JP2004103042A - 発色器及び発色機能付き装置 - Google Patents

発色器及び発色機能付き装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 色選択機能を有するペン型ポインティングデバイスなどの装置に適用可能な発色器を提供する。
【解決手段】 発色体としての赤LED411、緑LED412、青LED413の3種類のLEDと、信号線11を通じて伝達される色情報中の赤情報、緑情報、青情報に応じて、赤LED411、緑LED412、青LED413の光の度合いを制御する発色制御回路414と、入力ペンの発色面に取り付けられる半透明体415と、各LED411、412、413の出射光を半透明体415に導く光学系416とから構成される。半透明体415の裏面は、LED411〜413の消灯時、半透明体415の色を利用者に黒色と認識させるために、黒色に加工されている。
【選択図】   図16
 

Description

 本発明は、選択された色で装置の一部が発色する発色機能付き装置及び該装置に使用する発色器に関する。
 図形の座標位置をコンピュータに直接入力する装置に、タッチパネルやタブレットといった座標位置検出装置があり、利用者が把持して操作する入力ペンと組み合わせて利用される。特にタブレットは、位置検出精度が高く、然も入力ペンを指先で操作できるため図形の作成など細かな操作に適している。また、タブレットとカラーLCD等の平面型カラー表示パネルを組み合わせ、直接描画している感覚でカラー図形などを入力できるペン入力機能付きカラー表示装置も提案されている(例えば特許文献1参照)。
 入力ペンでカラー図形などを描画する場合、どの色を使うかを事前に選択する必要がある。この選択方式には、特許文献1の従来技術の項に記載されるように、タブレット側に各色に対応する色選択スイッチを配置し、使う色に対応する色選択スイッチを入力ペンで操作する方式がある。しかし、この方式では、色選択スイッチを配置するスペース分だけタブレット上の描画スペースが小さくなってしまう。また、市販されている絵描きプログラムのように色選択時に限って選択用パレットを開くというものでは、初心者にとって色選択操作が分かり難くなってしまう。
 そこで、特許文献1では、そのような問題点を解消するために色選択機能を持った入力ペンを提案している。具体的には、入力ペン側に各色に対応する色選択スイッチを配置し、利用者が何れかの色選択スイッチを操作すると、そのスイッチに対応する色データを入力ペンから信号線を通じてタブレット側に通知するようにしている。
 他方、入力ペン側で機能選択が行える他の技術として、特許文献2に記載のペン型ポインティング装置がある。この装置では、ペン側に、回転式の切替えスイッチと、表示部と、選択スイッチとが装着されており、予め用意された複数の機能の何れかを切替えスイッチを回転させることで選択でき、また現に選択されている機能名を表示部にリアルタイムに表示できる。そして、選択スイッチを操作すれば、選択した機能が実行できると述べられている。特許文献2には、色選択機能について言及されていないが、色選択へ適用することが考えられる。この場合、予め用意された複数の色の何れかを切替えスイッチを回転させることで選択し、その選択した色の名称を表示部に表示し、選択スイッチの操作時に、選択した色を有効とする構成になる。
特開平4−177518号公報 実開平5−40933号公報
 前述したように色選択機能を持った入力ペンは従来より提案されているが、現在選択している色がどのような色であったかを直感的に把握するのは容易でない。例えば特許文献1では、利用者は直前にどの色を選択したかを覚えておく必要があるため、何らかの用事で席を立って作業を中断した後に作業を再開する際、直前に選択した色を忘れてしまった場合、描画して見なければ確認できない。また、特許文献2に記載された技術を色選択機能に応用した場合、表示部に表示される色の名称でどの色が選択されているかは分かるが、黒、赤、青、緑といったポピュラーな色以外の特殊な色の場合、その色の名称から実際の色を思い浮かべるのは難しい。このような場合、選択した色でペンの一部を発色することができれば、実際にどのような色を選択しているか直感的に認識することができると考えられる。
 本発明はこのような事情に鑑みて提案されたものであり、その目的は、色選択機能を有するペン型ポインティングデバイスなどの装置に適用可能な発色器を提供することにある。
 本発明の第1の発色器は、指定された色の光を出射する発色体と、前記発色体の出射光が側面から入射して伝播し且つ裏面が黒色の半透明体とを備えることを特徴とする。
 本発明の第2の発色器は、第1の発色器において、前記発色体の出射光を前記半透明体の側面に導く光学系を備えることを特徴とする。
 本発明の第3の発色器は、第1の発色器において、前記発色体はそれぞれ異なる単色の光を出射する複数の発光素子を含むことを特徴とする。
 本発明の第4の発色器は、第3の発色器において、一端が前記半透明体の側面に接続された1本または複数本の光ファイバと、前記複数の発光素子の出射光を前記光ファイバの他端に入射する光学レンズとを含む光学系を備えることを特徴とする。
 本発明の第5の発色器は、第3の発色器において、外部から与えられる色情報に基づいて、前記複数の発光素子の光の度合いを制御する発色制御回路を備えることを特徴とする。
 本発明の発色機能付き装置は、第1乃至第5の発色器を備え、前記半透明体の表面の少なくとも一部が装置外面に露出していることを特徴とする。
 本発明の発色器及び発色機能付き装置によれば、発色体を発色させることにより半透明体を発色体と同じ色で発色することができ、発色体を消灯させれば、利用者の目には半透明体の裏面の黒色が認知されるため、半透明体を黒色の表示として認識させることができる。
 次に本発明の実施の形態の例について図面を参照して詳細に説明する。
 図1を参照すると、本発明の発色機能付き装置の一実施の形態にかかるペン型ポインティングデバイス(以下、入力ペンとも称す)1は、色選択スイッチ2、色選択器3、発色器4、通信器5、電源6および電源スイッチ7を主要な構成要素として有しており、ペン入力形式の情報端末装置8と組み合わせて使用される。
 電源6は、一次電池または二次電池で構成される。電源スイッチ7は、利用者が手動でオン、オフできるスイッチである。電源スイッチ7をオンにすると、電源6から電源線9を通じて、色選択器3、発色器4および通信器5に動作電力が供給され、各部が動作可能な状態となる。
 色選択スイッチ2は、情報端末装置8に対してペン入力するイメージの表示色を事前に選択するための手動スイッチであり、少なくとも1つのスイッチから構成される。色選択スイッチ2の出力は信号線10により色選択器3に導かれる。
 色選択器3は、予め複数設定された色の中から、利用者による色選択スイッチ2の操作に応じた色を選択する回路であり、発色器4とは信号線11により、通信器5とは信号線12により、それぞれ接続されている。色選択器3は、或る色を選択した場合、選択した色を情報端末装置8に通知すべきことを信号線12を通じて通信器5へ指示し、また、その色で発色すべきことを発色器4へ信号線11を通じて指示する。
 発色器4は、色選択器3から指示された色で入力ペンの一部を光らせる部分である。入力ペンのどの部分を発色させるかは任意であり、利用者が認知できる箇所であれば良い。
 通信器5は、色選択器3から指示された色を情報端末装置8に通知する回路である。通信器5と情報端末装置8とはケーブル等で有線接続されていても良く、ワイヤレス接続されていても良い。ワイヤレス接続の場合、通信器5は色データを無線信号や赤外線信号に変換し、情報端末装置8に送信する。有線接続の場合、通信器5はケーブル等を介して色データを情報端末装置8に送信する。有線接続の場合、信号伝送用のケーブルとは別に電力供給用のケーブルを入力ペン1と情報端末装置8との間に引き、電源6の代わりに、電力供給用ケーブルを通じて情報端末装置8から供給される電力を電源線9を通じて各部に供給する構成とすることもできる。この場合、電源スイッチ7は省略して良い。
 このように構成された本実施の形態にかかる入力ペン1を使えば、ペン側で色選択が行え、然も選択した色でペンの一部が光るため、利用者は実際にどのような色であるかを直感的に認識することができる。
 次に、情報端末装置8について説明する。情報端末装置8は、入力ペン1で指示された座標位置を検出する座標位置検出装置、カラー表示装置、および検出された座標位置にカラーイメージを表示する描画プログラムを実行する処理装置を有する。その構成の一例を図2に示す。
 図2を参照すると、情報端末装置8の一例は、端末装置全体の制御を司るCPU801を備え、そのバス802にROM803、RAM804、LCDコントローラ805、タブレットコントローラ806、キーボードコントローラ807および通信部808が接続されている。ROM803はCPU801で実行すべき描画プログラム等の各種のプログラムを記憶する。RAM804はワークエリアとして利用される。キーボードコントローラ807は、各種のキーを有するキーボード811からのキー操作を検出してCPU801に出力する回路である。LCDコントローラ805は、カラーLCD809を制御し、CPU801から指定された表示位置に指定された色のイメージを表示する。タブレットコントローラ806は、タブレット810を制御し、タブレット810で検出された入力ペン1の接触位置に対応する座標データをCPU801に出力する。
 通信部808は、入力ペン1の通信器5から通知された色データを受信し、RAM804内の色データ格納域に格納する動作を行う。通信部808は、通信器5と有線で接続されている場合、ケーブル等を介して色データを通信部5から受信し、RAM804の色データ格納域に上書きする。また、ワイヤレス接続の場合、通信器5から受信した無線信号や赤外線信号を復号して得た色データをRAM804の色データ格納域に上書きする。
 この情報端末装置8は、入力ペン1との関係において、概略以下のように動作する。入力ペン1のペン先がタブレット810に接触しその表面を移動すると、タブレット810は各接触位置に対応する座標データを順次に出力し、この座標データはタブレットコントローラ806を通じてCPU801に入力される。CPU801上で実行される描画プログラムは、各座標データからイメージの表示位置を認識し、またRAM804の色データ格納域に保持されている色データから現在の描画色を認識し、認識した表示位置に認識した色のイメージを表示すべくLCDコントローラ805に表示位置データおよび色データを順次に指定する。LCDコントローラ805は、これらの指定に従ってカラーLCD809をコントロールし、LCDの表示面における指定された位置に指定された色のイメージを表示する。
 タブレット810は、カラーLCD809の表示面を覆うようにカラーLCD809と一体化されたものであっても良く、カラーLCD809とは分離して机上に独立して載置されるものであっても良い。また、座標位置検出装置として、本例ではタブレット810を使ったがタッチパネル等の他の種類のものであっても良い。同様に、カラー表示装置としてカラーLCDを使ったが、他の種類のものであっても良い。
 次に本発明の発色機能付き装置の実施例にかかるペン型ポインティングデバイスについて図面を参照して詳細に説明する前に、本発明の前提となるペン型ポインティングデバイスの例を幾つか図面を参照して説明する。
 図3を参照すると、第1の前提例にかかる入力ペン101は、ペン状の筐体102の頭部に発色面103を有し、筐体102の上部付近に1つの色選択スイッチレバー104を有し、その下側に電源スイッチ7を有する。また、情報端末装置8と無線による送信を行うための送信アンテナ105が筐体102の頭部の周面に設けられている。更に筐体102は、例えばネジ込み方式で互いに分離自在な上部筐体102−1と下部筐体102−2とで構成される。
 ペン状の筐体102には、図4に示されるように、表示面が発色面103となるカラーLCD401と、そのバックライト402と、カラーLCD401と信号線404で接続されたLCDコントローラ403とが内蔵されている。これらは、発色器4を構成する。カラーLCD401は、例えば、白黒表示のLCDの内面に赤、緑、青の微細なフィルタを付けて各ドットをカラー化したものであり、LCDコントローラ403は3原色のカラードットを独立に制御する。但し、本前提例では、カラーLCD401の全表示ドットを同じ色に発色させるため、カラーLCD401に対する表示位置の指定は不要であり、どの色を発色させるかだけを指定すれば良い。色の指定は、本前提例の場合、それぞれが0か1の値をとる赤情報と緑情報と青情報との組み合わせである色情報で行う。赤情報をR、緑情報をG、青情報Bとすると、例えば赤を指定する色情報(RGB)は(100)、黒を指定する色情報(RGB)は(000)、白を指定する色情報(RGB)は(111)で表現される。
 また、色選択スイッチレバー104は、軸104aを中心に回動自在に軸支されると共にバネ104bによって付勢される自動復帰式のレバーとされ、このレバーによってオン、オフされるマイクロスイッチ104cが設けられている。これらは、色選択スイッチ2を構成する。
 更に、マイクロスイッチ104cと信号線10により、LCDコントローラ403と信号線11により接続された色選択器301と、色選択器301に信号線12により接続され、送信アンテナ105に信号線502で接続された無線通信器501と、電源スイッチ7および電源線9を通じて各部に電力を供給する電源6とが、筐体102に収納されている。電源6は、上部筐体102−1と下部筐体102−2とを分離することで取り出せ、新しいものと交換ないし充電できる。なお、送信アンテナ105、信号線502および無線通信器501で通信器5が構成される。
 図5を参照すると、色選択器301は、信号線10を通じてマイクロスイッチ104cに接続されたカウンタ302と、カウンタ302のカウント値を入力し、そのカウント値に応じた色情報を信号線11を通じてLCDコントローラ403に送出すると共に信号線12を通じて無線通信器501に送出する色情報テーブル303とから構成される。カウンタ302は、電源投入時にカウント値1に初期化され、その後、マイクロスイッチ104cが1回オン状態になる毎に、2、3、…と順に1ずつ歩進し、カウント値5の状態でマイクロスイッチ104cがオンされると、再びカウント値1に戻る巡回式カウンタとなっている。
 図6を参照すると、色情報テーブル303は、1から5までの各カウント値毎に色情報を保持している。なお、図6には各色情報に対応する設定色を付記してある。図6の場合、設定色は、カウント値1のとき黒、2のとき赤、3のとき緑、4のとき青、5のとき白になっており、各色情報は、赤情報、緑情報、青情報の組み合わせで指定されている。
 無線通信器501は、増幅器、変調器などで構成されており、色選択器301から信号線12を通じて伝達された色情報を無線信号に変換し、送信アンテナ105より情報端末装置8に送信する。情報端末装置8側の通信部808は、この色情報を受信すると、前述したようにRAM804の色データ格納域に上書きする。描画プログラムは、色データ格納域に保持されている色情報から現在の設定色を認識する。
 次に、本前提例の入力ペン101の動作を説明する。利用者が電源スイッチ7をオンすると、色選択器301のカウンタ302がカウント値1に初期化され、色情報テーブル303からLCDコントローラ403および無線通信器501に色情報(RGB)=(000)が通知される。LCDコントローラ403はこの色情報に従ってカラーLCD401を制御し、その表示面、つまり入力ペン1の頭部にある発色面103の色を黒にする。一方、無線通信器501は色情報(RGB)=(000)を無線信号により情報端末装置8に送信するため、情報端末装置8側における設定色も黒となる。
 その後、利用者が色選択スイッチレバー104を1度押し込むことでマイクロスイッチ104cをオンすると、色選択器301のカウンタ302がカウントアップしてカウント値2となり、色情報テーブル303からLCDコントローラ403および無線通信器501に色情報(RGB)=(100)が通知される。LCDコントローラ403はこの色情報に従ってカラーLCD401を制御することで、入力ペン1の頭部にある発色面103を赤に発色させる。また、無線通信器501は色情報(RGB)=(100)を無線信号により情報端末装置8に送信し、情報端末装置8側における設定色も赤となる。同様にして利用者が色選択スイッチレバー104を操作する毎に、発色面103の色が、緑、青、白、黒、赤、…と変化していき、それに応じて情報端末装置8側の設定色も変化する。
 以上の説明では、黒、赤、緑、青、白の5種類の色を設定したが、それぞれ1、0で表現される赤情報、緑情報、青情報による色情報は合計8通りあるので、最大8種類の色を設定することが可能である。また、赤、緑、青それぞれの光る度合いを細かく調整できるカラーLCDを使用すれば、8種類より多い色を設定することが可能である。例えば光る度合いが16段階で調整可能な場合、色情報(RGB)は(000)から(161616)まで最大16×16×16種類の色を設定できる。図7に、その内、黒、赤、淡い赤、紫、青、シアン、黄、黄緑、緑、白の10種類を設定する場合の色情報テーブル303の例を示す。ここで、赤情報、緑情報、青情報に対応する数値は、値が大きいほど光る度合いが大きいことを示す。例えば、値15は光る度合いが一番大きく、値7はその約半分の度合いで光り、値0は全く光らないことを示す。
 前述した前提例では、色選択スイッチレバー104を操作する毎に選択色を巡回的に変化させる構成のため、直前の色を選択するには一巡する必要がある。このため、選択可能な色数が増加すると所望の色を選択するのに手間取る。以下では、選択可能な色数が増加した場合であっても所望の色を迅速に選択できるようにした前提例を2つ説明する。
 図8を参照すると、第2の前提例にかかる入力ペン110は、ペン状の筐体102の上部付近に色選択スイッチレバー104と色選択スイッチレバー111の2つの色選択スイッチレバーが設けられている点で第1の前提例と相違する。新たに設けた色選択スイッチレバー111は、図9に示されるように、色選択スイッチレバー104と同様に、軸111aを中心に回動自在に軸支されると共にバネ111bによって付勢される自動復帰式のレバーとされる。また、このレバーによってオン、オフされるマイクロスイッチ111cが設けられる。このマイクロスイッチ111cの出力は信号線10aを通じて色選択器310に入力される。色選択器310は、図10に示されるように、カウンタ311として可逆カウンタが使用され、マイクロスイッチ104cがオンする毎に1だけカウントアップし、マイクロスイッチ111cがオンする毎に1だけカウントダウンする。その他の構成は第1の前提例と同様である。
 本前提例によれば、一方の色選択スイッチレバー104を操作する毎に、例えば図7の色情報テーブル303を使用した構成にあっては、黒→赤→淡い赤→紫→青→シアン→黄→黄緑→緑→白→黒と変化し、他方の色選択スイッチレバー111を操作する毎に、前記とは逆方向に、黒→白→緑→黄緑→黄→シアン→青→紫→淡い赤→赤→黒と変化する。これにより、選択可能な色数が増加した場合であっても所望の色を迅速に選択できる。
 図11を参照すると、第3の前提例にかかる入力ペン120は、ペン状の筐体102の上部付近にツマミ121aを有するスライドスイッチ121が設けられている点で第1の前提例と相違する。スライドスイッチ121のツマミ121aは、図12に示されるように、筐体102内に設けられた可変抵抗器122のしゅう動接点122aに連結されており、可変抵抗器122には電源線9を通じて電源6の電圧が印加され、しゅう動接点122aの位置に応じた電圧が信号線10を通じて色選択器320に供給される。色選択器320は、図13に示されるように、図5のカウンタ302の代わりに、信号線10を通じて印加されるアナログ電圧をデジタル値に変換するA/D変換器321を有する。このA/D変換器321の出力値がカウント値として色情報テーブル303に出力される。その他の構成は第1の前提例と同様である。
 本前提例によれば、スライドスイッチ121のツマミ121aを一方向にスライドさせれば、例えば図7の色情報テーブル303を使用した構成にあっては、黒→赤→淡い赤→紫→青→シアン→黄→黄緑→緑→白→黒と変化し、他方向にスライドさせれば、前記とは逆方向に、黒→白→緑→黄緑→黄→シアン→青→紫→淡い赤→赤→黒と変化する。これにより、選択可能な色数が増加した場合であっても所望の色を迅速に選択できる。
 本前提例では、スライドスイッチ121を使ったが、回転スイッチを使うことも可能である。この場合、可変抵抗器122のしゅう動接点122aは回転スイッチの回転に連動するよう構成される。
 以上の各前提例では、入力ペンの頭部に発色面103を設けたが、入力ペンの他の箇所を発色させることもできる。例えば、図14に示すように、ペン状の筐体102のペン先部分を多面体に加工し、各面にカラーLCD131を張り付けることで、ペン先部分を発色面とすることができる。また、図15に示すように、色選択スイッチレバー104の片面あるいは両面にカラーLCD132を張り付けることで、色選択スイッチレバー104を発色面とすることができる。
 次に本発明の発色機能付き装置の実施例にかかるペン型ポインティングデバイスについて、図16を参照して説明する。
 図16を参照すると、本発明の実施例にかかるペン型ポインティングデバイスで使用する発色器410は、発色体としての赤LED411、緑LED412、青LED413の3種類のLEDと、信号線11を通じて色選択器3から伝達される色情報中の赤情報、緑情報、青情報に応じて、赤LED411、緑LED412、青LED413の光の度合いを制御する発色制御回路414と、入力ペンの発色面に取り付けられる半透明体415と、各LED411、412、413の出射光を半透明体415に導く光学系416とから構成される。光学系416は、一端が半透明体415に接続された1本または複数本の光ファイバ417と、各LED411、412、413の出射光を光ファイバ417の他端に入射する光学レンズ418とで構成される。
 発色制御回路414は、例えば前述した図6の色情報テーブル303を用いる前提例では、色情報が1のとき該当するLEDを点灯させ、色情報が0のとき該当するLEDを消灯させる。例えば、色情報(RGB)が(100)である赤の場合、赤LED411のみを点灯させる。そうすると、赤LED411から出射した赤色の光だけが光学系416を通じて半透明体415に伝搬し、半透明体415が赤く光る。また、色情報(RGB)が(111)である白の場合、全てのLEDを点灯させる。そうすると、赤、緑、青の光が光学系416および半透明体415内部で加色混合され、半透明体415が白く光る。勿論、前述した図7の色情報テーブル303を用いる前提例に対しても適用可能であり、その場合は色情報の数値に応じて該当するLEDの光の度合いを制御する。例えば、色情報(RGB)が(15、8、8)である淡い赤の場合、赤LED411の光の度合いを最大にし、緑LED412および青LED413はその約半分程度の度合いで光らせる。
 また、赤、緑、青の全てのLEDを消灯させると、半透明体415は何色でも光らないため、利用者の目には半透明体415の裏にある物体の色が半透明体415の色として認知される。従って、半透明体415の裏に黒色のフィルム等を張っておけば、黒色の表示が可能である。その場合の半透明体415の構成例を図17に示す。図17(a)は、入力ペンの頭部やスイッチ部を発色面とする場合に好適な構成を示す外観斜視図であり、平板状の半透明体415の裏面に黒フィルム419を貼付してある。また、図17(b)は、半透明体415の外形をペン先の形状に加工し、内部を空洞にして黒フィルム419を貼付した状態を示す断面図である。なお、半透明体415の裏面を黒色とするには黒フィルムを貼付する以外に、裏面を黒色でペイントするなど、任意の方法が利用できる。
本発明の発色機能付き装置の一実施の形態にかかるペン型ポインティングデバイスのブロック図である。 本発明の発色機能付き装置の実施の形態にかかるペン型ポインティングデバイスと組み合わせて使用される情報端末装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の前提例にかかるペン型ポインティングデバイスの外観斜視図である。 本発明の第1の前提例にかかるペン型ポインティングデバイスのブロック図である。 本発明の第1の前提例にかかるペン型ポインティングデバイスで使用する色選択器の構成例を示すブロック図である。 色情報テーブルの構成例を示す図である。 色情報テーブルの別の構成例を示す図である。 本発明の第2の前提例にかかるペン型ポインティングデバイスの外観斜視図である。 本発明の第2の前提例にかかるペン型ポインティングデバイスのブロック図である。 本発明の第2の前提例にかかるペン型ポインティングデバイスで使用する色選択器の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の前提例にかかるペン型ポインティングデバイスの外観斜視図である。 本発明の第3の前提例にかかるペン型ポインティングデバイスのブロック図である。 本発明の第3の前提例にかかるペン型ポインティングデバイスで使用する色選択器の構成例を示すブロック図である。 ペン先を発色させる前提例にかかるペン型ポインティングデバイスの要部外観斜視図である。 スイッチを発色させる前提例にかかるペン型ポインティングデバイスの要部外観斜視図である。 本発明の実施例にかかるペン型ポインティングデバイスにおける発色器の構成例を示すブロック図である。 半透明体の具体的な構造例を示す図である。
符号の説明
1…ペン型ポインティングデバイス(入力ペン)
2…色選択スイッチ
3…色選択器
4…発色器
5…通信器
6…電源
7…電源スイッチ
8…情報端末装置
9…電源線
10、11、12…信号線

Claims (6)

  1.  指定された色の光を出射する発色体と、前記発色体の出射光が側面から入射して伝播し且つ裏面が黒色の半透明体とを備えることを特徴とする発色器。
  2.  前記発色体の出射光を前記半透明体の側面に導く光学系を備えることを特徴とする請求項1記載の発色器。
  3.  前記発色体はそれぞれ異なる単色の光を出射する複数の発光素子を含むことを特徴とする請求項1記載の発色器。
  4.  一端が前記半透明体の側面に接続された1本または複数本の光ファイバと、前記複数の発光素子の出射光を前記光ファイバの他端に入射する光学レンズとを含む光学系を備えることを特徴とする請求項3記載の発色器。
  5.  外部から与えられる色情報に基づいて、前記複数の発光素子の光の度合いを制御する発色制御回路を備えることを特徴とする請求項3記載の発色器。
  6.  請求項1乃至5の何れか1項に記載された発色器を備え、前記半透明体の表面の少なくとも一部が装置外面に露出している発色機能付き装置。
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