JP2002063078A - F/wアクセス処理装置 - Google Patents
F/wアクセス処理装置Info
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- JP2002063078A JP2002063078A JP2000246238A JP2000246238A JP2002063078A JP 2002063078 A JP2002063078 A JP 2002063078A JP 2000246238 A JP2000246238 A JP 2000246238A JP 2000246238 A JP2000246238 A JP 2000246238A JP 2002063078 A JP2002063078 A JP 2002063078A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】F/Wによって装置内部へ各種情報データを書
き込み設定した後、書き込まれたデータを読み出し、こ
の読み出されたデータと書き込まれたデータとの照合を
行い、書き込み設定時の確かさを検証する一連のF/W
を有するシステム構成において、F/Wアクセス処理の
総時間を短縮する。 【解決手段】上流のF/W制御系に接続されるF/Wイ
ンタフェース部1および下流の各種制御ブロックに接続
される情報蓄積部2との間に書込チェック部3を設け
る。また、情報蓄積部2内には、書込チェック部3から
の信号104を受けるOK/NGレジスタ21が付加さ
れている。処理方式としては、F/Wからの書き込み設
定処理に続いて書込チェック部3がH/W的にベリファ
イを行う。このベリファイ結果をOK/NGレジスタ2
1へ格納し、OK/NGレジスタ21へ格納したベリフ
ァイ結果のみをF/Wにより読み出す。
き込み設定した後、書き込まれたデータを読み出し、こ
の読み出されたデータと書き込まれたデータとの照合を
行い、書き込み設定時の確かさを検証する一連のF/W
を有するシステム構成において、F/Wアクセス処理の
総時間を短縮する。 【解決手段】上流のF/W制御系に接続されるF/Wイ
ンタフェース部1および下流の各種制御ブロックに接続
される情報蓄積部2との間に書込チェック部3を設け
る。また、情報蓄積部2内には、書込チェック部3から
の信号104を受けるOK/NGレジスタ21が付加さ
れている。処理方式としては、F/Wからの書き込み設
定処理に続いて書込チェック部3がH/W的にベリファ
イを行う。このベリファイ結果をOK/NGレジスタ2
1へ格納し、OK/NGレジスタ21へ格納したベリフ
ァイ結果のみをF/Wにより読み出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はF/Wアクセス処理
装置、特に上流のF/W(ハードウエア)制御系に接続
されたF/Wインタフェース部および各種機能ブロック
に接続された情報蓄積部を含む、F/Wアクセス処理装
置に関する。
装置、特に上流のF/W(ハードウエア)制御系に接続
されたF/Wインタフェース部および各種機能ブロック
に接続された情報蓄積部を含む、F/Wアクセス処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなF/Wアクセスを有するシス
テムは、例えば特開平2−22724号公報の「外部記
憶装置およびライトベリファイ方法」等に開示されてい
る。従来のシステムは、ATM伝送路網の回線交換装置
としてもあるが、一般的には伝送装置に制御機能を有
し、その制御機能へF/Wを用いて設定し、伝送装置が
伝送信号をまだ流すことのできない状態(以下、「非運
用状態」という)から伝送信号を流すことのできる定常
状態(以下、「運用状態」という)へ至らせるH/W
(ハードウエア)とF/Wとを構成し、双方調停させた
システム的動作を有する装置である。
テムは、例えば特開平2−22724号公報の「外部記
憶装置およびライトベリファイ方法」等に開示されてい
る。従来のシステムは、ATM伝送路網の回線交換装置
としてもあるが、一般的には伝送装置に制御機能を有
し、その制御機能へF/Wを用いて設定し、伝送装置が
伝送信号をまだ流すことのできない状態(以下、「非運
用状態」という)から伝送信号を流すことのできる定常
状態(以下、「運用状態」という)へ至らせるH/W
(ハードウエア)とF/Wとを構成し、双方調停させた
システム的動作を有する装置である。
【0003】斯かる装置は、近年大規模化されているの
で、設定情報が莫大になる。それ故に「非運用状態」か
ら「運用状態」へ至らせるための設定情報を、F/Wア
クセスにより装置内部へ書き込み設定した後に、その設
定されたデータが正常に書き込まれたか否かを確認す
る。そのために、装置内部からデータを読み出してその
読み出されたデータと書き込まれたデータとの照合を行
う一連のF/Wアクセスの処理には、相当長い時間を要
する。そこで、このような一連のF/Wアクセスを有す
るシステム構成において、F/Wアクセスの総処理時間
短縮することが要求されている。
で、設定情報が莫大になる。それ故に「非運用状態」か
ら「運用状態」へ至らせるための設定情報を、F/Wア
クセスにより装置内部へ書き込み設定した後に、その設
定されたデータが正常に書き込まれたか否かを確認す
る。そのために、装置内部からデータを読み出してその
読み出されたデータと書き込まれたデータとの照合を行
う一連のF/Wアクセスの処理には、相当長い時間を要
する。そこで、このような一連のF/Wアクセスを有す
るシステム構成において、F/Wアクセスの総処理時間
短縮することが要求されている。
【0004】この要請に応えるための関連技術であるF
/Wアクセスを伴うシステム装置を、図5を参照して説
明する。図5に示すシステムは、上流のF/W制御系、
F/Wインタフェース(INF)部1、情報蓄積部2お
よび各種機能ブロックとで構成されている。上流F/W
制御系とF/Wインタフェース部1とは、信号(アドレ
ス、データおよび制御信号等の各要素を含む)101で
接続され、F/Wインタフェース部1と情報蓄積部2と
は、信号102で接続されている。
/Wアクセスを伴うシステム装置を、図5を参照して説
明する。図5に示すシステムは、上流のF/W制御系、
F/Wインタフェース(INF)部1、情報蓄積部2お
よび各種機能ブロックとで構成されている。上流F/W
制御系とF/Wインタフェース部1とは、信号(アドレ
ス、データおよび制御信号等の各要素を含む)101で
接続され、F/Wインタフェース部1と情報蓄積部2と
は、信号102で接続されている。
【0005】上流のF/W制御系は、F/Wアクセス機
能を有するホスト的な位置にあるもので、図5中のF/
Wインタフェース部1から右側が装置内部にあり、情報
蓄積部2は、各種情報を蓄えるメモリ群やレジスタ群と
なっている。F/Wアクセスにおける書き込み処理は、
上流のF/W制御系が信号101を介してF/Wインタ
フェース部1へアクセスする。F/Wインタフェース部
1は、それを受けて信号102を介して情報蓄積部2へ
書き込み設定を行う。それによって、情報蓄積部2は、
信号103にて各種ブロックへ設定する。そして、これ
ら装置内部への書き込み動作が完了した後に、F/Wイ
ンタフェース部1は、上流のF/W制御系へ書き込み処
理が完了したことの通知を行って、これで1回のアクセ
ス動作が完了する。
能を有するホスト的な位置にあるもので、図5中のF/
Wインタフェース部1から右側が装置内部にあり、情報
蓄積部2は、各種情報を蓄えるメモリ群やレジスタ群と
なっている。F/Wアクセスにおける書き込み処理は、
上流のF/W制御系が信号101を介してF/Wインタ
フェース部1へアクセスする。F/Wインタフェース部
1は、それを受けて信号102を介して情報蓄積部2へ
書き込み設定を行う。それによって、情報蓄積部2は、
信号103にて各種ブロックへ設定する。そして、これ
ら装置内部への書き込み動作が完了した後に、F/Wイ
ンタフェース部1は、上流のF/W制御系へ書き込み処
理が完了したことの通知を行って、これで1回のアクセ
ス動作が完了する。
【0006】F/Wアクセスの読み出し処理は、上流の
F/W制御系が信号101を介してF/Wインタフェー
ス部1へアクセスする。そして、F/Wインタフェース
部1は、それを受けて信号102を介して情報蓄積部2
へ読み出し要求を行う。それにより、情報蓄積部2に書
き込み設定されていたデータを、信号102を介してF
/Wインタフェース部1へ送出する。そして、そのデー
タおよび読み出し処理の完了通知をF/Wインタフェー
ス部1が信号101を介して出力し、上流のF/W制御
系でそのデータおよび読み出し処理の完了通知を受け取
る。これで1回のアクセス動作が完了する。
F/W制御系が信号101を介してF/Wインタフェー
ス部1へアクセスする。そして、F/Wインタフェース
部1は、それを受けて信号102を介して情報蓄積部2
へ読み出し要求を行う。それにより、情報蓄積部2に書
き込み設定されていたデータを、信号102を介してF
/Wインタフェース部1へ送出する。そして、そのデー
タおよび読み出し処理の完了通知をF/Wインタフェー
ス部1が信号101を介して出力し、上流のF/W制御
系でそのデータおよび読み出し処理の完了通知を受け取
る。これで1回のアクセス動作が完了する。
【0007】次に、図5のシステムに関する一連のF/
Wアクセス動作を、図6に示すタイミングチャートを参
照して説明する。図6にて、F/Wアクセス処理の時刻
は図中の左から右へ流れている。図1の信号101を介
して行われ、図6に示す上流のF/W制御系における動
作状態およびその期間で示されているように、時刻t1
にてF/Wアクセス1回目(1アドレスにつき1デー
タ)の書き込みアクセス(1)が始まる。それを受け
て、F/Wインタフェース部1内での処理に要する時刻
が経過(t1〜t2)する。図5の信号102を介して
行われるF/Wインタフェース部1における状態および
その期間で示されている如く、内部書込アクセス(1)
が時刻t2で始まり、時刻t3で完了する。図5の信号
101を介して行われる、図6のタイミングチャートで
上流のF/W制御系における動作状態およびその期間で
示すように、時刻t4にてF/Wアクセス1回目の書込
アクセス(1)が完了する。次に、時刻t5からF/W
アクセスの2回目の書込アクセス(2)が始まるという
処理動作になっていることをイメージで図示している。
Wアクセス動作を、図6に示すタイミングチャートを参
照して説明する。図6にて、F/Wアクセス処理の時刻
は図中の左から右へ流れている。図1の信号101を介
して行われ、図6に示す上流のF/W制御系における動
作状態およびその期間で示されているように、時刻t1
にてF/Wアクセス1回目(1アドレスにつき1デー
タ)の書き込みアクセス(1)が始まる。それを受け
て、F/Wインタフェース部1内での処理に要する時刻
が経過(t1〜t2)する。図5の信号102を介して
行われるF/Wインタフェース部1における状態および
その期間で示されている如く、内部書込アクセス(1)
が時刻t2で始まり、時刻t3で完了する。図5の信号
101を介して行われる、図6のタイミングチャートで
上流のF/W制御系における動作状態およびその期間で
示すように、時刻t4にてF/Wアクセス1回目の書込
アクセス(1)が完了する。次に、時刻t5からF/W
アクセスの2回目の書込アクセス(2)が始まるという
処理動作になっていることをイメージで図示している。
【0008】次に、F/Wアクセスによる書き込みが正
しく設定されたか否かを確認(ベリファイ)するため
に、時刻t7からF/Wアクセスの読み出し処理が行わ
れる。書き込みのアクセスがn回行われると、読み出し
のアクセスもn回行なわれるので、図6中の書き込みア
クセス総区間と読み出しアクセス総区間とで示す。シス
テムを「非運用状態」から「運用状態」へ至らせるまで
のF/Wアクセス処理に要する書き込みおよび確認を含
む全てのF/Wアクセス時間としては、(書き込みアク
セス総期間+読み出しアクセス総期間)となっている。
しく設定されたか否かを確認(ベリファイ)するため
に、時刻t7からF/Wアクセスの読み出し処理が行わ
れる。書き込みのアクセスがn回行われると、読み出し
のアクセスもn回行なわれるので、図6中の書き込みア
クセス総区間と読み出しアクセス総区間とで示す。シス
テムを「非運用状態」から「運用状態」へ至らせるまで
のF/Wアクセス処理に要する書き込みおよび確認を含
む全てのF/Wアクセス時間としては、(書き込みアク
セス総期間+読み出しアクセス総期間)となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したシステムで
は、例えばF/Wアクセスするべき対象となるアドレス
領域が0〜FFFFF(HEX)となる1048576
(DEC)個で且つ1回当りの書込アクセス時間および
確認のため、1回当りの読出アクセス時間がそれぞれ1
MHzの10クロック分となる10μSの場合には、全
てのF/Wアクセスに要する総時間は1048576
(回)×10(μS)×2(書込アクセス+確認のため
の読出アクセス)≒20(S)となる。ここで、仮にF
/Wアクセスするべき対象となるアドレス領域が伝送装
置に実装されている1枚のパッケージ(PKG)とする
と、その1枚を設定および確認するのに約20秒かか
る。PKGが20枚実装されると、伝送装置の設定が完
了するまでに約400秒(約7分)かかり、その期間は
データが通せない「非運用状態」の状況下にある。これ
ら数値は、処理に必要となる時間をイメージするため仮
に記したものであり、システムおよび回路構成等によっ
て様々である。
は、例えばF/Wアクセスするべき対象となるアドレス
領域が0〜FFFFF(HEX)となる1048576
(DEC)個で且つ1回当りの書込アクセス時間および
確認のため、1回当りの読出アクセス時間がそれぞれ1
MHzの10クロック分となる10μSの場合には、全
てのF/Wアクセスに要する総時間は1048576
(回)×10(μS)×2(書込アクセス+確認のため
の読出アクセス)≒20(S)となる。ここで、仮にF
/Wアクセスするべき対象となるアドレス領域が伝送装
置に実装されている1枚のパッケージ(PKG)とする
と、その1枚を設定および確認するのに約20秒かか
る。PKGが20枚実装されると、伝送装置の設定が完
了するまでに約400秒(約7分)かかり、その期間は
データが通せない「非運用状態」の状況下にある。これ
ら数値は、処理に必要となる時間をイメージするため仮
に記したものであり、システムおよび回路構成等によっ
て様々である。
【0010】上述したアドレス領域および装置に組み込
まれるPKGの枚数に比例してF/Wアクセスに多大な
時間を要する。即ち、装置が大きくなればなるほど伝送
装置へ電源投入された「非運用状態」から長い時間を経
過しなければデータを通せる「運用状態」へ落ち着くこ
とができないという問題がある。
まれるPKGの枚数に比例してF/Wアクセスに多大な
時間を要する。即ち、装置が大きくなればなるほど伝送
装置へ電源投入された「非運用状態」から長い時間を経
過しなければデータを通せる「運用状態」へ落ち着くこ
とができないという問題がある。
【0011】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、F/Wアクセ
ス処理の総時間を短縮させることが可能なF/Wアクセ
ス処理装置を提供することである。
ス処理の総時間を短縮させることが可能なF/Wアクセ
ス処理装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるF/Wアク
セス処理装置は、上流のF/W(ファームウエア)制御
系に接続されたF/Wインタフェース部および各種機能
ブロックに接続された情報蓄積部を含み、F/Wインタ
フェース部を介してF/W制御系により情報蓄積部へ書
き込みおよび読み出し設定する装置であって、F/Wイ
ンタフェース部および情報蓄積部間に書込チェック部を
設け、書き込み後に書き込まれたデータを読み出し、書
き込みデータおよび読み出しデータを比較参照して確認
(ベリファイ)する。
セス処理装置は、上流のF/W(ファームウエア)制御
系に接続されたF/Wインタフェース部および各種機能
ブロックに接続された情報蓄積部を含み、F/Wインタ
フェース部を介してF/W制御系により情報蓄積部へ書
き込みおよび読み出し設定する装置であって、F/Wイ
ンタフェース部および情報蓄積部間に書込チェック部を
設け、書き込み後に書き込まれたデータを読み出し、書
き込みデータおよび読み出しデータを比較参照して確認
(ベリファイ)する。
【0013】また、本発明によるF/Wアクセス処理装
置の好適実施形態によると、F/Wインタフェース部、
情報処理部および書込チェック部は、相互にアドレス、
データおよび制御信号を含む信号でマルチ接続され、書
込チェック部は、この信号を常時監視する。書込チェッ
ク部により確認された比較照合の結果が正常か異常かの
情報を格納するOK/NGレジスタを備える。このOK
/NGレジスタは、情報蓄積部に内蔵される。情報蓄積
部は、複数の情報群を有し、書込チェック部による比較
参照結果の正常又は異常を格納する情報群に対応する複
数のOK/NGレジスタを備える。書込チェック部は、
書き込みデータおよび読み出しデータをH/W(ハード
ウエア)的に比較参照する。
置の好適実施形態によると、F/Wインタフェース部、
情報処理部および書込チェック部は、相互にアドレス、
データおよび制御信号を含む信号でマルチ接続され、書
込チェック部は、この信号を常時監視する。書込チェッ
ク部により確認された比較照合の結果が正常か異常かの
情報を格納するOK/NGレジスタを備える。このOK
/NGレジスタは、情報蓄積部に内蔵される。情報蓄積
部は、複数の情報群を有し、書込チェック部による比較
参照結果の正常又は異常を格納する情報群に対応する複
数のOK/NGレジスタを備える。書込チェック部は、
書き込みデータおよび読み出しデータをH/W(ハード
ウエア)的に比較参照する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、上述したおよび他の目的、
特徴および利点を明確にすべく、本発明によるF/Wア
クセス処理装置の好適実施形態を、添付図を参照して詳
細に説明する。尚、上述した従来技術の構成要素に対応
する構成要素には、同様の参照符号を使用する。
特徴および利点を明確にすべく、本発明によるF/Wア
クセス処理装置の好適実施形態を、添付図を参照して詳
細に説明する。尚、上述した従来技術の構成要素に対応
する構成要素には、同様の参照符号を使用する。
【0015】先ず、図1は、本発明によるF/Wアクセ
ス処理装置の好適実施形態の構成を示す機能ブロック図
である。このF/Wアクセス処理装置は、F/Wインタ
フェース部1、情報蓄積部2および書込チェック部3に
より構成される。情報蓄積部2は、OK/NGレジスタ
21を含んでいる。上流のF/W制御系とF/Wインタ
フェース部1間は信号101で接続され、F/Wインタ
フェース部1、情報蓄積部2および書込チェック部3間
は信号102で接続され、情報蓄積部2および各種機能
ブロック部間は、信号103で接続される。更に、書込
チェック部3は、情報蓄積部2内のOK/NGレジスタ
21に信号104を送る。ここで、F/Wインタフェー
ス部1および情報蓄積部2は、従来技術と同様である。
しかし、書込チェック部3およびOK/NGレジスタ2
1が本発明のF/Wアクセス処理装置では、新しく加え
られた機能部分である。それで、F/Wインタフェース
部1および情報蓄積部2の説明は省略する。
ス処理装置の好適実施形態の構成を示す機能ブロック図
である。このF/Wアクセス処理装置は、F/Wインタ
フェース部1、情報蓄積部2および書込チェック部3に
より構成される。情報蓄積部2は、OK/NGレジスタ
21を含んでいる。上流のF/W制御系とF/Wインタ
フェース部1間は信号101で接続され、F/Wインタ
フェース部1、情報蓄積部2および書込チェック部3間
は信号102で接続され、情報蓄積部2および各種機能
ブロック部間は、信号103で接続される。更に、書込
チェック部3は、情報蓄積部2内のOK/NGレジスタ
21に信号104を送る。ここで、F/Wインタフェー
ス部1および情報蓄積部2は、従来技術と同様である。
しかし、書込チェック部3およびOK/NGレジスタ2
1が本発明のF/Wアクセス処理装置では、新しく加え
られた機能部分である。それで、F/Wインタフェース
部1および情報蓄積部2の説明は省略する。
【0016】図1において、OK/NGレジスタ21
は、F/Wアクセス時の書き込み処理において、情報蓄
積部2へ正しくデータが設定されたか否かの判定結果を
蓄える部分である。書込チェック部3は、F/Wアクセ
スにおける書き込み動作において、F/Wインタフェー
ス部1が信号102を占有し、信号102を介して情報
蓄積部2へアクセスする際の動作が書き込み動作か又は
読み出し動作かを信号102から判定する。書き込み動
作であると判定したときには、F/Wインタフェース部
1が情報蓄積部2をアクセスする時のアドレスおよびデ
ータを一時的に記憶し、更にF/Wインタフェース部1
が情報蓄積部2への書き込み動作を完了する。F/Wイ
ンタフェース部1が信号102を解放した後から、書込
チェック部3は信号102を占有し、信号102を介し
て上述の一時的に記憶したアドレスを用いて、H/W的
な処理動作にて情報蓄積部2から読み出す。そして、読
み出されたデータと一時的に記憶したデータとの値を比
較する。比較結果が一致である(OK)か不一致である
(NG)かを判定し、その結果をOK/NGレジスタ2
1へ信号104を通して書き込む。信号102は、バス
信号になっており、その信号102の要素であるアドレ
ス、データおよびイネーブル等は、全てF/Wインタフ
ェース部1、書込チェック部3および情報蓄積部2でマ
ルチ接続されている。
は、F/Wアクセス時の書き込み処理において、情報蓄
積部2へ正しくデータが設定されたか否かの判定結果を
蓄える部分である。書込チェック部3は、F/Wアクセ
スにおける書き込み動作において、F/Wインタフェー
ス部1が信号102を占有し、信号102を介して情報
蓄積部2へアクセスする際の動作が書き込み動作か又は
読み出し動作かを信号102から判定する。書き込み動
作であると判定したときには、F/Wインタフェース部
1が情報蓄積部2をアクセスする時のアドレスおよびデ
ータを一時的に記憶し、更にF/Wインタフェース部1
が情報蓄積部2への書き込み動作を完了する。F/Wイ
ンタフェース部1が信号102を解放した後から、書込
チェック部3は信号102を占有し、信号102を介し
て上述の一時的に記憶したアドレスを用いて、H/W的
な処理動作にて情報蓄積部2から読み出す。そして、読
み出されたデータと一時的に記憶したデータとの値を比
較する。比較結果が一致である(OK)か不一致である
(NG)かを判定し、その結果をOK/NGレジスタ2
1へ信号104を通して書き込む。信号102は、バス
信号になっており、その信号102の要素であるアドレ
ス、データおよびイネーブル等は、全てF/Wインタフ
ェース部1、書込チェック部3および情報蓄積部2でマ
ルチ接続されている。
【0017】次に、F/Wアクセス1回当りの書き込み
動作に関して、図1の各ブロック毎に時間経過を含めて
動作を対比させ処理手順のフローチャートを示す図2を
用いて、図1のF/Wアクセス処理装置の動作を説明す
る。図2において、上流F/W制御系からの指示aを受
けてF/Wインタフェース部1は、装置内部への書き込
みであると判断した後に、内部へ図1中の信号102を
占有して内部アクセス開始1aを行う。情報蓄積部2へ
データ格納2aしてからデータ格納2aの終了後に、F
/Wインタフェース部1は、内部アクセス完了1bして
信号102を解放し、それと同時に上流F/W制御系へ
の完了通知bを行う。
動作に関して、図1の各ブロック毎に時間経過を含めて
動作を対比させ処理手順のフローチャートを示す図2を
用いて、図1のF/Wアクセス処理装置の動作を説明す
る。図2において、上流F/W制御系からの指示aを受
けてF/Wインタフェース部1は、装置内部への書き込
みであると判断した後に、内部へ図1中の信号102を
占有して内部アクセス開始1aを行う。情報蓄積部2へ
データ格納2aしてからデータ格納2aの終了後に、F
/Wインタフェース部1は、内部アクセス完了1bして
信号102を解放し、それと同時に上流F/W制御系へ
の完了通知bを行う。
【0018】次に、書込チェック部3の処理動作につい
て説明する。書込チェック部3は、図1中の信号102
を常時監視している。上述したアクセス開始1aを受
け、このアクセスが情報蓄積部2への書き込みであった
か又は読み出しであったかを判定(図2中の「書込?」
3a)する。読み出しアクセスであった場合には、何も
処理は行わず、書き込みアクセスであった場合には、そ
のアクセス時に情報蓄積部2へデータ格納しようとして
いたデータを仮保持(図2中の「データ仮保持」3b)
する。更に、内部アクセス完了1b時のF/Wインタフ
ェース部1が信号102を解放した後、信号102を占
有して且つ信号102を介して読出アクセス開始3cを
行う。情報蓄積部2から上述のデータ格納2aされたデ
ータを読み出す(図2中の「データ読出」2b)。読出
アクセス完了3dで、信号102を解放する。次に、上
述した書き込み時のデータ(図2中の「データ仮保持」
3b)のデータ値とデータ格納2a時のデータを読み出
したデータ読出2bのデータ値との比較照合であるベリ
ファイ開始3eを行う。
て説明する。書込チェック部3は、図1中の信号102
を常時監視している。上述したアクセス開始1aを受
け、このアクセスが情報蓄積部2への書き込みであった
か又は読み出しであったかを判定(図2中の「書込?」
3a)する。読み出しアクセスであった場合には、何も
処理は行わず、書き込みアクセスであった場合には、そ
のアクセス時に情報蓄積部2へデータ格納しようとして
いたデータを仮保持(図2中の「データ仮保持」3b)
する。更に、内部アクセス完了1b時のF/Wインタフ
ェース部1が信号102を解放した後、信号102を占
有して且つ信号102を介して読出アクセス開始3cを
行う。情報蓄積部2から上述のデータ格納2aされたデ
ータを読み出す(図2中の「データ読出」2b)。読出
アクセス完了3dで、信号102を解放する。次に、上
述した書き込み時のデータ(図2中の「データ仮保持」
3b)のデータ値とデータ格納2a時のデータを読み出
したデータ読出2bのデータ値との比較照合であるベリ
ファイ開始3eを行う。
【0019】次に、ベリファイ開始3eして「データ仮
保持」3bでのデータ値と「データ読出」2bでのデー
タ値とのデータ一致検証(図2中の「データ一致?」3
F)を実行する。一致している場合には、ベリファイ完
了3gする。不一致の場合には、書き込み動作が不良で
あったとして、OK/NGレジスタ21へNGを格納
(図2中の「データNG格納」21a)の後、ベリファ
イ完了3gとなる。
保持」3bでのデータ値と「データ読出」2bでのデー
タ値とのデータ一致検証(図2中の「データ一致?」3
F)を実行する。一致している場合には、ベリファイ完
了3gする。不一致の場合には、書き込み動作が不良で
あったとして、OK/NGレジスタ21へNGを格納
(図2中の「データNG格納」21a)の後、ベリファ
イ完了3gとなる。
【0020】上流のF/W制御系から計られる1回当り
のF/Wアクセスに要する時間としては、上流F/W制
御系からの指示aとしたところから上流F/W制御系へ
の完了通知bとしたところまでがF/Wアクセス期間と
なる実時間である。読出アクセス開始3cから読出アク
セス完了3dまでの期間がH/W的な読出シーケンス、
ベリファイ開始3eからベリファイ完了3gまでの期間
がH/W的なベリファイシーケンスとなっている。
のF/Wアクセスに要する時間としては、上流F/W制
御系からの指示aとしたところから上流F/W制御系へ
の完了通知bとしたところまでがF/Wアクセス期間と
なる実時間である。読出アクセス開始3cから読出アク
セス完了3dまでの期間がH/W的な読出シーケンス、
ベリファイ開始3eからベリファイ完了3gまでの期間
がH/W的なベリファイシーケンスとなっている。
【0021】ここでのF/Wアクセス期間とは、ソフト
的な処理を含めての時間である。H/W的な読出シーケ
ンスとH/W的なベリファイシーケンスは、ソフト処理
に依存しないH/W的な動作のみであるので、処理は高
速に行われて、従来技術に本発明技術とされるところの
H/W的な読出シーケンスおよびH/W的なベリファイ
シーケンスの処理を加えた本発明の構成は、F/Wアク
セス期間の引き延ばしや遅延のような影響を及ぼすこと
はない。本発明によるF/Wアクセスにおける書込アク
セスの期間は、従来技術におけるF/Wアクセスの書込
アクセスに要する期間と同一となっている。書込チェッ
ク部3の詳細な構成は、上述した図2のF/Wアクセス
1回当りの書き込み動作について説明した処理動作に従
ってディジタル回路を構成させるのみである。これは、
当業者において周知の技術であるので詳細説明を省略す
る。
的な処理を含めての時間である。H/W的な読出シーケ
ンスとH/W的なベリファイシーケンスは、ソフト処理
に依存しないH/W的な動作のみであるので、処理は高
速に行われて、従来技術に本発明技術とされるところの
H/W的な読出シーケンスおよびH/W的なベリファイ
シーケンスの処理を加えた本発明の構成は、F/Wアク
セス期間の引き延ばしや遅延のような影響を及ぼすこと
はない。本発明によるF/Wアクセスにおける書込アク
セスの期間は、従来技術におけるF/Wアクセスの書込
アクセスに要する期間と同一となっている。書込チェッ
ク部3の詳細な構成は、上述した図2のF/Wアクセス
1回当りの書き込み動作について説明した処理動作に従
ってディジタル回路を構成させるのみである。これは、
当業者において周知の技術であるので詳細説明を省略す
る。
【0022】次に、本発明における一連のF/Wアクセ
スの動作処理時間をイメージしたタイミングチャートを
示す図3を参照して、本発明のF/Wアクセス処理装置
のアクセス処理を説明する。図3において、時間軸方向
t3以前の動作は、上述した図6に示す動作と同じであ
る。時刻t3にて書込チェック部3における動作状態お
よびその期間で示す書込ベリファイおよびOK/NG出
力(1)が始まる。この書込ベリファイおよびOK/N
G出力(1)が示す期間では、F/Wインタフェース部
1による信号102を経由しての処理が行われてなく、
信号102が解放されている。そこで、書込チェック部
3から信号102を介して情報蓄積部2への読み出しア
クセスを行うことが可能である。書込チェック部3は、
情報蓄積部2から読み出されたデータと、その直前の時
刻t2からt3での書込アクセス(1)によるデータと
の値を照合して、照合した結果をOK/NGレジスタ2
1へ書き込んで、F/Wアクセスの書き込み1回目の処
理が完了する。
スの動作処理時間をイメージしたタイミングチャートを
示す図3を参照して、本発明のF/Wアクセス処理装置
のアクセス処理を説明する。図3において、時間軸方向
t3以前の動作は、上述した図6に示す動作と同じであ
る。時刻t3にて書込チェック部3における動作状態お
よびその期間で示す書込ベリファイおよびOK/NG出
力(1)が始まる。この書込ベリファイおよびOK/N
G出力(1)が示す期間では、F/Wインタフェース部
1による信号102を経由しての処理が行われてなく、
信号102が解放されている。そこで、書込チェック部
3から信号102を介して情報蓄積部2への読み出しア
クセスを行うことが可能である。書込チェック部3は、
情報蓄積部2から読み出されたデータと、その直前の時
刻t2からt3での書込アクセス(1)によるデータと
の値を照合して、照合した結果をOK/NGレジスタ2
1へ書き込んで、F/Wアクセスの書き込み1回目の処
理が完了する。
【0023】書込ベリファイおよびOK/NG出力が行
われる期間は、F/Wアクセスの書き込み処理毎に存在
する。また、書込ベリファイおよびOK/NG出力の処
理は従来の処理状態における信号102が解放されてい
る状況下にて行われる。このことから、従来技術の処理
タイミングには影響しないので、書込アクセス総期間は
従来技術で説明した図6中の書込アクセス総期間と同じ
である。
われる期間は、F/Wアクセスの書き込み処理毎に存在
する。また、書込ベリファイおよびOK/NG出力の処
理は従来の処理状態における信号102が解放されてい
る状況下にて行われる。このことから、従来技術の処理
タイミングには影響しないので、書込アクセス総期間は
従来技術で説明した図6中の書込アクセス総期間と同じ
である。
【0024】そして、書込アクセス総期間における書き
込み処理が正しく行われた否かの結果情報は、書込ベリ
ファイおよびOK/NG出力(n)の処理が完了した時
点にて、OK/NGレジスタ21に格納されている。書
き込み処理の正当性を確認するためのF/Wアクセス読
み出し処理については、OK/NGレジスタ21に格納
された情報を読み出す処理のみ行うことで完了できる。
即ち、読み出しての確認処理は、時刻t7から始まるF
/Wアクセス読み出し処理において、OK/NGレジス
タ21の情報を読み出す動作のみの1回のアクセスでよ
い。そこで、読出アクセス総区間は、時刻t7からt9
となる。以上のことから、本発明によると書き込みおよ
びベリファイのための読み出しを含めたF/Wアクセス
の総時間は、読み出しアクセスが1回のみとなることか
ら従来技術における総時間の半分にできるという効果が
得られる。
込み処理が正しく行われた否かの結果情報は、書込ベリ
ファイおよびOK/NG出力(n)の処理が完了した時
点にて、OK/NGレジスタ21に格納されている。書
き込み処理の正当性を確認するためのF/Wアクセス読
み出し処理については、OK/NGレジスタ21に格納
された情報を読み出す処理のみ行うことで完了できる。
即ち、読み出しての確認処理は、時刻t7から始まるF
/Wアクセス読み出し処理において、OK/NGレジス
タ21の情報を読み出す動作のみの1回のアクセスでよ
い。そこで、読出アクセス総区間は、時刻t7からt9
となる。以上のことから、本発明によると書き込みおよ
びベリファイのための読み出しを含めたF/Wアクセス
の総時間は、読み出しアクセスが1回のみとなることか
ら従来技術における総時間の半分にできるという効果が
得られる。
【0025】次に、本発明によるF/Wアクセス処理装
置の第2実施形態の機能ブロック図を図4に示す。この
第2実施形態の基本的構成は、図1を参照して上述した
第1実施形態と同様である。しかし、F/Wアクセスの
書き込み確認する対象となる情報蓄積部内のメモリ、レ
ジスタ領域等を考慮し書込チェック部とOK/NGレジ
スタについて更に工夫している。上流のF/Wにおい
て、情報蓄積部内の複数の情報群別にそれぞれへの書き
込みにて正常性の確認が必要であり、即ち書き込み設定
時においてどの情報群が正常であるか又は何れの情報群
への書き込み設定が異常であったかの情報が必要とされ
る場合に、この構成を有する装置が有効である。
置の第2実施形態の機能ブロック図を図4に示す。この
第2実施形態の基本的構成は、図1を参照して上述した
第1実施形態と同様である。しかし、F/Wアクセスの
書き込み確認する対象となる情報蓄積部内のメモリ、レ
ジスタ領域等を考慮し書込チェック部とOK/NGレジ
スタについて更に工夫している。上流のF/Wにおい
て、情報蓄積部内の複数の情報群別にそれぞれへの書き
込みにて正常性の確認が必要であり、即ち書き込み設定
時においてどの情報群が正常であるか又は何れの情報群
への書き込み設定が異常であったかの情報が必要とされ
る場合に、この構成を有する装置が有効である。
【0026】図4において、F/Wアクセスされる情報
蓄積部2中には複数の情報群2A、2B、2Cおよび複
数のOK/NGレジスタ21A、21B、21Cで構成
されている。書込チェック部3は、これらOK/NGレ
ジスタ21A、21B、21Cとそれぞれ信号104
A、104B、104Cで接続されている。
蓄積部2中には複数の情報群2A、2B、2Cおよび複
数のOK/NGレジスタ21A、21B、21Cで構成
されている。書込チェック部3は、これらOK/NGレ
ジスタ21A、21B、21Cとそれぞれ信号104
A、104B、104Cで接続されている。
【0027】本発明のF/Wアクセス処理装置による
と、例えばF/Wインタフェース部1が情報群2Aへ書
き込みを行った場合を説明する。この場合に、書込チェ
ック部3は、情報群2Aへの書き込みであったと判定
し、書き込み時のデータを仮保持する。F/Wインタフ
ェース部1が信号102を解放した後に、情報群2Aか
らデータの読み出しを行う。上述の仮保持したデータと
読み出したデータとを比較照合する。その比較結果が異
常であった場合には、NGを信号104Aを介してOK
/NGレジスタ21Aへ格納する。
と、例えばF/Wインタフェース部1が情報群2Aへ書
き込みを行った場合を説明する。この場合に、書込チェ
ック部3は、情報群2Aへの書き込みであったと判定
し、書き込み時のデータを仮保持する。F/Wインタフ
ェース部1が信号102を解放した後に、情報群2Aか
らデータの読み出しを行う。上述の仮保持したデータと
読み出したデータとを比較照合する。その比較結果が異
常であった場合には、NGを信号104Aを介してOK
/NGレジスタ21Aへ格納する。
【0028】書込チェック部3は、書き込み処理の対象
が何れの情報群へのアクセスであるのかを判定する機能
を有している。情報群2Bの書き込みベリファイ結果
は、OK/NGレジスタ21Bへ、情報群Cの書き込み
ベリファイ結果は、OK/NGレジスタ21Cへとそれ
ぞれ格納されるような装置内部の処理動作になってい
る。書き込み処理の対象群について書込チェック部3が
何れの情報群2A〜2Cへのアクセスであるのかを判定
する機能については、信号102におけるチップセレク
ト、アドレスを利用して容易に実現できるので、詳細な
構成は省略する。そして、F/Wによる書込アクセス総
期間が終わった後に、F/WによるOK/NGレジスタ
21A、21B又は21Cを読出アクセスすることによ
り、情報群2A、2B又は2Cそれぞれへの書き込み設
定の正当性を検証することを可能にしている。
が何れの情報群へのアクセスであるのかを判定する機能
を有している。情報群2Bの書き込みベリファイ結果
は、OK/NGレジスタ21Bへ、情報群Cの書き込み
ベリファイ結果は、OK/NGレジスタ21Cへとそれ
ぞれ格納されるような装置内部の処理動作になってい
る。書き込み処理の対象群について書込チェック部3が
何れの情報群2A〜2Cへのアクセスであるのかを判定
する機能については、信号102におけるチップセレク
ト、アドレスを利用して容易に実現できるので、詳細な
構成は省略する。そして、F/Wによる書込アクセス総
期間が終わった後に、F/WによるOK/NGレジスタ
21A、21B又は21Cを読出アクセスすることによ
り、情報群2A、2B又は2Cそれぞれへの書き込み設
定の正当性を検証することを可能にしている。
【0029】従って、本発明のF/Wアクセス処理装置
によると、情報群2A、2B又は2CへF/Wにて書き
込み設定されたデータを、F/Wにて読み出しを行うこ
となく、書き込み設定の正当性を検証することができ
る。そこで、F/Wアクセスにおける処理時間を短縮す
ることが可能である。
によると、情報群2A、2B又は2CへF/Wにて書き
込み設定されたデータを、F/Wにて読み出しを行うこ
となく、書き込み設定の正当性を検証することができ
る。そこで、F/Wアクセスにおける処理時間を短縮す
ることが可能である。
【0030】以上、本発明によるF/Wアクセス処理装
置の好適実施形態の構成および動作を詳述した。しか
し、斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、
何ら本発明を限定するものではないことに留意された
い。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じ
て種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に
理解できよう。
置の好適実施形態の構成および動作を詳述した。しか
し、斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、
何ら本発明を限定するものではないことに留意された
い。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じ
て種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に
理解できよう。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明の
F/Wアクセス処理装置によると、次の如き実用上の顕
著な効果が得られる。即ち、H/Wで実現する書き込み
ベリファイ機能を設けてベリファイ結果を格納するブロ
ックを付加し、F/W書き込み動作の期間において書き
込みベリファイ処理を行う。その結果を格納しておき、
F/Wによる書き込み設定の正当性を確認する処理時に
は、このベリファイ結果の読み出しを行う方法および装
置である。この技術を用いることにより、例えば伝送装
置へ電源投入してから起動完了してデータが通せるに至
るまでの時間を半分に短縮できる。
F/Wアクセス処理装置によると、次の如き実用上の顕
著な効果が得られる。即ち、H/Wで実現する書き込み
ベリファイ機能を設けてベリファイ結果を格納するブロ
ックを付加し、F/W書き込み動作の期間において書き
込みベリファイ処理を行う。その結果を格納しておき、
F/Wによる書き込み設定の正当性を確認する処理時に
は、このベリファイ結果の読み出しを行う方法および装
置である。この技術を用いることにより、例えば伝送装
置へ電源投入してから起動完了してデータが通せるに至
るまでの時間を半分に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるF/Wアクセス処理装置の第1実
施形態の構成を示す機能ブロック図である。
施形態の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示すF/Wアクセス処理装置の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】図1に示すF/Wアクセス処理装置の処理状態
をイメージしたタイミングチャートである。
をイメージしたタイミングチャートである。
【図4】本発明によるF/Wアクセス処理装置の第2実
施形態の構成を示すブロック図である。
施形態の構成を示すブロック図である。
【図5】従来のタイミング処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】図5における処理状態を示すタイミングチャー
トである。
トである。
1 F/W INF部 2 情報蓄積部 3 書込チェック部 21 OK/NGレジスタ
Claims (6)
- 【請求項1】上流のF/W(ファームウエア)制御系に
接続されたF/Wインタフェース部および各種機能ブロ
ックに接続された情報蓄積部を含み、前記F/Wインタ
フェース部を介して前記F/W制御系により前記情報蓄
積部へ書き込み/読み出し設定するF/Wアクセス処理
装置において、 前記F/Wインタフェース部および前記情報蓄積部間に
書込チェック部を設け、前記書き込み後に該書き込まれ
たデータを読み出し、前記書き込みおよび読み出しデー
タを比較照合して確認することを特徴とするF/Wアク
セス処理装置。 - 【請求項2】前記F/Wインタフェース部、前記情報蓄
積部および前記書込チェック部は、相互にアドレス、デ
ータおよび制御信号を含む信号でマルチ接続され、前記
書込チェック部は前記信号を常時監視することを特徴と
する請求項1に記載のF/Wアクセス処理装置。 - 【請求項3】前記書込チェック部により確認された比較
照合の結果が正常又は異常かの情報を格納するOK/N
Gレジスタを備えることを特徴とする請求項1又は2に
記載のF/Wアクセス処理装置。 - 【請求項4】前記OK/NGレジスタは、前記情報蓄積
部に内蔵されることを特徴とする請求項1、2又は3に
記載のF/Wアクセス処理装置。 - 【請求項5】前記情報蓄積部は、複数の情報群を有し、
前記書込チェック部による比較参照結果の正常又は異常
を格納する前記情報群に対応する複数のOK/NGレジ
スタを備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか
に記載のF/Wアクセス処理装置。 - 【請求項6】前記書込チェック部は、前記書き込みデー
タおよび読み出しデータをH/W(ハードウエア)的に
比較参照することを特徴とする請求項1乃至5に記載の
F/Wアクセス処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000246238A JP2002063078A (ja) | 2000-08-15 | 2000-08-15 | F/wアクセス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000246238A JP2002063078A (ja) | 2000-08-15 | 2000-08-15 | F/wアクセス処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002063078A true JP2002063078A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18736595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000246238A Pending JP2002063078A (ja) | 2000-08-15 | 2000-08-15 | F/wアクセス処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002063078A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008217214A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Nec Corp | コンピュータシステム、ホストコンピュータ |
JP2010033168A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Makita Corp | 充電システム、バッテリ、充電装置、及びプログラム |
JP2021039587A (ja) * | 2019-09-04 | 2021-03-11 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 監視システム設定装置及び監視システム設定方法 |
-
2000
- 2000-08-15 JP JP2000246238A patent/JP2002063078A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008217214A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Nec Corp | コンピュータシステム、ホストコンピュータ |
JP2010033168A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Makita Corp | 充電システム、バッテリ、充電装置、及びプログラム |
JP2021039587A (ja) * | 2019-09-04 | 2021-03-11 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 監視システム設定装置及び監視システム設定方法 |
WO2021044727A1 (ja) * | 2019-09-04 | 2021-03-11 | 三菱電機株式会社 | 監視システム設定装置及び監視システム設定方法 |
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