JP2004090640A - 積層装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

 【課題】 積層される試料の間にボイドがなく、良好な表面平坦性をだすことができる技術を得る。
 【解決手段】 積層対象となる少なくとも2つの試料Sを重ね合わせた状態で収納するチャンバー1と、チャンバー1内の試料Sの上部に位置するように取り付けられたラバー207と、チャンバー1内に接続されてチャンバー1内の真空引きをする真空ポンプ2と、真空ポンプ2によりチャンバー1内を吸引した後、ラバー207とチャンバー1との間にガスを注入することによりラバー207をスラップダウンさせて試料Sを圧着させる電磁弁6とを有し、少なくとも一方のプラテンの内面部には、真空ポンプ2の吸引口と、この吸引口に繋がる真空引き用の溝が形成されており、この溝はプラテン205の内面側に取り付けられた着脱可能なインナープレート206により形成されるようにした。
 【選択図】    図2

Description

 本発明は、例えば、半導体ウェハと所定のフィルムなどの少なくとも2つの試料を積層するためのものであって、特に半導体などの薄膜の積層に好適な技術に関する。
 従来から、例えば半導体などの分野では、ウェハ上にレジスト膜や保護膜を形成する場合スピンコーターが用いられている。このスピンコーターは、ウェハを載置台上で回転させて、その上にペーストやゾル溶液を垂らして、遠心力によりウェハ上に薄く延ばして薄膜を形成する技術である。
 また、プリント回路基板上に絶縁膜などを形成する技術としては、例えば、特許文献1記載の真空ラミネート装置が既に知られている。この真空ラミネート装置の基本原理は、プリント回路基板上にドライフィルムシートをプレラミネートしておき、これをチャンバー内に収納して真空とした後に、上部ブランケット(ラバー)をスラップダウンさせて、ドライフィルムシートに対して機械的圧力を加えてラミネートするものである。
特公平6−55444号公報
 しかし、従来のスピンコーターでは、ウェハ上の溶液が回転により飛散するため、この分の溶液が無駄となり、ランニングコストが高くなってしまうという問題があった。
 また、スピンコーターでは、ボイド(気泡)がなく表面平坦な成膜を行う場合、溶液の粘度に応じて、ウェハの回転速度や回転回数などを微妙かつ複雑に制御しなければならないという問題があった。
 さらに、スピンコーターでは、溶液の表面張力により、端部に溶液が盛り上がった部分ができてしまい、これにより平坦性を損ねてしまうなどの問題があった。
 また、スピンコーターでは、薄膜は成膜できても、ある程度の厚さ(例えば、10μm)以上の成膜を行うことは困難であり、このような膜厚のものを作成するため溶液の粘性を上げると、今度は溶液の粘性によりボイドが発生したり、表面の平坦性を損ない精度良く積層することができないという問題があった。
 また、従来ブランケットをスラップダウンさせる際に大気を注入していたため、大気に混入しているゴミやチリなどが混入してしまったり、またブランケットに対する圧力が場所により不均一となるため、表面平坦性が悪くなるなどの問題があった。また、大気を注入してスラップダウンさせた場合、試料となるフィルムの性質によっては、大気中の酸素によりフィルムが酸化して劣化してしまい、製品の品質が損なわれるなどの問題もあった。
 また、従来の真空ラミネート装置では、吸引溝がプラテンに直接形成されていたため真空引き用の溝の形状が一定となってしまい、試料の材質や形などに応じて溝形状を変えることはできなかった。そのため、試料の材質、形状等に応じて真空引の際のチャンバー内のエアーの流れを最適な方向や強さに制御することが困難であり、これが原因で表面皺やボイドなどが発生するという問題があった。
 また、真空引きをする際、プラテンの中央部に吸引口を設け、試料中央部から吸引をすると、中央部にボイドや皺ができやすくなってしまうなどの問題もあった。
 また、吸引装置の吸引口から近い部分では吸引速度が速くなるのに対して、遠い部分では吸引速度が遅くなるため、この速度の差によりフィルムに皺やボイドが生じてしまうという問題があった。
 そして、これらの問題は、特に半導体のようにフィルムが薄ければ薄いほど影響が大きく、フィルム状の薄膜を積層するための技術を実用化することは極めて困難であった。
 本発明は、上記課題及び問題点を解決するためになされたものであって、積層される試料の間にボイドがなく、良好な表面平坦性を出すことができる積層装置及び方法を提供することを課題とする。
 上記課題を解決するため本発明の第1の観点にかかる積層装置は、一対のプラテンから構成され、積層対象となる少なくとも2つの試料を重ね合わせた状態で収納するチャンバーと、上記チャンバー内の試料の上部に位置するように取り付けられたラバー部材と、上記チャンバー内に接続されてチャンバー内の真空引きをする吸引装置と、上記チャンバー内に接続され、上記吸引装置によりチャンバー内を真空引きした後、上記ラバー部材とチャンバーとの間に不活性ガスを注入することにより上記ラバー部材をスラップダウンさせて上記試料に対して圧力をかけることにより積層するガス注入装置とを有することを特徴とする。
 また、上記プラテンのチャンバー内面部には、上記吸引装置に繋がる吸引口とこの吸引口に繋がる真空引き用の溝が形成されており、上記溝の大きさは、上記吸引口からの距離が近い溝よりも、吸引口からの距離が遠い溝がより大きくなるように形成されていてもよい。
 また、上記プラテンには、上記吸引装置に繋がる吸引口が形成されているとともに、上記プラテンのチャンバー内面部には上記吸引口に繋がるように所定の溝が形成されたプレート部材が着脱可能に取り付けられていてもよい。
 また、上記吸引口は、上記プラテンの一端側に形成されていてもよい。
 上記一対のプラテンの内面部には溝がそれぞれ対称となるように形成されていてもよい。
 上記試料は、ガラス基板と、当該ガラス基板上に形成するフィルムであってもよい。
 上記フィルムは、膜圧が10μm以上の膜圧としてもよい。
 また、上記チャンバーを加熱するためのヒーターを更に有してもよい。
 また、上記プラテン内部に配置され、上記試料を取り囲む中空状に形成されるとともに、その上面が上記試料の上面と略面一となるスペーサーを更に有してもよい。
 また、上記チャンバー内を通って移動可能に掛け渡された搬送フィルム及び、当該搬送フィルムを巻き取ることにより搬送フィルムを移動させる駆動装置により構成されるフィルム搬送装置と、上記プラテンを移動させることによりチャンバーを開放又は密閉させるプラテン駆動装置とを更に有し、上記プラテン駆動装置によりプラテンを駆動してチャンバーを開放した状態で、試料を載置した搬送フィルムを移動させることにより上記チャンバー内に試料を搬送し、搬送した試料の積層が完了した後に上記プラテン駆動装置によりプラテンを駆動してチャンバーを開放した状態で、試料を載置した搬送フィルムをチャンバー内から移動させることにより試料を搬出するようにしてもよい。
 また、上記プラテンには、チャンバー内を加熱するヒーターが取り付けられており、上記搬送フィルムは、試料を載置してチャンバー内で掛け渡された状態で、上記プラテン内部との間に隙間が形成されるように配置されるようにしてもよい。
 本発明にかかる一の積層方法は、チャンバー内に積層対象となる少なくとも2つの試料を重ね合わせて収納した状態で、上記チャンバー内に接続された吸引装置により、チャンバー内を真空引きをする段階と、ガス注入装置により上記ラバー部材とチャンバーとの間に不活性ガスを注入することにより上記ラバー部材をスラップダウンさせて上記試料を圧着させる段階とを有することを特徴とする。
 また、積層後に、イオンブロアーのより試料の冷却及び静電気除去を行う段階をさらに有してもよい。
 また、積層後に、上記ガス注入装置によりラバー部材とチャンバーとの間にガスを注入することにより膨らませたラバー部材を上記試料上に押し付ける段階を更に有してもよい。
 本発明によれば、積層される試料にボイドがなく、良好な表面平坦性をだすことができる。
 本発明にかかる積層装置及び方法の一実施形態について図面を参照して説明する
 図1に本発明にかかる積層装置の一実施形態の例を示した模式図を示す。図1において、本実施形態の積層装置は、チャンバー1と真空ポンプ2から構成されている。
 チャンバー1は下プラテン部10と上プラテン部20から構成されている。
 下プラテン部10と真空ポンプ2との間には電磁弁3、上プラテン部20と真空ポンプ2との間には電磁弁4がそれぞれ配置されている。この電磁弁3及び電磁弁4は、図示しない制御部により通電制御され、下プラテン部10又は上プラテン部20と真空ポンプ2との間の給排気路の開閉を行うことができるようになっている。
 また、電磁弁3と下プラテン部10との間の給排気路上には、大気の導入等を制御するための電磁弁5及びチャンバー1内の真空度を測定するためのピラニーゲージなどの真空度センサー7が配置されている。
 また、電磁弁4と上プラテン部20との間の給排気路上には電磁弁6が配置され、窒素ガスなどの不活性ガスボンベBからのガスの給気を制御するようになっている。なお、電磁弁5及び6は、図示しない制御部により通電制御されるようになっている。また、真空度センサー7が測定した真空度も、図示しない制御部へ通知され、ディスプレイ等に表示されるなどして出力できるように構成されている。
 チャンバー1の構成の詳細について図2及び図3を参照して説明する。
 チャンバー1は、一対の上プラテン部10と、上プラテン部20から構成されており、これらがベースB上に取り付けられている。
 ベースBは、アルミなどにより構成されており、その上部に下プラテン101等を取り付けるため螺子穴等が形成されている。このベースBの上部にプラテン部10が取り付けられるとともに、蝶番を介して上プラテン部20が下プラテン部10に対して開閉可能となっている。
 また、ロックシリンダー30が上プラテン部20の上端部の開口部に取り付けられたストッパーブロック21と係合することにより、チャンバー1内の気圧の変化により、上プラテン部20が開かないように固定し、チャンバー1内を密閉できるように構成されている。
 下プラテン部10は、図3及び図4に示すように、プラテンプレート101、断熱材102、ヒーター103、ヒーターカーバー104、下プラテン105、インナープレート106、ラバー107から構成されている。
 プラテンプレート101は、プラテンをベースBに固定するためのプレートである。このプラテンプレート101はその一端部に開口部が形成され、この開口部101aに真空引き用のパイプを接続するための接続部108が位置するようになっている。
 また、プラテンプレート101上には、断熱材102が取り付けられている。
この断熱材102は、例えばベークライトにより構成することができ、ヒーター103の発熱エネルギーが外部に放出されることを防止することができる。
 また、断熱材102上には、ヒーター103及びこのヒーターを取り付けるためのヒーターカーバー104が配置されている。
 ヒーター103は、例えばシリコンラバーヒータにより構成することができ、図示しない制御部に電気的に接続され、この制御部により通電制御されることにより発熱するようになっている。
 なお、このヒーター103の部分に温度センサーを配置し、この温度センサーが感知した温度データを図示しない制御部に入力して、制御部側で温度管理するようにしてもよい。
 ヒーターカーバー104上には、中空の有底状の下プラテン105が取り付けられている。
 この下プラテン105の平面図を図5に示す。図5に示すように、下プラテン105はその上面部、即ちチャンバー内面側にはインナープレート106を取り付けるための凹部105a及び、インナープレート取り付け用の螺子穴106bが図示の例では8ヶ所に形成されている。
 また、凹部105aは、それぞれの側部に切込溝105cが形成され、インナープレート106の溝とともに真空引き用の溝を構成するようになっている。
 また、下プラテン105の一端部には、吸引用の開口部105dが形成されている。この開口部105dには、排気用パイプに接続用の孔105dと接続部材を螺子止するための螺子孔105eが形成されている。
 また、下プラテン105の外周部には、Oリング300を取り付けるための溝105fが形成されている。この溝105fにOリングを取り付けることにより真空引きの際のチャンバー1の密閉性を保つことができるようになっている。
 インナープレート106は、下プラテン105の凹部105cに着脱可能に取り付けられることにより下プラテン部10の溝を形成するものである。
 このインナープレート106は、図6に示すように、平面基板に溝106cが形成されており、図7に示すようにこの溝106cが形成された面が下プラテン105側に接するようにして取り付けられるようになっている。
 この溝106cは、図6の例では、図示縦方向の2本の溝106c−1と、これらをつなぐための2本の横方向の溝106c−2と、図示上端部にL字状に形成された溝106c−3と、この溝106c−3から幅方向中心に向かって延びた溝106c−4及び、図示下端部に形成された排気口と接続するための溝106c−5から構成されている。
 この溝106c−1及び溝106c−4は同じ幅であり、溝106c−2及び溝106c−3よりも幅が狭くなっている。また、溝106c−1及び溝106c−4は、インナープレート106がプラテン105に取り付けられることにより、図7に示すようにプラテン105の切込溝105cと接続するように形成されており、これにより溝の幅が溝106c−2及び溝106c−3の幅と同じになるように形成されている。
 また、溝106c−5は、他の溝106c−1〜4よりも幅が広く形成されており、この部分に真空ポンプ2からの吸引口が位置するように構成されている。この溝106c−5の図示上端部は面取りがされており、排気がスムーズに行われるようになっている。
 また、下プラテン105上には、四角形のラバー107が載置されている。このラバー107は、積層を行う基板とフィルムやガラス基板などの試料Sを載置するとともに、スラップダウン時の緩衝材として機能するものであって、下プラテン105に固定されずに載置された状態となっている。
 このラバー107としては、例えば、伸縮性、可撓性を有するシリコンラバーを用いることができる。
 なお、試料Sの材質、厚さ等に応じて厚さの異なるラバー107を用いることにより、チャンバー内の真空速度や、スラップダウン時の試料Sに対する圧力などを調整することができるようになっている。
 また上プラテン部20の構造は、上述の下プラテン部10と対称的に構成されている。
 この上プラテン部20は、図4に示すようにプラテンプレート201、断熱材202、ヒーター203、ヒーターカーバー204、プラテン205、インナープレート206、上ラバー207、ラバー枠208から構成されている。
 プラテンプレート201は、プラテン205等を固定するためのプレートである。このプラテンプレート201はその一端部に開口部が形成され、この開口部に真空ポンプのパイプを接続するための接続部108が位置するようになっている。
 また、プラテンプレート201の下部には、断熱材202が取り付けられている。この断熱材202は、例えばベークライトにより構成することができ、ヒーター203の発熱エネルギーが外部に放出されることを防止することができる。
 また、断熱材202の下部には、ヒーター203及びこのヒーターを取り付けるためのヒーターカーバー204が取り付けられている。
 ヒーター203は例えばシリコンラバーヒータにより構成することができ、図示しない制御部に電気的に接続され、この制御部により通電制御されることにより発熱するようになっている。
 ヒーターカーバー204の下部には上プラテン205が取り付けられている。
 この上プラテン205の平面図を図8に示す。図8に示すように、上プラテン205はその下面部、即ちチャンバー内面側にはインナープレート206を取り付けるための凹部205a及び、インナープレート取り付け用の螺子穴206bが形成されている。
 また、凹部205aは、それぞれの側部に切込溝205cが形成され、インナープレート206の溝とともに真空引き用の溝を構成するようになっている。
 また、上プラテン205の一端部には、吸引用の開口部205dが形成されている。この開口部205dには、排気用パイプに接続用の孔205dと接続部材を螺子止するための螺子孔205eが形成されている。
 また、上プラテン205の外周部には、ラバー枠取り付け用の螺子孔205fが外周部全域に渡って複数個形成されている。
 インナープレート206は、上プラテン205の凹部205cに着脱可能に取り付けられることにより上プラテン部20の溝を形成している。
 このインナープレート206は、前述の図6に示した下側のインナープレート106と同様な形状となっており、下側のインナープレート106が形成する溝と対称な溝が形成されるようになっている。
 また、上プラテン205には、ラバー枠208により四角形のラバー207が取り付けられる。このラバー207は、上プラテン205との間にわずかな隙間が設けられており、この隙間に外部のボンベBなどからガスが注入されることにより、ラバー207が膨張し、試料Sに対して機械的な圧力を加えることができるようになっている。
 このラバー107としては、例えば、伸縮性、可撓性を有するシリコンラバーを用いることができる。
 次に、本実施形態にかかる積層装置の動作について図面を参照して説明する。
 まず、図9に示すように、電磁弁3及び電磁弁6を閉として、電磁弁4及び電磁弁5を開とする。そして、図示しない制御部によりヒーター103及びヒーター106に通電して、下プラテン部10及び上プラテン部20を予熱する。
 この状態で、試料Sとしてのウェハとフィルムを下プラテン部10のラバー107上にセットし、真空ポンプ2を起動させる。
 真空ポンプを起動させるとともに、図10に示すように、上プラテン部20を移動させてチャンバー1内を密閉状態とする。
 そして、電磁弁5を閉めるとともに、電磁弁3を開きチャンバー1内を上下から真空引きを行い、チャンバー1内を所定の真空度まで真空引きを行う。
 この際、下プラテン105インナープレート106などにより形成される溝の形状及び大きさに従った所定の方向及び速さでチャンバー1内の真空引きが行われる。
 次に図11に示すように、電磁弁4を閉めて上プラテン部20側の吸引を中止するとともに、所定のタイミングで電磁弁6を開いて窒素ガスなどの不活性ガスを上プラテン205とラバー207との間の隙間に注入する。
 これにより、図12に示すように、ラバー207は注入された不活性ガスの圧力により下方に膨らみ、ラバー207が膨らんだ圧力により、チャンバー1内の試料Sに対して機械的な圧力をかけることができる。
 この際の圧力は、例えば、1〜10kg/cm2程度の圧力がかかるようにしてもよい。
 また一方、下プラテン105側では、真空ポンプ2による真空引きが引き続き行われているので、この真空引きの力により試料Sがラミネートされることとなる。
 なお、この真空度としては、例えば、10-2pa程度までの真空度とすればよい。
 そして、最後に図13に示すように、電磁弁3を閉めてチャンバー1内の真空引きを停止させるとともに、電磁弁5を開けることによりチャンバー1内に大気を導入する。
 これにより、チャンバー1内が大気圧と同じになったところで、上プラテン部20を開放して中からSを取り出し、積層装置での処理を終了する。
 なお、試料Sを取り出した後の後処理として、取り出した試料Sを図示しないイオンブロアーにより試料Sの冷却及び静電気除去を行ってもよい。
 これにより、ウェハ上のフィルムが冷却されることによりフィルムの収縮などを抑え表面平坦性を向上させることができるとともに、静電気の除去を行うことができ静電気による試料S(特に、半導体)の破損等を防止ことができる。また、イオンブロアーを用いる際、エアーとしては大気ではなく窒素ガスなどの不活性ガスを用いてもよく、これによりコンタミ防止ができる。
 また、後処理としては、試料Sの材質によっては、ステンレス転写板等による平面プレスを行い、表面平坦性を更に向上させるようにしてもよい。
 このように、真空ポンプ2により、チャンバー1内に接続されてチャンバー内の真空引きを行い、チャンバー1内を真空状態とした後、電磁弁6を開いてラバー207とチャンバー1との間にガスを注入することにより、ラバー207をスラップダウンさせて試料Sを圧着させる際に、下プラテン105の内面部に着脱可能なインナープレート106を取り付けて、真空ポンプ2の吸引口に繋がる真空引き用の溝を形成するようにしたことから、真空引きの際の溝形状をインナープレートを取り替えるだけで簡単に変化させることができる。
 これにより、溝形状やその深さが異なるインナープレート106を用いることにより、例えば、試料Sとしてのフィルムの厚さや材質が異なる試料Sであっても、また試料Sの形が複雑な場合、また複数の試料Sを並べて一度に積層を行う場合などであっても、各場合に合わせて真空引きの速度や方向を簡単かつ適切に変えることができる。
 また従来の装置では、プラテンの中央部の中央部(即ち、試料Sの中央部)に位置していたため、真空引きの際の流れが中央に集中するためその部分にボイドが発生することが多かった。しかし、上述の実施形態の積層装置によれば、プラテン105の一端側に真空ポンプ2の吸引口を形成したことから、真空引きの際に他端側から一端側へ向けた真空引きの流れができることで、試料Sとしてのウェハとフィルムとの間の空気がこの流れにより試料Sの端部から排出されるようになり、ボイドの発生を効果的に防止することができる。
 また、下プラテン105と上プラテン205には、それぞれ対象となる溝を形成したことから、真空引きをする際のチャンバー1内の空気の流れが一定方向となり、試料Sとしてのフィルムに皺やボイドが発生することを防止できる。
 また、ラバー207をスラップダウンさせる際、ラバー207と上プラテン205との間に窒素ガスなどの不活性ガスを注入するようにしたことから、大気によりスラップダウンさせる場合に比べて、ゴミやチリなどの異物や水蒸気などの混入が防止できるし、また均一な圧力を試料Sに対して加えることができる。
 また、従来は、皺やボイドの発生、あるいはゴミやチリなどの混入が問題となり真空プレスでは実用化できなかったが、上述の各効果により薄膜フィルムであっても平坦性がよく、かつ、ボイドの発生を抑えた積層ができる。
 また、ヒーター103及びヒーター203により、チャンバー1を加熱するようにすれば、試料Sとしてのフィルムがこの熱により溶融し、よりボイドや表面皺の発生を防止することができる。
 なお、上述の実施形態では、下プラテン105又は上プラテン205に形成される溝の幅を全て同じ幅とした例について説明したが、プラテンに形成される溝の幅を、真空ポンプ2の吸引口からの距離が近い溝よりも、吸引口からの距離が遠い溝の大きさが大きくなるように形成してもいよい。
 これにより、吸引口からの距離が遠い溝と吸引口からの距離が近い溝との吸引速度をあわせたり、あるいは吸引口から遠い溝の吸引力を高めることにより、いわゆるしごき効果をだすことができ、ボイドや表面皺の発生を効果的に防止できる。
 上述の実施形態では、半導体フィルム等の積層について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、回路基板上に絶縁膜を積層したり、また他のフィルム状あるいはウェハ状の試料Sを複数積層する場合にも適用可能である。
 また、図14に示すように、試料Sの積層後に、再度ガス注入装置によりラバー207とチャンバー1を構成する上プラテンとの間にガスを注入することにより、ラバー207を膨らませた状態でこれを試料S上に押し付けるようにしてもよい。この押し付ける際の速度、回数などは試料Sの材質に応じて適宜変えることができる。
 これにより、積層後の試料Sの積層強度を高めることができるし、また試料Sの表面の平坦性を高め精度良く試料Sの積層をすることができる。
 また、図15に示すように、下プラテン内部のラバー107上に置かれた試料Sを取り囲むようにスペーサー110を配置するようにしてもよい。このスペーサー110は、試料Sの外形に合わせた形状の中空部が形成されており、この中空部内に試料Sが配置されるようになっている。このスペーサー110の厚さは、その上面が試料Sの上面と略面一になるように調整されている。なお、略面一とは、その上面が完全に面一でなくとも、スペーサー110と試料Sとの間に数mmないし数十mm程度の段差があってもよい。また、試料Sとスペーサー110の中空部との間には僅かな隙間が形成されていてもよい。
 このようにすることで、例えば、図16に示すようにスペーサー110がない状態では、ラバー207をスラップダウンさせた際に、試料Sからはみ出たラバー207の部分の圧力が試料Sの上部の隅部に集中してしまい、精度良く試料Sの積層ができないといった問題が発生する場合があった。このような問題は特に、図17に示したように、2つの試料Sを接着剤等介して接着しようとする場合には、試料Sの上面の隅部への圧力の集中により、試料Sに挟まれた接着剤が中心部に偏ってしまい、試料Sの上面が歪んでしまうといった問題があった。
 これに対して、図15に示したように試料Sを取り囲むスペーサー110を配置し、このスペーサー110と試料Sの上端面が略面一になっていることから、ラバー207をスラップダウンさせた場合に、その圧力が試料Sの上端面で略均一になり、ラバー207からの圧力が試料Sの上端隅部に集中することを防止することができる。これにより、処理をされた後の試料Sにゆがみが無く、精度良く積層を行うことができる。
 次に、上述の積層装置を自動化装置に適用した例について図18を参照して説明する。
 なお、上述の例と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
 図18において、ベース310には一端側にフィルムローラ301と、従動ローラ302及び303が設けられている。フィルムローラ301には搬送フィルム308が巻回されている。また、ベース310の他端側には、駆動ローラ306と、従動ローラ304及び305が設けられている。駆動ローラ306はステッピングモータなどのモータ307が取り付けられることにより回転駆動されるようになっている。
 そして、搬送フィルム308が、フィルムローラ301から従動ローラ302、303及び従動ローラ304、305を介してチャンバー1内に掛け渡され、駆動ローラ306が回転することにより、搬送フィルム308が駆動ローラ306に巻き取られ、搬送フィルム308上に試料Sを載置した状態で、試料Sをチャンバー1内外へ移動できるようになっている。この際、図19に示すように、搬送フィルム308は、下プラテン105の凹部105aに掛け渡された状態で、搬送フィルム308の張力により、下側のラバー107との間に僅かな隙間が形成されるようになっている。即ち、当初より下プラテン105の凹部105aの側壁の上端面と、下側のラバー107上端面との間には段差(空間)があるため、この段差を利用して、搬送フィルム308とラバー107との間に隙間が形成されるようになっている。
 なお、フィルムローラ301に搬送フィルム308の張力調整用の螺子などを設けることにより、搬送フィルム308の張力を調整できるようにしてもよい。この搬送フィルム308の張力は、図19に示すように、搬送フィルム308に試料Sを載置した状態で、下プラテン10上のラバー107との間に空間ができる程度の張力に調整する。この空間としては、例えば、数mm〜数十μm程度でもよい。また、搬送フィルム308は樹脂など所定の材料により構成することができる。
 また、上プラテン20は、リフトなどの駆動装置309により上下動可能に構成されており、これによりチャンバー1が開放、密閉されるようになっている。
なお、上プラテン20を動かすための駆動装置を設けずに、手動で上プラテン20を動かすようにしてもよい。
 そして、上述のモータ307及び駆動装置309、及び真空ポンプ2、電磁弁3,4,5,6、ヒーター103は、コントロールパネル311と電気的に接続されており、所定のスイッチ等により通電制御されその動作が制御されるようになっている。
 図18に示した装置による積層方法について説明する。
 まず、搬送フィルム308をフィルムローラ301から駆動ローラ307に掛け渡した状態で、試料Sを従動ローラ302及び303で支持されている搬送フィルム308上に載置する。
 この状態で、上プラテン20を駆動装置309により開放するとともに、モータ307を駆動して駆動ローラ307を回転させることにより、搬送フィルム308上に載置した試料Sをチャンバー1内のラバー107の位置まで移動させる。この移動量は予めセットした位置までモータ307を回転させることにより制御できる。
 図示しないセンサー等により試料Sがチャンバー1内の上述の所定位置まで来たことを検知すると、駆動装置309が上プラテン20を、チャンバー1が密閉状態となるまで下降させる。この状態では、試料Sは搬送フィルム307上に載置され、搬送フィルム307の張力により、ラバー107との間には僅かな隙間が形成されている状態となる。
 この状態で、前述の図1に示した例と同様に、真空ポンプを起動させる。そして、電磁弁5を閉めるとともに、電磁弁3を開きチャンバー1内を上下から真空引きを行い、チャンバー1内を所定の真空度まで真空引きを行う。そして、電磁弁4を閉めて上プラテン部20側の吸引を中止するとともに、所定のタイミングで電磁弁6を開いて窒素ガスなどの不活性ガスを上プラテン20とラバー207との間の隙間に注入する。
 ラバー207は注入された不活性ガスの圧力により下方に膨らみ、ラバー207が膨らんだ圧力により、試料Sを搬送フィルム308とともにラバー107上に押し付けて、圧力をかけることができる。これにより、試料Sはラバー207の圧力により積層することができる。
 ラバー207による加圧が完了すると、電磁弁3を閉めてチャンバー1内の真空引きを停止させるとともに、電磁弁5を開けることによりチャンバー1内に大気を導入し、駆動装置309を動作させて、上プラテン20を持ち上げてチャンバー1を開放する。
 そして、モータ307を回転させることにより、搬送フィル308上の試料Sをチャンバー内から搬出して取り出すことができる。またこの際、従動ローラ302及び303のところに次の試料Sをセットしておくことにより、次の試料Sについて積層を連続して行うことができる。
 このように、搬送フィルム308上に試料Sを配置して、モータ306によりこの搬送フィルムを試料Sごとチャンバー1内に移動させることにより、自動機として効率的に試料Sの積層処理を行うことができる。
 また、試料Sをチャンバー1内にセットする際に、駆動装置309により上プラテン20を試料Sが入る分だけ僅かに持ち上げればよいことから、試料Sをセットする時間を短縮することができるし、ヒータ103、203により温められたチャンバー1内のエアーが外部に漏れることを防止することができ、チャンバー1内の温度を均一に保ったまま積層処理をすることができる。
 また、フィルム搬送としたことから、例えば、試料Sを積層する際に使用した接着剤などによるダストが発生しても、これを搬送フィルム308とともにチャンバー1外に排出することができ、コンタミ防止により積層精度を良くすることができる。
 また、試料Sを搬送フィルム308でチャンバー1内に搬送した状態では、搬送フィルム308と下プラテン10内部、即ちラバー107との間に僅かな空間が形成されるようにしたことから、試料Sをチャンバー内にセットしてからラバー207により加圧するまでの間にヒータ103により試料Sが加熱されることを防止できる。これにより、例えば、熱により変質しやすい樹脂などを積層する場合にであっても、試料Sが加熱されすぎて変質することを防止できる。
本発明にかかる積層装置の全体構成の概略説明図。 積層装置の一形態の斜視図。 本形態にかかるチャンバーの構成を示した断面図。 本形態にかかるチャンバーの分解した際の概略を示した斜視図。 本形態にかかる下プラテンの平面図。 本形態にかかるインナープレートの底面図。 本形態にかかる下プラテンにインナープレートを取り付けた際の底面図。 本形態にかかる上プラテンの底面図。 本形態にかかる積層装置の初期状態の動作を表した概略説明図。 本形態にかかる積層装置がチャンバー内の真空引きを行っている際の動作を表した概略説明図。 本形態にかかる積層装置のラバーをスラップダウンさせた際の動作を表した概略説明図。 本形態にかかる積層装置のラバーをスラップダウンさせた際の動作の詳細を表した概略説明図。 本形態にかかる積層装置により積層処理が完了した際の動作を表した概略説明図。 積層装置により積層後にラバーにより加圧する際の動作を表した要部断面図。 スペーサーを配置して積層を行う際の例を示した要部断面図。 従来の積層処理の例を示した別の要部断面図。 従来の積層処理後の試料を示した側面図。 積層装置を自動化装置とした場合の例を示した側面図。 フィルム搬送を行う際の積層装置の要部断面図。
符号の説明
  1   チャンバー
  2   真空ポンプ
  3   電磁弁
  4   電磁弁
  5   電磁弁
  6   電磁弁
  7   真空度センサー
  10  下プラテン部
  20  上プラテン部
  101 プラテンプレート
  102 断熱材
  103 ヒーター
  105 下プラテン
  106 インナープレート
  107 ラバー
  108 ラバー枠
  201 プラテンプレート
  202 断熱材
  203 ヒーター
  205 上プラテン
  206 インナープレート
  207 ラバー
  208 ラバー枠

Claims (14)

  1.  一対のプラテンから構成され、積層対象となる少なくとも2つの試料を重ね合わせた状態で収納するチャンバーと、
     上記チャンバー内の試料の上部に位置するように取り付けられたラバー部材と、
     上記チャンバー内に接続されてチャンバー内の真空引きをする吸引装置と、
     上記チャンバー内に接続され、上記吸引装置によりチャンバー内を真空引きした後、上記ラバー部材とチャンバーとの間に不活性ガスを注入することにより上記ラバー部材をスラップダウンさせて上記試料に対して圧力をかけることにより積層するガス注入装置と、
     を有することを特徴とする積層装置。
  2.  上記プラテンのチャンバー内面部には、上記吸引装置に繋がる吸引口とこの吸引口に繋がる真空引き用の溝が形成されており、
     上記溝の大きさは、上記吸引口からの距離が近い溝よりも、吸引口からの距離が遠い溝がより大きくなるように形成されている、
     請求項1記載の積層装置。
  3.  上記プラテンには、上記吸引装置に繋がる吸引口が形成されているとともに、上記プラテンのチャンバー内面部には上記吸引口に繋がるように所定の溝が形成されたプレート部材が着脱可能に取り付けられている、
     請求項1記載の積層装置。
  4.  上記吸引口は、上記プラテンの一端側に形成されている、
     請求項2又は3のいずれかの項に記載の積層装置。
  5.  上記一対のプラテンの内面部には、溝がそれぞれ対称となるように形成されている、
     請求項2〜4のいずれかの項に記載の積層装置。
  6.  上記試料は、ガラス基板と、当該ガラス基板上に形成するフィルムである、
     請求項1〜5のいずれかの項に記載の積層装置。
  7.  上記フィルムは、膜圧が10μm以上の膜圧である、
     請求項6記載の積層装置。
  8.  上記チャンバーを加熱するためのヒーターを更に有する、
     請求項1〜7のいずれかに記載の積層装置。
  9.  上記プラテン内部に配置され、上記試料を取り囲む中空状に形成されるとともに、その上面が上記試料の上面と略面一となるスペーサーを更に有する、
     請求項1〜8のいずれかの項に記載の積層装置。
  10.  上記チャンバー内を通って移動可能に掛け渡された搬送フィルム及び、当該搬送フィルムを巻き取ることにより搬送フィルムを移動させる駆動装置により構成されるフィルム搬送装置と、
     上記プラテンを移動させることによりチャンバーを開放又は密閉させるプラテン駆動装置と、を更に有し、
     上記プラテン駆動装置によりプラテンを駆動してチャンバーを開放した状態で、試料を載置した搬送フィルムを移動させることにより上記チャンバー内に試料を搬送し、搬送した試料の積層が完了した後に上記プラテン駆動装置によりプラテンを駆動してチャンバーを開放した状態で、試料を載置した搬送フィルムをチャンバー内から移動させることにより試料を搬出する、
     請求項1〜9のいずれかの項に記載の積層装置。
  11.  上記プラテンには、チャンバー内を加熱するヒーターが取り付けられており、
     上記搬送フィルムは、試料を載置してチャンバー内で掛け渡された状態で、上記プラテン内部との間に隙間が形成されるように配置されている、
     請求項1〜10のいずれかの項に記載の積層装置。
  12.  チャンバー内に積層対象となる少なくとも2つの試料を重ね合わせて収納した状態で、上記チャンバー内に接続された吸引装置により、チャンバー内を真空引きをする段階と、
     ガス注入装置により上記ラバー部材とチャンバーとの間に不活性ガスを注入することにより上記ラバー部材をスラップダウンさせて上記試料を圧着させる段階と、
     を有することを特徴とする積層方法。
  13.  積層後に、イオンブロアーのより試料の冷却及び静電気除去を行う段階をさらに有する、
     請求項12に記載の積層方法。 
  14.  積層後に、上記ガス注入装置によりラバー部材とチャンバーとの間にガスを注入することにより膨らませたラバー部材を上記試料上に押し付ける段階を更に有する、
     請求項12又は13のいずれかの項に記載の積層方法。 

     
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WO2009034819A1 (ja) * 2007-09-11 2009-03-19 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. マイクロチップの製造方法、マイクロチップ、真空貼付装置
JP2010064419A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Three Bond Co Ltd ラミネート装置及びラミネート方法

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