JP2004096248A - ハードディスクレコーダ用集積回路、ハードディスクレコーダ、ハードディスクレコーダ内蔵電気機器、ハードディスクレコーダ内蔵テレビジョン装置、ハードディスクレコーダ内蔵ビデオレコーダ、及びハードディスクレコーダ内蔵dvdプレーヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】システムLSI10は、画像を圧縮するエンコーダ32、圧縮した画像を伸張するデコーダ33、に加え、デジタル画像をアナログ画像に変換するビデオデコーダ34、ハードディスクコントローラ25、マイクロコンピュータ27などを備える。このシステムLSI10に、ビデオデコーダ11、ホストマイコン12、ハードディスクドライブHDDなどを加え、ハードディスクレコーダ1を構成できる。1チップ化により、メモリの共用、同期制御の容易化などを実現でき、製造コストを低減できる。ビデオデコーダ11は、システムLSI10とは別体としたため、汎用性を向上できるとともに、動作不良に対する対応が容易になり、低コスト化を実現できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像信号を圧縮してハードディスクに保存するハードディスクレコーダ用集積回路、ハードディスクレコーダ、ハードディスクレコーダ内蔵電気機器、ハードディスクレコーダ内蔵テレビジョン装置、ハードディスクレコーダ内蔵ビデオレコーダ、及びハードディスクレコーダ内蔵DVDプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、テレビジョン放送などの画像信号及びオーディオ信号をハードディスクドライブに保存するハードディスクレコーダが用いられている。このようなハードディスクレコーダでは、記録時には、アナログの画像信号やオーディオ信号をデジタル化し、圧縮し、多重化するとともに、再生時には、多重化された信号を分離し、伸張し、アナログ化している。
【0003】
このようなハードディスクレコーダでは、複数の集積回路などを備えた回路が用いられ、例えば、画像信号及びオーディオ信号の圧縮伸張を行うコーデックに、入力される画像信号をデジタル化するビデオデコーダ、出力されるデジタル画像信号をアナログ化するビデオエンコーダ、入力されるアナログオーディオ信号をデジタル化するA/D変換器、出力されるデジタルオーディオ信号をアナログ化するD/A変換器、ファイルシステムを備えたハードディスクコントローラ、CPUなどを備えた外部制御手段、及び、外部メモリを接続するメモリコントローラなどを、バスなどを介して接続している。また、画像とオーディオではサンプリングレートが異なり、例えば、コーデックは27MHz、ビデオデコーダは24.576MHz、ビデオエンコーダは14.318MHz、A/D変換器及びD/A変換器は16.9344MHzで動作するため、画像用とオーディオ用との2種類のクロック発生器を備える必要があるとともに、画像とオーディオとの時間軸(タイミング)を適当な間隔で調整している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
今日においては、回路の構成を簡略化し、さらに低コスト化を実現することが求められている。そして、上記従来の構成では、複数のLSIで構成され、部品点数が多いのみならず、各部品がそれぞれ異なるクロックで動作するため、回路が複雑化するとともに、画像信号及びオーディオ信号のタイミング設計などが煩雑となる問題を有している。すなわち、従来の構成では、LSIなど複数の部品間における音声データ、画像データ、圧縮後データ、ハードディスクへの記録再生のデータなど、異なるレートを持つ複数種のデータ転送を実現するため、高速バス及びバスバッファなどの部品が必要となり、構造が複雑化するとともに、これら部品間の配線の複雑なタイミング制御が必要になり、制御のためのマイコン等の負担が大きく、すなわち高性能なマイコンが必要になり、製造コストが大きくなる問題を有している。一方、全ての部品を1チップ化すると、汎用性が低くなるとともに、動作不良に対する対応が困難になり、必ずしも低コスト化が実現されない問題を有している。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、回路の構成を簡略化でき、容易に低コスト化を実現できるハードディスクレコーダ用集積回路及びこのハードディスクレコーダ用集積回路を用いたハードディスクレコーダ、ハードディスクレコーダ内蔵電気機器、ハードディスクレコーダ内蔵テレビジョン装置、ハードディスクレコーダ内蔵ビデオレコーダ、及びハードディスクレコーダ内蔵DVDプレーヤを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のハードディスクレコーダ用集積回路は、デジタル画像信号が入力されるデジタル画像入力部と、アナログオーディオ信号が入力されるアナログオーディオ入力部と、アナログ画像信号が出力されるアナログ画像出力部と、アナログオーディオ信号が出力されるアナログオーディオ出力部と、ハードディスクドライブと信号を入出力するハードディスク用信号入出力部とを1チップ上に備え、前記デジタル画像入力部から入力されたデジタル画像信号は圧縮され、前記アナログオーディオ入力部から入力されたアナログオーディオ信号はデジタル化され、これら画像信号とオーディオ信号とは多重化されて前記ハードディスク用信号入出力部から出力され、前記ハードディスク用信号入出力部から入力された信号は、画像信号とオーディオ信号とに分離され、前記画像信号は、伸張されるとともにアナログ化されてアナログ画像出力部から出力され、前記オーディオ信号は、アナログ化されてアナログオーディオ出力部から出力されるものである。
【0007】
そして、この構成では、ハードディスクとの信号の入出力、アナログオーディオ信号による入出力が可能であるとともに、アナログ画像信号の出力が可能であるため、別体のハードディスクコントローラや画像アナログ変換手段が不要になり、周辺部品を削減し、安価なハードディスクレコーダが提供される。また、集積回路自体についても、同期制御が必要な接続が削減され、一時的に信号を保存するメモリを削減し、回路規模を縮小して、製造コストが低減される。すなわち、従来必要であった、LSIなど複数の部品間における音声データ、画像データ、圧縮後データ、ハードディスクへの記録再生のデータなど、異なるレートを持つ複数種のデータ転送を実現するための高速バス及びバスバッファなどの部品が省略され、構造が簡略化されるとともに、部品間の配線のタイミング制御も不要になるため、制御のためのマイコン等の負担を軽減でき、システム全体の簡素化が可能になり、安価なハードディスクレコーダの提供が可能になる。
【0008】
請求項2記載のハードディスクレコーダ用集積回路は、画像信号を変換する画像コーデックと、オーディオ信号を変換するオーディオコーデックと、ハードディスクドライブを制御して信号を入出力するハードディスクコントローラと、前記画像コーデック及び前記ハードディスクコントローラを制御する制御手段と、この制御手段と外部制御手段とを接続するホストインターフェースとを1チップ上に具備し、前記画像コーデックは、デジタル画像信号を圧縮して記録用画像信号を生成する画像圧縮手段と、圧縮された記録用画像信号を伸張してデジタル画像信号を生成する画像伸張手段と、デジタル画像信号をアナログ画像信号に変換する画像アナログ変換手段とを備え、前記オーディオコーデックは、アナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号に変換するオーディオデジタル変換手段と、デジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換するオーディオアナログ変換手段とを備えたものである。
【0009】
そして、この構成では、ハードディスクコントローラを備え、ハードディスクの制御及び信号の入出力が可能であり、オーディオコーデックによりアナログオーディオ信号による入出力が可能であるとともに、画像コーデックについても、画像アナログ変換手段を備えたため、アナログ画像信号の出力が可能である。そして、このような1チップ化により、信号の転送のタイミングや一度に転送する信号の量の調整が容易になり、一時的に信号を保存するメモリやタイミング発生器などを簡略化あるいは削減可能になり、回路規模を縮小して、製造コストが低減される。入力されるデジタル画像信号の同期制御を行うのみで、他の画像信号及びオーディオ信号は1種類のクロック信号を基準としてサンプリングを行うことが可能になり、回路規模を縮小して、製造コストが低減される。さらに、画像信号の圧縮、伸張、アナログ化を一体の系として処理することが可能になり、特性の調整が容易になるため、画質を向上しつつ、無駄な処理を削減し回路規模を縮小して、製造コストが低減される。そして、このハードディスクレコーダ用集積回路を用いることにより、周辺部品として、ハードディスクコントローラや画像アナログ変換手段が不要になり、周辺部品を削減し、安価なハードディスクレコーダが提供される。
【0010】
請求項3記載のハードディスクレコーダ用集積回路は、請求項2記載のハードディスクレコーダ用集積回路において、画像コーデック及びオーディオコーデックとハードディスクコントローラとを接続し入出力される信号を制御するとともに一時的に記憶するストリームバッファコントローラを備え、このストリームバッファコントローラと、画像圧縮手段、画像伸張手段、及びハードディスクコントローラとは、それぞれ専用の信号線で接続されたものである。
【0011】
そして、この構成では、ストリームバッファコントローラと、画像圧縮手段、画像伸張手段、及びハードディスクコントローラとを、それぞれ専用の信号線で接続したため、共通のバスを用いる構成に較べ、容易に高速に処理されるとともに、信号の転送のタイミングや一度に転送する信号の量の調整が容易になり、一時的に信号を保存するメモリやタイミング発生器などを簡略化あるいは削減可能になり、回路規模を縮小して、製造コストが低減される。
【0012】
請求項4記載のハードディスクレコーダ用集積回路は、請求項2または3記載のハードディスクレコーダ用集積回路において、画像圧縮手段、画像伸張手段、オーディオデジタル変換手段、オーディオアナログ変換手段、ハードディスクコントローラ、及び制御手段は、1種類のクロック信号を基準として動作するものである。
【0013】
そして、この構成では、クロック発生器を削減可能になり、回路規模を縮小して、製造コストが低減される。
【0014】
請求項5記載のハードディスクレコーダ用集積回路は、請求項2ないし4いずれか一記載のハードディスクレコーダ用集積回路において、画像コーデック及びハードディスクコントローラは、同一の一時的に信号を保存するメモリを使用するものである。
【0015】
そして、この構成では、一時的に信号を保存するメモリの容量を削減可能になり、回路規模を縮小して、製造コストが低減される。
【0016】
請求項6記載のハードディスクレコーダ用集積回路は、請求項2ないし5いずれか一記載のハードディスクレコーダ用集積回路において、制御手段は、ハードディスクコントローラに接続されるハードディスクのデータを管理するファイルシステムを備えたものである。
【0017】
そして、この構成では、外部のファイルシステムが不要になり、周辺部品を削減し、安価なハードディスクレコーダが提供される。
【0018】
請求項7記載のハードディスクレコーダは、請求項1ないし6いずれか一記載のハードディスクレコーダ用集積回路と、前記ハードディスクレコーダ用集積回路に接続され、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する画像デジタル変換手段と、前記ハードディスクレコーダ用集積回路に接続されるハードディスクドライブと、前記ハードディスクレコーダ用集積回路に接続される外部制御手段とを具備したものである。
【0019】
そして、この構成では、請求項1ないし6いずれか一記載のハードディスクレコーダ用集積回路を備えたため、周辺部品として、ハードディスクコントローラや画像アナログ変換手段が不要になり、周辺部品を削減し、安価なハードディスクレコーダが提供される。また、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する画像デジタル変換手段は、ハードディスクレコーダ用集積回路とは別体とすることにより、ハードディスクレコーダの設計や保守が容易になり、製造コストが低減される。
【0020】
請求項8記載のハードディスクレコーダ内蔵電気機器は、電気機器本体を収納した筐体と、前記筐体に収納された請求項7記載のハードディスクレコーダとを具備したものである。
【0021】
そして、この構成では、請求項7記載のハードディスクレコーダを用いたため、ハードディスクレコーダを内蔵した電気機器が安価に提供される。
【0022】
請求項9記載のハードディスクレコーダ内蔵テレビジョン装置は、請求項7記載のハードディスクレコーダと、チューナーと、これらハードディスクレコーダ及びチューナーの出力を表示可能な表示手段とを具備したものである。
【0023】
そして、この構成では、請求項7記載のハードディスクレコーダを用いたため、ハードディスクレコーダ内蔵テレビジョン装置が安価に提供される。
【0024】
請求項10記載のハードディスクレコーダ内蔵ビデオレコーダは、請求項7記載のハードディスクレコーダと、着脱可能な記録媒体に画像信号及びオーディオ信号を記録再生するビデオ録画再生機構とを具備したものである。
【0025】
そして、この構成では、請求項7記載のハードディスクレコーダを用いたため、ハードディスクレコーダ内蔵ビデオレコーダが安価に提供される。
【0026】
請求項11記載のハードディスクレコーダ内蔵DVDプレーヤは、請求項7記載のハードディスクレコーダと、DVDプレーヤとを具備したものである。
【0027】
そして、この構成では、請求項7記載のハードディスクレコーダを用いたため、ハードディスクレコーダ内蔵DVDプレーヤが安価に提供される。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のハードディスクレコーダ用集積回路及びハードディスクレコーダの一実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0029】
図1において、1はハードディスクレコーダで、このハードディスクレコーダ1は、SP,LP,EPの3モードで、従来の家庭用ビデオカセットレコーダと同様の品質でテレビジョンなどの記録再生が可能なもので、図示しない筐体に、回路基板、記憶媒体であるハードディスクドライブHDD、電源装置などを収納し、さらに、表示部、操作部、端子装置などを取り付けて構成されている。そして、この端子装置には、コンポジット形式のアナログ画像入力端子Vin、アナログ画像出力端子Vout、2チャンネルのアナログオーディオ入力端子Ain、及びアナログオーディオ出力端子Aoutなどが備えられている。また、ハードディスクドライブHDDは、IDE規格、さらにはATA3規格に対応したものである。
【0030】
そして、回路基板は、アプリケーションボードとも呼ばれるもので、ハードディスクレコーダ用集積回路としてのシステムLSI10、画像デジタル変換手段としてのビデオデコーダ11、及び外部制御手段としてのマイクロコンピュータであるホストマイコン12の3個の集積回路すなわち3チップと、外部メモリ15と、2個のクロック発生器16,17、赤外リモコン受信装置、40ピンのハードディスクドライブHDD用端子などの適宜の電気部品となどが実装されている。ここで、ビデオデコーダ11は、NTSC(SMPTE 170M)規格あるいはPAL(ITU624−4 1)規格のコンポジットのアナログ画像信号を、ITU656規格でデジタル化するものである。また、ホストマイコン12は、CPU、RAM及びROMの機能を備えている。また、外部メモリ15は、32ビットアドレッシングで容量64Mビットの1個のシンクロナスDRAM(SDRAM)で構成されている。また、第1のクロック発生器16は、24.576MHzのクロックをビデオデコーダ11に供給し、第2のクロック発生器17は、27MHzのクロックをシステムLSI10に供給する。
【0031】
そして、このシステムLSI10は、民生用デジタル録画機向けのオーディオ(音声)・ビデオ(画像)記録用システムLSIであり、208ピンのプラスチックQFP(Quad Flat Package)に、0.18マイクロメータプロセスCMOS4層配線で約450万トランジスタを構成し、3.3±0.3V(I/O回路部)、2.5±0.2V(内部回路)の動作電圧、消費電力標準1.2Wで、27MHzのクロックを外部から供給され、動作周波数54MHzで動作する。
【0032】
そして、このシステムLSI10の内部には、画像信号を処理する画像コーデック21、オーディオ信号を処理するオーディオコーデック22、ストリームバッファコントローラ24、ハードディスクコントローラ25、メモリコントローラ26、制御手段としてのマイクロコンピュータ27、シリアルインターフェースなどのホストインターフェース28などのブロックが構成されている。また、画像コーデック21には、同期制御手段であるデジタル画像入力インターフェース31、画像圧縮手段としてのエンコーダ32、画像伸張手段としてのデコーダ33、及び画像アナログ変換手段としてのビデオエンコーダ34を備えている。さらに、オーディオコーデック22には、オーディオデジタル変換手段41、ノイズ低減手段であるオーバーサンプリング部42及びフィルタ43、オーディオアナログ変換手段44などのブロックが構成されている。
【0033】
また、このシステムLSI10の端子部であるピンには、デジタル画像入力部61、アナログ画像出力部62、アナログオーディオ入力部63、アナログオーディオ出力部64、外部メモリ接続部66、ハードディスク用信号入出力部67、制御手段接続部68、クロック接続部69、及び図示しない電源接続部などが構成されている。
【0034】
そして、アナログ画像入力端子Vinは、ビデオデコーダ11を介してデジタル画像入力部61に接続され、このデジタル画像入力部61から、順次、デジタル画像入力インターフェース31、エンコーダ32、ストリームバッファコントローラ24に接続される。また、ストリームバッファコントローラ24は、順次、デコーダ33、ビデオエンコーダ34、アナログ画像出力部62に接続され、このアナログ画像出力部62がアナログ画像出力端子Voutに接続される。同様に、アナログオーディオ入力端子Ainは、順次、アナログオーディオ入力部63、オーディオデジタル変換手段41、オーバーサンプリング部42からストリームバッファコントローラ24に接続される。また、ストリームバッファコントローラ24は、順次、フィルタ43、オーディオアナログ変換手段44、アナログオーディオ出力部64からアナログオーディオ出力端子Aoutに接続される。さらに、ストリームバッファコントローラ24は、順次、メモリコントローラ26、外部メモリ接続部66を介して、外部メモリ15に双方向に接続される。さらに、ストリームバッファコントローラ24は、順次、ハードディスクコントローラ25、ハードディスク用信号入出力部67及び回路基板に備えられた40ピンの端子を介して、ハードディスクドライブHDDに接続される。なお、図1中の太い矢印は、画像信号あるいは映像信号の接続及び流れる方向を示している。また、クロック接続部69には、第2のクロック発生器17が接続され、27MHzのクロックが供給される。
【0035】
そして、画像コーデック21のデジタル画像入力インターフェース31は、656インターフェースとも呼ばれるもので、は、システムLSI10にとって非同期であるITU656(FULL D1)フォーマットのデジタル映像信号を、システムLSI10の内部のクロック(同期信号)に同期させる、すなわち、クロック乗り換えの同期制御を行う。そして、エンコーダ32は、所定の方式により画像信号の圧縮を行うハードウェアコーデックコアで、本実施の形態では、独自のウェーブレット方式による変換、量子化、及び算術符号化による符号化などの技術で圧縮(符号化)する。また、デコーダ33は、このエンコーダ32で圧縮された画像信号を画素データに伸張(復号化)する。さらに、ビデオエンコーダ34は、デジタル画像信号の画素データをNTSCあるいはPAL規格のアナログ画像信号に変換する。また、この画像コーデック21は、入力側に、ノイズ低減用のプレフィルタを備えるとともに、出力側に、輪郭補正機能を備えている。
【0036】
また、オーディオコーデック22のオーディオデジタル変換手段41は、アナログのオーディオ信号をシステムLSI10の内部のクロックでPCM信号とし、デジタル化する。そして、オーバーサンプリング部42は、デジタルオーディオ信号にオーバーサンプリングを行い、デジタル化に伴うサンプリングノイズの低減を図る。また、フィルタ43は、ポストフィルタであり、サンプリングノイズの低減を図る。さらに、オーディオアナログ変換手段44は、デジタルのオーディオ信号をアナログ化する。
【0037】
また、ストリームバッファコントローラ24は、デジタル化された画像信号及びオーディオ信号を多重化し、また、これら信号の入出力(記録再生)の切替を行い、また、これら信号の一時的な保存すなわちバッファリング(時間軸圧縮)を行う。
【0038】
そして、ハードディスクコントローラ25は、IDEコントローラとも呼び得るもので、ハードディスクドライブHDDのIDEインターフェースのタイミング制御を行う。
【0039】
さらに、メモリコントローラ26は、外部メモリ15を制御して信号を入出力するもので、SDRAMである外部メモリ15向けのインターフェースの制御を行う。
【0040】
また、マイクロコンピュータ27は、CPU、RAM及びROMの機能を備え、エンコーダ32、デコーダ33、ハードディスクコントローラ25、及びホストインターフェース28に波線で示す信号線で接続され、システムLSI10の全体を制御するとともにファイル管理システムを内蔵する。すなわち、ホストインターフェース28をインターフェースとしてホストマイコン12との通信を行い、システムの動作(モード)制御を行い、さらに、ファイルシステムを含む記録内容の管理を行う。また、このマイクロコンピュータ27は、オンスクリーンディスプレイ(OSD)の制御を行い、また、コピー防止信号の処理を行う。
【0041】
次に、画像及びオーディオの記録時すなわちエンコード時の動作を説明する。
【0042】
操作者の操作部などにより、ホストマイコン12が記録開始のコマンドを送信する。このコマンドには、記録する長さ(時間)や記録する品質の情報が合わせて送信され。そして、このコマンドは、ホストインターフェース28を介して、マイクロコンピュータ27のCPUに送られる。すると、このマイクロコンピュータ27は、受信したコマンドを解釈し、必要な情報をハードディスクドライブHDDに記録するとともに、エンコーダ32、ストリームバッファコントローラ24、ハードディスクコントローラ25にコマンドを発行する。
【0043】
この状態で、アナログ画像入力端子Vinから入力されたアナログ画像信号は、ビデオデコーダ11でデジタル化され、デジタル画像入力部61から取り込まれる。そして、この外部の同期(タイミング)でデジタル化された非同期のデジタル画像信号は、デジタル画像入力インターフェース31で内部の同期信号(クロック)に合わせられる。そして、同期したデジタル画像信号は、マイクロコンピュータ27のコマンドに従い指定された品質でエンコーダ32で圧縮される。同時に、アナログオーディオ入力端子Ainから入力されたアナログオーディオ信号は、アナログオーディオ入力部63を介し、オーディオデジタル変換手段41で内部の同期信号(クロック)でデジタル化され、さらに、オーバーサンプリング部42でオーバーサンプリングされる。
【0044】
ここで、ストリームバッファコントローラ24は、圧縮された画像信号(ビデオストリーム)及びデジタル化されたオーディオ信号(オーディオストリーム)を、多重化しつつ、一時的にメモリコントローラ26を介して外部メモリ15すなわちバッファに記録(蓄積)するとともに、このように外部メモリ15に記録された信号を、順次、外部メモリ15から読み出し、ハードディスクコントローラ25を経由してハードディスクドライブHDDに記録する。
【0045】
このようにして、指定された時間、指定された品質で、画像信号、オーディオ信号、及び付随する情報がハードディスクドライブHDDにファイルとして保存(蓄積)される。
【0046】
次に、画像及びオーディオの再生時すなわちデコード時の動作を説明する。
【0047】
操作者の操作部などにより、ホストマイコン12が再生開始のコマンドを送信する。このコマンドには、再生するファイルの指定情報などが合わせて送信される。そして、このコマンドは、ホストインターフェース28を介して、マイクロコンピュータ27のCPUに送られる。すると、このマイクロコンピュータ27は、受信したコマンドを解釈し、必要な情報をハードディスクドライブHDDから取り出すとともに、デコーダ33、ストリームバッファコントローラ24、ハードディスクコントローラ25にコマンドを発行する。
【0048】
この状態で、ストリームバッファコントローラ24は、ハードディスクドライブHDDに多重化して記録された画像信号及び音声信号、及び付随する情報を、ハードディスクコントローラ25を経由してハードディスクドライブHDDから読み出し、一時的にメモリコントローラ26を介して外部メモリ15すなわちバッファに保存するとともに、このように外部メモリ15に記録された信号を、順次、外部メモリ15から読み出し、画像信号とオーディオ信号とに分離したうえ、画像信号はデコーダ33に転送し、オーディオ信号はフィルタ43に転送する。そして、デコーダ33に転送された画像信号は、このデコーダ33で伸張し、画素データに復号化する。そして、このデジタル画像信号は、ビデオエンコーダ34でNTSCあるいはPALのアナログ画像信号に変換される。そして、このアナログ画像信号は、アナログ画像出力部62を介し、アナログ画像出力端子Voutから出力される。同時に、フィルタ43に転送されたオーディオ信号は、このフィルタ43でサンプリングノイズを除去した後、オーディオアナログ変換手段44で、デジタルオーディオ信号からアナログオーディオ信号に変換され、アナログオーディオ出力部64を介してアナログオーディオ出力端子Aoutから出力される。
【0049】
また、上記のような記録や再生の開始や停止などのほか、早送りやスローなどの変速再生、編集などについても、ホストマイコン12からの基本的なコマンドにより、マイクロコンピュータ27が各部を制御して、実行するようになっている。
【0050】
このように、本実施の形態のシステムLSI10によれば、画像信号を圧縮伸張するエンコーダ32及びデコーダ33と、オーディオ信号をデジタル化及びアナログ化するオーディオデジタル変換手段41及びオーディオアナログ変換手段44に加え、ビデオエンコーダ34及びハードディスクコントローラ25などを1チップ化するなどしたため、性能を向上できるとともに回路構成を簡略化でき、ハードディスクレコーダ1を安価に提供することができる。
【0051】
すなわち、まず、高速な外部バスを不要にして、バッファメモリ、すなわち転送する信号のタイミングや一回に送られる信号の量の差を調整するために一時的に信号をためるメモリであるバッファメモリを削減することができる。すなわち、従来のシステムでは、画像信号を圧縮し、オーディオ信号をデジタル化などするコーデックのブロックと、外部記録媒体であるハードディスクドライブHDDに信号を転送するIDE規格などのバスを制御するブロックとの間の信号の転送は、PCI規格などの高速なバスにより行われている。これに対して、エンコーダ32、デコーダ33、ハードディスクコントローラ25、及びストリームバッファコントローラ24などを1チップ化し、バスを用いずに接続したため、高速な信号の転送が可能となるとともに、バスに必要なタイミング発生器を簡略化でき、さらに、エンコーダ32及びデコーダ33などコーデック21,22用のバッファメモリと、ハードディスクコントローラ25用のバッファメモリとを共通化することによりバッファメモリの全体の容量を削減でき、製造コストを低減できる。そこで、従来、外部に必要であったフレームメモリ(画像バッファメモリ)を不要にできる。なお、本実施の形態では、このバッファメモリは、ストリームバッファコントローラ24であるが、一部または全部を外部メモリ15とすることもできる。
【0052】
また、オーディオ信号をデジタル化及びアナログ化するオーディオデジタル変換手段41及びオーディオアナログ変換手段44に加え、ビデオエンコーダ34を備えたため、クロックの共通化を図り、画像信号及び音声信号の同期制御を軽減できる。すなわち、従来のシステムでは、例えば、コーデックは27MHz、ビデオデコーダは24.576MHz、ビデオエンコーダは14.318MHz、A/D変換器及びD/A変換器は16.9344MHzで動作し、画像用とオーディオ用との2種類のクロック発生器を備える必要があるとともに、画像とオーディオとの時間軸(タイミング)を適当な間隔で調整、すなわちクロックの乗り換えを行う必要があり、映像信号及びオーディオ信号の煩雑なタイミング設計も必要となっている。これに対して、本実施の形態では、別体としたビデオデコーダ11用のクロック(24.576MHz)の他は、ストリームバッファコントローラ24、ハードディスクコントローラ25、メモリコントローラ26、マイクロコンピュータ27、エンコーダ32、デコーダ33、オーディオデジタル変換手段41、及びオーディオアナログ変換手段44などを共通の1種類のクロック(27MHz)を基準として画像信号及びオーディオ信号サンプリングなどを実行できるため、クロック発生器を削減でき、回路規模を縮小して、製造コストを低減できるとともに、圧縮した映像信号及びデジタル化されたオーディオ信号(AVストリームデータ)のタイミング設計を必要とせず、あるいは容易にでき、ハードディスクレコーダ1の設計を容易にして、製造コストを低減できる。
【0053】
また、例えばノイズの除去などに関し、1チップ化した部分を系として最適化した信号処理構成をとることができ、特性の調整が容易になるため、画質を向上しつつ、無駄な処理を削減し回路規模を縮小して、製造コストを低減できる。すなわち、圧縮伸張などの量子化特性など全体の信号の流れと各ブロックの特性とを合わせた処理を行うことにより、系全体で目標となる特性を設計することができるとともに、従来の複数の部品で構成した場合と比較して、無駄な処理を省くことができる。例えば、エンコーダ32で発生するノイズなどを、デコーダ33、ビデオエンコーダ34の各ブロックで特性を合わせて調整し、偽信号の発生をシステム全体で低減できる。すなわち、圧縮、伸張、ビデオエンコードの系として、ノイズを除去することができる。
【0054】
また、ファイルシステムを搭載したため、ハードディスクレコーダ1のシステムを簡略化し、製造コストを低減することができる。すなわち、ハードディスクコントローラ25とマイクロコンピュータ27とを1チップ化したため、画像信号及び音声信号を格納するハードディスクドライブHDD上の信号を管理するソフトウェアであるファイルシステムを、ファームウェアとしてチップすなわちシステムLSI10に内蔵できる。そして、ファイルシステムをシステムLSI10に内蔵することにより、外部のファイルシステムが不要になり、部品点数削減など構成の簡略化が図られるとともに、外部からの制御を簡略化でき、すなわち、ホストマイコン12の負荷を軽減できる。
【0055】
また、ビデオデコーダ11は、システムLSI10とは別体としたため、汎用性を向上できるとともに、動作不良に対する対応が容易になり、低コスト化を実現できる。
【0056】
上記のように、システムLSI10に、ファイルシステム、コーデック21,22の制御、バッファの制御などを備えたため、ホストマイコン12は、コマンドを発行するのみで、特殊再生を含むハードディスクレコーダ1の制御が可能になり、ホストマイコン12の簡略化が可能になり、また、制御プログラムも容易にできるため、製造コストを低減できる。
【0057】
そして、このようにして、オーディオ・ビデオのデジタル記録再生に必要な最小限のシステムを、システムLSI10と、ユーザーインターフェース用のホストマイコン12と、ビデオデコーダ11との3チップで構成できる。すなわち、ITU656規格の映像信号とアナログ音声信号とをデジタル圧縮記録、再生するために必要な機能を1チップ化した映像音声圧縮再生システムLSIであり、いわば、1チップでハードディスク記録機能を実現できる。
【0058】
すなわち、デジタル画像入力部61、アナログオーディオ入力部63、アナログオーディオ出力部64、画像信号の圧縮伸張を行う画像コーデック21、外部記録用のハードディスクコントローラ25、ハードディスクドライブHDD上のデータを管理するプログラムであるファイルシステムとそれを実行する制御手段であるマイクロコンピュータ27、外部制御手段であるホストマイコン12からの命令を受け取るホストインターフェース28を集積化したため、外部回路を簡略化できるとともに、外部の制御を簡素化できる。すなわち、従来必要であった、LSIなど複数の部品間における音声データ、画像データ、圧縮後データ、ハードディスクへの記録再生のデータなど、異なるレートを持つ複数種のデータ転送を実現するための高速バス及びバスバッファなどの部品を省略でき、構造を簡略化できるとともに、部品間の配線のタイミング制御も不要になるため、制御のためのマイコン等の負担を軽減でき、システム全体を簡素化でき、安価なハードディスクレコーダを提供できる。
【0059】
なお、上記の実施の形態では、オーディオを伴う動画である画像の記録再生について説明したが、画像としては静止画でも良く、また、音声のみを処理するモードを備えることもできる。また、上記の実施の形態では、オーディオ処理は非圧縮としたが、オーディオ信号についても圧縮することもできる。
【0060】
また、画像の圧縮方式についても、ウェーブレット方式に限られず、MPEGなど、他の形式を採ることもできる。また、上記の実施の形態では、オーディオ処理は非圧縮としたが、オーディオ信号についても圧縮することもできる。
【0061】
また、本発明のハードディスクレコーダ用集積回路及びハードディスクレコーダは、家庭用のテレビジョンなどの記録再生の他、蔵監視記録装置などに用いることもできる。
【0062】
さらに、本発明のハードディスクレコーダ用集積回路及びハードディスクレコーダは、小型で低コストで構成できるとともに、外部からの制御も容易であるため、既存の電気機器に容易に組み込みでき、すなわち、電気機器本体を収納した筐体にハードディスクレコーダを容易に一体的に組み込みでき、ハードディスクレコーダ内蔵電気機器を安価に提供できる。
【0063】
例えば、電気機器本体を構成するブラウン管あるいは液晶パネルなどの表示手段、及びチューナーなどを備えたテレビジョン装置の筐体内に、ハードディスクレコーダを組み込み、ハードディスクドライブ内蔵テレビジョン装置を提供することができる。
【0064】
また、アナログ画像信号を記録可能なビデオカセットレコーダの筐体内に、ハードディスクレコーダを組み込み、ハードディスクドライブ内蔵ビデオカセットレコーダを提供することができる。すなわち、入力されるアナログ画像信号をハードディスクレコーダとビデオカセットレコーダとに記録可能な利便性を高めた機器を提供できる。また、着脱可能な記録手段であるメディアはテープカセットに限られず、ディスク状のメディアを用いたビデオディスクレコーダなど、種々のビデオレコーダに適用できる。
【0065】
さらに、DVDプレーヤの筐体に、ハードディスクレコーダを組み込み、省スペースを図ったハードディスクドライブ内蔵DVDプレーヤを提供することができる。
【0066】
また、本発明のハードディスクレコーダ用集積回路及びハードディスクレコーダは、同一の筐体に撮像手段などを備えたハードディスクドライブ内蔵カムコーダとすることもできる。
【0067】
【発明の効果】
請求項1記載のハードディスクレコーダ用集積回路によれば、ハードディスクとの信号の入出力、アナログオーディオ信号による入出力が可能であるとともに、アナログ画像信号の出力が可能であるため、別体のハードディスクコントローラや画像アナログ変換手段が不要になり、周辺部品を削減し、安価なハードディスクレコーダを提供できる。また、集積回路自体についても、同期制御が必要な接続が削減され、一時的に信号を保存するメモリを削減し、回路規模を縮小して、製造コストを低減できる。すなわち、従来必要であった、LSIなど複数の部品間における音声データ、画像データ、圧縮後データ、ハードディスクへの記録再生のデータなど、異なるレートを持つ複数種のデータ転送を実現するための高速バス及びバスバッファなどの部品を省略でき、構造を簡略化できるとともに、部品間の配線のタイミング制御も不要になるため、制御のためのマイコン等の負担を軽減でき、システム全体を簡素化でき、安価なハードディスクレコーダを提供できる。
【0068】
請求項2記載のハードディスクレコーダ用集積回路によれば、ハードディスクコントローラを備え、ハードディスクの制御及び信号の入出力が可能であり、オーディオコーデックによりアナログオーディオ信号による入出力が可能であるとともに、画像コーデックについても、画像アナログ変換手段を備えたため、アナログ画像信号の出力が可能である。そして、このような1チップ化により、信号の転送のタイミングや一度に転送する信号の量の調整が容易になり、一時的に信号を保存するメモリやタイミング発生器などを簡略化あるいは削減可能になり、回路規模を縮小して、製造コストを低減できる。入力されるデジタル画像信号の同期制御を行うのみで、他の画像信号及びオーディオ信号は1種類のクロック信号を基準としてサンプリングを行うことが可能になり、回路規模を縮小して、製造コストを低減できる。さらに、画像信号の圧縮、伸張、アナログ化を一体の系として処理することが可能になり、特性の調整が容易になるため、画質を向上しつつ、無駄な処理を削減し回路規模を縮小して、製造コストを低減できる。そして、このハードディスクレコーダ用集積回路を用いることにより、周辺部品として、ハードディスクコントローラや画像アナログ変換手段が不要になり、周辺部品を削減し、安価なハードディスクレコーダを提供できる。
【0069】
請求項3記載のハードディスクレコーダ用集積回路によれば、請求項2記載の効果に加え、ストリームバッファコントローラと、画像圧縮手段、画像伸張手段、及びハードディスクコントローラとを、それぞれ専用の信号線で接続したため、共通のバスを用いる構成に較べ、容易に高速に処理できるとともに、信号の転送のタイミングや一度に転送する信号の量の調整が容易になり、一時的に信号を保存するメモリやタイミング発生器などを簡略化あるいは削減可能になり、回路規模を縮小して、製造コストを低減できる。
【0070】
請求項4記載のハードディスクレコーダ用集積回路によれば、請求項2または3記載の効果に加え、画像圧縮手段、画像伸張手段、オーディオデジタル変換手段、オーディオアナログ変換手段、ハードディスクコントローラ、及び制御手段は、1種類のクロック信号を基準として動作するため、クロック発生器を削減可能になり、回路規模を縮小して、製造コストを低減できる。
【0071】
請求項5記載のハードディスクレコーダ用集積回路によれば、請求項2ないし4記載の効果に加え、画像コーデック及びハードディスクコントローラは、同一の一時的に信号を保存するメモリを使用するため、一時的に信号を保存するメモリの容量を削減可能になり、回路規模を縮小して、製造コストを低減できる。
【0072】
請求項6記載のハードディスクレコーダ用集積回路によれば、請求項2ないし5記載の効果に加え、制御手段は、ハードディスクコントローラに接続されるハードディスクのデータを管理するファイルシステムを備えたため、外部のファイルシステムが不要になり、周辺部品を削減し、安価なハードディスクレコーダを提供できる。
【0073】
請求項7記載のハードディスクレコーダによれば、請求項1ないし6いずれか一記載のハードディスクレコーダ用集積回路を備えたため、周辺部品として、ハードディスクコントローラや画像アナログ変換手段が不要になり、周辺部品を削減し、安価なハードディスクレコーダを提供できる。また、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する画像デジタル変換手段は、ハードディスクレコーダ用集積回路とは別体とすることにより、ハードディスクレコーダの設計や保守が容易になり、製造コストを低減できる。
【0074】
請求項8記載のハードディスクレコーダ内蔵電気機器によれば、求項7記載のハードディスクレコーダを用いたため、ハードディスクレコーダを内蔵した電気機器を安価に提供できる。
【0075】
請求項9記載のハードディスクレコーダ内蔵テレビジョン装置によれば、請求項7記載のハードディスクレコーダを用いたため、ハードディスクレコーダ内蔵テレビジョン装置を安価に提供できる。
【0076】
請求項10記載のハードディスクレコーダ内蔵ビデオレコーダによれば、請求項7記載のハードディスクレコーダを用いたため、ハードディスクレコーダ内蔵ビデオレコーダを安価に提供できる。
【0077】
請求項11記載のハードディスクレコーダ内蔵DVDプレーヤによれば、請求項7記載のハードディスクレコーダを用いたため、ハードディスクレコーダ内蔵DVDプレーヤを安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハードディスクレコーダ用集積回路を備えたハードディスクレコーダの一実施の形態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ハードディスクレコーダ
10 ハードディスクレコーダ用集積回路としてのシステムLSI
11 画像デジタル変換手段としてのビデオデコーダ
12 外部制御手段としてのホストマイコン
21 画像コーデック
22 オーディオコーデック
24 ストリームバッファコントローラ
25 ハードディスクコントローラ
27 制御手段としてのマイクロコンピュータ
28 ホストインターフェース
32 画像圧縮手段としてのエンコーダ
33 画像伸張手段としてのデコーダ
34 画像アナログ変換手段としてのビデオエンコーダ
41 オーディオデジタル変換手段
44 オーディオアナログ変換手段
61 デジタル画像入力部
62 アナログ画像出力部
63 アナログオーディオ入力部
64 アナログオーディオ出力部
67 ハードディスク用信号入出力部
HDD ハードディスクドライブ
Claims (11)
- デジタル画像信号が入力されるデジタル画像入力部と、アナログオーディオ信号が入力されるアナログオーディオ入力部と、アナログ画像信号が出力されるアナログ画像出力部と、アナログオーディオ信号が出力されるアナログオーディオ出力部と、ハードディスクドライブと信号を入出力するハードディスク用信号入出力部とを1チップ上に備え、
前記デジタル画像入力部から入力されたデジタル画像信号は圧縮され、前記アナログオーディオ入力部から入力されたアナログオーディオ信号はデジタル化され、これら画像信号とオーディオ信号とは多重化されて前記ハードディスク用信号入出力部から出力され、
前記ハードディスク用信号入出力部から入力された信号は、画像信号とオーディオ信号とに分離され、前記画像信号は、伸張されるとともにアナログ化されてアナログ画像出力部から出力され、前記オーディオ信号は、アナログ化されてアナログオーディオ出力部から出力される
ことを特徴とするハードディスクレコーダ用集積回路。 - 画像信号を変換する画像コーデックと、オーディオ信号を変換するオーディオコーデックと、ハードディスクドライブを制御して信号を入出力するハードディスクコントローラと、前記画像コーデック及び前記ハードディスクコントローラを制御する制御手段と、この制御手段と外部制御手段とを接続するホストインターフェースとを1チップ上に具備し、
前記画像コーデックは、デジタル画像信号を圧縮して記録用画像信号を生成する画像圧縮手段と、圧縮された記録用画像信号を伸張してデジタル画像信号を生成する画像伸張手段と、デジタル画像信号をアナログ画像信号に変換する画像アナログ変換手段とを備え、
前記オーディオコーデックは、アナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号に変換するオーディオデジタル変換手段と、デジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換するオーディオアナログ変換手段とを備えた
ことを特徴とするハードディスクレコーダ用集積回路。 - 画像コーデック及びオーディオコーデックとハードディスクコントローラとを接続し入出力される信号を制御するとともに一時的に記憶するストリームバッファコントローラを備え、このストリームバッファコントローラと、画像圧縮手段、画像伸張手段、及びハードディスクコントローラとは、それぞれ専用の信号線で接続された
ことを特徴とする請求項2記載のハードディスクレコーダ用集積回路。 - 画像圧縮手段、画像伸張手段、オーディオデジタル変換手段、オーディオアナログ変換手段、ハードディスクコントローラ、及び制御手段は、1種類のクロック信号を基準として動作する
ことを特徴とする請求項2または3記載のハードディスクレコーダ用集積回路。 - 画像コーデック及びハードディスクコントローラは、同一の一時的に信号を保存するメモリを使用する
ことを特徴とする請求項2ないし4いずれか一記載のハードディスクレコーダ用集積回路。 - 制御手段は、ハードディスクコントローラに接続されるハードディスクのデータを管理するファイルシステムを備えた
ことを特徴とする請求項2ないし5いずれか一記載のハードディスクレコーダ用集積回路。 - 請求項1ないし6いずれか一記載のハードディスクレコーダ用集積回路と、
前記ハードディスクレコーダ用集積回路に接続され、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する画像デジタル変換手段と、
前記ハードディスクレコーダ用集積回路に接続されるハードディスクドライブと、
前記ハードディスクレコーダ用集積回路に接続される外部制御手段と
を具備したことを特徴とするハードディスクレコーダ。 - 電気機器本体を収納した筐体と、
前記筐体に収納された請求項7記載のハードディスクレコーダと
を具備したことを特徴とするハードディスクレコーダ内蔵電気機器。 - 請求項7記載のハードディスクレコーダと、
チューナーと、
これらハードディスクレコーダ及びチューナーの出力を表示可能な表示手段とを具備したことを特徴とするハードディスクレコーダ内蔵テレビジョン装置。 - 請求項7記載のハードディスクレコーダと、
着脱可能な記録媒体に画像信号及びオーディオ信号を記録再生するビデオ録画再生機構と
を具備したことを特徴とするハードディスクレコーダ内蔵ビデオレコーダ。 - 請求項7記載のハードディスクレコーダと、
DVDプレーヤと
を具備したことを特徴とするハードディスクレコーダ内蔵DVDプレーヤ。
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