JP2004095845A - プラズマ処理を用いて装置を製造する方法及び製造装置 - Google Patents

プラズマ処理を用いて装置を製造する方法及び製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】真空容器の真空を解除することなく、ジグのエッチング量に起因するエッチング条件の変動量を検知することができる製造方法を提供する。
【解決手段】真空容器内に電極が配置されたプラズマ処理装置の該真空容器内に処理対象物を装填する。真空容器内に処理ガスを導入し、電極に高周波電圧を印加してプラズマを発生させ、プラズマ処理を行うとともに、電極に印加される高周波電圧及び該電極を介して流れる高周波電流により規定される物理量を測定する。で測定された物理量に基づいてプラズマ処理条件を決定する。プラズマ処理条件を、前記工程で決定されたプラズマ処理条件に変えて、プラズマ処理を継続する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマ処理を用いて装置を製造する方法及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラズマエッチング装置を用いてエッチングを行うと、エッチングレートが経時的に変化する。これは、プラズマエッチング装置の真空容器内に配置されたジグがエッチングされて、エッチング条件が変化してしまうことが一つの原因と考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
エッチングレートが経時的に変化すると、所望の深さのエッチングを行うことが困難になる。ジグのエッチング量を測定して、そのエッチング量からエッチングレートの変動分を予測することができる。ところが、ジグのエッチング量を測定するためには、真空容器の真空を一旦解除しなければならない。
【0004】
本発明の目的は、真空容器の真空を解除することなく、ジグのエッチング量に起因するエッチング条件の変動量を検知することができる製造装置及びそれを用いた製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によると、(a)真空容器内に電極が配置されたプラズマ処理装置の該真空容器内に処理対象物を装填する工程と、(b)前記真空容器内に処理ガスを導入し、前記電極に高周波電圧を印加してプラズマを発生させ、プラズマ処理を行うとともに、前記電極に印加される高周波電圧及び該電極を介して流れる高周波電流により規定される物理量を測定する工程と、(c)前記工程bで測定された物理量に基づいてプラズマ処理条件を決定する工程と、(d)プラズマ処理条件を、前記工程cで決定されたプラズマ処理条件に変えて、プラズマ処理を継続する工程とを有する装置の製造方法が提供される。
【0006】
本発明の他の観点によると、真空容器と、前記真空容器内に処理ガスを導入するガス導入手段と、前記真空容器内を排気する排気手段と、前記真空容器内に配置された電極と、前記電極に高周波電圧を印加する高周波電源と、前記電極に印加される高周波電圧及び該電極を介して流れる高周波電流によって規定される物理量を測定する測定器とを有する製造装置が提供される。
【0007】
この装置により、上述の製造方法を実施することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の実施例によるプラズマエッチング装置の概略断面図を示す。接地された導電性の真空容器1の底面上に下部電極3が配置されている。下部電極3と真空容器1とは、絶縁部材2により相互に絶縁されている。下部電極3の上に処理対象基板20が保持される。処理対象基板20は、ロードロックチャンバ等を介して、真空容器1内の真空を維持したまま真空容器1内に搬入され、また真空容器1から搬出される。
【0009】
真空容器1内の上面に、上部電極5が取り付けられている。上部電極5と真空容器1とは、絶縁材料4により相互に絶縁されている。上部電極5の、下部電極3に対向する面の外周部近傍及び側面が内部ジグ6で覆われている。内部ジグ6は、石英、アルミナ等の絶縁材料や、シリコン等で形成されている。処理ガス導入管7を経由して、上部電極5に設けられたガス導入口まで処理ガスが輸送され、ガス導入口から真空容器1内に処理ガスが導入される。ガス排気管8を介して真空容器1内が排気される。
【0010】
高周波電源10が、インピーダンス整合器11を介して、下部電極3に周波数800kHzの高周波電圧を印加する。もう一つの高周波電源15が、インピーダンス整合器16を介して、上部電極5に27MHzの高周波電圧を印加する。RFセンサ12が、下部電極3に印加される周波数800kHzの高周波電圧、下部電極3を介して流れる高周波電流、及び両者の位相差を測定する。
【0011】
図1に示したプラズマエッチング装置を用いて、処理対象基板20のエッチングを行うと、内部ジグ6も少しずつエッチングされる。
図2に、図1に示した内部ジグ6の重量と、酸化シリコン膜のエッチングレートとの関係を示す。横軸は内部ジグ6の重量を単位「g」で表し、縦軸はエッチングレートを単位「nm/分」で表す。酸化シリコン膜のエッチング条件は次の通りである。エッチングガスとしてCHF、CF、Ar、及びOの混合ガスを用いた。エッチングガス流量は490sccm、真空容器1内の圧力は6.7Pa(約50mTorr)、周波数800kHzの印加電力は2kW、周波数27MHzの印加電力は1.5kWである。
【0012】
内部ジグ6がエッチングされてその重量が低下するに従って、エッチングレートが遅くなっていることがわかる。図1に示した内部ジグ6がエッチングされて薄くなると、真空容器1内の処理ガスの流れが変化することによって圧力分布に変化が生じ、エッチングレートが変動したと考えられる。真空容器1内の圧力は、通常、特定の1箇所で測定されている。圧力分布が変化すると、圧力測定箇所の圧力が一定になるように制御しても、処理対象基板20の表面上における圧力は一定にはならない。この圧力変動により、エッチングレートが変動したものと考えられる。
【0013】
反応容器内の圧力変化によって、プラズマシース部分のキャパシタンスが変化することが知られている(M. A. Sobolewski, et. al., Journal of Vacuum Science & Technology B 16, 173(1998))。図1に示した装置においても、真空容器1内の圧力分布に変化が生じると、キャパシタンスが変化すると考えられる。実際に下部電極3に印加される高周波電圧と、下部電極3を介して流れる高周波電流とからインピーダンスを測定したところ、内部ジグ6がエッチングされるに従って、インピーダンスが変化することがわかった。
【0014】
図3に、RFセンサ12で測定された電圧と電流とから求めたインピーダンスと、酸化シリコン膜のエッチングレートとの関係を示す。なお、図3に示したエッチングレートは、処理対象基板20の中央部と周辺部におけるエッチングレートの平均である。横軸はインピーダンスを単位「Ω」で表し、縦軸はエッチングレートを単位「nm/分」で表す。このインピーダンスの変化は、図1に示した内部ジグ6がエッチングされたことに起因する。インピーダンスが増加するに従って、エッチングレートが遅くなっていることがわかる。
【0015】
図4に、RFセンサ12で測定された電圧と電流とから求めたリアクタンスと、酸化シリコン膜のエッチングレートとの関係を示す。横軸はリアクタンスを単位「Ω」で表し、縦軸はエッチングレートを単位「nm/分」で表す。なお、図4に示したエッチングレートは、処理対象基板20の中央部と周辺部におけるエッチングレートの平均である。リアクタンスが負の方向に大きくなるに従って、エッチングレートが遅くなっていることがわかる。
【0016】
図5に、処理対象基板20の中心部と周辺部とのエッチングレートを別々に示す。図中の黒丸が中心部のエッチングレートを示し、黒三角が周辺部のエッチングレートを示す。リアクタンスが負の方向に大きくなると、周辺部のエッチングレートが低下するが、中心部のエッチングレートは殆ど変化しないことがわかる。このグラフから、リアクタンスを測定することにより、基板面内に関するエッチングレートの不均一さの度合いを知ることができる。
【0017】
図3〜図5に示したインピーダンスやリアクタンスの変化は、図1に示した内部ジグ6がエッチングされて薄くなることによって生ずる。従って、内部ジグ6のエッチング量を測定する代わりに、インピーダンスまたはリアクタンスを測定することにより、内部ジグ6のエッチングに起因するエッチングレートの変動量を推定することができる。
【0018】
次に、本発明の第1の実施例による製造方法について説明する。以下に説明する実施例は、上記知見に基づいて導出されたものである。
まず、種々のインピーダンスにおけるエッチングレートを測定し、図3に示したインピーダンスとエッチングレートとの関係を求める。または、種々のリアクタンスにおけるエッチングレートを測定し、図4に示したリアクタンスとエッチングレートとの関係を求める。
【0019】
図1に示した真空容器1内に、処理対象基板20を装填し、処理ガスを導入する。処理ガスは、処理対象基板20の表面に形成されたエッチングすべき膜の材料に基づいて選択される。下部電極3及び上部電極5に高周波電圧を印加してプラズマを発生させる。RFセンサ12で、下部電極3に印加される高周波電圧と、下部電極3を介して流れる高周波電流とを測定する。両者の測定結果から、インピーダンスまたはリアクタンスを求める。
【0020】
予め求められているインピーダンスまたはリアクタンスとエッチングレートとの関係、及び測定されたインピーダンスまたはリアクタンスからエッチングレートを求める。求められたエッチングレート及び所望のエッチング量から、残りのエッチング時間を計算する。計算で求められた残りのエッチング時間だけプラズマエッチングを継続する。
【0021】
このように、測定されたインピーダンスまたはリアクタンスからエッチングレートを求めるため、内部ジグ6がエッチングされていることによってエッチングレートが初期の値から変動していたとしても、所望の量だけエッチングを行うことができる。また、インピーダンスやリアクタンスは、真空容器1内の真空状態を維持したまま測定することができるため、真空容器1内を大気にさらす必要がない。
【0022】
なお、予め規定のエッチングレートERと、規定のエッチング時間Tとを定めておいてもよい。測定されたインピーダンスまたはリアクタンスから求められたエッチングレートをER、実際にエッチングすべき時間をTとする。実際にエッチングすべき時間Tは、以下の式で求めることができる。
【0023】
【数1】
=(ER/ER)T
上記第1の実施例ではエッチングレートの変動に依存してエッチング時間を変えることによって所望のエッチング量を確保したが、エッチング時間以外の他のプラズマ処理条件を変化させてもよい。例えば、インピーダンスが初期の値から増加したことを検出すると、真空容器1内の圧力を高めてエッチングレートの低下を補償するようにしてもよい。
【0024】
次に、図1に示したプラズマエッチング装置を用いて窒化シリコン膜をエッチングする場合を例にとって、本発明の第2の実施例について説明する。
図6に、図1の下部電極3に印加される高周波電圧の第5次高調波と、下部電極3を介して流れる高周波電流の第5次高調波との位相差の時間変化を示す。横軸はエッチングを開始したときからの経過時間を単位「秒」で表し、縦軸は位相差を単位「度」で表す。なお、位相差が負であることは、電流の位相が電圧の位相よりも進んでいる(キャパシティブである)ことを意味している。図中の曲線aは、内部ジグ6を新しいものに交換した直後の初期状態における位相差の変化を示し、曲線bは、複数枚の処理対象基板のプラズマ処理を行い、内部ジグ6がある程度エッチングされた状態における位相差の変化を示す。曲線aで示す初期状態の位相差を基準位相差と呼ぶこととする。曲線bの状態でエッチングを行ったときのエッチングレートが、初期状態でエッチングを行ったときのエッチングレートよりも速かった。
【0025】
図6に示すように、内部ジグ6がエッチングされると、位相差が負の方向に大きくなる。エッチング中の現時点の位相差と、初期状態における位相差との差を検出することにより、現在のエッチングレートを推測することができる。
【0026】
エッチングを開始してから所定時間経過後、例えば5秒後の位相差を測定し、測定時点における基準位相差と比較する。測定された位相差と基準位相差との差からエッチングレートを推測することができる。推測されたエッチングレートに基づいて残りのエッチング時間を決定し、決定された残りのエッチング時間だけエッチングを継続する。
【0027】
推測されたエッチングレートに基づいてエッチング時間を決定するため、内部ジグ6がエッチングされてエッチングレートが変動していたとしても、所望の量だけエッチングを行うことができる。
【0028】
また、エッチングを開始してから所定の時間間隔で位相差を複数回測定し、各測定時点における基準位相差と比較してもよい。この場合、各測定ごとにエッチングレートが推測される。推測された複数のエッチングレートの平均を計算し、この平均のエッチングレートに基づいて、残りのエッチング時間を決定することができる。この方法によると、位相差を複数回測定するため、測定誤差や経過時間による位相差のばらつきの影響を軽減することができる。
【0029】
上記第2の実施例では、印加する高周波電圧の第5次高調波の位相差を測定したが、基本波または他の高調波の位相差を測定してもよい。また、実際に下部電極3を介して流れる高周波電流の波形を測定して、基準波形との差を評価することにより、エッチングレートを推測することも可能である。
【0030】
上記実施例では、フロロカーボンガスを用いて酸化シリコンや窒化シリコンをプラズマエッチングする方法を例に挙げたが、他のガスを用いてアモルファスシリコンや多結晶シリコン等をプラズマエッチングする際にも上記実施例の技術的思想を適用することが可能である。
【0031】
また、プラズマ処理の一例としてプラズマエッチングを例に挙げて実施例を説明したが、上記実施例の技術的思想はプラズマエッチング以外のプラズマ処理、例えば、プラズマ励起型化学気相成長(PE−CVD)を行う場合にも適用可能である。PE−CVDを行う場合には、エッチングレートの変動ではなく成膜速度の変動による膜厚のばらつきを抑制することができる。
【0032】
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
【0033】
上述の実施例から、以下の付記に示された発明が導出される。
(付記1) (a)真空容器内に電極が配置されたプラズマ処理装置の該真空容器内に処理対象物を装填する工程と、
(b)前記真空容器内に処理ガスを導入し、前記電極に高周波電圧を印加してプラズマを発生させ、プラズマ処理を行うとともに、前記電極に印加される高周波電圧及び該電極を介して流れる高周波電流により規定される物理量を測定する工程と、
(c)前記工程bで測定された物理量に基づいてプラズマ処理条件を決定する工程と、
(d)プラズマ処理条件を、前記工程cで決定されたプラズマ処理条件に変えて、プラズマ処理を継続する工程と
を有する装置の製造方法。
【0034】
(付記2) 前記工程bで測定される物理量が、インピーダンス、リアクタンス、高周波電圧と高周波電流との位相差、及び高周波電流の波形からなる群より選択された1つの物理量である付記1に記載の装置の製造方法。
【0035】
(付記3) 前記工程cで決定されるプラズマ処理条件が、プラズマ処理時間または前記真空容器内の処理ガスの圧力である付記1または2に記載の装置の製造方法。
【0036】
(付記4) 前記工程dで継続されるプラズマ処理が、前記処理対象物のエッチングであり、
前記工程aの前に、さらに、
(e)前記工程bで測定される物理量と、前記処理対象物のエッチング速度との関係を得る工程を有し、
前記工程cにおいて、前記工程bで測定された物理量と、前記工程eで得られた関係とに基づいて、プラズマ処理条件を決定する付記1〜3のいずれかに記載の装置の製造方法。
【0037】
(付記5) 真空容器と、
前記真空容器内に処理ガスを導入するガス導入手段と、
前記真空容器内を排気する排気手段と、
前記真空容器内に配置された電極と、
前記電極に高周波電圧を印加する高周波電源と、
前記電極に印加される高周波電圧及び該電極を介して流れる高周波電流によって規定される物理量を測定する測定器と
を有する製造装置。
【0038】
(付記6) 前記測定器が、インピーダンス、リアクタンス、高周波電圧と高周波電流との位相差、及び高周波電流の波形からなる群より選択された1つの物理量を測定する付記5に記載の製造装置。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、真空容器内に配置された内部ジグを直接観察することなく、その形状変化に起因するプラズマ処理結果のばらつきを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるプラズマ処理装置の概略断面図である。
【図2】プラズマ処理装置の真空容器内に配置された内部ジグの重量と、エッチングレートとの関係を示すグラフである。
【図3】インピーダンスと平均エッチングレートとの関係を示すグラフである。
【図4】リアクタンスと平均エッチングレートとの関係を示すグラフである。
【図5】リアクタンスと、処理対象基板の中心部及び周辺部のエッチングレートとの関係を示すグラフである。
【図6】プラズマ処理装置の真空容器内に配置された電極に印加される高周波電圧と、その電極を介して流れる高周波電流との位相差を、プラズマ処理開始からの経過時間の関数として示すグラフである。
【符号の説明】
1 真空容器
2、4 絶縁部材
3 下部電極
5 上部電極
6 内部ジグ
7 ガス導入管
8 ガス排気管
10、15 高周波電源
11、16 インピーダンス整合器
12 RFセンサ

Claims (5)

  1. (a)真空容器内に電極が配置されたプラズマ処理装置の該真空容器内に処理対象物を装填する工程と、
    (b)前記真空容器内に処理ガスを導入し、前記電極に高周波電圧を印加してプラズマを発生させ、プラズマ処理を行うとともに、前記電極に印加される高周波電圧及び該電極を介して流れる高周波電流により規定される物理量を測定する工程と、
    (c)前記工程bで測定された物理量に基づいてプラズマ処理条件を決定する工程と、
    (d)プラズマ処理条件を、前記工程cで決定されたプラズマ処理条件に変えて、プラズマ処理を継続する工程と
    を有する装置の製造方法。
  2. 前記工程bで測定される物理量が、インピーダンス、リアクタンス、高周波電圧と高周波電流との位相差、及び高周波電流の波形からなる群より選択された1つの物理量である請求項1に記載の装置の製造方法。
  3. 前記工程dで継続されるプラズマ処理が、前記処理対象物のエッチングであり、
    前記工程aの前に、さらに、
    (e)前記工程bで測定される物理量と、前記処理対象物のエッチング速度との関係を得る工程を有し、
    前記工程cにおいて、前記工程bで測定された物理量と、前記工程eで得られた関係とに基づいて、プラズマ処理条件を決定する請求項1または2に記載の装置の製造方法。
  4. 真空容器と、
    前記真空容器内に処理ガスを導入するガス導入手段と、
    前記真空容器内を排気する排気手段と、
    前記真空容器内に配置された電極と、
    前記電極に高周波電圧を印加する高周波電源と、
    前記電極に印加される高周波電圧及び該電極を介して流れる高周波電流によって規定される物理量を測定する測定器と
    を有する製造装置。
  5. 前記測定器が、インピーダンス、リアクタンス、高周波電圧と高周波電流との位相差、及び高周波電流の波形からなる群より選択された1つの物理量を測定する請求項4に記載の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006083433A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Fujitsu Ltd プラズマエッチング装置及びプラズマエッチング方法
JP2017152445A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 芝浦メカトロニクス株式会社 プラズマ処理方法、およびプラズマ処理装置

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