JP2004102533A - サーバ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メールサーバ部11は、受け取った電子メールがHTTPコンテンツの生成を指示するものである場合には、当該電子メールを変換部13に渡す。変換部13では、その電子メール中の指示に従ってHTTPコンテンツを生成し、URLを付加してHTTPサーバ部12へ格納する。また、通知部14は、同じく電子メール中に指示されている通知先に対してURLを通知する電子メールを作成し、メールサーバ部11を通じて通知先にURLを通知する。通知先のクライアントは、通知されたURLを用いてアクセスすることによって、HTTPサーバ部12からHTTPコンテンツが提供される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツを格納しておき、ネットワーク上のクライアントからのHTTP(Hypertext Transfer Protocol)による要求に応じてコンテンツを提供するHTTPサーバ機能を有するサーバ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のネットワーク技術の発達とともに、LANやインターネット上のHTTPサーバにコンテンツを格納しておき、クライアントからURL(Uniform Resource Locators)を用いてHTTPによりHTTPサーバにアクセスし、コンテンツを参照あるいは取得するといったことが一般的に行われている。公開するコンテンツは、クライアントにおいてすべて作成し、HTTPサーバへアップロードしている。
【0003】
また、HTTPを利用したシステムとして、例えば回覧システムやワークフローシステムなどが開発されている。例えば回覧システムでは、回覧する内容をコンテンツとしてサーバに登録しておく。そして、回覧者に対して順に電子メールを送付し、電子メールを受け取った回覧者がHTTPによりサーバにアクセスし、コンテンツを参照する。このようなシステムでは、HTTPを用いた回覧内容のブラウジングとともに、電子メールを利用して回覧の通知を行っている。
【0004】
しかし、このようなシステムでも、回覧内容などのコンテンツの生成や回覧先の設定などは、サーバにアクセス可能なクライアントにおいて予め作成しておいたり、あるいはサーバにおいて直接設定する必要があった。そのため、例えばこのシステムが動作しているLANのドメイン外から、コンテンツを登録したり、回覧者の設定を行うことができないという問題があった。
【0005】
別のHTTPを利用したシステムとして、メールサーバが管理するドメイン内のクライアントに宛てた電子メールを受信すると、その電子メールをHTTPコンテンツに変換し、宛先には当該HTTPコンテンツのURLを通知し、宛先のクライアントはHTTPを用いて電子メールの内容を取得するシステムが考えられている。また、特許文献1に記載されているように、ファクシミリサーバが原稿を記憶してURLを通知し、通知先のクライアントは同様にHTTPを用いて原稿の内容を取得するシステムもある。
【0006】
このようなシステムは、電子メールを受け取る側のクライアントにおいて、電子メールを扱うSMTP/POPを利用する代わりにHTTPを用いて電子メールの内容を受け取るためのものであり、送信側のクライアントにおいては何ら通常と変わりない電子メールの送信を行う。逆に、送信側のクライアントにおいては、変換されるHTTPコンテンツに対して、何ら関与することができないという問題があった。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−165590号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、電子メールによって、送信側からの指示によって、HTTPで参照可能なコンテンツを作成することができるサーバ装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、サーバ装置において、電子メールの送受信を行うメールサーバ手段と、受信した電子メールの指示に従い前記受信した電子メールの内容に基づいてHTTPコンテンツを生成しURLを付与する変換手段と、前記HTTPコンテンツを格納し要求に応じて提供するHTTPサーバ手段と、前記URLを通知する電子メールを生成しメールサーバ手段に渡す通知手段を有することを特徴とするものである。このように本発明のサーバ装置では、受信した電子メールの指示に従ってHTTPコンテンツを生成するので、例えばサーバ装置がHTTPによりサービスを提供するドメイン外からでも、送信側の指示でHTTPコンテンツを作成することが可能となる。
【0010】
このような電子メールの内容に基づいたHTTPコンテンツ生成の指示は、電子メール中に記述しておくことができる。また、クライアントから直接、サーバ装置が電子メールを受け取る場合には、その指示を電子メール受信時の通信手順中に受け取ることもできる。
【0011】
また変換手段は、例えば受信した電子メールの本文や添付ファイルからHTTPコンテンツを作成することができる。この時、受信した電子メールにより指示された形式に従って前記HTTPコンテンツを生成することができる。これによって、外部からHTTPコンテンツを生成する際の形式を指定することができ、送信側で意図したHTTPコンテンツをサーバ装置に生成させることができるようになる。さらに、受信した電子メールによって指示された処理を実行するように構成することも可能である。
【0012】
さらに、生成したHTTPコンテンツを参照するためのURLは、通知手段が通知のために生成した電子メールメッセージ中に含めておいたり、あるいは、メールサーバ手段が通知手段で生成した電子メールを配信する際の通信手順中に含めることができる。通知先のクライアントでは、通知されたURLを用いてサーバ装置にアクセスすることによって、送信側の指示で作成されたHTTPコンテンツを参照することができる。
【0013】
なお、通知されたURLを用いてサーバ装置にアクセスした際に、認証を行うように構成したり、通知したURLを用いてサーバ装置にアクセスされた時には、アクセスされたHTTPコンテンツの作成を指示した電子メールの送信者あるいは所定の宛先に対して通知するように構成することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のサーバ装置の実施の一形態を示すブロック図である。図中、1はサーバ装置、2はネットワーク、11はメールサーバ部、12はHTTPサーバ部、13は変換部、14は通知部である。サーバ装置1は、メールサーバとしての機能と、HTTPサーバとしての機能を有しており、ネットワーク2を介して接続されているクライアントからの要求に応じて、それぞれのサービスを提供する。なお、この例ではメールサーバとしての機能とHTTPサーバとしての機能の両方が同じネットワーク2を介して提供されるように図示しているが、これに限らず、それぞれのサービスが別のネットワークを介して提供されていてもよい。また、ネットワーク2はLANやインターネットなど、電子メールの送受信を行う為のSMTP/POP及びHTTPにより通信可能なネットワークであればよい。
【0015】
サーバ装置1は、メールサーバ部11、HTTPサーバ部12、変換部13、通知部14等を含んで構成されている。メールサーバ部11は、ネットワーク2を通じて電子メールの送受信を行う。電子メールを受信した時には、その電子メールがHTTPコンテンツを生成することを指示したものであるか否かを判断する。例えば電子メールを受信する際のSMTPによる通信手順中で指示される場合には、その指示を受け取って、受信した電子メールがHTTPコンテンツ生成を指示するものであるとして変換部13に渡す。また、例えば受信した電子メールを解析し、電子メール中にHTTPコンテンツ生成の指示が行われているか否かを解析してもよい。例えば件名欄などのヘッダー情報や、本文を解析するように構成すればよい。電子メール中にHTTPコンテンツ生成の指示が行われている場合には、その電子メールを変換部13に渡す。あるいは、例えば特定の電子メールアドレスに送られてきた電子メールは、すべてHTTPコンテンツ生成の指示が行われているものとして扱ってもよい。HTTPコンテンツの生成が指示されていない電子メールについては、通常の電子メールとして、SMTPあるいはPOPにより宛先へ配信することになる。もちろん、他のドメイン宛の電子メールであれば、他のメールサーバへ転送することになる。
【0016】
さらにメールサーバ部11は、後述する通知部14からHTTPコンテンツを参照するためのURLを通知する電子メールを受け取り、他の電子メールとともに宛先へ配信する処理を行う。このとき、通知部14においてURLを電子メール中に含めている場合にはそのまま配信する。また、例えばメールサーバ部11から直接クライアントへ配信する場合には、電子メールとともに別にURLを受け取り、当該電子メールを転送するSMTPあるいはPOPによる通信手順中でURLを送信するように構成してもよい。
【0017】
HTTPサーバ部12は、種々のHTTPコンテンツを格納しており、ネットワーク2を通じてそれぞれに付与されているURLによってアクセスを受け付ける。そして、アクセスされたURLに対応するHTTPコンテンツを要求元に提供する。特に、後述する変換部13において生成したHTTPコンテンツを格納し、対応するURLを用いたHTTPによる参照を可能とする。なお、HTTPコンテンツを参照する際には、認証を行うように構成してもよい。なお、認証を行うための情報は、URLとともに通知しておけばよい。さらに、変換部13によって生成されたHTTPコンテンツに対してアクセスを受けた場合に、その旨を当該HTTPコンテンツの作成を指示した電子メールの送信者あるいは所定の宛先に対して通知する電子メールを通知部14に作成させるように構成してもよい。
【0018】
変換部13は、メールサーバ部11でHTTPコンテンツを生成することが指示された電子メールを受け取った時、その電子メールの指示に従ってHTTPコンテンツを生成し、対応するURLを付与してHTTPサーバ部12に渡して格納する。HTTPコンテンツは、例えば電子メールの本文や添付ファイルに基づいて生成することができる。また、HTTPコンテンツの生成は、電子メール中の指示に従って行う。例えば電子メール中にコンテンツの形式や予め登録されているテンプレートを選択する指示が含まれていれば、その指示に従った形式あるいはテンプレートに従って、HTTPコンテンツを生成する。
【0019】
通知部14は、変換部13で生成したHTTPコンテンツを参照するクライアントに対して、当該HTTPコンテンツに付与されたURLを通知するための電子メールを生成し、メールサーバ部11に渡す。URLは、電子メールのメッセージ中に含めておいてもよいし、電子メールのメッセージとは別にメールサーバ部11に渡し、通信手順中で送るようにしてもよい。電子メールの宛先は、HTTPコンテンツを生成する指示を行った電子メール中に指示されている宛先としたり、あるいは、当該電子メールの宛先欄(CC欄やBCC欄を含む)に記載されている電子メールアドレスとすることもできる。また通知部14は、HTTPサーバ部12においてHTTPコンテンツが参照された時、そのHTTPコンテンツの作成を指示した電子メールの送信者あるいは所定の宛先に対して、HTTPコンテンツが参照された旨を通知する電子メールを生成し、メールサーバ部11に渡す機能を有していてもよい。
【0020】
次に、具体例を用いながら動作の一例について説明する。図2は、本発明のサーバ装置の実施の一形態における動作の一例の概要の説明図である。図中、3,4は端末装置である。説明を簡単にするために、ネットワーク2にサーバ装置1とともに端末装置3,4が接続されているものとし、端末装置3からHTTPコンテンツの生成を指示し、端末装置4からそのHTTPコンテンツを参照するものとして説明する。端末装置3は、電子メールの送信が可能であるものとし、また端末装置4は、電子メールの受信が可能であるとともにHTTPによるアクセスが可能であるものとする。なお、サーバ装置1内の構成については図示を省略している。
【0021】
まず、端末装置3において、HTTPコンテンツの作成を指示する電子メールを作成し、S21においてサーバ装置1へ送信する。図3は、HTTPコンテンツの作成を指示する電子メールの具体例の説明図である。図3に示した電子メールの例では、宛先(To欄)に“html−converter@ifax.xxxx”と記されているが、これはHTTPコンテンツの作成を指示する際に用いる電子メールアドレスであり、この電子メールアドレスに電子メールを送信することによって、HTTPコンテンツの作成をサーバ装置1に依頼することができる。
【0022】
また図3に示した例では、▲1▼に示す本文中に、サーバ装置1に対するHTTPコンテンツ作成時の各種の指示が記述されている。また、▲2▼に示す添付ファイルには、HTTPコンテンツの内容とするイメージが含まれている。本文中に記述されている指示は、まず“<ORIGINAL IMAGE TYPE>”は、添付ファイルのイメージがどのような仕様であるかを記述しており、A4サイズ、MMRにより圧縮されており、縦横とも200dpiの解像度で、容量16キロバイトであることが記述されている。また“<IMAGE TYPE>”は、添付ファイルのイメージをHTTPコンテンツに含める際のファイル形式を指示するものであり、この例ではJPEGを指定している。次の“<FORM TYPE>”は、生成するHTTPコンテンツの形式を指示するものである。この例では“001”番の書式に従ってHTTPコンテンツを生成することを指示している。“<NOTIFY>”は、生成したHTTPコンテンツを参照するためのURLを通知する宛先を指定したものである。この例では、“mail01@ifax.xxxx”、“mail02@ifax.xxxx”、“mail03@ifax.xxxx”、“mail04@ifax.xxxx”の4つが指定されている。もちろん、このほかにも各種の指定を行うことができる。なお、このような各種の指定は、この例のように電子メールの本文中で行うほか、例えば件名(Subject)欄に列記するなど、他の方法で記述するようにしてもよい。
【0023】
図2に戻り、このような電子メールがサーバ装置1に対して送られると、サーバ装置1では、S22においてメールサーバ部11でこの電子メールを受信する。メールサーバ部11では、受信した電子メールを解析し、HTTPコンテンツの生成を指示するものであるか否かを判断する。例えば図3に示したような電子メールの例では、宛先がHTTPコンテンツの作成を行うためのアドレスであることによって、HTTPコンテンツの生成を指示するものであると判断することができる。あるいは、他のサービスと共用する電子メールアドレスであれば、件名欄を解析したり、あるいは本文欄を解析するようにしてもよい。メールサーバ部11で受信した電子メールがHTTPコンテンツの生成を指示するものであった場合には、当該電子メールが変換部13に渡される。
【0024】
ここでは図3に示すように各種の指示を電子メール中に記述した場合を示しているが、例えば、電子メールを転送する際のSMTPの通信手順中で送るようにしてもよい。例えば、宛先(To,Cc,Bcc)などで特殊アドレスを指定することによって各種の指示を行うことが可能である。また、URLの通知先となる電子メールアドレスについて、サーバ装置1へ電子メールを送信する際の宛先として指定することができる。これらの場合、サーバ装置1のメールサーバ部11では、電子メールを宛先へ配信することはせず、上述のようにHTTPコンテンツの生成を指示する電子メールと判断して変換部13へ渡せばよい。
【0025】
変換部13では、S23において、HTTPコンテンツを生成し、URLを付与してHTTPサーバ部12へ格納する。図3に示すような電子メールを受け取った場合には、“<FORM TYPE>”で指定された形式に従ってHTTPコンテンツを生成する。また、HTTPコンテンツには、添付ファイルとして送られてきたイメージを“<IMAGE TYPE>”で指定されたJPEG形式に変換して含める。図4は、HTTPコンテンツの具体例の説明図である。図中の破線で囲んだ部分が添付ファイルによって送られてきたイメージ部分である。また、その他の部分は、“<FORM TYPE>”で指定されたテンプレートに予め記述されていた部分である。この例では、図4の破線部を除くテンプレートが予め用意されており、電子メールで送られてきた画像を合成し、あるいは関連づけることによってHTTPコンテンツを生成している。このように予め用意されているテンプレートを利用することによって、簡単に様々な用途に最適なHTTPコンテンツを生成することができる。図4に示す例では、イメージ部分の上部にヘッダ部を設け、その部分に参照確認用の「ボタン」を設けたHTTPコンテンツを生成し、内容を確認した旨の情報を取得できるようにしている。
【0026】
変換部13でHTTPコンテンツを生成する際には、上述のようなテンプレートとの合成あるいは関連づけを行うほか、電子メールによる指示あるいはテンプレートなどの記述に従って、例えばプリント出力や、転送、編集など、各種の処理を実行することもできる。
【0027】
変換部13は、受信した図3に示すような電子メールからこのようなHTTPコンテンツを生成し、URLを付加してHTTPサーバ部12へ格納する。なお、付加するURLは、ここでは具体例として“http://www.server.xxxx/xxx.html”とする。
【0028】
また変換部13は、生成したHTTPコンテンツに付加したURL、及び、当該URLの通知先を通知部14に渡し、電子メールによる通知を依頼する。URLの通知先は、例えば図3に示した電子メールの具体例では、受信した電子メール中の“<NOTIFY>”で指定された電子メールアドレスである。
【0029】
通知部14は、変換部13からURL及び通知先を受け取ると、S24において、URLを通知するための電子メールを作成し、メールサーバ部11に渡す。図5は、URLを通知するための電子メールの具体例の説明図である。図5に示す例では、宛先(To欄)に変換部13から渡された電子メールアドレスを列記し、また所定のメッセージとともに、▲3▼として示した行に変換部13から渡されたURL“http://www.server.xxxx/xxx.html”を含めている。このような電子メールを作成し、メールサーバ部11に渡す。なお、URLによってHTTPコンテンツにアクセスする際に認証を行う場合には、認証に必要な情報も電子メール中に含めておく。もちろん、他の種々の情報を電子メール中に含めておくことができる。
【0030】
メールサーバ部11は、通知部14から電子メールを受け取ると、例えば端末装置4がSMTPによる通信が可能であれば電子メールを配信する。また、例えば端末装置4がPOPによって電子メールを受け取る場合には、端末装置4からのPOPによる受け取り要求があってから電子メールを配信する。URLが電子メール中に含まれていれば、電子メールの配信を行うだけでよいし、URLを通信手順中で通知することも可能である。このようにしてS25において端末装置4はURLを通知する電子メールを受け取る。
【0031】
端末装置4を操作しているユーザは、電子メールの内容を参照することによって、HTTPコンテンツを参照するためのURLを知ることができる。あるいは電子メール受信時の通信手順中において、URLを受け取ることができる。S26において、このURLを用いてサーバ装置1に対してHTTPによりアクセスする。サーバ装置1では、このアクセスをHTTPサーバ部12によって受け取り、S27においてURLに対応するHTTPコンテンツを端末装置4に送る。HTTPコンテンツの参照に認証が必要な場合には、端末装置4から認証のための情報を受け取って認証が成功してからHTTPコンテンツを端末装置4に送る。
【0032】
このようにして、端末装置4では、S21で端末装置3が生成を依頼したHTTPコンテンツを参照することができる。例えば図4に示したようなHTTPコンテンツを参照することができる。図4に示した例では、上部に「了解」ボタンが設けられているので、内容を確認したら「了解」ボタンを操作することによって、その旨がサーバ装置1のHTTPサーバ部12に伝えられる。
【0033】
このようにして、端末装置3からHTTPコンテンツの生成を指示する電子メールを送信することによって、送信側で意図したHTTPコンテンツを生成させることができる。また、そのHTTPコンテンツを送信側で指定したクライアントに参照させることが可能となる。
【0034】
この例では、さらにHTTPコンテンツをクライアントにおいて参照したら、参照した旨をHTTPコンテンツの生成を指示した電子メールの送信元に通知する。そのために、S23においてHTTPコンテンツを生成し、URLとともにHTTPサーバ部12へ格納する際に、そのHTTPコンテンツの生成を指示した電子メールの送信元の電子メールアドレスを対応づけて保持しておく。そして、上述のように例えば図4に示したようなHTTPコンテンツにおいて「了解」ボタンが操作されたり、あるいはURLを通知したすべてのクライアントがHTTPコンテンツを参照して「了解」ボタンを操作した時、通知部14に対して、HTTPコンテンツが参照された旨の電子メールの作成及び送信を依頼する。もちろん、HTTPコンテンツが参照された旨の電子メールは、HTTPコンテンツを端末装置4に転送した時点で送信するなど、任意の時点で送信するように設定しておくことができる。
【0035】
通知部14では、S28において、参照されたHTTPコンテンツに対応づけて記憶されている電子メールアドレスを取得して宛先とし、HTTPコンテンツが参照された旨の電子メールを作成してメールサーバ部11に渡す。メールサーバ部11は、宛先が他のドメイン宛のものであれば、宛先のドメインを管轄するメールサーバに対して電子メールを転送する。また管轄するドメイン内の宛先であれば、宛先がSMTPで通信可能なら電子メールを転送し、あるいはPOPで受け取りの要求があってから電子メールを転送する。このようにしてS29において端末装置3でHTTPコンテンツが参照された旨の電子メールを受け取ることができ、S21で生成を依頼したHTTPコンテンツが参照されたことを確認することができる。
【0036】
なお、上述の図4に示したようなHTTPコンテンツの具体例は、例えば回覧板システムにそのまま適用することができる。従来の回覧板システムでは、回覧する内容や回覧先などは、例えばHTTPによりアップロードしたり、予め所定の手続でセットしておく必要がある。そのため、例えば社内システムのように外部からHTTPによってアクセスできない場合には、回覧内容や回覧先をセットすることができなかった。しかし、本発明のサーバ装置を用いることによって、外部からでも電子メールによる回覧内容の作成や回覧先のセットを行うことができる。もちろん、回覧板システムに限らず、各種のシステムにおいて本発明のサーバ装置を適用することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、電子メールを用いてHTTPコンテンツの生成の指示を行い、HTTPコンテンツを生成してURLを指定したクライアントに通知することができる。これによって、例えばHTTPではアクセスできない外部からでも、電子メールによってHTTPコンテンツの生成及びURLの通知先に指示を行うことができる。また、単に電子メールをHTTPコンテンツに変換するにとどまらず、電子メールの送信側から、生成されるHTTPコンテンツを指示することができ、意図したHTTPコンテンツを生成させることが可能となるなど、本発明によれば種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーバ装置の実施の一形態を示すブロック図である。
【図2】本発明のサーバ装置の実施の一形態における動作の一例の概要の説明図である。
【図3】HTTPコンテンツの作成を指示する電子メールの具体例の説明図である。
【図4】HTTPコンテンツの具体例の説明図である。
【図5】URLを通知するための電子メールの具体例の説明図である。
【符号の説明】
1…サーバ装置、2…ネットワーク、3,4…端末装置、11…メールサーバ部、12…HTTPサーバ部、13…変換部、14…通知部。
Claims (6)
- 電子メールの送受信を行うメールサーバ手段と、受信した電子メールの指示に従い前記受信した電子メールの内容に基づいてHTTPコンテンツを生成しURLを付与する変換手段と、前記HTTPコンテンツを格納し要求に応じて提供するHTTPサーバ手段と、前記URLを通知する電子メールを生成しメールサーバ手段に渡す通知手段を有することを特徴とするサーバ装置。
- 前記電子メールの内容に基づいたHTTPコンテンツ生成の指示は、前記受信した電子メール中に記述されていることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
- 前記電子メールの内容に基づいたHTTPコンテンツ生成の指示は、前記電子メール受信時の通信手順中で行われることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
- 前記変換手段は、前記受信した電子メールにより指示された形式に従って前記HTTPコンテンツを生成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のサーバ装置。
- 前記通知手段は、生成した電子メールメッセージ中に前記URLを含めることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のサーバ装置。
- 前記メールサーバ手段は、前記通知手段が生成した電子メールを配信する際の通信手順中に前記URLを含めることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のサーバ装置。
Priority Applications (1)
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Cited By (2)
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JP2006279735A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Fujitsu Ltd | メールサーバ、メール受信装置、メールサーバプログラム、およびメール受信プログラム |
JP2008515082A (ja) * | 2004-09-28 | 2008-05-08 | ヤフー! インコーポレイテッド | 遠隔装置における視聴のためのクリップを供給するための方法 |
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2002
- 2002-09-06 JP JP2002261883A patent/JP2004102533A/ja active Pending
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