JP2004093893A - 投射型画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プロジェクタ等の投写型画像表示装置において、電源投入時の初期画面が煩わしい場合がある。
【解決手段】装置本体の電源投入時に第2の映像を表示せずに第1の映像を表示する第1のモードと、装置本体の電源投入時に、まず第2の映像を表示し、設定された条件が満足された時に第1の映像に切り替えて表示する第2のモードとを有し、第1のモード又は第2のモードが選択可能である。
【選択図】 図1
【解決手段】装置本体の電源投入時に第2の映像を表示せずに第1の映像を表示する第1のモードと、装置本体の電源投入時に、まず第2の映像を表示し、設定された条件が満足された時に第1の映像に切り替えて表示する第2のモードとを有し、第1のモード又は第2のモードが選択可能である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビ、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、プロジェクタ等の表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記の表示装置のうち、特に投射型画像表示装置(以下プロジェクタ)では、電源投入時に入力信号以外の所定の映像画面(初期画面)が表示される機能を有するものがある。例えば、ブルーバック画面表示、メーカーのロゴ表示、入力映像が表示されるまでの持ち時間表示等である。
【0003】
この主の目的は、プロジェクタに用いられる光源の明るさが電源投入時に不十分なので、光源が安定するまで入力画面を非表示にし、その状況をユーザに知らせるためである。
【0004】
現在、データプロジェクタなどによく用いられる超高圧水銀ランプなどの放電ランプは、小型ながら高光度である反面、点灯後、所定の時間を要して次第に光度を増していく性質があり、明るい安定光度に達するまでに数十秒を要してしまうという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一方ではこの初期画面が煩わしいと感じるユーザも多く、余計な機能であると感じることもある。また、初期画面は必要であるが、現状の初期画面設定では長すぎると感じることもある。
【0006】
本発明は、上述した問題点に鑑み、初期画面を表示するかどうかをユーザが自由に選択出来るようにすると同時に、初期画面表示を選択した場合でも、ユーザ各々が感じる適切な表示時間を設定可能にして、いろいろなユーザの要望に細かく応えられるように改善された表示装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外部からの映像信号を入力する映像入力手段と、予め設定された映像信号を出力する映像生成手段と、映像入力手段からの第1の映像、又は映像生成手段からの第2の映像を投射する投射型画像表示装置であって、装置本体の電源投入時に第2の映像を表示せずに第1の映像を表示する第1のモードと、装置本体の電源投入時に、まず第2の映像を表示し、設定された条件が満足された時に第1の映像に切り替えて表示する第2のモードとを有し、第1のモード又は第2のモードが選択可能であることを特徴とする。
【0008】
このように任意に第1のモード又は第2のモードを選択するようにすることで、第2の映像(初期画面)を表示させずに第1の映像を直接表示させたり、第2の映像を表示させてから第1の映像を表示させることができる。これにより、画面表示に関するユーザの要望に対応させることができる。
【0009】
ここで、条件は、電源投入時からカウントされるタイマーカウンタの値が設定値と一致した時に満足され、この設定値を変更可能な設定値変更手段を有するようにしてもよい。
【0010】
そして、設定値変更手段は、装置本体に設けられた操作手段又は、遠隔操作手段における表示画面上の操作に応じて設定値を変更できるようにすることができる。また、装置本体に設けられた操作部材の操作に応じて設定値を変更するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態である投写型画像表示装置の基本的構成を示すブロック図である。
【0012】
1はCRTや液晶フラットパネル等の表示部であり、入力された映像信号等を表示する。31は映像入力部であり、外部からの映像信号31iを表示装置内部に取り込む。41は映像信号生成回路であり、所定映像データを記憶したメモリ51から情報を読み出すことによって、所定の映像信号を発生する。
【0013】
72は映像信号選択部(ビデオスイッチ)であり、映像入力部31からの映像信号と映像信号生成回路41からの映像信号を選択して出力する。
【0014】
21はマイコン等のコントローラであり、電源スイッチ22の操作やタイマカウンタ等の状態に基づいてビデオスイッチ72切り替える。
【0015】
23はリモコン受光センサであり、装置外部の赤外リモコンから出力されるリモートコントロール信号を受信し、コントローラ21で解読され、各制御動作が行われる。電源のオン/オフを含み、表示装置の一通りの制御はこの赤外リモコンによって実行可能である。
【0016】
24はキーパネルであり、表示装置における制御動作の幾つかはこのキーパネル上でのキー操作で実施することが出来る。後述するメニュー設定は、赤外リモコンによる操作又は、キーパネルでのキー操作によって行うことが出来る。
【0017】
メモリ51や映像信号生成回路41を用いて生成される所定映像の例について図3aを用いて説明する。
【0018】
図3aの左の例はブルーバックにメーカロゴとメッセージを表示させたものである。図3aの右の例は同じくブルーバックにメーカロゴの表示であり、更に残り何秒で入力画面が表示可能になるかという数値を表示させている。簡単な例としては、単純なブルーバック表示であればメモリ51は不要となる。
【0019】
29は時間設定メモリであり、不揮発性である。後述のメニュー操作によって初期画面の表示時間が格納される。
【0020】
以下に、図4aのフローチャートを用いて具体的な処理手順を説明する。本フローチャートは電源投入時における初期画面表示に関する処理である。
【0021】
この説明で関連するモードは、電源投入時に初期画面を所定時間表示してから入力画面に切り替える「初期画面表示モード」と、初期画面を表示せずに即座に入力画面を表示する「初期画面非表示モード」である。
【0022】
処理を以下に説明する。
【0023】
電源投入によって、まず、ステップS101において初期画面のモード設定が「表示モード」であるか「非表示モード」であるかをチェックする。「非表示モード」であれば、直接、入力画面表示にビデオスイッチを切り替える。
【0024】
「表示モード」であれば、以下の処理を行う。
【0025】
まず、ステップS102において初期画面表示時間の読み出しを行う。メニュー操作等で予め時間設定メモリ29に格納されていた設定時間データを読み出し、その値をカウントダウンレジスタに設定する。
【0026】
ステップS103において、一定の周期でカウントダウンを行い、所定のカウント量に達したことをもって(ステップS104)、入力画面表示にビデオスイッチを切り替える(ステップS105)。
【0027】
以上で、フローは完了である。
【0028】
次に、初期画面の表示時間設定の仕方について図3bを用いて説明する。図3bは、メニューのひとつの項目である初期画面設定の絵柄である。
【0029】
この図では、初期画面設定として4つあり、「オフ」、「3秒」、「6秒」、「15秒」の4つである。「オフ」は初期画面を非表示にする設定であり、初期画面非表示モードに設定される。それ以外は初期画面表示モードに設定され、同時に各々の秒数に対応する数値が設定値メモリに格納される。
【0030】
次に、別の処理フローとメニュー設定について説明する。
【0031】
図4bは、このフローチャートであり、設定メニューは図3cに示す状態となっている。この処理の仕方では、非表示モードといった概念は無く、表示時間がゼロの設定の時に非表示に対応することになる。
【0032】
以下、図4bのフローチャートについて説明である。
【0033】
電源投入によって、まず、ステップS201において初期画面表示時間の読み込みを行う。メニュー操作等で予め時間設定メモリに格納されていた設定時間データを読み出し、その値をカウントダウンレジスタに設定する。
【0034】
ここでの処理ではまず、ステップS202においてカウント完了かどうかをチェックする。カウント値がゼロであれば即座にステップS204の入力画面にうつる。
【0035】
カウント値がゼロでなければ、ステップS203において一定の周期でカウントダウンを開始し、所定のカウント量に達したことをもって入力画面表示処理にうつる。
【0036】
以上でフローは完了である。
次に、ここで説明した処理フローに対応したメニュー操作を図3cに示す絵柄を用いて説明する。図3cに示すものはスライドバー方式のインターフェイスであり、キー操作等で視覚的に数値を設定することが出来るものである。
【0037】
一番左端に指標を設定した場合は、設定値はゼロであり、「非表示」の選択と同等の機能をすることになる。
【0038】
(第2実施形態)
図2は本発明の第2実施形態である投写型画像表示装置におけるブロック図である。
【0039】
第1実施形態と異なるのは、時間設定をメニュー等でソフト的に行うのではなく、ボリューム等の設定部材を装置外装に装備して、この部材の手動操作によって設定するようにしていることである。
【0040】
電源スイッチ22の信号はコントローラ21に伝達されると同時に、タイマ回路25に伝達されて、タイマカウント動作を開始するトリガとなる。
【0041】
コントローラ21はこの信号によって、まずビデオスイッチ72の入力を映像生成側に切り替えることによって初期画面の表示を開始する。
【0042】
26はボリューム等の数量設定部であり、時間のアナログ的な選択が行える。これは回転ツマミか、スライドバーといった形態で装置外装に装着されており、外装に刻まれている「オフ、10、20」といった数値と指標を合わせることによって、数量設定が可能となっている。数量設定部26によってタイマ25にはカウントすべき時間の設定がなされている。
【0043】
電源スイッチ22の操作がトリガとなって、予め設定されていた時間カウントを開始するが、時間カウント値がゼロの場合は、即座に完了信号をコントローラ21に伝達し、コントローラ21はビデオスイッチ72の入力を映像入力部31側に切り替えて、入力信号を表示するようにする。
【0044】
電源投入と同時に初期画面の表示に設定されるが、更に同時に入力画面に切り替わるため、実質的に初期画面が非表示となる。
【0045】
時間カウント値がゼロでなかった場合は、そのカウントが完了した時点で完了信号をコントローラ21に伝達し、コントローラ21はビデオスイッチ72の入力を映像入力部31側に切り替えて、入力信号を表示するようにする。
【0046】
【発明の効果】
本願請求項1に記載の発明によれば、ユーザは電源投入時の初期画面の「表示」、「非表示」が任意に選択可能となる。
【0047】
本願請求項2に記載の発明によれば、上述した効果に加えて、「表示」を選択した場合はこの設定時間が任意に選択可能となる。
【0048】
本願請求項3に記載の発明によれば、上記設定や選択が表示画面上でのメニュー操作によって行うことが可能となる。
【0049】
本願請求項4に記載の発明によれば、上記設定や選択が装置外装部材での手動操作によって行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるブロック構成図。
【図2】本発明の第2実施形態におけるブロック構成図。
【図3】本実施形態における表示画面とメニュー画面。
【図4】本実施形態における処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 表示部
21 コントローラ
22 電源スイッチ
23 リモコン受光センサ
24 キーパネル
31 映像入力部
41 映像信号生成回路
51 メモリ
72 ビデオスイッチ
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビ、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、プロジェクタ等の表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記の表示装置のうち、特に投射型画像表示装置(以下プロジェクタ)では、電源投入時に入力信号以外の所定の映像画面(初期画面)が表示される機能を有するものがある。例えば、ブルーバック画面表示、メーカーのロゴ表示、入力映像が表示されるまでの持ち時間表示等である。
【0003】
この主の目的は、プロジェクタに用いられる光源の明るさが電源投入時に不十分なので、光源が安定するまで入力画面を非表示にし、その状況をユーザに知らせるためである。
【0004】
現在、データプロジェクタなどによく用いられる超高圧水銀ランプなどの放電ランプは、小型ながら高光度である反面、点灯後、所定の時間を要して次第に光度を増していく性質があり、明るい安定光度に達するまでに数十秒を要してしまうという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一方ではこの初期画面が煩わしいと感じるユーザも多く、余計な機能であると感じることもある。また、初期画面は必要であるが、現状の初期画面設定では長すぎると感じることもある。
【0006】
本発明は、上述した問題点に鑑み、初期画面を表示するかどうかをユーザが自由に選択出来るようにすると同時に、初期画面表示を選択した場合でも、ユーザ各々が感じる適切な表示時間を設定可能にして、いろいろなユーザの要望に細かく応えられるように改善された表示装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外部からの映像信号を入力する映像入力手段と、予め設定された映像信号を出力する映像生成手段と、映像入力手段からの第1の映像、又は映像生成手段からの第2の映像を投射する投射型画像表示装置であって、装置本体の電源投入時に第2の映像を表示せずに第1の映像を表示する第1のモードと、装置本体の電源投入時に、まず第2の映像を表示し、設定された条件が満足された時に第1の映像に切り替えて表示する第2のモードとを有し、第1のモード又は第2のモードが選択可能であることを特徴とする。
【0008】
このように任意に第1のモード又は第2のモードを選択するようにすることで、第2の映像(初期画面)を表示させずに第1の映像を直接表示させたり、第2の映像を表示させてから第1の映像を表示させることができる。これにより、画面表示に関するユーザの要望に対応させることができる。
【0009】
ここで、条件は、電源投入時からカウントされるタイマーカウンタの値が設定値と一致した時に満足され、この設定値を変更可能な設定値変更手段を有するようにしてもよい。
【0010】
そして、設定値変更手段は、装置本体に設けられた操作手段又は、遠隔操作手段における表示画面上の操作に応じて設定値を変更できるようにすることができる。また、装置本体に設けられた操作部材の操作に応じて設定値を変更するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態である投写型画像表示装置の基本的構成を示すブロック図である。
【0012】
1はCRTや液晶フラットパネル等の表示部であり、入力された映像信号等を表示する。31は映像入力部であり、外部からの映像信号31iを表示装置内部に取り込む。41は映像信号生成回路であり、所定映像データを記憶したメモリ51から情報を読み出すことによって、所定の映像信号を発生する。
【0013】
72は映像信号選択部(ビデオスイッチ)であり、映像入力部31からの映像信号と映像信号生成回路41からの映像信号を選択して出力する。
【0014】
21はマイコン等のコントローラであり、電源スイッチ22の操作やタイマカウンタ等の状態に基づいてビデオスイッチ72切り替える。
【0015】
23はリモコン受光センサであり、装置外部の赤外リモコンから出力されるリモートコントロール信号を受信し、コントローラ21で解読され、各制御動作が行われる。電源のオン/オフを含み、表示装置の一通りの制御はこの赤外リモコンによって実行可能である。
【0016】
24はキーパネルであり、表示装置における制御動作の幾つかはこのキーパネル上でのキー操作で実施することが出来る。後述するメニュー設定は、赤外リモコンによる操作又は、キーパネルでのキー操作によって行うことが出来る。
【0017】
メモリ51や映像信号生成回路41を用いて生成される所定映像の例について図3aを用いて説明する。
【0018】
図3aの左の例はブルーバックにメーカロゴとメッセージを表示させたものである。図3aの右の例は同じくブルーバックにメーカロゴの表示であり、更に残り何秒で入力画面が表示可能になるかという数値を表示させている。簡単な例としては、単純なブルーバック表示であればメモリ51は不要となる。
【0019】
29は時間設定メモリであり、不揮発性である。後述のメニュー操作によって初期画面の表示時間が格納される。
【0020】
以下に、図4aのフローチャートを用いて具体的な処理手順を説明する。本フローチャートは電源投入時における初期画面表示に関する処理である。
【0021】
この説明で関連するモードは、電源投入時に初期画面を所定時間表示してから入力画面に切り替える「初期画面表示モード」と、初期画面を表示せずに即座に入力画面を表示する「初期画面非表示モード」である。
【0022】
処理を以下に説明する。
【0023】
電源投入によって、まず、ステップS101において初期画面のモード設定が「表示モード」であるか「非表示モード」であるかをチェックする。「非表示モード」であれば、直接、入力画面表示にビデオスイッチを切り替える。
【0024】
「表示モード」であれば、以下の処理を行う。
【0025】
まず、ステップS102において初期画面表示時間の読み出しを行う。メニュー操作等で予め時間設定メモリ29に格納されていた設定時間データを読み出し、その値をカウントダウンレジスタに設定する。
【0026】
ステップS103において、一定の周期でカウントダウンを行い、所定のカウント量に達したことをもって(ステップS104)、入力画面表示にビデオスイッチを切り替える(ステップS105)。
【0027】
以上で、フローは完了である。
【0028】
次に、初期画面の表示時間設定の仕方について図3bを用いて説明する。図3bは、メニューのひとつの項目である初期画面設定の絵柄である。
【0029】
この図では、初期画面設定として4つあり、「オフ」、「3秒」、「6秒」、「15秒」の4つである。「オフ」は初期画面を非表示にする設定であり、初期画面非表示モードに設定される。それ以外は初期画面表示モードに設定され、同時に各々の秒数に対応する数値が設定値メモリに格納される。
【0030】
次に、別の処理フローとメニュー設定について説明する。
【0031】
図4bは、このフローチャートであり、設定メニューは図3cに示す状態となっている。この処理の仕方では、非表示モードといった概念は無く、表示時間がゼロの設定の時に非表示に対応することになる。
【0032】
以下、図4bのフローチャートについて説明である。
【0033】
電源投入によって、まず、ステップS201において初期画面表示時間の読み込みを行う。メニュー操作等で予め時間設定メモリに格納されていた設定時間データを読み出し、その値をカウントダウンレジスタに設定する。
【0034】
ここでの処理ではまず、ステップS202においてカウント完了かどうかをチェックする。カウント値がゼロであれば即座にステップS204の入力画面にうつる。
【0035】
カウント値がゼロでなければ、ステップS203において一定の周期でカウントダウンを開始し、所定のカウント量に達したことをもって入力画面表示処理にうつる。
【0036】
以上でフローは完了である。
次に、ここで説明した処理フローに対応したメニュー操作を図3cに示す絵柄を用いて説明する。図3cに示すものはスライドバー方式のインターフェイスであり、キー操作等で視覚的に数値を設定することが出来るものである。
【0037】
一番左端に指標を設定した場合は、設定値はゼロであり、「非表示」の選択と同等の機能をすることになる。
【0038】
(第2実施形態)
図2は本発明の第2実施形態である投写型画像表示装置におけるブロック図である。
【0039】
第1実施形態と異なるのは、時間設定をメニュー等でソフト的に行うのではなく、ボリューム等の設定部材を装置外装に装備して、この部材の手動操作によって設定するようにしていることである。
【0040】
電源スイッチ22の信号はコントローラ21に伝達されると同時に、タイマ回路25に伝達されて、タイマカウント動作を開始するトリガとなる。
【0041】
コントローラ21はこの信号によって、まずビデオスイッチ72の入力を映像生成側に切り替えることによって初期画面の表示を開始する。
【0042】
26はボリューム等の数量設定部であり、時間のアナログ的な選択が行える。これは回転ツマミか、スライドバーといった形態で装置外装に装着されており、外装に刻まれている「オフ、10、20」といった数値と指標を合わせることによって、数量設定が可能となっている。数量設定部26によってタイマ25にはカウントすべき時間の設定がなされている。
【0043】
電源スイッチ22の操作がトリガとなって、予め設定されていた時間カウントを開始するが、時間カウント値がゼロの場合は、即座に完了信号をコントローラ21に伝達し、コントローラ21はビデオスイッチ72の入力を映像入力部31側に切り替えて、入力信号を表示するようにする。
【0044】
電源投入と同時に初期画面の表示に設定されるが、更に同時に入力画面に切り替わるため、実質的に初期画面が非表示となる。
【0045】
時間カウント値がゼロでなかった場合は、そのカウントが完了した時点で完了信号をコントローラ21に伝達し、コントローラ21はビデオスイッチ72の入力を映像入力部31側に切り替えて、入力信号を表示するようにする。
【0046】
【発明の効果】
本願請求項1に記載の発明によれば、ユーザは電源投入時の初期画面の「表示」、「非表示」が任意に選択可能となる。
【0047】
本願請求項2に記載の発明によれば、上述した効果に加えて、「表示」を選択した場合はこの設定時間が任意に選択可能となる。
【0048】
本願請求項3に記載の発明によれば、上記設定や選択が表示画面上でのメニュー操作によって行うことが可能となる。
【0049】
本願請求項4に記載の発明によれば、上記設定や選択が装置外装部材での手動操作によって行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるブロック構成図。
【図2】本発明の第2実施形態におけるブロック構成図。
【図3】本実施形態における表示画面とメニュー画面。
【図4】本実施形態における処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 表示部
21 コントローラ
22 電源スイッチ
23 リモコン受光センサ
24 キーパネル
31 映像入力部
41 映像信号生成回路
51 メモリ
72 ビデオスイッチ
Claims (4)
- 外部からの映像信号を入力する映像入力手段と、予め設定された映像信号を出力する映像生成手段と、前記映像入力手段からの第1の映像、又は前記映像生成手段からの第2の映像を投射する投射型画像表示装置であって、
装置本体の電源投入時に第2の映像を表示せずに第1の映像を表示する第1のモードと、
装置本体の電源投入時に、まず第2の映像を表示し、設定された条件が満足された時に第1の映像に切り替えて表示する第2のモードとを有し、
前記第1のモード又は前記第2のモードが選択可能であることを特徴とする投射型画像表示装置。 - 前記条件は、電源投入時からカウントされるタイマーカウンタの値が設定値と一致した時に満足され、この設定値を変更可能な設定値変更手段を有することを特徴とする請求項1に記載の投射型画像表示装置。
- 前記設定値変更手段は、装置本体に設けられた操作手段又は、遠隔操作手段における表示画面上の操作に応じて前記設定値を変更可能であることを特徴とする請求項2に記載の投射型画像表示装置。
- 前記設定値変更手段は、装置本体に設けられた操作部材の操作に応じて前記設定値を変更可能であることを特徴とする請求項2に記載の投射型画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002254850A JP2004093893A (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | 投射型画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002254850A JP2004093893A (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | 投射型画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004093893A true JP2004093893A (ja) | 2004-03-25 |
Family
ID=32060525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002254850A Pending JP2004093893A (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | 投射型画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004093893A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009244371A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 投写型映像表示装置 |
CN108668119A (zh) * | 2017-03-28 | 2018-10-16 | 精工爱普生株式会社 | 显示装置、显示系统及显示装置的控制方法 |
-
2002
- 2002-08-30 JP JP2002254850A patent/JP2004093893A/ja active Pending
Cited By (7)
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JP7031133B2 (ja) | 2017-03-28 | 2022-03-08 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置、表示システム及び表示装置の制御方法 |
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