JP2004101967A - 画像形成装置 - Google Patents

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冨澤 岳志
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Abstract

【課題】転写ローラの長寿命化を図る。
【解決手段】転写ローラの使用耐久に伴って、所定の電流を流すための基準電圧が増大する。基準電圧値に上限値を設けて、転写ローラに印加する電圧を「白抜け」画像を発生させないような電圧に抑制し、この基準電圧印加時の転写ローラに流れる電流を検知する。このとき検知される転写電流値は、耐久枚数の増加に伴って減少する。そこで、その転写電流値に基づいて、感光ドラム上に形成するトナー像の単位面積当たりの最大トナーのり量を制御する。これにより、転写ローラを継続して使用することができる。
【選択図】   図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ,複写機,ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式や静電記録方式の画像形成装置において、従来から、紙等の転写材上にトナーを転写するために転写材裏面に均一に電荷を付与する手段としてコロナ帯電器、ローラ帯電器、ブラシ帯電器、ブレード帯電器等が用いられてきた。
【0003】
しかしながら、コロナ帯電器では、帯電又は除電時にオゾンが発生し、また消費電力が大きいといった問題があった。
【0004】
そこで、最近ではオゾンの発生量が少なく、また消費電力が小さい接触帯電器が多く用いられる。接触帯電器は、導電性を有する接触帯電部材を使用する。
【0005】
接触帯電部材の形状としては、上述のように、ローラ状、ブラシ状、ブレード状といった種々の形状があるが、耐久性の観点からローラ状の帯電部材(以下「帯電ローラ」という。)が選択される場合が多い。
【0006】
帯電ローラは、帯電又は除電を均一に行うために、一般的にカーボンブラックや金属酸化物などの導電性を付与する導電フィラーを高分子エラストマー材料に分散させることによって中抵抗領域に抵抗調整される。しかし、製造上その分散均一性は十分でなく、周方向の抵抗ムラ(周ムラ)が生じ、結果的に均一に帯電又は除電できないという問題があった。
【0007】
この周ムラの対策として、例えば、4級アンモニウム塩基を結合するポリマーやポリエチレン−エピクロルヒドリン共重合体等をセグメントとするブロック型のポリマーなどで代表されるようなイオン導電性ポリマーを分散してなる導電部材が採用されるケースが増えてきている。
【0008】
図11にイオン導電ローラの回転速度と抵抗値との関係を、また図12にイオン導電ローラの印加電圧と抵抗値との関係を示す。これらの図からわかるように、イオン導電ローラは、回転速度が変化しても、また印加電圧が変化しても、抵抗値の変化は少ない。
【0009】
このようなイオン導電性を有する導電部材にも以下の第1,第2の問題がある。
▲1▼環境(絶対水分量:空気1kg中に含まれる水の重量)による抵抗変動が大きい、
▲2▼同一極性の電流を連続的に印加させると抵抗上昇を招く。
【0010】
図13に、ニトリルゴムとエチレン−エピクロルヒドリン共重合体とのブレンドにより形成されるイオン導電性ポリマー(同図中の「○」)と、エチレンプロピレンゴム(EPDM)にカーボンブラックを分散させた電子導電性ポリマー(同図中の「□」)との環境抵抗変動を示す。環境による抵抗値変動は、イオン導電性ポリマーは、電子導電性ポリマーより大きいことがわかる。
【0011】
しかしながら、この第1の問題は環境(例えば、温度、湿度、絶対水分量)ごとに設定値を設ける、いわゆる環境制御を付加することによって対策可能である。例えば、ATVC制御(Active Transfer Voltage Control)によって対処することができる(例えば、特許文献1参照)。これは画像形成装置の非印字工程中(非画像形成工程中)に、転写ローラから感光ドラムに所望の定電流を印加し、そのときの電圧値を保持することで転写ローラの抵抗を検知し、印字工程の転写時に転写電圧としてその抵抗値に応じた定電圧を転写ローラに印加している。
【0012】
また、他の印加転写電圧制御としては、PTVC制御(Programable Transfer Voltage Control)が挙げられる(例えば、特許文献2参照)。上述のATVC制御が転写ローラの抵抗検知を定電流制御で行うのに対し、PTVC制御は、定電圧制御のみで行い、そのため回路が簡素化され、検知精度も向上している。より詳しくは、転写ローラの抵抗検知時に定電圧を印加し、このときの感光ドラムに流れる出力電流値を検知し、この電流値と設定電流値の差から電圧値を変化させて所望の設定電流値を流すのを満足する電圧を決定するものである。
【0013】
第2の問題である、イオン導電性ローラの抵抗上昇については、両極のバイアスを所定間隔で印加することによって対策を施すことができる(例えば、特許文献3参照)。
【0014】
【特許文献1】
特開平2−123385号公報
【特許文献2】
特開平5−181373号公報
【特許文献3】
特開平7−49604号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−49604号公報に開示されている技術だけでは、転写ローラの寿命を飛躍的に延ばすことはできない。
【0016】
図14は、低湿環境下での耐久による転写設定電圧の推移を示す。約25万枚程度の画像形成を終えると白抜け画像が発生する電圧となり、転写ローラの寿命として交換しなければならない。
【0017】
そこで、使用者に転写ローラの交換を指示する表示をしたり、サービスマンが定期的に交換したりした。
【0018】
なお、使用者の使用目的によっては、実使用上画像比率の小さい画像や、トナーのり量の少ない画像を許容できる場合があり、その場合には、単位面積当たりの最大トナーのり量を下げ、転写電圧を下げることができる。
【0019】
本発明は、固定環境下で抵抗安定性に優れ、量産抵抗安定性にも優れたイオン導電性ポリマーを有する導電部材を転写ローラとして採用する画像形成装置において、転写ローラの耐久によって抵抗上昇した場合でも、継続使用可能な対策を施し、ランニングコストを抑えることを目的とする。また、継続使用可能かどうかの判断を使用者が判断できる手段を有する画像形成装置を提供することである。さらには、転写ローラ交換時の画像形成装置のダウンタイム(停止時間)を最小限に留めることである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、表面にトナー像が形成される像担持体と、前記像担持体に接触配置された転写部材とを備え、前記像担持体と前記転写部材との間の転写部に被転写体を挿通するとともに前記転写部材に転写バイアスを印加することで前記像担持体上のトナー像を前記被転写体に転写する画像形成装置において、前記被転写体に対するトナー像の転写に先立ち、前記転写部に前記被転写体が介在しない状態で、前記転写部材にあらかじめ決められた前記被転写体に基づく所定電流を流し、そのときに前記転写部材に印加される基準電圧を検知する検知手段と、前記基準電圧と前記被転写体に基づく加算電圧値とを加算して、前記像担持体上のトナー像を前記被転写体に転写するために印加する転写電圧値を決定する制御手段と、を備え、前記基準電圧値に上限値を設定し、前記基準電圧値が前記上限値のときには、前記転写部に前記被転写体が介在しない状態で、前記転写部材に前記上限値の電圧を印加し、そのときの電流を前記検知手段によって検知し、検知された電流値に基づいて、前記制御手段により、前記像担持体上に形成するトナー像の単位面積当たりの最大トナーのり量を決定する、ことを特徴とする。
【0021】
請求項2に係る発明は、表面にトナー像が形成される像担持体と、前記像担持体に接触配置された転写部材とを備え、前記像担持体と前記転写部材との間の転写部に被転写体を挿通するとともに前記転写部材に転写バイアスを印加することで前記像担持体上のトナー像を前記被転写体に転写する画像形成装置において、前記被転写体に対するトナー像の転写に先立ち、前記転写部に前記被転写体が介在しない状態で、前記転写部材に所定電圧を複数回印加したときの電流値を検知する検知手段と、前記所定電圧と前記検知手段が検知した電流値とから電圧値と電流値との関係を導き出す算出手段と、前記算出手段によって求められた電圧値と電流値との関係とあらかじめ決められた前記被転写体に基づく目標電流値とから求められる前記被転写体に基づく基準電圧と、前記被転写体に基づく加算電圧値とを加算して、実際に印加する転写電圧値を決定する制御手段と、を備え、前記基準電圧値に上限値を設定し、前記基準電圧値が前記上限値のときには、前記上限値での電流を算出し、算出された電流値に基づいて、前記制御手段により、前記像担持体上に形成するトナー像の単位面積当たりの最大トナーのり量を決定する、ことを特徴とする。
【0022】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記転写部に前記被転写体が介在しない状態で、前記基準電圧値の前記上限値を前記転写部材に印加したときに前記転写部材に流れる検知電流値又は算出電流値に基づいて、前記像担持体上に形成されるトナー像の単位面積当たりの最大トナーのり量を段階的に変える、ことを特徴とする。
【0023】
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記基準電圧値が前記上限値になるか又は前記上限値になることが予想される場合に、使用者に対して、転写部材の交換又は濃度ダウンの選択を促す表示手段を有する、ことを特徴とする。
【0024】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、使用者が、転写部材の交換又は濃度ダウンの選択の判断を行うためのテスト画像を出力する、ことを特徴とする。
【0025】
請求項6に係る発明は、請求項4又は5に記載の画像形成装置において、使用者が濃度ダウンを選択したときに、帯電量を通常の帯電量と異ならせる、ことを特徴とする。
【0026】
請求項7に係る発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記像担持体が感光体である、ことを特徴とする。
【0027】
請求項8に係る発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記像担持体が中間転写体である、ことを特徴とする。
【0028】
請求項9に係る発明は、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記転写部材が、イオン導電性を有する導電部材である、ことを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図面において同一の符号を付したものは、同一の構成又は作用をなすものであり、これらについての重複説明は適宜省略した。
【0030】
<実施の形態1>
図1に、本発明に係る画像形成装置の一例として、実施の形態1に係る画像形成装置を示す。同図に示す画像形成装置は、電子写真方式のプリンタであり、同図はその概略構成を示す縦断面図である。
【0031】
同図に示す画像形成装置は、画像形成装置本体Mの内側に、像担持体としてドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)1を備えている。感光ドラムは、駆動手段(不図示)によって矢印R1方向に所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動される。
【0032】
感光ドラム1表面には、接触帯電手段としての接触帯電部材2が当接されている。感光ドラム1表面は、帯電バイアス印加電源(不図示)によって接触帯電部材2に印加される帯電バイアスによって所定の極性・電位に一様に帯電(一次帯電)される。本実施の形態では、接触帯電部材2は、ローラ状の帯電ローラが使用される。接触帯電部材2は、感光ドラム1の矢印R1方向の回転によって矢印R2方向に従動回転する。
【0033】
画像露光手段としてのレーザビームスキャナ3は、イメージスキャナ(不図示)、コンピュータ(不図示)等の外部機器から入力される画像情報に対応してオン/オフ変調されたレーザ光Lを出力して、感光ドラム1表面の帯電処理面を走査露光する。この走査露光により感光ドラム1表面に、目的の画像情報に応じた静電潜像が形成される。
【0034】
現像装置(現像装置)4において、現像剤(トナー)は、現像スリーブ4a表面に担持され、現像スリーブ4aの回転により、感光ドラム1表面に対向する現像位置に搬送される。現像スリーブ4aには、現像バイアス印加電源(不図示)によって現像バイアスが印加され、これにより、現像スリーブ4a上のトナーが感光ドラム1表面の静電潜像に付着されて静電潜像をトナー像として現像する。
【0035】
給紙カセット5には、紙、透明フィルム等の転写材P(以下適宜「転写材」に代えて「紙」という。)が収納されている。給紙スタート信号に基づいて給紙ローラ6が駆動され、給紙カセット5内の転写材Pが1枚ずつ給紙され、レジストローラ7、紙パス8aを通って、感光ドラム1と転写ローラ(転写部材)9との当接ニップ部である転写ニップ部(転写部)Tに所定のタイミングで導入される。すなわち、感光ドラム1上のトナー像の先端部が転写ニップ部Tに到達するタイミングと同期するようにレジストローラ7により転写材Pの搬送が制御される。
【0036】
転写ニップ部Tに供給された転写材Pは、この転写ニップ部Tによって挾持搬送され、このとき転写ローラ9には転写バイアス印加電源(不図示)から所定に制御された転写バイアスが印加される。この転写ローラ9及び転写バイアスの制御については後に詳述する。転写ローラ9にトナーと逆極性の転写バイアスが印加されることで転写ニップ部Tにて感光ドラム1上のトナー像が転写材Pの表面に静電転写される。
【0037】
転写ニップ部Tにおいてトナー像の転写を受けた転写材Pは、感光ドラム1から分離され、紙パス8bを通って定着装置(定着手段)11に搬送される。転写材Pは、定着装置11の定着ローラ11aと加圧ローラ11bとの間に形成される定着ニップ部によって挟持搬送される。このとき加熱・加圧を受けて、表面にトナー像が定着される。
【0038】
一方、トナー像転写後の感光ドラム1は、転写時に転写材Pに転写されないで表面に残ったトナー(残留トナー)や紙粉等が、クリーニング装置10によって除去され、次に画像形成に供される。
【0039】
トナー像転写後の転写材Pは、その表面(第1面)のみに画像形成が行われる場合には、切り替え部材12に導かれて紙パス8cを通過し、排紙ローラ13によって排紙トレイ14上に排出される。これにより、1枚の転写材Pに対する片面の画像形成が終了する。
【0040】
これに対して、転写材Pの両面(第1面と第2面)に画像形成が行われる場合には、第1面(表面)にトナー像が定着された転写材Pは、切り替え部材12の切り替えによって搬送パス8dに導かれる。搬送パス8dに導かれた転写材Pは、切り替え部材15により、一旦、反転パス8eに導入された後、搬送方向が逆転され、さらに切り替え部材15の切り替えによって中間パス8fに搬送される。転写材Pは、その後、レジストローラ7等によって、再度、転写ニップ部Tに供給され、第2面(裏面)にトナー像が転写され、さらに定着装置11によって定着された後、紙パス8cを経由して、排紙ローラ13によって排紙トレイ14上に排出される。これにより1枚の転写材Pに対する両面の画像形成が終了する。
【0041】
上述の画像形成装置において、接触回転型の転写部材である転写ローラ9は、イオン導電性を有するスポンジローラによって形成されている。転写ローラ9は、芯金9bの外周面に円筒状にスポンジゴム層9aを設けることで構成されており、NBRゴムと界面活性剤等を反応させ、周ムラ1.5以下、抵抗値が温度23℃、湿度50%で10〜10Ω(2kV印加)のものを採用している。
【0042】
図2に、転写ローラ9の抵抗を測定するための抵抗測定装置の概略図を示す。回転駆動される外径30mmのアルミニウムドラム1A上に、転写ローラ9を両端の芯金9bに、それぞれ500gの荷重をかけ、当接圧1.0kgで押圧して従動回転させ、芯金9bとアース間にバイアス印加電源Eにより2.0kVを印加し、アルミニウムドラム1Aに流れる電流を電流計Aで測定することで抵抗を算出した。また上述の測定において、転写ローラ9を1回転以上させたときの電流値をサンプリングし、このサンプリング値の平均値からローラ抵抗を算出した。
【0043】
このサンプリング電流値の最大値をImax、最小値をIminとすると、従来例と同様に、Imax/Imin≦1.5となる転写ローラ9、すなわち回転方向でその抵抗ムラ(周ムラ)が1.5以下である転写ローラ9を使用した。
【0044】
図3,図4を参照して、感光ドラム1上のトナー像を転写材Pに転写するための転写バイアスを決定する制御について説明する。
【0045】
ユーザがコピーボタンを押したり、又はプリンタ動作を開始したりしてから、実際に画像形成動作を行うまでの画像形成装置の空回転を前回転と呼ぶことにする。したがって、転写部材である転写ローラ9にとっては、ユーザがコピーボタンを押したり、又はプリンタ動作を開始したりしてから、転写材Pと感光ドラム1上に形成されたトナー像とが転写ニップ部Tに到達するまでの空回転が前回転ということになる。
【0046】
この前回転時に、電圧を多段階で切り替えて、各々の電圧に対する電流を検知手段(不図示)によって検知する。本実施の形態では、3段階に電圧を切り替え、電圧−電流特性(V−I特性)を導き出している。測定ポイント以外は線形補完した。
【0047】
まず、第1電圧V1を転写ローラ9の1周分印加し、そのときの電流値を検知し、平均化処理された値を電流値I1とする。同様に第2電圧V2に対する電流値I2、第3電圧V3に対する電流値I3を求める。なお、本実施の形態においては、V3<V2<V1とした。
【0048】
そして、転写材Pの種類ごとに、必要な転写電流があらかじめ決められており、転写ローラ9に、この電流を流すために必要な基準電圧を図4に示すV−I特性から求めることができる。
【0049】
例えば、ある転写材Pに感光ドラム1上のトナー像を転写するのに必要な転写電流をIbとすると、IbとI2の関係から算出手段(なお、算出手段は例えば、制御手段50に内蔵されている。)により、V−I特性の式、
Ib≧I2のとき、
Vb=(V2−V1)(Ib−I1)/(I2−I1)+V1
Ib<I2のとき、
Vb=(V3−V2)(Ib−I2)/(I3−I2)+V2
から求められるのである。
【0050】
次に、制御手段50により、この基準電圧Vbに、各転写材Pの種類毎(温湿度環境毎にも分けられている)にあらかじめ決められた転写材分の電圧Vpを加えた、実際に印加させる転写電圧Vtr、
Vtr=Vb+Vp
が出力される。
【0051】
上述の制御を採用した場合に、低湿環境下(温度23℃、湿度5%、絶対水分量0.86g/kg)での上述の転写ローラ9の耐久初期状態で、かつ画像形成装置本体Mの立ち上げ直後の普通紙の自動両面画像形成装置における第2面の転写設定で、弊社推奨紙(PB−SK紙:坪量64g/m、日本製紙社製)上に画像形成を行う場合、目標電流値24μAでの基準電圧は1.8kVとなった。この目標電流に対する転写材Pの分担電圧、すなわち加算電圧値は、1.1kVであり、このときの設定電圧は2.9kVとなり、不良画像のない良好な画像を得られた。
【0052】
次に、25万枚程度の画像形成を行った後の転写ローラ9に対して、上述と同様の制御を行ったところ、目標電流値24μAでの基準電圧値は4.0kVとなった。転写材Pの分担電圧(加算電圧値)は、1.1kVであるから、設定電圧は5.1kVとなるが、5.1kVでは、転写ニップ部T上流側での異常放電による「白抜け」画像が発生した。
【0053】
しかしながら、本実施の形態では、「白抜け」画像の発生電圧が、5.0kVとなっているため、基準電圧値に上限値を設け、3.6kVとした。したがって、転写設定電圧値は4.7kVとなり、「白抜け」画像は消え、良好な画像が得られた。
【0054】
しかしながら、転写ローラ9の抵抗がさらに上昇すると、基準電圧値の上限値を設けることによって、転写設定電圧は4.7kVに固定されるため次第に転写電流値が減少する。図5に基準電圧値が耐久によって上限値に達した後の転写電流値の推移を示している。転写電流値が減少すると、それにともない転写できるトナーの総電荷量も減少することは、図6に示す転写電流値とトナー電荷量との関係からもわかっている。
【0055】
そこで、本実施の形態では、基準電圧値が上限値に達したら、そのときの電流値を検知し、その検知結果に基づいて、感光ドラム1上に形成される単位面積当たりの最大トナーのり量を制限するようにした。図7に、本実施の形態での低湿環境下(温度23℃、湿度5%、絶対水分量0.86g/kg)における転写電流値と転写可能最大トナーのり量との関係を示す。横軸に転写電流値を、また縦軸にトナーのり量(転写可能最大トナーのり量)をとっている。トナーののり量については、単位質量当たりのトナーの帯電量によっても変わリ、また、転写電流については画像形成時のプロセススピードによって変わるため、環境や転写材Pの種類に応じてプロセススピードが変わる場合には、それに応じて変える必要があることはいうまでもない。
【0056】
次にトナーののり量を変える方法について説明する。上述したように転写材Pの種類、転写電流、そして環境(絶対水分量)が決まると、そのときに感光ドラム1上に形成できる単位面積当たりの最大トナーのり量が決定される。図8に示すように接触帯電部材2に印加される帯電バイアスを変えることによって、感光ドラム1上の電位をVD1からVD2に、また現像スリーブ4aに印加されるDCバイアスVDC1をVDC2に変える。したがって、Vcont=|VL1−VDC1|>Vcont=|VL2−VDC2|となるため、感光ドラム1上に現像されるトナー量を下げることができる。
【0057】
以上のことから、本実施の形態では基準電圧が増大するのに伴って、通常制御では「白抜け」画像が発生するような電圧になったとしても、基準電圧値に上限値を設け、かつこの基準電圧値印加時の転写ローラ9に流れる電流を検知し、その電流値に基づいて感光ドラム1上に形成するトナー像の単位面積当たりの最大トナーのり量を制御することによって転写ローラ9を継続して使用することができる。
【0058】
本実施の形態では、前回転で電圧を多段階に振って(変化させて)、電圧−電流特性を求め、そこから目標電流値に対応した基準電圧を算出したが、前回転で目標電流値を流し、その際に転写ローラ9に印加された電圧を基準電圧としてもよいことはいうまでもない。
【0059】
<実施の形態2>
本実施の形態の特徴は、実施の形態1に加えて、上述の基準電圧値が上限値に達した場合、もしくは達しそうになった場合に使用者に対して、「転写部材の交換」か「濃度ダウン」かを選択させる操作パネル(表示手段)20上に設けたことにある。例えば、基準電圧値が上述の実施の形態1の方法によって上限値に達するか又は達しそうになった場合には、操作パネル20上に図9のような選択式の表示を行う。使用者が、若干の濃度ダウンはかまわないと判断して、濃度ダウンボタン21を押した場合には、実施の形態1と同様の濃度ダウン制御を行い対応する。またこの情報は、メンテナンス情報としてサービスマン等に知らせるような手段と組み合わせるとより効果的である。サービスマンは、この情報をもとに転写部材の交換準備を行い、交換までの時間は若干の濃度ダウンを許容しながら使用者は画像出力を行うことができるので、ダウンタイムを大幅に縮小することができる。また、図9に示すように、使用者に濃度ダウンのレベルを認識やすいテストチャートをプリントできるようにしてもよい。使用者が濃度確認テストチャート出力ボタン23を押すことにより、テストチャートがプリントされる。使用者は、プリントされたテストチャートを実際に目で見ることにより、転写部材の交換か濃度ダウンかの選択をしやすくなる。
【0060】
また濃度ダウンレベルを多数段階もつことにより、使用者の濃度許容レベルに応じて転写ローラの長寿命化を達成することができ、ランニングコストを抑えることができる。
【0061】
<実施の形態3>
図10を参照して、実施の形態3について説明する。同図に示す画像形成装置は、画像形成装置本体M内に4箇所の画像形成部(画像形成ステーション)、すなわち第1の画像形成部PA、第2の画像形成部PB、第3の画像形成部PC、第4の画像形成部PDが並設されており、各画像形成部PA〜PDではそれぞれ例えばイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各色のトナー像が帯電、露光、現像、転写の各プロセスを経て形成される。
【0062】
各画像形成部PA〜PDはそれぞれ専用の感光ドラム1A,1B,1C,1Dを有しており、これら感光ドラム1A,1B,1C,1Dは、接触帯電部材2A,2B,2C,2Dによって帯電され、露光レーザビームスキャナ3A,3B,3C,3Dによって静電潜像が形成された後、現像装置4A,4B,4C,4Dによってトナーが付着されて各色のトナー像が形成される。
【0063】
また、感光ドラム1A〜1Dに隣接して第2の像担持体である中間転写ベルト(中間転写体)30が配設されている。中間転写ベルト30は、駆動ローラ31、従動ローラ32、二次転写対向ローラ33に掛け渡されている。転写ベルト30の内側には、一次転写ローラ(転写部材)9A,9B,9C,9Dが配設されている。中間転写ベルト30は、これら一次転写ローラ9A〜9Dによって感光ドラム1A〜1Dに押圧されており、これにより中間転写ベルト30と感光ドラム1A〜1Dの間には、一次転写ニップ部(転写部)T1が形成されている。感光ドラム1A上に形成されたイエロー(1色目)のトナー像は、一次転写ローラ9Aに転写バイアス印加電源(不図示)によって一次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト30上に一次転写される。以下、同様にして、マゼンタ(2色目),シアン(3色目),ブラック(4色目)のトナー像が中間転写ベルト30上に順次に一次転写されて重ね合わされる。
【0064】
なお、本実施の形態における一次転写ローラ9A〜9Dに印加される一次転写バイアスは、上述の実施の形態1,2の転写バイアスの制御方法と同様にV−I特性から所望の一次転写電圧を求める制御が行われる。
【0065】
中間転写ベルト30上に形成された4色のトナー像は、給紙カセット5から供給された転写材Pに転写される。給紙カセット5内に収納されていた転写材Pは、給送ローラ6によって給紙され、レジストローラ7によりタイミングをとって中間転写ベルト30と二次転写ローラ(転写部材)34との間の転写部としての二次転写ニップ部(転写部)T2に供給される。このとき、二次転写ローラ34に、転写バイアス印加電源(不図示)によって二次転写バイアスが印加される。これにより、中間転写ベルト30上の4色のトナー像は、転写材P上に一括で二次転写される。このときに二次転写ローラ34に印加される転写電圧も上述の一次転写バイアスと同様にして決定する。
【0066】
この二次転写時に、転写材Pに転写されないで、中間転写ベルト30上に残ったトナー(転写残トナー)は、中間転写体クリーニング手段であるクリーナ35によって除去される。
【0067】
上述の中間転写ベルト30は、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂シートや、ポリフッ化ビニリデン樹脂シート、ポリウレタン樹脂シート、ポリイミド樹脂シートなどの誘電体樹脂シートによって形成されており、その両端部を互いに重ね合わせて接合し、エンドレス状にしたものか、又は継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。
【0068】
上述の画像形成装置において、転写ローラとしては一次転写ローラ9A〜9Dと二次転写ローラ34とがある。
【0069】
本実施の形態の特徴は、中間転写ベルト(中間転写体)30を使用した画像形成装置において、上述の実施の形態1,2と同様、二次転写ローラ34に印加する二次転写バイアスについても、本発明を適用することにある。
【0070】
このようにすることにより、近時のフルカラー画像形成装置で採用されている、様々な転写材に対応可能な中間転写体を有する画像形成装置においても、イオン導電性を有する導電ローラを転写ローラとして有効に利用することができる。
【0071】
上述の実施の形態1〜3において、例えば、使用者が濃度ダウンモードを選択した場合、その最大濃度に応じて帯電ローラ2による感光ドラム1の帯電量を通常の最大濃度可能時とは異ならせることによって、使用者の満足度を達成することができる効果がある。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、目標電流値に対する基準電圧値の上限値を設け、この上限値を印加したときの電流値に基づいて、像担持体上に形成されるトナー像の単位面積当たりのトナーの最大のり量を制御することによって白抜け画像のない画像を形成することができ、また転写ローラの長寿命化を実現することができる。また単位面積当たりのトナーの最大のり量に対して、使用者の判断を仰ぐことで、使用者本意で転写ローラのランニングコストを必要最小限に留めることができる。さらに、転写ローラ交換時の画像形成装置のダウンタイム(停止時間)を最小限に留めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。
【図2】導電ローラの抵抗を測定するための測定装置の構成を示す図である。
【図3】転写電圧を決定するための前回転制御時のシーケンスの概略を示す図である。
【図4】電圧と電流との関係から、基準電圧値を導く説明図である。
【図5】基準電圧が上限値に達した後の転写電流の推移を示す図である。
【図6】転写電流と転写可能トナー電荷量との関係を示す図である。
【図7】転写電流とトナーのり量との関係を示す図である。
【図8】トナーのり量を変化させるために現像コントラストを変化させるようすを説明する図である。
【図9】実施の形態2において、基準電圧が上限値に達する又は達しそうなときに、「転写部材交換」か「濃度ダウン」かを使用者が選択する操作パネルを示す図である。
【図10】実施の形態3における画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。
【図11】イオン導電ローラの回転速度と抵抗値との関係を示す図である。
【図12】イオン導電ローラの印加電圧と抵抗値との関係を示す図である。
【図13】イオン導電ローラ及び電子導電ローラの、抵抗値と環境変動との関係を比較する図である。
【図14】イオン導電ローラの、低湿環境下における転写電圧設定の耐久変動を示す図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D
像担持体(感光体,感光ドラム)
9     転写部材(転写ローラ)
9A,9B,9C,9D
転写部材(一次転写ローラ)
20    表示手段(操作パネル)
30    像担持体(中間転写体,中間転写ベルト)
34    転写部材(二次転写ローラ)
50    制御手段
P     被転写体(転写材)
T     転写部(転写ニップ部)
T1    転写部(一次転写ニップ部)
T2    転写部(二次転写ニップ部)

Claims (9)

  1. 表面にトナー像が形成される像担持体と、前記像担持体に接触配置された転写部材とを備え、前記像担持体と前記転写部材との間の転写部に被転写体を挿通するとともに前記転写部材に転写バイアスを印加することで前記像担持体上のトナー像を前記被転写体に転写する画像形成装置において、
    前記被転写体に対するトナー像の転写に先立ち、前記転写部に前記被転写体が介在しない状態で、前記転写部材にあらかじめ決められた前記被転写体に基づく所定電流を流し、そのときに前記転写部材に印加される基準電圧を検知する検知手段と、
    前記基準電圧と前記被転写体に基づく加算電圧値とを加算して、前記像担持体上のトナー像を前記被転写体に転写するために印加する転写電圧値を決定する制御手段と、を備え、
    前記基準電圧値に上限値を設定し、前記基準電圧値が前記上限値のときには、前記転写部に前記被転写体が介在しない状態で、前記転写部材に前記上限値の電圧を印加し、そのときの電流を前記検知手段によって検知し、検知された電流値に基づいて、前記制御手段により、前記像担持体上に形成するトナー像の単位面積当たりの最大トナーのり量を決定する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 表面にトナー像が形成される像担持体と、前記像担持体に接触配置された転写部材とを備え、前記像担持体と前記転写部材との間の転写部に被転写体を挿通するとともに前記転写部材に転写バイアスを印加することで前記像担持体上のトナー像を前記被転写体に転写する画像形成装置において、
    前記被転写体に対するトナー像の転写に先立ち、前記転写部に前記被転写体が介在しない状態で、前記転写部材に所定電圧を複数回印加したときの電流値を検知する検知手段と、
    前記所定電圧と前記検知手段が検知した電流値とから電圧値と電流値との関係を導き出す算出手段と、
    前記算出手段によって求められた電圧値と電流値との関係とあらかじめ決められた前記被転写体に基づく目標電流値とから求められる前記被転写体に基づく基準電圧と、前記被転写体に基づく加算電圧値とを加算して、実際に印加する転写電圧値を決定する制御手段と、を備え、
    前記基準電圧値に上限値を設定し、前記基準電圧値が前記上限値のときには、前記上限値での電流を算出し、算出された電流値に基づいて、前記制御手段により、前記像担持体上に形成するトナー像の単位面積当たりの最大トナーのり量を決定する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記転写部に前記被転写体が介在しない状態で、前記基準電圧値の前記上限値を前記転写部材に印加したときに前記転写部材に流れる検知電流値又は算出電流値に基づいて、前記像担持体上に形成されるトナー像の単位面積当たりの最大トナーのり量を段階的に変える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記基準電圧値が前記上限値になるか又は前記上限値になることが予想される場合に、使用者に対して、転写部材の交換又は濃度ダウンの選択を促す表示手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 使用者が、転写部材の交換又は濃度ダウンの選択の判断を行うためのテスト画像を出力する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 使用者が濃度ダウンを選択したときに、帯電量を通常の帯電量と異ならせる、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体が感光体である、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記像担持体が中間転写体である、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記転写部材が、イオン導電性を有する導電部材である、
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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