JP2004094446A - データ処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】必要最小限の基本的なプログラムのみを常駐プログラムとし、その他の各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムに分けて外部記憶しておき、目的に応じて必要な機能に対応する機能プログラムを非常駐形式で実行できるようにする。
【解決手段】各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムが外部記憶されている状態において、システム情報表示アプリケーション15にしたがって各機能プログラムに対応する機能をメニュー情報として表示すると共に、このメニュー画面の中から実行対象として任意に選択された機能を受け付け、また、コマンド実行プログラム13にしたがって当該選択機能対応の機能プログラムを非常駐形式で実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、常駐プログラム数の削減を図ったデータ処理装置およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワーク上に複数のデータ処理装置が接続されているデータ処理システムにおいて、自己のデータ処理装置(自ホスト)あるいは他のデータ処理装置(他ホスト)に対して、システム情報等の閲覧あるいは設定を可能とする為にも、図9に示すように、ネットワークを介して接続されている各ホストA、B、C‥‥には、基本的なオペレーティングシステム(基本OS)および基本的なアプリケーション(基本AP)の他に、例えば、ユーザ管理プログラム、システム情報管理プログラム、ファイル管理プログラム等の各種の管理プログラムが常に動作可能な状態となるように常駐されている。
なお、上述の基本APは、基本的なオペレーティングシステム(基本OS)と各種管理プログラムとの間でデータ仲介を行う為のアプリケーションである。また、ユーザ管理プログラムは、ユーザの追加、削除、表示等を行うプログラム、システム情報管理プログラムは、システム状態表示、ディスク状態表示、CPU状態表示等を行うプログラムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、ユーザ管理プログラム、システム情報管理プログラム、ファイル管理プログラム等の各種の管理プログラムをもメモリに常駐させるようにしている為、それだけメモリ量が増大する結果となり、その後、必要とするアプリケーションを格納する為のメモリ領域が少なくなり、メモリ不足を招くおそれがあった。
また、新たな管理プログラムの追加に伴って常駐管理プログラム数が増える程、結果的に常駐するリソース数も多く必要となり、また、既存の各常駐管理プログラムの再コンパイル(プログラム修正)を必要とする等の問題も起きる。つまり、常駐管理プログラムの一部の機能だけを変更する場合や新規な機能を追加する場合でも、常駐管理プログラム全体を修正する必要があった。
【0004】
この発明の課題は、必要最小限の基本的なプログラムのみを常駐プログラムとし、その他の各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムに分けて外部記憶しておき、目的に応じて必要な機能に対応する機能プログラムを非常駐形式で実行できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、各種情報を管理する各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムを外部記憶する外部記憶手段と、この外部記憶手段内に記憶されている各機能プログラムに対応する機能をメニュー情報として表示すると共に、このメニュー画面の中から実行対象として任意に選択された機能を受け付ける受付手段と、前記外部記憶手段内の各機能プログラムのうち、前記受付手段によって受け付けた選択機能対応の機能プログラムを実行対象として指定して、その機能プログラムを実行するプログラム実行手段とを具備し、前記プログラム実行手段は、前記外部記憶手段内に記憶されている各機能プログラムを非常駐形式で実行するようにしたことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項4記載の発明)。
【0006】
したがって、請求項1、4記載の発明は、各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムが外部記憶されている状態において、各機能プログラムに対応する機能をメニュー情報として表示すると共に、このメニュー画面の中から実行対象として任意に選択された機能を受け付け、この選択機能対応の機能プログラムを実行するようにしたから、必要最小限の基本的なプログラムのみを常駐プログラムとすることができ、例えば、ユーザ管理プログラム、システム情報管理プログラム、ファイル管理プログラム等の各管理プログラムを非常駐形式で実行することで、常駐プログラム数の大幅な削減が可能となり、また、各種管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムのうち、必要とする機能だけを容易に選択して実行することが可能となる。この場合、各管理プログラムを非常駐化することでメモリに対するリソース削減を図ったとしても、各管理プログラムを機能別に細分化して、必要機能のみを実行することができる為、従来に比べ、処理効率を大幅に向上させることが可能となる。
【0007】
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
ネットワークを介して接続されているデータ処理装置であって、前記プログラム実行手段は、他のデータ処理装置側で受け付けた選択機能をネットワーク経由で受信した際に、この選択機能対応の機能プログラムを実行すると共に、当該他のデータ処理装置へネットワークを介してその実行結果を送信する(請求項2記載の発明)。
【0008】
したがって、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、他のデータ処理装置側で受け付けた機能であっても、この機能対応の機能プログラムを実行し、その実行結果を当該他のデータ処理装置へ送信するようにしたから、必要最小限の基本プログラムのみを常駐プログラムとし、その他の各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムに分けて非常駐形式で記憶管理している複数のデータ処理装置がネットワーク上に接続されているネットワーク環境であっても、どのデータ処理装置からでも、他のデータ処理装置側の情報(例えば、システム情報やユーザ管理情報等)を取得してその内容を確認することが可能となる。
【0009】
ネットワークを介して接続されているデータ処理装置であって、機能変更が行われた場合に、ネットワークを介して配布された新たな機能プログラムおよびその機能を識別する識別情報を受信する受信手段と、この受信手段によって受信した配布プログラムを前記外部記憶手段に登録すると共に、その識別情報を前記メニュー情報として登録する登録手段とを設けた(請求項3記載の発明)。
【0010】
したがって、請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、機能変更(追加/削除等)が行われた場合に、ネットワークを介して配布されて来た機能プログラムおよびその機能を識別する識別情報を受信して登録するようにしたから、機能単位で機能を変更することができ、管理プログラム内の一部を変更する場合、その管理プログラム全体を変更する従来に比べ、変更が容易となると共に、システム全体を同一環境に設定することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図8を参照してこの発明の一実施形態を説明する。
図1は、この実施形態におけるデータ処理システムの全体構成を示したブロック図である。
このデータ処理システムは、パーソナルコンピュータ等の複数のデータ処理装置(ホスト)1がネットワーク網2(構内通信網)を介して接続されている構内通信システム、例えば、ピア・ツー・ピア型の通信ネットワークシステムである。なお、データ処理システムは、インターネットを利用したり、専用回線を介してデータ処理を行う広域通信システムであってもよいが、この実施形態においては、構内通信システムに適用した場合を示している。
そして、このデータ処理システムは、必要最小限の基本的なプログラムのみを常駐プログラムとし、その他の各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムに分けて外部記憶しておき、目的に応じて必要な機能に対応する機能プログラムを非常駐形式で実行するようにしたものである。
【0012】
各ホスト1(A、B、C‥‥)は、その内部メモリに基本的なプログラムとしての基本OS(オペレーティングシステム)11および基本AP(アプリケーション)12の他に、コマンド実行プログラム13が常に動作可能な状態で常駐されているが、例えば、ユーザ管理プログラム、システム情報管理プログラム、ファイル管理プログラム等の各種管理プログラムにあっては、各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムとしてモジュール化されてハードディスク等に外部記憶されている。つまり、各機能モジュール14(▲1▼、▲2▼‥‥▲6▼等)は、各管理プログラムを機能別に細分化することによって得られたもので、非常駐形式で実行される。言換えれば、各機能モジュール14は、外部コマンド化されている。
【0013】
基本OS11は、自ホスト1の全体動作を制御したり、他のホスト2との間で通信処理を行う基本的なオペレーティングシステムであり、また、基本AP12は、基本OS11とコマンド実行プログラム13等との間でデータ仲介を行う基本的なアプリケーションである。
コマンド実行プログラム13は、各種の機能モジュール14の中から処理対象として任意に選択指定された機能モジュールを非常駐形式で実行する為の制御プログラムである。
【0014】
一方、ハードディスク等に外部記憶されているプログラムとしては、システム情報表示アプリケーション(GUI)15等の各種アプリケーションを有している。このシステム情報表示アプリケーション15は、通常のGUI機能を持ったユーザ・インターフェイスであるが、この場合、メニュー画面上に各機能モジュール対応の機能名をアイコンやシンボルと共に表示し、このメニューの中から任意の機能が選択指定された場合に、コマンド実行プログラム13に対してその機能モジュール14の実行を指示する。
【0015】
更に、ディスクに外部記憶されているファイルとしては、機能一覧設定ファイル16およびホスト一覧設定ファイル17等の各種のファイル群を有している。
この機能一覧設定ファイル16は、各機能モジュール14に対応して、予め任意に設定された「機能名」およびその「機能プログラム名」の一覧を記憶管理するもので、システム情報表示アプリケーション15にしたがってこの機能一覧設定ファイル16がアクセスされ、この設定ファイル16内の機能一覧が画面上に表示出力される。また、ホスト一覧設定ファイル17は、このデータ処理システムに接続されている各「ホスト名」の一覧を記憶管理するもので、システム情報表示アプリケーション15にしたがってこのホスト一覧設定ファイル17がアクセスされ、この設定ファイル17内のホスト一覧が画面上に表示出力される。
【0016】
図2は、自ホスト1のユーザ情報、システム情報等を取得して表示する場合、例えば、ハードディスクの残り容量を知りたい場合における動作の流れを概念的に示した図である。
この場合、システム情報表示アプリケーション15に対して自己のハードディスクの残容量を取得すべき旨のコマンド実行が要求されると、システム情報表示アプリケーション15が起動し、自己の基本AP12および基本OS11を介してコマンド実行プログラム13に対して要求コマンドの実行を指示する。すると、コマンド実行プログラム13が起動し、各種の機能モジュール14の中からディスク状態表示モジュール14Aを選択してその起動を指示する。
この場合、ディスク状態表示モジュール14Aにおける実行結果(自ディスクの残容量)は、自己の基本AP12および基本OS11を介してシステム情報表示アプリケーション15に対して通知される。これによって、自ホストのハードディスクの残り容量を確認することができる。
【0017】
図3は、他のホスト1側のユーザ情報、システム情報等を取得して表示する場合、例えば、他ホスト1側のハードディスクの残り容量を知りたい場合における動作の流れを概念的に示した図である。
この場合、要求元のシステム情報表示アプリケーション15に対して、取得先である他ホストを指定し、そのハードディスクの残容量を取得すべき旨のコマンド実行が要求されると、システム情報表示アプリケーション15が起動し、自己の基本AP12および基本OS11を介して取得先である他ホストを呼び出し、その取得先側のコマンド実行プログラム13に対して要求コマンドの実行を指示する。
【0018】
すると、コマンド実行プログラム13が起動し、各種の機能モジュール14の中からディスク状態表示モジュール14Aを選択してその起動を指示する。この場合、ディスク状態表示モジュール14Aにおける実行結果(自ディスクの残容量)は、自己の基本AP12および基本OS11を介して要求元側のホスト1へ送信され、この要求元側におけるシステム情報表示アプリケーション15に対して通知される。これによって、他ホスト1側のハードディスクの残り容量を確認することができる。
【0019】
図4は、各ホスト1の基本的構成要素を示したブロック図である。
CPU101は、記憶装置102内のオペレーティングシステムや各種アプリケーションソフトにしたがってこのホストの全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置102は、プログラム記憶領域とデータ記憶領域とを有し、磁気的、光学的、半導体メモリ等やその駆動系によって構成されている。この記録装置210はハードディスク等の固定的なメモリの他、CD−ROM、DVD等の着脱自在な記憶媒体を装着可能な構成であってもよい。この記憶装置2内のプログラムやデータは、必要に応じてRAM(例えば、スタティックRAM)103にロードされたり、RAM103内のデータが記憶装置102にセーブされる。なお、RAM103内には、プログラム実行領域と作業領域とを有している。
【0020】
更に、CPU101は通信装置104を介して他のホスト1に接続され、プログラム/データを直接アクセスして使用したり、通信装置104を介してダウンロード受信することもできる。
通信装置104は、例えば、有線/無線の通信インターフェイスである。一方、CPU101にはその入出力周辺デバイスである入力装置105、表示装置106がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムにしたがってCPU101はそれらの動作を制御する。入力装置105はキーボードやタッチパネルあるいはマウスやタッチ入力ペン等のポインティングデバイスを構成する操作部であり、文字列データや各種コマンドを入力する。表示装置106は、フルカラー表示を行う液晶やCRTあるいはプラズマ表示装置などである。
【0021】
次に、この実施形態におけるデータ処理システムの動作アルゴリズムを図5〜図7に示すフローチャートを参照して説明する。
ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードにしたがった動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
【0022】
図5は、各機能モジュール14のうち、任意のモジュールを起動させる際に実行開始されるシステム情報表示アプリケーション15の動作を示したフローチャートである。
先ず、システム情報表示アプリケーション15の起動開始に伴って処理対象が自ホストか否かの判別が行われる(ステップA1)。すなわち、ユーザの追加、削除、表示、システム状態表示、ディスク状態表示、CPU状態表示等、各種の管理情報のうち、希望する管理情報を確認する処理対象ホストとして、自ホスト1が指定されたか、他のホスト1が指定されたかを調べ、他のホスト1が指定された場合には、ホスト一覧設定ファイル17をアクセスしてその内容を読み出し(ステップA2)、このホスト一覧設定ファイル17に設定されている「ホスト名」を一覧表示させる(ステップA3)。ここで、対象ホストが選択指定されたか否かを判別し、キーボードやマウス等のポインティングデバイスによって所望の対象ホストが選択指定されるまで待機状態となる(ステップA4)。
【0023】
いま、自ホスト1が処理対象ホストとして指定された場合(ステップA1)あるいは他のホスト1が処理対象ホストとして選択指定された場合には(ステップA4)、機能一覧設定ファイル16をアクセスして、その内容を読み出し(ステップA5)、この機能一覧設定ファイル16に設定されている機能名を一覧表示させる(ステップA6)。
ここで、所望の機能名が選択指定されるまで待機状態となり、キーボードやマウス等のポインティングデバイスによって機能名が選択指定されると(ステップA7)、その選択されたプログラム名を含むメッセージ(要求コマンド)を自己あるいは処理対象ホスト側のコマンド実行プログラム13へ通知する(ステップA8)。
【0024】
この際、対象ホストが自ホスト1の場合には、図2に示すように、自己の基本AP12および基本OS11を介してコマンド実行プログラム13に対して要求コマンドの実行を指示するが、処理対象のホストが他のホスト1の場合には、図3に示すように、自己の基本AP12および基本OS11を介して他のホスト1を呼び出し、そのホスト1側のコマンド実行プログラム13に対して要求コマンドの実行を指示する。
その後、コマンド実行プログラム13から選択機能対応の実行結果の通知有無をチェックし、実行結果を受取るまで待機する(ステップA9)。ここで、選択機能対応の機能プログラムが終了し、その実行結果をコマンド実行プログラム13から受取ると(ステップA10)、この実行結果を表示出力させる(ステップA11)。
【0025】
図6は、システム情報表示アプリケーション15からの要求に応じて動作するコマンド実行プログラム13の動作を示したフローチャートである。
コマンド実行プログラム13の起動に伴って、システム情報表示アプリケーション15からのメッセージを受取ると(ステップB1)、そのメッセージ内に含まれている選択機能対応の機能プログラム名を解釈し、対応する機能モジュール14を選択して、そのスレッドを作成する(ステップB2)。つまり、別ルートの処理系で機能モジュール14を実行する為のスレッドを作成する。そして、機能処理の終了が通知されるまで待機状態となる(ステップB3)。
【0026】
この場合、コマンド実行プログラム13における別ルートの処理系で選択機能対応のモジュール14が実行される(ステップB4)。ここで、例えば、自ホスト1あるいは他ホスト1のハードディスクの残容量を取得すべき旨のコマンド実行が要求された場合には、その要求内容にしたがって各種の機能モジュール14の中からディスク状態表示モジュール14Aを選択して、その選択モジュールを起動させて実行する。これによって、ディスク状態表示モジュール14Aの実行結果として、現時点におけるディスクの残容量を得る。
【0027】
いま、当該機能モジュール14の処理が終了すると(ステップB6)、コマンド実行プログラム13のメインルーチンに対して実行終了を通知すると共に(ステップB6)、実行結果をシステム情報表示アプリケーション15へ通知する(ステップB7)。この際、処理対象ホストが自ホスト1の場合には、図2に示すように、自己の基本AP12および基本OS11を介してシステム情報表示アプリケーション15に対して通知され、処理対象ホストが他のホスト1の場合には、図3に示すように、自己の基本AP12および基本OS11を介して要求元ホスト1へ送信され、この要求元側のシステム情報表示アプリケーション15に対して通知される。
【0028】
図7は、機能変更(追加/削除等)に伴う機能変更処理を示したフローチャートであり、図8は、機能追加前/追加後における機能一覧設定ファイル16の内容とその一覧表示の状態を示した図である。
先ず、機能変更(追加/削除等)が指示された際に、自ホストからの変更コマンドか他のホスト1からの変更コマンドかをチェックする(ステップC1)。いま、自ホスト1から変更コマンドを受けた場合には、現在、機能一覧設定ファイル16内に設定されている機能名を読み出して(ステップC2)、その一覧を表示させる(ステップC3)。
【0029】
この状態において、指定された変更内容をチェックし(ステップC4)、機能削除を行う場合には、一覧画面の中から削除対象の機能名をマウス等によって選択指定し(ステップC5)、また、機能を追加する場合には(ステップ)、追加機能名を新たにキー入力する(ステップC6)。以下、機能変更(追加/削除等)の終了が指示されたかをチェックし(ステップC7)、終了指示があるまでステップC4に戻り、指定された変更内容に応じて上述の変更操作を繰り返す。
【0030】
これによって、機能変更の終了が指示された場合には(ステップC7)、変更内容に基づいて新たな機能一覧設定ファイル16を作成して新規設定すると共に(ステップC8)、変更前の機能一覧設定ファイル16を削除する(ステップC9)。そして、指定された変更内容を再チェックし(ステップC10)、機能削除を行った場合には、新たに作成した機能一覧設定ファイル16の内容を機能変更コマンドと共に、他の全てのホスト1に対して送信配布する(ステップC11)。
また、新たな機能を追加した場合には、新たに作成された機能一覧設定ファイル16の内容を機能変更コマンドと共に、他の全てのホスト1に対して送信配布する他に、追加機能対応の機能モジュール14も合わせて送信配布する(ステップC12)。
【0031】
図8は、機能を新たに追加した場合を示し、変更前と変更後における機能一覧設定ファイル16を見比べると、4番目の内容が新たに追加された機能となる。この場合、機能一覧設定ファイル16には、機能名と共に対応する機能モジュールをアクセスする為の機能プログラム名が設定されているが、この新たな機能一覧設定ファイル16の内容と共に、この追加機能対応の機能モジュール14が他の全てのホスト1に対して送信配布される。
【0032】
一方、機能変更コマンドが他のホスト1からのものであれば(ステップC1でNO)、他ホスト1から送信配布されて来た新たな機能一覧設定ファイル16を受信する(ステップC13)。この場合、追加機能対応の機能モジュール14が送信されて来た場合には、それも含めて受信し、受信した新たな機能一覧設定ファイル16を自己の設定ファイルとして新規登録するが(ステップC14)、この場合、追加機能対応の機能モジュール14が送信されて来た場合には、この機能モジュール14の新規登録も合わせて行われる。そして、不要となった変更前の機能一覧設定ファイル16を削除する(ステップ0C15)。
【0033】
以上のように、この実施形態においては、各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムが外部記憶されている状態において、システム情報表示アプリケーション15にしたがって各機能プログラムに対応する機能をメニュー情報として表示すると共に、このメニュー画面の中から実行対象として任意に選択された機能を受け付け、また、コマンド実行プログラム13にしたがって当該選択機能対応の機能プログラムを実行するようにしたから、必要最小限の基本的なプログラム、つまり、基本OS11、基本AP12、コマンド実行プログラム13のみを常駐プログラムとすることができ、例えば、ユーザ管理プログラム、システム情報管理プログラム、ファイル管理プログラム等の各管理プログラムを非常駐形式で実行することで、常駐プログラム数の大幅な削減が可能となり、また、各種管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムのうち、必要とする機能だけを容易に選択して実行することが可能となる。
この場合、各管理プログラムを非常駐化することでメモリに対するリソース削減を図ったとしても、各管理プログラムを機能別に細分化して、必要機能のみを実行することができる為、従来に比べ、処理効率を大幅に向上させることが可能となる。
【0034】
また、メニュー画面の中から実行対象として任意に選択された機能を他のホスト1側で受け付けた場合であっても、この機能対応の機能モジュールを実行し、その実行結果を当該他のホスト1へ送信するようにしたから、複数のホスト1がネットワーク上に接続されているネットワーク環境であっても、どのホスト1からでも、他のホスト1側の情報(例えば、システム情報やユーザ管理情報等)を取得して確認することが可能となる。
【0035】
また、機能変更(追加/削除等)を行う場合においては、機能単位で機能を変更することができ、変更対象が管理プログラム内の一部であっても、従来のように、その管理プログラム全体を変更する必要がない為、その変更を容易に行うことができ、また、ネットワークを介して配布されて来た機能モジュールおよびその機能名を受信して登録するようにしたから、システム全体を同一環境に設定することが可能となる。
【0036】
なお、上述した実施形態においては、ユーザ管理プログラム、システム情報管理プログラム、ファイル管理プログラムに限らず、例えば、システムバックアップ管理プログラム、システム運用管理プログラム等、その他の管理プログラムを非常駐形式の実行するようにしてもよく、非常駐形式で実行される管理プログラムは任意である。
【0037】
また、上述した実施形態においては、データ処理システムに適用した場合を例示したが、勿論、スタンド・アローン・タイプのデータ処理装置に適用してもよい。
この場合、データ処理装置の各構成要素が2以上の筐体に物理的に分離され、通信回線やケーブル等の有線伝送路あるいは電波、マイクロウエーブ、赤外線等の無線伝送路を介してデータを送受信する分散型のコンピュータシステムを構成するものであってもよい。
【0038】
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フロッピィデスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。
すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、各種情報を管理する各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムが外部記憶されている状態において、各機能プログラムに対応する機能をメニュー情報として表示すると共に、このメニュー画面の中から実行対象として任意に選択された機能を受け付ける手段と、前記各機能プログラムのうち、受け付けた選択機能対応の機能プログラムを実行対象として指定して、その機能プログラムを非常駐形式で実行する手段とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
この発明(請求項1記載の発明)によれば、各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムが外部記憶されている状態において、各機能プログラムに対応する機能をメニュー情報として表示すると共に、このメニュー画面の中から実行対象として任意に選択された機能を受け付け、この選択機能対応の機能プログラムを実行するようにしたから、必要最小限の基本的なプログラムのみを常駐プログラムとすることができ、例えば、ユーザ管理プログラム、システム情報管理プログラム、ファイル管理プログラム等の各管理プログラムを非常駐形式で実行することで、常駐プログラム数の大幅な削減が可能となり、また、各種管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムのうち、必要とする機能だけを容易に選択して実行することが可能となる。この場合、各管理プログラムを非常駐化することでメモリに対するリソース削減を図ったとしても、各管理プログラムを機能別に細分化して、必要機能のみを実行することができる為、従来に比べ、処理効率を大幅に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ処理システムの全体構成を示したブロック図。
【図2】自ホスト1のユーザ情報、システム情報等を取得して表示する場合、例えば、ハードディスクの残り容量を知りたい場合における動作の流れを概念的に示した図。
【図3】他ホスト1のユーザ情報、システム情報等を取得して表示する場合、例えば、他ホスト側のハードディスクの残り容量を知りたい場合における動作の流れを概念的に示した図。
【図4】各ホスト1の基本的構成要素を示したブロック図。
【図5】各機能モジュール14のうち、任意のモジュールを起動させる際に実行開始されるシステム情報表示アプリケーション15の動作を示したフローチャート。
【図6】システム情報表示アプリケーション15からの要求に応じて動作するコマンド実行プログラム13の動作を示したフローチャート。
【図7】機能変更(追加/削除等)に伴う機能変更処理を示したフローチャート。
【図8】機能追加前/追加後における機能一覧設定ファイル16の内容とその一覧表示の状態を示した図。
【図9】従来のデータ処理システムにおいて、各ホストに常駐されている複数のプログラムを示した図。
【符号の説明】
1 データ処理装置(ホスト)
2 ネットワーク網
11 基本OS(オペレーティングシステム)
12 基本AP(アプリケーション)
13 コマンド実行プログラム
14 機能モジュール
14A ディスク状態表示モジュール
15 システム情報表示アプリケーション(GUI)
16 機能一覧設定ファイル
17 ホスト一覧設定ファイル
101 CPU
102 記憶装置
104 通信装置
105 入力装置
106 表示装置

Claims (4)

  1. 各種情報を管理する各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムを外部記憶する外部記憶手段と、
    この外部記憶手段内に記憶されている各機能プログラムに対応する機能をメニュー情報として表示すると共に、このメニュー画面の中から実行対象として任意に選択された機能を受け付ける受付手段と、
    前記外部記憶手段内の各機能プログラムのうち、前記受付手段によって受け付けた選択機能対応の機能プログラムを実行対象として指定して、その機能プログラムを実行するプログラム実行手段と、
    を具備し、前記プログラム実行手段は、前記外部記憶手段内に記憶されている各機能プログラムを非常駐形式で実行するようにしたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. ネットワークを介して接続されているデータ処理装置であって、
    前記プログラム実行手段は、他のデータ処理装置側で受け付けた選択機能をネットワーク経由で受信した際に、この選択機能対応の機能プログラムを実行すると共に、当該他のデータ処理装置へネットワークを介してその実行結果を送信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. ネットワークを介して接続されているデータ処理装置であって、
    機能変更が行われた場合に、ネットワークを介して配布された新たな機能プログラムおよびその機能を識別する識別情報を受信する受信手段と、
    この受信手段によって受信した配布プログラムを前記外部記憶手段に登録すると共に、その識別情報を前記メニュー情報として登録する登録手段と、
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  4. コンピュータに対して、
    各種情報を管理する各管理プログラムを機能別に細分化した複数の機能プログラムが外部記憶されている状態において、各機能プログラムに対応する機能をメニュー情報として表示すると共に、このメニュー画面の中から実行対象として任意に選択された機能を受け付ける手段と、
    前記各機能プログラムのうち、受け付けた選択機能対応の機能プログラムを実行対象として指定して、その機能プログラムを非常駐形式で実行する手段と、
    を実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005294956A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 分散データ収集システムおよび同システムの構築方法
JP2021533437A (ja) * 2019-01-16 2021-12-02 ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス テクノロジー カンパニー リミテッド 情報提示方法及び装置、電子機器、記憶媒体並びにコンピュータプログラム

Cited By (2)

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