JP2004086533A - 学術文書管理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】文書管理モジュールの処理として制御部11が、学術文書としての論文等とともに、その論文で利用された研究用の素材に関するデータを付帯データとしてストレージ14に保持する。また学術文書は、類別として、少なくとも自由登録版と遺産版とにわけて管理する。自由登録版として登録された学術文書が遺産版として登録替えされるには、所定の学術的条件を満足する必要がある。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、研究内容を記述した学術的文書を管理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一定の学問的興味の解決のため、その学問的内容を研究したり、調査したりするなどをして得た知見を文書にまとめた論文やレポート、レターといったもの(以下、学術文書と総称する)は、通常何らかの学会誌に投稿されて掲載されたり、又は学術的組織(例えば大学)で発行される論文集の類いに掲載される。また、レポートなどの中には、ある学術的組織の研究部門(例えば大学の研究室)で保管され、必要に応じて外部に複写して提供されるといったものもある。
【0003】
これら論文誌や論文集といったものは、その数が膨大なので、一般に他者の学術文書を参照しようとすると、どの論文誌に掲載されているかなどを調べて、その論文集を探すということになる。このとき、掲載されている論文誌等を探すための労力は非常に大きかった。そこで近年、特定分野の多数の論文誌について、そこに掲載された論文を電子的に管理するサイト、例えばPubMed(www.ncbi.nlm.nih.gov/PubMed/)などが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなサイトの役割は、近年ますます大きくなっており、今後とも充実が期待されているところである。ところが論文だけを管理したのでは、次のような問題がある。
【0005】
すなわち学術研究の過程においては、調査や実験、あるいはコンピュータシミュレーション等を行うこともある。例えば理工学や医学といった分野では様々なシミュレーションプログラムを用いたシミュレーションが行われている。これらのシミュレーションに用いたプログラムや、その設定パラメータ等は、学術文書に記述されることはあるが、そのままコンピュータに入力すればシミュレーションが追試できるというほど具体的なものではない。また、シミュレーションや実験等の結果として得られた数値も学術文書に直接掲載されずに、それらをグラフ化した結果だけが掲載されるという場合もある。
【0006】
従って他者の学術文書を参照して、そこに記述された研究の内容を追試したり、自らの研究の基礎としようとする場合、学術的研究の内容に関係する様々な情報、例えば典拠や、研究に使用したシミュレーションプログラムやその設定パラメータ、といった付帯データは別途入手するか、または学術文書の記載からこれらを推定して自ら生成することとなっており、研究者にとって利便性の低い状態が生じている。
【0007】
さらにもう一つの問題として次のようなものもある。すなわち、研究部門のすべてが永続的に存続しうるものではないので、ある研究において主導的立場にあった研究室が解散すると、その研究室で保持されていたレポート等の学術文書が失われることが多かった。
【0008】
つまり、学術文書は、その入手先(例えば掲載論文誌)の特定が困難であるとともに、学術文書に付帯する情報の取得も困難であった。また論文集等に掲載されないまでも、重要な学術文書の管理体制は整っていない。例えば、論文を電子的に管理するサイトでも、論文誌掲載された論文を蓄積管理することはしていても、その論文に含まれる学術的研究に不可欠な付帯データや論文誌に掲載されない論文、さらにはレポート等の類いまではカバーしていない。
【0009】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、一般に長期に亘る研究の成果としての論文が発表される一方で、実際に研究で利用された種々のデータの入手が困難であるという学術文書の特性を考慮し、学術文書の流通と利用とを促進し、研究者の便利に資し、これを通じて研究の活性化を図ることのできる学術文書管理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、学術文書の文書データを蓄積して管理する論文管理装置であって、学術文書の文書データを保持する手段と、管理の対象となった学術文書の少なくとも一つに関係する付帯データを、前記関係する学術文書に関連づけて保持する手段と、を含むことを特徴としている。
【0011】
ここで前記付帯データは、関係する学術文書の記述内容に関係する、実験又はシミュレーションの設定に関するデータと、実験又はシミュレーションの結果に関するデータと、の少なくとも一方を含むこととするのも好ましい。さらに、前記学術文書の各々は、少なくとも2つの類別のいずれかに分類され、そのうち少なくとも一つの類別には、所定の学術的条件を満足した学術文書のみが分類されてなることとするのも好ましい。この場合の所定の学術的条件には、少なくとも、被引用回数に関する条件と、著者研究室の存続に関する条件と、予めレフェリーとして定められた利用者の指定に関する条件と、のいずれかを含むこととしてもよい。
【0012】
また、本発明のある態様では、コンピュータを用い、学術文書の文書データを蓄積して管理する論文管理方法であって、学術文書の文書データを保持させる工程と、管理の対象となった学術文書の少なくとも一つに関係する付帯データを、前記関係する学術文書に関連づけて保持させる工程と、を含むことを特徴としている。
【0013】
さらに、本発明の別の態様では、コンピュータに、学術文書の文書データを蓄積して管理させる論文管理プログラムであって、学術文書の文書データを保持させる手順と、管理の対象となった学術文書の少なくとも一つに関係する付帯データを、前記関係する学術文書に関連づけて保持させる手順と、をコンピュータに実行させることとした。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置1は、図1に示すような一般的なサーバコンピュータであり、制御部11と、記憶部12と、ネットワーク制御部13と、ストレージ14とを含んで構成され、ネットワークを介してクライアント側装置2に接続されている。この制御部11は、記憶部12に格納されている学術文書管理プログラムに従って処理を行う。記憶部12は、制御部11によって実行される学術文書管理プログラムを保持する。またこの記憶部12は、制御部11のワークメモリとしても動作する。
【0015】
ネットワーク制御部13は、ネットワークを介してクライアント装置2等から受信される指示を制御部11に出力する。また、このネットワーク制御部13は、制御部11から入力される指示に従って、ネットワークを介してクライアント装置2等にデータを送信する。ストレージ14は、学術文書や付帯データ等を蓄積するコンピュータ読取可能な記録媒体であり、制御部11から入力される指示に従ってデータを格納し、また、格納したデータを読み出して制御部11に出力する。また、クライアント側装置2は、Webクライアントソフトウエアが動作する一般的なパーソナルコンピュータである。
【0016】
ここで制御部11によって実行される学術文書管理プログラムの内容及び動作について説明する。本実施の形態の学術文書管理プログラムは、学術文書としての論文に加え、数理モデル、書籍データ、URL(Uniform Resource Locator)、実験データ、解析ライブラリ等の研究用の素材に関するデータ(付帯データと呼ぶ)を管理する。ここで数理モデルとは、シミュレータに入力する設定データ(例えば設定スクリプト)等である。また解析ライブラリとは、データの解析に用いられたコンピュータプログラムやそのプログラムで用いられるプラグインソフトウエア等をいう。
【0017】
本実施の形態の例では、学術文書管理プログラムは、図2に示すように、Webサーバ21と、アプリケーション・サーバ22と、文書管理モジュール23を含んでソフトウエア的に構成されている。この学術文書管理プログラムは、制御部11によって処理される。制御部11は、基本的に次のように動作する。すなわち、図3に示すように、Webサーバ21により提供されるWebページで、クライアント側装置2を利用する利用者が所定の操作を行うと、この操作の内容が、Webサーバ21に送信され(S1)、その内容がさらにアプリケーション・サーバ22に受け渡される(S2)。
【0018】
アプリケーション・サーバ22は、利用者の操作の内容に応じて文書管理モジュール23に対してデータの登録・修正・取得等を要求し(S3)、文書管理モジュール23が当該要求に応じた処理を行って(S4)、その結果をアプリケーション・サーバ22に送信する(S5)。そしてアプリケーション・サーバ22は、当該受信した結果の情報をWebページとして整形し(S6)、Webサーバ21を介してクライアント側装置2に送信する(S7)。これらの動作によって学術文書や付帯データが文書管理モジュール23に登録され、また、閲覧に供されることとなる。
【0019】
なお、ここでは、アプリケーション・サーバ22が文書管理モジュール23に対して処理を要求し、その結果を受けとるようにしているが、アプリケーション・サーバ22は、図示しないデータベースサーバに対してSQL等で記述された要求を送信し、これに応答して得られた検索結果を所定の処理(Webページに整形してクライアント側装置2に送信したり、検索の結果を利用して文書管理モジュール23に対する要求を生成する等)を行うようにしてもよい。
【0020】
さらに、アプリケーション・サーバ22を用いずに、例えば制御部11がCGI(Common Gateway Interface)として記述されたプログラムを実行して、文書管理モジュール23との間の処理や、データベースサーバの検索等の処理を行うようにしてもよい。
【0021】
具体的に学術文書や付帯データは、クライアント側装置2からの要求に応答して、アプリケーション・サーバ22によって文書管理モジュール23のデータベース(ストレージ14に格納されている)に登録される。本実施の形態において特徴的なことは、文書管理モジュール23において、学術文書の少なくとも一つに関係する付帯データを、その関係する学術文書に関連づけて保持することである。また、本実施の形態においては、文書管理モジュール23は、学術文書や付帯データを少なくとも一つのインデックスに関係づけて保持する。例えば、このインデックスは、それぞれ学術研究の分野ごとのインデックスとすることができる。このようにすると、各学術文書や各付帯データは、それぞれの学術研究の分野毎に分類されて管理されるようになる。
【0022】
従って、本実施の形態においては、学術文書や付帯データは、図4に示すような状態で管理されていることとなる。図4では、インデックスIが3つ定義され、第1のインデックスI−1に学術文書としての論文A−1と、サブインデックスとしての第2,第3のインデックスI−2,I−3とが登録されている。また、第2のインデックスI−2には、論文A−1と、URLとが登録されている。このように、本実施の形態においては、学術文書や付帯データは、複数のインデックスに登録されていてもよい。すなわち、本実施の形態では、インデックスは階層構造を有して構成され、利用者はこの階層構造を用いて所望の学術文書や付帯データを探索することができる。
【0023】
また、論文A−1には、その論文の作成にあたって利用された数理モデルM−1と解析ライブラリL−1とが関連づけて登録され、さらに解析ライブラリL−1には、付帯データとしてのコメント(利用者が関連づけて登録し、他の利用者からも参照可能になっている、意見や見解等を含んだ情報)C−1が関連づけられている。
【0024】
同様に、URLにも、コメントC−2や、実験データD−1が関連づけられている。なお、実験データD−1には、メモ(いずれかの利用者が専ら個人的な利用のために関連づけて登録し、他の利用者からは基本的に参照可能となっていない情報)E−1が関連づけられている。この図4に例示したように、本実施の形態の文書管理モジュール23内においては、複数のインデックスとともに、学術文書や付帯データが相互に関連づけられて登録されている。
【0025】
なお、付帯データのうち、数理モデル等は、汎用に利用可能なものがある(いずれかの学術文書との関連はするが、ある分野で共通して用いられるものもある)ことに配慮して、インデックスに直接関連づけ可能(所属可能)とするのが好ましいが、メモやコメントは、その対象が必要であるので、インデックスに対して直接関連づけできないようにしておくことが好ましい。このような関係は、具体的には次の[表1]に示すように設定される。
【0026】
【表1】
ここでは、インデックスに対して直接関連づけ可能か否か、追記が可能か(他の学術文書や付帯データを関連づけられるか否か)、キーワードがデータ構造に含まれているか否か、登録者以外の他者が自由に閲覧可能か否か、添付ファイルとしてダウンロード対象のファイルを関連づけることの可否、期限の有無(期限有であれば、指定された期限の経過後に取得不能な状態に設定される)、コメントやメモを関連づけることの可否をそれぞれ表として示した。なお、「メッセージ」については、後に説明する。
【0027】
閲覧の際、利用者は文書管理モジュール23内の学術文書や付帯データを参照するべく、クライアント側装置2から予め定められたインデックスを要求する。するとアプリケーション・サーバ22がこの要求に応えて、当該要求されたインデックスの情報を文書管理モジュール23から取り出してクライアント側装置2に送信する。利用者は、このインデックスに登録されている別のインデックスや学術文書、付帯データを参照して要求し、それらを受信して閲覧するとともに、それに関連づけられている他の学術文書や付帯データの一覧を入手する。
【0028】
従って利用者は、論文などの学術文書をネットワークを介して入手できるようになるとともに、その論文での研究に使用したシミュレーションプログラムやその設定パラメータ、といった付帯データの一覧の提供を併せて受けることとなり、研究における利便性が向上する。
【0029】
ここで、参考のため、学術文書や付帯データのデータ構造の一例について説明する。まず、学術文書としての論文のデータは、図5に示すように、タイトル、登録日、種別、類別、著者名、論文の概要を記述したWebページへのリンク、論文掲載誌等の書誌的情報、登録されているインデックスのリスト、キーワード(検索用)、登録者名といった情報を含んだデータ構造となっている。ここで種別は、論文の内容が研究のレビュー(Review)であるか、歴史的論文(Historic)であるか、その他(Basic)であるかを分類するためのものである。また、論文の概要が他のWebページ(例えばPubMedのような論文データベースWebサイト)に登録されている場合、これをそのまま利用するほうが効率的であるので、そこへのリンクを記述するようにしている。また、著者と登録者は必ずしも同一でないので、それぞれに分けて記録するようにしてある。本実施の形態において特徴的なことは、論文が、少なくとも2つの類別のいずれかに分類され、その分類の内容が、「類別」の情報として論文のデータ構造に含められていることである。この「類別」には具体的には、「自由登録版」と「遺産版」とが含まれ、論文は、いずれかの類別に属することとなる。
【0030】
ここで「自由登録版」は、利用者が論文誌掲載の有無に関わらず、「投稿」できるようにしたもので、「遺産版」は、研究室の存続の問題など、管理者や予め選抜された利用者(いわばレフェリーとしての利用者)によってその学術文書の遺産的価値が高いと判断される場合に、分類される類別である。これにより、各研究室の利用者が任意に「自由登録版」として学術文書を登録でき、これが保持されるともに、所定の条件に基づき「遺産版」として登録替えを行うことで、研究室が解散しても、その研究室で保持されていたレポート等の学術文書が残される機会が増大すると期待できる。このとき、本実施の形態によれば、当該学術文書とともに、それにおける研究の内容に応じた付帯データが関連づけて登録可能となっているので、学術的知見が永続的に管理可能となると期待できる。
【0031】
数理モデルは、実際にどのシミュレーションプログラムとともに利用され、その結果、どのようなグラフ等が得られるのかを示しておけば、利用者にとってより便利であるので、図6に示すように、タイトル、登録日、モデル作成者、数理モデルのファイルの実体(ダウンロード対象)とともに、どのシミュレーションプログラムで利用されるかの区別としての「タイプ」の情報、利用法を示した「説明」の情報、結果として得られるグラフの例等を示す、「図」の情報がデータ構造内に含まれる。さらに、このデータ構造には、登録されているインデックスのリスト、キーワード(検索用)、登録者名が含まれる。
【0032】
解析ライブラリや実験データも略同様のもので、それぞれ図7,図8に示すようなデータ構造を有する。なお、解析ライブラリでの「タイプ」の情報は、解析ライブラリがプラグインである場合に、どの解析プログラムで利用されるプラグインであるかを示すための情報である。また、実験データにおいては、データファイルの実体は、そのファイル形式(例えばタブで区切られたデータと、カンマで区切られたデータといった形式)に応じて複数のファイルを登録可能としておくことが利用者にとって便利であり、好ましい。
【0033】
このほか、書籍やURL、コメント、メモといった付帯データについても、タイトルと登録者、登録日、説明といったものを基本として、例えば書籍であれば、著者や出版社やISBNコードや出版日等の情報を、またURLであればリンク先の説明等の情報を含むものとするのが好適である。
【0034】
次に、本実施の形態の学術文書管理装置1が提供するインタフェース(ビュー)について詳細に説明する。このインタフェースは、アプリケーション・サーバ22によって提供されるもので、具体的にはJava(登録商標)サーブレット・ページ(JSP)として実装され、Webサーバ21によって提供される。クライアント側装置2では、このインタフェースをWebブラウザを利用して参照し、操作することとなる。
【0035】
本実施の形態の学術文書管理装置1においては、個々のユーザをユーザ名とパスワード等を用いて管理する。すなわち、利用者は予めユーザ登録を行い、ユーザ名やパスワード等といった認証情報等を登録しておく。
【0036】
学術文書の閲覧は自由に行うことができるが、学術文書および付帯データを登録する際には、登録されたユーザ名とパスワードとを入力してログイン処理を行う。このログインの処理は、広く知られている処理であるので、詳しい説明を省略する。ログイン直後では、図9に示すような複数部分からなる画面が表示される。上部の横長の部分には、管理上のページへ移動するためのリンクが含められている。また、下部の部分は、左側と右側との2つの部分に分けられ、左側には、インデックスと検索用の入力欄とが表示され、右側は後に検索結果等が表示される欄である。
【0037】
上部の管理上のページへのリンクには、主に、ニュースを掲示したページへのリンクや、学術文書等を登録するときのリンク(New Content Contribution)が含まれている。
【0038】
まず、学術文書の登録時のインタフェースについて説明する。利用者がクライアント側装置2で動作するWebブラウザ上の画面で、画面上部の「New Content Contribution」をクリックすると、下部右側の部分に、登録可能な対象の一覧が表示される(図10)。具体的に図10では、学術文書(Reference)と、書籍(Book)と、URL(URL)と、数理モデル(Model)と、実験データ(Data)と、解析ライブラリ(Library)とが登録可能な対象として表示されている様子を示している。
【0039】
ここで、利用者が、Referenceをクリックすると、図11に示すように、学術文書としての論文のデータ構造に含められるべき情報を入力する画面が表示され、利用者は、ここに所定の情報を入力する。具体的に入力すべきものとしては、
・ Title(論文のタイトル)
・ Classification(分類、Basic, Historic, Reviewの3種類から選択)
・ Author(論文の著者名、複数人入力する場合は改行して入力)
・ Abstract(論文の概要、他のWebページを参照するときは、そのリンクを記述)
・ PublishedYear(発行日を入力、4桁の西暦で入力する)
・ Footnote(論文に対する登録者の意見を入力)
・ FreeKeywords(論文のキーワードを入力、複数入力する場合は改行)
がある。なお、他のWebサイトから各情報を取得できる場合は、それを取り込んでもよい。具体的には、当該他のサイトでの論文の識別子(例えば管理番号)等によって論文を特定し、その論文に関する情報を取り込む。この場合、利用者が論文を特定するための情報を入力する欄と、取り込みを指示するボタン(Q)とを設けておく。
【0040】
これらの入力のあと、「Contribute」(登録)のボタンをクリックすると、さらに登録の操作が続けられ、「reset」ボタンをクリックすると、入力した内容が取り消される。なお、キーワードはある程度統一されていることが好ましいので、他のデータベースから取得せず、自ら登録する場合も、予め設定されたリストから該当するキーワードをチェックして選択するようにしておくことが好ましい。また、論文の類別については、アプリケーション・サーバ22は、利用者が「遺産版」を選択できないようにしておく。
【0041】
各情報の入力が完了し、「Contribute」ボタンがクリックされると、入力した内容を確認する画面をアプリケーション・サーバ22が生成してクライアント側装置2に対して送信する。クライアント側装置2では、「OK」(登録確認)及び「Back」(入力画面に戻って修正)の2つのボタンを含んだ、図12に示すような画面が表示される。ここで利用者が「OK」ボタンをクリックすると、アプリケーション・サーバ22がその操作を受けて、入力された情報を論文のデータとして文書管理モジュール23に登録するよう要求する。文書管理モジュール23が登録を完了すると、その旨の情報がアプリケーション・サーバ22に返答され、アプリケーション・サーバ22は、クライアント側装置2に対して登録を完了した旨、通知する。
【0042】
次に、付帯データの登録について説明する。付帯データのうち、コメント及びメモ以外のものは、学術文書や他の付帯データとは関係なく、インデックスに登録することもでき、また、学術文書や他の付帯データに関連づけて登録することもできる。学術文書や他の付帯データとは関係なく、インデックスに登録する場合については、論文の登録の場合と略同様であるので、その詳しい説明を省略する。
【0043】
そこでここでは、付帯データを学術文書や他の付帯データに関連づけて登録する場合について、特に学術文書に関連づけて登録する場合を例として説明する。利用者は、関連づけの対象となる学術文書を検索し、その学術文書に対して付帯データを「追記」する。すなわち、利用者はログイン時の画面(図9)から、検索の操作を行う。具体的には、下部左側の画面において、キーワードの欄に対象となる学術文書に付されているキーワードを入力して「Search」(検索)のボタンをクリックすると、キーワード欄に入力した文字列がキーワードとして設定されている学術文書や付帯データの一覧を表示する旨の要求がアプリケーション・サーバ22に受け渡され、アプリケーション・サーバ22がこの要求に応じて、文書管理モジュール23に対して、入力されたキーワードの設定された学術文書や付帯データを検索するよう要求する。文書管理モジュール23は、登録された学術文書や付帯データから、当該キーワードが設定されたものの一覧を生成してアプリケーション・サーバ22に出力し、アプリケーション・サーバ22がこの一覧をクライアント側装置2に対して送信する。
【0044】
また、学術文書のみを対象として検索したい場合、図9の画面から、下部左側の画面において、「detail search」(詳細検索)をクリックする。アプリケーション・サーバ22は、この要求に応じて、予め設定された詳細検索画面(図13)をクライアント側装置2に対して送出する。この詳細検索画面では、学術文書としての論文(Reference)、付帯データとしての数理モデル(Model)、解析ライブラリ(Library)等の種類を指定した検索が可能となっている。また、登録日(Contributed date)や、発行(掲載)年(Published Year)、キーワード、一覧の表示順序、一画面にいくつずつ表示するかの指定等を指定した検索ができるようになっている。この画面を通じて行われた要求は、アプリケーション・サーバ22によって文書管理モジュール23に伝達され、文書管理モジュール23が出力した一覧は、アプリケーション・サーバ22によって、指定された数ずつの表示ページに分割されて、クライアント側装置2に提供される。
【0045】
具体的に、ここでの例では、論文(Reference)を検索するので、種類としてのItem Typeで「Reference」をチェックし、キーワード(Free Keywords)のAnyリストから「Title」(タイトル)を選択し、関連づけの対象となる論文のタイトルを入力して、「Search」ボタンをクリックする。すると、検索条件に一致する学術文書のリストが表示される。
【0046】
ここで、該当する学術文書のリストには、入力したタイトルに一致する論文が表示されているので、ここから関連づけの対象となる論文のエントリを探して、そのエントリの表示に付されている「more」(詳しく)をクリックし、論文の詳細画面へ移動する。
【0047】
論文の詳細画面では、タイトルを始めとする情報が表示される(図14)。ここで、詳細画面の内部には、「追記」(Add New)として、関連づけるべき他の学術文書(Reference)や付帯データ(Book, URL, Model 等)を指定するためのリンクボタンが含められている(P)。
【0048】
ここでは、数理モデルを登録することとして、「Model」をクリックし、モデル登録画面へ移動する。数理モデルの登録においても、学術文書としての論文の登録と同様に、利用者は数理モデルのデータ構造に含まれる各データの入力をすることとなる(図15)。ここでは、
・ Title(モデルのタイトル)、
・ Type(シミュレーション・プログラムの種類、予め定められたリストから選択することとしてもよい)、
・ Author(モデルの著者、複数入力する場合は改行して入力する)、
・ ReadMe(モデルに関する覚書きの類いをプレーンテキスト形式で入力する)、
・ FreeKeywords (モデルのキーワード、複数入力する場合は改行して入力する)
などを入力することになる。
【0049】
また、数理モデルのファイル(数理モデル自体と数理モデルの実行結果等を表す図のファイル)を指定してアップロードする。この際アプリケーション・サーバ22によって実行されるファイルのアップロードプログラムとしては、広く知られているものを用いることができる。
【0050】
まず、数理モデル自体については、「Add new attachment」(新規の添付ファイル)を、図については「Add new figure」(新規の図)をクリックし、それぞれのファイルへのパス(クライアント側装置2上のファイルシステムでのフルパス)を指定して、アップロードを行う。ここで図は複数登録することができる。
【0051】
そして、利用者が「contribute」(登録)ボタンをクリックすると、登録内容確認画面へ移動する。この確認の画面は、例えば図16に示すようなもので、ここで登録内容を確認して「OK」ボタンをクリックすると、アプリケーション・サーバ22が入力された数理モデルのデータを文書管理モジュール23に登録し、それとともに、当該数理モデルを関連づけの対象となった論文に関連づけるよう文書管理モジュール23に指示する。すると、文書管理モジュール23が数理モデルを登録して格納し、指定された論文に関連付けして処理を完了する。この処理が完了すると、文書管理モジュール23は、登録した数理モデルの内容を表すデータを送信し、アプリケーション・サーバ22がこのデータに基づき、登録した数理モデルの内容を表示する、モデル登録内容表示画面を提供する。
【0052】
このモデル登録内容表示画面は、図17に示すようなもので、図16の確認画面と略同じものであるが、関連付けの元となった学術文書へのリンク「See the followed−up content」と、登録した数理モデルのより詳細な情報を表示するためのリンク「See the contributed content」とが設定されている点が異なる(R)。
【0053】
ここでの説明では、数理モデルを学術文書としての論文に関連づける場合を例として説明したが、その他のものであっても、同様に関連づけの対象(学術文書や付帯データ)を検索によって特定し、その検索結果の表示画面に示される「追記」のリンクを用いて付帯データを付記するようになっている。
【0054】
次に、本実施の形態の学術文書管理装置1を用いて学術文書や付帯データを閲覧する場合のインタフェースについて説明する。ログイン後の画面(図9)において、下部左側のインデックスの表示から、順次インデックスをたどりながら所望の論文が関連づけられているインデックスを探索する。
【0055】
インデックスは、当初は、最上位のインデックスのみが提供されており、そのインデックスをクリックすると、当該インデックスに属する学術文書や付帯データの一覧と、当該インデックスに属するサブインデックスとがアプリケーション・サーバ22によって文書管理モジュール23から取得されて提供される。具体的に当該インデックスに属する学術文書や付帯データの一覧は画面下部右側に表示され、当該インデックスに属するサブインデックスは画面下部左側のインデックスの一覧中にツリー状に表示されるよう提供される。
【0056】
学術文書や付帯データの一覧は、図18に示すように、種類(解析ライブラリ,書籍,実験データ,数理モデル,学術文書,URLの別)と、タイトルと、著者名と、登録者名と、「more」(詳細)ボタンとを表記したエントリーを配列したものである。ここで、詳細ボタンをクリックすると、当該エントリーに関する詳細な情報が提供される。具体的に論文の詳細画面は、一般的に図14に示したようになるのであるが、付帯データが関連づけられている場合には、論文の詳細画面の一部に数理モデルの詳細を含めて(X)、図19に示すような状態で提供してもよい。
【0057】
また、付帯データの一例としての数理モデルの詳細は、図20に示すように、関連づけられた学術文書へのリンク(A)と、ダウンロードの対象となる付帯データの実体へのリンク(B)と、データ構造に含まれるデータの一覧及び登録されている図(C)とが表示される。また、学術文書や付帯データを追記するためのリンク(D)が併せて表示されている。
【0058】
なお、学術文書等の一覧の表示において「Select how to order」をクリックすると、一覧の表示順序を選択できる。具体的に、順序としては、
・Title(タイトルのアルファベット順)、
・Author(著者名のアルファベット順)、
・Category(種類名(解析ライブラリ,書籍,実験データ,数理モデル,学術文書,URL)のアルファベット順)
・Published Year(書籍・論文等の発行日順、発行日が登録されていないものや、発行日を持たないものは最後に表示される)、
・Contributed Date(登録日順)、
などがある。
【0059】
さらに、付帯データとしての「メモ」は、ログイン時に入力したユーザ名と、「メモ」の登録者とが一致した場合にのみ、提供されるようにしておく。
【0060】
次に、登録した学術文書や付帯データを修正する場合のインタフェースについて説明する。まず、ログイン時の画面(図9)から、インデックスを探索し、又は検索を行って、修正の対象となる学術文書又は付帯データの詳細画面を表示させる。この詳細画面に表示されている、「modify」(修正)をクリックすると、アプリケーション・サーバ22がその指示を受けて文書管理モジュール23から該当する学術文書又は付帯データに関する情報を取得して、現在設定されている情報を提示する画面を提供する。この画面は、図11や図15に示した登録時の入力画面と同様のものであるが、予め現在設定されている情報が含められている点が異なる。
【0061】
このインタフェースを用いて、学術文書の更新や、付帯データとしての解析ライブラリ等の更新を実現できる。また、学術文書における類別を変更することもできる。すなわち、所定の学術的条件を満足した学術文書について、管理者や予め定められた利用者(登録者又はレフェリーとして定められた利用者)によって、類別を「自由登録版」から「遺産版」へと変更することができる。なお、ここで学術的条件としては、当該学術文書に関連づけられた学術文書の数(いわば被引用回数)といった条件のほか、著者研究室の存続に関する条件や、予めレフェリーとして定められた利用者の指定に関する条件等、管理上の都合に関係する条件等がある。
【0062】
本実施の形態の学術文書管理装置1によると、自由登録版として利用者が任意に学術文書等を登録でき、他者の閲覧に供することができるので、論文誌掲載の有無に関わらず投稿が可能となり、重要な研究が蓄積される機会が増大する。
【0063】
この際、登録された学術文書等に関連づけて、コメントや他の学術文書、付帯データ等が登録されるので、その数等によって登録された学術文書の客観的評価が見やすくなる。さらに、所定の条件が満足されれば、これが「遺産版」として登録替え可能となるなど、重要な研究内容が研究室の存続などの条件によらず、永続的に管理される。
【0064】
また、他者の研究内容を追試したり、確認したい場合に配慮して、研究の成果を記述した学術文書に関連づけて、当該研究において利用されたシミュレーション・プログラムの設定データや、グラフの元となった実験データ等が付帯データとして登録可能となっているので、追試等が容易にできるようになり、研究者にとっての利便性が向上する。
【0065】
さらに、本実施の形態においては、研究の累積的発展に伴って、その研究に関する学術文書や付帯データが「関連づけ」というリンクを通じて連鎖的に登録された状態となる。そこでこの連鎖上で、研究の内容に関する議論がオンラインでできるようになっていれば、研究をより活性化させることができると期待される。具体的には、登録されている学術文書や付帯データに対して、コメントの他に、期限付きのコメントとしてメッセージを関連づけられるようにして、このメッセージとして議論を登録できるようにしておく。議論の内容は、研究が一定の成果を結べば保持しておく必要はないので、期限を付しておくのである。
【0066】
なお、メッセージに対しても学術文書や付帯データ、メッセージ等を関連づけて登録できるようにしておくのも好ましい。この場合、登録された学術文書や付帯データは、メッセージが期限経過後に閲覧不能な状態となっても、そのまま閲覧可能な状態としておくのが好ましい。
【0067】
さらに、本実施の形態において、数理モデルや解析ライブラリの動作をより分かりやすくするため、アプリケーション・サーバ22を介して学術文書管理装置1の制御部11上で当該数理モデルを利用したシミュレーションプログラムの実行を可能とし、その結果をクライアント側装置2に提供できるようにしておくのも好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置及びその接続状態の例を表す構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置における学術文書管理プログラムの一例を表す機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置の動作例を表す流れ図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置における学術文書及び付帯データの管理状態の例を表す説明図である。
【図5】学術文書としての論文のデータ構造の例を表す説明図である。
【図6】付帯データとしての数理モデルのデータ構造の例を表す説明図である。
【図7】付帯データとしての解析ライブラリのデータ構造の例を表す説明図である。
【図8】付帯データとしての実験データのデータ構造の例を表す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供するインタフェースの一例を表す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供する学術文書や付帯データを登録する際のインタフェースの一例を表す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供する学術文書を登録する際のインタフェースの一例を表す説明図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供する学術文書を登録する際のインタフェースの一例を表す説明図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供する詳細検索のためのインタフェースの一例を表す説明図である。
【図14】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供する学術文書の閲覧用インタフェースの一例を表す説明図である。
【図15】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供する付帯データを登録するためのインタフェースの一例を表す説明図である。
【図16】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供する付帯データを登録するためのインタフェースの一例を表す説明図である。
【図17】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供する付帯データを登録するためのインタフェースの一例を表す説明図である。
【図18】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供する検索結果としての一覧を表示したときのインタフェースの一例を表す説明図である。
【図19】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供する学術文書の閲覧用インタフェースの別の例を表す説明図である。
【図20】本発明の実施の形態に係る学術文書管理装置が提供する付帯データの閲覧用インタフェースの一例を表す説明図である。
【符号の説明】
1 学術文書管理装置、2 クライアント側装置、11 制御部、12 記憶部、13 ネットワーク制御部、14 ストレージ、21 Webサーバ、22
アプリケーション・サーバ、23 文書管理モジュール。
Claims (6)
- 学術文書の文書データを蓄積して管理する論文管理装置であって、
学術文書の文書データを保持する手段と、
管理の対象となった学術文書の少なくとも一つに関係する付帯データを、前記関係する学術文書に関連づけて保持する手段と、
を含むことを特徴とする論文管理装置。 - 請求項1に記載の論文管理装置において、前記付帯データは、関係する学術文書の記述内容に関係する、
実験又はシミュレーションの設定に関するデータと、
実験又はシミュレーションの結果に関するデータと、
の少なくとも一方を含むことを特徴とする論文管理装置。 - 請求項1または2に記載の論文管理装置において、
前記学術文書の各々は、少なくとも2つの類別のいずれかに分類され、そのうち少なくとも一つの類別には、所定の学術的条件を満足した学術文書のみが分類されてなることを特徴とする論文管理装置。 - 請求項3に記載の論文管理装置において、
前記所定の学術的条件には、少なくとも、
被引用回数に関する条件と、
著者研究室の存続に関する条件と、
予めレフェリーとして定められた利用者の指定に関する条件と、
のいずれかを含むことを特徴とする論文管理装置。 - コンピュータを用い、学術文書の文書データを蓄積して管理する論文管理方法であって、
学術文書の文書データを保持させる工程と、
管理の対象となった学術文書の少なくとも一つに関係する付帯データを、前記関係する学術文書に関連づけて保持させる工程と、
を含むことを特徴とする論文管理方法。 - コンピュータに、学術文書の文書データを蓄積して管理させる論文管理プログラムであって、
学術文書の文書データを保持させる手順と、
管理の対象となった学術文書の少なくとも一つに関係する付帯データを、前記関係する学術文書に関連づけて保持させる手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする論文管理プログラム。
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2002
- 2002-08-27 JP JP2002246320A patent/JP2004086533A/ja active Pending
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