JP2002063078A - F/wアクセス処理装置 - Google Patents

F/wアクセス処理装置

Info

Publication number
JP2002063078A
JP2002063078A JP2000246238A JP2000246238A JP2002063078A JP 2002063078 A JP2002063078 A JP 2002063078A JP 2000246238 A JP2000246238 A JP 2000246238A JP 2000246238 A JP2000246238 A JP 2000246238A JP 2002063078 A JP2002063078 A JP 2002063078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access
write
data
information storage
processing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000246238A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Kagohara
和美 楮原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP2000246238A priority Critical patent/JP2002063078A/ja
Publication of JP2002063078A publication Critical patent/JP2002063078A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】F/Wによって装置内部へ各種情報データを書
き込み設定した後、書き込まれたデータを読み出し、こ
の読み出されたデータと書き込まれたデータとの照合を
行い、書き込み設定時の確かさを検証する一連のF/W
を有するシステム構成において、F/Wアクセス処理の
総時間を短縮する。 【解決手段】上流のF/W制御系に接続されるF/Wイ
ンタフェース部1および下流の各種制御ブロックに接続
される情報蓄積部2との間に書込チェック部3を設け
る。また、情報蓄積部2内には、書込チェック部3から
の信号104を受けるOK/NGレジスタ21が付加さ
れている。処理方式としては、F/Wからの書き込み設
定処理に続いて書込チェック部3がH/W的にベリファ
イを行う。このベリファイ結果をOK/NGレジスタ2
1へ格納し、OK/NGレジスタ21へ格納したベリフ
ァイ結果のみをF/Wにより読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はF/Wアクセス処理
装置、特に上流のF/W(ハードウエア)制御系に接続
されたF/Wインタフェース部および各種機能ブロック
に接続された情報蓄積部を含む、F/Wアクセス処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなF/Wアクセスを有するシス
テムは、例えば特開平2−22724号公報の「外部記
憶装置およびライトベリファイ方法」等に開示されてい
る。従来のシステムは、ATM伝送路網の回線交換装置
としてもあるが、一般的には伝送装置に制御機能を有
し、その制御機能へF/Wを用いて設定し、伝送装置が
伝送信号をまだ流すことのできない状態(以下、「非運
用状態」という)から伝送信号を流すことのできる定常
状態(以下、「運用状態」という)へ至らせるH/W
(ハードウエア)とF/Wとを構成し、双方調停させた
システム的動作を有する装置である。
【0003】斯かる装置は、近年大規模化されているの
で、設定情報が莫大になる。それ故に「非運用状態」か
ら「運用状態」へ至らせるための設定情報を、F/Wア
クセスにより装置内部へ書き込み設定した後に、その設
定されたデータが正常に書き込まれたか否かを確認す
る。そのために、装置内部からデータを読み出してその
読み出されたデータと書き込まれたデータとの照合を行
う一連のF/Wアクセスの処理には、相当長い時間を要
する。そこで、このような一連のF/Wアクセスを有す
るシステム構成において、F/Wアクセスの総処理時間
短縮することが要求されている。
【0004】この要請に応えるための関連技術であるF
/Wアクセスを伴うシステム装置を、図5を参照して説
明する。図5に示すシステムは、上流のF/W制御系、
F/Wインタフェース(INF)部1、情報蓄積部2お
よび各種機能ブロックとで構成されている。上流F/W
制御系とF/Wインタフェース部1とは、信号(アドレ
ス、データおよび制御信号等の各要素を含む)101で
接続され、F/Wインタフェース部1と情報蓄積部2と
は、信号102で接続されている。
【0005】上流のF/W制御系は、F/Wアクセス機
能を有するホスト的な位置にあるもので、図5中のF/
Wインタフェース部1から右側が装置内部にあり、情報
蓄積部2は、各種情報を蓄えるメモリ群やレジスタ群と
なっている。F/Wアクセスにおける書き込み処理は、
上流のF/W制御系が信号101を介してF/Wインタ
フェース部1へアクセスする。F/Wインタフェース部
1は、それを受けて信号102を介して情報蓄積部2へ
書き込み設定を行う。それによって、情報蓄積部2は、
信号103にて各種ブロックへ設定する。そして、これ
ら装置内部への書き込み動作が完了した後に、F/Wイ
ンタフェース部1は、上流のF/W制御系へ書き込み処
理が完了したことの通知を行って、これで1回のアクセ
ス動作が完了する。
【0006】F/Wアクセスの読み出し処理は、上流の
F/W制御系が信号101を介してF/Wインタフェー
ス部1へアクセスする。そして、F/Wインタフェース
部1は、それを受けて信号102を介して情報蓄積部2
へ読み出し要求を行う。それにより、情報蓄積部2に書
き込み設定されていたデータを、信号102を介してF
/Wインタフェース部1へ送出する。そして、そのデー
タおよび読み出し処理の完了通知をF/Wインタフェー
ス部1が信号101を介して出力し、上流のF/W制御
系でそのデータおよび読み出し処理の完了通知を受け取
る。これで1回のアクセス動作が完了する。
【0007】次に、図5のシステムに関する一連のF/
Wアクセス動作を、図6に示すタイミングチャートを参
照して説明する。図6にて、F/Wアクセス処理の時刻
は図中の左から右へ流れている。図1の信号101を介
して行われ、図6に示す上流のF/W制御系における動
作状態およびその期間で示されているように、時刻t1
にてF/Wアクセス1回目(1アドレスにつき1デー
タ)の書き込みアクセス(1)が始まる。それを受け
て、F/Wインタフェース部1内での処理に要する時刻
が経過(t1〜t2)する。図5の信号102を介して
行われるF/Wインタフェース部1における状態および
その期間で示されている如く、内部書込アクセス(1)
が時刻t2で始まり、時刻t3で完了する。図5の信号
101を介して行われる、図6のタイミングチャートで
上流のF/W制御系における動作状態およびその期間で
示すように、時刻t4にてF/Wアクセス1回目の書込
アクセス(1)が完了する。次に、時刻t5からF/W
アクセスの2回目の書込アクセス(2)が始まるという
処理動作になっていることをイメージで図示している。
【0008】次に、F/Wアクセスによる書き込みが正
しく設定されたか否かを確認(ベリファイ)するため
に、時刻t7からF/Wアクセスの読み出し処理が行わ
れる。書き込みのアクセスがn回行われると、読み出し
のアクセスもn回行なわれるので、図6中の書き込みア
クセス総区間と読み出しアクセス総区間とで示す。シス
テムを「非運用状態」から「運用状態」へ至らせるまで
のF/Wアクセス処理に要する書き込みおよび確認を含
む全てのF/Wアクセス時間としては、(書き込みアク
セス総期間+読み出しアクセス総期間)となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したシステムで
は、例えばF/Wアクセスするべき対象となるアドレス
領域が0〜FFFFF(HEX)となる1048576
(DEC)個で且つ1回当りの書込アクセス時間および
確認のため、1回当りの読出アクセス時間がそれぞれ1
MHzの10クロック分となる10μSの場合には、全
てのF/Wアクセスに要する総時間は1048576
(回)×10(μS)×2(書込アクセス+確認のため
の読出アクセス)≒20(S)となる。ここで、仮にF
/Wアクセスするべき対象となるアドレス領域が伝送装
置に実装されている1枚のパッケージ(PKG)とする
と、その1枚を設定および確認するのに約20秒かか
る。PKGが20枚実装されると、伝送装置の設定が完
了するまでに約400秒(約7分)かかり、その期間は
データが通せない「非運用状態」の状況下にある。これ
ら数値は、処理に必要となる時間をイメージするため仮
に記したものであり、システムおよび回路構成等によっ
て様々である。
【0010】上述したアドレス領域および装置に組み込
まれるPKGの枚数に比例してF/Wアクセスに多大な
時間を要する。即ち、装置が大きくなればなるほど伝送
装置へ電源投入された「非運用状態」から長い時間を経
過しなければデータを通せる「運用状態」へ落ち着くこ
とができないという問題がある。
【0011】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、F/Wアクセ
ス処理の総時間を短縮させることが可能なF/Wアクセ
ス処理装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるF/Wアク
セス処理装置は、上流のF/W(ファームウエア)制御
系に接続されたF/Wインタフェース部および各種機能
ブロックに接続された情報蓄積部を含み、F/Wインタ
フェース部を介してF/W制御系により情報蓄積部へ書
き込みおよび読み出し設定する装置であって、F/Wイ
ンタフェース部および情報蓄積部間に書込チェック部を
設け、書き込み後に書き込まれたデータを読み出し、書
き込みデータおよび読み出しデータを比較参照して確認
(ベリファイ)する。
【0013】また、本発明によるF/Wアクセス処理装
置の好適実施形態によると、F/Wインタフェース部、
情報処理部および書込チェック部は、相互にアドレス、
データおよび制御信号を含む信号でマルチ接続され、書
込チェック部は、この信号を常時監視する。書込チェッ
ク部により確認された比較照合の結果が正常か異常かの
情報を格納するOK/NGレジスタを備える。このOK
/NGレジスタは、情報蓄積部に内蔵される。情報蓄積
部は、複数の情報群を有し、書込チェック部による比較
参照結果の正常又は異常を格納する情報群に対応する複
数のOK/NGレジスタを備える。書込チェック部は、
書き込みデータおよび読み出しデータをH/W(ハード
ウエア)的に比較参照する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、上述したおよび他の目的、
特徴および利点を明確にすべく、本発明によるF/Wア
クセス処理装置の好適実施形態を、添付図を参照して詳
細に説明する。尚、上述した従来技術の構成要素に対応
する構成要素には、同様の参照符号を使用する。
【0015】先ず、図1は、本発明によるF/Wアクセ
ス処理装置の好適実施形態の構成を示す機能ブロック図
である。このF/Wアクセス処理装置は、F/Wインタ
フェース部1、情報蓄積部2および書込チェック部3に
より構成される。情報蓄積部2は、OK/NGレジスタ
21を含んでいる。上流のF/W制御系とF/Wインタ
フェース部1間は信号101で接続され、F/Wインタ
フェース部1、情報蓄積部2および書込チェック部3間
は信号102で接続され、情報蓄積部2および各種機能
ブロック部間は、信号103で接続される。更に、書込
チェック部3は、情報蓄積部2内のOK/NGレジスタ
21に信号104を送る。ここで、F/Wインタフェー
ス部1および情報蓄積部2は、従来技術と同様である。
しかし、書込チェック部3およびOK/NGレジスタ2
1が本発明のF/Wアクセス処理装置では、新しく加え
られた機能部分である。それで、F/Wインタフェース
部1および情報蓄積部2の説明は省略する。
【0016】図1において、OK/NGレジスタ21
は、F/Wアクセス時の書き込み処理において、情報蓄
積部2へ正しくデータが設定されたか否かの判定結果を
蓄える部分である。書込チェック部3は、F/Wアクセ
スにおける書き込み動作において、F/Wインタフェー
ス部1が信号102を占有し、信号102を介して情報
蓄積部2へアクセスする際の動作が書き込み動作か又は
読み出し動作かを信号102から判定する。書き込み動
作であると判定したときには、F/Wインタフェース部
1が情報蓄積部2をアクセスする時のアドレスおよびデ
ータを一時的に記憶し、更にF/Wインタフェース部1
が情報蓄積部2への書き込み動作を完了する。F/Wイ
ンタフェース部1が信号102を解放した後から、書込
チェック部3は信号102を占有し、信号102を介し
て上述の一時的に記憶したアドレスを用いて、H/W的
な処理動作にて情報蓄積部2から読み出す。そして、読
み出されたデータと一時的に記憶したデータとの値を比
較する。比較結果が一致である(OK)か不一致である
(NG)かを判定し、その結果をOK/NGレジスタ2
1へ信号104を通して書き込む。信号102は、バス
信号になっており、その信号102の要素であるアドレ
ス、データおよびイネーブル等は、全てF/Wインタフ
ェース部1、書込チェック部3および情報蓄積部2でマ
ルチ接続されている。
【0017】次に、F/Wアクセス1回当りの書き込み
動作に関して、図1の各ブロック毎に時間経過を含めて
動作を対比させ処理手順のフローチャートを示す図2を
用いて、図1のF/Wアクセス処理装置の動作を説明す
る。図2において、上流F/W制御系からの指示aを受
けてF/Wインタフェース部1は、装置内部への書き込
みであると判断した後に、内部へ図1中の信号102を
占有して内部アクセス開始1aを行う。情報蓄積部2へ
データ格納2aしてからデータ格納2aの終了後に、F
/Wインタフェース部1は、内部アクセス完了1bして
信号102を解放し、それと同時に上流F/W制御系へ
の完了通知bを行う。
【0018】次に、書込チェック部3の処理動作につい
て説明する。書込チェック部3は、図1中の信号102
を常時監視している。上述したアクセス開始1aを受
け、このアクセスが情報蓄積部2への書き込みであった
か又は読み出しであったかを判定(図2中の「書込?」
3a)する。読み出しアクセスであった場合には、何も
処理は行わず、書き込みアクセスであった場合には、そ
のアクセス時に情報蓄積部2へデータ格納しようとして
いたデータを仮保持(図2中の「データ仮保持」3b)
する。更に、内部アクセス完了1b時のF/Wインタフ
ェース部1が信号102を解放した後、信号102を占
有して且つ信号102を介して読出アクセス開始3cを
行う。情報蓄積部2から上述のデータ格納2aされたデ
ータを読み出す(図2中の「データ読出」2b)。読出
アクセス完了3dで、信号102を解放する。次に、上
述した書き込み時のデータ(図2中の「データ仮保持」
3b)のデータ値とデータ格納2a時のデータを読み出
したデータ読出2bのデータ値との比較照合であるベリ
ファイ開始3eを行う。
【0019】次に、ベリファイ開始3eして「データ仮
保持」3bでのデータ値と「データ読出」2bでのデー
タ値とのデータ一致検証(図2中の「データ一致?」3
F)を実行する。一致している場合には、ベリファイ完
了3gする。不一致の場合には、書き込み動作が不良で
あったとして、OK/NGレジスタ21へNGを格納
(図2中の「データNG格納」21a)の後、ベリファ
イ完了3gとなる。
【0020】上流のF/W制御系から計られる1回当り
のF/Wアクセスに要する時間としては、上流F/W制
御系からの指示aとしたところから上流F/W制御系へ
の完了通知bとしたところまでがF/Wアクセス期間と
なる実時間である。読出アクセス開始3cから読出アク
セス完了3dまでの期間がH/W的な読出シーケンス、
ベリファイ開始3eからベリファイ完了3gまでの期間
がH/W的なベリファイシーケンスとなっている。
【0021】ここでのF/Wアクセス期間とは、ソフト
的な処理を含めての時間である。H/W的な読出シーケ
ンスとH/W的なベリファイシーケンスは、ソフト処理
に依存しないH/W的な動作のみであるので、処理は高
速に行われて、従来技術に本発明技術とされるところの
H/W的な読出シーケンスおよびH/W的なベリファイ
シーケンスの処理を加えた本発明の構成は、F/Wアク
セス期間の引き延ばしや遅延のような影響を及ぼすこと
はない。本発明によるF/Wアクセスにおける書込アク
セスの期間は、従来技術におけるF/Wアクセスの書込
アクセスに要する期間と同一となっている。書込チェッ
ク部3の詳細な構成は、上述した図2のF/Wアクセス
1回当りの書き込み動作について説明した処理動作に従
ってディジタル回路を構成させるのみである。これは、
当業者において周知の技術であるので詳細説明を省略す
る。
【0022】次に、本発明における一連のF/Wアクセ
スの動作処理時間をイメージしたタイミングチャートを
示す図3を参照して、本発明のF/Wアクセス処理装置
のアクセス処理を説明する。図3において、時間軸方向
t3以前の動作は、上述した図6に示す動作と同じであ
る。時刻t3にて書込チェック部3における動作状態お
よびその期間で示す書込ベリファイおよびOK/NG出
力(1)が始まる。この書込ベリファイおよびOK/N
G出力(1)が示す期間では、F/Wインタフェース部
1による信号102を経由しての処理が行われてなく、
信号102が解放されている。そこで、書込チェック部
3から信号102を介して情報蓄積部2への読み出しア
クセスを行うことが可能である。書込チェック部3は、
情報蓄積部2から読み出されたデータと、その直前の時
刻t2からt3での書込アクセス(1)によるデータと
の値を照合して、照合した結果をOK/NGレジスタ2
1へ書き込んで、F/Wアクセスの書き込み1回目の処
理が完了する。
【0023】書込ベリファイおよびOK/NG出力が行
われる期間は、F/Wアクセスの書き込み処理毎に存在
する。また、書込ベリファイおよびOK/NG出力の処
理は従来の処理状態における信号102が解放されてい
る状況下にて行われる。このことから、従来技術の処理
タイミングには影響しないので、書込アクセス総期間は
従来技術で説明した図6中の書込アクセス総期間と同じ
である。
【0024】そして、書込アクセス総期間における書き
込み処理が正しく行われた否かの結果情報は、書込ベリ
ファイおよびOK/NG出力(n)の処理が完了した時
点にて、OK/NGレジスタ21に格納されている。書
き込み処理の正当性を確認するためのF/Wアクセス読
み出し処理については、OK/NGレジスタ21に格納
された情報を読み出す処理のみ行うことで完了できる。
即ち、読み出しての確認処理は、時刻t7から始まるF
/Wアクセス読み出し処理において、OK/NGレジス
タ21の情報を読み出す動作のみの1回のアクセスでよ
い。そこで、読出アクセス総区間は、時刻t7からt9
となる。以上のことから、本発明によると書き込みおよ
びベリファイのための読み出しを含めたF/Wアクセス
の総時間は、読み出しアクセスが1回のみとなることか
ら従来技術における総時間の半分にできるという効果が
得られる。
【0025】次に、本発明によるF/Wアクセス処理装
置の第2実施形態の機能ブロック図を図4に示す。この
第2実施形態の基本的構成は、図1を参照して上述した
第1実施形態と同様である。しかし、F/Wアクセスの
書き込み確認する対象となる情報蓄積部内のメモリ、レ
ジスタ領域等を考慮し書込チェック部とOK/NGレジ
スタについて更に工夫している。上流のF/Wにおい
て、情報蓄積部内の複数の情報群別にそれぞれへの書き
込みにて正常性の確認が必要であり、即ち書き込み設定
時においてどの情報群が正常であるか又は何れの情報群
への書き込み設定が異常であったかの情報が必要とされ
る場合に、この構成を有する装置が有効である。
【0026】図4において、F/Wアクセスされる情報
蓄積部2中には複数の情報群2A、2B、2Cおよび複
数のOK/NGレジスタ21A、21B、21Cで構成
されている。書込チェック部3は、これらOK/NGレ
ジスタ21A、21B、21Cとそれぞれ信号104
A、104B、104Cで接続されている。
【0027】本発明のF/Wアクセス処理装置による
と、例えばF/Wインタフェース部1が情報群2Aへ書
き込みを行った場合を説明する。この場合に、書込チェ
ック部3は、情報群2Aへの書き込みであったと判定
し、書き込み時のデータを仮保持する。F/Wインタフ
ェース部1が信号102を解放した後に、情報群2Aか
らデータの読み出しを行う。上述の仮保持したデータと
読み出したデータとを比較照合する。その比較結果が異
常であった場合には、NGを信号104Aを介してOK
/NGレジスタ21Aへ格納する。
【0028】書込チェック部3は、書き込み処理の対象
が何れの情報群へのアクセスであるのかを判定する機能
を有している。情報群2Bの書き込みベリファイ結果
は、OK/NGレジスタ21Bへ、情報群Cの書き込み
ベリファイ結果は、OK/NGレジスタ21Cへとそれ
ぞれ格納されるような装置内部の処理動作になってい
る。書き込み処理の対象群について書込チェック部3が
何れの情報群2A〜2Cへのアクセスであるのかを判定
する機能については、信号102におけるチップセレク
ト、アドレスを利用して容易に実現できるので、詳細な
構成は省略する。そして、F/Wによる書込アクセス総
期間が終わった後に、F/WによるOK/NGレジスタ
21A、21B又は21Cを読出アクセスすることによ
り、情報群2A、2B又は2Cそれぞれへの書き込み設
定の正当性を検証することを可能にしている。
【0029】従って、本発明のF/Wアクセス処理装置
によると、情報群2A、2B又は2CへF/Wにて書き
込み設定されたデータを、F/Wにて読み出しを行うこ
となく、書き込み設定の正当性を検証することができ
る。そこで、F/Wアクセスにおける処理時間を短縮す
ることが可能である。
【0030】以上、本発明によるF/Wアクセス処理装
置の好適実施形態の構成および動作を詳述した。しか
し、斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、
何ら本発明を限定するものではないことに留意された
い。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じ
て種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に
理解できよう。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明の
F/Wアクセス処理装置によると、次の如き実用上の顕
著な効果が得られる。即ち、H/Wで実現する書き込み
ベリファイ機能を設けてベリファイ結果を格納するブロ
ックを付加し、F/W書き込み動作の期間において書き
込みベリファイ処理を行う。その結果を格納しておき、
F/Wによる書き込み設定の正当性を確認する処理時に
は、このベリファイ結果の読み出しを行う方法および装
置である。この技術を用いることにより、例えば伝送装
置へ電源投入してから起動完了してデータが通せるに至
るまでの時間を半分に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるF/Wアクセス処理装置の第1実
施形態の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示すF/Wアクセス処理装置の動作を示
すフローチャートである。
【図3】図1に示すF/Wアクセス処理装置の処理状態
をイメージしたタイミングチャートである。
【図4】本発明によるF/Wアクセス処理装置の第2実
施形態の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のタイミング処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】図5における処理状態を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 F/W INF部 2 情報蓄積部 3 書込チェック部 21 OK/NGレジスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流のF/W(ファームウエア)制御系に
    接続されたF/Wインタフェース部および各種機能ブロ
    ックに接続された情報蓄積部を含み、前記F/Wインタ
    フェース部を介して前記F/W制御系により前記情報蓄
    積部へ書き込み/読み出し設定するF/Wアクセス処理
    装置において、 前記F/Wインタフェース部および前記情報蓄積部間に
    書込チェック部を設け、前記書き込み後に該書き込まれ
    たデータを読み出し、前記書き込みおよび読み出しデー
    タを比較照合して確認することを特徴とするF/Wアク
    セス処理装置。
  2. 【請求項2】前記F/Wインタフェース部、前記情報蓄
    積部および前記書込チェック部は、相互にアドレス、デ
    ータおよび制御信号を含む信号でマルチ接続され、前記
    書込チェック部は前記信号を常時監視することを特徴と
    する請求項1に記載のF/Wアクセス処理装置。
  3. 【請求項3】前記書込チェック部により確認された比較
    照合の結果が正常又は異常かの情報を格納するOK/N
    Gレジスタを備えることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のF/Wアクセス処理装置。
  4. 【請求項4】前記OK/NGレジスタは、前記情報蓄積
    部に内蔵されることを特徴とする請求項1、2又は3に
    記載のF/Wアクセス処理装置。
  5. 【請求項5】前記情報蓄積部は、複数の情報群を有し、
    前記書込チェック部による比較参照結果の正常又は異常
    を格納する前記情報群に対応する複数のOK/NGレジ
    スタを備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか
    に記載のF/Wアクセス処理装置。
  6. 【請求項6】前記書込チェック部は、前記書き込みデー
    タおよび読み出しデータをH/W(ハードウエア)的に
    比較参照することを特徴とする請求項1乃至5に記載の
    F/Wアクセス処理装置。
JP2000246238A 2000-08-15 2000-08-15 F/wアクセス処理装置 Pending JP2002063078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000246238A JP2002063078A (ja) 2000-08-15 2000-08-15 F/wアクセス処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000246238A JP2002063078A (ja) 2000-08-15 2000-08-15 F/wアクセス処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002063078A true JP2002063078A (ja) 2002-02-28

Family

ID=18736595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000246238A Pending JP2002063078A (ja) 2000-08-15 2000-08-15 F/wアクセス処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002063078A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217214A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Nec Corp コンピュータシステム、ホストコンピュータ
JP2010033168A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Makita Corp 充電システム、バッテリ、充電装置、及びプログラム
JP2021039587A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 監視システム設定装置及び監視システム設定方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217214A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Nec Corp コンピュータシステム、ホストコンピュータ
JP2010033168A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Makita Corp 充電システム、バッテリ、充電装置、及びプログラム
JP2021039587A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 監視システム設定装置及び監視システム設定方法
WO2021044727A1 (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 三菱電機株式会社 監視システム設定装置及び監視システム設定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8365031B2 (en) Soft error correction method, memory control apparatus and memory system
JPH05128080A (ja) 情報処理装置
JPH10283274A (ja) メモリをテストするための方法および装置
JP2002063078A (ja) F/wアクセス処理装置
CN101751311B (zh) 请求处理设备、请求处理系统和存取测试方法
TWI410977B (zh) 測試模組、測試裝置與測試方法
US6901359B1 (en) High speed software driven emulator comprised of a plurality of emulation processors with a method to allow high speed bulk read/write operation synchronous DRAM while refreshing the memory
US20020157047A1 (en) Logical verification apparatus and method for memory control circuit
JP2000346905A (ja) 半導体装置およびそのテスト方法
JP4111730B2 (ja) 半導体メモリ装置及びチップ選択信号発生方法
US6795938B2 (en) Memory access controller with response faking
EP3404546B1 (en) Device for supervising and initializing ports
US8392621B2 (en) Managing dataflow in a temporary memory
US8332197B2 (en) Simulation of complex system architecture
JP2945193B2 (ja) Icカードのテスト方法ならびにこの方法の実施に適したicカードおよびテスト装置
JP2751822B2 (ja) Fifoメモリ装置のメモリ制御方法
JP2002244934A (ja) メモリ監視装置および方法
JP2792327B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP3022906B2 (ja) プログラマブルコントローラの通信方法
JP3173461B2 (ja) メモリパトロール機能の擬正常試験回路および擬正常試験方法
JPH079636B2 (ja) バス診断装置
JP2000330877A (ja) バスモニタ回路
JP2000242517A (ja) 半導体記憶装置
JPH01207860A (ja) 記憶装置試験方式
JPH03265037A (ja) 大容量メモリ初期診断制御方式