JP2004093752A - 液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、携帯型電子機器等の表示部に用いられ、反射及び透過の両モードでの表示が可能な液晶表示装置及びそれに用いる液晶表示装置用基板に関し、良好な表示特性の得られる液晶表示装置及びそれに用いる液晶表示装置用基板を提供することを目的とする。
【解決手段】TFT基板2表面側から入射する光L1を反射させる反射電極30が形成された反射領域Rと、TFT基板2裏面側から入射する光L2をTFT基板2表面側に透過させる透過領域Tとをそれぞれ備えた複数の画素領域Pと、画素領域P毎に同一色で、透過領域Tに選択的に形成された色樹脂層40とを有するように構成する。
【選択図】  図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型電子機器等の表示部に用いられ、反射及び透過の両モードでの表示が可能な液晶表示装置及びそれに用いる液晶表示装置用基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、携帯型電子機器等の表示部には、反射及び透過の両モードでの表示が可能な半透過型液晶表示装置が用いられている。半透過型液晶表示装置は、アルミニウム(Al)等の光反射性材料で反射電極が形成された反射領域と、インジウムスズ酸化物(ITO)等の透明導電膜で画素電極が形成された透過領域とを各画素領域毎に有している。反射モードでの表示の際には、反射電極で反射される外光が液晶表示用の光源として利用される。透過モードでの表示の際には、透過領域を透過するバックライトユニットからの光が液晶表示用の光源として利用される。画素領域内において、反射領域及び透過領域は、例えば互いにほぼ等しい面積を有している。
【0003】
また近年では、画素領域内での反射領域の面積比率を増加させ、反射モードでの表示輝度を向上させた微透過型液晶表示装置が用いられている。微透過型液晶表示装置は、例えば画素領域の面積の8割程度が反射領域になっており、画素領域の面積の2割程度が透過領域になっている。微透過型液晶表示装置は、比較的照度の低い室内等でも、バックライトユニットの光源を点灯させずに、反射モードでの高輝度の表示が得られるようになっている。
【0004】
図5は、従来の微透過型液晶表示装置の要部構成を示す断面図である。図5に示すように、液晶表示装置は、薄膜トランジスタ(TFT;Thin FilmTransistor)110等が形成されたTFT基板102と、樹脂カラーフィルタ(CF;Color Filter)層136等が形成された対向基板104と、両基板102、104間に封止された液晶106とを有している。
【0005】
TFT110は、ガラス基板108上に形成されたゲート電極112と、ゲート電極112上に形成された絶縁膜120と、絶縁膜120上に形成された動作半導体層118と、動作半導体層118上に形成されたチャネル保護膜122と、チャネル保護膜122上に所定の間隙を介して互いに対向して形成されたドレイン電極114及びソース電極116とを有している。ドレイン電極114及びソース電極116上の基板全面には、保護膜124が形成されている。
【0006】
保護膜124上の画素領域Pには、レジスト等からなる複数の突起状構造物126が形成されている。突起状構造物126上の基板全面には、オーバーコート層(絶縁樹脂層)128が形成されている。オーバーコート層128上には、一部が開口された反射電極130が形成されている。反射電極130は、ソース電極116上のオーバーコート層128及び保護膜124を開口して形成されたコンタクトホール132を介して、ソース電極116に電気的に接続されている。また反射電極130表面には、突起状構造物126の表面形状にほぼ倣った凸部が複数形成されている。表示画面側(図5では上方)から入射する光を反射電極130の凹凸状表面で散乱させて反射させることにより、反射モードでの表示の際に高輝度及び高視野角が得られるようになっている。
【0007】
対向基板104は、画素領域Pを画定し、隣接する画素領域P間を遮光する遮光膜138をガラス基板109上に有している。画素領域Pには、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のいずれか1色の樹脂CF層136が形成されている。遮光膜138及び樹脂CF層136上の全面には、共通電極134が形成されている。
【0008】
TFT基板102及び対向基板104の互いの対向面と反対側の表面には、所定の偏光板140、141がそれぞれ貼り付けられている。TFT基板102の図中下方には、バックライトユニット(図示せず)が配置されている。
【0009】
画素領域Pのうち、反射電極130の形成された領域は反射領域Rになっている。反射領域Rの液晶分子は、反射電極130と共通電極134との間に生じる電界により駆動される。また、画素領域Pのうち、反射電極130の形成されていない領域は透過領域Tになっている。透過領域Tでは、バックライトユニットから照射された基板裏面側からの光を基板表面側に透過するようになっている。透過領域Tの液晶分子は、反射電極130端部と共通電極134との間に生じる斜め電界により駆動される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
画素領域Pのうち反射モードでの表示に寄与する反射領域Rでは、図5の上方から対向基板104に入射した光線L1は、樹脂CF層136を通過した後に、TFT基板102の反射電極130で反射され、樹脂CF層136を再び通過して図5の上方へ射出する。一方、透過モードでの表示に寄与する透過領域Tでは、バックライトユニットから射出して図5の下方からTFT基板102に入射した光線L2は、対向基板104の樹脂CF層136を1度だけ通過して図5の上方へ射出する。
【0011】
一般に、微透過型液晶表示装置では、反射モードでの表示の際に最適な光学特性が得られるような光学濃度(色純度)で樹脂CF層136が形成されている。すなわち、樹脂CF層136は、樹脂CF層136を2度通過した光に対して所望の色度を得られるような光学濃度で形成されている。このため、光が樹脂CF層136を1度しか通過しない透過モードでは、色の淡い表示しか得られず、良好な光学特性が得られないという問題が生じる。
【0012】
本発明の目的は、良好な表示特性の得られる液晶表示装置及びそれに用いる液晶表示装置用基板を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、対向配置される対向基板とともに液晶を挟持する基板と、前記基板上にマトリクス状に配置され、前記基板表面側から入射する光を反射させる反射電極が形成された反射領域と、前記基板裏面側から入射する光を前記基板表面側に透過させる透過領域とをそれぞれ備えた複数の画素領域と、前記画素領域毎に同一色で、前記透過領域に選択的に形成された色樹脂層とを有することを特徴とする液晶表示装置用基板によって達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置について図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本実施の形態による液晶表示装置の概略構成を示している。図1に示すように、液晶表示装置は、光反射性材料からなる反射電極やTFT等が画素領域毎に形成されたTFT基板2と、樹脂CF層や共通電極等が形成された対向基板4とを対向させて貼り合わせ、その間に液晶を封止した構造を有している。
【0015】
TFT基板2には、複数のゲートバスラインを駆動するドライバICが実装されたゲートバスライン駆動回路80と、複数のドレインバスラインを駆動するドライバICが実装されたドレインバスライン駆動回路82とが設けられている。両駆動回路80、82は、制御回路84から出力された所定の信号に基づいて、走査信号やデータ信号を所定のゲートバスラインあるいはドレインバスラインに出力するようになっている。
【0016】
対向基板4は、画素領域毎にR、G、Bのいずれか1色が形成された樹脂CF層を有している。両基板2、4の対向面には、液晶分子を所定方向に配向させる配向膜が形成されている。
【0017】
TFT基板2の素子形成面と反対側の表面には、偏光板87が貼り付けられている。偏光板87のTFT基板2と反対側には、例えば線状の一次光源と面状導光板とからなるバックライトユニット88が配置されている。一方、対向基板4のCF形成面と反対側の表面には、偏光板86が貼り付けられている。
【0018】
図2は、本実施の形態による液晶表示装置に用いられる液晶表示装置用基板の1画素の構成を示している。図3は、図2のA−A線で切断した液晶表示装置の断面構成を示している。図2及び図3に示すように、TFT基板2のガラス基板6上には、図2の左右方向に延びるゲートバスライン12が互いに並列して複数形成されている。ゲートバスライン12上の基板全面には絶縁膜(ゲート絶縁膜)20が形成されている。ゲートバスライン12に絶縁膜20を介して交差して、図2の上下方向に延びるドレインバスライン13が互いに並列して複数形成されている。ゲートバスライン12とドレインバスライン13との交差位置近傍には、TFT10が形成されている。
【0019】
TFT10は、例えばアモルファスシリコン(a−Si)層からなる動作半導体層18を絶縁膜20上に有している。動作半導体層18上にはチャネル保護膜22が形成されている。チャネル保護膜22上には、隣接するドレインバスライン13から引き出されたドレイン電極14と、ソース電極16とが、所定の間隙を介して互いに対向して形成されている。ドレイン電極14は、オーミックコンタクト層となるna−Si層14bと、金属層14aとがこの順に積層されて形成されている。またソース電極16は、ドレイン電極14と同様に、na−Si層16bと金属層16aとがこの順に積層されて形成されている。このような構成において、チャネル保護膜22直下のゲートバスライン12が当該TFT10のゲート電極として機能するようになっている。
【0020】
ドレイン電極14及びソース電極16上の基板全面には、保護膜24が形成されている。保護膜24上には、レジスト等からなる複数の突起状構造物26が形成されている。突起状構造物26上の基板全面には、オーバーコート層28が形成されている。
【0021】
TFT基板2上にマトリクス状に配列された画素領域P毎のオーバーコート層28上には、例えばAl等の光反射性材料からなり、複数の開口部を有する反射電極30が形成されている。画素領域Pのうち、反射電極30が形成された領域は反射領域Rになっている。反射電極30は、ソース電極16上のオーバーコート層28及び保護膜24を開口して形成されたコンタクトホール32を介して、ソース電極16に電気的に接続されている。また、反射電極30表面には、突起状構造物26の表面形状にほぼ倣った凸部が複数形成されている。すなわち反射領域Rでは、表示画面側(図3では上方)から入射する光を反射電極30の凹凸状表面で散乱させて反射させることにより、反射モードでの表示の際に高輝度及び高視野角が得られるようになっている。反射領域Rの液晶分子は、反射電極30と共通電極34との間に生じる電界により駆動されるようになっている。
【0022】
また、画素領域Pのうち、反射電極30が開口されて形成された開口部は透過領域Tになっている。透過領域Tでは、バックライトユニット88から照射された基板裏面側からの光を基板表面側に透過するようになっている。透過領域Tの液晶分子は、反射電極30の開口部側の端部と共通電極34との間に生じる斜め電界により、同一画素領域P内の反射領域Rの液晶分子とほぼ同様に駆動されるようになっている。
【0023】
透過領域Tのオーバーコート層28上には、R、G、Bのいずれか1色の色樹脂層40が選択的に形成されている。色樹脂層40は、画素領域P毎に同一色である。また色樹脂層40は、画素領域P毎の対向基板4上に形成される樹脂CF層36と同一色である。さらに色樹脂層40は、画素領域P毎の対向基板4上に形成される樹脂CF層36と例えばほぼ同一の光学濃度を有している。
【0024】
各画素領域Pのほぼ中央を横切って、ゲートバスライン12に並列して図2の左右方向に延びる蓄積容量バスライン15が形成されている。蓄積容量バスライン15は、ゲートバスライン12と同一の形成材料で形成されている。TFT基板102の図3の下方には、バックライトユニット88(図3では図示せず)が配置されている。
【0025】
対向基板4は、画素領域Pを画定し、隣接する画素領域P間を遮光する遮光膜38をガラス基板9上に有している。画素領域Pには、R、G、Bのいずれか1色の樹脂CF層36が形成されている。遮光膜38及び樹脂CF層36上の全面には、共通電極34が形成されている。
【0026】
次に、本実施の形態による液晶表示装置の動作について説明する。画素領域Pのうち反射領域Rでは、図3の上方から対向基板4に入射した光線L1は、樹脂CF層36を通過した後に、TFT基板2の反射電極30表面で反射され、樹脂CF層36を再び通過して図3の上方へ射出する。一方、透過領域Tでは、バックライトユニット88から射出して図3の下方からTFT基板2に入射した光線L2は、色樹脂層40を通過した後に、対向基板4の樹脂CF層36を通過して図3の上方へ射出する。
【0027】
このように、反射モードでの表示の際には、光が樹脂CF層36を2度通過し、透過モードでの表示の際には、光が色樹脂層40と樹脂CF層36とを1度ずつ通過するようになっている。
【0028】
本実施の形態では、各画素領域P毎の樹脂CF層36と同一色で、樹脂CF層36とほぼ同一の光学濃度を有する色樹脂層40が透過領域Tに形成されている。このため、色樹脂層40と樹脂CF層36とを1度ずつ通過する透過光は、樹脂CF層36を2度通過する反射光とほぼ同一の色特性が得られるようになっている。したがって、反射モードでの表示の際に最適な光学特性が得られるような光学濃度で樹脂CF層36が形成されていても、反射及び透過の両モードで良好な光学特性が得られる。
【0029】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置について図4を用いて説明する。なお、図3に示す液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置の構成要素と同一の機能作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。図4に示すように、本実施の形態による液晶表示装置は、透過領域Tに選択的に形成された色樹脂層40(図3参照)を有さず、R、G、Bのいずれか1色の色樹脂を混入して形成されたオーバーコート層29を有している。オーバーコート層29に混入される色樹脂は、画素領域P毎の対向基板4上に形成される樹脂CF層36と同一色である。また、色樹脂を混入して形成されたオーバーコート層29は、画素領域P毎の対向基板4上に形成される樹脂CF層36と例えばほぼ同一の光学濃度を有している。オーバーコート層29は、反射電極30の下層であって、少なくとも透過領域Tに形成されている。オーバーコート層29は、対向基板4側の樹脂CF層36と同様に、R、G、Bの各色が例えばストライプ状にパターニングされて形成される。
【0030】
次に、本実施の形態による液晶表示装置の動作について説明する。画素領域Pのうち反射領域Rでは、図4の上方から対向基板4に入射した光線L1は、樹脂CF層36を通過した後に、TFT基板2の反射電極30表面で反射され、樹脂CF層36を再び通過して図4の上方へ射出する。なお、反射領域Rのオーバーコート層29は反射電極30の下層に形成されているため、光線L1がオーバーコート層29を通過することはない。一方、透過領域Tでは、バックライトユニット88(図4では図示せず)から射出して図4の下方からTFT基板2に入射した光線L2は、色樹脂が混入されたオーバーコート層29を通過した後に、対向基板4の樹脂CF層36を通過して図4の上方へ射出する。
【0031】
このように、反射モードでの表示の際には、光が樹脂CF層36を2度通過し、透過モードでの表示の際には、光がオーバーコート層29と樹脂CF層36とを1度ずつ通過するようになっている。
【0032】
本実施の形態では、各画素領域P毎の樹脂CF層36と同一色の色樹脂が、樹脂CF層36とほぼ同一の光学濃度を有するようにオーバーコート層29に混入されている。このため、オーバーコート層29と樹脂CF層36とを1度ずつ通過する透過光は、樹脂CF層36を2度通過する反射光とほぼ同一の色特性が得られるようになっている。したがって、反射モードでの表示の際に最適な光学特性が得られるような光学濃度で樹脂CF層36が形成されていても、反射及び透過の両モードで良好な光学特性が得られる。
【0033】
また本実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、面積の比較的狭い透過領域Tに選択的に色樹脂層40を形成する必要がない。第1の実施の形態の色樹脂層40に代えて形成されるオーバーコート層29は、例えば画素領域P全体に形成される。したがって、パターニングの際に高精度の位置合わせが必要とされないため、TFT基板2の製造工程が容易になる。さらに本実施の形態では、オーバーコート層29をR、G、Bの各色毎に形成する必要があるものの、色樹脂層40を形成しないため、第1の実施の形態と比較してTFT基板2の製造工程が減少する。
【0034】
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、チャネル保護膜型の液晶表示装置用基板を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、チャネルエッチ型の液晶表示装置用基板にも適用できる。
【0035】
また、上記実施の形態では、アクティブマトリクス型の液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、単純マトリクス型の液晶表示装置にも適用できる。
【0036】
以上説明した実施の形態による液晶表示装置用基板及びそれを備えた液晶表示装置は、以下のようにまとめられる。
(付記1)
対向配置される対向基板とともに液晶を挟持する基板と、
前記基板上にマトリクス状に配置され、前記基板表面側から入射する光を反射させる反射電極が形成された反射領域と、前記基板裏面側から入射する光を前記基板表面側に透過させる透過領域とをそれぞれ備えた複数の画素領域と、
前記画素領域毎に同一色で、前記透過領域に選択的に形成された色樹脂層と
を有することを特徴とする液晶表示装置用基板。
【0037】
(付記2)
付記1記載の液晶表示装置用基板において、
前記色樹脂層は、前記画素領域毎の前記対向基板上に形成されるカラーフィルタ層とそれぞれ同一色であること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
【0038】
(付記3)
付記2記載の液晶表示装置用基板において、
前記色樹脂層は、前記カラーフィルタ層とほぼ同一の光学濃度を有していること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
【0039】
(付記4)
対向配置される対向基板とともに液晶を挟持する基板と、
前記基板上にマトリクス状に配置され、前記基板表面側から入射する光を反射させる反射電極が形成された反射領域と、前記基板裏面側から入射する光を前記基板表面側に透過させる透過領域とをそれぞれ備えた複数の画素領域と、
前記反射電極下層であって少なくとも前記透過領域に、色樹脂を混入して形成された絶縁樹脂層と
を有することを特徴とする液晶表示装置用基板。
【0040】
(付記5)
付記4記載の液晶表示装置用基板において、
前記色樹脂は、前記画素領域毎の前記対向基板上に形成されるカラーフィルタ層とそれぞれ同一色であること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
【0041】
(付記6)
付記5記載の液晶表示装置用基板において、
前記絶縁樹脂層は、前記カラーフィルタ層とほぼ同一の光学濃度を有していること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
【0042】
(付記7)
付記1乃至6のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板において、
前記透過領域は、前記反射電極が開口されて形成されていること
を特徴とする液晶表示装置用基板。
【0043】
(付記8)
一対の基板と、前記一対の基板間に封止された液晶とを有する液晶表示装置であって、
前記基板の一方に、付記1乃至7のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板が用いられていること
を特徴とする液晶表示装置。
【0044】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、良好な表示特性の得られる液晶表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の概略構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置用基板の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装置の構成を示す断面図である。
【図5】従来の液晶表示装置の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
2 TFT基板
4 対向基板
6 液晶
8、9 ガラス基板
10 TFT
12 ゲートバスライン(ゲート電極)
13 ドレインバスライン
14 ドレイン電極
14a、16a 金属層
14b、16b na−Si層
15 蓄積容量バスライン
16 ソース電極
18 動作半導体層
22 チャネル保護膜
24 保護膜
26 突起状構造物
28、29 オーバーコート層
30 反射電極
32 コンタクトホール
34 共通電極
36 樹脂CF層
38 遮光膜
40 色樹脂層
80 ゲートバスライン駆動回路
82 ドレインバスライン駆動回路
84 制御回路
86、87 偏光板
88 バックライトユニット
P 画素領域
R 反射領域
T 透過領域
L1、L2 光線

Claims (5)

  1. 対向配置される対向基板とともに液晶を挟持する基板と、
    前記基板上にマトリクス状に配置され、前記基板表面側から入射する光を反射させる反射電極が形成された反射領域と、前記基板裏面側から入射する光を前記基板表面側に透過させる透過領域とをそれぞれ備えた複数の画素領域と、
    前記画素領域毎に同一色で、前記透過領域に選択的に形成された色樹脂層と
    を有することを特徴とする液晶表示装置用基板。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置用基板において、
    前記色樹脂層は、前記画素領域毎の前記対向基板上に形成されるカラーフィルタ層とそれぞれ同一色であること
    を特徴とする液晶表示装置用基板。
  3. 請求項2記載の液晶表示装置用基板において、
    前記色樹脂層は、前記カラーフィルタ層とほぼ同一の光学濃度を有していること
    を特徴とする液晶表示装置用基板。
  4. 対向配置される対向基板とともに液晶を挟持する基板と、
    前記基板上にマトリクス状に配置され、前記基板表面側から入射する光を反射させる反射電極が形成された反射領域と、前記基板裏面側から入射する光を前記基板表面側に透過させる透過領域とをそれぞれ備えた複数の画素領域と、
    前記反射電極下層であって少なくとも前記透過領域に、色樹脂を混入して形成された絶縁樹脂層と
    を有することを特徴とする液晶表示装置用基板。
  5. 一対の基板と、前記一対の基板間に封止された液晶とを有する液晶表示装置であって、
    前記基板の一方に、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の液晶表示装置用基板が用いられていること
    を特徴とする液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7751003B2 (en) * 2003-12-09 2010-07-06 Fujitsu Limited Liquid crystal display and method of manufacturing the same

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