JP2004094942A - コミュニケーションシステムおよび単語・情報検索システム - Google Patents

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Abstract

【課題】新聞等アナログ的メディア媒体による情報公開に対し、インターネットを介し主催者側からの反応情報蒐集を行う他、ネット上で効果的なコミュニケーションを可能にする事により、適格な行政や企業等の運営を可能にする。
【解決手段】新聞・雑誌・テレビ・ラジオ放送等のアナログメディア媒体、又はインターネットの電子掲示板等のデジタルメディア媒体を介し主催者側の情報提供を行うと共に、情報に反応した会員の意見・情報・質問等の情報を主催者側がインターネットを介して電子的に蒐集するようにし、また前記メディア媒体による主催者側情報には、情報毎に各々個別に固有識別符号を付すと共に、主催者側コンピュータシステムには、会員がアクセス可能であって、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を蓄積可能とした。これにより主催者側において経営や行政等に会員の意思を十分反映し、会員間の率的な綜合的コミュニケーションをはかる。
【選択図】図1

Description

 本発明は、既存のメディアと新しいインターネットメディアの利点をあわせて、新しいメディアを構築しようという、メディアミックスといわれる新規な試みに関する。 さらには各種企業や団体あるいは行政機関などの主催者側と、その相手方である多数の取引先あるいは社員・構成員・住民などの会員との間におけるインターネットを利用した効果的なウエブコミュニケーションシステムに関し、ネット利用による主催者側情報と会員からの情報の効率的な交換を可能とするとともに、ネットサービスに対する課金回収の完全かつ効率化をはかることを目的とする。
 すなわち、新聞・雑誌・テレビあるいはラジオ放送等のアナログメディア媒体を用い、あるいはウエブサイト(及びメーリングリスト、MPEG)により主催者側から会員に向けた公共的又は公開性の情報を提供する傍ら、これを閲覧した会員からの意見や情報、あるいは問い合せなどの反応情報を主催者が蒐集し、また会員に対する個別の対話や対応をおこなうとともに、会員の意向を行政や企業運営あるいは取引に適格に反映させるようにした綜合的コミュニケーションをはかることを目的とするものである。
 環境保全、防災対策、福祉対策など、複雑かつ多岐にわたる行政案件に関し、国や自治体が住民に対して情報を開示し、あるいはこれについて意見や要望等を募る場合には、新聞やテレビなどのメディアを通じて情報を開示し、あるいは個別に手紙や記述式アンートを利用するのが一般的である。 また各種企業や団体あるいは行政機関などの主催者において、多数の取引先あるいは社員・会員・住民からの意見等を蒐集する手段として、これまでは雑誌に広告したり、取引先あるいは社員・会員・住民などの会員からの手紙や電子メールにより投稿やアンケート形式にて蒐集するのが一般的である。
 また最近ではインターネットの著しい普及により、電子掲示板の利用が盛んになり、主催者側からの各種の情報を電子掲示板に掲示するとともに、メーリングリストが利用され、閲覧会員からの電子掲示板上における投稿や意見を主催者側において容易に取り込むことができるようになった。
 しかしながら、新聞や雑誌、テレビラジオなどのアナログメディアにあっては、1箇所からの画一的な情報を不特定多数に伝達する手段としては優れていたが、多数対多数として多数者間において相互の情報を交換するコミュニケーションをはかることは難しかった。 その結果1箇所からの情報を一方的に不特定多数に伝える、ということに終始することが殆どであり、また記者が折角取材したにも拘わらず、その取材した事実内容が報道されずに世間一般に知らされないままで終わるという、既存メディアの弊害が生じてきた。
 さらにこれまでのメディアにあっては、記者の取材のもとに編集されていた。したがって、記者が取材できる内容にはおのずと限界がある。 従来のご意見窓口では、どの意見に対する意見かわからずに、紙面に意見を反映させることが難しかった。
一方、インターネット媒体は、多数対多数のコミュニケーションを行うツールとしては優れているものの、多数対1のコミュニケーションを行うためには、情報の輻輳などの問題で難しい。 現状においてテレビ番組や、雑誌、新聞などのメディアに対する意見をインターネットで募集する仕組みについては一部試みられているが、番組中に発表された特定のテーマ自体を捉えてインターネット上で議論を行うことはできない。
 また、国や自治体など行政側が住民に対して意見や要望等を募る手段として、新聞やテレビなどのメディアを通じて情報を開示し、あるいは個別に手紙や記述式アンケートを利用する場合には、住民側から提案される意見や要望その他の情報数が膨大であるために、行政側において寄せられた情報の中から必要な情報のみを職員が探し出す作業はきわめて困難であり、現実的ではない。
 また、住民や社員あるいは取引先などの情報を提供する会員サイドでは自分の関係する問題点だけについての限定された提案をおこなうのが普通であるのに対し、行政や企業など主催者サイドでは上記した会員個々の意見のみならず、関連した情報に至るまで各種のカテゴリーに跨って総合的な意見を得たうえで企業運営や行政改革に反映させる仕組みとなっている。
 従って主催者サイドにおいては会員から寄せられた莫大な情報の中から必要なカテゴリーに属する情報のみを探索するのに多くの時間と手間を要し、蒐集した多量の情報の中から特定のカテゴリーだけの情報を探し出す作業が著しく困難となる。 その結果、結局は発見できた一部の情報のみしか目にとまらず、貴重な多くの意見が採用されずに陳腐化してしまうことが多い。
 また特に主催者が行政サイドである場合に、行政と住民とが対等の立場で対峙して対話することができず両者のコミュニケーションがはかられない結果、住民の意見を行政に適格に反映させることができない。 さらに電子掲示板を利用する場合においても、単に主催者側からの情報を一方的に掲示するだけであり、会員側から積極かつ能動的にアクセスしない限り、主催者側情報を得ることが難しく、また会員からの貴重な意見の見落としが多くなりがちである。
 また、電子掲示板・メーリングリストには参加者が多数になればなるほど機能しなくなるという欠点がある。 具体的には、1万人の会員が各々発言できるメーリングリストは機能しない。 なぜならば、1人が1日に1通のメールをメーリングリストに配信すると、一人が1日に受けるメールの量は、1万通と途方も無い数になり、読みきることが出来ないからである。 掲示板でも同様に発言者数が増えると、情報の輻輳により機能しなくなる。 この性質が行政のような大人数の参加を必要とするシステムを機能しなくしている。
 また掲示板に表示された主催者側情報に呼応して、かかる掲示板上に会員側の意見等投稿記事を書き込ませるだけであるために、ひとかたまりになっている会員からの投稿記事全体に対して主催者側からの回答を表示することはできても、各個別の投稿記事に対して、それぞれ個別に対応した回答をあらわすことはできない。 さらに時間の経過とともに過去の会員側の意見が主催者側において活用されることなく埋もれてしまいやすい。 その結果、主催者側と会員側とで同一テーマについて無駄に繰り返し論議されることも少なくない。
 また、電子掲示板のサービスを新聞や雑誌、書籍などアナログメディアの購入者に限定してサービスを提供するための仕組みは準備されていない。 したがって、インターネット上でのサービスをアナログメディアの購入者に限定して、アナログメディアの価格に付加して課金することができない。 またサービスを提供しても代金を回収することが現実的に難しく、この事がインターネット上のコミュニケーションサービスの普及を大きく阻害しているといえる。
 そこで本発明は、上記した課題を解決し、既存の媒体とインターネット媒体とのそれぞれの利点を結合させることにより、情報の発信者から受信者への一方的な提供にとどまらず、インターネット媒体を利用した受信者から発信者へのフィードバックが効果的に行われることにより、紙面のクオリティーを上げるとともに、記事の内容を特定して意見を募ることができるようにすることで、恰もボランティアの記者が多数いるような感じの読者参画型の新しいメディアを構築するようにしたものである。 
 また本発明は、例えば書籍や新聞などのアナログメディアにより論題をいくつか公開するとともに、その内容についてインターネットを介して不特定多数者との間で論議するという著者と読者との対話による新たな知的創造を期待することができるようにしたものである。 さらに本発明は、行政などの主催者側からの情報を紙媒体により公開するとともに、その公開内容につきインターネット上において賛否の意見を徴集し、また住民投票などのダイレクトデモクラシーをも想定している。
 また、本発明はインターネット上で情報の輻輳を発生させることなく円滑に、しかも多人数対多人数のコミュニケーションをはかることのできる仕組みを構築する。 具体的には1万人以上の人が参加しても輻輳せずに機能する仕組みを想定している。
 さらに本発明は、政策や経営方針につき、それぞれの関係者に告知して判断を仰いだり、あるいは予算案を策定して、その結果をディスクローズして行政の判断を仰いだりするコミュニケーションをはかることについても想定している。
 また最終的に、ユーザに対して、アナログメディアの購入者のみにインターネットのユーザを限定する仕組みを導入することにより、アナログメディアの価格に転嫁して課金することができ、ビジネスとしても成立しうる仕組みとして構築できる事を想定している。
 具体的には、請求項1の発明は、新聞・雑誌・書籍・テレビあるいはラジオ放送等のアナログメディア媒体を利用して主催者側の情報提供をおこなうとともに、これらの情報に反応した会員の意見・情報・質問等の反応情報を主催者側がインターネットを介してコンピュータシステムにより電子的に蒐集することができるようにしたコミュニケーションシステムであって、前記メディア媒体による主催者側情報には、各情報毎にそれぞれ個別に固有識別符号を付すとともに、主催者側コンピュータシステムには、会員がアクセス可能であって、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を蓄積可能としたコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項2の発明は、電子メール、ホームページ、CD、MPEG(画像)、静止画等のデジタルメディア媒体を使用して主催者側の情報提供をおこなうとともに、これらの情報に反応した会員の意見・情報・質問等の反応情報を主催者側がインターネットを介してコンピュータシステムにより電子的に蒐集するようにしたコミュニケーションシステムであって、前記メディア媒体による主催者側情報には、各情報毎にそれぞれ個別に固有識別符号を付すとともに、主催者側コンピュータシステムには、会員がアクセス可能であって、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を蓄積可能としたコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項3の発明は、インターネットを介して多数の会員のパソコン端末と、それぞれ接続可能な固有のデータベースを備えた主催者側のコンピュータシステムであって、該コンピュータシステムには、会員がアクセス可能なWebアプリケーションサーバーを有し、しかも該Webアプリケーションサーバーには、主催者の開示情報をカテゴリー別に掲載開示するWeb掲示板システムと、該Web掲示板システムの掲示板を、インターネットを介してあらかじめ登録されている会員宛に電子的にメール送信するメーリングリスト機能を有したコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項4の発明は、主催者側コンピュータシステムには、会員がアクセス可能なWebアプリケーションサーバーを有し、しかも該Webアプリケーションサーバーには、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集可能な機能が組み込まれていることを特徴とした請求項1〜3に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項5の発明は、ユーザー側回答の集計が、回答に対する主催者側からの評価の通知を含むものであるところの請求項4に記載のコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項6の発明は、書籍・雑誌・新聞等の主催者側アナログメディア媒体に付与された固有識別符号をPC上で入力することにより、アナログメディア媒体の特定箇所の記事内容ないしは要約または題名がPC上で表示されるようにした請求項1〜4のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項7の発明は、サーバのURLをHPに貼り付けてリンクを張ることにより、該HPを特定して利用者から情報を集める機能を有するものであるところの請求項1〜6のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項8の発明は、ドメインの後に固有識別符号を入力することにより、そのページに関する入力画面にジャンプする機能を有するものであるところの請求項1〜6のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項9の発明は、インターネットを介して多数の会員のパソコン端末と、それぞれ接続可能な固有のデータベースを備えた主催者側のコンピュータシステムであって、該コンピュータシステムには、会員がアクセス可能なWebアプリケーションサーバーを有し、しかも該Webアプリケーションサーバーには、主催者の開示情報をカテゴリー別に掲載開示するWeb掲示板システムと、該Web掲示板システムの掲示板を、インターネットを介してあらかじめ登録されている会員宛に電子的にメール送信するメーリングリスト機能を有したコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項10の発明は、主催者側コンピュータシステムには、会員がアクセス可能なWebアプリケーションサーバーを有し、しかも該Webアプリケーションサーバーには、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集可能な機能が組み込まれていることを特徴とした請求項1〜4および9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項11の発明は、任意の単語を入力することにより、これに対応する同義語、反義語、狭義語、広義語、関連語、外国語が表示されるようにした検索システムに関する。 さらに請求項12の発明は、任意の単語を入力することにより、これに対応する同義語、反義語、狭義語、広義語、関連語、外国語が表示される検索手段を有するところの請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項13の発明は、予め検索条件毎にポイント点数を付加するとともに、検索条件からずれる毎にポイントが加算されされるようにし、ポイント点数の合計があらかじめ定めた一定点数以下である場合に、検索結果が検索一覧に表示されるようにした検索システムに関する。
 さらに請求項14の発明は、予め検索条件毎にポイント点数を付加するとともに、検索条件からずれる毎にポイントが加算されされるようにし、ポイント点数の合計があらかじめ定めた一定点数以下である場合に、検索結果が検索一覧に表示される検索システムを備えるものである請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項15の発明は、ドメインの後にカテゴリ識別符号を入力することにより、そのカテゴリに属する投稿記事が表示される機能を備えたものであるところの請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項16の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、検索対象の予め定めたキーワード出現個数により検索するようにした情報検索システムに関する。
 さらに請求項17の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、検索対象の予め定めたキーワード出現個数により検索するようにした情報検索システムを組み込んでなる請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項18の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、検索対象の予め定めた範囲の投稿文字数により検索するようにした情報検索システムに関する。さらに請求項19の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、検索対象の予め定めた範囲の投稿文字数により検索するようにした情報検索システムを組み込んでなる請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項20の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、予め定めた範囲の一文または1段落の文字数の平均により検索するようにした情報検索システムに関する。 さらに請求項21の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、予め定めた範囲の一文または1段落の文字数の平均により検索するようにした情報検索システムを組み込んでなる請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項22の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、予め定めた文法の相違例がある文章を検索対象から除外するようにした情報検索システムに関する。 さらに請求項23の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、予め定めた文法の相違例がある文章を検索対象から除外するようにした情報検索システムを組み込んでなる請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項24の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、主催者側のWebアプリケーションサーバーには蓄積反応情報を異国語に翻訳する自動翻訳機能を組み込んでなる情報検索システムに関する。さらに請求項25の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、主催者側のWebアプリケーションサーバーには蓄積反応情報を異国語に翻訳する自動翻訳機能を組み込んでなる情報検索システムを備えてなる請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項26の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、Webアプリケーションサーバーには蓄積反応情報中の難解文字・難解文章に対応した辞書機能を備えてなる情報検索システムに関する。 さらに請求項27の発明は、主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、Webアプリケーションサーバーには蓄積反応情報中の難解文字・難解文章に対応した辞書機能を備えてなる情報検索システムを組み込んだコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項28の発明は、ネット上に公開された情報の中から共感する記事内容のプロジェクト、記事の投稿者ないしはサーバの管理者に対して会員が寄付をすることができるよう、Webアプリケーションサーバーに決済の機能を備えたことを特徴とするコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項29の発明は、ネット上に公開された情報の中から共感する記事内容のプロジェクト、記事の投稿者ないしはサーバの管理者に対して寄付をする場合に、寄付をする記事を特定できるようにした請求項28に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項30の発明は、主催者のコンピュータシステムにおけるWebアプリケーションサーバーには、会員登録により会員に対し、IDおよびパスワードを付与する機能を備えたものであるところの請求項1〜3のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項31の発明は、雑誌・書籍等の情報媒体を、PC上におけるサービス利用料に相当する課金分を含めた価格で販売するとともに、該情報媒体に、あらかじめ夫々固有識別符号を付与しておき、購入者がPC上において上記固有識別記号を入力して情報媒体販売者からのサービスを利用するようにしたコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項32の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集できるようにするとともに、編集後の反応情報につき、あらかじめ会員が登録しておいた条件に一致する情報のみを会員宛に自動メール送信することができるメーリングリスト機能を組み込んであるところの請求項1〜4のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項33の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーに投稿された過去の会員からの情報を、会員が自らのIDとPasswordを入力することにより一覧表示・修正可能とし、しかも修正分を含めた過去の会員からの情報内容を修正履歴として残存させることができるようにしたコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項34の発明は、固有識別符号を付して寄せられた会員からの反応情報につき、その全部又は選択された一部に対して主催者側の意見を会員宛に送信することができるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項35の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバー電子掲示板に投稿する場合において、投稿内容を複数ブロックに分けて登録することができるようにした請求項1〜4および9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。さらに請求項36の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバー電子掲示板に投稿する場合において、投稿内容には画像を添付して掲示板に貼り付ける機能を付加してなる請求項1〜4および9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項37の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバー電子掲示板に投稿する場合において、投稿内容には動画、WORDやパワーポイント、音楽関係などの添付ファイルを貼り付けることができるようにした請求項1〜4および9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項38の発明は、主催者側は、会員に付与した固有識別記号やIDの登録後、これとは別に会員自身の設定した範囲外では内容変更不能な1又は複数個の代理人用ID(パスワード)を発行して代理人による投稿を可能とした請求項1〜4および9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項39の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板の投稿情報を1日・1週間・1ヶ月などの時間単位ないしは、10件・100件などの件数単位でまとめて会員宛にメールで送るサービス機能を付加してなる請求項1〜4または9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項40の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、該サーバーに登録されたメーリングリストのURLおよび固有識別符号とを電子掲示板とリンクさせて付加することにより、メールで編集されて送られてきた会員からの反応情報に対して、メーリングリストのURLと固有識別符号をクリックすることにより、直ちに該当する議論の行われている掲示板にアクセスして会議室での話題情報や議論に参加し、また当該特定会員宛に返信する機能を有することを特徴とした請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項41の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員からの電子掲示板に対する各固有識別符号付きの投稿内容の検索結果を印刷する機能を有するものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項42の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、固有識別符号を付して任意に投稿可能な機能と、該投稿に関し、予め登録された特定の会員のみが上記固有識別符号を附して反応情報を書き込むことが可能な機能とを付加してあるところの請求項1〜9に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項43の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、郵便番号を利用して地域別に意見情報を表示する機能を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項44の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、固有識別符号を付して寄せられた会員からの反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集するとともに、編集後の反応情報につき、その全部又は選択された一部を出力(ファイル出力、印刷出力)する機能を有するものであるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項45の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板への投稿別に投稿者の氏名・年齢・住所を一覧表示する機能を備えているところの請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項46の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員からの反応情報を、転送履歴を残しつつ他のサーバー宛に手動ないしは自動で転送する機能を有するところの請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項47の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板の会員からの投稿のうち、主催者側の判断で履歴を残しつつ削除又は別カテゴリに移動する機能を備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項48の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板の会員からの情報について主催者側と会員との間で取り扱い区分の異なる複数のカテゴリ分けができ、必要に応じてこれらのカテゴリ分けを変化させることが可能な機能を有するものであるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項49の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板に対する会員からの情報中に、1又は複数の引用元情報をブロック単位で表示する機能を付加したものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項50の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、不正投稿を自動チェックして不正一覧を作成する機能を有するところの請求項1〜9および49のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項51の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員に対し、発言者及び発言順番を指定し、あるいは会員毎に発言できる数を設定する機能を有するものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項52の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、掲示板の議論に参加して欲しい人に議論の内容を添付してお誘いメールを送ることができる機能を備えたものであるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項53の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板への投稿内容に対して時間を区切った会員からの賛成・反対の投票を待ち、投票結果があらかじめ設定した一定の条件に一致した場合、あるいは特定の人が許可した場合にのみ、投稿内容を別サーバ・別カテゴリに自動転送する機能を備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項54の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板の検索結果をPDF形式にて出力する機能を備えるものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項55の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板の検索結果をHTML形式・XML形式・XHTML形式にて出力する機能を備えるものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項56の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、掲示板の投稿に関して閲覧者数を記録することができる機能を有するものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項57の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、掲示板への投稿情報に関して管理者ないしは会員が投稿内容を評価してランク付けできる機能を有するものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項58の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、掲示板への投稿情報に対し、会員が投票し、投票数の多い順番に表示させる機能を備えるものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
さらに請求項59の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、ドメインにカテゴリ識別番号を付加したURLを入力させることにより、HPにリンクした際、カテゴリに該当する投稿内容が表示される機能を備えるものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
 さらに請求項60の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、掲示板の上下スペースに文字列からなる宣伝情報を挿入できるようにした請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項61の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員からの投稿内容につき、全文表示、ダイジェスト表示、ツリー表示、投稿日時別表示、トップ記事のみ表示のうち1つの表示を選択して表示する機能を備えるものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項62の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、読み書き可能な会員と、読むだけの会員についての登録機能を有するものであるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項63の発明は、会員の内容につき、「会社員」「公務員」「学生」等の属性別に各別のID識別番号を付して登録することにより、個々に読み書きの権限を付与することができるようにした請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項64の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、登録された会員の中から身元確認可能な会員についての登録機能を有するとともに、主催者側において、身元確認会員の意見のみを検索・閲覧できるようにしたものであるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項65の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報につき、編集日時、分野、会員の年齢・性別・居住地域などの検索キーワードをあらかじめ設定して編集し、これを会員宛に自動メール送信するようにしたものであるところの請求項3〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項66の発明は、主催者側の提供情報が予算・実績の提示であり、会員からの反応情報が上記提供情報に対する意見・議論の展開であるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項67の発明は、主催者が国又は地方公共団体、行政機関、その他の公的団体であるところの請求項1〜15のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項68の発明は、主催者が企業であるところの請求項1〜15のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項請求項69の発明は、会員が国民若しくは住民であるところの請求項1〜15のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項70の発明は、会員が社員であるところの請求項1〜15のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。 さらに請求項71の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員が携帯電話又はプレイステーション等のPC以外の端末により対応可能とした請求項1〜70のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。
 さらに請求項72の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーは、イントラネット等インターネット以外ののローカルなネットワークに置き換えられる請求項1〜70のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステムに関する。
 上記した構成において、先ず企業や各種の団体、あるいは行政機関などの主催者側が有するコンピュータシステムのWebアプリケーションサーバーに、住民や社員などの会員登録をしておく。 つぎに主催者側において、主催者の開示情報を、カテゴリー別に識別符号を付して新聞や雑誌あるいはテレビなどのアナログメディア媒体により、あるいはコンピュータシステムにおけるWebアプリケーションサーバーによりインターネットを介して掲載開示する。
 つぎに、これを見た会員側において、特定のカテゴリに対して意見や質問等を有する場合に、会員側のパソコンにより主催者側Webアプリケーションサーバーにアクセスし、主催者側の当該カテゴリに付されている識別符号を入力し、これとともに会員側の意見や質問あるいは情報等を入力して主催者側に送信すると、これらの情報は一旦主催者側のWebアプリケーションサーバーに記録され、さらにあらかじめ設定しておいた編集条件に沿ってカテゴリや、地域あるいは年齢別など別に自動編集され、さらに編集結果を一纏めにして、やはりあらかじめ設定しておいた会員宛にメーリングリストにより自動送信させる。
 一方会員側においては、送信された編集結果について、さらに意見や質問などがある場合においては、同様に前記した識別符号を付して主催者側宛にメール送信することができ、個別の意見交換をおこなうこともできる。 また主催者側のWebアプリケーションサーバーでは、会員からの意見・情報を検索手段によりカテゴリー別に蒐集・閲覧利用に供することができる。 なお一方社員や住民などの会員は、自発的に自らのパソコンにより主催者側のWebアプリケーションサーバーにアクセスして編集された開示情報などを自由に閲覧することもできる。
 本発明は上記した通り、請求項1および請求項2の発明にあっては、新聞・雑誌・書籍・テレビあるいはラジオ放送等のアナログメディア媒体を利用して主催者側の情報提供をおこなうとともに、これらの情報に反応した会員の意見・情報・質問等の反応情報を主催者側がインターネットを介してコンピュータシステムにより電子的に蒐集することができるようにしたコミュニケーションシステムであって、前記メディア媒体による主催者側情報には、各情報毎にそれぞれ個別に固有識別符号を付すとともに、主催者側コンピュータシステムには、会員がアクセス可能であって、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を蓄積可能とし、また主催者側コンピュータシステムのWebアプリケーションサーバーには、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集可能な機能が組み込まれている。
 そのために、特に新聞や雑誌、あるいはテレビ等のアナログメディア媒体により開示された、主催者側から会員に向けた公共的情報に対しても、これを閲覧した会員からの意見や情報、あるいは問い合せなどの反応情報を適格に蒐集するとともに、これを各固有識別符号毎に集めて管理することができ、また固有識別符号が付された紙情報に対する会員の反応結果を、上記固有識別符号をもとにインターネットを介して回収し、あるいは電子会議室に参画させることも可能となるなど、会員に対する個別の対話や対応をおこなうとともに、会員の意向を行政や企業運営あるいは取引に適格に反映させるようにした綜合的コミュニケーションをはかることができる。
また請求項9の発明にあっては、インターネットを介して多数の会員のパソコン端末と、それぞれ接続可能な固有のデータベースを備えた主催者側のコンピュータシステムであって、該コンピュータシステムには、会員がアクセス可能なWebアプリケーションサーバーを有し、しかも該Webアプリケーションサーバーには、主催者の開示情報をカテゴリー別に掲載開示するWeb掲示板システムと、該Web掲示板システムの掲示板を、インターネットを介してあらかじめ登録されている会員宛に電子的にメール送信するメーリングリスト機能を有したコミュニケーションシステムであるために、普段Web会議室を見ることができない人々であっても、例えば自分の興味がある人の発言や、その人に宛てた第三者の発言や議論内容などに絞って閲覧することができる。また興味が比較的薄い内容については、時間ができたときに電子掲示板に見に行くことができるために時間の有効活用が可能となる。
 また請求項10の発明は、主催者側コンピュータシステムには、会員がアクセス可能なWebアプリケーションサーバーを有し、しかも該Webアプリケーションサーバーには、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集可能な機能が組み込まれていることを特徴とした請求項1〜3に記載のコミュニケーションシステムであるところから、会員がいちいち過去の記録を見ることなく、また過去になされたのと同じ質問を重複しておこなう無駄を防ぐことができ、過去の議論を参照して効果的に勉強することも可能となる。
 さらに請求項11・12の発明は、この機能を追加することにより、1語を入力すれば、関係する投稿の一覧を簡潔に表示することができる。 さらに請求項13〜14によれば、莫大な情報の中から曖昧に情報をピックアップすることができる。 さらに請求項15の発明によれば、ドメインとカテゴリ識別符号を付加したURLを、HPのリンク先としてHPに貼り付けることにより、カテゴリに投稿された情報の一覧を会員が簡単に閲覧することが可能となる。 さらに請求項26・27の発明によれば、難解な文字や文書を簡単に調べることができ、コミュニケーションの一層の向上をはかることができる。
 さらに請求項30の発明は、籍・新聞形式で公開されたアンケートを読んで答えて、それらの答えだけをWEBで入力して集計する、という形がとれて効率的である。 さらに請求項31の発明によれば、ネット上での課金の難しさを解消でき、ネット取引の増大をはかることができる。 
 さらに請求項32の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集できるようにするとともに、編集後の反応情報につき、あらかじめ会員が登録しておいた条件に一致する情報のみを会員宛に自動メール送信することができるメーリングリスト機能を組み込んであるところの請求項1〜4に記載のコミュニケーションシステムであるために、会員から寄せられた多数の情報のうち必要な一部分を特定し、この特定部分について、主催者側からの返信を可能とするために、所謂ツリー形式の議論を完結させることができる。
 さらに請求項42の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、固有識別符号を付して任意に投稿可能な機能と、該投稿に関し、予め登録された特定の会員のみが上記固有識別符号を附して反応情報を書き込むことが可能な機能とを付加し、また請求項44の発明は、固有識別符号を付して寄せられた会員からの反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集するとともに、編集後の反応情報につき、その全部又は選択された一部を出力(ファイル出力、印刷出力)する機能を有するので電子会議室の質的向上をはかることができる。
 さらに請求項62の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、読み書き可能な会員と、読むだけの会員についての登録機能を有するものであるために、あらかじめ許可された特定の会員のみの書き込みを可能とし、その他大勢の会員は単なる議論の傍観者として参加させるといった使い分けが可能となり、その結果インターネット上における公開討論会の開設を可能にし、また電子会議室の質的な向上をはかることができる。
 さらに請求項63の発明は、会員の内容につき、「会社員」「公務員」「学生」等の属性別に各別のID識別番号を付して登録することにより、個々に読み書きの権限を付与することができるようにした請求項1〜6に記載のウエブコミュニケーションシステムであるために、電子会議室における討論を、会員の立場や責任関係を明確にしたうえで実施することができる。
 すなわち、従来の電子掲示板では登録している人の責任関係が明らかではなく、したがってそれらの者の発言内容に不信感を抱いたりすることが多く、発言内容の信憑性に問題があったところから、電子会議室としての機能に現実性が乏しかったが、属性別に各別のID識別番号を付して登録したうえで討論をおこなうようにしたためにこのような不都合が解消された。
 さらに請求項64の発明は、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、登録された会員の中から身元確認可能な会員についての登録機能を有するとともに、主催者側において、身元確認会員の意見のみを検索・閲覧できるようにしたものであるところの請求項1〜6に記載のウエブコミュニケーションシステムであるために、あらかじめ身分証明書を提示させるなどにより身元を確認済みの会員と、身元未確認の会員とを区分して登録することにより、身元を明らかにして安心で信憑性の高い情報を提供することを欲する会員と、身元を明かさないで虚名により安心して自由な発言をおこなえることを望む会員との両方のニーズを共に満たすことができ、これによって、より広い範囲からの情報蒐集を可能にするとともに、身元を明らかにした信憑性の高い情報のみを閲覧したいとする希望にも添うことができる。
 さらに請求項66のように、主催者側の提供情報が予算・実績の提示であり、会員からの反応情報が上記提供情報に対する意見・議論の展開であるところの請求項1〜6に記載のウエブコミュニケーションシステムである場合においては、行政や企業など主催者側にとって重要な予算や実績についての議論を煮詰めるうえで有益である。 行政や企業の目指すべき方向性は予算にあらわれるから、予算を会員一般に公開して議論をおこなうことにより、一部の限られた人による従来の独断的な予算編成が改められ、会員の多数の意見を反映させたより一層適切な予算配分が可能となる。
 また本発明は、さらに新聞・雑誌・テレビあるいはラジオ放送等のアナログメディア媒体、あるいはインターネットの電子掲示板等のデジタルメディア媒体を利用して主催者側の情報提供をおこなうとともに、これらの情報に反応した会員の意見・情報・質問等の反応情報を主催者側がインターネットを介してコンピュータシステムにより電子的に蒐集するようにしたコミュニケーションシステムであって、前記メディア媒体による主催者側情報には、各情報毎にそれぞれ個別に固有識別符号を付すとともに、主催者側コンピュータシステムには、会員がアクセス可能であって、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を蓄積可能とした、Webコミュニケーションを利用した情報蒐集システムであり、また主催者側コンピュータシステムのWebアプリケーションサーバーには、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集可能な機能が組み込まれている。
 そのために、特に新聞や雑誌、あるいはテレビ等のアナログメディア媒体により開示された、主催者側から会員に向けた公共的情報に対しても、これを閲覧した会員からの意見や情報、あるいは問い合せなどの反応情報を適格に蒐集することが可能となり、会員に対する個別の対話や対応をおこなうとともに、会員の意向を行政や企業運営あるいは取引に適格に反映させるようにした綜合的コミュニケーションをはかることができる。
 また本発明は、特に新聞や雑誌、テレビ等のアナログメディア媒体を介した主催者側の情報の公開と、これに対する住民や社員などの会員のインターネットを介した意見や質問・回答などの反応情報情報の蒐集とをマッチングさせることにも特徴を有するものである。 そのために主催者側が例えば新聞や書籍などの紙媒体で論題をいくつか公開して、その内容をインターネット上で議論するという仕組みを構築することができ、書籍に書かれた内容をインターネットで議論できることにより、著者と読者の対話によるさらなる知の創造が期待できる。
 さらに具体的には、紙媒体で行政判断などにつき告知して、インターネットを使用して住民など会員の賛否の意見を集めたり、住民投票などのダイレクトデモクラシーを実践することも可能となる。 また、行政や企業の政策及び経営方針につき主催者側が関係者会員に告知して判断を仰ぐということも想定している。 特に予算案を策定して、その結果をディスクローズして行政の判断を仰ぐという機能は大きい。
 また電子掲示板に投稿された会員からの投稿内容は、従来は年齢、地域によるクロス分析を行うことはできなかったが、本発明のシステムにより会員からの多数の意見を細かく分析することが可能になる。 さらに主催者側のWebアプリケーションにメーリングリスト機能を組み込んである場合においては、会員側にとっても主催者側の情報のみならず、会員の反応にいたるまで、十分にしかも短時間で情報蒐集することが可能となり、会員側と一体となったコミュニケーションを実現することにより、情報の検索や一覧表示、さらには分類機能などに優れた電子掲示板の利便性に加えて、同報配信や情報共有といった即時性のあるメーリングリスト機能の利便性を併せ持たせることができ、これにより情報の共有化を損なうことなしにリアルタイムに投稿、ならびにオンデマンドに他の投稿の確認作業をおこなうことができる結果、より一層客観的な政治や企業運営が可能となる。
 以下において本発明の具体的な内容を、主催者側の一例として行政(自治体)と、会員側の一例である住民(市民)間におけるコミュニケーション手段として適用したところの、あらかじめ登録された会員宛に電子的に送信するメーリングリスト機能を備えた図1のウエブコミュニケーションシステムを例示して説明する。
 図1は、主催者側が新聞や雑誌、テレビ等により開示した情報を見て、この情報を見た会員側がインターネットを介して主催者側に意見を述べ、あるいは質問をしたり、あるいは情報を提供したりするためのWebコミュニケーションシステムをあらわすものであって、1は行政機関内に設置されたコンピュータシステムのLAN環境を示したもので、インターネットINを介して住民(市民)サイド6である多数の会員のパソコン7とそれぞれ接続可能な固有のデータベースを備えた行政機関(主催者)のコンピュータシステムをあらわしている。 さらに該コンピュータシステム1は、外部インターネットINに接続されるウエブサーバー4を介して、つぎの2つのサブシステム機能を内臓している。
 すなわち1つは会員である住民(市民)サイド6がアクセス可能な各種のWebアプリケーションを有する一般住民(市民)向けサブシステム(Webアプリケーション)2であり、またもう1つは住民側のパソコン7からの意見や提供情報等を分野別に記録するデータベース3および該データベースを管理するデータベースサーバー4a,4bとを備えたデータベースを基本とした管理者サブシステム(ローカルアプリケーション)である。 なお、図において5はプリンター、Fはコンピュータウイルスの進入を防ぐセキュリティ機能を有するファイアーウォールをあらわしている。
 前者の一般住民(市民)向けサブシステム(Webアプリケーション)のWebアプリケーションサーバー2は、主催者の開示情報をカテゴリー別に固有の識別符号を付して掲載開示するとともに、会議室参加希望者に対してIDとパスワードを発行して会員登録をおこなう機能を有し、会議室作成機能、会議室検索・一覧機能、および会議室参加機能、および識別符号毎に入力送信された会員からの意見・情報をカテゴリー別に蒐集できるように識別符号による過去の議事録の検索・閲覧機能をも有するほか、さらに掲載開示された情報を、あらかじめ登録された会員宛に電子的に送信するメーリングリスト機能をも有する。
 なお前記した固有の識別符号については、この場合にはインターネットを介して開示される開示情報の1つ1つに付記される。 しかし情報を開示する手段がインターネットではない場合、すなわち新聞や雑誌等である場合においては、記事の1つ1つに付加され、またテレビやラジオ等については放送のテーマ毎に独自のURLや識別符号を画面に表示させることにより実施する。 また会員からの情報は識別符号毎にWebアプリケーションサーバー2に集められて管理される。
 またこの場合において、例えば紙にアンケート項目を印刷して配布するとともに、アンケート結果をインターネットで回収し、さらに紙媒体に印刷された識別符号をもとに会員から寄せられた情報を回収し、あるいは電子会議室に参加することもできる。 さらに管理者サブシステム(ローカルアプリケーション)はメインメニューメンテナンスと、会員登録情報の閲覧・修正・削除・印刷機能などのほかに、会員登録情報の集計(性別・年齢・職業・地区)表示、印刷機能をも有する。
  具体的な画面構成としては、一般向けサブシステム画面一覧として、「メインメニュー画面」「会員登録画面」「ログイン画面」「会議室検索・一覧画面」「会議室閲覧・投稿画面」などから構成される。 また管理者サブシステム画面一覧として、「メインメニュー画面」「メインメニューメンテナンス画面」「会員登録情報メンテナンス画面」「会員登録情報の集計処理画面」「会議室メンテナンス画面」「議事録検索・表示・印刷画面」などから構成される。
 つぎに具体的な画面構成について説明すると、「メインメニュー画面」は、図2の画面8にあらわしたように、例えば「お知らせ」や「会員登録」「会議室作成」「会議室検索」「当サイトについて」「リンク」等の閲覧選択コーナーを有し、さらにその夫々に対応した内容(例えば個人識別ID番号・題名・提供情報インデックス・提供情報種別等の分類・提供情報内容・情報の提供日時など)が盛り込まれている。 例えば「会員登録」については図3の画面9にあらわしたように「会員登録画面」として、IDやパスワードおよびメールアドレスの入力部のほかに性別・年齢・職業・地区等の選択部を有し、閲覧希望者に対してIDとパスワードを発行して会員登録をおこなう機能を有する。
 また例えば図4にあらわしたようなログイン画面10が設けられ、前記した会員登録により与えられたIDおよびパスワードを入力することにより登録会員の認証をおこなう認証機能を有し、認証された会員は主催者側である行政機関の開設する会議室に入室可能となる。 さらに「会議室検索・一覧画面」については、図5の会議室検索画面11、および図6の会議室一覧画面12にあらわされている通りである。
 すなわち、会議室検索画面11は、各種検索カテゴリの選択と、キーワード入力部とを有し、また会議室一覧画面12は、会議室に記録された各種のテーマが表示される。 また「会議室閲覧・投稿画面」については、図7の会議室閲覧画面13、および図8の記事内容表示画面14、図10の記事投稿画面16にあらわされている通りである。すなわち、会議室閲覧画面13には、前記した会議室一覧画面12に表示された各種のテーマの中から選択された1つの特定のテーマ(例えば「脳内活動源の臨床応用の考察」)に関する行政機関の一般住民(市民)に向けた開示情報と、これに対する会員である住民からの意見や問い合せ事項に関する各種のメッセージ(投稿内容)のタイトルが順次表示される。
 また、記事内容表示画面14は、上記した会議室一覧画面12や会議室閲覧画面13に書き込み記録するための文章作成がおこなわれる。 なお図9は、会議室を新規に作成するための会議室新規作成画面15をあらわしており、各種のカテゴリの選択コーナーのほかに会議室名およびキーワードの入力部が設けられている。 さらに図10の記事投稿画面16は、行政機関または住民が投稿のために用いる投稿画面を有し、タイトル・名前・URLのほかに文章の入力部を有する。
 一方、管理者サブシステム画面一覧としての「メインメニュー画面」については、図11の画面17にあらわされているように、「メインメニューメンテナンス」をおこなう機能、および会員の登録情報の閲覧・修正・削除・印刷をおこなう「会員情報メンテナンス」機能、さらに会員登録情報の集計(性別・年齢・職業・地区)表示・印刷などをおこなう「各種集計処理」機能や、会議室の各種メンテナンスをおこなう「会議室メンテナンス」機能、そしてさらに議事録の内容閲覧、集計、印刷などをおこなう「議事録」機能なども有している。
 さらにこれらの具体的な画面構成としては、「メインメニューメンテナンス画面」「会議室メンテナンス画面」「会議室議事録画面」「会議室議事録一覧画面」「会議室議事録検索画面」「集計処理画面」などから構成される。 さらに「メインメニューメンテナンス画面」の一例を示せば、図12の画面18および19にあらわされている通りである。 すなわち同図(a)の画面18では、管理者(行政)側から会員である市民などに宛てた各種の「お知らせ」について、内容と日付を入力してウエブ上に登録するためのファイル画面であり、また同図(b)の画面19では各種リンク先のタイトルや説明およびURLを入力するための「リンク」ファイル画面をあらわしている。
 また「会議室メンテナンス画面」の一例を示せば、図13の画面20にあらわした通り、作成者やタイトルおよびコメント等を入力してウエブ上に登録するための画面である。 さらに「会議室議事録画面」の一例を示せば、図14の画面21にあらわされている通り、登録日とカテゴリ(例えば政治・経済・環境・福祉・地域・健康など)、タイトル、投稿内容などを入力してウエブ上に登録し、また印刷する機能をも有する。
 さらに「会議室議事録一覧画面」の一例を示せば、図15の画面22にあらわされている通り、画面21によって登録された各登録内容につき、登録日、カテゴリ、タイトルについて、登録日を基準とした順番により整然と表示され、しかもこの画面について印刷や、個別のタイトル毎に内容表示させる機能をも有している。
 さらに「会議室議事録検索画面」の一例を示せば、図16の画面23にあらわされている通り、カテゴリおよび各種検索条件の選択や、検索のためのフリーワード入力部などの設定が可能で、設定完了後の検索実行ボタンなどを有している。 なお図17には検索された特定のカテゴリについての投稿を一覧表示した議事録の印刷された出力例があらわされている。
 また「集計処理画面」の一例を示せば、図18の画面24、および図19の画面25に、それぞれあらわされているように、前記により記録された多数の議事録の内容について、職業別に円グラフを作成表示したりする「職業別集計」をおこなうファイル(図18)や、年齢別にヒストグラムを作成表示したりする「年齢別集計」をおこなうファイル(図19)のほかに、とくに図示はしないが「地区別集計」や「アンケート集計」を作成表示したりするファイルなども有する。
 一方、図1に立ち返って、主催者側が新聞や雑誌、テレビ等のメディア媒体により開示した主催者側の情報(識別符号つき)を見た会員側が、かかる開示情報に関して主催者側に対する意見や質問の申し出、あるいは情報の提供を希望する場合においては、会員としての意見や質問あるいは要望を送る側である住民(市民)サイド6においても、各住民がそれぞれパソコン7を有している必要があり、住民(市民)はそれぞれパソコン7によりインターネットINを介して行政機関内に設置されたシステムのLAN環境1におけるホームページにアクセスし、図2の「メインメニュー画面」8から図3の会員登録画面9により性別・年齢・職業・地区・メールアドレスなど所定の事項を入力送信したうえで登録し、IDおよびパスワードを取得する。
 登録後、住民(市民)は図4の画面10により自己のIDとパスワードを入力したうえで電子会議室に入室することができる。 電子会議室では図5の会議室検索画面11により、所定のカテゴリを選択するとともに、検索キーワードを入力し、ログインボタンをクリックすると、検索されたカテゴリに属する会議室一覧画面12が表示される。 さらにこの会議室一覧画面12に表示されたタイトルから、任意のもの(例えば「脳内活動源の臨床応用の考察」)を選択すると、図7の「脳内活動源の臨床応用の考察」に関する会議室閲覧画面13が表示される。
 新聞や雑誌等のアナログメディア媒体により開示され、あるいはこの会議室閲覧画面13の内容に対し、意見や質問等がある場合には、この会議室閲覧画面13に書き込みをおこなうことができる。 この場合の書き込みの方法については、図8の記事内容表示画面14を表示させ、先ず開示情報に付記された識別符号を入力し、これとともに、上記した会議室一覧画面12や会議室閲覧画面13に書き込み記録するための文章作成をおこなう。
 ここでタイトルや意見・要望・質問などの内容本文を入力したうえで同画面の「投稿する」ボタンを操作することにより、インターネットINを介して行政機関内に設置されたシステムのLAN環境1におけるWebサーバー4およびデータベースサーバー3を介してデータベース4a・4bに記録される。
 なお住民(市民)サイド6からは、このほかにも行政機関内に設置されたシステムのLAN環境1におけるホームページにアップロードされている種々の「お知らせ」やサイトの説明をした「当サイトについて」、あるいは「リンク」等を利用することもできる。
 これに対し、主催者側である行政機関サイドにおいては、システムのLAN環境1を介し、各自の端末を用い、、管理者サブシステム(ローカルアプリケーション)により、例えば図11の「メインメニュー画面」17により、例えば「メインメニューメンテナンス」「会員情報メンテナンス」「各種集計処理」「会議室メンテナンス」「議事録」等の各項目の中から任意のもの、例えば「会議室メンテナンス」を選択し、図13の会議室メンテナンス画面20を表示させて各種タイトルやサブタイトル、コメントなどを入力して「登録ボタン」をクリックすることにより会議室内の各種メンテナンスをおこなうことができる。
 また「メインメニュー画面」17の「メインメニューメンテナンス」を選択し、図12の「メインメニューメンテナンス画面」18の「お知らせ」を表示させて日付やお知らせの内容を入力し、あるいは「メインメニューメンテナンス画面」19により「リンク」を表示させて各種のリンク先を入力させることもできる。
 さらに前記した「メインメニュー画面」17より「会議室メンテナンス」を選択することにより、図15の「会議室議事録一覧画面」22を表示させ、また図16の会議室議事録検索画面23を表示させて、カテゴリや検索条件・期間等を選択し、またキーワードを入力することにより会議室内の登録事項の中から絞り込んで必要な情報のみを選択抽出し、さらに必要な部分を印刷によりプリントアウトして会議などでの資料として使用することもできる。 なお図17にはプリントアウトされた「会議室議事録帳票」の一例があらわされている。
 さらに画面17のメインメニュー画面において、「各種集計処理」を選択すると、会議室内に登録された会員からの全ての情報類に関し、各識別符号を頼りに自動編集され、例えば図18の画面24にあらわしたように、職業別円グラフで表示され、また図19の画面25にあらわしたように年齢別ヒストグラムで表示させたりすることができる。
 さらに編集された各個別の画面や情報を、登録された会員宛にメーリングリスト機能により電子的に自動送信し、さらにこれに関して各会員の反応を見ることができる。 すなわち主催者側のWebアプリケーションに備えられたメーリングリスト機能により、前記した編集後の会員情報の一部について、電子的に登録会員宛に送信することができ、送信された会員側において、これに対してさらに主催者側に対して意見や質問あるいは情報を情報を送りたい場合には電子的に社債者側に対して送信することができる。
 なお上記の実施例は、主催者として行政機関を、また会員として住民(市民)を例にとって行政機関と住民間におけるコミュニケーション手段として用いる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、このほかにも例えば会社と取引先間、病院と患者間、さらには特定の組合や団体における運営主体と組織会員間、各種学校と生徒間などについても適用することができる。
 さらにこれらのほかに、書籍・雑誌・新聞等に質問事項と識別記号を印刷する。回答は、ホームページにて印字されたキーとなる識別符合を入力して書籍を見ながら回答を入力してゆく。コンピュータシステムが集計を自動的に行い、リアルタイムで情報を読者に公開することができる。
 つまり紙のアンケートでは、集計するのに時間がかかる。PC上のアンケートであれば、WEB上でページをめくりながら読みながら入力していくのに大きな労力を要するが、書籍・新聞形式で公開されたアンケートを読んで答えて、それらの答えだけをWEBで入力して集計する、という形にすれば、紙のアンケートの集計の手間、WEBアンケートの応えにくさの双方の問題点を解決できる。 例えば参考書を見て回答し、あるいは回答をPCに入力すれば採点される、などのシステム応用も考えうる。メディアミックスのひとつの形である。
 書籍・雑誌・新聞等についている固有識別符号をPC上で入力すると、そのページの該当記事内容ないしは要約または題名がPC上で表示されるようにする。具体的には記事に書かれている固有識別符号を入力すると、その記号の範囲の記事内容が表示される。例えば、ページ番号を固有識別符号として使用した場合には、そのページの記事が表示される。それを見て意見を入力することが出来る。単純に固有識別符号を入力して反論記事を書くよりも、ユーザとして使いやすい。後の記事を範囲指定して投稿できる機能とあわせれば、書籍等の記事に対して部分を限定して投稿できるようになる。書籍を読んだ人が固有識別符号を入力して、記事内容を表示させて、さらに表示させた部分から選択して意見を投稿できるのは便利である。
 また、サーバのURLをHPに貼り付けリンクを張ることにより、そのHPを特定して利用者から情報を集める機能(CGIプログラムの起動しないシステムでも既存のHPに対してURLを貼り付けることにより、手軽に情報蒐集をおこなうことが出来るようになる。 具体鉄器にはホームページの最後にwww.keiziban.jp?x7789eという具合に固有識別符号付きのURLを入れてホームページを作成する。
 これをクリックするとコミュニケーションシステムのプログラムがサーバより呼び出されて、固有識別符号毎に情報を蒐集することができる。 プログラムの稼動するサーバを導入しなくてもASP方式により気軽に使用することができる。動作原理としてはアクセスカウンターなどと同じ原理である。
 また主催者側Webアプリケーションサーバーに、ドメインの後に識別符号、例えば「www.keiziban.jp?x7789e」を入力し、そのページに関する入力画面に飛ぶ機能を付加すると、識別符号をドメインの後に入れて、識別符号の示す投稿ボックスに行き着く事ができる。トップページを開いてから、ボックスに識別符号を入力するのではなく、直接URLで打ち込んで投稿画面にいけるようにする。この方が利用者からみて便利である。
 また主催者側Webアプリケーションサーバーに、同義語、反義語、狭義語、広義語、関連語、外国語による検索ができる機能を追加することにより、1語を入力すれば、関係する投稿の一覧を簡潔に表示することができるようになる。 例えば「学校」で検索して同義語「学園」「スクール」「学院」などの他の語句を含む場合でも検索結果として表示され、また「負債」で検索して、反義語「資産」の検索結果が表示される。
 さらに「学校」で検索して狭義誤「専門学校」「大学」「高校」の検索結果を表示させ、あるいは「専門学校」で検索して広義語「学校」の検索結果を表示させることもできる。 また「CPU」で検索して関連後「メモリ」「HDD」「ディスプレー」の検索結果が表示される。 「熱い」で検索して外来語「Hot」の検索結果が表示される。 検索するときに今までは何回も検索をかけなければいけなかったが、この機能を追加することにより、1語を入力すれば、関係する投稿の一覧を簡潔に表示することができるようになる。
 また検索条件毎にポイント点数を利用者が付加するようにもできる。 検索条件からずれる毎に、ポイントが加算されていく。このポイントの合計が予め設定した一定以下であれば検索一覧に表示される機能を組み込むこともできる。 検索したものは昇順・降順で表示することが出来る。 例えば掲示板に投稿した日付で1月2日を指定したときに、指定日付からずれているものでも、「1日ずれることで1ポイント追加」見たいにする。名前と題名で検索したときに、名前が違えばプラス5ポイントとか、条件がずれるごとにポイントを追加してゆく。それで最終的にユーザが指定した条件以下のポイントであれば表示する。この方法で莫大な情報の中から曖昧に情報をピックアップすることができる。具体的な検索では100%一致しないと検索結果は表示されない。しかし、100%特定して検索するよりも、多少ずれている物でも表示させたいときもある。その時に、この機能は便利である。
 さらに検索対象のキーワードの出現個数で検索するようにもできる。また、投稿の文字数(1000文字以下・500文字以上)等を指定して検索することができる。一文の文字数の平均、1段落の文字数の平均等でも検索できる。「です・ます」調の文章と「だ。である」調の文章を検索できる。両方が混在している文章を検索から外すこともできる。
 文法ミスを検索して文法ミスがある文章、日本語としておかしな文章は検索から除外することができる。 例えば「不良債権」が5個以上含まれている文章で探せればあより目的に近い文章にたどり着くことができる。情報量などで検索すればあらかじめ不真面目な投稿を読むことを防ぐことができる。投稿の中で基本的なルールを守れない投稿はあらかじめ除外して読めると便利である。
 例えば800文字以上、1000文字以下で投稿ください、とアナウンスした上で、この条件にはずれた投稿を除外して表示させることができる。特に、短くて「楽しかった」などの一行程度のコメントを読みたくないときに、選別する事が可能である。記事をある程度選別することにより、たくさんの不要な情報を表示させる事がなくなる。
 さらに掲示板の内容を自動的に他国後ないしは点字、方言などの他の言葉に翻訳することができる。 もし、自動翻訳の内容がおかしければ、ないしはわからないことがあれば、事務局ないし投稿者に問い合わせて、正しい内容に書き換えてもらうように頼むことができる。 翻訳内容はあらかじめ自動翻訳である旨を伝えた上で、使用する。それでも近年、自動翻訳技術は上がっているので、この仕組みを利用すれば多国間の議論が可能になる。日本語での議論を外国人がみることができるようになるのは画期的である。
 また、外国人の議論を日本人がみることができる。しかし、翻訳は技術が向上しているといえ、100%正しくは翻訳できない。このような場合でも、見ている人が興味をもった部分だけ原文で読むこともできるし、手動で修正していくこともできる。メリットの大きい機能であると思われる。
 さらに投稿内の読みの難しい漢字に対して読み仮名をつけることができる。難しい言い回しや専門用語には解説をつけることができる。解決がない場合は、内蔵されている辞書で調べることができる。 投稿内容がわからない場合に、漢字の読みや専門用語の解説を付加することは必要である。わからない言葉の上に、マウスカーソルをもっていってクリックされることにより別ウインドーに言葉の解説が表示される。 さらにわからないときに、自動的に検索して語句の意味を調べてくれると便利である。難しい、論文等には必要な機能であると思われる。
 さらに共感する記事内容のプロジェクト、記事の投稿者ないしはサーバの管理者に対して、寄付をすることができるようにする。寄付の際は、どの記事に対して寄付をしたのかという事を特定することができる。 単に情報公開を行うだけでなく、素晴らしいプロジェクトや記事に対して寄付を行うことができるようにするこでインセンティブとして機能するようにしたい。文章を書いた人としても、寄付が集めればインセンティブになると思われる。市民が納税先を選択するという、税の選択的納付に際して利用でいる事を念頭においている。すなわち、行政機関がプロジェクトを立案して市民に対して公開する。市民は、選択納税の範囲で、インターネットを通じて納付行為を行う仕組みも想定している。
 さらに、書籍等に一冊一冊別の識別符号を印刷、または識別符号の印刷されたシールを貼る。 ユーザは、その識別符号をPC上で入力することにより利用者IDの発行することができるシステムである。 一回その識別符号を用いてIDを発行すると、記録がサーバに残りその識別符号は使用不能になり、二度目は登録できない。 また、すでにIDが登録してある場合、識別符号をIDと共に入力することで、その購入したアナログ媒体に対するWEB情報の利用権を得ることができる。
 また、購入者に対して既知のベルマーク等と同様にポイントを与える事もできる。購入者はポイントを使用して著者に質問したり、などのサービスを受けることができる。ネット上でサービス代金を決済するためには、クレジットカード決済、銀行決済などをする必要がある。ネット上での課金の難しさが、ネット関係ビジネスが中々成長しない原因になっている。 しかし、書籍等の市販されている物に価格を転嫁して、書籍を購入した人のみネット上でのサービスを受けられるような仕組みを作る事ができると、ネットサービスを希望する人は書店で本を買うことによりネット上でのサービスを受ける権利を買うことができる。
 銀行振込や、クレジットカードよりも気軽に消費者に受け入れられるのではないか。コミュニケーションシステムをビジネスとして成り立たせていくために考案した課金方法である。このようにして課金して料金を回収していきたい。また、購入者に一定のポイントを与え、その範囲で著者に質問できる仕組みも同様に検討している。コミュニケーションシステムのビジネス化にとって課金は大変重要な問題になる。この仕組みを導入すれば250円で販売している書籍に50円分のインターネット使用料金をあらかじめ付加して300円で売り出し、購入者のみにインターネット上でのサービスを利用できるようになる。
 さらに、会員は自らが過去に投稿した情報をIDとPasswordを入力することにより一覧で表示することができるようにする。また、その内容を表示して修正することができる。その場合に、修正した内容は消えずに、修正履歴として残す事ができる。通常の掲示板は、自らの投稿した記事を削除はできても修正はできない。これでは前後の関係性がわからなくなるためである。しかし、更新履歴を残すことにより前後関係の辻褄をあわせた上で、内容を更新することが可能である。
 更新前の投稿についていた返事は、更新後にも読むことができる。変更に関してのコメントなども記載することができる。部分部分改定しながら文章を進化させてゆくことができる。通常、文章は改定を重ねながら進化していくもので、この仕組みは自然であると思われる。この仕組みを導入することにより、インターネット上で行われている投稿が随時修正進化可能となり、質的に向上させることができる。
  また、電子掲示板に対してブロックに分けて文章を登録することができる。それは段落であってもかまわないし、その他の区分であってもかまわない。会員はその投稿全体に対して返事を書くことができるし、そのブロックを限定して返事を書くこともできる。ひとつの大きな主張、例えば論文などを投稿して議論する場合を想定している。論文を段落ごとにブロックにわけて投稿する。
その段落ごとにサブタイトルを入れて、意見を投稿できるようにする。これにより、どの部分に対して意見をしているのかということがわかるようになる。 また、ブロック毎に分けて入力を促すことにより、例えば「事実」「方法」「要望」「価値観」を示すブロックというように、投稿内容を属性をわけて投稿することができるようになる。 このことにより「事実」は事実として議論ができ、「価値観」は個人的な価値観として受け止めることができ、事実と本人の価値観を混同せずに議論をすることができる。
 さらに、画像を添付して掲示板に貼り付ける機能を付加した掲示板とすることもできる。 論文に複数の画像を貼り付けても乱れずに表示できる。画像を左寄せ・中央寄せ・右寄せに選択することが出来る。空いたスペースに文章を入れるか、入れないかを選択することができる。画像の表示の大きさも指定できる。 論文にグラフなどの画像を貼り付ける。画像に対してもブロック同様に意見を投稿できる。この機能により、ビジュアルな表現が可能になる。
 さらに、動画、WORDやパワーポイント、音楽関係などの添付ファイルを貼り付けることができる。掲示板にワードやパワーポイントなどのデータを貼り付けて共有することができるようにしたものである。この機能により掲示板に音声や動画を貼り付けて、この内容を見たり、聞いたりして、そこから議論をはじめることも可能になる。
 また、通常の一般IDを登録後に、第三者向けID(パスワード)を複数個発行することが出来る。これはデータ入力を第三者に依頼する場合に必要となるIDである。第三者に依頼するときに、このIDとパスワードを教えてあげることによりかわりに投稿をしてもらうことができる。修正は普通にユーザが行うことが出来る。第三者IDでは権限の与えられた範囲で意見の投稿はできるが、個人情報の変更はできない。
 つまりインターネットを使えない人がFAXや手紙、コールセンターなどを通じて意見を提案する場合に必要となる。第三者向けIDを利用して第三者に入力してもらったら、それを第三者入力として表示することも出来るし、普通の一般入力として表示することもできる。修正は、本人及び代理人が行うことができる。これはインターネットを利用できない人がいる事に配慮したものである。もし、本人しか入力できないとなると、利用できない人が出てくる。本人が他人にIDを教えて使わせると、個人情報が変更されたりする危険がある。そこで第三者向けに機能を限定したIDを発行する機能が必要になるのである。この機能を付与することにより、インターネットを利用できない人でも代理人を立てて、インターネットに対して意見を投稿したりできるようになる。
 さらに、主催者側WEBアプリケーションサーバーには掲示板の投稿情報を1日・1週間・1ヶ月などの時間単位ないしは、10件・100件などの件数単位でまとめて会員宛にメールで送る機能を組み込むことも可能である。 会員によってはメールを頻繁に受信する事を好ましいと思っていない会員がいます。会員に対して一定の日付・件数で投稿内容を送る事により、より無駄の無い形で情報を受け取ることができる。
 さらに、掲示板の情報検索結果を印刷する機能を付加することもできる。印刷された掲示板の投稿資料には、投稿毎に識別符号が印字されている。機能検索により出力した情報を印刷して配布することができる。配布した内容には、必ずその投稿を示す識別符号が印字されている。印字されている識別符号を元に、ネット上で該当記事にアクセスすることができる。この機能により、興味ある投稿をビラ形式で配布して意見投稿を呼びかける普及活動を行うことができるようになる。紙での配布ができるのは大きいと思われる。印刷して集会などで配布して議論への参加を呼びかけるなどの活用を検討している。また、連続して複数の意見を印刷することにより資料としても用いることができる。この場合も、資料を見てインターネット上の議論に参加することができるようになる。
 さらに主催者側WEBアプリケーションサーバーに、郵便番号を利用して地域別に意見情報を表示する機能を付加してもよい。 例えば福井市で検索すれば、福井市に該当する市町村の検索結果だけが郵便番号を頼りに表示される。また、特定地域の情報の特定分野の情報だけをメールで送ることが出来る機能も付加する。行政関係で使用する場合に、自分の地域の自分の担当する意見だけが集められるようにする為に使用する機能である。
 さらに、投稿別に投稿者の氏名・年齢・住所を一覧表示する機能を加えても良い。主催者側において掲示板の投稿者の連絡先と投稿内容を一覧することができるようにする。この機能により、有意義な意見や提言をしてくれる人と事務局がコンタクトを取り、交流の輪を広げていくことができる。現在の電子掲示板では発言者と連絡先を事務局側が一覧で表示させることはできない。得られた情報はマーケティングツールとしても活用することができる。
 さらに、サーバ毎に担当する地域、カテゴリを総括するサーバを準備することができる。例えば、市町村のサーバに蓄積されている情報を都道府県が管理するサーバに手動ないしは自動で転送されるようにする。上位サーバには下位サーバ複数台分の情報が蓄積することができる。移動してきた情報には履歴が入っており、上位サーバに対して修正を加えると転送元のサーバにも履歴が送られて訂正される。会員IDに伴う個人情報は転送される場合と転送されない場合が設定できる。転送されない場合、転送履歴を辿ることが出来る。転送元でIDを発行していれば、転送元に問い合わせれば投稿者と連絡をつけることができるようにする。
 例えば福井市に対して意見が投稿される。しかし、福井市では答えられない場合に福井県に転送する。福井県で答えられなければ国土交通省など国の機関に転送する。組織ごとの転送履歴が残っているので、たらい回しになることが無い。責任の所在を明示する事が可能である。転送にあたっては、あらかじめ市の職員が転送するかしないかを判断する場合と、自動的に検索条件に一致する情報を転送する場合がある。掲示板を管理している責任範囲が明確にわかる事が便利である。サーバ管理者は自分のサーバに関する投稿だけを注意して管理していればいいのである。
 さらに、主催者が会員が投稿した記事がカテゴリが不適切と判断した場合は、投稿を別カテゴリに移動できるようにすることができる。 移動時には、移動履歴が残る。移動元には移動した旨の履歴が残る。読者が不適切な発言ではないかと、主催者に申し立てることもできる。 投稿者がカテゴリや投稿場所を間違えて投稿する事がありうる。その場合の対処法である。これを行うことにより掲示板が見やすくなる。普通は、カテゴリないに関係の無い投稿が行われても、移動する手段は無い。カテゴリ内の投稿が趣旨を逸脱すると、カテゴリの意味がなくなってしまう。したがって、カテゴリの移動は重要である。非難中傷などの不適切な発言もユーザからの異議申し立てにより削除することができる。
 さらに、複数のカテゴリ分けを変化させる機能を付加しても良い。ユーザ側と主催者側では取り扱う区分が異なるケースが多々ある、両方が使いやすいカテゴリ分類で投稿を扱うことができるようにする。主催者のカテゴリ区分情報は本部に集めて、本システム導入者に対して標準的なカテゴリを提供する。 例えば役所において使用する場合、担当課単位のカテゴリで取り扱いたいが、しかし、利用者である市民から見ると「住民票登録」などの具体的な内容で意見を登録したい。そのような場合に、住民は、住民のカテゴリで登録して、役所の人は役所の利便性こ顧慮したカテゴリを使うことができる。また、カテゴリを本部で集めておくことにより、カテゴリの標準化を行うことが可能である。これにより主催者と会員との間の効果的なコミュニケーションが可能である。
 さらに、別カテゴリないしは別団体で議論されていた内容を「ブロック単位」で引用することができるようにもできる。 引用した場合には、引用元に引用先のリンク先の情報が送られる。引用先として表示することができる。(現状で引用は「>」で行われているが、どこから引用されたのはわかりづらい。特に複数の引用を行う場合は、引用元が特定しづらいのは不便である。この機能により複数の引用を引用先を特定して行うことが可能である。しかも、著作権法上も問題の無い方法である。引用されたということが、引用元にわかるのも便利である。読んでいる文章がどこに引用されて、どういう議論になっているのか一目でわかることができる。
 さらに、不正に引用されたり、著作権を無視した投稿が不正になされていないか自動チェックする機能を付加することもでくる。 現状では、著作権無視は野放しの状況である。法律厳守の意味でも大切である。同一の文章が正規の手続きを踏まずに使われていないかどうかを調べて、同一の文章がある場合は一覧として表示する。日付を見てどちらが先でどちらが後かを判断することができる。
 さらに、発言者及び発言順番を指定したり、会員毎に発言できる数を設定することができる。発言者に発言を促すメールを送ることができる。また、一定期間返事が無ければ、自動的に次の返答者に返事が流れるようにする。 この機能を付加することにより、公開討論ないしはディベートをルールを決めて行うことができる。AさんBさんCさんで議論を行う場合に、あらかじめ投稿順番にメールを送って投稿を促すことにより、討論が実現する。
 さらに、掲示板の議論に参加して欲しい人に議論の内容を添付してお誘いメールを送ることができる。 相手に参加して欲しい投稿内容を選択して、それに紹介者のコメントをつけて他の人に送信することができる。
 さらに、投稿内容に対して賛成・反対の投票を行うことができる。時間を区切った投票により、投票結果が一定の条件に一致した場合に、別サーバ・別カテゴリに内容を自動転送することができる。また、特定の人が許可・不許可を選択して転送できる仕組みも用意する。投票一覧・決済一覧はそれぞれの判断者のメールで通知される。 直接、民主主義の実験を行う上で、重要な仕組みである。投票・決済をネット上で行うことにより、さらに転送されることにより、賛成案件のみを次のステップの議論に送ることができる。Aサーバで決定権を持つ会員の51%の推薦を得られれば、次のBサーバに転送してさらに議論するというように利用できる。
 さらに、検索結果をPDF形式にて出力するようにしてもよい。 検索結果をアドビー(登録商標)のPDF形式で出力する機能を付加すると印刷するときに便利である。 さらに、検索結果をHTML形式・XML形式・XHTML形式にて出力するようにしてもよい。検索結果をHTML形式・XML形式・XHTML形式で出力する機能を付加すると、本機能で作成した検索結果を、本機能をインストールしていないHPサーバ上で公開することができるようになる。
 さらに、掲示板の投稿に関して閲覧者数を記録することができる。 閲覧者数事に検索して表示することが出来る。主催者が読者の傾向と反応を知ることができる。 また掲示板に関して管理者ないしは会員が投稿内容を評価できる。会員は特定の人がした評価の高い記事だけを読むことが出来る。また、評価順に表示させることができる。 管理者が独自の判断で興味のある投稿を例えばA・B・Cで評価する。ユーザはその評価の記事だけを読むことができる。移動されたものは優先順位を下げて表示する。会員が評価する場合は、○×氏がA評価した記事みたいな感じになる。
 さらに、会員が投稿記事に対して投票して、投票した順番に表示させる機能を組み込んでも良い。 会員が投稿内容に対して興味があれば投票する。投票順に表示させることが出来る。投票は、読み終わった後に、評価入力画面がポップアップするような感じを想定している。 また、ドメインにカテゴリ識別番号を付加したURLを、HPにリンクする事により、カテゴリに該当する投稿内容が表示される機能を組み込んでも良い。 例えば「www.testtest.com?cate=1456」のように登録すると、その登録が一覧表示される。この機能により、HPの視覚的なデザインの中にシステムを主催者側WEBコミュニケーションサーバーに組み込むことができる。さらに、事務局側がHPの管理を簡単にする事を目的に考えている。自動的に記事内容を追加、更新することができる。HPにリンクすればカテゴリの記事内容が一覧で表示されるのは、HPの管理の上からも便利である。
 さらに、掲示板の上下スペースに文字列からなる宣伝を主催者側が自動的に挿入する機を組み込んでもよい。 検索エンジンで組織名及び主要キーワードで検索されるために、スペースに宣伝を入れることで宣伝効果があがる。宣伝は文字で入力する。文字で組織名などを入れることにより、検索エンジンでひっかかる数を増やすことができる。
 さらに、掲示板への投稿内容は、全文表示、ダイジェスト表示、ツリー表示、投稿日時別表示、トップ記事のみ表示などの方法で表示させる機能を組み込むことができる。特にツリー表示では、ブロック毎に返信されたものも含めてビジュアルに表示する。転送先のサーバに蓄積されている流れもツリー形式で議論の流れが見えるようにする。表示に関しては、テンプレートファイルのデザインを読み取る。
 必要な情報や議論の流れを視覚的に読み取ることが必要となる。そのための表示の方法である。全部表示は腰を据えて読む場合は便利であるが、題名を見て読みたい場合はツリー表示の方が便利である。また、ダイジェストだけ表示して、細かく見たい記事だけクリックして表示できるようにしても、便利である。デザインだけ記録されているテンプレートファイルを読み取って、それに投稿を貼り付けて表示する形にすれば、ユーザが見やすいデザインで簡潔に情報を公開できるようになる。
 また、主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員が携帯電話又はプレイステーション等のPC以外の端末、あるいはイントラネット等インターネット以外のローカルなネットワークに置き換えて対応可能とすることも可能である。
本発明の一実施例であるウエブコミュニケーションシステムの構成をあらわした説明図。 住民(市民)向けサブシステム(Webアプリケーション)であるアプリケーションサーバーの一般用メインメニュー画面。 アプリケーションサーバーの会員登録画面。 ログイン画面。 会議室検索画面。 会議室一覧画面。 会議室閲覧画面。 記事内容表示画面。 会議室新規作成用画面。 記事投稿画面。 管理者用メインメニュー画面。 アプリケーションサーバーのメインメニューメンテナンス画面。 会議室メンテナンス画面。 会議室議事録画面。 会議室議事録一覧画面。 会議室議事録検索画面。 会議室議事録帳票。 集計処理(職業別)画面。 集計処理(年齢別)画面。
符号の説明
    1    行政機関内に設置されたコンピュータシステム
    2    一般住民(市民)向けサブシステム(Webアプリケーション)
    3    データベース
    4    データベースサーバー
    5    プリンター
    6    会員である住民(市民)サイド
    7    住民側のパソコン
    8    メインメニュー画面
    9    画面
    10   ログイン画面
    11   会議室検索画面
    12   会議室一覧画面
    13   会議室閲覧画面
    14   記事内容表示画面
    15   会議室新規作成画面
    16   記事投稿画面
    17   画面
    18   画面
    19   画面
    20   会議室メンテナンス画面
    21   画面
    22   会議室議事録一覧画面
    23   会議室議事録検索画面
    24   画面

Claims (72)

  1. 新聞・雑誌・書籍・テレビあるいはラジオ放送等のアナログメディア媒体を利用して主催者側の情報提供をおこなうとともに、これらの情報に反応した会員の意見・情報・質問等の反応情報を主催者側がインターネットを介してコンピュータシステムにより電子的に蒐集することができるようにしたコミュニケーションシステムであって、前記メディア媒体による主催者側情報には、各情報毎にそれぞれ個別にキーとなる固有識別符号を付すとともに、主催者側コンピュータシステムには、会員がアクセス可能であって、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を蓄積可能としたコミュニケーションシステム。
  2. 電子メール、ホームページ、CD、MPEG(画像)、静止画等のデジタルメディア媒体を使用して主催者側の情報提供をおこなうとともに、これらの情報に反応した会員の意見・情報・質問等の反応情報を主催者側がインターネットを介してコンピュータシステムにより電子的に蒐集するようにしたコミュニケーションシステムであって、前記メディア媒体による主催者側情報には、各情報毎にそれぞれ個別にキーとなる固有識別符号を付すとともに、主催者側コンピュータシステムには、会員がアクセス可能であって、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を蓄積可能としたコミュニケーションシステム。
  3. 書籍による主催者側情報には、各情報毎にそれぞれ個別にキーとなる固有識別符号を付すとともに、会員がネット上で固有識別符合を入力することにより、上記書籍に書かれている最新の情報を引き出すことができるようにしたコミュニケーションシステム。
  4. 書籍・雑誌・新聞等の主催者側アナログメディア媒体に、予め質問事項とキーとなる固有識別記号を付与しておくとともに、ユーザがネットの上記主催者側ホームページ上において、上記固有識別記号を入力し、さらに書籍等を見ながら順次回答を入力することにより、主催者側がネット上においてユーザ側の回答を集計できるようにしたコミュニケーションシステム。
  5. ユーザ側回答の集計が、回答に対する主催者側からの評価の通知を含むものであるところの請求項4に記載のコミュニケーションシステム。
  6. 書籍・雑誌・新聞等の主催者側アナログメディア媒体に付与された固有識別符号をPC上で入力することにより、アナログメディア媒体の特定箇所の記事内容ないしは要約または題名がPC上で表示されるようにした請求項1〜4のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  7. サーバのURLをHPに貼り付けてリンクを張ることにより、該HPを特定して利用者から情報を集める機能を有するものであるところの請求項1〜6のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  8. ドメインの後に固有識別符号を入力することにより、そのページに関する入力画面にジャンプする機能を有するものであるところの請求項1〜6のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  9. インターネットを介して多数の会員のパソコン端末と、それぞれ接続可能な固有のデータベースを備えた主催者側のコンピュータシステムであって、該コンピュータシステムには、会員がアクセス可能なWebアプリケーションサーバーを有し、しかも該Webアプリケーションサーバーには、主催者の開示情報をカテゴリー別に掲載開示するWeb掲示板システムと、該Web掲示板システムの掲示板を、インターネットを介してあらかじめ登録されている会員宛に電子的にメール送信するメーリングリスト機能を有したコミュニケーションシステム。
  10. 主催者側コンピュータシステムには、会員がアクセス可能なWebアプリケーションサーバーを有し、しかも該Webアプリケーションサーバーには、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集可能な機能が組み込まれていることを特徴とした請求項1〜4および9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  11. 任意の単語を入力することにより、これに対応する同義語、反義語、狭義語、広義語、関連語、外国語が表示されるようにした検索システム。
  12. 任意の単語を入力することにより、これに対応する同義語、反義語、狭義語、広義語、関連語、外国語が表示される検索手段を有するところの請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  13. 予め検索条件毎にポイント点数を付加するとともに、検索条件からずれる毎にポイントが加算されされるようにし、ポイント点数の合計があらかじめ定めた一定点数以下である場合に、検索結果が検索一覧に表示されるようにした検索システム。
  14. 予め検索条件毎にポイント点数を付加するとともに、検索条件からずれる毎にポイントが加算されされるようにし、ポイント点数の合計があらかじめ定めた一定点数以下である場合に、検索結果が検索一覧に表示される検索システムを備えるものである請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  15. ドメインの後にカテゴリ識別符号を入力することにより、そのカテゴリに属する投稿記事が表示される機能を備えたものであるところの請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  16. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、検索対象の予め定めたキーワード出現個数により検索するようにした情報検索システム。
  17. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、検索対象の予め定めたキーワード出現個数により検索するようにした情報検索システムを組み込んでなる請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  18. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、検索対象の予め定めた範囲の投稿文字数により検索するようにした情報検索システム。
  19. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、検索対象の予め定めた範囲の投稿文字数により検索するようにした情報検索システムを組み込んでなる請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  20. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、予め定めた範囲の一文または1段落の文字数の平均により検索するようにした情報検索システム。
  21. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、予め定めた範囲の一文または1段落の文字数の平均により検索するようにした情報検索システムを組み込んでなる請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  22. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、予め定めた文法の相違例がある文章を検索対象から除外するようにした情報検索システム。
  23. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、予め定めた文法の相違例がある文章を検索対象から除外するようにした情報検索システムを組み込んでなる請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  24. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索表示させる場合において、Webアプリケーションサーバーには蓄積反応情報を異国語に翻訳する自動翻訳機能を組み込んでなる情報検索システム。
  25. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索表示させる場合において、Webアプリケーションサーバーには蓄積反応情報を異国語に翻訳する自動翻訳機能を組み込んでなる情報検索システムを備えてなる請求項1〜10のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  26. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、Webアプリケーションサーバーには蓄積反応情報中の難解文字・難解文章に対応した辞書機能を備えてなる情報検索システム。
  27. 主催者側コンピュータシステムに蓄積された会員からの反応情報を検索する場合において、Webアプリケーションサーバーには蓄積反応情報中の難解文字・難解文章に対応した辞書機能を備えてなる情報検索システムを組み込んだコミュニケーションシステム。
  28. ネット上に公開された情報の中から共感する記事内容のプロジェクト、記事の投稿者ないしはサーバの管理者に対して会員が寄付をすることができるよう、Webアプリケーションサーバーに決済の機能を備えたことを特徴とするコミュニケーションシステム。
  29. ネット上に公開された情報の中から共感する記事内容のプロジェクト、記事の投稿者ないしはサーバの管理者に対して寄付をする場合に、寄付をする記事を特定できるようにした請求項28に記載のコミュニケーションシステム。
  30. 主催者のコンピュータシステムにおけるWebアプリケーションサーバーには、会員登録により会員に対し、IDおよびパスワードを付与する機能を備えたものであるところの請求項1〜3のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  31. 雑誌・書籍等の情報媒体を、PC上におけるサービス利用料に相当する課金分を含めた価格で販売するとともに、該情報媒体に、あらかじめ夫々固有識別符号を付与しておき、購入者がPC上において上記固有識別記号を入力して情報媒体販売者からのサービスを利用するようにしたコミュニケーションシステム。
  32. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集できるようにするとともに、編集後の反応情報につき、あらかじめ会員が登録しておいた条件に一致する情報のみを会員宛に自動メール送信することができるメーリングリスト機能を組み込んであるところの請求項1〜4のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  33. 主催者側のWebアプリケーションサーバーに投稿された過去の会員からの情報を、会員が自らのIDとPasswordを入力することにより一覧表示・修正可能とし、しかも修正分を含めた過去の会員からの情報内容を修正履歴として残存させることができるようにしたコミュニケーションシステム。
  34. 固有識別符号を付して寄せられた会員からの反応情報につき、その全部又は選択された一部に対して主催者側の意見を会員宛に送信することができるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  35. 主催者側のWebアプリケーションサーバー電子掲示板に投稿する場合において、投稿内容を複数ブロックに分けて登録することができるようにした請求項1〜
    4および9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  36. 主催者側のWebアプリケーションサーバー電子掲示板に投稿する場合において、投稿内容には画像を添付して掲示板に貼り付ける機能を付加してなる請求項1〜4および9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  37. 主催者側のWebアプリケーションサーバー電子掲示板に投稿する場合において、投稿内容には動画、WORDやパワーポイント、音楽関係などの添付ファイルを貼り付けることができるようにした請求項1〜4および9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  38. 主催者側は、会員に付与した固有識別記号やIDの登録後、これとは別に会員自身の設定した範囲外では内容変更不能な1又は複数個の代理人用ID(パスワード)を発行して代理人による投稿を可能とした請求項1〜4および9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  39. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板の投稿情報を1日・1週間・1ヶ月などの時間単位ないしは、10件・100件などの件数単位でまとめて会員宛にメールで送るサービス機能を付加してなる請求項1〜4または9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  40. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、該サーバーに登録されたメーリングリストのURLおよび固有識別符号とを電子掲示板とリンクさせて付加することにより、メールで編集されて送られてきた会員からの反応情報に対して、メーリングリストのURLと固有識別符号をクリックすることにより、直ちに該当する議論の行われている掲示板にアクセスして会議室での話題情報や議論に参加し、また当該特定会員宛に返信する機能を有することを特徴とした請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  41. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員からの電子掲示板に対する各固有識別符号付きの投稿内容の検索結果を印刷する機能を有するものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  42. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、固有識別符号を付して任意に投稿可能な機能と、該投稿に関し、予め登録された特定の会員のみが上記固有識別符号を附して反応情報を書き込むことが可能な機能とを付加してあるところの請求項1〜9に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  43. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、郵便番号を利用して地域別に意見情報を表示する機能を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  44. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、固有識別符号を付して寄せられた会員からの反応情報を、各固有識別符号をもとに種々検索・編集するとともに、編集後の反応情報につき、その全部又は選択された一部を出力(ファイル出力、印刷出力)する機能を有するものであるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  45. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板への投稿別に投稿者の氏名・年齢・住所を一覧表示する機能を備えているところの請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  46. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員からの反応情報を、転送履歴を残しつつ他のサーバー宛に手動ないしは自動で転送する機能を備えたところの請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  47. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板の会員からの投稿のうち、主催者側の判断で履歴を残しつつ削除又は別カテゴリに移動する機能を備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  48. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板の会員からの情報について主催者側と会員との間で取り扱い区分の異なる複数のカテゴリ分けができ、必要に応じてこれらのカテゴリ分けを変化させることが可能な機能を有するものであるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  49. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板に対する会員からの情報中に、1又は複数の引用元情報をブロック単位で表示する機能を付加したものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  50. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、不正投稿を自動チェックして不正一覧を作成する機能を有するところの請求項1〜9および49のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  51. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員に対し、発言者及び発言順番を指定し、あるいは会員毎に発言できる数を設定する機能を有するものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  52. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、掲示板の議論に参加して欲しい人に議論の内容を添付してお誘いメールを送ることができる機能を備えたものであるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  53. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板への投稿内容に対して時間を区切った会員からの賛成・反対の投票を待ち、投票結果があらかじめ設定した一定の条件に一致した場合、あるいは特定の人が許可した場合にのみ、投稿内容を別サーバ・別カテゴリに自動転送する機能を備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  54. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板の検索結果をPDF形式にて出力する機能を備えるものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  55. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、電子掲示板の検索結果をHTML形式・XML形式・XHTML形式にて出力する機能を備えるものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  56. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、掲示板の投稿に関して閲覧者数を記録することができる機能を有するものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  57. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、掲示板への投稿情報に関して管理者ないしは会員が投稿内容を評価してランク付けできる機能を有するものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  58. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、掲示板への投稿情報に対し、会員が投票し、投票数の多い順番に表示させる機能を備えるものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  59. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、ドメインにカテゴリ識別番号を付加したURLを入力させることにより、HPにリンクした際、カテゴリに該当する投稿内容が表示される機能を備えるものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  60. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、掲示板の上下スペースに文字列からなる宣伝情報を挿入できるようにした請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  61. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員からの投稿内容につき、全文表示、ダイジェスト表示、ツリー表示、投稿日時別表示、トップ記事のみ表示のうち1つの表示を選択して表示する機能を備えるものである請求項1〜9のいずれか1に記載のコミュニケーションシステム。
  62. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、読み書き可能な会員と、読むだけの会員についての登録機能を有するものであるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  63. 会員の内容につき、「会社員」「公務員」「学生」等の属性別に各別のID識別番号を付して登録することにより、個々に読み書きの権限を付与することができるようにした請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  64. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、登録された会員の中から身元確認可能な会員についての登録機能を有するとともに、主催者側において、身元確認会員の意見のみを検索・閲覧できるようにしたものであるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  65. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員から固有識別符号を付して寄せられた反応情報につき、編集日時、分野、会員の年齢・性別・居住地域などの検索キーワードをあらかじめ設定して編集し、これを会員宛に自動メール送信するようにしたものであるところの請求項3〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  66. 主催者側の提供情報が予算・実績の提示であり、会員からの反応情報が上記提供情報に対する意見・議論の展開であるところの請求項1〜9のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  67. 主催者が国又は地方公共団体、行政機関、その他の公的団体であるところの請求項1〜15のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  68. 主催者が企業であるところの請求項1〜15のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  69. 会員が国民若しくは住民であるところの請求項1〜15のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  70. 会員が社員であるところの請求項1〜15のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  71. 主催者側のWebアプリケーションサーバーには、会員が携帯電話又はプレイステーション等のPC以外の端末により対応可能とした請求項1〜70のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
  72. 主催者側のWebアプリケーションサーバーは、イントラネット等インターネット以外ののローカルなネットワークに置き換えられる請求項1〜70のいずれか1に記載のウエブコミュニケーションシステム。
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