JP2004086398A - 電圧安定化回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源投入(スイッチSWのON)時に、電源ラインに素子を挿入せず(電圧降下を発生させず)、かつ、突入電流を増大させることなく、電源電圧Vinの振動とオーバシュートを抑える電圧安定化回路を提供し、また、突入電流を増大させることなく、大容量の回路入力容量を与えて、回路の消費電流急変時の電源ラインインピーダンスによる電源電圧降下を抑える電圧安定化回路を提供する。
【解決手段】前記タイミング生成部20が電源投入から遅れてスイッチ素子SW1をONにするので、ダンピングファクタkを調整しておりオーバシュートが抑えられて電源電圧の変動を抑制して安定化を図ることができると共に、タイミング生成部20により、負荷容量素子C0への突入電流ピークのタイミングと追加した容量素子C1へ流れる突入電流ピークのタイミングとがずれ、電源ラインの突入電流ピーク値は増大しない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路入力容量による電圧安定化回路に関し、特に、突入電流のピーク値を増加させない電圧安定化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
電源PWと電源の負荷にあたる回路の間にあるスイッチSWを閉じた瞬間に、負荷へ突入電流が流れて、回路の入力電源電圧Vinは大きく波打つ。具体的に、電源系の等価回路を表す図14に示すように、電源ラインには寄生インダクタンスL0が存在し、電源PWのつながり先である回路側には一般に負荷容量素子C0が存在し、スイッチSWを閉じると、電源電流Iinと電源電圧Vinはこの寄生インダクタンスL0と負荷容量素子C0のL−C振動波形となる。スイッチSWを閉じると、L−C直列回路に電源PWの電圧(Vpw)が印加されて、負荷容量素子C0へ突入電流が流れる。この時入力ラインのインダクタンスL0には、電流が流れることでエネルギーが蓄えられる。負荷容量素子C0へ蓄積される電荷量が増えるに従い、負荷容量素子C0の両端の電圧(ここではVin)が上昇して寄生インダクタンスL0両端の電位差が減少し、負荷容量素子C0へ流れる電流は減少する。負荷容量素子C0両端の電圧は上昇してVpwと等しくなるが、寄生インダクタンスL0へ蓄えられたエネルギーが放出されるため、さらに負荷容量素子C0へ電流が流れる。これにより、負荷容量素子C0両端の電圧はVpwより上昇してオーバシュートが発生する。
【0003】
ここで、現実の回路は、配線抵抗や接触抵抗や回路素子の抵抗成分があり、R−L−Cの直列回路に近似できる。図1の等価回路で、電源電圧Vpwを印加した時の負荷容量素子C0両端の電圧の挙動は2次振動系で表すことができる。この2次振動系のダンピングファクタk=r0/2×(C0/L0)1/2が1より小さい時、負荷容量素子C0両端の電圧Vinにはオーバシュートが発生する。一方、ダンピングファクタkが1以上の時、オーバシュートは発生しない。
【0004】
配線長1.7[m]、入力容量60[μF]のとき、配線のインダクタンス2[μH]、配線抵抗40[mΩ]とすると、ダンピングファクタk=40[mΩ]/2×(60[μF]/2[μH])1/2=0.11となり1より十分小さく、図15に示すように回路の入力電圧Vinに大きなオーバシュートが発生する。電源ラインの配線長が長いほど寄生インダクタンスL0が大きくなるので、この電圧オーバシュートは大きくなる。電圧のオーバシュートは、通常、突入電流のピークから若干遅れた時刻に発生する。
したがって、電源回路に何の対処も施さず電源PWを直接負荷に接続した構成の電源回路の場合にはオーバシュートが発生し、このような過大な電源電圧のオーバシュートは回路素子へダメージを与えたり、回路の誤動作の原因になる。
【0005】
そこで、電圧安定化させるために電圧安定化回路が必要となる。以下に、従来の電圧安定化回路として3つの電圧安定化回路を説明する。まず、1つめの従来の電圧安定化回路を図16に基づいて説明する。この従来の電圧安定回路は、負荷容量素子C0と並列に容量を追加してCを大きくし、または、Rと大きなC(L−C−R振動回路に関して支配的になるように元々の負荷容量素子C0よりかなり大きくする必要がある。)の直列回路を負荷容量素子C0と並列に付加した構成で、この構成によりダンピングファクタkを1以上にすることができ、Vinのオーバシュートは無くなる。
【0006】
2つめの従来の電圧安定化回路を図17に基づいて説明する。この従来の電圧安定回路は、電源ライン間にツェナーダイオードDzを付加した構成で、この構成により電源電圧Vinがツェナー電圧Vzより大きな電圧になることを防ぐことができる。
3つめの従来の電圧安定化回路を図18に基づいて説明する。この従来の電圧安定回路は、電源ライン間に直列にMOSFETを挿入し、スイッチSWを閉じた後にMOSFETを徐々にONさせる構成であり、この構成により回路の負荷容量素子C0へ徐々に電流を流し、突入電流を防ぐことができると共にVinの振動、オーバシュートを防ぐことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
1つめの従来の電圧安定化回路は、回路の入力容量が大きくなり電源ラインの突入電流が増大する。この過大な突入電流は電源ヒューズの溶断や入力電源電圧ディップによる回路の誤動作などのトラブルを引き起こすという課題を有する。2つめの従来の電圧安定化回路は、入力電源電圧Vpwから十分マージンを取ってツェナー電圧Vzは高めに設定しており、Vinのオーバシュート電圧はある程度残る。ツェナー電圧で切り取る分のエネルギーが全て損失になるので、入力電源pwからツェナーダイオードDzの回路にストレスが加わるという課題を有する。
3つめの従来の電圧安定化回路は、MOSFETが電源ラインに挿入されており、MOSFETのON抵抗による電圧降下が常に発生し、回路側の電源電圧の低下、MOSFET発熱、電力効率の低下が発生するという課題を有する。
【0008】
本発明は前記課題を解決する為になされたもので、電源投入(スイッチSWのON)時に、電源ラインに素子を挿入せず(電圧降下を発生させず)、かつ、突入電流を増大させることなく、電源電圧Vinの振動とオーバシュートを抑える電圧安定化回路を提供することを目的とする。また、突入電流を増大させることなく、大容量の回路入力容量を与えて、回路の消費電流急変時の電源ラインインピーダンスによる電源電圧降下を抑える電圧安定化回路を提供することも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電圧安定化回路は、回路の電源ライン間に負荷回路に並列接続された容量素子とスイッチ素子の直列回路と、スイッチ素子を駆動するタイミングを生成するタイミング生成部とからなり、当該タイミング生成部が電源投入から遅れてスイッチ素子を駆動状態とするものである。このように本発明においては、前記タイミング生成部が電源投入から遅れてスイッチ素子をONにするので、ダンピングファクタkを調整しておりオーバシュートが抑えられて電源電圧の変動を抑制して安定化を図ることができると共に、タイミング生成部により、負荷容量素子への突入電流ピークのタイミングと追加した容量素子へ流れる突入電流ピークのタイミングとがずれ、電源ラインの突入電流ピーク値は増大しない。
【0010】
また、本発明に係る電圧安定化回路は必要に応じて、前記タイミング生成部が電源投入時の電源電圧が所定値に達したことを検出してスイッチ素子を駆動状態とするものである。このように本発明においては、電源電圧が所定値に達した時にタイミング生成部がスイッチ素子を閉じているので、ダンピングファクタkを調整しておりオーバシュートが抑えられて電源電圧の変動を抑制して安定化を図ることができると共に、タイミング生成部により、負荷容量素子への突入電流ピークのタイミングと追加した容量素子へ流れる突入電流ピークのタイミングとがずれ、電源ラインの突入電流ピーク値は増大しない。
【0011】
また、本発明に係る電圧安定化回路は必要に応じて、電源ラインを流れる電流を検出する電源電流検出部を有し、前記タイミング生成部が、当該電源電流検出部により検出された電源投入時の負荷側回路へ流れる突入電流の減少開始点を検出してスイッチ素子を駆動状態とするものである。このように本発明においては、電源電流検出部を備え、タイミング生成部が当該電源電流検出部により電源投入時の負荷側回路へ流れる突入電流の減少開始点を検出してこの検出に基づいてスイッチ素子を閉じているので、電流より遅れた位相となる電圧のオーバシュートを抑制でき、タイミング生成部により、負荷容量素子への突入電流ピークのタイミングと追加した容量素子への電流の突入電流ピークのタイミングとが精確にずれ、電源ラインの突入電流ピーク値は増大しない。
【0012】
また、本発明に係る電圧安定化回路は必要に応じて、前記直列回路を容量素子とスイッチ素子と抵抗素子とで構成したものである。このように本発明においては、抵抗素子を電圧安定回路の素子として付加することもでき、この抵抗素子をR−L−C直列回路に関して支配的になるように選択することで、ダンピングファクタkを容易に調整することができる。
【0013】
また、本発明に係る電圧安定化回路は必要に応じて、電源ライン間に接続された容量素子とスイッチ素子の直列回路の電流を検出する電流検出部と、スイッチ素子に流れる電流が所定値を超えないようにスイッチ素子を駆動する電流制御部とを有するものである。このように本発明においては、電流検出部により検出される電流値が所定値を超えないようにスイッチ素子を駆動しているので、オーバシュートを抑えて電源電圧の変動を抑制して安定化を図り、および、突入電流ピーク値の増大なく、さらに、電流制御部により容量素子へ流す最大電流値を制限することができる。
【0014】
また、本発明に係る電圧安定化回路は必要に応じて、前記タイミング生成部が、電源投入時の電源電圧の振動波形が減少開始から、振動波形の減少時にはスイッチ素子のインピーダンスを大きくし、振動波形の上昇時にはインピーダンスを小さくするものである。このように本発明においては、タイミング生成部が振動波形の上昇・減少に応じてスイッチ素子のインピーダンスを減少・増加させているので、振動波形がいち早く収束して所定電圧レベルにすることができる。
【0015】
また、本発明に係る電圧安定化回路は必要に応じて、前記タイミング生成部は、スイッチ素子へ流れる電流の一定時間平均値が所定の収束時間で収束するスイッチ素子電流となるように、電源投入から遅れてある周期で繰り返し前記スイッチ素子をON、OFFするものである。このように本発明においては、スイッチ素子が電源投入から遅れてある周期でON、OFFを繰り返す動作を開始し、タイミング生成部がスイッチ素子へ流れる電流の一定時間平均値が過渡状態から定常状態へ収束するようにON、OFFしているので、振動波形がいち早く収束して所定電圧レベルにすることができると共に、スイッチ素子が完全ONまたはOFFで動作することで、スイッチ素子の内部損失は原理的にゼロになり、さらに、本電圧安定化回路の小型化、回路部分への組み込みおよびLSIへの集積化が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(本発明の第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る電圧安定化回路を、図1ないし図4に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る電圧安定化回路の構成ブロック図、図2は本実施形態に係る電圧安定化回路の回路図、図3は本実施形態に係る電圧安定化回路の回路の波形図、図4は本実施形態に係る電圧安定化回路の回路図である。
【0017】
前記図1において本実施形態に係る電圧安定化回路は、負荷と並列に接続する容量素子C1と、この容量素子C1に直列に接続するスイッチ素子SW1と、このスイッチ素子SW1を駆動するタイミングを生成してスイッチ素子SW1を駆動するタイミング生成部20とを備える構成である。このとき、2次振動系のダンピングファクタk=R/2×(C/L)1/2が1以上になるように、容量素子C1または容量素子C1および抵抗R(抵抗Rは配線抵抗r0と、容量素子C1とスイッチ素子SW1の直列回路の抵抗成分R1の和)を定めれば、回路側電源電圧にオーバシュートは発生しない。また、ダンピングファクタkが1以下であっても1に近づけるように容量素子C1、抵抗Rを選択すれば、オーバシュートを小さく抑えることができる。
【0018】
本実施形態に係る電圧安定化回路の駆動原理を説明する。スイッチSWを閉じると電源電圧が印加され、この時スイッチ素子SW1は開放しており、負荷容量素子C0へ突入電流が流れる。電源電圧印加から所定時間遅延させてタイミング生成部20がスイッチ素子SW1を閉じる。スイッチ素子SW1が閉じられ、容量素子C1へ電流が流れて充電する。以降電源PWから電圧を印加している間スイッチ素子SW1が閉じた状態を維持する。
【0019】
具体的に図2および図3に基づいて本実施形態に係る電圧安定化回路を説明する。この電圧安定化回路は、図2に示すように、負荷と並列に接続する容量素子C1および抵抗R1と、この容量素子C1に直列に接続するスイッチ素子SW1と、タイミング生成部20である容量素子C10および抵抗R10とを備える構成である。この電圧安定化回路を有する電源回路を動作させると図3に示すような動作波形となり、まず、突入電流が負荷容量素子C0に流れるとともに、容量素子C10にも抵抗R10を介して流れ、容量素子C10に電荷が蓄積され、スイッチ素子SW1が閉じられる。電圧印加からこのスイッチ素子SW1が閉じるまでの所定時間は、容量素子C10の容量と抵抗R10の抵抗値に基づいて変化させることができる。スイッチ素子SW1が閉じられると、容量素子C1および抵抗R1にも電流が流れ、この容量素子C1および抵抗R1によりダンピングファクタkが調整されており、オーバシュートが抑えられると共に、当所スイッチ素子SW1は開放されているので、突入電流のピーク値は増加しない。
【0020】
このように本実施形態に係る電圧安定化回路によれば、ダンピングファクタkを調整しておりオーバシュートが抑えることができると共に、負荷容量素子C0への突入電流ピークのタイミングと、容量素子C1への電流の突入電流ピークのタイミングがずれ、Iinの突入電流ピーク値は増大しない。
なお、本実施形態に係る電圧安定化回路において、スイッチ素子SW1の動作はON/OFFの切り替えではなく、ある抵抗値を持ちながら容量素子C1へ電流を流しても良い。この場合はスイッチ素子SW1の抵抗値でダンピングファクタkを調整することができ、容量素子C1の電流Ic1を制限することもできる。
【0021】
また、本実施形態に係る電圧安定化回路において、所定時間遅延させてタイミング生成部20がスイッチ素子SW1を閉じているが、電源電圧が所定値に達した時にスイッチ素子SW1を閉じることもできる。この電圧安定化回路の具体例が、図4に示すような回路であり、電源ライン間に抵抗R10および抵抗R12が直列に接続され、この抵抗R10とR12との間に比較器COMPの入力の一方が接続され、この比較器COMPの入力の他方と基準電圧Vrefとが接続され、比較器COMPの出力にダイオードD21および容量素子C21が直列に接続しており、タイミング生成部20となって動作しており、この動作波形図は図3と略同一である。Vinが抵抗R10および抵抗R12により分圧され、この分圧値と基準電圧Vrefとを比較器COMPで比較し、Vinが所定電圧に達すると、比較器COMPがスイッチ素子SW1を閉じる。ここで、ダイオードD21および容量素子C21は比較器COMPのHi出力を保持するためにある。
【0022】
(本発明の第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る電圧安定化回路を図5ないし図7に基づいて説明する。図5は本実施形態に係る電圧安定化回路の構成ブロック図、図6は本実施形態に係る電圧安定化回路の回路図、図7は本実施形態に係る電圧安定化回路の回路の波形図である。
前記図5において本実施形態に係る電圧安定化回路は、前記第1の実施形態に係る電圧安定化回路と同様に、負荷と並列に接続する容量素子C1と、この容量素子C1に直列に接続するスイッチ素子SW1と、このスイッチ素子SW1を駆動するタイミングを生成してスイッチ素子SW1を駆動するタイミング生成部20とを備え、これに加えて、容量素子C1とスイッチ素子SW1へ流れる電流を検出する電流検出部30と、電流検出部30の出力に基づいて電流を制限する電流制御部40とを備える構成である。
【0023】
本実施形態に係る電圧安定化回路の駆動原理を説明する。スイッチSWを閉じると電源電圧が印加され、この時スイッチ素子SW1は開放しており、負荷容量素子C0へ突入電流が流れる。電源PWから突入電流が負荷側へ流れて突入電流のピークを過ぎる頃に、タイミング生成部20がスイッチ素子SW1を閉じる。スイッチ素子SW1が閉じられ、容量素子C1へ電流が流れて帯電する。以降電源PWから電圧を印加している間スイッチ素子SW1が閉じた状態を維持する。この駆動と共に、電流検出部30が容量素子C1へ流れる電流を検出する。検出した電流が所定値以上に達すると、電流制御部40がスイッチ素子SW1をOFFするように駆動する。
【0024】
この電圧安定化回路の具体例が、図6に示すような回路であり、電源ライン間に抵抗R10と容量素子C10とが接続され、この抵抗R10と容量素子C10との間にトランジスタQ21のコレクタが接続され、このトランジスタQ21のエミッタに抵抗R22が接続され、また、電源ライン間に容量素子C1、スイッチ素子SW1および抵抗R30が直列接続して電圧安定化回路を構成し、さらにこの中で、抵抗R10および容量素子C10がタイミング生成部20となり、抵抗R30が電流検出部30となり、トランジスタQ21および抵抗R22が電流制御部40となり動作しており、この動作波形図が図7に示される。容量素子C1へ流れる電流Ic1が大きくなるとトランジスタQ21がスイッチ素子SW1を開放するように駆動し、スイッチ素子SW1の最大電流が制限される。
【0025】
本実施形態に係る電圧安定化回路によれば、オーバシュートを抑え、および、突入電流ピーク値の増大なく、さらに、電流制御部40により容量素子C1へ流す最大電流値を制限することができる。
【0026】
(本発明の第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る電圧安定化回路を図8または図9に基づいて説明する。図8は本実施形態に係る電圧安定化回路の構成ブロック図、図9は本実施形態に係る電圧安定化回路の回路図である。
前記図8において本実施形態に係る電圧安定化回路は、負荷と並列に接続する容量素子C1と、この容量素子C1に直列に接続するスイッチ素子SW1と、電源PWから供給される電流を検出する電源電流検出部11と、このスイッチ素子SW1を駆動するタイミングを生成してスイッチ素子SW1を駆動するタイミング生成部20とを備える構成である。
【0027】
本実施形態に係る電圧安定化回路の駆動原理を説明する。スイッチ素子SWを閉じると電源電流が供給されたことを電流検出部11が検出する。この時スイッチ素子SW1は開放しており、負荷容量素子C0へ突入電流が流れる。電源PWから突入電流が負荷側へ流れて突入電流のピークに達して減少する時に、タイミング生成部20がスイッチ素子SW1を閉じる。スイッチ素子SW1が閉じられ、容量素子C1へ電流が流れて帯電する。以降電源PWから電圧を印加している間スイッチ素子SW1が閉じた状態を維持する。
【0028】
この電圧安定化回路の具体例が、図9に示すような回路であり、電源ラインに抵抗R11を配置し、この抵抗R11の両端を増幅器AMPの入力として接続し、この増幅器AMPの出力にダイオードD31が直列に接続し、このダイオードD31の両端を比較器COMPの入力として接続し、このダイオードD31に容量素子C31が直列に接続し、また、電源ライン間に容量素子C1、抵抗R1およびスイッチ素子SW1が直列に接続して電圧安定化回路を構成し、さらにこの中で、抵抗R11および増幅器AMPが電源電流検出部11となり、比較器COMP、ダイオードD31および容量素子C31がタイミング生成部20となって動作する。電源電流検出部11では、抵抗R11の両端の電圧を差動増幅して出力する。ダイオードD31と容量素子C31はこの増幅器AMP出力のピーク値を保持し、比較器COMPは増幅器AMP出力が減少するとスイッチ素子SW1を閉じる。
このように本実施形態に係る電圧安定化回路によれば、ダンピングファクタkを調整しておりオーバシュートが抑えることができると共に、負荷容量素子C0への突入電流ピークのタイミングと、容量素子C1への電流の突入電流ピークのタイミングを精確にずらすことができ、Iinの突入電流ピーク値は増大しない。
【0029】
(その他の実施形態)
なお、前記第1の実施形態に係る電圧安定回路において、タイミング生成部20が、電源投入時の電源電圧の振動波形が減少する時スイッチ素子SW1のインピーダンスを大きくし、振動波形の上昇する時スイッチ素子SW1のインピーダンスを小さくすることもでき、振動波形がいち早く収束して所定電圧レベルにすることができる。この電圧安定化回路の具体例が、図10に示すような回路であり、電源ライン間に抵抗R10および抵抗R11が直列に接続され、この抵抗R10と抵抗R11との間に増幅器AMPの入力の一方が接続され、この増幅器AMPの他方に容量素子C21および基準電圧V21が直列に接続され、この容量素子C21および基準電圧V21に抵抗R21が並列に接続し、また、電源ライン間に容量素子C1、抵抗R1およびスイッチ素子SW1が直列に接続され、この抵抗R1およびスイッチ素子SW1の間と増幅器AMPの入力の一方との間に抵抗R22が配置されて電圧安定化回路を構成し、さらにこの中で、抵抗R10、抵抗R11、基準電圧V21、容量素子C21、抵抗R21、抵抗R22および増幅器AMPがタイミング生成部20となり、基準電圧V21、容量素子C21および抵抗R21がVinを検出するしきい値を設定し、抵抗R22がスイッチ素子SW1をフィードバック制御するための帰還抵抗となって動作し、この動作中の波形図が図11となる。スイッチ素子SWを閉じた過渡動作帰還中に増幅器AMPの一方の入力(図中は−入力)へ与える基準値にVinが追従するようにスイッチ素子SW1の抵抗値を動的に制御する。スイッチSWを閉じた後、基準値を徐々に小さくするように設定すれば、スイッチSWを閉じて一定時間後はVgがHiに固定されてSW1は常に閉じている。
【0030】
また、前記第1の実施形態に係る電圧安定回路において、スイッチ素子が電源投入から遅れてある周期でon、offを繰り返す動作を開始し、タイミング生成部20がスイッチSWへ流れる電流の一定時間平均値が過渡状態から定常状態へ収束するようにon、offの制御信号を生成することもでき、振動波形がいち早く収束して所定電圧レベルにすることができると共に、スイッチ素子SW1が完全onまたはoffで動作することで、スイッチ素子SW1の内部損失は原理的にゼロになり、さらに、本電圧安定化回路の小型化、回路部分への組み込みおよびLSIへの集積化が可能となる。この電圧安定化回路の具体例が、図12に示すような回路であり、電源ライン間に抵抗R10および抵抗R11が直列に接続され、この抵抗R10と抵抗R11との間に増幅器AMPの入力の一方が接続され、この増幅器AMPの他方に容量素子C21および基準電圧V21が直列に接続され、この容量素子C21および基準電圧V21に抵抗R21が並列に接続し、また、電源ライン間に容量素子C1、抵抗R1およびスイッチ素子SW1が直列に接続され、この抵抗R1およびスイッチ素子SW1の間と増幅器AMPの入力の一方との間に抵抗R22が配置され、増幅器AMPの出力に変換器CONVの入力の一方が接続し、この変換器CONVの入力の他方にパルス発振器V3が接続されて電圧安定化回路を構成し、さらにこの中で、抵抗R10、抵抗R11、基準電圧V21、容量素子C21、抵抗R21、抵抗R22、増幅器AMP、変換機CONVおよびパルス発振器V3がタイミング生成部20となり、基準電圧V21、容量素子C21および抵抗R21がVinを検出するしきい値を設定し、抵抗R22がスイッチ素子SW1をフィードバック制御するための帰還抵抗となり、変換器CONVおよびパルス発振器V3がタイミング生成部20に含まれる構成要素であり、増幅器AMPの出力をパルス発振器V3の周波数のパルス信号へ変換して動作する構成であり、この動作中の波形図が図13となる。変換器CONVは増幅器AMP出力電圧により変換器CONV出力パルスのHi比率を変え、増幅器AMP出力電圧が高い時はパルスのHi部の割合を大きくし、逆の時はパルスのHi部の割合を小さくする。スイッチ素子SW1のゲート電圧Vgへは変換器CONVからのパルス出力が加えられるので、スイッチ素子SW1は完全onまたはoffで動作する。この時、帰還制御を行えば、Ic1の一定時間平均値は図11と同一となる。スイッチ素子SWを閉じた後、基準値を徐々に小さくするように設定すれば、スイッチSWを閉じて一定時間後はVgがHiに固定されてスイッチ素子SW1は常に閉じている。
【0031】
(付記1) 回路の電源ライン間に負荷回路に並列接続された容量素子とスイッチ素子の直列回路と、スイッチ素子を駆動するタイミングを生成するタイミング生成部とからなり、当該タイミング生成部が電源投入から遅れてスイッチ素子を駆動状態とすることを特徴とする電圧安定化回路。
【0032】
(付記2) 前記付記1に記載の電圧安定化回路において、前記タイミング生成部が電源投入時の電源電圧が所定値に達したことを検出してスイッチ素子を駆動状態とすることを特徴とする電圧安定化回路。
【0033】
(付記3) 前記付記1に記載の電圧安定化回路において、電源ラインを流れる電流を検出する電源電流検出部を有し、前記タイミング生成部が、当該電源電流検出部により検出された電源投入時の負荷側回路へ流れる突入電流の減少開始点を検出してスイッチ素子を駆動状態とすることを特徴とする電圧安定化回路。
【0034】
(付記4) 前記付記1ないし3に記載の電圧安定化回路において、前記直列回路を容量素子とスイッチ素子と抵抗素子とで構成したことを特徴とする電圧安定化回路。
【0035】
(付記5) 前記付記1ないし4に記載の電圧安定化回路において、電源ライン間に接続された容量素子とスイッチ素子の直列回路の電流を検出する電流検出部と、スイッチ素子に流れる電流が所定値を超えないようにスイッチ素子を駆動する電流制御部とを有することを特徴とする電圧安定化回路。
【0036】
(付記6) 前記付記1ないし5に記載の電圧安定化回路において、前記タイミング生成部が、電源投入時の電源電圧の振動波形が減少開始から、振動波形の減少時にはスイッチ素子のインピーダンスを大きくし、振動波形の上昇時にはインピーダンスを小さくすることを特徴とする電圧安定化回路。
【0037】
(付記7) 前記付記1ないし6に記載の電圧安定化回路において、前記タイミング生成部は、スイッチ素子へ流れる電流の一定時間平均値が所定の収束時間で収束するスイッチ素子電流となるように、電源投入から遅れてある周期で繰り返し前記スイッチ素子をON、OFFすることを特徴とする電圧安定化回路。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、前記タイミング生成部が電源投入から遅れてスイッチ素子をONにするので、ダンピングファクタkを調整しておりオーバシュートが抑えられて電源電圧の変動を抑制して安定化を図ることができると共に、タイミング生成部により、負荷容量素子への突入電流ピークのタイミングと追加した容量素子へ流れる突入電流ピークのタイミングとがずれ、電源ラインの突入電流ピーク値は増大しないという効果を奏する。
【0039】
また、本発明においては、電源電圧が所定値に達した時にタイミング生成部がスイッチ素子を閉じているので、ダンピングファクタkを調整しておりオーバシュートが抑えられて電源電圧の変動を抑制して安定化を図ることができると共に、タイミング生成部により、負荷容量素子への突入電流ピークのタイミングと追加した容量素子へ流れる突入電流ピークのタイミングとがずれ、電源ラインの突入電流ピーク値は増大しないという効果を有する。
【0040】
また、本発明においては、電源電流検出部を備え、タイミング生成部が当該電源電流検出部により電源投入時の負荷側回路へ流れる突入電流の減少開始点を検出してこの検出に基づいてスイッチ素子を閉じているので、電流より遅れた位相となる電圧のオーバシュートを抑制でき、タイミング生成部により、負荷容量素子への突入電流ピークのタイミングと追加した容量素子への電流の突入電流ピークのタイミングとが精確にずれ、電源ラインの突入電流ピーク値は増大しないという効果を有する。
【0041】
また、本発明においては、抵抗素子を電圧安定回路の素子として付加することもでき、この抵抗素子をR−L−C直列共振回路に関して支配的になるように選択することで、ダンピングファクタkを容易に調整することができるという効果を有する。
【0042】
また、本発明においては、電流検出部により検出される電流値が所定値を超えないようにスイッチ素子を駆動しているので、オーバシュートを抑えて電源電圧の変動を抑制して安定化を図り、および、突入電流ピーク値の増大なく、さらに、電流制御部により容量素子へ流す最大電流値を制限することができるという効果を有する。
【0043】
また、本発明においては、タイミング生成部が振動波形の上昇・減少に応じてスイッチ素子のインピーダンスを減少・増加させているので、振動波形がいち早く収束して所定電圧レベルにすることができるという効果を有する。
【0044】
また、本発明においては、スイッチ素子が電源投入から遅れてある周期でON、OFFを繰り返す動作を開始し、タイミング生成部がスイッチ素子へ流れる電流の一定時間平均値が過渡状態から定常状態へ収束するようにON、OFFしているので、振動波形がいち早く収束して所定電圧レベルにすることができると共に、スイッチ素子が完全ONまたはOFFで動作することで、スイッチ素子の内部損失は原理的にゼロになり、さらに、本電圧安定化回路の小型化、回路部分への組み込みおよびLSIへの集積化が可能となるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電圧安定化回路の構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る電圧安定化回路の回路図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る電圧安定化回路の回路の波形図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る電圧安定化回路の回路図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る電圧安定化回路の構成ブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る電圧安定化回路の回路図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る電圧安定化回路の回路の波形図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る電圧安定化回路の構成ブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る電圧安定化回路の回路図である。
【図10】本発明のその他の実施形態に係る電圧安定化回路の回路図である。
【図11】本発明のその他の実施形態に係る電圧安定化回路の回路の波形図である。
【図12】本発明のその他の実施形態に係る電圧安定化回路の回路図である。
【図13】本発明のその他の実施形態に係る電圧安定化回路の回路の波形図である。
【図14】従来の電源系等価回路である。
【図15】従来の電源回路の動作波形である。
【図16】従来の電圧安定化回路である。
【図17】従来の電圧安定化回路である。
【図18】従来の電圧安定化回路である。
【符号の説明】
11 電源電流検出部
20 タイミング生成部
30 電流検出部
40 電流制御部
AMP 増幅器
C0 負荷容量素子
C1、 容量素子
COMP 比較器
CONV 変換器
Dz ツェナーダイオード
D21、D31 ダイオード
L0 寄生インダクタンス
PW 電源
Q21 トランジスタ
R、R1、R10、R11、R12、R21、R22、R30 抵抗
r0 配線抵抗
SW1 スイッチ素子
SW スイッチ
Vref 基準電圧
V21 基準電圧

Claims (5)

  1. 回路の電源ライン間に負荷回路に並列接続された容量素子とスイッチ素子の直列回路と、スイッチ素子を駆動するタイミングを生成するタイミング生成部とからなり、
    当該タイミング生成部が電源投入から遅れてスイッチ素子を駆動状態とすることを
    特徴とする電圧安定化回路。
  2. 前記請求項1に記載の電圧安定化回路において、
    前記タイミング生成部が電源投入時の電源電圧が所定値に達したことを検出してスイッチ素子を駆動状態とすることを
    特徴とする電圧安定化回路。
  3. 前記請求項1に記載の電圧安定化回路において、
    電源ラインを流れる電流を検出する電源電流検出部を有し、
    前記タイミング生成部が、当該電源電流検出部により検出された電源投入時の負荷側回路へ流れる突入電流の減少開始点を検出してスイッチ素子を駆動状態とすることを
    特徴とする電圧安定化回路。
  4. 前記請求項1ないし3に記載の電圧安定化回路において、
    前記タイミング生成部が、電源投入時の電源電圧の振動波形が減少開始から、振動波形の減少時にはスイッチ素子のインピーダンスを大きくし、振動波形の上昇時にはインピーダンスを小さくすることを
    特徴とする電圧安定化回路。
  5. 前記請求項1ないし4に記載の電圧安定化回路において、
    前記タイミング生成部は、スイッチ素子へ流れる電流の一定時間平均値が所定の収束時間で収束するスイッチ素子電流となるように、電源投入から遅れてある周期で繰り返し前記スイッチ素子をON、OFFすることを
    特徴とする電圧安定化回路。
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