JP2004089727A - 歩行運動器具における運動計 - Google Patents

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Abstract

【課題】基礎代謝量の違いを反映して消費カロリーの計算精度を高め、運動の目標や成果を具体的に把握できるようにする。
【解決手段】左右一対のペダルの上に乗ってこれを左右交互に前後または上下方向に往復動して身体運動を行う歩行運動器具において、
 測定した人体インピーダンスに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段130と、
 目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段160と、
 算出した体脂肪率から目標の体脂肪率を達成するために必要な目標の運動量を設定する目標運動量設定手段190と、
 体脂肪率及び目標運動量を表示する表示部Dと、
 を備える。
【選択図】   図6

Description

 本発明は、左右一対のペダルの上に乗ってこれを左右交互に前後または上下方向に往復動して身体運動を行う歩行運動器具の運動計に関する。
 基礎代謝量は身体が消費する基本的なエネルギー量で、年齢や体重によって異なるが、エネルギーを消費する場所である筋肉が増えると、身体が消費するエネルギーも多くなり、基礎代謝量も大きくなる。
 反対に筋肉量が減少すると、脂肪を燃焼させる場所が少なくなるので、基礎代謝量が低下して消費するエネルギーも少なくなる。
 このように、基礎代謝量は筋肉量に比例するので、実際の値に近い基礎代謝量を求めるには、性別、年齢、身長、体重だけでなく、体重から体脂肪を除いた筋肉量をあらわす指標である除脂肪体重をもとに計算するのが正解である。
 そのためには人体インピーダンスを測定して体脂肪率を算出する必要がある。
 ところが従来の歩行運動器具の運動計は、歩行回数だけを根拠にして消費カロリーを計算しているため、筋肉の多いいわゆるスポーツマンと、脂肪の多い肥満者を区別しないで明らかに筋肉量が違う人でも、基礎代謝量の違いにかかわらず同じように運動時の消費カロリーを計算していた。
 また、従来の歩行運動器具の運動計は、歩行回数や消費カロリーを表示するだけで、運動の目標を立てたり、現在の運動量が適正かどうかを評価したり、運動の成果を具体的に把握したりできるものはなかった。
 そのため、すぐに飽きられてしまうことが多く、長期間有効に利用されることが少なかった。
 そこで本発明は、従来の歩行運動器具の運動計に体脂肪測定機能を付加することにより、基礎代謝量の違いを反映して消費カロリーの計算精度を高め、運動の目標や成果を具体的に把握できるようにすることを目的になされたものである。
 かかる目的を達成するために本発明は以下のように構成した。
 すなわち、請求項1の発明は、左右一対のペダルの上に乗ってこれを左右交互に前後または上下方向に往復動して身体運動を行う歩行運動器具において、
 人体インピーダンスを測定する電極と、
 測定した人体インピーダンスに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段と、
 目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段と、
 算出した体脂肪率から目標の体脂肪率を達成するために必要な目標の運動量を設定する目標運動量設定手段と、
 体脂肪率及び目標運動量を表示する表示部と、
 を備えることを特徴とする運動計である。
 請求項2の発明は、歩行運動器具に対し着脱自在に取付け可能であることを特徴とする請求項1に記載の運動計である。
 請求項3の発明は、前記目標運動量を目標消費カロリーとする請求項1に記載の運動計である。
 請求項4の発明は、前記目標運動量を目標歩行回数とする請求項1に記載の運動計である。
 請求項5の発明は、前記目標運動量を目標歩行距離とする請求項1に記載の運動計である。
 以上説明したように、本発明の歩行運動器具の運動計は、現在の体脂肪率から目標の体脂肪率を達成するために必要な目標の運動量を表示する。
 従って、本発明によれば、単に歩行回数や消費カロリーが分かるだけでなく、歩行運動の目標と成果が具体的に目に見えるようになるので、運動の興味を長く持続させることができ、そのため、取組みが意欲的になって集中力が増し、短期間で十分な運動の効果を発揮できるようになる。
 さらに、本発明の運動計は歩行運動器具に対し着脱自在に取付けるから、使用するたびに取付けたり取り外せば本人の専用として前回と同じ個人データについては再入力が省略でき、たいへん便利がよいという効果を奏する。
 以下に図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
 図1に、本発明を実施したペダルを前後動する歩行運動器具の全体図を示す。
 歩行運動器具は、支軸Aに左右のフレームBを揺動自在に吊下げ、フレームBの上方にハンドルHを一体に連結し、下方にペダルPを取り付ける。
 また、支軸Aに台座aを介して運動計1を着脱自在に取り付ける。
 歩行回数の測定は、ハンドルH、フレームB、ペダルPなどの往復動する部分に磁気センサあるいは光センサなどを取り付けて行う。
 図2に、本発明を実施したペダルを上下動する歩行運動器具の全体図を示す。
 歩行運動器具は、支軸AにハンドルHを固定あるいは傾動自在に連結し、下方に油圧シリンダで負荷を調節するペダルPを載置する。
 また、支軸Aに台座aを介して運動計1を着脱自在に取り付ける。
 歩行回数の測定は、同様にハンドルH、ペダルPなどの往復動する部分に磁気センサあるいは光センサなどを取り付けて行う。
 図3に、本発明を実施した運動計の正面図を示す。
 運動計1は、人体インピーダンス測定回路2を内蔵し、正面にLCDの表示部Dを設け、その下方に電源/選択キーK1、数字のダウンキーK2とアップキーK3、確定キーK4および開始/終了キーK5を配置し、上下の側面に互いに電気的に絶縁する4端子電極を構成する一方の給電側電極E1、E1と、他方の検出側電極E2、E2を固着する。
 給電側電極E1、E1と検出側電極E2、E2は、歩行運動器具のハンドルHに取り付け、コードを介して運動計1に接続してもよい。
 電源/選択キーK1は、約2秒のロングオンによる電源のオン・オフと、個人データの入力、運動の計測結果、体脂肪の測定結果、ダイエットの目標値などの表示切換えを行う。
 個人データの入力は、性別、年齢、身長、体重などのデータを入力する。
 体重は歩行運動器具に歪ゲージから成る体重測定センサを取り付け、体重測定センサの出力信号を入力してもよい。
 運動の計測結果は、時間、歩行回数、累計歩行回数、消費カロリーなどを表示する。
 体脂肪の測定結果は、体脂肪率、基礎代謝量、体型区分などを表示する。
 ダイエットの目標値は、目標体脂肪率を達成するための減量体脂肪率(%)、減量体脂肪量(kg)、減量カロリー、目標歩行回数などを表示する。
 また、運動の計測結果に合わせて目標体脂肪率を達成するための残り歩行回数、残り消費カロリーなどを表示する。
 ダウンキーK2は、キーを押す毎に数字を1ずつ下降させて数字を入力する。
 アップキーK3は、キーを押す毎に数字を1ずつ上昇させて数字を入力する。
 性別、年齢、身長、体重の個人データを入力するときは、それぞれのデフォルト値が表示され、データ入力はそれらの数値をダウンキーK2とアップキーK3で修正しながら行う。
 確定キーK4は、入力データの確定を行い、確定キー4が押されると次の入力に移行する。
 開始/終了キーK5は、体脂肪の測定あるいは運動の計測をスタートさせる。
 表示部Dは、性別、年齢、身長、体重などの入力データ、運動の計測結果、体脂肪の測定結果、ダイエットの目標値などを表示する。
 図4に、本発明を実施した人体インピーダンス測定回路のブロック図を示す。
 人体インピーダンス測定回路2は、発振器21が生成する50kHzの正弦波交流電圧を駆動回路22、切換スイッチ23Aを介してケース1の給電側電極E1、E1に供給する。
 人体インピーダンスを測定するときは、運動計1を台座aから取り外して両手で把持し、両腕を肩の高さでまっすぐ伸ばして、図5に示すように、運動計1の給電側電極E1、E1と検出側電極E2、E2を左右の人差し指と親指で挟む。
 あるいは、ハンドルHを両手で握って人体インピーダンスを測定する。
 これにより、左右の検出側電極E2、E2の間に交流電圧が発生し、両手間の人体インピーダンスを測定する。
 検出側電極E2、E2に発生した交流電圧を切換スイッチ23A、帯域フィルタ24、整流回路25、増幅器26を介して直流電圧に変換し、波形整形、レベル調整、オフセット調整した後、A/D変換器27、I/Oインタフェース16を介してCPU14に入力する。
 人体インピーダンス測定回路2を構成する要素の経時変化や温度特性による測定誤差を修正するため、人体インピーダンスを測定する前に、検出側回路の出力特性をあらかじめ校正する。
 すなわち、2つの変量である人体インピーダンスZと検出側回路が検出する交流電圧Vの関係を回帰直線Z=k・V+C0にあてはめる。
 そして、抵抗値が既知の2つの抵抗R1とR2の両端に、人体インピーダンスZを測定するときと同じ所定の交流電圧を印加し、抵抗R1とR2の両端に発生する交流電圧Vを検出して回帰直線の比例定数kと固定定数C0を求める。
 このため、CPU14から制御信号を出力してI/Oインタフェース16、切換ユニット28、切換制御回路29Aを介して切換スイッチ23Aを切換え、駆動回路22と帯域フィルタ24との間に2つの抵抗R1とR2を接続する。
 次に、CPU14から制御信号を出力してI/Oインタフェース16、切換ユニット28、切換制御回路29Bを介して切換スイッチ23Bを切換え、測定対象を抵抗R1あるいは抵抗R2に切換える。
 図6に、本発明を実施した運動計の機能ブロック図を示す。
 運動計1は、4端子電極を介して人体インピーダンスを測定する人体インピーダンス測定手段110と、キーを操作して性別、年齢、身長、体重の個人データを入力する個人データ入力手段120と、人体インピーダンスと個人データに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段130と、個人データと体脂肪率に基づいて体型を判別する体型判別手段140と、個人データと体脂肪率に基づいて基礎代謝量を算出する基礎代謝量算出手段150と、目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段160と、目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を計算する減量体脂肪計算手段170と、減量体脂肪を消費するためのカロリー量を計算する減量カロリー計算手段180と、基礎代謝量に基づいて減量カロリーを消費するための目標歩行回数を設定する目標歩行回数設定手段190と、歩行回数を測定する歩行回数測定手段200と、測定した歩行回数と基礎代謝量に基づいて実際の消費カロリーを計算する消費カロリー計算手段210と、減量カロリーから実際の消費カロリーを差し引いて残り消費カロリーを計算する残り消費カロリー計算手段220と、基礎代謝量に基づいて残り消費カロリーを消費するための残り歩行回数を計算する残り歩行回数計算手段230で構成する。
 体型判別手段140は、図7に示すように、縦軸と横軸を構成する体重と体脂肪率をそれぞれ健康範囲以下、健康範囲、健康範囲以上の3段階に区分してマトリックスを9区域に分割し、個人データ入力手段120が入力した身長、体重と体脂肪率算出手段130が算出した体脂肪率がどの区域に該当するかをドットで表示する。
 体重の健康範囲は、理想体重×0.9〜理想体重×1.1とし、体脂肪率の健康範囲は、女性の場合17〜24%、男性の場合14〜20%とする。
 9区域は、縦軸(体重)の上から下、横軸(体脂肪率)の左から右の順にそれぞれ超スポーツマン型、スポーツマン型、肥満型、スポーツマン理想型、健康理想型、過脂肪型、超やせ型、やせ型、超過脂肪型などのように分類する。
 ここで、理想体重=(身長−100)×0.9×0.91とする。
 基礎代謝量算出手段150は、次の計算式に基づいて基礎代謝量を算出する。
 基礎代謝量=C0 ×体重×(100−体脂肪率)/100+C1 
    C0 =24.0349 女性40歳未満
       21.951 女性40歳以上
       27.717 男性40歳未満
       25.333 男性40歳以上
    C1 =427.64 女性40歳未満
       424.38 女性40歳以上
       188.21 男性40歳未満
       243.28 男性40歳以上
 目標体脂肪率設定手段160は、現在の体脂肪率と比較して、例えば、女性の場合17〜24%、男性の場合14〜20%とされる健康体脂肪率の中から目標とする体脂肪率を設定する。
 減量体脂肪計算手段170は、目標体脂肪率と測定体脂肪率の差から減量すべき体脂肪量を求める。
 減量体脂肪量(kg)=(測定体脂肪率−目標体脂肪率)/100×体重 (kg)
 なお、測定体脂肪率が目標体脂肪率を下回る場合は、減量体脂肪量を0とする。
 減量カロリー計算手段180は、体脂肪1kgはおよそ7000kcalに相当することから、次の計算式によって減量体脂肪計算手段170が計算した減量体脂肪量を消費するのに必要なカロリー量を求める。
 減量カロリー(kcal)= 減量体脂肪量(kg)×7000(kcal/kg)
 目標歩行回数設定手段190は、減量カロリー計算手段180が計算した減量カロリーを運動量に置き換え、運動量から歩行回数を計算して目標の歩行回数を設定する。
 運動量は、次のように運動強度と運動時間の積であらわされる。
 運動量(kcal)= 運動強度(kcal/分)× 運動時間(分)
 運動強度は、運動の際に消費する1分当りの消費カロリーをあらわし、次の式で計算する。
 運動強度(kcal/分)=(エネルギー代謝率×基礎代謝量+安静時の代謝量)(kcal)/1440(分)
 エネルギー代謝率は、歩行ピッチ(単位時間当りの歩行回数)によって基礎代謝量の何倍のカロリーを消費するかを表し、例えば、毎分60歩の場合は2.0、120歩の場合は3.0、180歩の場合は5.0、240歩の場合は7.0などのように実測によって求める。
 また、安静時の代謝量は基礎代謝量の1.2倍とする。
 以上により、歩行ピッチを、例えば、毎分120歩とし、そのときの運動強度を次のようにして求める。
 歩行ピッチ毎分120歩の運動強度(kcal/分)=(3.0×基礎代謝量+安静時の代謝量)(kcal)/1440(分)
 次に、減量カロリーを消化するのに必要な運動時間を求め、運動時間から目標歩行回数を計算する。
 運動時間(分)= 減量カロリー(kcal)/ 歩行ピッチ毎分120歩の運動強度(kcal/分)
 目標歩行回数(歩)=運動時間(分)×120(歩/分)
 目標歩行回数を目標歩行距離に置き換えて表示する場合は、あらかじめ設定した歩幅(例えば、0.7m)を歩行回数に掛けて距離を求める。
 なお、運動時間は、体脂肪が燃えだすまでに最低必要といわれる12分以上の時間を設定する。
 エネルギー代謝率は、歩行運動時の心拍数と高い相関関係にあるので、両者の回帰方程式から求めてもよい。
 あるいは、歩行運動時のペダル負荷とも高い相関関係にあるので、両者の回帰方程式から求めてもよい。
 ペダル負荷は、ペダル負荷を調節したときの設定値を読み取って求める。
 エネルギー代謝率と心拍数の回帰方程式は、歩行運動時の心拍数と酸素摂取量を実測して得ることができる。
 エネルギー代謝率とペダル負荷の回帰方程式は、歩行運動時の歩行回数と酸素摂取量をペダル負荷別に実測して得ることができる。
 ペダルを上下動する歩行運動の場合は、歩行回数だけでなく、心拍数やペダル負荷をもとにエネルギー代謝率を求め、計算精度を向上させる。
 また、体脂肪を効率よく燃焼させる運動強度は、最高心拍数の約60〜90%が好適とされるので、心拍数がこの範囲にあるときの消費カロリーを計算するとより計算精度が向上する。
 最高心拍数は、次の計算式によって求める。
 男性の場合、最高心拍数=220−年齢
 女性の場合、最高心拍数=210−年齢
 なお、20歳以下の場合はすべて20歳として最高心拍数を計算する。
 心拍数は、指先の毛細血管を流れる血液中のヘモグロビンが赤外線を吸収すること、および、その濃淡が脈拍により変化することを利用して測定する。
 このため、心拍センサの接触面を指先に押し当ててサポータで固定し、発光部が照射する赤外線の変化を受光部で連続的に検出し、その変化を電気信号に変えて心拍数を測定する。
 心拍センサは、耳たぶに接触させて耳たぶの毛細血管を流れる血液中のヘモグロビンを検出してもよい。
 あるいは、ハンドルHに電極を取り付けて血液の脈動に伴って発生する両手間のパルス状の電位差を検出し、これにより心臓の拍動を検知して心拍数を測定してもよい。
 歩行回数測定手段200は、ハンドルHやペダルPに取り付けたホールセンサ、磁気抵抗素子、リードスイッチなどの磁気センサ、あるいはフォトカプラなどの光センサによって通過を検知し、通過回数をカウントして歩行回数を測定する。
 消費カロリー計算手段210は、歩行回数測定手段200が測定した歩行回数と時間から平均歩行ピッチpを求め、この平均歩行ピッチpのエネルギー代謝率を前述の計算式に代入して運動強度を求め、これに運動時間を掛けて実際の消費カロリーを計算する。
 運動強度(kcal/分)=(平均歩行ピッチpのエネルギー代謝率×基礎代謝量+安静時の代謝量)(kcal)/1440(分)
 消費カロリー(kcal)=運動強度(kcal/分)× 運動時間(分)
 運動強度は、歩行運動時の心拍数と時間から平均心拍数rを求め、この平均心拍数rのエネルギー代謝率を代入して求めてもよい。
 運動強度(kcal/分)=(平均心拍数rのエネルギー代謝率×基礎代謝量+安静時の代謝量)(kcal)/1440(分)
 あるいは、ペダル負荷別に測定した平均歩行ピッチp´のエネルギー代謝率を代入して求めてもよい。
 運動強度(kcal/分)=(ペダル負荷別平均歩行ピッチp´のエネルギー代謝率×基礎代謝量+安静時の代謝量)(kcal)/1440(分)
 いずれの場合も歩行運動の負荷が反映されるので、歩行回数だけをもとに計算するより計算精度が向上する。
 残り消費カロリー計算手段220は、減量カロリー計算手段180が計算した減量カロリーから消費カロリー計算手段210が計算した実際の消費カロリーを差し引いて残り消費カロリーを求める。
 残り消費カロリー(kcal)=減量カロリー(kcal)− 消費カロリー(kcal)
 なお、体脂肪率の測定をやり直したときは、その都度新たに減量カロリーが設定されて残り消費カロリーは減量カロリーに等しくなる。
 残り歩行回数計算手段230は、残り消費カロリー計算手段220が計算した残り消費カロリーを消費するために、平均歩行ピッチ毎分120歩の運動強度で運動する場合の残り運動時間を求め、残り運動時間から残り歩行回数を求める。
 残り運動時間(分)=残り消費カロリー(kcal)/ 平均歩行ピッチ毎分120歩の運動強度(kcal/分)
 残り歩行回数(歩)=残り運動時間(分)×120(歩/分)
 残り歩行回数を残り歩行距離に置き換えて表示する場合は、あらかじめ設定した歩幅(例えば、0.7m)を歩行回数に掛けて距離を求める。
 本発明を実施した歩行運動器具の運動計は以上のような構成で、体脂肪を測定するときは、まず、運動計1の電源/選択キーK1とダウンキーK2、アップキーK3および確定キー4を操作して性別、年齢、身長および体重の個人データを入力する。
 このとき、入力データが前回と同じ場合は入力を省略できる。
 次に、開始/終了キーK5を押した後、運動計1の上下の側面に設けた給電側電極E1、E1と検出側電極E2、E2を左右の人差し指と親指で挟んで体脂肪の測定をスタートさせる。
 測定を開始してしばらくすると、表示部Dに体脂肪率が表示され、体脂肪率とともにマトリックスの該当区域に体型区分がドットで表示される。
 ここで電源/選択キーK1を押すと、表示部Dに基礎代謝量が表示され、測定体脂肪率が健康体脂肪率を上回るときは、電源/選択キーK1を押す毎に画面が切り換わり、減量体脂肪率、減量体脂肪量、減量カロリー、目標歩行回数などのダイエットの目標値が順番に表示される。
 これらのダイエットの目標値は、体脂肪の測定を行う毎に更新される。
 次に、開始/終了キーK5を押すと、運動の計測がスタートする。
 運動の計測がスタートした後は、電源/選択キーK1を押す毎に画面が切り換わり、時間、歩行回数、累計歩行回数、歩行距離、累計歩行距離、消費カロリー、残り消費カロリー、残り歩行回数、残り歩行距離などが順番に表示される。
本発明を実施したペダルを前後動する歩行運動器具の全体図である。 本発明を実施したペダルを上下動する歩行運動器具の全体図である。 本発明を実施した運動計の正面図である。 本発明を実施した人体インピーダンス測定回路のブロック図である。 本発明を実施した運動計の体脂肪測定時の使用説明図である。 本発明を実施した運動計の機能ブロック図である。 本発明を実施した体型判別図である。
符号の説明
  1     運動計
  110   人体インピーダンス測定手段
  120   個人データ入力手段
  130   体脂肪率算出手段
  140   体型判別手段
  150   基礎代謝量算出手段
  160   目標体脂肪率設定手段
  170   減量体脂肪計算手段
  180   減量カロリー計算手段
  190   目標歩行回数設定手段
  200   歩行回数測定手段
  210   消費カロリー計算手段
  220   残り消費カロリー計算手段
  230   残り歩行回数計算手段
  14    CPU
  15    メモリ
  16    I/Oインタフェース
  2     人体インピーダンス測定回路
  21    発振器
  22    駆動回路
  23    切換スイッチ
  24    帯域フィルタ
  25    整流回路
  26    増幅器
  27    A/D変換器
  28    切換ユニット28
  29    切換制御回路
  A     支軸
  B     フレーム
  D     表示部
  E1    給電側電極
  E2    検出側電極
  H     ハンドル
  K1    電源/選択キー
  K2    ダウンキー
  K3    アップキー
  K4    確定キー
  K5    開始/終了キー
  P     ペダル
  R1、R2 ダミー抵抗
  a     台座

Claims (5)

  1. 左右一対のペダルの上に乗ってこれを左右交互に前後または上下方向に往復動して身体運動を行う歩行運動器具において、
     人体インピーダンスを測定する電極と、
     測定した人体インピーダンスに基づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段と、
     目標の体脂肪率を設定する目標体脂肪率設定手段と、
     算出した体脂肪率から目標の体脂肪率を達成するために必要な目標の運動量を設定する目標運動量設定手段と、
     体脂肪率及び目標運動量を表示する表示部と、
     を備えることを特徴とする運動計。
  2. 歩行運動器具に対し着脱自在に取付け可能であることを特徴とする請求項1に記載の運動計。
  3. 前記目標運動量を目標消費カロリーとする請求項1に記載の運動計。
  4. 前記目標運動量を目標歩行回数とする請求項1に記載の運動計。
  5. 前記目標運動量を目標歩行距離とする請求項1に記載の運動計。
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