JP2004092909A - 軸受ハウジング - Google Patents
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- F16C35/047—Housings for rolling element bearings for rotary movement with a base plate substantially parallel to the axis of rotation, e.g. horizontally mounted pillow blocks
Abstract
【課題】 部品点数を少なくし、組み立てあるいは保守を短時間で簡単に行える軸受ハウジングを提供することを目的とする。
【解決手段】 軸受ハウジングの上半ハウジング部材(22)と下半ハウジング部材(23)がともに内ラビリンスシールリングを形成するスリーブ(24)の周面と狭い空間を形成するように開口が設けられた一体に端蓋としての側壁を有していること、外ラビリンスシールリング(30)は上記軸方向環状溝(27)へ軸方向に突入する上記突入部分(31)と上半ハウジング部材(22)の内面に形成された半径方向に延びる周溝(33)に収められる他の部分(34)とを有していることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 軸受ハウジングの上半ハウジング部材(22)と下半ハウジング部材(23)がともに内ラビリンスシールリングを形成するスリーブ(24)の周面と狭い空間を形成するように開口が設けられた一体に端蓋としての側壁を有していること、外ラビリンスシールリング(30)は上記軸方向環状溝(27)へ軸方向に突入する上記突入部分(31)と上半ハウジング部材(22)の内面に形成された半径方向に延びる周溝(33)に収められる他の部分(34)とを有していることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、軸受ハウジングそして軸受ハウジングにおけるシール組立体に関し、特に、オイルリング潤滑の分割型軸受ハウジングとオイルが軸受ハウジング外へ漏れることを防止するために用いられるラビリンスシールとに関している。
添付図面の図1と図2はかかる軸受ハウジングの先行技術の形態を示しており、図1はオイルリング潤滑に用いられる軸受ハウジングの先行技術、図2はこの図1の先行技術の軸受ハウジングの斜視図である。
図1には、先行技術としてSOFN(スウェーデン国、SKF社商標)(非特許文献1)軸受ハウジングの断面が示されており、ここにはオイルリング潤滑が採用されている。図の上半部はハウジングを貫通する軸体を伴ったハウジングの例を示し、下半部は軸受ハウジングの左側方からのみ突出した軸体を伴うハウジングの例を示している。
SOFN軸受ハウジングはころがり軸受2、図示の形態では球面ころ軸受で軸体1を支持している。軸受ハウジングは、ほぼ水平面で分割されて、該軸受ハウジングが下半ハウジング部材3と上半ハウジング部材4とを有し、両部材が図示しないボルトにより結合されている。ハウジングの下部にはオイル溜め5として用いられる空間が形成され、該オイル溜め5にはオイル搬送リング6が部分的にオイルに浸されている。オイル搬送リング6は軸体と回転するに伴いオイル溜め5からオイルを汲み上げて上方へ放出し、このオイルが潤滑されるべき軸受へ供給される。図1に示される先行技術としての軸受ハウジングの下半ハウジング部材3は中央で上方に向け突出して軸受の外輪のための座の下半分を形成する半円フランジ7を有している。上半ハウジング部材4の内面は軸受用の座の残り半分を形成している。二つの軸受座は軸受ハウジングを貫通する実質的に円筒状の開口を形成する。オイル溜め5の位置付けにより、この先行技術の軸受ハウジングは軸体1の軸線に関して対称ではなくなっている。図示の例では軸受2はテーパ内径を有し、軸体上のテーパスリーブ8の上に組まれている。
軸受の一方の側には、軸受を軸線方向で固定するためのロックナット9が設けられている。この図の下半部に示されているように、この側でハウジングから軸体が外方へ突出していない場合には、ディスク状の端蓋10がボルト(図示せず)により軸受ハウジングの上半ハウジング部材3そして下半ハウジング部材4に対して取りつけられている。上記端蓋はオイル溜5の側壁をも形成しているので、該端蓋がオイル溜めからのオイルの漏れを防止するようにシールされていることが必要である。
軸受2の側方で軸体1が軸受から突出している場合、すなわち、図の上半部に示されている場合、軸受2の両側で軸体1にスリーブ11が装着されていて、各スリーブはセットスクリュー12によって固定されている。該スリーブ11は、軸受寄りの端部で変向して半径方向に延びるフランジ13を有し、該フランジ13からはスリーブ13の面から離れた位置で軸方向にエッジ部14が延出しており、これにより軸受から軸線方向で離れる向きに開口せる軸方向周溝15が形成されている。軸体1が貫通しているハウジングの側面には端蓋16が取付けられており、該端蓋16には、軸方向に取りつけられたとき、スリーブ11に近接する内周面と、上記周溝15に適合する位置そして寸法で軸方向に延出する肩部17とを有している。上記端蓋16の内周面とスリーブ11の外周面との間の狭い隙間と、周溝15の壁面と肩部17との間でラビリンスを形成する小さな空間は重要であって、オイルリング6の動きによってオイルがハウジング内で飛散するとき、軸体に沿ってオイルがハウジング外へ漏れ出ないようにしている。ラビリンスシールを越えた漏れがハウジングの外へまで及ばないようにするために、スリーブ11の外周面には複数の環状ノッチ18が形成されており、該ノッチは軸方向で端蓋の外壁部と外方に向く延長エッジ部14との間に位置しており、これらのノッチ18にはオイルをオイル溜5に帰還せさる流路19が位置している。
端蓋16とこれに一体化してラビリンスシールの一部を形成する部分をもつ上記装置が、軸受ハウジングの組立て、特に図1にて円で示した部分についての組立てが非常に注意して行わなければならないということを意味しているのが明白である。
図1による先行技術としての軸受ハウジングの外観を示す図2から、軸受ハウジングは非常に多くの物品が必要で、特に、端蓋10,16を取りつけるために多くの数のボルト20が必要である。図示の例では9本のボルトが各端蓋に用いられている。多くの部品を要すること、そして組立後の保守の際の分解そして再組立に多くの作業をしなければならないことは、上記先行技術の軸受ハウジングを高価なものとし、組立てそして分解に長時間かかるようになってしまう。
スウェーデン国、SKF社:Large Bearing, 4003E 746頁
スウェーデン国、SKF社:Large Bearing, 4003E 746頁
本発明は、オイルリング潤滑でオイルの漏出防止のためのラビリンスシールを有する分割型軸受ハウジングを提供するが、既述した先行技術における軸受ハウジングに比し、少ない部品点数で組立て時間が短く、低価格で容易に組み立てられる新しい軸受ハウジングを提供することを目的としている。
この目的は、軸受ハウジングの上半ハウジング部材と下半ハウジング部材がともに内ラビリンスシールリングを形成するスリーブの周面と狭い空間を形成するように開口が設けられた一体に端蓋としての側壁を有していること、外ラビリンスシールリングは上記軸方向環状溝へ軸方向に突入する上記突入部分と上半ハウジング部材の内面に形成された半径方向に延びる周溝に収められる他の部分とを有していることを特徴とする軸受ハウジングによって達成される。
このように、本発明による軸受ハウジングの組立てに要する時間は、本発明のものよりも18本多い端蓋用ボルトをもつ従来装置の組立てに要する時間よりも大幅に短い。この新しい本発明の解決によるラビリンスシールの組立ては、きわめて簡単である。
以下、添付図面の図3ないし図5にもとづき、本発明の非限定的な実施形態で本発明をさらに詳述する。
図3は、図1に対応した位置での断面によってシール組立体を含む本発明の一実施形態装置を示しており、図4におけるIII−III断面図となっている。
図4は上記本実施形態装置の側面図であるが、ハウジングの右半分は図5に見られるIV−IV断面図となっている。
図5は上記本実施形態装置の平面図であるが、ハウジングの半分は断面図となっている。
図3は、先行技術としての図1の軸受ハウジングの場合と対応する位置での断面をもって示される本実施形態装置であって、軸受ハウジング21内では軸体1が球面ころ軸受2によって支持されている。先行技術の軸受ハウジングの場合と同様に、軸受ハウジング21は一体に結合される上半ハウジング部材22と下半ハウジング部材23とを有し、それらの結合によって軸受の外輪のための円筒内周面をもつ座を形成する。この場合も、軸体1の周囲には内スリーブ24が組まれており、該スリーブは半径方向に延びる周フランジ25を有し、該周フランジ25はスリーブ面から離れた位置で外方へ延びるエッジ部26を備え、これによって、軸受から離れる方向に外側へ開口する環状の軸方向溝27が形成されて図のごとくスリーブ24と一体をなす内ラビリンスシールリングを構成する。軸受ハウジングの下半ハウジング部材23では、オイル溜めとして機能する空間28が形成され、ここにはオイル搬送リング29がオイル内に入り込んでいて、軸受での軸体の回転に伴って回転することにより、オイル溜め28からオイルを連続的に汲み上げて軸受2へ飛散せしめる。
軸体1が貫通している側部開孔を通ってハウジング外へ油が漏出することを防止するために、外ラビリンスシールリング30が別体として設けられており、該シールリングはほぼL字状断面をなし、所定位置へ組まれたときに、内ラビリンスシールリングの環状の軸方向溝27へ突入するように軸方向に延びるシャンク部31を有している。かくして、外ラビリンスシールリング30は、スリーブ24の外周面と協働して、軸体と一緒に回転する際に、非常に狭い隙間を形成する。
軸受ハウジングの上半ハウジング部材22と下半ハウジング部材23は、スリーブ24に至近して該スリーブ24を包囲するように設けられた側壁を有している点において、図1及び図2に示された先行技術の形態とは異なっており、これにより、側壁の開口とスリーブ周面との間に非常に狭い隙間のみを残している。軸受ハウジングの上半ハウジング部材22の内周面には、その側壁の開口近くに、第一及び第二の周溝32そして33がそれぞれ設けられている。これらの周溝のうち外側の第一周溝32は、軸受ハウジングから軸体の端部が貫通していないときに、軸体の端面側を塞ぐ端蓋を用いる場合に、この端蓋を収めるためのものである。このとき、端蓋はその内面で軸体の端部を支持可能である。第一周溝32から離れている第二周溝33は、L字状の外ラビリンスシールリング30のラジアルシャンク34を収めて軸方向で位置決めしている。弾性Oリングシール35が外ラビリンスシールリングの上記シャンク34の周囲に配置されていて、該シャンク34が第二周溝33に組み込まれたときに、上記外ラビリンスシールリングが該第二周溝33の底面へ上記Oリングシール35を圧する。スリーブ24には、各部材が組まれたときに、上記軸受ハウジングの上半ハウジング部材22の二つの周溝32,33の間に位置するノッチ溝36が設けられている。周溝32,33は軸受ハウジングの下半ハウジング部材23の壁面の一部に形成された同様の溝につながっていて、第一周溝32内の端蓋と外ラビリンスシールリング30のラジアルシャンク34の案内を良好ならしめている。スリーブ24のノッチ溝36は、ラビリンスシールを通過してしまうかも知れないオイルを捕捉してオイル溜め28へ戻す。
図3に示される軸受ハウジングの上半部分には、軸受を軸方向で位置可動に配している場合の例として、そしてこれらに対して下半部分には位置固定に配している場合の例が示されている。後者の場合、軸受2の両側面と軸受ハウジングの隣接肩部との間にスペースリング37を配すことにより軸受の軸方向位置を固定している。
図4は図3の軸受ハウジングを示し、III−III断面図が図3である。軸受ハウジングの左半分は側面図として示され、右半分は図5におけるIV−IV断面として示されている。図は上半ハウジング部材22と下半ハウジング部材23とを有する軸受ハウジング21を示しており、ここには軸体1を支持する軸受2が配置されている。図の左半分に見られるように、オイルレベルゲージ38が設けられていて、内部のオイル溜め28(図3参照)のオイルレベルが随時読みとれるようになっている。また、この図からも判るように、ハウジングの部材を連結するのに要するボルトは符号39で示されるだけであり、すなわち4本のボルトだけである。図1と図2に示された先行技術としてのSOFN軸受ハウジングの場合も、図に見られるように、軸受ハウジングの上半ハウジング部材3と下半ハウジング部材4とを連結するのに4本のボルトが必要であったが、これに加えて両側の端蓋の取付けに2×9本のボルトも必要であった。これに対し、側壁を軸受ハウジングの上半ハウジング部材や下半ハウジング部材と一体に形成した本発明によると、上記の2×9本の追加的ボルトは不要である。軸受ハウジングの下半ハウジング部材23は、図5に見られるように、軸受ハウジングを支持面に取りつけるための4本のボルトのための長孔40がさらに設けられているが、この長孔は従来のハウジングの場合も設けられていた。
このように、本発明による新しい軸受ハウジングは部品点数が少なくなり、製造コストの低減化、軸受ハウジングの組立に要する時間の短縮を図ることができ、しかも、従来のSOFN軸受ハウジングのような従来の軸受ハウジングと同様に、外部に対する良好なシールがなされる。
本発明による軸受ハウジングの組立要領は、以下のごとくである。
(1)軸受ハウジングの下半ハウジング部材23を支持面の上に配置する。固定用のボルトを長孔40に通すが、未だ緊締しない。オイルレベルゲージ38を、好ましくはオイル搬送リング29(図5参照)が位置している側とは反対側で軸受ハウジングの側壁に取りつけ、最大そして最小のオイルレベルがゲージに示されるようになる。
(2)内ラビリンスシールリングを形成するスリーブ24を軸体1に軸方向から組み込み、オイル搬送リング29、該スリーブ24の上に軸方向で配する。
(3)次に、軸受2を、段付き軸体へ直接もしくはアダプタスリーブ(図示せず)を介して軸体1へ組み込む。
(4)しかる後、外ラビリンスシールリング30を内ラビリンスシールリング又はスリーブ24へ軸方向に組み込み、Oリング35を外ラビリンスシールリング30のシャンク34の外周面に配す。もし軸受ハウジングが両側の側壁の開口から突出する軸体を支持する軸受を支持しているならば、上述と同様な手順を軸受ハウジングの反対側で繰り返して行う。しかし、もしそうでないときには、周溝32へ端壁(図示せず)を収める。
(5)これらの手順を経た後、そしてシール組立体の各部材が正規位置にあることを確認してから、スリーブあるいは内ラビリンスシールリング24を、図示しないセットスクリュー(図1の先行技術におけるセットスクリュー12に対応)を締めることにより、軸体1に保持せしめる。
(6)しかる後、軸受2そしてシールが取りつけられた軸体1を実質的に半径方向から軸受ハウジングの下半ハウジング部材23の上に載置し、かくして、軸受2がその外輪で上記下半ハウジング部材の座の上で支持される。
(7)次に、下半ハウジング部材23を注意深く位置づけて、長孔40の取付ボルトを軽く締める。
(8)次に、オイルを表示されている最大レベルまで軸受ハウジング内に充填する。
(9)しかる後、上半ハウジング部材22と下半ハウジング部材23の面に耐油シール剤を塗布し、上半ハウジング部材22を半径方向から下半ハウジング部材23上に配し、これによって半径方向に突出している外ラビリンスシールリング30のシャンク34を上半ハウジング部材22の周溝33内に収めてシール用Oリング35を弾性圧縮する。ボルト39を対応孔に挿入し上半ハウジング部材と下半ハウジング部材とを結合するために規定トルクで締める。
(10)次に、軸受ハウジングを支持面に対してしっかりと固定用ボルトを締めて該ハウジングを固定する。
軸受ハウジングの上半ハウジング部材と下半ハウジング部材は、公知のガイドピン(図示せず)を用いて互いに正確な位置で結合されることが好ましい。
このように、本発明による軸受ハウジングの組立てに要する時間は、本発明のものよりも18本多い端蓋用ボルトをもつ従来装置の組立てに要する時間よりも大幅に短い。この新しい本発明の解決によるラビリンスシールの組立ては、きわめて簡単である。何となれば、ラビリンスシールは、スリーブ24に対して軸方向で挿着されることにより、軸受ハウジングの上半ハウジング部材22が下半ハウジング部材23の上に載置されると、簡単に組まれ、上半ハウジング部材22の周溝33内に確実に収容されるL字状のシールリング30を有しているからである。シール効果は従来のものに匹敵して良好である。
本発明は図3ないし図5に示した実施形態には限定されなく、特許請求の範囲に逸脱することなく部材そしてそれらの配置に関して変形が可能である。
1 軸体
2 ころがり軸受
22 上半ハウジング部材
23 下半ハウジング部材
24 スリーブ
27 軸方向環状溝
28 オイル溜め(空間)
29 搬送リング
30 外ラビリンスシールリング
31 突出部分(シャンク)
33 周溝
34 他の部分(ラジアルシャンク)
35 弾性部材
2 ころがり軸受
22 上半ハウジング部材
23 下半ハウジング部材
24 スリーブ
27 軸方向環状溝
28 オイル溜め(空間)
29 搬送リング
30 外ラビリンスシールリング
31 突出部分(シャンク)
33 周溝
34 他の部分(ラジアルシャンク)
35 弾性部材
Claims (6)
- オイルリング潤滑と軸受ハウジングからのオイルの漏出を防止するためのラビリンスシールを行い、軸受ハウジングがほぼ水平面で上半ハウジング部材(22)と下半ハウジング部材(23)とに分割されていて、上半ハウジング部材(22)と下半ハウジング部材(23)がころがり軸受(2)を支持するための座面を有すると共に組み合わされたときに下半ハウジング部材(23)内にオイル溜め空間(28)を形成し、該オイル溜め空間(28)のオイルに部分的に浸るように軸体(1)から懸下されかつ軸体(1)の回転に伴い回転するオイル搬送リング(29)を備えることにより上記オイル溜め空間(28)からオイルを軸受(2)へ搬送することを可能とし、軸体(1)と共に回転するように該軸体(1)に取付けられ軸受(2)から軸方向に離れて位置するスリーブ(24)として形成された内ラビリンスシールリングを有し、上記スリーブ(24)が軸受(2)から離れる方向に開口する軸方向環状溝(27)を形成し、該軸方向環状溝(27)へ軸方向で進入する突出部分(31)を有する外ラビリンスシールリングを備えて、両ラビリンスシールリングでシールを行う軸受ハウジングにおいて、
軸受ハウジングの上半ハウジング部材(22)と下半ハウジング部材(23)がともに内ラビリンスシールリングを形成するスリーブ(24)の周面と狭い空間を形成するように開口が設けられた一体に端蓋としての側壁を有していること、外ラビリンスシールリング(30)は上記軸方向環状溝(27)へ軸方向に突入する上記突入部分(31)と上半ハウジング部材(22)の内面に形成された半径方向に延びる周溝(33)に収められる他の部分(34)とを有していることを特徴とする軸受ハウジング。 - 半径方向に延びる周溝(33)は軸受ハウジングの下半ハウジング部材(23)の内面の少なくとも一部にも形成されていることとする請求項1に記載の軸受ハウジング。
- 外ラビリンスシールリング(30)は、内ラビリンスシールリングを形成するスリーブ(24)の軸方向周溝(27)に突入する軸方向シャンク(31)と、上半ハウジング部材及び下半ハウジング部材の周溝(33)に進入してここに留まるラジアルシャンク(34)とを有したL字状断面をなすリングであり、軸方向シャンク(31)が上記スリーブ(24)の外周面と距離をもって位置し該スリーブ(24)との間に隙間を形成していることとする請求項1又は請求項2に記載の軸受ハウジング。
- 弾性部材(35)が、外ラビリンスシールリング(30)のラジアルシャンク(34)の外周面とハウジングの周溝(33)の底面との間に配設されていることとする請求項3に記載の軸受ハウジング。
- 弾性部材(35)は、弾性Oリングシールであることとする請求項4に記載の軸受ハウジング。
- 内ラビリンスシールリングを形成するスリーブ(24)は、軸方向周溝(27)に対して軸方向外側位置に、ラビリンスシールを越えたオイルをオイル溜め(28)へ帰還させるように上記オイル溜めに連通するオイル帰還手段(36)を有していることとする請求項1ないし請求項5のうちの一つに記載の軸受ハウジング。
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