JP2004085863A - 光ファイバの端末処理装置 - Google Patents

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Manabu Tabata
田端 学
Kenji Takahashi
高橋 建次
Shigeru Seito
齊籐 茂
Shinichi Oe
大江 慎一
Hirotoshi Yonezawa
米澤 宏敏
Shoichiro Hara
原 正一郎
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】光ファイバの端部に各種の処理を行う場合に光ファイバの端部を下方向に指向した状態に保持して処理を行う端末処理装置を提供する。
【解決手段】光ファイバ3の端末3Eに処理を行うための端末処理装置において、光ファイバ3の端部3Eを突出した状態に固定保持自在の光ファイバホルダ5と、光ファイバ3の端部3Eを下方向に指向した状態で光ファイバホルダ5を装着自在のホルダ装着部7と、ホルダ装着部7に装着された光ファイバホルダ5に固定支持されている光ファイバ3の端部3Eに処理を行うための端部処理部とを備え、ホルダ装着部7の下方に光ファイバ3の端末3Eから被覆材を除去するための被覆除去装置又は光ファイバ3の端末3Eのクリーニングを行うためのクリーニング装置又は光ファイバ5の端面を軸心に対して直角に加工する端面加工装置が配置してある。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ファイバの端末処理を行う端末処理装置に係り、さらに詳細には、光ファイバの端末を垂直状に垂下した状態において処理を行う光ファイバの端末処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ファイバの端部の融着を行う融着接続機や光ファイバ用の光源,パワーメータ等は光ファイバを水平方向にセットして使用しているため、光ファイバの端末処理は光ファイバを水平方向にセットして行われているのが一般的である。例えば、光ファイバの端面を突合せ融着する場合には、光ファイバの端末から被覆材を除去するための被覆材除去装置に光ファイバの端末を水平にセットして被覆材を除去した後に、被覆材を除去した端末部分のクリーニングを行うためのクリーニング装置及び光ファイバの端面を軸心に対して直角に加工する端面加工機に対して光ファイバを移動して各種の端末処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来は、光ファイバを水平方向にセットして各種の端末処理を行っているものであるから、自動化を図るには、被覆除去装置において除去した被覆屑や端面加工機において生じた切断屑等を、例えばロボットアームや吸引装置等によって自動的に除去する必要があり、構成が複雑化し高価となり易いという問題がある。
【0004】
また、例えば光ファイバの端末のクリーニングをアーク放電を利用して行う場合、光ファイバの端末が水平であると、アーク放電により加熱され光ファイバの端末が自重によって下方向に曲り易く、所定範囲のクリーニングが難しいことがあるという問題がある。また、被覆屑や切断屑等が場合によっては各装置の駆動部に進入することがあるという問題もある。
【0005】
さらに、従来は、各端末処理装置への光ファイバのセットは作業者によって手動で行われているのが一般的であるから、作業者の熟練度によって処理された端末の状態にバラツキが生じることがあると共に作業能率向上を図る上において問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述のごとき従来の諸問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、光ファイバの端末に適宜の処理を行うための端末処理装置において、光ファイバの端部を突出した状態に固定保持自在の光ファイバホルダと、前記光ファイバの端部を下方向に指向した状態で前記光ファイバホルダを装着自在のホルダ装着部と、前記ホルダ装着部に装着された光ファイバホルダに固定支持されている光ファイバの端部に適宜の処理を行うための端部処理装置とを備え、前記ホルダ装着部の下方に前記端部処理装置が配置してある構成である。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の光ファイバの端末処理装置において、前記端部処理装置は、光ファイバの端末から被覆材を除去するための被覆除去装置又は光ファイバの端末のクリーニングを行うためのクリーニング装置又は光ファイバの端面を軸心に対して直角に加工する端面加工装置である。
【0008】
請求項3に係る発明は、光ファイバの端部を突出した状態に固定保持自在の光ファイバホルダを、前記光ファイバの端部を下方向に指向した状態で装着自在のホルダ装着部の下方に、前記光ファイバの端末から被覆材を除去するための被覆除去装置を備えた第1の端末処理部と、前記光ファイバの端部を下方向に指向した状態で前記光ファイバホルダを装着自在のホルダ装着部の下方に、前記光ファイバの端末のクリーニングを行うためのクリーニング装置を備えた第2の端末処理部と、前記光ファイバの端部を下方向に指向した状態で前記光ファイバホルダを装着自在のホルダ装着部の下方に、前記光ファイバの端面を軸心に対して直角に加工する端面加工装置を備えた第3の端末処理部とを備えた構成である。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の光ファイバ端末処理装置において、前記第1,第2,第3の端末処理部をそれぞれ表裏一対に備えると共に、第4の端末処理部を備え、かつ表裏一対の前記第1,第2,第3,第4の端末処理部の各ホルダ装着部に対して前記光ファイバホルダを順次搬送自在のホルダ搬送装置を備え、前記第4の端末処理部のホルダ装着部にファイバ端部姿勢を任意に制御する姿勢調整機構を有する構成である。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の光ファイバの端末処理装置において、前記第4の端末処理部が光ファイバの端面を融着するための融着装置である。
【0011】
請求項6に係る発明は、請求項4に記載の光ファイバの端末処理装置において、前記第4の端末処理部が光ファイバの端面を付き合わせて光ファイバを介して伝送される光信号の測定を行うためのつき合わせ装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1を参照するに、図1には光ファイバの端末から被覆材を除去するための端末処理を行う端末処理装置の1例としての被覆除去部1が示されている。上記被覆除去部1は、光ファイバ3の端部(端末)3Eを突出した状態に固定保持自在の光ファイバホルダ5を着脱可能に装着自在のホルダ装着部7を備えている。そして、上記ホルダ装着部7の下方には、前記光ファイバ3の端部3Eから被覆材を除去するための被覆除去装置9を備えている。
【0013】
上記被覆除去装置9の構成は、例えば前記光ファイバ3の端部3Eをヒータにより加熱して被覆材を膨張させて被覆材の密着力を低下させた後、除去刃(図示省略)によって前記被覆材を除去する構成であって、前記ホルダ装着部7に対して相対的に接近離反する方向,すなわち上下方向に相対的に移動可能に設けられている。なお、上記被覆除去装置9の構成は、光ファイバ3を水平状にセットして、光ファイバ3の端部3Eから被覆材を水平方向に除去する従来の被覆除去装置の構成に準じて上下方向に被覆材の除去を行う構成としたもので、公知であるから、より詳細な説明は省略する。
【0014】
上記構成により、被覆除去部1のホルダ装着部7に、光ファイバ3の端部3Eが垂直下方向を指向するように光ファイバホルダ5を装着し、被覆除去装置9によって光ファイバ3の端部3Eから被覆材を下方向に除去することにより、上記端部3Eから除去された被覆屑11は自重によって落下する。したがって、前記被覆除去装置9の下方位置に被覆屑11を受け入れるためのボックス等を設けておけば良いものであり、例えば前記被覆屑11を除去するための吸引装置等が不要であって構成がより簡単になるものである。なお、前記被覆屑11が落下する毎に排出するために吸引装置を設けることも可能である。
【0015】
図2には、光ファイバ3の端部3Eの処理を行う端末処理装置の1例としてのクリーニング部13が示されている。このクリーニング部13は、端部3Eから被覆屑11を除去した前記光ファイバ3を固定保持した前記光ファイバホルダ5を装着自在のホルダ装着部7を備えており、このホルダ装着部7の下方位置には、光ファイバ3の垂直下方向に指向した端部3Eのクリーニングを行うためのクリーニング装置15が配置してある。
【0016】
上記クリーニング装置15は、前記ホルダ装着部7に対して相対的に上下動自在に設けられた昇降体17を備えており、この昇降体17には、光ファイバ3の垂直に位置決めされた前記端部3Eを間にして対向するように設けられた放電電極19を備えている。
【0017】
上記構成により、被覆材を端部3Eから除去した光ファイバ3を固定保持した光ファイバホルダ5を、前記端部3Eが垂直下方向を指向し、かつ前記放電電極19の間に位置するように前記ホルダ装着部7に装着する。その後、前記放電電極19間にアーク放電を行い、昇降体17を上下動することにより、光ファイバ3の端部3Eをアーク放電によって清掃することができる。
【0018】
この際、光ファイバ3の端部3Eは垂直下方向に指向してあるから、アーク放電によって端部3Eが加熱された場合であっても自重によって垂直を保持するものであって、例えば左右方向あるいは前後方向に湾曲するようなことがなく、光ファイバ3の端部3Eの所望範囲全体を良好にクリーニングすることができるものである。
【0019】
図3には、光ファイバ3における端部3Eの処理を行う端末処理装置の1例としての端面加工部21が示されている。この端面加工部21は、前記光ファイバ3における端部3Eの端面を当該光ファイバ3の軸心に対して直角に加工するためのものであって、前記光ファイバ3を固定保持した前記光ファイバホルダ5を装着自在のホルダ装着部7を備えている。そして、上記ホルダ装着部7の下方位置には、前記光ファイバ3の端部3Eの端面を軸心に対して直角に加工するための端面加工装置23が配置してある。
【0020】
前記端面加工装置23は、ホルダ装着部7に装着された光ファイバホルダ5から垂直下方向を指向した端部3Eを直角に切断するための例えばダイヤモンド砥石の小径の回転カッタ等のごとき適宜のカッタ25を備えていると共に、前記端部3Eを切断するときに、前記カッタ25と対向して端部3Eを支持して端部3Eの湾曲を規制する端部押え27が設けられている。さらに、前記端面加工装置23には、端部3Eの加工時に加工位置を間にした上下位置で端部3Eを挟持自在のクランプ29が水平方向に開閉自在に設けられている。
【0021】
上記構成により、光ファイバ3の端部3Eが垂直下方向を指向するように、光ファイバホルダ5をホルダ装着部7に装着した後、カッタ25によって光ファイバ3の端部3Eを切断するとき、上下のクランプ29によって切断位置の上下位置が挟持固定されると共に上記カッタ25に対向して設けた端部押え27によって前記端部3Eの湾曲が規制される。
【0022】
したがって、光ファイバ3の端面は軸心に対して直角に切断加工される。そして、端部3Eの切断によって生じた切断屑31は前記クランプ29による挟持固定が開放されると自重によって落下することになる。よって、前記端面加工装置23の下方位置に、切断屑31を受け入れるボックス等を配置すれば充分である。しかし、場合によっては、前記切断屑31を吸引除去するための吸引装置を配置することも可能である。
【0023】
既に理解されるように、光ファイバ3の端部3Eから被覆材を除去するための被覆除去部1,光ファイバ3の端部3Eのクリーニングを行うためのクリーニング部13及び光ファイバ3の端面を軸心に対して直角に加工するための端面加工部21の各端末処理装置においては、光ファイバ3の端部3Eを垂直下方向に指向した状態に保持して各種の端末処理を行うものであるから、端末処理時に光ファイバ3の端部3Eに自重等により湾曲を生じるようなことがないと共に、端末処理によって発生した屑等は自重によって落下するので、その廃棄処理が容易なものである。
【0024】
ところで、前記被覆除去部1,クリーニング部13及び端面加工部21の各ホルダ装着部7に対する光ファイバホルダ5の移送,着脱を手動的に行うことも可能であるが、各種の端末処理工程をも含めて自動化を図るためには、前記各ホルダ装着部7に対して光ファイバホルダ5を自動的に移送することが望ましいものである。よって、前記光ファイバホルダ5及びホルダ装着部7の構成についてより詳細に説明すると共に、光ファイバホルダ5を自動的に移送するための構成について説明する。
【0025】
図4に詳細に示すように、前記光ファイバホルダ5は、光ファイバ3の位置決めを行う位置決め用のV字形状の位置決め溝33を備えると共に、位置決めした光ファイバ3を一体的に固定自在のファイバ固定手段としての開閉自在のファイバクランプ35を備えている。
【0026】
さらに、前記光ファイバホルダ5は、当該光ファイバホルダ5を自動的に搬送するための自動搬送装置を構成するホルダ搬送手段37に備えた垂直な位置決めピン39と係合離脱自在の位置決め孔41を上面に備えている。また、前記ホルダ搬送手段37に対して光ファイバホルダ5を着脱可能に取付けるための取付手段の1例としてのマグネット43が前記光ファイバホルダ5の上面に取付けてあるが、相対的なこととして、上記マグネット43はホルダ搬送手段37側に設けても良いものである。
【0027】
さらにまた、前記光ファイバホルダ5には、前記光ファイバ3の端部に各種の端部処理を行うための前記被覆除去部1,クリーニング部13,端面加工部21における前記ホルダ装着部7に備えた位置決め部材45に水平に設けたテーパピンよりなる位置決めピン47と係合離脱自在の位置決め孔49が水平に設けてある。そして、前記位置決め部材45には、当該位置決め部材45に前記光ファイバホルダ5を着脱可能に取付けるための取付手段の1例としてのマグネット51が取付けてある。しかし、相対的なこととして、前記マグネット51は光ファイバホルダ5側に設けても良いものである。
【0028】
前記ホルダ搬送手段37は、制御装置(図示省略)の制御の下に、前記各種の端部処理部1,13,21に対して相対的にX,Y,Z軸の3次元方向へ自動的に移動自在に構成してある。より詳細には、前記ホルダ搬送手段37は、例えばX,Y,Z軸方向に作動する複数の流体圧シリンダ等のごとき適宜のアクチュエータ(図示省略)を例えば順次重ねるように組合せた構成の3次元移動装置(図示省略)によってX,Y,Z軸方向へ移動自在の移動部材53を備えている。
【0029】
そして、前記移動部材53には、前記光ファイバホルダ5の上面に設けた前記位置決め孔41と係合離脱自在の前記位置決めピン39を下面に備えた複数のホルダ搬送部材55A,55B,55C(55Cは図示省略)が装着してある。上記各ホルダ搬送部材55A,55B,55Cの間隔は、複数の端部処理部1,13,21に設けられた各位置決め部材45の間隔と等しく設けてある。
【0030】
以上のごとき構成において、移動部材53を後方向(矢印XA方向)へ移動しかつ下降(矢印ZA方向)して、ホルダ準備ステーション(図4には図示省略)に予め準備してある光ファイバホルダ5の位置決め孔41にホルダ搬送部材55Aの位置決めピン39を係合すると、取付手段としてのマグネット43を介してホルダ準備ステーションの光ファイバホルダ5がホルダ搬送部材55Aの下面に一体的に取付けられる。
【0031】
その後、前記移動部材53を左方向(矢印YA方向)へ移動して、ホルダ準備ステーションにおける位置決め機構(位置決めピン)から光ファイバホルダ5を離脱する。そして、前記移動部材53を前方向(矢印XB方向)へ移動すると、ホルダ搬送部材55Aを端部処理部(被覆除去部)1の位置決め部材45に対応して位置決めする。次に、移動部材53を右方向(矢印YB方向)へ移動すると、ホルダ搬送部材55Aの下面に吊下げた態様に取付けた光ファイバホルダ5の位置決め孔49と位置決め部材45の位置決めピン47とが係合し、端部処理部1に対して光ファイバホルダ5の位置決めが行われる。
【0032】
前述のように、端部処理部1における位置決め部材45に対して光ファイバホルダ5を位置決めすると、取付手段としてのマグネット51によって光ファイバホルダ5は位置決め部材45に一体的に固定される。その後、前記移動部材53を上方向(矢印ZB方向)へ移動して光ファイバホルダ5からホルダ搬送部材55Aを離脱することにより、初期状態に復帰する。
【0033】
前述のごとく、移動部材53を前後、左右、上下に移動して、当該移動部材53に備えたホルダ搬送部材55Aによってホルダ準備ステーションから端部処理部1へ光ファイバホルダ5を移動すると、当該端部処理部1に予めに位置決めされていた光ファイバホルダ5は別個のホルダ搬送部材55Bによって隣接した端部処理部(クリーニング部)13へ同期して同時に搬送される。また、端部処理部13に予め位置決めされていた光ファイバホルダ5は、別個のホルダ搬送部材55C(図示省略)によって隣接した端部処理部(端面加工部)21へ同期して同時に搬送される。
【0034】
すなわち、前記構成によれば、隣接した複数の端部処理部1,13,21に対して光ファイバホルダ5を次々に自動的に搬送し位置決めすることができるので、例えば光ファイバ3の端部3Eから被覆材を除去するための前記端部処理部1、被覆材の除去を行った後にクリーニングを行うための前記端部処理部13及び光ファイバ3の端面を軸心に対して直角に加工するための前記端部処理部21へ光ファイバホルダ5を自動的に順次移動して光ファイバ3の端部処理を自動的に行い得ることとなる。
【0035】
したがって、各端部処理部1,13,21への光ファイバホルダ5の移動位置決めの自動化を容易に図ることができ得るものである。
【0036】
次に、前記構成のごとき光ファイバホルダ5及びホルダ搬送手段37の構成を採用して光ファイバ3の端部3Eの各種の処理を自動的に行うことのできる光ファイバ端末処理装置について説明する。
【0037】
図5〜図7を参照するに、光ファイバ端末処理装置57は枠体フレーム59を備えており、この枠体フレーム59上には、前記移動部材53に相当する左右の移動部材61A,61Bが前後方向(図5において左右方向)、左右方向(図5において紙面に垂直な方向)および上下方向(図5において上下方向)へ移動自在に設けてあり、この左右の移動部材61A,61Bには、第1〜第4のホルダ搬送部材55A,55B,55C及び55Dが備えられている。
【0038】
前記左右の移動部材61A,61Bは左右対称形に設けてあり、各移動部材61A,61Bの前後左右上下方向(X,Y,Z軸方向)への移動は、前後、左右、上下方向に往復動する流体圧シリンダ(図示省略)等のアクチュエータを順次重ねるように組合せて構成した3次元移動機構における各アクチュエータの作動によって行われるもので、前後、左右、上下方向への移動ストロークはそれぞれ常に一定である。
【0039】
前記左右の移動部材61A,61B及び第1〜第4のホルダ搬送部材55A〜55D等は、光ファイバホルダ5に保持された光ファイバ3の端部処理を行う前記各端部処理部1,13,21間において光ファイバホルダ5を下流側(前側)へ自動的に順次搬送するための自動搬送装置をなすものであって、前記第1〜第4の各ホルダ搬送部材55A〜55Dの前後方向の間隔は等間隔であり、その間隔寸法は、前記移動部材61A,61Bの前後方向へのストローク長と等しく設けてある。
【0040】
前記第1ホルダ搬送部材55Aは、上流側(後側)に左右対称形に設けたホルダ準備ステーション63から、光ファイバホルダ5に保持されている光ファイバ3の端部3Eから被覆材の除去を行うための前記被覆除去部(第1端部処理部)1へ光ファイバホルダ5を搬送する作用をなすものである。上記第1端部処理部1においては、前述したように光ファイバ3の端部3Eから被覆材を除去する処理を行うものである。
【0041】
前記第2ホルダ搬送部材55Bは、前記第1端部処理部1から、被覆材の除去を行った後の光ファイバ3の端部3Eのクリーニングを行うためのクリーニング部(第2端部処理部)13へ光ファイバホルダ5を搬送する作用をなすものである。第2端部処理部13においての光ファイバ3の端部3Eのクリーニングは、前述したようにアーク放電を利用して行うものであるが、例えば超音波洗浄を行う構成とすることも可能である。
【0042】
前記第3ホルダ搬送部材55Cは、前記第2端部処理部13から、光ファイバ3の端面をファイバ軸に直角でかつ平滑な端面に加工するための前記端面加工部(第3端部処理部)21へ光ファイバホルダ5を搬送する作用をなすものである。第3端部処理部21においては、前述したように、光ファイバ3の端面をファイバ軸に直角にかつ平滑な端面に加工するものである。
【0043】
前記第4のホルダ搬送部材55Dは、第3端部処理部21から次工程へ光ファイバホルダ5を搬送するための搬送アーム65(図7参照)へ前記光ファイバホルダ5を受け渡す作業をなすものである。
【0044】
前記第1〜第3の各端部処理部1,13,21は前後方向に等間隔に設けてあり、この第1〜第3の各端部処理部1,13,21には、前記位置決めピン47を備えた前記位置決め部材45が設けられており、第1〜第3の各ホルダ搬送部材55A〜55Cによって搬入された光ファイバホルダ5を精度良く位置決め固定することができるものである。
【0045】
前記ホルダ準備ステーション63は、予め準備した複数の光ファイバホルダ5を前方向(図8において右方向)へ順次移送するように構成してある。より詳細には、前記枠体フレーム59には上下方向の上下ガイド部材67(図9参照)が設けられてあり、この上下ガイド部材67には、水平な上部プレート69Uを備えた断面形状がコ字形状のホルダ支持部材69が上下動自在に支持されていると共に、当該ホルダ支持部材69を上下動するための流体圧シリンダ等のごとき上下動用アクチュエータ71が設けられている。
【0046】
複数の光ファイバホルダ5を着脱自在に支持するために、前記ホルダ支持部材69における上部プレート69Uの下面には、光ファイバホルダ5の上面に設けた前記位置決め孔41と係合離脱可能の複数対の係合ピン73が前後方向(図8において左右方向)に適宜間隔に設けてある。
【0047】
そして、前記ホルダ支持部材69に支持された複数の光ファイバホルダ5を順次前方向(図8,9において右方向)へ移動するために、枠体フレーム59に設けた前後方向のガイド部材75(図9参照)に前後動自在に支持された前後スライダ77には左右スライダ79が左右方向(図9において上下方向)へ移動自在に支持されており、この左右スライダ79には前後方向に長く設けた前後キャリッジ81が一体的に支持されている。
【0048】
そして、この前後キャリッジ81には、前記光ファイバホルダ5を一時的に保持自在のマグネット(図示省略)が設けてあると共に、前記光ファイバホルダ5に設けた前記位置決め孔49と係脱自在の複数対の係合ピン83が左右方向に突出してあり、かつ複数対の係合ピン83は前記係合ピン73と等しい間隔で前後方向に複数設けてある。なお、前記前後スライダ77の前後動及び前記左右スライダ79の左右動は、例えば流体圧シリンダ等のごとき適宜のアクチュエータ(図示省略)によって行われるものである。
【0049】
以上のごとき構成において、光ファイバ3の端部3Eを突出した状態に取付けた複数の光ファイバホルダ5の位置決め孔49を、前後キャリッジ81に備えた複数対の係合ピン83と係合することにより、光ファイバ3の端部3Eを下方向へ突出した状態において、前後キャリッジ81に対して複数の光ファイバホルダ5を取付けることができる。すなわちホルダ準備ステーション63に対して複数の光ファイバホルダ5を予め準備することができるものである。
【0050】
上述のごとく前後キャリッジ81に複数の光ファイバホルダ5を取付けた後、前後キャリッジ81を前方向(図8,9において右方向)に移動すると、前後キャリッジ81の前端部は前記ホルダ支持部材69から前側へ突出した状態となる。この前後キャリッジ81の前端部に支持された光ファイバホルダ5は前記移動部材61A,61Bに備えた前記第1ホルダ搬送部材55Aに受け取られて前記第1端部処理部1へ搬送されるものである。
【0051】
すなわち、前記前後キャリッジ81の前端部がホルダ支持部材69から前側へ突出した状態にあるとき、前記移動部材61A,61Bが後方向へ移動されると共に左右方向へ移動されて、前記前後キャリッジ81の前端部に支持されている光ファイバホルダ5の上方位置に第1ホルダ搬送部材55Aが位置決めされる。その後、移動部材61A,61Bを下降して、第1ホルダ搬送部材55Aに備えた位置決めピン39を、光ファイバホルダ5の上面の位置決め孔41に係合する。
【0052】
また、前記前後キャリッジ81の前端部が前記ホルダ支持部材69から前側へ突出した状態にあるときに、ホルダ支持部材69を下降して、当該ホルダ支持部材69に備えた複数対の係合ピン73を対応した位置の各光ファイバホルダ5における位置決め孔41に係合して各光ファイバホルダ5を固定する。
【0053】
上述のように、移動部材61A,61Bに備えた第1のホルダ搬送部材55Aによって前後キャリッジ81の前端部に支持された光ファイバホルダ5が保持され、かつ前後キャリッジ81に支持されている複数の光ファイバホルダ5がホルダ支持部材69に保持された状態にあるとき、左右の前後キャリッジ81を互に接近する方向、すなわち左右の内方向へ水平に移動すると、左右の前後キャリッジ81に備えた複数対の係合ピン83が各光ファイバホルダ5の位置決め孔49から離脱し、前後方向に移動可能な状態となる。
【0054】
このように、各光ファイバホルダ5から前後キャリッジ81が離れると、前端部に位置した光ファイバホルダ5は、前記移動部材61A,61Bに備えた第1ホルダ搬送部材55Aによって第1端部処理部1へ搬送され位置決めされる。そして、光ファイバホルダ5に保持されている光ファイバ3の端部3Eに対して被覆材除去の1次処理が行われる。
【0055】
前述したように、各光ファイバホルダ5から前後キャリッジ81が離脱すると、前後キャリッジ81は後側(図8,9において左側)へ1ストローク、すなわち光ファイバホルダ5の前後方向のピッチ分だけ移動される。その後、左右の前後キャリッジ81は互に離反する方向(左右外方向)へ水平に移動されて、複数の光ファイバホルダ5における位置決め孔49に前後キャリッジ81に備えた係合ピン83が再び係合し、複数の光ファイバホルダ5を1ストローク分(1ピッチ分)位置ずれして支持することになる。
【0056】
上述のように、複数の光ファイバホルダ5が前後キャリッジ81に再び支持された後、左右のホルダ支持部材69を上昇して、当該ホルダ支持部材69による光ファイバホルダ5の保持を解除すると、前記前後キャリッジ81が前方向へ1ピッチ分移動して、当該前後キャリッジ81の前端部に支持された光ファイバホルダ5が前記ホルダ支持部材69から前側へ突出した状態となり、前述した初期状態となる。
【0057】
既に理解されるように、前述したごとき動作を繰り返すことにより、ホルダ準備ステーション63におけるホルダ支持部材69又は前後キャリッジ81に支持された複数の光ファイバホルダ5を前側へ1ピッチ毎に順次移送することができ、前記第1端部処理部1へ次々と供給することができるものである。
【0058】
前述のごとく、左右の移動部材61A,61Bに備えた第1ホルダ搬送部材55Aによって前記ホルダ準備ステーション63から第1端部処理部1へ光ファイバホルダ5を搬入位置決めすると同時に、第1、第2の端部処理部1,13に位置した光ファイバホルダ5は第2,第3のホルダ搬送部材55B,55Cによって第2、第3の端部処理部13,21へ移動位置決めされる。そして、第3端部処理部21に位置した光ファイバホルダ5は、第4のホルダ搬送部材55Dによって前記搬送アーム65へ受け渡すための受渡しステーション85へ搬送される。上記受渡しステーション85は次工程へ光ファイバホルダ5を受け渡すために一時的に保持するためのステーションである。
【0059】
前記搬送アーム65は、前記第4のホルダ搬送部材55Dに保持されている光ファイバホルダ5を前記受渡しステーション85において前後方向から把持自在の一対のフィンガー87(図9参照)を先端部に備えた構成であって、前記枠体フレーム59の上部に設けた上部フレーム59U(図8参照)の下部に設けたブラケット89(図8参照)に前後動自在にかつ上下に回動可能に設けられている。
【0060】
すなわち前記ブラケット89には流体圧シリンダ等のごとき前後動用アクチュエータ(図示省略)によって前後動される前後動スライダ(図示省略)が設けられており、この前後動スライダに前記搬送アーム65の基部がロータリーアクチュエータ等によって上下に回動するように支持されている。
【0061】
前記搬送アーム65は、前記受渡しステーション85に対応した位置と枠体フレーム59の前側上部に設けた第4の端末処理部としての融着ステーション91に対応した位置との間を前後動するものである。この搬送アーム65は、前記受渡しステーション85においては水平状態となって、前記一対のフインガー87でもって第4ホルダ搬送部材55Dに保持されている光ファイバホルダ5を把持自在であり、かつ前記融着ステーション91に対応した位置においては垂直状態となるように下方向へ90°回動し、一対のフインガー87によって把持した光ファイバホルダ5を前記融着ステーション91へ位置決め可能に構成してある。
【0062】
左右の搬送アーム65を水平状態から下方向へ回動して垂直状態になると、左右の搬送アーム65の先端部のフインガー87に把持されている光ファイバホルダ5に取付けられている光ファイバ3の先端部は水平状態となり、かつ前記融着ステーション91において左右の光ファイバ3の端面が互に対向した状態となるものである。既に理解されるように、前記左右の搬送アーム65は一種の姿勢調整機構をなすものであって、光ファイバ3の端部姿勢を制御自在である。
【0063】
前記第4の端部処理部としての融着ステーション91は、左右の搬送アーム65によって搬入位置決めされた左右一対の光ファイバホルダ5に保持されている光ファイバ3の端部を突合せ融着するものであって、通常の融着装置を採用可能であるから、上記融着ステーション91の詳細な構成の説明は省略する。なお、第4の端部処理部としては、光ファイバ3の端面を付き合わせて光ファイバ3を介して伝送される光信号の測定を行うためのつき合わせ装置とすることも可能である。
【0064】
再び図5を参照するに、前記枠体フレーム59の前側には、複数の連結部93を介して連結、分離可能に接続した支持フレーム95が配置してあり、この支持フレーム95には、光ファイバ3の端部を融着した左右一対の光ファイバホルダ5を載置自在の支持プレート97を支持する支持テーブル99が上下位置調節可能に支持されている。前記支持プレート97は4角に支持脚を備えた構成であって複数段重ねることができるように構成してある。
【0065】
前記融着ステーション91から前記支持プレート97上へ光ファイバ3の端部を融着した左右一対の光ファイバホルダ5を搬送載置するために、搬送装置101が設けられている。より詳細には、前記枠体フレーム59の前記上部フレーム59Uには、サーボモータ(図示省略)によって正逆回転されるボールネジ機構(図示省略)によって前後動される前後動部材103が前後動自在に設けてあり、この前後動部材103の前端部に設けた上下方向の支持ブラケット105には流体圧シリンダ等のごとき上下動用アクチュエータ(図示省略)によって上下動される昇降部材107が上下動自在に設けられている。そして、この昇降部材107の下部には、前記融着ステーション91に位置する左右一対の光ファイバホルダ5を同時にクランプ自在の前後一対のクランプ部材109が開閉自在に設けられている。
【0066】
上記構成により、左右一対の光ファイバホルダ5に保持された光ファイバ3の先端部が融着ステーション91において突合せ融着されると、前記クランプ部材109によって左右一対の光ファイバホルダ5を位置ずれを生じることなく同時に把持するように昇降部材107が位置決めされる。前記クランプ部材109によって左右一対の光ファイバホルダ5を把持すると前記昇降部材107が上昇されると共に前後動部材103が前方向へ移動され、左右一対の光ファイバホルダ5が支持プレート97の上方位置に位置決めされる。その後、前記昇降部材107を下降し、クランプ部材109による左右一対の光ファイバホルダ5の把持を解放することにより、前記支持プレート97上に左右一対の光ファイバホルダ5が載置位置決めされることになる。
【0067】
以上のごとき説明より理解されるように、前述したように、光ファイバ3を取付けた複数の光ファイバホルダ5を左右のホルダ準備ステーション63にそれぞれ予め装着し準備すると、前述したように左右のホルダ支持部材69の上下作動と左右の前後キャリッジ81の前後方向、左右方向への作動との関連作動によって複数の光ファイバホルダ5は1ステップ(1ピッチ)毎に順次前側へ移送される。
【0068】
前記左右のホルダ支持部材69に支持された左右の光ファイバホルダ5は、左右の移動部材61A,61Bにおける第1のホルダ搬送部材55Aへ受渡しされ、左右の第1端部処理部1へ搬送される。そして、左右の移動部材61A,61Bに備えた第1〜第3のホルダ搬送部材55A〜55Cの作用によって光ファイバホルダ5は前記第1端部処理部1から第2、第3の端部処理部13,21へ順次搬送位置決めされて光ファイバホルダ5に保持された光ファイバ3の端部処理が順次行われる。
【0069】
光ファイバ3に対する各種の端部処理が終了すると、左右の光ファイバホルダ5は左右の移動部材61A,61Bに備えた第4のホルダ搬送部材55Dによって第3の端部処理部21から受渡しステーション85へ搬送される。上記受渡しステーション85へ光ファイバホルダ5が搬送されると、左右の搬送アーム65に備えたフィンガー87によって左右の光ファイバホルダ5が把持される。
【0070】
その後、左右の搬送アーム65が前方向へ移動すると共に下方向に回動し、左右の光ファイバホルダ5に保持された光ファイバ3の端面が水平方向に向い合うように、左右の光ファイバホルダ5を融着ステーション91に位置決めする。そして、上記融着ステーション91においては左右の光ファイバホルダ5に保持された左右の光ファイバ3の端面を突合せ融着する。
【0071】
左右一対の光ファイバホルダ5に保持された光ファイバの端部が突合せ融着されると、搬送装置101におけるクランプ部材109によって左右一対の光ファイバホルダ5が把持され、支持プレート97上に搬送されて位置決め載置される。
【0072】
既に理解されるように、左右のホルダ準備ステーション63に予め準備した複数の光ファイバホルダ5を自動的に順次搬送して、左右の光ファイバホルダ5に支持された光ファイバ3の端部3Eに各種の端部処理を自動的に順次行った後、左右の光ファイバ3の端面を突合せ融着し、左右の光ファイバホルダ5を支持プレート97上に次々に載置位置決めすることができるものである。
【0073】
したがって、複数の光ファイバホルダ5に保持された各光ファイバ3の端部3Eに対する各種の端部処理を順次自動的に行い、各光ファイバ3の端部を次々に自動的に融着することができるものであり、自動化が容易なものである。
【0074】
【発明の効果】
以上のごとき説明より理解されるように、本発明によれば、光ファイバホルダに固定保持された光ファイバの端部処理は、光ファイバの端部を下方向に指向した状態において行うので、端末処理によって端部を湾曲せしめるようなことがないと共に、端末処理によって生じた屑は自重によって落下廃棄でき、屑の廃棄を簡単な構成でもって容易に行い得るものであり、前述したごとき従来の問題点を解消し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバの端末処理として被覆除去を行う被覆除去部の作用説明図である。
【図2】光ファイバの端末処理として端部のクリーニングを行うクリーニング部の作用説明図である。
【図3】光ファイバの端末処理として軸心に対して端面を直角に加工する端面加工部の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る光ファイバホルダを順次移送し位置決めする搬送位置決め装置の概念的な斜視説明図である。
【図5】光ファイバ端末処理装置の正面説明図である。
【図6】光ファイバ端末処理装置の平面説明図である。
【図7】光ファイバ端末処理装置の右側面説明図である。
【図8】正面図の主要部分を示す拡大説明図である。
【図9】平面図の主要部分を示す拡大説明図である。
【符号の説明】
1 被覆除去部
3 光ファイバ
3E 端部
5 光ファイバホルダ
7 ホルダ装着部
9 被覆除去装置
13 クリーニング部
15 クリーニング装置
19 放電電極
21 端面加工部
23 端面加工装置
25 カッタ
35 ファイバクランプ
37 ホルダ搬送手段
39,47 位置決めピン
41,49 位置決め孔
45 位置決め部材
53 移動部材
55A,55B,55C ホルダ搬送部材
57 端末処理装置
61A,61B 移動部材
63 ホルダ準備ステーション
65 搬送アーム
69 ホルダ支持部材
73,83 係合ピン
81 前後キャリッジ
85 受渡しステーション
91 融着ステーション
95 支持フレーム
99 支持テーブル
101 搬送装置

Claims (6)

  1. 光ファイバの端末に適宜の処理を行うための端末処理装置において、光ファイバの端部を突出した状態に固定保持自在の光ファイバホルダと、前記光ファイバの端部を下方向に指向した状態で前記光ファイバホルダを装着自在のホルダ装着部と、前記ホルダ装着部に装着された光ファイバホルダに固定支持されている光ファイバの端部に適宜の処理を行うための端部処理装置とを備え、前記ホルダ装着部の下方に前記端部処理装置が配置してあることを特徴とする光ファイバの端末処理装置。
  2. 請求項1に記載の光ファイバの端末処理装置において、前記端部処理装置は、光ファイバの端末から被覆材を除去するための被覆除去装置又は光ファイバの端末のクリーニングを行うためのクリーニング装置又は光ファイバの端面を軸心に対して直角に加工する端面加工装置であることを特徴とする光ファイバの端末処理装置。
  3. 光ファイバの端部を突出した状態に固定保持自在の光ファイバホルダを、前記光ファイバの端部を下方向に指向した状態で装着自在のホルダ装着部の下方に、前記光ファイバの端末から被覆材を除去するための被覆除去装置を備えた第1の端末処理部と、前記光ファイバの端部を下方向に指向した状態で前記光ファイバホルダを装着自在のホルダ装着部の下方に、前記光ファイバの端末のクリーニングを行うためのクリーニング装置を備えた第2の端末処理部と、前記光ファイバの端部を下方向に指向した状態で前記光ファイバホルダを装着自在のホルダ装着部の下方に、前記光ファイバの端面を軸心に対して直角に加工する端面加工装置を備えた第3の端末処理部とを備えたことを特徴とする光ファイバの端末処理装置。
  4. 請求項3に記載の光ファイバ端末処理装置において、前記第1,第2,第3の端末処理部をそれぞれ表裏一対に備えると共に、第4の端末処理部を備え、かつ表裏一対の前記第1,第2,第3,第4の端末処理部の各ホルダ装着部に対して前記光ファイバホルダを順次搬送自在のホルダ搬送装置を備え、前記第4の端末処理部のホルダ装着部にファイバ端部姿勢を任意に制御する姿勢調整機構を有することを特徴とする光ファイバの端末処理装置。
  5. 請求項4に記載の光ファイバの端末処理装置において、前記第4の端末処理部が光ファイバの端面を融着するための融着装置であることを特徴とする光ファイバの端末処理装置。
  6. 請求項4に記載の光ファイバの端末処理装置において、前記第4の端末処理部が光ファイバの端面を付き合わせて光ファイバを介して伝送される光信号の測定を行うためのつき合わせ装置であることを特徴とする光ファイバの端末処理装置。
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