JP2004099286A - 丸形棒状材の供給装置 - Google Patents

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Tomio Aikawa
相川 富男
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Abstract

【課題】ほどかれて崩れ落ちるときの騒音の発生を防止し、解き放たれた丸形棒状材が急激に前側に転がり落ちることを防止し、又丸形棒状材の束をほどき易く、ほどいた結束バンド等を抜き取り易くする。
【解決手段】長尺状の丸形棒状材1を装置本体4の左右方向に沿って載置部3に載せ、自重で前側に転がせて一本づつ送り出す丸形棒状材の供給装置であって、上記の載置部3を装置本体4の左右方向にわたって一定の間隔をあけて間欠状に形成する。この載置部3を、その後端3aに取り付けているチェーン6の駆動で前端3bの枢着箇所を中心にして全てを一緒に上下回動自在に形成する。この載置部3を、丸形棒状材1の載置時は後方に下り勾配に傾斜させ、載置時に丸形棒状材1を受ける上記のチェーン6と共に側面視で略V字形を呈するよう配置する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、丸形棒状材の供給装置に関し、更に詳しくは丸管等の丸形棒状材を、切断機等に一本づつ供給する際に使用する丸形棒状材の供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の装置としては、例えば棒状材が自重で転動するよう底板が前下がりに傾斜され、この底板の左右に側板が固定されて桶形容器に形成され、棒状材を底板の前端から一本づつ取り出すことができるよう形成されているものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10ー35894号公報(第1頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで丸形棒状材は、運搬等が容易になるよう、束ねられた状態で取り扱われることが多い。従ってこの種の棒状材を供給する装置にあっては、束ねられた状態のまま棒状材が載置部に載せられ、載置部に置かれた状態で結束バンドがほどかれる場合がある。
そのため従来装置の場合は、解き放たれた丸管等の棒状材が前側にがらがらと転がり落ち、前側に設けられている、パイプ等を一本づつ送り出す装置が壊されたり、又解き放たれて崩れ落ちるときに騒音を発生させることがあった。
又従来は、棒状材の重みが外側に加わって結束バンドを緊張させているため、結束バンドをほどき難く、又結束バンドが棒状材の下敷きになっているため、棒状材の重みでほどいた結束バンドを抜き取り難いものであった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の技術的課題は、ほどかれて崩れ落ちるときの騒音の発生を防止でき、解き放たれた丸形棒状材が急激に前側に転がり落ちることを防止でき、又丸形棒状材の束をほどき易く、ほどいた結束バンド等を抜き取り易くできるよう形成した丸形棒状材の供給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0007】
即ち本発明は、図1等に示されるように、長尺状の丸形棒状材1が装置本体4の左右方向に沿って載置部3に載せられ、自重で前側に転がって一本づつ送り出される丸形棒状材1の供給装置であって、上記の載置部3が装置本体4の左右方向にわたって一定の間隔をあけて間欠状に形成され、この載置部3が、その後端3aに取り付けられているチェーン6の駆動で前端3bの枢着箇所を中心にして全てが一緒に上下回動自在に形成され、この載置部3が丸形棒状材1の載置時は後方に下り勾配に傾斜され、載置時に丸形棒状材1を受ける上記のチェーン6と共に側面視で略V字形を呈するよう配置されることを特徴とする(請求項1)。
【0008】
ここで、長尺状の丸形棒状材1としては、例えば鉄等の金属製パイプ、或いは樹脂製パイプ、又鉄筋等の無垢の金属材や無垢の樹脂材、その他竹や丸太等がある。チェーン6の駆動には、通常、モータ12が使用されるが、これに限られず、その他例えば油圧シリンダ装置のロッドの伸縮動作等で行うよう形成されるのでも良い。
【0009】
又この場合本発明は、上記の載置部3が棒状に形成されているのが好ましい(請求項2)。
【0010】
なぜならこれによると、載置部3の構成を簡素化でき、部品コストの低廉化や、装置の軽量化を図ることができるからである。又この場合は、載置部3の間の空きスペースが広がるため、丸形棒状材1を束ねている結束バンド2等を、載置部3との間で摩擦抵抗を受けることなく、一層容易に抜き取ることができるからである。ここで、載置部3が棒状に形成されている、とは、具体的には載置部3が丸棒や丸管、或いは断面方形の角材で形成されることにより達成される。
【0011】
又本発明は、載置部3に対応する装置本体4の後側の上下位置に、スプロケット9が軸10を装置本体4の左右方向に沿わせて上下一対状に設けられ、このスプロケット9間にチェーン6が略長円形に張られて架け渡されているのが好ましい(請求項3)。
【0012】
なぜならこれによると、軸10を例えば一台のモータ12で回転させることにより、全ての載置部3を少ない部品で同時に上下回動させることができ、装置の簡素化、低コスト化、軽量化を一層図ることができるからである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に従って説明する。
【0014】
図1等において、1は、長尺状の丸形棒状材である。この丸形棒状材1は、この実施形態では長さが約6mの鋼管であり、複数本が結束バンド2で束ねられている。3は、この丸形棒状材1が、束ねられた状態で載せられる載置部である。丸形棒状材1は、装置本体4の左右方向に沿ってこの載置部3に載せられ、結束バンド2がほどかれると自重で前側に転がって一本づつV溝状のパイプ受け部5に送り出されるものである。
【0015】
上記の載置部3は、装置本体4の左右方向にわたって一定の間隔をあけて間欠状に形成されている。又この載置部3は、この実施形態では断面長方形の厚い金属板で形成され、板幅の狭い面を上下にして装置本体4の左右方向の両側と、左右方向の中央位置の、計3箇所に配置されている。
【0016】
又載置部3は、その後端3aにチェーン6が取り付けられ、前端3bは装置本体4の前側に左右方向にわたって横架されている軸杆7に枢着されている。載置部3としての金属板は、枢着箇所としての軸杆7を中心にして、チェーン6の駆動でその全てが一緒に上下方向に回動するものである。又載置部3は、丸形棒状材1の載置時は後方に下り勾配に傾斜され、載置時に丸形棒状材1を受ける上記のチェーン6と共に側面視で略V字形を呈するよう配置されるものである。なお8は、軸杆7からパイプ受け部5に前下がりに架け渡されている棒状の橋架部材である。この橋架部材8は、軸杆7に、その長手方向にわたって所定の間隔をあけて複数設けられている。棒状材1は、この橋架部材8を経てパイプ受け部5に流されるものである。
【0017】
9は、載置部3に対応する装置本体4の後側の上下位置に設けられているスプロケットである。このスプロケット9は、軸10を装置本体4の左右方向に沿わせて上下一対状に設けられている。この実施形態の場合、図2に示されるように、下側の軸10は、装置本体4の左右方向の全長にわたって装置本体4の後側の下部に横架され、上側の軸10は装置本体4の両側と中央部に立てられた左右一対状の起立杆11の上部に横架されている。
【0018】
上記のチェーン6は、上記のスプロケット9間に略長円形に張られて架け渡されている。又12は、チェーン6を駆動するためのブレーキ付きの正逆回転モータである。このモータ12は、回転軸12aを軸10と平行させ、この実施形態では装置本体4の左右方向における中央部の後側に横置きされている。又13は、このモータ12の回転力を下側の軸10に伝達させるためのチェーンである。
【0019】
又14(図5等参照)は、自重で前側に転がる丸形棒状材1を一時的に係止させるストッパーである。このストッパー14は、板片状に形成され、装置本体4の前端面に枢着ピン15を介して左右方向に回動自在に枢着されている。又このストッパー14は、下側に形成されている長孔14aを介して、シリンダ装置16のロッドに連結された横杆17に枢着され、シリンダ装置16のロッドの伸縮動作により起伏動作自在に形成されている。即ち、ストッパー14は、シリンダ装置16のロッドが延伸すると、枢着ピン15を中心に装置本体4の右手方向に倒伏して丸形棒状材1を通過させ、ロッドが収縮すると垂直状に起立するよう形成されている。
【0020】
又18は、丸形棒状材1が重ならないよう均して前側に流すための均し装置である。この均し装置18は、摘み18aを回すことで棒状材1の径に応じて下端の高さを可変できるよう上下動自在に形成されている。又19は、この均し装置18の下部に設けられている近接センサである。
【0021】
次に本発明装置の作用を説明する。
【0022】
本発明は、図1、図2に示されるように、載置部3が後方に下り勾配に傾斜された状態で、束ねられた丸形棒状材1が載せられる。この状態でモータ12のスイッチが入ると、スプロケット9に輪掛けされているチェーン6が、図1において時計方向に回転し、この結果、載置部3の後端3aが引き上げられる。そして載置部3が、水平より僅かに引き上げられると、モータ12が停止する。すると丸形棒状材1が自重で装置本体4の前側に転がり、近接センサ19がオンになってシリンダ装置16が駆動し、ロッドが延伸する。これによりストッパー14が倒され、丸形棒状材1がパイプ受け部5に転がり出るものである。この場合、次の棒状材1が続けて転がり出ないよう、この実施形態では棒状材1を近接センサ19の下に一本づつ送り込むよう、モータ12が逐次正逆回転して載置部3を上げ下げするよう構成されている。
【0023】
以上の処において、上記の載置部3は棒状に限定されるものではなく、例えば装置本体4の左右方向に一定の幅を有して形成されているのでも良い。又本発明の場合、チェーン6は巻き取り巻き戻しされて載置部3を上下回動させるのでも良く、又駆動源としてのモータ12は、油圧シリンダ装置等で構成されるのでも良い。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、載置部を装置本体の左右方向にわたって一定の間隔をあけて間欠状に形成し、この載置部を後端に取り付けているチェーンの駆動で前端の枢着箇所を中心に全てを一緒に上下回動させ、この載置部を丸形棒状材の載置時は後方に下り勾配に傾斜させ、載置時に丸形棒状材を受ける上記のチェーンと共に側面視で略V字形を呈するよう配置させているものである。
【0025】
従って本発明の装置を使用すると、丸形棒状材の束をほどき易く、ほどいた結束バンドを抜き取り易くなり、又ほどかれて崩れ落ちるときの騒音の発生を防止でき、解き放たれた丸形棒状材が急激に前側に転がり落ちることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施形態を示す一部を切欠した要部側面図である。
【図2】同上装置の作用を説明するための一部分解斜視図である。
【図3】同上装置の要部平面図である。
【図4】同上装置の要部背面図である。
【図5】ストッパーの作用を説明するための要部正面図である。
【図6】同上装置の要部側面図である。
【符号の説明】
1  丸形棒状材
3  載置部
3a 後端
3b 前端
4  装置本体
6  チェーン

Claims (3)

  1. 長尺状の丸形棒状材が装置本体の左右方向に沿って載置部に載せられ、自重で前側に転がって一本づつ送り出される丸形棒状材の供給装置であって、上記の載置部が装置本体の左右方向にわたって一定の間隔をあけて間欠状に形成され、この載置部が、その後端に取り付けられているチェーンの駆動で前端の枢着箇所を中心にして全てが一緒に上下回動自在に形成され、この載置部が丸形棒状材の載置時は後方に下り勾配に傾斜され、載置時に丸形棒状材を受ける上記のチェーンと共に側面視で略V字形を呈するよう配置されることを特徴とする丸形棒状材の供給装置。
  2. 請求項1記載の丸形棒状材の供給装置であって、載置部が棒状に形成されていることを特徴とする丸形棒状材の供給装置。
  3. 請求項1又は2記載の丸形棒状材の供給装置であって、載置部に対応する装置本体の後側の上下位置に、スプロケットが軸を装置本体の左右方向に沿わせて上下一対状に設けられ、このスプロケット間にチェーンが略長円形に張られて架け渡されていることを特徴とする丸形棒状材の供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103086152A (zh) * 2011-11-07 2013-05-08 刘素华 防冲击旋转板给料机
CN117340618A (zh) * 2023-10-23 2024-01-05 保定成聚模具冲压有限公司 一种机舱上层支架生产设备及其生产工艺

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