下の通り説明する。第三の実施形態は、集積回路パッケージ102、103の最大発熱時温度が80℃であり、集積回路パッケージ104の最大発熱時温度が115℃である場合である。この実施形態は集積回路パッケージ104の最大発熱時温度が温度定格を超え、集積回路パッケージ102、103は最大発熱時でもその温度が温度定格を超えない場合に相当する。
【0031】
この場合、本実施形態においては、図7に示すように、集積回路パッケージ104をカバーするように冷却装置107を実装する。ここで、冷却装置107の冷却効果は10℃程度とする。このように構成すると、集積回路パッケージ104は105℃まで冷却されることができ、温度定格の範囲内に入る。一方、集積回路パッケージ102、103については、最大発熱時温度が温度定格を超えないため、自然冷却で充分であり、冷却装置を取り付ける必要がない。
【0032】
第二と第三の実施形態においては、同じ集積回路モジュールにおいて、必要な集積回路パッケージについてのみ冷却装置を実装することで、不必要な冷却装置の実装を省くことができる。
【0033】
なお、上記の各実施形態の説明では、冷却装置として、金属板を実装する例を挙げたが、集積回路モジュールに更に冷却ファンを実装して、より冷却効果を大きいものにすることが可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、最大発熱時温度や温度定格を考慮した適切な冷却を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態に係わる集積回路モジュールについて、冷却装置の実装前の状態を示す上面図。
【図2】本発明の各実施形態に係わる集積回路モジュールについて、冷却装置の実装前の状態を示す側面図。
【図3】本発明の第一の実施形態に係わる集積回路モジュールを示す上面図。
【図4】本発明の第一の実施形態に係わる集積回路モジュールを示す側面図。
【図5】本発明の第一の実施形態の応用例である集積回路モジュールを示す上面図。
【図6】本発明の第二の実施形態に係わる集積回路モジュールを示す上面図。
【図7】本発明の第三の実施形態に係わる集積回路モジュールを示す上面図。
【符号の説明】
100…集積回路モジュール、101…BGAサブストレート、102〜104…集積回路パッケージ、105…BGA、106〜108…冷却装置、110…ブリッジ部
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報処理装置に用いられる集積回路モジュールの冷却に係わり、特に一つの基板上に複数の集積回路パッケージが実装されたタイプの集積回路モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
情報処理装置に内蔵されるCPUなどの集積回路(以下ICと称する)は、その動作周波数の向上により、動作に伴う発熱量も増大している。そのため、ICの安定動作のために、発熱による温度上昇を抑えるための冷却技術が重要となっている。従来は1つのICに対し、1個の冷却モジュールを用いてICの冷却を行っていた。これは、従来のICにおいて、一つのシリコンが一つのパッケージに収まっていたため、発熱量について把握しやすく、対応する冷却モジュールを選択することが容易にできた、という背景がある。
【0003】
近年、1つのICパッケージの中に2個から3個のシリコンを収めたマルチチップモジュール(Multi Chip Module、以下MCMと称する)や、従来のICパッケージほどの大きさの基板に、それぞれシリコンを内蔵した複数のICパッケージを実装して、これを一つのICパッケージと同様に取り扱うマルチパッケージモジュール(Multi Package Module、以下MPMと称する)というタイプのICが実用化されている。
【0004】
このようなMCMやMPMにおいて、内蔵されているシリコン毎に発熱量や温度定格が異なる場合が多い。MCMにおいては複数のシリコンが一つのプラスチックパッケージに収められているので、シリコンの発熱がプラスチックパッケージを伝わって拡散し、熱の均一化が働きやすい。そのため、従来と同様に、一つの冷却装置で冷却を行うことが可能であった。
【0005】
しかし、MPMにおいては、各ICパッケージはそれぞれ独立したプラスチックパッケージとなっており、これら複数のパッケージに対して、それぞれの最大発熱時温度や温度定格に応じた適切な冷却を行うことが困難であった。一つの冷却装置で冷却を行おうとすると、低耐熱部分に合わせた放熱・冷却が必要となるため、冷却装置のヒートシンクが大きくなる。
【0006】
なお、MCMに対して適用される冷却装置の一つである冷却フィンに関する発明で、冷却フィンのうち、MCM中の発熱量の大きなチップに対向する部分について、その溝の深さを深くして冷却効率を上げる、というものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−15675号公報(第4−5頁 図1、図2)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、MPMにおいて、複数のパッケージに対して最大発熱時温度や温度定格に応じた適切な冷却を行うことが困難であった。
【0009】
本発明はMPMのような集積回路モジュールに対しても、パッケージごとの最大発熱時温度や温度定格を考慮して、適切な冷却を行うことができる冷却装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、基板と、この基板の第一の面に配され、第一の温度定格を有する第一の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面に配され、第一の集積回路パッケージとは別のパッケージであり、前記第一の温度定格と異なる第二の温度定格を有する第二の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面の裏面である第二の面に、他の基板と電気的に接続するためのボールグリッドアレイを具備する集積回路モジュールであって、前記第一の集積回路パッケージに熱的に接続される第一の冷却装置と、前記第二の集積回路パッケージに熱的に接続され、かつ前記第一の冷却装置とは熱的に接続されていない第二の冷却装置とを具備することを特徴とする。
【0011】
このような構成によれば、最大発熱時温度や温度定格を考慮した適切な冷却を行うことが可能となる。
【0012】
また、この発明は、基板と、この基板の第一の面に配され、第一の温度定格と、この温度定格を超える最大発熱時温度を有する第一の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面に配され、前記第一の温度定格と異なる第二の温度定格を有する第二の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面の裏面である第二の面に、他の基板と電気的に接続するためのボールグリッドアレイを具備する集積回路モジュールであって、前記第一の集積回路パッケージと熱的に接続され、かつ前記第二の集積回路パッケージとは熱的に接続されていない冷却装置を具備することを特徴とする。
【0013】
このような構成によれば、最大発熱時温度や温度定格を考慮した適切な冷却を行うことが可能となる。
【0014】
また、この発明は、基板と、この基板の第一の面に配され、第一の温度定格を有する第一の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面に配され、前記第一の温度定格と異なる第二の温度定格を有する第二の集積回路パッケージと、前記基板の第一の面の裏面である第二の面に、他の基板と電気的に接続するためのボールグリッドアレイを具備する集積回路モジュールであって、前記第一の集積回路パッケージに熱的に接続される第一の冷却部と、前記第二の集積回路パッケージに熱的に接続される第二の冷却部と、前記第一の冷却部と前記第二の冷却部とを接続するブリッジ部とを具備する冷却装置を具備することを特徴とする。
【0015】
このような構成によれば、最大発熱時温度や温度定格を考慮した適切な冷却を行うことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について以下の通り説明する。図1は本発明の各実施形態に係わる集積回路モジュール100について、後述する冷却装置を実装する前の状態を示す上面図である。この集積回路モジュールは、いわゆる基板であるBGAサブストレート101と、このBGAサブストレート101上に実装された集積回路パッケージ102、集積回路パッケージ103、集積回路パッケージ104を具備している。BGAサブストレート101の大きさは一辺が30mmから40mm程度のものであり、その上に本実施形態では上述の3つの集積回路パッケージが実装されている。これらの集積回路パッケージは各々シリコンを内蔵している。集積回路パッケージの例としては画像処理用のエンジンなどが挙げられる。集積回路モジュールの例としてはこの画像処理用のエンジンやメモリを別々のパッケージとして、一つのBGAサブストレートに実装したものが挙げられる。BGAにより、他の基板に画像処理用の一つのモジュールとして接続することが可能である。
【0017】
図2はこの集積回路モジュール100について、図1のA方向から見た側面図である。BGAサブストレート101のうち、集積回路パッケージ102が実装されている面の裏面に、情報処理装置内の他の基板上に実装するためのボールグリッドアレイ(以下BGA)105が設けられている。
【0018】
本発明の各実施形態において、図1に示した集積回路パッケージ102、103の動作が保証できる温度、すなわち温度定格がそれぞれ80℃であり、集積回路パッケージ104は温度定格が110℃であるとする。以下、各集積回路パッケージの最大発熱時温度に応じてそれぞれ好適となる実施形態を説明する。この最大発熱時温度は、各集積回路パッケージについて計測されるもので、特に冷却を行わない状態で対象集積回路を最大負荷状態で動作させた場合にパッケージの温度として最も高くなる温度を意味する。
【0019】
以下、図3を参照して本発明の第一の実施形態について以下の通り説明する。第一の実施形態は、集積回路パッケージ102、103の最大発熱時温度が85℃であり、集積回路パッケージ104の最大発熱時温度が115℃である場合である。この実施形態はいずれの集積回路パッケージもその最大発熱時温度が温度定格を超える場合に相当する。図3はこのような集積回路パッケージにそれぞれ冷却装置を実装した状態の集積回路モジュールの上面図を示す。集積回路パッケージは上面からは見えないが、その位置について理解を助けるため、点線でその位置を示した。(以下、図中での点線部は実際には見えない集積回路パッケージの位置を示すために用いる。)
冷却装置106や冷却装置107は、それぞれ厚さ1mm程度の金属板を用いる。この冷却装置106を接着剤で集積回路パッケージ102、103の上に接着することで実装する。また、同様に冷却装置107を接着剤で集積回路パッケージ104の上に実装する。この実装については、集積回路パッケージが発する熱を冷却装置に伝えることができるように、すなわち熱的に接続するように行う。
【0020】
図4はこの第一の実施形態の集積回路モジュールを図3における矢印Aの方向から見た側面図である。それぞれ集積回路パッケージの上面に冷却装置106や、冷却装置107が実装された状態を示している。
【0021】
冷却装置106や冷却装置107は冷却効果として、集積回路パッケージを10℃程冷却する効果を有している。集積回路パッケージ102や103はその最大発熱時温度である85℃まで温度が上昇しそうになっても、冷却装置106により、75℃程度にまで冷却することができる。同様に、集積回路パッケージ104がその最大発熱時温度である115℃まで温度が上昇しそうになっても、冷却装置107により105℃程度にまで冷却することができる。
【0022】
これは、一つの集積回路モジュールにおいて、熱的に接続されていない複数の冷却装置をそれぞれの集積回路パッケージに使用することにより得られる効果である。これについて更に以下の通り説明する。
【0023】
本願発明の説明に用いる集積回路モジュールに対し、一つの冷却装置で対応しようとする場合、冷却装置内での熱伝導を考慮する必要がある。例えば、冷却効果が10℃程の効果を有する冷却装置を集積回路パッケージ102、103、104全部をカバーするように実装した場合を考える。この場合、冷却装置が集積回路パッケージ104から熱を受けるため、その温度が最大で、集積回路パッケージ104の最大発熱時温度である115℃から10℃だけ冷却した温度、105℃となる。熱伝導により冷却装置のうち、集積回路パッケージ102、103に実装されている部分の温度も105℃と同程度の温度となる可能性がある。冷却装置はこの集積回路パッケージ102、103にも熱的に接続しているため、集積回路パッケージ102、103の温度にも影響を及ぼす。この結果、集積回路パッケージ104の温度は集積回路パッケージ104の温度定格110℃の範囲内であるが、集積回路パッケージ102、103の温度は集積回路パッケージ102、103の温度定格80℃を大幅に超えるため、集積回路モジュールとしての動作の安定性が保証できない。
【0024】
第一の実施形態における集積回路パッケージの組を冷却するため、一つの冷却装置で単に対応しようとする場合、低い温度定格の集積回路パッケージに合わせるように冷却を行う必要がある。上述の例の場合は、最大発熱時温度115℃の集積回路パッケージを80℃にまで冷却する必要がある。すなわち、冷却装置の冷却効果として、35℃以上の冷却効果が必要となる。冷却効果が大きい冷却装置は実装、放熱するために大きな空間を必要とし、システムの小型化を阻害する要因となる。また、冷却効果を大きくするために冷却ファンなどを更に設ける場合は、排気口などを設置する必要があるため、実装位置に制限があり、またコスト高につながる。本発明によれば、コストを抑えつつ、このような問題を回避することができる。
【0025】
なお、この第一の実施形態の応用として、図5に示す集積回路モジュールが挙げられる。この集積回路モジュールは、冷却装置108以外の部分は図3及び図4に示したものと同様の構成であるが、冷却装置108の部分が異なる。図5に示した冷却装置108は、冷却装置106と冷却装置107という別々のパーツに分かれているのではなく、ちょうど冷却装置106と冷却装置107とを各々の端部でブリッジ部110により接続するような形になる。図5中、円で示した部分がブリッジ部110にあたるが、このブリッジ部の材質として、冷却装置106や107の材質である銅をそのまま使用したり、銅よりも熱伝導率が低い材質を使用することができる。銅をそのまま使用する場合、二つのブリッジ部110の間をスリットを形成するように型抜きすることでブリッジ部を有する冷却装置108を作成することができる。
【0026】
銅をそのまま使用しない場合、樹脂製のブリッジ部110で冷却装置間を接着して熱的な接続を弱めることが好ましい。このような冷却装置108を用いることで、冷却装置106と冷却装置107という二つに分かれていた冷却装置を一体の冷却装置のように取り扱うことができる。
【0027】
このようにすれば、一体型の冷却装置で生じる熱伝導の効果を抑制することができる。また、冷却装置の実装において、複数の冷却装置を実装するのではなく、一つの冷却装置を実装することになるため、組み立ての工程数を減らすことができるという利点がある。
【0028】
図6を参照して本発明の第二の実施形態について以下の通り説明する。第二の実施形態は、集積回路パッケージ102、103の最大発熱時温度が85℃であり、集積回路パッケージ104の最大発熱時温度が105℃である場合である。この実施形態は集積回路パッケージ102、103の最大発熱時温度が温度定格を超え、集積回路パッケージ104は最大発熱時でもその温度が温度定格を超えない場合に相当する。
【0029】
この場合、本実施形態においては、図6に示すように、集積回路パッケージ102と103をカバーするように冷却装置106を実装する。ここで、冷却装置106の冷却効果は10℃程度とする。このように構成すると、集積回路パッケージ102と103は75℃まで冷却されることができ、温度定格の範囲内に入る。一方、集積回路パッケージ104については、最大発熱時温度が温度定格を超えないため、自然冷却で充分であり、冷却装置を取り付ける必要がない。
【0030】
図7を参照して本発明の第三の実施形態について以下の通り説明する。第三の実施形態は、集積回路パッケージ102、103の最大発熱時温度が80℃であり、集積回路パッケージ104の最大発熱時温度が115℃である場合である。この実施形態は集積回路パッケージ104の最大発熱時温度が温度定格を超え、集積回路パッケージ102、103は最大発熱時でもその温度が温度定格を超えない場合に相当する。
【0031】
この場合、本実施形態においては、図7に示すように、集積回路パッケージ104をカバーするように冷却装置107を実装する。ここで、冷却装置107の冷却効果は10℃程度とする。このように構成すると、集積回路パッケージ104は105℃まで冷却されることができ、温度定格の範囲内に入る。一方、集積回路パッケージ102、103については、最大発熱時温度が温度定格を超えないため、自然冷却で充分であり、冷却装置を取り付ける必要がない。
【0032】
第二と第三の実施形態においては、同じ集積回路モジュールにおいて、必要な集積回路パッケージについてのみ冷却装置を実装することで、不必要な冷却装置の実装を省くことができる。
【0033】
なお、上記の各実施形態の説明では、冷却装置として、金属板を実装する例を挙げたが、集積回路モジュールに更に冷却ファンを実装して、より冷却効果を大きいものにすることが可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、最大発熱時温度や温度定格を考慮した適切な冷却を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態に係わる集積回路モジュールについて、冷却装置の実装前の状態を示す上面図。
【図2】本発明の各実施形態に係わる集積回路モジュールについて、冷却装置の実装前の状態を示す側面図。
【図3】本発明の第一の実施形態に係わる集積回路モジュールを示す上面図。
【図4】本発明の第一の実施形態に係わる集積回路モジュールを示す側面図。
【図5】本発明の第一の実施形態の応用例である集積回路モジュールを示す上面図。
【図6】本発明の第二の実施形態に係わる集積回路モジュールを示す上面図。
【図7】本発明の第三の実施形態に係わる集積回路モジュールを示す上面図。
【符号の説明】
100…集積回路モジュール、101…BGAサブストレート、102〜104…集積回路パッケージ、105…BGA、106〜108…冷却装置、110…ブリッジ部
Claims (4)
- 基板と、
この基板の第一の面に配され、第一の温度定格を有する第一の集積回路パッケージと、
前記基板の第一の面に配され、第一の集積回路パッケージとは別のパッケージであり、前記第一の温度定格と異なる第二の温度定格を有する第二の集積回路パッケージと、
前記基板の第一の面の裏面である第二の面に、他の基板と電気的に接続するためのボールグリッドアレイを具備する集積回路モジュールにおいて、
前記第一の集積回路パッケージに熱的に接続される第一の冷却装置と、
前記第二の集積回路パッケージに熱的に接続され、かつ前記第一の冷却装置とは熱的に接続されていない第二の冷却装置とを具備することを特徴とする集積回路モジュール。 - 基板と、
この基板の第一の面に配され、第一の温度定格と、この温度定格を超える最大発熱時温度を有する第一の集積回路パッケージと、
前記基板の第一の面に配され、前記第一の温度定格と異なる第二の温度定格を有する第二の集積回路パッケージと、
前記基板の第一の面の裏面である第二の面に、他の基板と電気的に接続するためのボールグリッドアレイを具備する集積回路モジュールにおいて、
前記第一の集積回路パッケージと熱的に接続され、かつ前記第二の集積回路パッケージとは熱的に接続されていない冷却装置を具備することを特徴とする集積回路モジュール。 - 基板と、
この基板の第一の面に配され、第一の温度定格を有する第一の集積回路パッケージと、
前記基板の第一の面に配され、前記第一の温度定格と異なる第二の温度定格を有する第二の集積回路パッケージと、
前記基板の第一の面の裏面である第二の面に、他の基板と電気的に接続するためのボールグリッドアレイを具備する集積回路モジュールにおいて、
前記第一の集積回路パッケージに熱的に接続される第一の冷却部と、前記第二の集積回路パッケージに熱的に接続される第二の冷却部と、前記第一の冷却部と前記第二の冷却部とを接続するブリッジ部とを具備する冷却装置を具備することを特徴とする集積回路モジュール。 - 前記ブリッジ部の熱伝導率が前記第一の冷却部及び前記第二の冷却部の熱伝導率よりも低いことを特徴とする請求項3記載の集積回路モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002264978A JP2004103887A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | 集積回路モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002264978A JP2004103887A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | 集積回路モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004103887A true JP2004103887A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32264238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002264978A Pending JP2004103887A (ja) | 2002-09-11 | 2002-09-11 | 集積回路モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004103887A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008218669A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Nec Electronics Corp | 半導体装置 |
-
2002
- 2002-09-11 JP JP2002264978A patent/JP2004103887A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008218669A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Nec Electronics Corp | 半導体装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4979074A (en) | Printed circuit board heat sink | |
US7520316B2 (en) | Heat sink with heat pipes | |
TWI508238B (zh) | 晶片散熱系統 | |
US8908374B2 (en) | Electronic device and power converter provided with electronic device | |
US20070170580A1 (en) | Cooling apparatus for memory module | |
JP2001244391A (ja) | マルチチップモジュールの冷却構造 | |
JPH09213851A (ja) | Icデバイスの放熱方法及び放熱手段 | |
JP2005260237A (ja) | 半導体素子冷却用モジュール | |
US20060171118A1 (en) | Conductive heat transfer for electrical devices from the solder side and component side of a circuit card assembly | |
JP4438526B2 (ja) | パワー部品冷却装置 | |
TW201212802A (en) | Heat dissipation apparatus | |
TWI244182B (en) | Heat-dissipation device | |
US7190068B2 (en) | Bottom heat spreader | |
JPS60202956A (ja) | 回路モジユ−ル | |
US7643302B2 (en) | Electronic device, package having the same, and electronic apparatus | |
US20060181855A1 (en) | Heat generation assembly with cooling structure | |
JP2004103887A (ja) | 集積回路モジュール | |
TW202301073A (zh) | 具主動式散熱之儲存裝置 | |
JPH09213847A (ja) | 半導体集積回路装置及びこの製造方法並びにそれを用いた電子装置 | |
JP2007188934A (ja) | マルチチップモジュール | |
JP2008171963A (ja) | 半導体チップ冷却構造 | |
JPH0983165A (ja) | 電子機器冷却装置 | |
JP2000332476A (ja) | ヒートシンク | |
US20080011459A1 (en) | Thermally conductive cover directly attached to heat producing component | |
CN217306113U (zh) | 具有主动式散热功能的储存装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050415 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |