JP2004103762A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】データバスが単方向バスであっても試験用のリードデータを送出する16ビットのデータ出力ポートを不要にでき、高速のテストを実現できる半導体装置を提供する。
【解決手段】データバス5,と、データバス5を通じて入力された外部からの試験用データを保持するレジスタ20とを有する半導体装置において、データバス5を通じて入力された外部からの期待値データとデータバス7を通じて入力されたレジスタ20からの試験用データとを比較し、両方のデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときは出力を「1」にして出力ポート10から送出する比較回路9を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】データバス5,と、データバス5を通じて入力された外部からの試験用データを保持するレジスタ20とを有する半導体装置において、データバス5を通じて入力された外部からの期待値データとデータバス7を通じて入力されたレジスタ20からの試験用データとを比較し、両方のデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときは出力を「1」にして出力ポート10から送出する比較回路9を備えた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば内部に特殊機能レジスタ(以下、「SFR」という)のリード/ライト・テストを行う機能を有する半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置であるシステムLSIの評価テストで行われるSFRのリード/ライト・テストは、SFRが正常にリード/ライトできるかを確認するために、例えば55H,AAH のデータをテスト対象のSFRにライトし、このライトしたデータの期待値をリードする。また、規格の動作周波数に対してどの位のスピードマージンがあるかを確認するために、システムLSIの処理スピードの評価にも使用されている。
【0003】
従来のシステムLSIのテスト回路では、半導体テストシステムで評価する場合、例えば図6に示すように、システムLSIに割り当てられた16ビットのアドレス入力ポート2からアドレスバス1を介してテスト対象のSFR20にアドレスを入力し、16ビットのデータ入出力ポート4からデータバス3を介してそのSFR20にライトデータを入力する。次に、正常にライトできたかを確認するために、アドレス入力ポート2からテスト対象のSFR20にアドレスを入力すると、そのSFR20のリードデータが読み出されてデータ入出力ポート4から出力される。この時、テスタでその出力を確認することにより、テスト対象のSFR20のリード/ライトの動作がOKかNGかを判別することができる。この判別は、システムLSI内に設けられた複数のSFR20(図示せず)に対して行われている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来のシステムLSIとして、図7に示すようにデータバス5,7を単方向にしたシステムLSIがあった(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−214197号公報(第2頁、図6)
【特許文献2】
特開平06−103096号公報(第2頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に示す従来のシステムLSIは、データバス3が双方向であるため、データの衝突などが起こって高速のテストが行えないことがあった。これは、テスタからの伝送は予め決められたタイミングで一定であるが、システムLSI側は内部の遅延、ポートの容量等により遅れるため、データの衝突が起こってしまう。このデータの衝突を防ぐために、図7に示すように単方向データバス5,7にする方法もあるが、データ入力ポート6とデータ出力ポート8とが必要となるため、双方向データバス3のシステムLSIに比べ、データバス側のポート数が2倍になっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る半導体装置は、ライトデータバスと、リードデータバスと、ライトデータバスを通じて入力された外部からの試験用データを保持するレジスタとを有する半導体装置において、ライトデータバスを通じて入力された外部からの期待値データとリードデータバスを通じて入力されたレジスタからの試験用データとを比較し、比較結果に基づいて信号を外部に送出する比較回路を備えたものである。
【0007】
本発明においては、外部からの試験用データがライトデータバスを通じてレジスタに入力され、外部からの期待値データがライトデータバスを通じて比較回路に入力され、さらに、レジスタから読み出された試験用データは外部に送出されることなくリードデータバスを通じて比較回路に入力されるので、単方向データバスの半導体装置であってもリードデータバスに必要なデータ出力ポートを不要にでき、リード/ライトのテストを高速に行える。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る半導体装置の概略構成図である。
図1に示す半導体装置は、データバス5,7が単方向バスで構成された例えばシステムLSIで、内部に比較回路9が設けられている。各データバス5,7は、それぞれテスト対象のSFR20と比較回路9とに接続されている。また、この半導体装置は、アドレスバス1に接続された16ビット[15:0]のアドレス入力ポート2と、一方のデータバス5に接続された16ビット[15:0]のデータ入力ポート6と、比較回路9の出力端に接続された1ビットの出力ポート10とを備えている。
【0009】
前記の比較回路9は、テスト対象のSFR20から読み出された試験用のリードデータと期待値のリードデータとが同一かどうかを比較し、両方のデータが同一のときはSFR20が正常である情報、例えば出力を「0」にして出力ポート10から送出し、試験用のリードデータが期待値のリードデータと異なるときはSFR20が不良である情報、出力を「1」にして出力ポート10から送出する。
【0010】
前記のように構成された半導体装置においては、テスト対象のSFR20へのデータ書き込みのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に試験用のライトデータが入力されると、その試験用のライトデータはアドレス指定のSFR20に書き込まれ保持される。次に、データ読み出しのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に期待値のリードデータが入力されると、その期待値のリードデータはデータバス5を介して比較回路9に取り込まれ、一方、アドレス指定のSFR20に保持された試験用のライトデータは読み出されデータバス7上に送出される。
【0011】
この時、比較回路9は、そのライトデータを試験用のリードデータとして取り込んで期待値のリードデータと比較し、両方のリードデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときは出力を「1」にして出力ポート10から送出する。
【0012】
このように、テスト対象のSFR20から読み出された試験用のリードデータとデータ入力ポート6から入力された期待値のリードデータとを比較回路9で比較させて、その結果を出力ポート10から送出するようにしたので、データバス5,7が単方向バスであっても試験用のリードデータを送出する16ビットのデータ出力ポートを不要にでき、高速のテストを実現できるという効果がある。
【0013】
実施の形態2.
図2は本発明の実施の形態2に係る半導体装置の概略構成図である。
図2に示す半導体装置は、レジスタ9aを有する比較回路9を備えたものである。そのレジスタ9aは、テスト対象のSFR20に書き込まれる試験用のライトデータを期待値のリードデータとして取り込んで保持するものであり、比較回路9は、SFR20から読み出されたデータが入力されたときに試験用のリードデータとして、レジスタ9a内の期待値のリードデータと比較するようになっている。
【0014】
このように構成された半導体装置においては、テスト対象のSFR20へのデータ書き込みのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に試験用のライトデータが入力されると、その試験用のライトデータはアドレス指定のSFR20に書き込まれ保持される。この時、その試験用のライトデータは期待値のリードデータとして比較回路9のレジスタ9aに取り込まれ保持される。次に、データ読み出しのためにアドレス入力ポート2にアドレスが入力されると、アドレス指定のSFR20に保持された試験用のライトデータは読み出されデータバス7上に送出される。
【0015】
この時、比較回路9は、そのライトデータを試験用のリードデータとして取り込んで、レジスタ9aに保持された期待値のリードデータと比較し、両方のリードデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときはその出力を「1」にして出力ポート10から送出する。
【0016】
以上のように実施の形態2によれば、試験用のライトデータが入力されたときにそのライトデータを期待値のリードデータとして保持するレジスタ9aを設けたので、テスト対象のSFR20に保持された試験用のリードデータ読出時に期待値のリードデータを入力する必要がなくなった。また、テスト対象のSFR20から読み出された試験用のリードデータとレジスタ9a内の期待値のリードデータとを比較回路9で比較させて、その結果を出力ポート10から送出するようにしたので、データバス5,7が単方向バスであっても試験用のリードデータを送出する16ビットのデータ出力ポートを不要にでき、高速のテストを実現できるという効果がある。
【0017】
実施の形態3.
図3は本発明の実施の形態3に係る半導体装置の概略構成図である。
図3に示す半導体装置は、比較回路9と出力ポート10との間に挿入されたフラグ11と、このフラグ11の内容を読み出すためのリード信号を入力する信号入力ポート12とを備えたものである。
【0018】
このように構成された半導体装置においては、テスト対象のSFR20へのデータ書き込みのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に試験用のライトデータが入力されると、その試験用のライトデータはアドレス指定のSFR20に書き込まれ保持される。次に、データ読み出しのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に期待値のリードデータが入力されると、その期待値のリードデータはデータバス5を介して比較回路9に取り込まれ、一方、アドレス指定のSFR20に保持された試験用のライトデータは読み出されデータバス7上に送出される。
【0019】
この時、比較回路9は、そのライトデータを試験用のリードデータとして取り込んで期待値のリードデータと比較し、両方のリードデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときは出力を「1」にしてフラグ11に書き込む。比較結果をフラグ11にセットした後に、リード信号が信号入力ポート12を介して入力されたときは、フラグ11に書き込まれた内容の「0」又は「1」が出力ポート10から送出される。
【0020】
以上のように実施の形態3によれば、テスト対象のSFR20から読み出された試験用のリードデータを比較回路9に入力てさせて期待値のリードデータと比較させ、その結果を出力ポート10との間に挿入されたフラグ11に書き込むようにしたので、試験用のリードデータを送出する16ビットのデータ出力ポートを不要にでき、高速のテストを実現できるという効果に加えて、フラグ11に書き込まれたテスト結果の内容を任意に読み出すことができる。
【0021】
実施の形態4.
図4は本発明の実施の形態4に係る半導体装置の概略構成図である。
図4に示す半導体装置は、アドレスがそれぞれ設定された複数のテスト対象のSFR20と、比較回路9と出力ポート10との間に挿入されたフラグ11aとを備えたものである。このフラグ11aは、比較回路9の出力が「0」のときその情報を書き込み、前記の出力が「1」になったときはその「1」を保持する。つまり、「1」が設定された後に比較回路9の出力が「0」になってもその「1」の状態を保持するようになっている。また、「1」が設定されているときに例えばリセットデータがデータ入力ポート6を介して入力されたときはその「1」をリセットするようになっている。
【0022】
このように構成された半導体装置においては、テスト対象のSFR20へのデータ書き込みのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に試験用のライトデータが入力されると、その試験用のライトデータはアドレス指定のSFR20に書き込まれ保持される。次に、データ読み出しのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に期待値のリードデータが入力されると、その期待値のリードデータはデータバス5を介して比較回路9に取り込まれ、一方、アドレス指定のSFR20に保持された試験用のライトデータは読み出されデータバス7上に送出される。この時、比較回路9は、そのライトデータを試験用のリードデータとして取り込んで期待値のリードデータと比較し、両方のリードデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときはその出力を「1」にする。この前述した一連の動作は、アドレスが指定されたSFR20毎に行われる。
【0023】
一方、フラグ11aは、比較回路9の出力が「0」のときはその情報をセットし、「1」が入力されたときはその情報をセットし、この「1」の状態を継続して保持する。つまり、「1」がセットされた後に「0」が入力されても「1」の状態を保持する。半導体装置内の全てのSFR20のテスト終了後に、リード信号が信号入力ポート12を介して入力されたときは、セットされた内容の「0」又は「1」を出力ポート10を介して送出する。この出力ポート10から送出された情報が「1」のときは、何れのSFR20が不良か特定できないが、半導体装置そのものが不良品として取り扱われる。
【0024】
以上のように実施の形態4によれば、半導体装置内に設けられた複数のSFR20を個々にテストした際に、試験用のリードデータが期待値のリードデータと異なるSFR20を検知したときフラグ11aに「1」をセットして保持するようにしたので、複数のSFR20に対しての比較結果の読み出しを1回の動作で半導体装置が不良品かどうかを判別できる。また、実施の形態3と同様にデータバス5,7が単方向バスであっても試験用のリードデータを送出する16ビットのデータ出力ポートを不要にでき、高速のテストを実現できるという効果がある。
【0025】
実施の形態5.
図5は本発明の実施の形態5に係る半導体装置の概略構成図である。
図5に示す半導体装置は、実施の形態4と同様にアドレスがそれぞれ設定された複数のテスト対象のSFR20を有し、比較回路9と出力ポート10との間に挿入されたフラグ13と、クロック入力ポート14とを備えたものである。フラグ13は、SFR20の個数に対応する保持領域を有し、リード信号が入力されたときにリードクロック信号がクロック入力ポート14を介して入力されると、そのクロック数に応じて各領域内の内容を順にシフトし出力ポート10から送出するようになっている。
【0026】
前記のように構成された半導体装置においては、テスト対象のSFR20のデータ書き込みのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に試験用のライトデータが入力されると、その試験用のライトデータはアドレス指定のSFR20に書き込まれ保持される。引き続き、データ読み出しのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に期待値のリードデータが入力されると、その期待値のリードデータはデータバス5を介して比較回路9に取り込まれ、一方、アドレス指定のSFR20に保持された試験用のライトデータは読み出されデータバス7上に送出される。この時、比較回路9は、そのライトデータを試験用のリードデータとして取り込んで期待値のリードデータと比較し、両方のリードデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときはその出力を「1」にする。この前述した一連の動作は、アドレスが指定されたSFR20毎に行われる。
【0027】
一方、フラグ13は、比較回路9からの出力(「0」又は「1」)に基づいてその情報が順位に保持領域に書き込まれていく。そして、半導体装置内の全てのSFR20のテスト終了後に、リード信号が信号入力ポート12を介して入力されたときに、リードクロック信号がクロック入力ポート14を介して入力されると、そのクロック数に応じて各領域内の内容を順にシフトし、出力ポート10から送出する。
【0028】
以上のように実施の形態5によれば、半導体装置内に設けられた複数のSFR20を個々にテストし、その結果をフラグ13の各領域に書き込んで順に読み出せるようにしたので、半導体装置内に設けられた複数のSFR20のテスト結果を個々に判別できる。また、実施の形態4と同様にデータバス5,7が単方向バスであっても試験用のリードデータを送出する16ビットのデータ出力ポートを不要にでき、高速のテストを実現できるという効果がある。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、外部からの試験用データがライトデータバスを通じてレジスタに入力され、外部からの期待値データがライトデータバスを通じて比較回路に入力され、さらに、レジスタから読み出された試験用データは外部に送出されることなくリードデータバスを通じて比較回路に入力されるので、単方向データバスの半導体装置であってもリードデータバスに必要なデータ出力ポートを不要にでき、リード/ライトのテストを高速に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る半導体装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る半導体装置の概略構成図である。
【図3】本発明の実施の形態3に係る半導体装置の概略構成図である。
【図4】本発明の実施の形態4に係る半導体装置の概略構成図である。
【図5】本発明の実施の形態5に係る半導体装置の概略構成図である。
【図6】従来より周知の半導体装置の双方向データバスの概略構成図である。
【図7】従来の半導体装置の単方向データバスの概略構成図である。
【符号の説明】
1 アドレスバス、2 アドレス入力ポート、5,7 データバス、6 データ入力ポート、9 比較回路、10 出力ポート、11,11a,13 フラグ、12 信号入力ポート、14 クロック入力ポート。
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば内部に特殊機能レジスタ(以下、「SFR」という)のリード/ライト・テストを行う機能を有する半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置であるシステムLSIの評価テストで行われるSFRのリード/ライト・テストは、SFRが正常にリード/ライトできるかを確認するために、例えば55H,AAH のデータをテスト対象のSFRにライトし、このライトしたデータの期待値をリードする。また、規格の動作周波数に対してどの位のスピードマージンがあるかを確認するために、システムLSIの処理スピードの評価にも使用されている。
【0003】
従来のシステムLSIのテスト回路では、半導体テストシステムで評価する場合、例えば図6に示すように、システムLSIに割り当てられた16ビットのアドレス入力ポート2からアドレスバス1を介してテスト対象のSFR20にアドレスを入力し、16ビットのデータ入出力ポート4からデータバス3を介してそのSFR20にライトデータを入力する。次に、正常にライトできたかを確認するために、アドレス入力ポート2からテスト対象のSFR20にアドレスを入力すると、そのSFR20のリードデータが読み出されてデータ入出力ポート4から出力される。この時、テスタでその出力を確認することにより、テスト対象のSFR20のリード/ライトの動作がOKかNGかを判別することができる。この判別は、システムLSI内に設けられた複数のSFR20(図示せず)に対して行われている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来のシステムLSIとして、図7に示すようにデータバス5,7を単方向にしたシステムLSIがあった(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−214197号公報(第2頁、図6)
【特許文献2】
特開平06−103096号公報(第2頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に示す従来のシステムLSIは、データバス3が双方向であるため、データの衝突などが起こって高速のテストが行えないことがあった。これは、テスタからの伝送は予め決められたタイミングで一定であるが、システムLSI側は内部の遅延、ポートの容量等により遅れるため、データの衝突が起こってしまう。このデータの衝突を防ぐために、図7に示すように単方向データバス5,7にする方法もあるが、データ入力ポート6とデータ出力ポート8とが必要となるため、双方向データバス3のシステムLSIに比べ、データバス側のポート数が2倍になっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る半導体装置は、ライトデータバスと、リードデータバスと、ライトデータバスを通じて入力された外部からの試験用データを保持するレジスタとを有する半導体装置において、ライトデータバスを通じて入力された外部からの期待値データとリードデータバスを通じて入力されたレジスタからの試験用データとを比較し、比較結果に基づいて信号を外部に送出する比較回路を備えたものである。
【0007】
本発明においては、外部からの試験用データがライトデータバスを通じてレジスタに入力され、外部からの期待値データがライトデータバスを通じて比較回路に入力され、さらに、レジスタから読み出された試験用データは外部に送出されることなくリードデータバスを通じて比較回路に入力されるので、単方向データバスの半導体装置であってもリードデータバスに必要なデータ出力ポートを不要にでき、リード/ライトのテストを高速に行える。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る半導体装置の概略構成図である。
図1に示す半導体装置は、データバス5,7が単方向バスで構成された例えばシステムLSIで、内部に比較回路9が設けられている。各データバス5,7は、それぞれテスト対象のSFR20と比較回路9とに接続されている。また、この半導体装置は、アドレスバス1に接続された16ビット[15:0]のアドレス入力ポート2と、一方のデータバス5に接続された16ビット[15:0]のデータ入力ポート6と、比較回路9の出力端に接続された1ビットの出力ポート10とを備えている。
【0009】
前記の比較回路9は、テスト対象のSFR20から読み出された試験用のリードデータと期待値のリードデータとが同一かどうかを比較し、両方のデータが同一のときはSFR20が正常である情報、例えば出力を「0」にして出力ポート10から送出し、試験用のリードデータが期待値のリードデータと異なるときはSFR20が不良である情報、出力を「1」にして出力ポート10から送出する。
【0010】
前記のように構成された半導体装置においては、テスト対象のSFR20へのデータ書き込みのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に試験用のライトデータが入力されると、その試験用のライトデータはアドレス指定のSFR20に書き込まれ保持される。次に、データ読み出しのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に期待値のリードデータが入力されると、その期待値のリードデータはデータバス5を介して比較回路9に取り込まれ、一方、アドレス指定のSFR20に保持された試験用のライトデータは読み出されデータバス7上に送出される。
【0011】
この時、比較回路9は、そのライトデータを試験用のリードデータとして取り込んで期待値のリードデータと比較し、両方のリードデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときは出力を「1」にして出力ポート10から送出する。
【0012】
このように、テスト対象のSFR20から読み出された試験用のリードデータとデータ入力ポート6から入力された期待値のリードデータとを比較回路9で比較させて、その結果を出力ポート10から送出するようにしたので、データバス5,7が単方向バスであっても試験用のリードデータを送出する16ビットのデータ出力ポートを不要にでき、高速のテストを実現できるという効果がある。
【0013】
実施の形態2.
図2は本発明の実施の形態2に係る半導体装置の概略構成図である。
図2に示す半導体装置は、レジスタ9aを有する比較回路9を備えたものである。そのレジスタ9aは、テスト対象のSFR20に書き込まれる試験用のライトデータを期待値のリードデータとして取り込んで保持するものであり、比較回路9は、SFR20から読み出されたデータが入力されたときに試験用のリードデータとして、レジスタ9a内の期待値のリードデータと比較するようになっている。
【0014】
このように構成された半導体装置においては、テスト対象のSFR20へのデータ書き込みのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に試験用のライトデータが入力されると、その試験用のライトデータはアドレス指定のSFR20に書き込まれ保持される。この時、その試験用のライトデータは期待値のリードデータとして比較回路9のレジスタ9aに取り込まれ保持される。次に、データ読み出しのためにアドレス入力ポート2にアドレスが入力されると、アドレス指定のSFR20に保持された試験用のライトデータは読み出されデータバス7上に送出される。
【0015】
この時、比較回路9は、そのライトデータを試験用のリードデータとして取り込んで、レジスタ9aに保持された期待値のリードデータと比較し、両方のリードデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときはその出力を「1」にして出力ポート10から送出する。
【0016】
以上のように実施の形態2によれば、試験用のライトデータが入力されたときにそのライトデータを期待値のリードデータとして保持するレジスタ9aを設けたので、テスト対象のSFR20に保持された試験用のリードデータ読出時に期待値のリードデータを入力する必要がなくなった。また、テスト対象のSFR20から読み出された試験用のリードデータとレジスタ9a内の期待値のリードデータとを比較回路9で比較させて、その結果を出力ポート10から送出するようにしたので、データバス5,7が単方向バスであっても試験用のリードデータを送出する16ビットのデータ出力ポートを不要にでき、高速のテストを実現できるという効果がある。
【0017】
実施の形態3.
図3は本発明の実施の形態3に係る半導体装置の概略構成図である。
図3に示す半導体装置は、比較回路9と出力ポート10との間に挿入されたフラグ11と、このフラグ11の内容を読み出すためのリード信号を入力する信号入力ポート12とを備えたものである。
【0018】
このように構成された半導体装置においては、テスト対象のSFR20へのデータ書き込みのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に試験用のライトデータが入力されると、その試験用のライトデータはアドレス指定のSFR20に書き込まれ保持される。次に、データ読み出しのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に期待値のリードデータが入力されると、その期待値のリードデータはデータバス5を介して比較回路9に取り込まれ、一方、アドレス指定のSFR20に保持された試験用のライトデータは読み出されデータバス7上に送出される。
【0019】
この時、比較回路9は、そのライトデータを試験用のリードデータとして取り込んで期待値のリードデータと比較し、両方のリードデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときは出力を「1」にしてフラグ11に書き込む。比較結果をフラグ11にセットした後に、リード信号が信号入力ポート12を介して入力されたときは、フラグ11に書き込まれた内容の「0」又は「1」が出力ポート10から送出される。
【0020】
以上のように実施の形態3によれば、テスト対象のSFR20から読み出された試験用のリードデータを比較回路9に入力てさせて期待値のリードデータと比較させ、その結果を出力ポート10との間に挿入されたフラグ11に書き込むようにしたので、試験用のリードデータを送出する16ビットのデータ出力ポートを不要にでき、高速のテストを実現できるという効果に加えて、フラグ11に書き込まれたテスト結果の内容を任意に読み出すことができる。
【0021】
実施の形態4.
図4は本発明の実施の形態4に係る半導体装置の概略構成図である。
図4に示す半導体装置は、アドレスがそれぞれ設定された複数のテスト対象のSFR20と、比較回路9と出力ポート10との間に挿入されたフラグ11aとを備えたものである。このフラグ11aは、比較回路9の出力が「0」のときその情報を書き込み、前記の出力が「1」になったときはその「1」を保持する。つまり、「1」が設定された後に比較回路9の出力が「0」になってもその「1」の状態を保持するようになっている。また、「1」が設定されているときに例えばリセットデータがデータ入力ポート6を介して入力されたときはその「1」をリセットするようになっている。
【0022】
このように構成された半導体装置においては、テスト対象のSFR20へのデータ書き込みのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に試験用のライトデータが入力されると、その試験用のライトデータはアドレス指定のSFR20に書き込まれ保持される。次に、データ読み出しのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に期待値のリードデータが入力されると、その期待値のリードデータはデータバス5を介して比較回路9に取り込まれ、一方、アドレス指定のSFR20に保持された試験用のライトデータは読み出されデータバス7上に送出される。この時、比較回路9は、そのライトデータを試験用のリードデータとして取り込んで期待値のリードデータと比較し、両方のリードデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときはその出力を「1」にする。この前述した一連の動作は、アドレスが指定されたSFR20毎に行われる。
【0023】
一方、フラグ11aは、比較回路9の出力が「0」のときはその情報をセットし、「1」が入力されたときはその情報をセットし、この「1」の状態を継続して保持する。つまり、「1」がセットされた後に「0」が入力されても「1」の状態を保持する。半導体装置内の全てのSFR20のテスト終了後に、リード信号が信号入力ポート12を介して入力されたときは、セットされた内容の「0」又は「1」を出力ポート10を介して送出する。この出力ポート10から送出された情報が「1」のときは、何れのSFR20が不良か特定できないが、半導体装置そのものが不良品として取り扱われる。
【0024】
以上のように実施の形態4によれば、半導体装置内に設けられた複数のSFR20を個々にテストした際に、試験用のリードデータが期待値のリードデータと異なるSFR20を検知したときフラグ11aに「1」をセットして保持するようにしたので、複数のSFR20に対しての比較結果の読み出しを1回の動作で半導体装置が不良品かどうかを判別できる。また、実施の形態3と同様にデータバス5,7が単方向バスであっても試験用のリードデータを送出する16ビットのデータ出力ポートを不要にでき、高速のテストを実現できるという効果がある。
【0025】
実施の形態5.
図5は本発明の実施の形態5に係る半導体装置の概略構成図である。
図5に示す半導体装置は、実施の形態4と同様にアドレスがそれぞれ設定された複数のテスト対象のSFR20を有し、比較回路9と出力ポート10との間に挿入されたフラグ13と、クロック入力ポート14とを備えたものである。フラグ13は、SFR20の個数に対応する保持領域を有し、リード信号が入力されたときにリードクロック信号がクロック入力ポート14を介して入力されると、そのクロック数に応じて各領域内の内容を順にシフトし出力ポート10から送出するようになっている。
【0026】
前記のように構成された半導体装置においては、テスト対象のSFR20のデータ書き込みのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に試験用のライトデータが入力されると、その試験用のライトデータはアドレス指定のSFR20に書き込まれ保持される。引き続き、データ読み出しのために、アドレス入力ポート2にアドレスが入力され、データ入力ポート6に期待値のリードデータが入力されると、その期待値のリードデータはデータバス5を介して比較回路9に取り込まれ、一方、アドレス指定のSFR20に保持された試験用のライトデータは読み出されデータバス7上に送出される。この時、比較回路9は、そのライトデータを試験用のリードデータとして取り込んで期待値のリードデータと比較し、両方のリードデータが一致しているときは出力を「0」にし、不一致のときはその出力を「1」にする。この前述した一連の動作は、アドレスが指定されたSFR20毎に行われる。
【0027】
一方、フラグ13は、比較回路9からの出力(「0」又は「1」)に基づいてその情報が順位に保持領域に書き込まれていく。そして、半導体装置内の全てのSFR20のテスト終了後に、リード信号が信号入力ポート12を介して入力されたときに、リードクロック信号がクロック入力ポート14を介して入力されると、そのクロック数に応じて各領域内の内容を順にシフトし、出力ポート10から送出する。
【0028】
以上のように実施の形態5によれば、半導体装置内に設けられた複数のSFR20を個々にテストし、その結果をフラグ13の各領域に書き込んで順に読み出せるようにしたので、半導体装置内に設けられた複数のSFR20のテスト結果を個々に判別できる。また、実施の形態4と同様にデータバス5,7が単方向バスであっても試験用のリードデータを送出する16ビットのデータ出力ポートを不要にでき、高速のテストを実現できるという効果がある。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、外部からの試験用データがライトデータバスを通じてレジスタに入力され、外部からの期待値データがライトデータバスを通じて比較回路に入力され、さらに、レジスタから読み出された試験用データは外部に送出されることなくリードデータバスを通じて比較回路に入力されるので、単方向データバスの半導体装置であってもリードデータバスに必要なデータ出力ポートを不要にでき、リード/ライトのテストを高速に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る半導体装置の概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る半導体装置の概略構成図である。
【図3】本発明の実施の形態3に係る半導体装置の概略構成図である。
【図4】本発明の実施の形態4に係る半導体装置の概略構成図である。
【図5】本発明の実施の形態5に係る半導体装置の概略構成図である。
【図6】従来より周知の半導体装置の双方向データバスの概略構成図である。
【図7】従来の半導体装置の単方向データバスの概略構成図である。
【符号の説明】
1 アドレスバス、2 アドレス入力ポート、5,7 データバス、6 データ入力ポート、9 比較回路、10 出力ポート、11,11a,13 フラグ、12 信号入力ポート、14 クロック入力ポート。
Claims (6)
- ライトデータバスと、リードデータバスと、ライトデータバスを通じて入力された外部からの試験用データを保持するレジスタとを有する半導体装置において、
ライトデータバスを通じて入力された外部からの期待値データとリードデータバスを通じて入力されたレジスタからの試験用データとを比較し、比較結果に基づいて信号を外部に送出する比較回路を備えたことを特徴とする半導体装置。 - 前記比較回路は、ライトデータバスを通じて入力された外部からの試験用データを期待値データとして保持する保持手段を有し、レジスタから読み出された試験用データがリードデータバスを通じて入力されたとき保持手段に保持された期待値データと比較することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 前記比較回路からの信号を保持し、外部からの所定のリード信号が入力されたときは保持した信号を外部に送出する保持手段を有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- ライトデータバスと、リードデータバスと、ライトデータバスを通じて入力された外部からの試験用データをそれぞれ保持する複数のレジスタとを有する半導体装置において、
ライトデータバスを通じて入力された外部からの期待値データとリードデータバスを通じて入力されたレジスタからの試験用データとをレジスタ毎に比較し、それぞれの比較結果に基づいて信号を送出する比較回路と、
比較回路からの信号を保持し、その信号が所定信号のときはその後に入力される入力信号を阻止し、所定のリード信号が入力されたときは保持した信号を外部に送出する保持手段と
を備えたことを特徴とする半導体装置。 - 前記保持手段は、所定のリセット信号が入力されたとき前記所定信号をリセットすることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
- 前記保持手段は、複数のレジスタに対応して保持領域を有し、比較回路からの信号をそれぞれの保持領域に書き込んで保持し、所定のリード信号が入力されたときは保持した各信号を順に読み出して外部に送出することを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
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JP2004103762A true JP2004103762A (ja) | 2004-04-02 |
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Family Applications (1)
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JP2002262453A Pending JP2004103762A (ja) | 2002-09-09 | 2002-09-09 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004103762A (ja) |
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2002
- 2002-09-09 JP JP2002262453A patent/JP2004103762A/ja active Pending
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