JP2004102466A - 中古車部品管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】解体すべき中古車等から有用な部品を効率良く把握して管理する中古車部品管理システムを提供する。
【解決手段】解体される中古車等が保有する有効部品を管理する中古車部品管理システムにおいて、有効部品を登録するためのパート別含有部品情報データベース21が用意されている。パート別含有部品情報データベース21には自動車を構成する各パート毎に含まれている部品名が対応付けられている。解体業者は入庫された自動車を解体する前に、損傷を受けているパートを登録画面の画面上で指定する。指定されたパートの情報に基づいて、パート別含有部品情報データベース21から使用することができる有効部品を抽出し、これを部品在庫情報データベースに登録する。これによって損傷したパートのみを指定するだけで、買付業者が希望する部品を検索するためのデータベースを構築することができる。
【選択図】 図3
【解決手段】解体される中古車等が保有する有効部品を管理する中古車部品管理システムにおいて、有効部品を登録するためのパート別含有部品情報データベース21が用意されている。パート別含有部品情報データベース21には自動車を構成する各パート毎に含まれている部品名が対応付けられている。解体業者は入庫された自動車を解体する前に、損傷を受けているパートを登録画面の画面上で指定する。指定されたパートの情報に基づいて、パート別含有部品情報データベース21から使用することができる有効部品を抽出し、これを部品在庫情報データベースに登録する。これによって損傷したパートのみを指定するだけで、買付業者が希望する部品を検索するためのデータベースを構築することができる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は中古車部品管理システムに関し、特に解体すべき中古車から有用な部品を取出しこれを管理する中古車部品管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は従来の中古車部品の流通状況を示した概略ブロック図である。
【0003】
図を参照して、中古車を使用している使用者61は、車を買い替えたり大きな事故等を受けた場合にその車を中古車として買取業者62に売却する。買取業者62は売却された車が中古車として活用できるようなものであれば、これを中古車販売業者63に転売する。一方、売却された中古車が事故等の影響で解体せざるを得ないような場合には、これを解体業者66a〜解体業者66cのいずれかに売却することになる。
【0004】
解体業者66は売却された中古車を解体して使用できる部品等が残っていればこれを取出し買付業者69に転売したり、中古部品ばかりを取り扱う中古部品業者67に納入したりする。又中古車として活用できる自動車を買い取った中古車販売業者63はこれを新たな使用者64に販売することになる。中古車として買い取った使用者64は、必要に応じて修理業者70に修理を依頼する。修理業者70はその修理内容によって部品を交換する必要がある場合には、新品の部品を購入するか又は中古の部品の取り寄せを買付業者69に依頼する。
【0005】
依頼を受けた買付業者69は必要な部品を探すべく、解体業者66や中古部品業者67に問合せたり、あるいは解体業者66に自ら出向いて所望の部品を解体すべき中古車から取出すこともある。
【0006】
このようにして修理業者70は中古車の修理に当たって解体すべき中古車から使用できる部品を取出してこれを活用していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の中古車部品の流通形式では、解体業者は解体すべき中古車を保有していても、その中で有効活用できる部品については解体前に把握していないのが現状である。解体して有用な部品を取出して初めて、買付業者の紹介に応ずることができるため、買付業者が必要とする部品を迅速に探すことが容易ではなかった。
【0008】
又、買付業者が解体業者をまわって自分で解体しようとしても、解体業者は各地に散らばっており、効率的に必要な部品を取得するには更に困難さを伴っていた。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、解体すべき中古車等から有用な部品を効率良く把握して管理する中古車部品管理システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、解体される中古車等が保有する有効部品を管理する中古車部品管理システムであって、解体すべき中古車等を構成する複数のパートのうち、有用なパートを指定するパート指定手段と、複数のパートの各々毎に、該パートに含有されている部品を関連付けたパート別含有部品情報データベースと、指定されたパート毎に、含有される有用な部品をパート別含有部品情報データベースから抽出する制御手段とを備えたものである。
【0011】
このように構成すると、有用なパートを指定するとそのパートに含まれる有用な部品が抽出される。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、中古車部品毎に在庫情報を格納する部品格納情報データベースを更に備え、制御手段は、抽出された有用な部品の情報を部品在庫情報データベースに格納するものである。
【0013】
このように構成すると、部品在庫情報データベースに抽出された部品の情報が格納される。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成において、パート別含有部品情報データベースには、複数のパートのうちいずれかのパート同士が有用なとき、有効となる部品も対応するパートに関連付けられているものである。
【0015】
このように構成すると、パート同士に跨る部品も抽出対象となる。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の構成において、各部品毎に互換性を有する部品が対応付けられている部品互換性情報データベースと、所望の部品情報を検索するために入力する部品検索手段とを更に備え、制御手段は、入力された部品情報に基づいて部品互換性情報データベースにアクセスし、部品在庫情報データベースから、所望の部品に完全に一致する第1有効部品及び互換性を有する第2有効部品を抽出するものである。
【0017】
このように構成すると、所望の部品に対して完全に一致する部品のみならず、互換性を有する部品も抽出対象となる。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の構成において、抽出された第1有効部品及び第2有効部品に対して、いずれかを予約するために指定する予約入力手段を更に備え、制御手段は、予約入力手段によって指定された部品の在庫情報を、部品在庫情報データベースから削除するものである。
【0019】
このように構成すると、予約された部品は部品在庫情報データベースから削除される。
【0020】
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明の構成において、パート指定手段は、解体すべき中古車の車体に対応するとともに、各パートを明示する画像を表示する画像表示手段と、表示された画像に対して、特定のパートをクリックするパートクリック手段とを含むものである。
【0021】
このように構成すると、特定のパートを画面上でクリックすると有用なパートが指定される。
【0022】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の構成において、特定のパートは損傷を受けたパートとしたものである。
【0023】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、有用なパートを指定するだけで、有用な部品が抽出されるため、解体すべき中古車から転用可能な部品を効率良く把握し管理することが可能となる。
【0024】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、部品在庫情報データベースに抽出された部品の情報が格納されるため、効率的な部品在庫情報データベースの構築が可能となる。
【0025】
請求項3記載の発明は、請求項1記載又は請求項2記載の発明の効果に加えて、パート同士に跨る部品も抽出対象となるため、無駄のない有用な部品の抽出をより正確に行うことができる。
【0026】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、所望の部品に対して完全に一致する部品以外に互換性を有する部品も抽出対象となるため、在庫部品のより有効な活用を図ることができる。
【0027】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の効果に加えて、予約された部品は部品在庫情報データベースから削除されるため、二重予約の虞がなくシステムの信頼性を向上する。
【0028】
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、特定のパートを画面上でクリックするだけで有用なパートの指定を容易に且つ正確に行うことが可能となる。
【0029】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の効果に加えて、特定のパートは損傷を受けたパートであるため、損傷の少ない中古車における有用なパートの指定が容易となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の第1の実施の形態による中古車部品管理システムの概略構成を示すブロック図である。
【0031】
図を参照して、中古車部品管理システム16はインターネット25を介して相互に接続されており、解体業者がアクセスし得る解体業者用端末27a,解体業者用端末27bと、買付業者がアクセスし得る買付業者用端末28a,買付業者用端末28bと、本システム全体を制御するシステムサーバ18とから構成されている。
【0032】
システムサーバ18には、データベース19が接続されており、具体的には、買付業者が入手し得る部品の在庫情報が格納されている部品在庫情報データベース20と、解体すべき自動車を構成する各パート毎に含まれている部品が対応付けて格納されているパート別含有部品情報データベース21と、部品名を部品番号に変換する情報が格納されている部品番号変換情報データベース22と、部品相互の互換性の情報を格納している部品互換性情報データベース23とから構成されている。
【0033】
このように中古車部品管理システム16は構成されているため、解体業者及び買付業者は各々インターネット25を介して随時システムサーバ18にアクセスし、これの制御の下、データベース19に格納されている各種データを利用することが可能となっている。
【0034】
図2は図1で示した部品在庫情報データベース20の具体的構成を示した図である。
【0035】
図を参照して、部品在庫情報データベース20においては、買付業者が買付ける部品名を中心として構成されている。尚、部品名には対応する部品番号が登録されており、後述する検索の便宜を図っている。
【0036】
部品名の下は年式毎に分類されており、これによってその部品の程度を判定することが可能となる。又各年式ものについては格納されている部品の色毎に分類されており、更に各色毎に対して登録されている数量が保有業者毎に分類されている。例えば解体業者の甲社は、1990年式の白色の部品を2個保有しており、その価格はAとなっていることが示されている。これによって買付業者は、システムサーバ18を介して部品在庫情報データベース20にアクセスすることによって所望の部品を検索することができる。
【0037】
図3は図1で示したパート別含有部品情報データベース21の具体的内容を示した図である。
【0038】
図を参照して、パート別含有部品情報データベース21に格納されている部品として、メーカー名はOSAKA自動車で車種はAとなっており、年式は1990年の自動車について具体的に示されている。
【0039】
まず、パート名の各々に対してこのパートに含まれている含有部品が対応して示されている。尚、各パートについては後述する図8に示す部品登録画面に表されているように車体を構成する各部位に対応したものである。すなわち、ノーズパート55は自動車の前方先端部分を示しており、フロントパート56は主に前輪周りのボンネット部分を示しており、ルーフパート57は天井部分を示しており、ハーフパート58は後輪を含んだ乗員室を示しており、リアパート59は後方のトランク部分を示している。尚、これらの各パートは図8に示されているようにそれらの境界が二点鎖線で示されている。又、各パートについて図8に示した平面図に表されているように右側と左側とに更に細分化されている。
【0040】
図3に戻って、例えばノーズパートの右にあっては、含有部品として右ヘッドライト、右ウィンカ及びバッテリ等が含まれている。同様にノーズパートの左にあっては左ヘッドライト及び左ウィンカが含有部品として含まれている。すなわちノーズパートの右が損傷等を受けていない中古車にあっては、これに対応する含有部品が修理用部品として取出すことが可能であることを意味している。一方、ノーズパートの右は損傷を受けていない場合であってもノーズパートの左が損傷を受けているような場合にあっては、フロントバンパーやラジエターを有効部品として取出すことはできない。このため図3に示されているように各パート同士を跨るものについては、それらのパートが全て有効な場合にあってのみ有効な部品として扱われるように関連付けられている。
【0041】
尚、上記の例にあっては同一パートの右側と左側とについて有効な場合について説明したが、前後方向に跨る各パートについても同様である。例えば、ノーズパートの右側が有効であり且つフロントパートの右側が有効である場合にあっては、右フェンダーが有効部品として取出せるように関連付けられている。これによって各パートに跨るような部品にあっても、適切に有効部品か否かの判定ができるように構成されている。
【0042】
図4は図1で示した部品番号変換情報データベースの具体的内容を示した図である。
【0043】
図を参照して、部品番号変換情報データベース22にあっては、各自動車毎に使用されている部品名に対応した部品番号が格納されている。これによってその車のメーカー名、車種及び年式を特定すれば、その自動車に用いられている部品に対して対応する部品番号を取得することが可能となる。
【0044】
図5は図1で示した部品互換性情報データベースの具体的内容を示した図である。
【0045】
図を参照して、部品互換性情報データベース23にあっては、各自動車に用いられている部品名及び部品番号を中心としてこの部品に互換性を有する部品を保有する自動車の情報が対応付けられている。
【0046】
具体的にはメーカー名がOSAKAで車種がAの1985年式の自動車のバンパー(部品番号OS123)に対して、同一メーカーの同一車種にあっては1985年式以外に1987年式及び1989年式の部品が一致していることが示されている。又、同一メーカーであっても車種がBの1986年式にあっては同一部品が使われていることが示されている。尚、1987年のようにカッコで示されているものについては、同一部品ではないが使用に際しては特に問題のない互換性を有する部品であることを示している。
【0047】
一方、他のメーカーの自動車にあっては、例えばメーカー名がヤマダモーターで車種がCの1980年式の自動車が同一部品を使用していることが示されている。又、同様にこのメーカーの1982年式の自動車では互換性を有する部品が使用されていることが示されている。
【0048】
部品互換性情報データベース23はこのように構成されているため、ある特定の自動車用の部品を探す場合にあっても、このデータベースにアクセスすることによって有効な部品を広範囲の対象から検索することが可能となる。
【0049】
図6はこの発明による中古車部品管理システムの制御フローについて、解体業者、システムサーバ及び買付業者について示したものである。
【0050】
図を参照して、解体業者は持ち込まれた中古車を解体する前に各自動車ごとに有効部品を登録するための入力を行う(ステップS31)。
【0051】
図7はこの有効部品を登録するために入力する部品登録第1画面の具体的内容を示した図である。
【0052】
図を参照して、解体業者は入庫した自動車を確認しながら解体業者用端末27に示される部品登録第1画面34に対して自動車の情報を入力する。具体的にはメーカー名、車種、年式、色、走行距離及び程度について入力する。尚、入力は例えばメーカー名であれば右側の三角印の個所をクリックすることによって全てのメーカー名がリスト表示され、これのいずれかを選択することによってメーカー名を入力できるように構成されている。これによって入力に要する負担を低減するように構成されている。
【0053】
このようにして部品登録第1画面34において必要な情報を入力した後、「次へ」をクリックすると次の画面に変わる。
【0054】
図8は部品登録第1画面34に続いて表れる部品登録第2画面の具体的内容を示した図である。
【0055】
図を参照して、部品登録第2画面35にあっては、先の部品登録第1画面34で入力した自動車の車種に応じた形の自動車が模式的に表示されている。そして表示された画像には上述したように各パート毎の境界を示すラインが二点鎖線で示されている。解体業者は部品登録第2画面35において、実際に入力対象の自動車を確認しながら損傷パートを画面上でクリックしていけば良い。例えば入力対象の自動車がノーズパートの左部分とルーフパートとが全面損傷を受けていたような場合には、側面図においてノーズパート55及びルーフパート57の部分をクリックした後、平面図においてノーズパート55bの部分及びルーフパート57a及びルーフパート57bの部分をクリックすれば良い。
【0056】
このようにしてクリックした状態を示したのが図9である。すなわち部品登録第1画面34においてクリックされたパートの部分が画面上で変化する(図においては斜線で示す)。これによって損傷パートの入力を容易に確認することが可能となる。尚、損傷を全く受けていないような中古車の場合には部品登録第2画面35の画面でいずれのパートをクリックすることなく「OK」ボタンをクリックすると、全てのパートが有効なものとして登録が完了する。又、自動車全体から見て損傷パートの方が大きなような場合、部品登録第2画面35の場面において損傷を受けていないパートのみをクリックするようにして有効なパートを自動的に抽出するように構成しても良い。
【0057】
図6に戻って、解体業者による部品登録の入力が終了すると、その情報はインターネット25を介してシステムサーバ18に入力される。これを受けてシステムサーバ18はデータベース19のパート別含有部品情報データベース21にアクセスして、登録された自動車に対して有効な部品を算出する(S41)。具体的にはパート別含有部品情報データベース21において、入力された自動車に対応するデータベースを取出し、入力された情報に対応した有効部品を抽出する。この抽出方法について、ここでは図8で示された具体例に基づいて説明する。入力された自動車がそのメーカー名がOSAKA自動車で車種がAの1990年式のものである場合、図3で示された具体的なデータベースにアクセスする。そして図9で示された損傷パートを考慮して有効部品を取出す。
【0058】
図10はこのようにして取出される有効部品の内容を示した図である。
【0059】
図を参照して、損傷パートによって使用できない部品が斜線で示されている。すなわち、ノーズパートの左側の損傷によって左ヘッドライト及び左ウィンカが無効な部品となる。又、ノーズパートの左側の損傷によってノーズパートの右側に跨るフロントバンパーやラジエタ−も無効な部品として扱われる。同様に左フェンダーも無効な部品となる。ルーフパートは右側及び左側とも損傷を受けているため、右サンバイザー及び左サンバイザーはおろか、両側のドア及びそのドアガラスが無効な部品となっている。更に、ルーフパートの全体の損傷によってサンルーフ、フロントガラス及びリアガラスも無効な部品として取り扱われる。
【0060】
このようにして、損傷パートをクリックして入力するだけで、その自動車においてパート別含有部品情報データベース21において有効な部品が明確になる。このようにして、入力された各自動車毎に有効な部品をシステムサーバ18は抽出する。
【0061】
次に、システムサーバ18は、抽出された各有効部品毎に部品番号変換情報データベース22にアクセスすることによって部品番号を取得し、各部品毎に付与する(S42)。このようにして部品番号が付与された有効部品をシステムサーバ18は部品在庫情報データベース20に登録する(S43)。このように解体業者は入力した自動車の損傷具合を確認し損傷パートを入力するだけで、その自動車が保有している有効部品をシステムが自動的に抽出し、これに部品番号を付与してデータベースに登録することが可能となる。
【0062】
次に、買付業者側はその買付業者用端末28を操作して、希望する部品を検索するための入力を行う(S51)。
【0063】
図11はこの部品を検索するために現れる部品検索画面の具体例を示した図である。
【0064】
図を参照して、買付業者用端末28に表示された部品検索画面37に対して希望する自動車の部品情報を入力する。具体的にはメーカー名、車種、年式、部品名、色及び数量等である。尚、部品名の代わりに部品番号が判明している場合にはこれを入力するように検索画面を構成することも可能である。
【0065】
部品検索情報が入力されると、この情報はインターネット25を介してシステムサーバ18に送信される。そこでシステムサーバ18は部品在庫情報データベース20にアクセスして、送信されてきた検索情報に基づいて部品の検索を行う。尚、この時システムサーバ18は部品在庫情報データベース20にアクセスするのみならず、部品互換性情報データベース23に対してもアクセスする。これによって検索対象となる部品と同一の物のみならず互換性のある部品も同時に検索してこれらを抽出することが可能となる。
【0066】
そして検索情報に基づいた該当部品がある場合には(S45でYES)、該当する部品を抽出し(S46)、インターネット25を介して買付業者用端末28にその検索結果を表示する(S52)。一方、検索の結果該当部品がない場合には(S45でNO)、該当のない旨の通知をインターネット25を介して買付業者用端末28に対して行なう(S47)。
【0067】
図12はこのようにして検索された結果を表示する一例を示した図である。
【0068】
図を参照して、買付業者用端末28の検索結果画面38には、所定の自動車の白色のバンパーの検索を行った場合の検索結果が示されている。その結果には希望する部品に対する適合状況として、完全一致のものと互換性があるものとが表示されている。又、各解体業者が保有している数量や価格帯も示されており、更に解体業者の所在場所も併せて表示されている。これによって買付業者は端末画面で希望する部品の在庫情報を容易に把握することが可能となる。特に解体業者の所在地は効率良く必要な部品を収集するためには重要な情報である。
【0069】
ここで例えば解体業者の甲が保有している部品についての詳細情報を確認したい場合は、該当の業者の欄をクリックする。すると図13に示されているように買付業者用端末28の画面が変わり、解体業者甲の詳細情報が検索結果詳細画面39として表れる。ここで買付業者は、いずれかの部品を予約しようとする場合には、該等部品の欄をクリックし次に登録ボタンをクリックすることによって予約入力が完了する(S53)。
【0070】
検索結果詳細画面39において予約がされると、その情報はインターネット25を介してシステムサーバ18に送信される。システムサーバ18は予約登録を行い(S48)、その旨を該当する解体業者の解体業者用端末27にインターネット25を介して予約通知を行なう(S32)。そしてシステムサーバ18は予約された部品について部品在庫情報データベース20にアクセスして、該当する部品を図示しない予約管理データベースに移動させる。これによって、当該部品の二重予約を回避することが可能となる。又、その予約部品について買付業者からキャンセル等があった場合には、予約管理データベースから当該部品の情報を部品在庫情報データベース20に移すように制御する。
【0071】
そして、システムサーバ18から解体業者に送る予約通知には買付業者の情報も含まれるように構成されているので、解体業者は以後買付業者と直接交渉すれば良い。
【0072】
尚、上記の実施の形態では、検索結果として所望の部品に完全に一致する第1有用部品と互換性を有する第2有用部品とを表示するように構成しているが、状況に応じて第1有用部品だけ、あるいは第2有用部品だけを検索してこれを提示するように構成しても良い。
【0073】
又、上記の実施の形態では、解体すべき中古車の損傷部位を画像上で指定するように構成されているが、例えば有効な部位名称等を入力し、この部位名称によって有用な部品を抽出するように構成しても良い。
【0074】
更に、上記の実施の形態では、指定された部位に基づいて抽出された有用部品はシステムサーバーが制御するデータベースに格納されているが、これに代えてあるいはこれに加えて、指定した解体業者の端末装置にもこの有用部品を格納するようにしても良い。その場合、解体業者自身も自己が保有する有用部品を把握することができるため、使い勝手が向上する。
【0075】
更に、上記の実施の形態では、部品在庫情報データベースを特定の構成としているが、買付業者からの検索頻度の高い部品に対して検索速度を向上させるようにデータの格納場所等を変化させるように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による中古車部品管理システムの概略構成を示した図である。
【図2】図1で示した部品在庫情報データベースの具体的内容を示した図である。
【図3】図1で示したパート別含有部品情報データベースの具体的内容を示した図である。
【図4】図1で示した部品番号変換情報データベースの具体的内容を示した図である。
【図5】図1で示した部品互換性情報データベースの具体的内容を示した図である。
【図6】この発明の第1の実施の形態による中古車部品管理システムの全体の制御フローを示した図である。
【図7】図6のステップS31において現れる部品登録用の第1画面の具体例を示した図である。
【図8】図7の場面に続いて現れる部品登録用の第2画面の具体例を示した図である。
【図9】図8で示した画面において実際に入力した場合に変化する画像の状況を示した図である。
【図10】図9で示した具体的な入力に基づいて有効部品を抽出する際のデータベースの変化を説明した図である。
【図11】図6のステップS51において現れる検索用画面の具体例を示した図である。
【図12】図6のステップS52において現れる検索結果の具体例を示した図である。
【図13】図12で示された画面から特定の解体業者をクリックした場合に現れる保有部品の詳細情報を示した図である。
【図14】従来の中古車部品の流通状況を示すブロック図である。
【符号の説明】
16…中古車部品管理システム
18…システムサーバ
19…データベース
20…部品在庫情報データベース
21…パート別含有部品情報データベース
22…部品番号変換情報データベース
23…部品互換性情報データベース
25…インターネット
27…解体業者用端末
28…買付業者用端末
34…部品登録第1画面
35…部品登録第2画面
37…部品検索画面
38…検索結果画面
39…検索結果詳細画面
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
【発明の属する技術分野】
この発明は中古車部品管理システムに関し、特に解体すべき中古車から有用な部品を取出しこれを管理する中古車部品管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は従来の中古車部品の流通状況を示した概略ブロック図である。
【0003】
図を参照して、中古車を使用している使用者61は、車を買い替えたり大きな事故等を受けた場合にその車を中古車として買取業者62に売却する。買取業者62は売却された車が中古車として活用できるようなものであれば、これを中古車販売業者63に転売する。一方、売却された中古車が事故等の影響で解体せざるを得ないような場合には、これを解体業者66a〜解体業者66cのいずれかに売却することになる。
【0004】
解体業者66は売却された中古車を解体して使用できる部品等が残っていればこれを取出し買付業者69に転売したり、中古部品ばかりを取り扱う中古部品業者67に納入したりする。又中古車として活用できる自動車を買い取った中古車販売業者63はこれを新たな使用者64に販売することになる。中古車として買い取った使用者64は、必要に応じて修理業者70に修理を依頼する。修理業者70はその修理内容によって部品を交換する必要がある場合には、新品の部品を購入するか又は中古の部品の取り寄せを買付業者69に依頼する。
【0005】
依頼を受けた買付業者69は必要な部品を探すべく、解体業者66や中古部品業者67に問合せたり、あるいは解体業者66に自ら出向いて所望の部品を解体すべき中古車から取出すこともある。
【0006】
このようにして修理業者70は中古車の修理に当たって解体すべき中古車から使用できる部品を取出してこれを活用していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の中古車部品の流通形式では、解体業者は解体すべき中古車を保有していても、その中で有効活用できる部品については解体前に把握していないのが現状である。解体して有用な部品を取出して初めて、買付業者の紹介に応ずることができるため、買付業者が必要とする部品を迅速に探すことが容易ではなかった。
【0008】
又、買付業者が解体業者をまわって自分で解体しようとしても、解体業者は各地に散らばっており、効率的に必要な部品を取得するには更に困難さを伴っていた。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、解体すべき中古車等から有用な部品を効率良く把握して管理する中古車部品管理システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、解体される中古車等が保有する有効部品を管理する中古車部品管理システムであって、解体すべき中古車等を構成する複数のパートのうち、有用なパートを指定するパート指定手段と、複数のパートの各々毎に、該パートに含有されている部品を関連付けたパート別含有部品情報データベースと、指定されたパート毎に、含有される有用な部品をパート別含有部品情報データベースから抽出する制御手段とを備えたものである。
【0011】
このように構成すると、有用なパートを指定するとそのパートに含まれる有用な部品が抽出される。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、中古車部品毎に在庫情報を格納する部品格納情報データベースを更に備え、制御手段は、抽出された有用な部品の情報を部品在庫情報データベースに格納するものである。
【0013】
このように構成すると、部品在庫情報データベースに抽出された部品の情報が格納される。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成において、パート別含有部品情報データベースには、複数のパートのうちいずれかのパート同士が有用なとき、有効となる部品も対応するパートに関連付けられているものである。
【0015】
このように構成すると、パート同士に跨る部品も抽出対象となる。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の構成において、各部品毎に互換性を有する部品が対応付けられている部品互換性情報データベースと、所望の部品情報を検索するために入力する部品検索手段とを更に備え、制御手段は、入力された部品情報に基づいて部品互換性情報データベースにアクセスし、部品在庫情報データベースから、所望の部品に完全に一致する第1有効部品及び互換性を有する第2有効部品を抽出するものである。
【0017】
このように構成すると、所望の部品に対して完全に一致する部品のみならず、互換性を有する部品も抽出対象となる。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の構成において、抽出された第1有効部品及び第2有効部品に対して、いずれかを予約するために指定する予約入力手段を更に備え、制御手段は、予約入力手段によって指定された部品の在庫情報を、部品在庫情報データベースから削除するものである。
【0019】
このように構成すると、予約された部品は部品在庫情報データベースから削除される。
【0020】
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明の構成において、パート指定手段は、解体すべき中古車の車体に対応するとともに、各パートを明示する画像を表示する画像表示手段と、表示された画像に対して、特定のパートをクリックするパートクリック手段とを含むものである。
【0021】
このように構成すると、特定のパートを画面上でクリックすると有用なパートが指定される。
【0022】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の構成において、特定のパートは損傷を受けたパートとしたものである。
【0023】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、有用なパートを指定するだけで、有用な部品が抽出されるため、解体すべき中古車から転用可能な部品を効率良く把握し管理することが可能となる。
【0024】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、部品在庫情報データベースに抽出された部品の情報が格納されるため、効率的な部品在庫情報データベースの構築が可能となる。
【0025】
請求項3記載の発明は、請求項1記載又は請求項2記載の発明の効果に加えて、パート同士に跨る部品も抽出対象となるため、無駄のない有用な部品の抽出をより正確に行うことができる。
【0026】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、所望の部品に対して完全に一致する部品以外に互換性を有する部品も抽出対象となるため、在庫部品のより有効な活用を図ることができる。
【0027】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の効果に加えて、予約された部品は部品在庫情報データベースから削除されるため、二重予約の虞がなくシステムの信頼性を向上する。
【0028】
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、特定のパートを画面上でクリックするだけで有用なパートの指定を容易に且つ正確に行うことが可能となる。
【0029】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の効果に加えて、特定のパートは損傷を受けたパートであるため、損傷の少ない中古車における有用なパートの指定が容易となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の第1の実施の形態による中古車部品管理システムの概略構成を示すブロック図である。
【0031】
図を参照して、中古車部品管理システム16はインターネット25を介して相互に接続されており、解体業者がアクセスし得る解体業者用端末27a,解体業者用端末27bと、買付業者がアクセスし得る買付業者用端末28a,買付業者用端末28bと、本システム全体を制御するシステムサーバ18とから構成されている。
【0032】
システムサーバ18には、データベース19が接続されており、具体的には、買付業者が入手し得る部品の在庫情報が格納されている部品在庫情報データベース20と、解体すべき自動車を構成する各パート毎に含まれている部品が対応付けて格納されているパート別含有部品情報データベース21と、部品名を部品番号に変換する情報が格納されている部品番号変換情報データベース22と、部品相互の互換性の情報を格納している部品互換性情報データベース23とから構成されている。
【0033】
このように中古車部品管理システム16は構成されているため、解体業者及び買付業者は各々インターネット25を介して随時システムサーバ18にアクセスし、これの制御の下、データベース19に格納されている各種データを利用することが可能となっている。
【0034】
図2は図1で示した部品在庫情報データベース20の具体的構成を示した図である。
【0035】
図を参照して、部品在庫情報データベース20においては、買付業者が買付ける部品名を中心として構成されている。尚、部品名には対応する部品番号が登録されており、後述する検索の便宜を図っている。
【0036】
部品名の下は年式毎に分類されており、これによってその部品の程度を判定することが可能となる。又各年式ものについては格納されている部品の色毎に分類されており、更に各色毎に対して登録されている数量が保有業者毎に分類されている。例えば解体業者の甲社は、1990年式の白色の部品を2個保有しており、その価格はAとなっていることが示されている。これによって買付業者は、システムサーバ18を介して部品在庫情報データベース20にアクセスすることによって所望の部品を検索することができる。
【0037】
図3は図1で示したパート別含有部品情報データベース21の具体的内容を示した図である。
【0038】
図を参照して、パート別含有部品情報データベース21に格納されている部品として、メーカー名はOSAKA自動車で車種はAとなっており、年式は1990年の自動車について具体的に示されている。
【0039】
まず、パート名の各々に対してこのパートに含まれている含有部品が対応して示されている。尚、各パートについては後述する図8に示す部品登録画面に表されているように車体を構成する各部位に対応したものである。すなわち、ノーズパート55は自動車の前方先端部分を示しており、フロントパート56は主に前輪周りのボンネット部分を示しており、ルーフパート57は天井部分を示しており、ハーフパート58は後輪を含んだ乗員室を示しており、リアパート59は後方のトランク部分を示している。尚、これらの各パートは図8に示されているようにそれらの境界が二点鎖線で示されている。又、各パートについて図8に示した平面図に表されているように右側と左側とに更に細分化されている。
【0040】
図3に戻って、例えばノーズパートの右にあっては、含有部品として右ヘッドライト、右ウィンカ及びバッテリ等が含まれている。同様にノーズパートの左にあっては左ヘッドライト及び左ウィンカが含有部品として含まれている。すなわちノーズパートの右が損傷等を受けていない中古車にあっては、これに対応する含有部品が修理用部品として取出すことが可能であることを意味している。一方、ノーズパートの右は損傷を受けていない場合であってもノーズパートの左が損傷を受けているような場合にあっては、フロントバンパーやラジエターを有効部品として取出すことはできない。このため図3に示されているように各パート同士を跨るものについては、それらのパートが全て有効な場合にあってのみ有効な部品として扱われるように関連付けられている。
【0041】
尚、上記の例にあっては同一パートの右側と左側とについて有効な場合について説明したが、前後方向に跨る各パートについても同様である。例えば、ノーズパートの右側が有効であり且つフロントパートの右側が有効である場合にあっては、右フェンダーが有効部品として取出せるように関連付けられている。これによって各パートに跨るような部品にあっても、適切に有効部品か否かの判定ができるように構成されている。
【0042】
図4は図1で示した部品番号変換情報データベースの具体的内容を示した図である。
【0043】
図を参照して、部品番号変換情報データベース22にあっては、各自動車毎に使用されている部品名に対応した部品番号が格納されている。これによってその車のメーカー名、車種及び年式を特定すれば、その自動車に用いられている部品に対して対応する部品番号を取得することが可能となる。
【0044】
図5は図1で示した部品互換性情報データベースの具体的内容を示した図である。
【0045】
図を参照して、部品互換性情報データベース23にあっては、各自動車に用いられている部品名及び部品番号を中心としてこの部品に互換性を有する部品を保有する自動車の情報が対応付けられている。
【0046】
具体的にはメーカー名がOSAKAで車種がAの1985年式の自動車のバンパー(部品番号OS123)に対して、同一メーカーの同一車種にあっては1985年式以外に1987年式及び1989年式の部品が一致していることが示されている。又、同一メーカーであっても車種がBの1986年式にあっては同一部品が使われていることが示されている。尚、1987年のようにカッコで示されているものについては、同一部品ではないが使用に際しては特に問題のない互換性を有する部品であることを示している。
【0047】
一方、他のメーカーの自動車にあっては、例えばメーカー名がヤマダモーターで車種がCの1980年式の自動車が同一部品を使用していることが示されている。又、同様にこのメーカーの1982年式の自動車では互換性を有する部品が使用されていることが示されている。
【0048】
部品互換性情報データベース23はこのように構成されているため、ある特定の自動車用の部品を探す場合にあっても、このデータベースにアクセスすることによって有効な部品を広範囲の対象から検索することが可能となる。
【0049】
図6はこの発明による中古車部品管理システムの制御フローについて、解体業者、システムサーバ及び買付業者について示したものである。
【0050】
図を参照して、解体業者は持ち込まれた中古車を解体する前に各自動車ごとに有効部品を登録するための入力を行う(ステップS31)。
【0051】
図7はこの有効部品を登録するために入力する部品登録第1画面の具体的内容を示した図である。
【0052】
図を参照して、解体業者は入庫した自動車を確認しながら解体業者用端末27に示される部品登録第1画面34に対して自動車の情報を入力する。具体的にはメーカー名、車種、年式、色、走行距離及び程度について入力する。尚、入力は例えばメーカー名であれば右側の三角印の個所をクリックすることによって全てのメーカー名がリスト表示され、これのいずれかを選択することによってメーカー名を入力できるように構成されている。これによって入力に要する負担を低減するように構成されている。
【0053】
このようにして部品登録第1画面34において必要な情報を入力した後、「次へ」をクリックすると次の画面に変わる。
【0054】
図8は部品登録第1画面34に続いて表れる部品登録第2画面の具体的内容を示した図である。
【0055】
図を参照して、部品登録第2画面35にあっては、先の部品登録第1画面34で入力した自動車の車種に応じた形の自動車が模式的に表示されている。そして表示された画像には上述したように各パート毎の境界を示すラインが二点鎖線で示されている。解体業者は部品登録第2画面35において、実際に入力対象の自動車を確認しながら損傷パートを画面上でクリックしていけば良い。例えば入力対象の自動車がノーズパートの左部分とルーフパートとが全面損傷を受けていたような場合には、側面図においてノーズパート55及びルーフパート57の部分をクリックした後、平面図においてノーズパート55bの部分及びルーフパート57a及びルーフパート57bの部分をクリックすれば良い。
【0056】
このようにしてクリックした状態を示したのが図9である。すなわち部品登録第1画面34においてクリックされたパートの部分が画面上で変化する(図においては斜線で示す)。これによって損傷パートの入力を容易に確認することが可能となる。尚、損傷を全く受けていないような中古車の場合には部品登録第2画面35の画面でいずれのパートをクリックすることなく「OK」ボタンをクリックすると、全てのパートが有効なものとして登録が完了する。又、自動車全体から見て損傷パートの方が大きなような場合、部品登録第2画面35の場面において損傷を受けていないパートのみをクリックするようにして有効なパートを自動的に抽出するように構成しても良い。
【0057】
図6に戻って、解体業者による部品登録の入力が終了すると、その情報はインターネット25を介してシステムサーバ18に入力される。これを受けてシステムサーバ18はデータベース19のパート別含有部品情報データベース21にアクセスして、登録された自動車に対して有効な部品を算出する(S41)。具体的にはパート別含有部品情報データベース21において、入力された自動車に対応するデータベースを取出し、入力された情報に対応した有効部品を抽出する。この抽出方法について、ここでは図8で示された具体例に基づいて説明する。入力された自動車がそのメーカー名がOSAKA自動車で車種がAの1990年式のものである場合、図3で示された具体的なデータベースにアクセスする。そして図9で示された損傷パートを考慮して有効部品を取出す。
【0058】
図10はこのようにして取出される有効部品の内容を示した図である。
【0059】
図を参照して、損傷パートによって使用できない部品が斜線で示されている。すなわち、ノーズパートの左側の損傷によって左ヘッドライト及び左ウィンカが無効な部品となる。又、ノーズパートの左側の損傷によってノーズパートの右側に跨るフロントバンパーやラジエタ−も無効な部品として扱われる。同様に左フェンダーも無効な部品となる。ルーフパートは右側及び左側とも損傷を受けているため、右サンバイザー及び左サンバイザーはおろか、両側のドア及びそのドアガラスが無効な部品となっている。更に、ルーフパートの全体の損傷によってサンルーフ、フロントガラス及びリアガラスも無効な部品として取り扱われる。
【0060】
このようにして、損傷パートをクリックして入力するだけで、その自動車においてパート別含有部品情報データベース21において有効な部品が明確になる。このようにして、入力された各自動車毎に有効な部品をシステムサーバ18は抽出する。
【0061】
次に、システムサーバ18は、抽出された各有効部品毎に部品番号変換情報データベース22にアクセスすることによって部品番号を取得し、各部品毎に付与する(S42)。このようにして部品番号が付与された有効部品をシステムサーバ18は部品在庫情報データベース20に登録する(S43)。このように解体業者は入力した自動車の損傷具合を確認し損傷パートを入力するだけで、その自動車が保有している有効部品をシステムが自動的に抽出し、これに部品番号を付与してデータベースに登録することが可能となる。
【0062】
次に、買付業者側はその買付業者用端末28を操作して、希望する部品を検索するための入力を行う(S51)。
【0063】
図11はこの部品を検索するために現れる部品検索画面の具体例を示した図である。
【0064】
図を参照して、買付業者用端末28に表示された部品検索画面37に対して希望する自動車の部品情報を入力する。具体的にはメーカー名、車種、年式、部品名、色及び数量等である。尚、部品名の代わりに部品番号が判明している場合にはこれを入力するように検索画面を構成することも可能である。
【0065】
部品検索情報が入力されると、この情報はインターネット25を介してシステムサーバ18に送信される。そこでシステムサーバ18は部品在庫情報データベース20にアクセスして、送信されてきた検索情報に基づいて部品の検索を行う。尚、この時システムサーバ18は部品在庫情報データベース20にアクセスするのみならず、部品互換性情報データベース23に対してもアクセスする。これによって検索対象となる部品と同一の物のみならず互換性のある部品も同時に検索してこれらを抽出することが可能となる。
【0066】
そして検索情報に基づいた該当部品がある場合には(S45でYES)、該当する部品を抽出し(S46)、インターネット25を介して買付業者用端末28にその検索結果を表示する(S52)。一方、検索の結果該当部品がない場合には(S45でNO)、該当のない旨の通知をインターネット25を介して買付業者用端末28に対して行なう(S47)。
【0067】
図12はこのようにして検索された結果を表示する一例を示した図である。
【0068】
図を参照して、買付業者用端末28の検索結果画面38には、所定の自動車の白色のバンパーの検索を行った場合の検索結果が示されている。その結果には希望する部品に対する適合状況として、完全一致のものと互換性があるものとが表示されている。又、各解体業者が保有している数量や価格帯も示されており、更に解体業者の所在場所も併せて表示されている。これによって買付業者は端末画面で希望する部品の在庫情報を容易に把握することが可能となる。特に解体業者の所在地は効率良く必要な部品を収集するためには重要な情報である。
【0069】
ここで例えば解体業者の甲が保有している部品についての詳細情報を確認したい場合は、該当の業者の欄をクリックする。すると図13に示されているように買付業者用端末28の画面が変わり、解体業者甲の詳細情報が検索結果詳細画面39として表れる。ここで買付業者は、いずれかの部品を予約しようとする場合には、該等部品の欄をクリックし次に登録ボタンをクリックすることによって予約入力が完了する(S53)。
【0070】
検索結果詳細画面39において予約がされると、その情報はインターネット25を介してシステムサーバ18に送信される。システムサーバ18は予約登録を行い(S48)、その旨を該当する解体業者の解体業者用端末27にインターネット25を介して予約通知を行なう(S32)。そしてシステムサーバ18は予約された部品について部品在庫情報データベース20にアクセスして、該当する部品を図示しない予約管理データベースに移動させる。これによって、当該部品の二重予約を回避することが可能となる。又、その予約部品について買付業者からキャンセル等があった場合には、予約管理データベースから当該部品の情報を部品在庫情報データベース20に移すように制御する。
【0071】
そして、システムサーバ18から解体業者に送る予約通知には買付業者の情報も含まれるように構成されているので、解体業者は以後買付業者と直接交渉すれば良い。
【0072】
尚、上記の実施の形態では、検索結果として所望の部品に完全に一致する第1有用部品と互換性を有する第2有用部品とを表示するように構成しているが、状況に応じて第1有用部品だけ、あるいは第2有用部品だけを検索してこれを提示するように構成しても良い。
【0073】
又、上記の実施の形態では、解体すべき中古車の損傷部位を画像上で指定するように構成されているが、例えば有効な部位名称等を入力し、この部位名称によって有用な部品を抽出するように構成しても良い。
【0074】
更に、上記の実施の形態では、指定された部位に基づいて抽出された有用部品はシステムサーバーが制御するデータベースに格納されているが、これに代えてあるいはこれに加えて、指定した解体業者の端末装置にもこの有用部品を格納するようにしても良い。その場合、解体業者自身も自己が保有する有用部品を把握することができるため、使い勝手が向上する。
【0075】
更に、上記の実施の形態では、部品在庫情報データベースを特定の構成としているが、買付業者からの検索頻度の高い部品に対して検索速度を向上させるようにデータの格納場所等を変化させるように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による中古車部品管理システムの概略構成を示した図である。
【図2】図1で示した部品在庫情報データベースの具体的内容を示した図である。
【図3】図1で示したパート別含有部品情報データベースの具体的内容を示した図である。
【図4】図1で示した部品番号変換情報データベースの具体的内容を示した図である。
【図5】図1で示した部品互換性情報データベースの具体的内容を示した図である。
【図6】この発明の第1の実施の形態による中古車部品管理システムの全体の制御フローを示した図である。
【図7】図6のステップS31において現れる部品登録用の第1画面の具体例を示した図である。
【図8】図7の場面に続いて現れる部品登録用の第2画面の具体例を示した図である。
【図9】図8で示した画面において実際に入力した場合に変化する画像の状況を示した図である。
【図10】図9で示した具体的な入力に基づいて有効部品を抽出する際のデータベースの変化を説明した図である。
【図11】図6のステップS51において現れる検索用画面の具体例を示した図である。
【図12】図6のステップS52において現れる検索結果の具体例を示した図である。
【図13】図12で示された画面から特定の解体業者をクリックした場合に現れる保有部品の詳細情報を示した図である。
【図14】従来の中古車部品の流通状況を示すブロック図である。
【符号の説明】
16…中古車部品管理システム
18…システムサーバ
19…データベース
20…部品在庫情報データベース
21…パート別含有部品情報データベース
22…部品番号変換情報データベース
23…部品互換性情報データベース
25…インターネット
27…解体業者用端末
28…買付業者用端末
34…部品登録第1画面
35…部品登録第2画面
37…部品検索画面
38…検索結果画面
39…検索結果詳細画面
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、解体される中古車等が保有する使用可能な有効部品を管理する中古車部品管理システムであって、解体すべき中古車等を構成する複数のパートのうち、損傷を受けていない有用なパートを指定するパート指定手段と、複数のパートの各々毎に、該パートに含有されている部品を関連付けたパート別含有部品情報データベースと、指定されたパート毎に、含有される部品を使用可能な有効部品としてパート別含有部品情報データベースから抽出する制御手段とを備えたものである。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、解体される中古車等が保有する使用可能な有効部品を管理する中古車部品管理システムであって、解体すべき中古車等を構成する複数のパートのうち、損傷を受けていない有用なパートを指定するパート指定手段と、複数のパートの各々毎に、該パートに含有されている部品を関連付けたパート別含有部品情報データベースと、指定されたパート毎に、含有される部品を使用可能な有効部品としてパート別含有部品情報データベースから抽出する制御手段とを備えたものである。
【0011】
このように構成すると、損傷を受けていない有用なパートを指定するとそのパートに含まれる使用可能な有効部品が抽出される。
このように構成すると、損傷を受けていない有用なパートを指定するとそのパートに含まれる使用可能な有効部品が抽出される。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、中古車部品毎に在庫情報を格納する部品格納情報データベースを更に備え、制御手段は、抽出された有効部品の情報を部品在庫情報データベースに格納するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、中古車部品毎に在庫情報を格納する部品格納情報データベースを更に備え、制御手段は、抽出された有効部品の情報を部品在庫情報データベースに格納するものである。
【0013】
このように構成すると、部品在庫情報データベースに抽出された有効部品の情報が格納される。
このように構成すると、部品在庫情報データベースに抽出された有効部品の情報が格納される。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の構成において、各部品毎に互換性を有する部品が対応付けられている部品互換性情報データベースと、所望の部品情報を検索するために入力する部品検索手段とを更に備え、制御手段は、入力された部品情報に基づいて部品互換性情報データベースにアクセスし、部品在庫情報データベースから、所望の部品に完全に一致する第1有用部品及び互換性を有する第2有用部品を抽出するものである。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の構成において、各部品毎に互換性を有する部品が対応付けられている部品互換性情報データベースと、所望の部品情報を検索するために入力する部品検索手段とを更に備え、制御手段は、入力された部品情報に基づいて部品互換性情報データベースにアクセスし、部品在庫情報データベースから、所望の部品に完全に一致する第1有用部品及び互換性を有する第2有用部品を抽出するものである。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の構成において、抽出された第1有用部品及び第2有用部品に対して、いずれかを予約するために指定する予約入力手段を更に備え、制御手段は、予約入力手段によって指定された部品の在庫情報を、部品在庫情報データベースから削除するものである。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の構成において、抽出された第1有用部品及び第2有用部品に対して、いずれかを予約するために指定する予約入力手段を更に備え、制御手段は、予約入力手段によって指定された部品の在庫情報を、部品在庫情報データベースから削除するものである。
【0023】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、損傷を受けていない有用なパートを指定するだけで、使用可能な有効部品が抽出されるため、解体すべき中古車から転用可能な部品を効率良く把握し管理することが可能となる。
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、損傷を受けていない有用なパートを指定するだけで、使用可能な有効部品が抽出されるため、解体すべき中古車から転用可能な部品を効率良く把握し管理することが可能となる。
【0024】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、部品在庫情報データベースに抽出された有効部品の情報が格納されるため、効率的な部品在庫情報データベースの構築が可能となる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、部品在庫情報データベースに抽出された有効部品の情報が格納されるため、効率的な部品在庫情報データベースの構築が可能となる。
【0028】
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、特定のパートを画面上でクリックするだけで損傷を受けていない有用なパートの指定を容易に且つ正確に行うことが可能となる。
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、特定のパートを画面上でクリックするだけで損傷を受けていない有用なパートの指定を容易に且つ正確に行うことが可能となる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、解体される中古車等が保有する使用可能な有効部品を管理する中古車部品管理システムであって、自動車等の車種毎に、その車体を構成する各部位に対応した複数のパートの各々毎に、該パートに含有されている部品を関連付けたパート別含有部品情報データベースと、解体すべき中古車等に対して、その車種に応じて複数のパートを表示するパート表示手段と、表示された複数のパートのうち、損傷を受けていない有用なパートを指定するパート指定手段と、指定されたパート毎に、含有される部品を使用可能な有効部品としてパート別含有部品情報データベースから抽出する制御手段とを備えたものである。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、解体される中古車等が保有する使用可能な有効部品を管理する中古車部品管理システムであって、自動車等の車種毎に、その車体を構成する各部位に対応した複数のパートの各々毎に、該パートに含有されている部品を関連付けたパート別含有部品情報データベースと、解体すべき中古車等に対して、その車種に応じて複数のパートを表示するパート表示手段と、表示された複数のパートのうち、損傷を受けていない有用なパートを指定するパート指定手段と、指定されたパート毎に、含有される部品を使用可能な有効部品としてパート別含有部品情報データベースから抽出する制御手段とを備えたものである。
【0011】
このように構成すると、前もって車種毎の部位に対応して表示されている複数のパートのうち、損傷を受けていない有用なパートを指定するとそのパートに含まれる使用可能な有効部品が抽出される。
このように構成すると、前もって車種毎の部位に対応して表示されている複数のパートのうち、損傷を受けていない有用なパートを指定するとそのパートに含まれる使用可能な有効部品が抽出される。
【0023】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、表示されている複数のパートのうち損傷を受けていない有用なパートを指定するだけで、使用可能な有効部品が抽出されるため、解体すべき中古車から転用可能な部品を容易にかつ効率良く把握し管理することが可能となる。
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、表示されている複数のパートのうち損傷を受けていない有用なパートを指定するだけで、使用可能な有効部品が抽出されるため、解体すべき中古車から転用可能な部品を容易にかつ効率良く把握し管理することが可能となる。
Claims (7)
- 解体される中古車等が保有する有効部品を管理する中古車部品管理システムであって、
解体すべき中古車等を構成する複数のパートのうち、有用なパートを指定するパート指定手段と、
前記複数のパートの各々毎に、該パートに含有されている部品を関連付けたパート別含有部品情報データベースと、
前記指定されたパート毎に、含有される有用な部品を前記パート別含有部品データベースから抽出する制御手段とを備えた、中古車部品管理システム。 - 中古車部品毎に在庫情報を格納する部品在庫情報データベースを更に備え、
前記制御手段は、前記抽出された有用な部品の情報を前記部品在庫情報データベースに格納する、請求項1記載の中古車部品管理システム。 - 前記パート別含有部品情報データベースには、前記複数のパートのうちいずれかのパート同士が有用な時、有効となる部品も対応するパートに関連付けられている、請求項1又は請求項2記載の中古車部品管理システム。
- 各部品毎に互換性を有する部品が対応付けられている部品互換性情報データベースと、
所望の部品情報を検索するために入力する部品検索手段とを更に備え、
前記制御手段は、前記入力された部品情報に基づいて前記部品互換性情報データベースにアクセスし、前記部品在庫情報データベースから、前記所望の部品に完全に一致する第1有用部品及び互換性を有する第2有用部品を抽出する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の中古車部品管理システム。 - 前記抽出された第1有効部品及び第2有効部品に対して、いずれかを予約するために指定する予約入力手段を更に備え、
前記制御手段は、前記予約入力手段によって指定された部品の在庫情報を、前記部品在庫情報データベースから削除する、請求項4記載の中古車部品管理システム。 - 前記パート指定手段は、
前記解体すべき中古車の車体に対応するとともに、各パートを明示する画像を表示する画像表示手段と、
前記表示された画像に対して、特定のパートをクリックするパートクリック手段とを含む、請求項1から請求項5のいずれかに記載の中古車部品管理システム。 - 前記特定のパートは、損傷を受けたパートである、請求項6記載の中古車部品管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002260818A JP2004102466A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | 中古車部品管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002260818A JP2004102466A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | 中古車部品管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20220083659A (ko) * | 2020-02-14 | 2022-06-20 | 양연옥 | 차량용 엔진의 재활용을 위한 관리시스템 및 이의 동작방법 |
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2002
- 2002-09-06 JP JP2002260818A patent/JP2004102466A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20220083659A (ko) * | 2020-02-14 | 2022-06-20 | 양연옥 | 차량용 엔진의 재활용을 위한 관리시스템 및 이의 동작방법 |
KR102503717B1 (ko) | 2020-02-14 | 2023-02-23 | 양연옥 | 차량용 엔진의 재활용을 위한 관리시스템 및 이의 동작방법 |
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