JP2004092310A - マクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法 - Google Patents
マクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】マクラギ直結軌道においてマクラギの横移動や取り替えが容易に行えるようにする。
【解決手段】マクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法において、路盤コンクリート(1)とマクラギ(2)間に間隔保持材(5)を施工するようにしたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】マクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法において、路盤コンクリート(1)とマクラギ(2)間に間隔保持材(5)を施工するようにしたものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のマクラギ直結軌道を説明する図で、図3(a)は断面図、図3(b)は平面図である。
マクラギ2は下面に列車荷重を路盤コンクリートに伝える弾性材3が設けられるとともに、その周囲にはコンクリートが進入しないように軟質ポリエチレンフォーム等の間隔材4が取り付けられ、マクラギの側面と端部には縁切り材ゴムが取り付けられ、路盤コンクリート1に埋め込んで支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のマクラギ直結軌道では、マクラギが路盤コンクリートに直接埋め込まれてしまうため、マクラギの横移動や取り替えを行うためには、路盤コンクリートを壊さなければならず、横移動や取り替えが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決しようとするもので、マクラギ直結軌道においてマクラギの横移動や取り替えが容易に行えるようにすることを目的とする。
そのために本発明は、マクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法において、路盤コンクリートとマクラギ間に間隔保持材を施工したことを特徴とする。
また、本発明は、マクラギ側面の間隔保持材は、引き抜き抵抗力の大きい波形あるいはクサビ状であることを特徴とする。
また、本発明は、マクラギ端面の間隔保持材は、予想される軌道移動量より大きい厚みを有していることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明のマクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法を説明する図、図2は間隔保持材を説明する図である。
マクラギ2は下面に弾性材3と軟質ポリエチレンフォーム等の間隔材4が取り付けられているが、路盤コンクリート1の打ち込み時に、マクラギ2の周囲に波形やクサビ状の間隔保持材5を張り付けて打ち込む。マクラギ側面に設けられる間隔保持材5aは引き抜きに対する抵抗力を大きくするために路盤コンクリートと接する側は、例えば波形をしたものであり(図2(a))、マクラギに直接モルタルや樹脂を取り付けたもの、或いは布製の袋にモルタルや樹脂を注入したものである。マクラギ端面に設ける間隔保持材5bは横圧に耐えればよいためフラット形状でよく(図2(b))、移動側の間隔保持材は予想される移動量以上の厚さtを持たせるようにする。
【0006】
マクラギを横移動する場合には、マクラギ端部の間隔保持材5bを取り除き、所定の位置までマクラギを移動し、マクラギ移動後、マクラギ移動側と反対側の端部にそれぞれモルタルや樹脂等を注入するか、または鉄板を差し込むか、袋を差し込んでモルタルや樹脂等を注入して固定する。
【0007】
マクラギを取り替える場合には、マクラギを上方向に引き抜いた後、路盤コンクリートに残った間隔保持材を撤去し、新しいマクラギを所定の位置にセットした後、間隔保持材を撤去したあとにモルタルや樹脂等を注入するか、或いはマクラギ側面および端面に袋を差し挟み込み、モルタルや樹脂等を注入してマクラギを固定する。
【0008】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、マクラギ直結軌道においてマクラギ周囲に間隔保持材を設置してマクラギを保持するようにしたので、マクラギの横移動や取り替えを容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマクラギ保持方法を説明する図である。
【図2】間隔保持材を説明する図である。
【図3】従来のマクラギ直結軌道を説明する図である。
【符号の説明】
1…路盤コンクリート、2…マクラギ、3…弾性材、4…間隔材、5…間隔保持材、5aマクラギ側面に設けられる間隔保持材、5b…マクラギ端面に設ける間隔保持材。
【発明の属する技術分野】
本発明はマクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のマクラギ直結軌道を説明する図で、図3(a)は断面図、図3(b)は平面図である。
マクラギ2は下面に列車荷重を路盤コンクリートに伝える弾性材3が設けられるとともに、その周囲にはコンクリートが進入しないように軟質ポリエチレンフォーム等の間隔材4が取り付けられ、マクラギの側面と端部には縁切り材ゴムが取り付けられ、路盤コンクリート1に埋め込んで支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のマクラギ直結軌道では、マクラギが路盤コンクリートに直接埋め込まれてしまうため、マクラギの横移動や取り替えを行うためには、路盤コンクリートを壊さなければならず、横移動や取り替えが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決しようとするもので、マクラギ直結軌道においてマクラギの横移動や取り替えが容易に行えるようにすることを目的とする。
そのために本発明は、マクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法において、路盤コンクリートとマクラギ間に間隔保持材を施工したことを特徴とする。
また、本発明は、マクラギ側面の間隔保持材は、引き抜き抵抗力の大きい波形あるいはクサビ状であることを特徴とする。
また、本発明は、マクラギ端面の間隔保持材は、予想される軌道移動量より大きい厚みを有していることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明のマクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法を説明する図、図2は間隔保持材を説明する図である。
マクラギ2は下面に弾性材3と軟質ポリエチレンフォーム等の間隔材4が取り付けられているが、路盤コンクリート1の打ち込み時に、マクラギ2の周囲に波形やクサビ状の間隔保持材5を張り付けて打ち込む。マクラギ側面に設けられる間隔保持材5aは引き抜きに対する抵抗力を大きくするために路盤コンクリートと接する側は、例えば波形をしたものであり(図2(a))、マクラギに直接モルタルや樹脂を取り付けたもの、或いは布製の袋にモルタルや樹脂を注入したものである。マクラギ端面に設ける間隔保持材5bは横圧に耐えればよいためフラット形状でよく(図2(b))、移動側の間隔保持材は予想される移動量以上の厚さtを持たせるようにする。
【0006】
マクラギを横移動する場合には、マクラギ端部の間隔保持材5bを取り除き、所定の位置までマクラギを移動し、マクラギ移動後、マクラギ移動側と反対側の端部にそれぞれモルタルや樹脂等を注入するか、または鉄板を差し込むか、袋を差し込んでモルタルや樹脂等を注入して固定する。
【0007】
マクラギを取り替える場合には、マクラギを上方向に引き抜いた後、路盤コンクリートに残った間隔保持材を撤去し、新しいマクラギを所定の位置にセットした後、間隔保持材を撤去したあとにモルタルや樹脂等を注入するか、或いはマクラギ側面および端面に袋を差し挟み込み、モルタルや樹脂等を注入してマクラギを固定する。
【0008】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、マクラギ直結軌道においてマクラギ周囲に間隔保持材を設置してマクラギを保持するようにしたので、マクラギの横移動や取り替えを容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマクラギ保持方法を説明する図である。
【図2】間隔保持材を説明する図である。
【図3】従来のマクラギ直結軌道を説明する図である。
【符号の説明】
1…路盤コンクリート、2…マクラギ、3…弾性材、4…間隔材、5…間隔保持材、5aマクラギ側面に設けられる間隔保持材、5b…マクラギ端面に設ける間隔保持材。
Claims (3)
- マクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法において、
路盤コンクリートとマクラギ間に間隔保持材を施工したことを特徴とするマクラギ保持方法。 - マクラギ側面の間隔保持材は、引き抜き抵抗力の大きい波形あるいはクサビ状であることを特徴とする請求項1記載のマクラギ保持方法。
- マクラギ端面の間隔保持材は、予想される軌道移動量より大きい厚みを有していることを特徴とする請求項1記載のマクラギ保持方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002257901A JP2004092310A (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | マクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002257901A JP2004092310A (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | マクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004092310A true JP2004092310A (ja) | 2004-03-25 |
Family
ID=32062701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002257901A Pending JP2004092310A (ja) | 2002-09-03 | 2002-09-03 | マクラギ直結軌道におけるマクラギ保持方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004092310A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007239384A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Tokyu Construction Co Ltd | 磁気シールド構造 |
CN111254756A (zh) * | 2020-01-21 | 2020-06-09 | 中国铁道科学研究院集团有限公司铁道建筑研究所 | 一种固化道床轨道系统的维护及检测方法 |
-
2002
- 2002-09-03 JP JP2002257901A patent/JP2004092310A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007239384A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Tokyu Construction Co Ltd | 磁気シールド構造 |
CN111254756A (zh) * | 2020-01-21 | 2020-06-09 | 中国铁道科学研究院集团有限公司铁道建筑研究所 | 一种固化道床轨道系统的维护及检测方法 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040730 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040820 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041014 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050302 |