JP2004101535A - 角速度センサ - Google Patents
角速度センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004101535A JP2004101535A JP2003379751A JP2003379751A JP2004101535A JP 2004101535 A JP2004101535 A JP 2004101535A JP 2003379751 A JP2003379751 A JP 2003379751A JP 2003379751 A JP2003379751 A JP 2003379751A JP 2004101535 A JP2004101535 A JP 2004101535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- angular velocity
- arm
- velocity sensor
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
Abstract
【解決手段】駆動用電極を有する第1のアームと検出用電極を有する第2のアームおよびそれら第1、第2のアームの一端に配した共通の基部とを圧電体で一体に構成した音叉振動子16を、その基部に設けた支持台19によりベース12に平行配置され、上記の各電極をベース12に設けた端子部13に電気的に接続した。
【選択図】図1
Description
図1は本発明の実施の形態1における角速度センサの組立斜視図である。図1において、11は表裏面にニッケルメッキ処理を行った金属製のキャップ、12は同じくニッケルメッキ処理され、端子部13を絶縁気密ガラス14で覆い、かつ穴部15を設けたベースである。これらキャップ11とベース12は通常抵抗溶接あるいは圧入等によって接合され、穴部15を封止することによりキャップ11内は密閉空間となっている。この密閉空間内で角速度検出素子である振動子16はベース12上にベース面17と振動子の平面18が平行になるように支持台19により振動子16の平面18の基部で接着固定され、配線20によって振動子16と端子部13は電気的に接続されている。振動子16は、図2(a)、(b)に示す如くコの字状の圧電体で例えば水晶材料で形成され、一方の駆動音叉アーム21に駆動電極(22,23,24,25)、他方の検出音叉アーム26にモニタ電極(27,28)、検出用電極(29,30,31,32)、中間電極(33,34)をそれぞれAu蒸着により形成したものである。また、音叉アーム21,26は振動方向に対して、電気軸または分極方向が同方向に設定してあり、駆動電源35により駆動電極22,23,24,25を音叉共振させるための更新信号が供給されるようになっている。また、検出用電極30,32は検出信号のバランス調整時にトリミングされる電極であり、穴部15をベース12上に設けることにより前記検出用電極30,32のトリミングを可能とした構成となっている。
図3は本発明の実施の形態2における角速度センサの組立斜視図である。図3において、41は表裏面にニッケルメッキ処理を行った金属製のキャップ、42は同じくニッケルメッキ処理され、端子部43を絶縁気密ガラス44で覆ったベースである。これらキャップ41とベース42は通常抵抗溶接あるいは圧入等によって接合され、キャップ41内は密閉空間となっている。この密閉空間内で角速度検出素子である振動子45はベース42上にベース面46と振動子の側面47が平行になるように接着固定された支持台48により振動子の側面47の基部で接着固定され、配線49によって振動子45と端子部43は電気的に接続されている。振動子45は、実施の形態1と同様にコの字状の圧電体で例えば水晶材料で形成され、一方の駆動音叉アーム21に駆動電極22,23,24,25、他方の検出音叉アーム26にモニタ電極27,28、検出用電極29,30,31,32、中間電極33,34をそれぞれAu蒸着により形成したものであり、また、音叉アーム21,26は振動方向に対して、電気軸または分極方向Eが同方向に設定してあり、駆動電源35により駆動電極22,23,24,25を音叉共振させるための交流信号が供給されるようになっている、また、検出用電極30,32は検出信号のバランス調整時にトリミングされる電極である。
図4は本発明の実施の形態3における角速度センサの組立斜視図である。図4において、51は表裏面にニッケルメッキ処理を行った金属製のキャップ、52は同じくニッケルメッキ処理され、端子部53を絶縁気密ガラス54で覆ったベースである。これらキャップ51とベース52は通常抵抗溶接あるいは圧入等によって接合され、キャップ51内は密閉空間となっている。この密閉空間内で角速度検出素子である振動子55はベース52上にベース面56と振動子の平面57が平行になるように接着固定された支持台58により振動子の平面57の基部で接着固定され、配線59によって振動子55と端子部53は電気的に接続されている。振動子55は、実施の形態1と同様にコの字状の圧電体で例えば水晶材料で形成され、一方の駆動音叉アーム21に駆動電極22,23,24,25、他方の検出音叉アーム26にモニタ電極27,28、検出用電極29,30,31,32、中間電極33,34をそれぞれAu蒸着により形成したものであり、また、音叉アーム21,26は振動方向に対して、電気軸または分極方向Eが同方向に設定してあり、駆動電源35により駆動電極22,23,24,25を音叉共振させるための交流信号が供給されるようになっている。また、検出用電極は主検出用電極29,31と調整用電極30,32とからなっており、この調整用電極30もしくは32のいずれかが他方に比して長く形成されている。ここで、振動子55は長く形成した調整用の検出電極が外側に表出するようにベース52に平行配置されている。
図5は本発明の実施の形態4における角速度センサの組立斜視図である。図5において、61は表裏面にニッケルメッキ処理を行った金属製のキャップ、62は同じくニッケルメッキ処理され、端子部63を絶縁気密ガラス64で覆ったベースである。これらキャップ61とベース62は通常抵抗溶接あるいは圧入等によって接合され、キャップ61内は密閉空間となっている。この密閉空間内で角速度検出素子である振動子65はその基部底面66に振動子延長支持台67が接着固定されており、振動子延長支持台67は振動子65の平面68がベース面69に対して平行かつ端子部63の接続面70と同様の高さでベース62上に接着固定され、金属線71によって振動子65と端子部63は電気的に接続されている。振動子65は、実施の形態1と同様にコの字状の圧電体で例えば水晶材料で形成され、一方の駆動音叉アーム21に駆動電極22,23,24,25、他方の検出音叉アーム26にモニタ電極27,28、検出用電極29,30,31,32、中間電極33,34をそれぞれAu蒸着により形成したものであり、また、音叉アーム21,26は振動方向に対して、電気軸または分極方向Eが同方向に設定してあり、駆動電源35により駆動電極22,23,24,25を音叉共振させるための交流信号が供給されるようになっている。また、検出用電極は主検出用電極29,31と調整用電極30,32とからなっており、この調整用電極30もしくは32のいずれかが他方に比して長く形成されている。ここで、振動子65は長寸に形成したトリミング調整用の検出用電極が外側に表出するようにベース62に対して平行配置されている。
2 振動子
3 ベース端子
4 リード線
5 キャップ
11 キャップ
12 ベース
13 端子部
14 絶縁気密ガラス
15 穴部
16 振動子
17 ベース面
18 平面
19 支持台
20 配線
21 駆動音叉アーム
22,23,24,25 駆動電極
26 検出音叉アーム
27,28 モニタ電極
29,30,31,32 検出用電極
33,34 中間電極
41 キャップ
42 ベース
43 端子部
44 絶縁気密ガラス
45 振動子
46 ベース面
47 側面
48 支持台
49 配線
51 キャップ
52 ベース
53 端子部
54 絶縁気密ガラス
55 振動子
56 ベース面
57 平面
58 支持台
59 配線
61 キャップ
62 ベース
63 端子部
64 絶縁気密ガラス
65 振動子
66 基部底面
67 振動子延長支持台
68 平面
69 ベース面
70 接続面
71 金属線
Claims (8)
- 駆動用電極を有する第1のアームと検出用電極を有する第2のアームとからなる音叉振動子をベースに備え、
前記第1のアームと第2のアームに対向する部分に穴を設けた
角速度センサ。 - 第1のアームと第2のアームは前記ベースに対して平行に配置した請求項1記載の角速度センサ。
- 穴は、検出用電極をトリミングするために設けた請求項1記載の角速度センサ。
- 音叉振動子は、第1のアームおよび第2のアームの一端に配した共通の基部を圧電体で一体に構成した請求項1記載の角速度センサ。
- ベースに端子を設け、この端子は気密ガラスにより前記ベースに対して電気的に絶縁した請求項1記載の角速度センサ。
- 第2のアームに設けた検出用電極は、一対の主検出用電極および調整用電極を備え、一対の調整用電極の一方が他方に比べて長く設けてなる請求項1記載の角速度センサ。
- 基部の一方の平面に駆動用電極、検出用電極、モニター電極、および、グランド電極の接続パッドを有し、これらの各電極を配置した基部の平面を外側に配置するとともに端子の接続面と同様の高さでベースに対して平行に配置した請求項1記載の角速度センサ。
- 駆動用電極を有する第1のアームと検出用電極を有する第2のアームおよびこれら第1、第2のアームの一端に設けた共通の基部とを圧電体で一体に構成した音叉振動子と、この音叉振動子の基部に設けた延長用支持台によりベースに平行に位置するとともに、前記駆動用電極および検出用電極を前記ベースに設けた端子に電気的に接続した角速度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003379751A JP2004101535A (ja) | 2003-11-10 | 2003-11-10 | 角速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003379751A JP2004101535A (ja) | 2003-11-10 | 2003-11-10 | 角速度センサ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10072150A Division JPH11271062A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 角速度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004101535A true JP2004101535A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32291012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003379751A Pending JP2004101535A (ja) | 2003-11-10 | 2003-11-10 | 角速度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004101535A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008014887A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 角速度センサ |
-
2003
- 2003-11-10 JP JP2003379751A patent/JP2004101535A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008014887A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 角速度センサ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9448068B2 (en) | Angular velocity sensor | |
JPH0755479A (ja) | 中央取付けの音叉を備えた回転速度センサ | |
EP1353146A1 (en) | Angular velocity sensor | |
US6880399B1 (en) | Angular velocity sensor | |
JP2007212174A (ja) | 角速度センサ装置 | |
JPWO2003100350A1 (ja) | 角速度センサ | |
JP4654480B2 (ja) | 角速度センサ | |
JP3141745B2 (ja) | 加速度センサ | |
JP2004101535A (ja) | 角速度センサ | |
JP2004045440A (ja) | 角速度センサ | |
WO2001020258A1 (fr) | Detecteur de vitesse angulaire | |
JP2004101536A (ja) | 角速度センサ | |
US11662204B2 (en) | Vibrator device | |
JP5982889B2 (ja) | 物理量センサーモジュール及び電子機器 | |
JPH09170926A (ja) | 角速度センサ | |
JPH11271062A (ja) | 角速度センサ | |
JP2023092734A (ja) | 慣性計測装置 | |
JP2002112392A (ja) | 超音波センサ、およびこれを用いる電子機器 | |
JP4529286B2 (ja) | 角速度センサ | |
JP2009229071A (ja) | 角速度センサ | |
JP2006234462A5 (ja) | ||
JP2002267454A (ja) | 角速度センサ | |
JP2002022761A (ja) | 圧電型加速度センサ | |
JP2001103599A (ja) | 圧電スピーカ | |
JPH08201065A (ja) | 角速度センサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050708 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060327 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060425 |