JP2004085652A - 定着ローラへの歯車類の取付構造 - Google Patents

定着ローラへの歯車類の取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置の定着装置に用いられる定着ローラに歯車を嵌合して固定する取付構造において、肉厚の薄い定着ローラでも、定着ローラを変形させることなく歯車類の取付が可能な定着ローラへの歯車類の取付構造を提供する。
【解決手段】定着ローラ100に係止部として係止孔101を形成し、歯車110には雌ネジ孔からなる係止部112を形成する。歯車110と定着ローラ100とは結合部材120で結合する。結合部材120は係止孔101に突起123を嵌合することで定着ローラ100と結合し、通し孔122にビス130を通して雌ネジ孔からなる係止部112に螺合することで、歯車110と結合する。定着ローラ100には端面から溝を形成したり、Cリング用の細溝を形成する必要がないので、薄肉化しても変形しにくくなる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、画像形成装置の定着装置に用いられている定着ローラに関し、特に定着ローラに歯車類を取り付ける取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、画像形成装置の主要部における構成を示す図である。感光体ドラム11は、帯電装置12によりその表面が帯電され、図示しない光学系から原稿画像の照射を受け、感光体ドラム11の表面に原稿画像の静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像装置13でトナーを吸着して顕像化され、トナー像となる。トナー像が転写部14に達すると、転写紙が送り込まれてトナー像が転写紙に転写される。転写紙は、転写部14で感光体ドラム11に密着するが、次の分離部15で感光体ドラム11から分離され、搬送機構16により搬送経路18に沿って搬送され、定着装置20に送り込まれる。転写紙を分離した後の感光体ドラム11は、クリーニング部17で表面に残留しているトナーが取り除かれ、次のコピーに備えることになる。
【0003】
定着装置20は、加熱ヒータ23を内蔵する定着ローラ21と、これに圧着されるよう設けられた加圧ローラ22とを有する。転写紙は、トナー像が定着ローラ21に接する向きで、定着ローラ21と加圧ローラ22のニップ部に送り込まれる。
【0004】
定着ローラ21は、例えばフッ素樹脂からなる被覆層を外周表面に形成した薄肉の中空円筒からなり、この薄肉の芯金の内部にハロゲンランプなどの加熱ヒータ23が収容されている。加圧ローラ22は、弾性体よりなる被覆層を芯金の外周表面に形成したものである。被覆層には、ウレタンゴム、シリコーンゴムなどの各種軟質ゴムが使用されている。定着ローラ21や加圧ローラ22の芯金としては、アルミニウム、鉄、銅などの金属またはそれらの合金が使用されている。
【0005】
ヒートローラ式定着装置20に入った転写紙は、定着ローラ21と加圧ローラ22とのニップ部で圧着され、定着ローラ21に圧接したトナーが溶融して転写紙上に定着する。
【0006】
近年、このような画像形成装置では、機器使用時の利便性の向上が望まれている。特に、ユーザの利便性から、ウォームアップ時間の短縮は必須の要件とも言える。これに対し、定着ローラの加熱ヒータを大容量化する方法が考えられる。特に高速機では、定着率の安定性から加熱ヒータに消費電力の大きいハロゲンランプなどを使用することが望ましい。
【0007】
しかし、画像形成装置には、上記のヒータ以外にも、駆動モータをはじめ幾つかのモータや光源としてのランプ、液晶パネル、帯電器、冷却用ファン等々の負荷を使用しており、これらによっても電力が消費され、合計としてはかなり大きな消費電力となっている。そのため、消費電力を大きくすることは極力回避したい。
【0008】
そこで、次の対策として、定着ローラの肉厚を薄くする方法が考えられる。肉厚を薄くすることで、熱容量を減じ、ハロゲンランプ点灯後短時間で定着温度に達することができる。たとえば、従来2.0〜1.5mmであった肉厚を、1.0mmまで薄肉化することが望まれる。
【0009】
ところで、定着ローラは、歯車類によって回転駆動されるが、定着ローラに歯車類を固定する取付構造は、従来、図5のような構造であった。図5に示すように、定着ローラ21には、薄肉の芯金をその端部から切り欠いた溝21aが形成される。一方、この定着ローラ21に固定される歯車25は、中心孔25aに突起25bを有する。この突起25bを溝21a内に入るように向きを合わせて定着ローラ21に歯車25を嵌合する。溝21aの奥に突起25bが当たると、歯車25はそれ以上奥には進めず、位置決めがされることになる。
【0010】
定着ローラ21の先端近くには、Cリング26用の細溝21bが穿設されている。歯車25が溝21aの奥の停止位置に達すると、細溝21bが歯車の反対側に露出するようになっている。Cリング26を専用の工具で拡げて定着ローラ21に挿入し、細溝21bの上で工具に加えた力を取り去れば、Cリング26の孔は縮小して細溝21b内に落ち込み、Cリング26は軸方向の位置が固定される。このときCリング26と歯車25との間の隙間を所定の値以下になるようにすることで、歯車25を定着ローラ21に固定することができる。固定後は、歯車25が回転すれば、定着ローラ21も一体となって回転することになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、定着ローラ21を薄肉化すると、次のような問題が起こる。
1)定着ローラ21の薄肉化でローラの強度が弱くなるが、定着ローラ21の端面から溝21aを穿設しているので、溝21aで駆動力を受けると、溝21aが経時的に変形してしまうおそれがある。この変形が生じない程度に抑えるために、肉厚の薄肉化に限度がある。これに対し、変形しない程度の駆動力しか入力しないようにすれば、定着ローラ21と加圧ローラ22との間のニップ条件に制約が生じることになる。
【0012】
2)薄肉の定着ローラ21に溝21aを形成するには、切削加工することになるが、肉厚が薄いことから、切削加工中に、定着ローラ21の端部が変形し易く、所望の加工精度が得られない。
【0013】
3)歯車25の抜止にCリング26を用いているが、定着ローラ21を薄肉化すると、Cリング用の細溝21bの深さを確保するための肉厚の確保が困難になる。また、細溝21bの加工も困難になる。
【0014】
本発明は、このような事実から考えられたもので、肉厚の薄い定着ローラでも、変形させることなく歯車類の取付が可能な定着ローラへの歯車類の取付構造を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、画像形成装置の定着装置に用いられる定着ローラに歯車類を嵌合して固定する取付構造において、上記定着ローラと上記歯車類とにそれぞれ係止部を形成するとともに、両係止部に係止する結合部材を設け、該結合部材により上記歯車類を上記定着ローラに固定することを特徴としている。上記定着ローラの係止部が定着ローラの端面から離反した位置に穿設された係止凹部であり、上記結合部材には上記係止凹部に嵌合する突起が形成されている構成とすることができる。係止凹部として、薄肉円筒の定着ローラの芯金に係止孔を形成してもよい。
【0016】
又は、画像形成装置の定着装置に用いられる定着ローラに歯車類を嵌合して固定する取付構造において、上記定着ローラに係止凹部を形成し、上記歯車類に係止部を形成するとともに、係止凹部と係止部に同時に係止する結合部材を設け、該結合部材に、上記歯車類と定着ローラとの間に進入する差込部を形成するとともに、該差込部に上記係止凹部に嵌合する突起を形成し、上記差込部が進入可能な幅で差込部の厚さと突起の高さとの和以上の深さを持った深溝を上記歯車類の中心孔の外側に形成するとともに該深溝に隣接して上記差込部の厚さとほぼ同じ深さの浅溝を形成し、該浅溝内に差込部が収容されたとき上記歯車類の係止部が上記結合部材と係止可能にしたことを特徴としている。
【0017】
上記歯車類の係止部が上記浅溝に形成された係止溝である構成としたり、上記結合部材が、定着ローラの円周方向に延びる翼部を有する構成としたり、上記歯車類の係止部が、複数箇所に形成された構成とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の定着ローラへの歯車類の取付構造の第1実施例を示す図で、(a)は分解斜視図、(b)は組立後の定着ローラを軸方向から見た図、(c)は組立後の縦断面図である。同図において、定着ローラ100は、従来例で説明した定着ローラ21と同じ材質であり、フッ素樹脂のコーティングもされている薄肉で中空の円筒である。定着ローラ100には、180゜間隔で係止部として2つの係止孔101が芯金を貫通して穿設されている。
【0019】
歯車類としての歯車110は平歯車で、中央に定着ローラ100が挿入される中心孔111が穿設されている。周辺には3つ1組で2組、計6つの雌ネジ孔からなる係止部112が穿設されている。
【0020】
結合部材120は、定着ローラ100の外周に沿って延びる翼部121,121を有し、中央と両側の翼部121,121の先端近くとに3つの通し孔122が穿設されている。また、中央の下部には突起123が設けられている。この結合部材120は、金属板を打ち抜いて作成したり、合成樹脂を成型して作成することができる。
【0021】
定着ローラ100に歯車類としての歯車110を固定する方法は、次の通りである。まず、定着ローラ100を歯車110の中心孔111に挿通し、係止孔101が歯車110の反対側に出るようにする。結合部材120の突起123を一方の係止孔101に入れ、歯車110の3つの係止部112に結合部材120の3つの通し孔122を重ね、ビス130を挿通し、各係止部112の雌ネジ孔に螺合して締め付ける。以上により歯車110は定着ローラ100に固定される。
【0022】
ビス130で締め付けるので、結合部材120は板状の一方の面を歯車110の一方の側面に押し付けた状態で固定される。したがって、結合部材120は面接触により歯車110を保持することになり、歯車110は安定した状態で回転することができる。
【0023】
また、本発明では、係止孔101が従来例の溝21aのように定着ローラ100の端部に開口していないので、係止孔101を貫通孔として穿設しても定着ローラ100の強度を低下させることがない。また、穿設する際の加工圧を受けても、定着ローラ100が変形することもない。
【0024】
結合部材120は、中央の通し孔122の周辺部だけあればよく、両側の翼部121,121とこれらの先端の通し孔122は必須ではない。しかし、翼部121,121を設けることで、結合部材120の取り付け作業がやりやすくなるという効果がある。また、歯車110との接触面が増えるのでより安定する。
【0025】
また、定着ローラ100の係止部は、芯金部分を貫通した係止孔101となっているが、これに限定されるものではない。たとえば、貫通しない穴のような係止凹部でもよい。さらに、孔や凹部とは逆に、突起として形成してもよい。係止部を突起とした場合には、結合部材120の突起123は、これと嵌合する凹部又は孔とすることになる。
【0026】
定着ローラ100に2つの係止孔101を設け、歯車110に2組の係止部112を設けたので、実際の画像形成装置を組み立てる時には、どちらか取り付け易い方を選んで結合部材120を取り付けることができ、組立作業が容易になる。
【0027】
なお、本発明の実施例では、歯車類として歯車110を例示しているが、歯車に限定されるものではない。平プーリやタイミングベルト用のプーリ、チェーンのスプロケットなど、定着ローラ100に回転を与えることができるものであれば、全てに適用可能な取り付け構造である。
【0028】
図2は、本発明の定着ローラへの歯車類の取付構造の第2実施例を示す図で、(a)は分解斜視図、(b)は歯車を定着ローラの軸方向から見た図、(c)は組立後の縦断面図、(d)は結合部材の縦断面図である。定着ローラ100と係止部又は係止凹部としての係止孔101は第1実施例と同じである。歯車210は、中心孔211の外側に深溝212と、浅溝213とを隣接して形成している。そして、浅溝213には、係止部としての係止溝214を穿設している。
【0029】
結合部材220は金属製又は合成樹脂製で、垂直部221の下部に垂直部221と直角方向に延びる差込部222があり、差込部222のほぼ中央下に突起223が形成されている。垂直部221の中央には雌ネジ孔224が穿設されている。この結合部材220には図1の第1実施例にはあった翼部121がないことも特徴となっている。
【0030】
深溝212の幅は、差込部222が容易に出入りできるように、差込部222の幅よりごく僅かだけ大きくなっている。深溝212の深さHは、結合部材220の差込部222の厚さと突起の高さとの和hより浅くならないように(H≧h)穿設されている。浅溝213の深さTは、差込部222の厚さtとほぼ一致している。浅溝213の幅は、差込部222を安定して支持できればよく、差込部222と同じ幅にする必要はない。
【0031】
次に、図2の歯車210を定着ローラ100に固定する方法を説明する。まず、歯車210の中心孔211に定着ローラ100を挿入し、係止孔101が歯車210の反対側に達するまで押し込む。次に、結合部材220を持ち、突起223の下端を定着ローラ100の表面に押し当て、差込部222を定着ローラ100と平行に保つ。そして、歯車210を回転・移動して深溝212の正面に結合部材220の差込部222の先端を対向させ、歯車210の深溝212に差込部222を挿入する。挿入した状態で歯車210を回すと、結合部材220も一緒に回ることになる。そこで、歯車210を回したり軸方向に移動したりして差込部222の下の突起223を係止孔101まで移動して落とし込む。突起223が係止孔101に落とし込まれると、差込部222の下面は定着ローラ100の表面に接触する。この状態で歯車210を図2(a)の矢印に示すように反時計方向に若干回転する。すると、差込部222は深溝212から浅溝213内に移動する。そこで、雌ネジ孔224と係止溝214とを重ね合わせ、ビス230を雌ネジ孔224に螺合し、ビス230の先端を係止溝214内に進入させる。係止溝214の幅はビス230の径とガタツキなく嵌合するように形成されているので、歯車210は定着ローラ100にしっかりと固定されることになる。
【0032】
この実施例では差込部222があるので、この差込部222と垂直部221との2面で歯車210を支持することになり、安定した支持ができることになる。なお、深溝212、浅溝213及び係止溝214を、180゜反対側にも形成しているのは、図1の実施例で説明したのと同じ理由からである。
【0033】
図3は、本発明の定着ローラへの歯車類の取付構造の第3実施例を示す図で、(a)は分解斜視図、(b)は歯車を定着ローラの軸方向から見た図、(c)は組立後の縦断面図である。
【0034】
この第3実施例は、基本的には図2の実施例の変形例である。定着ローラ100と係止孔101は図2の実施例と同じである。歯車310は、中心孔311の外側に深溝312と、浅溝313とを隣接して形成しており、これら深溝312と浅溝313の深さ、幅は第2実施例と同じである。ただし、係止部314は、浅溝313に連通した溝ではなく、浅溝313とは独立した雌ネジ孔となっている。
【0035】
結合部材320は、第2実施例と同じく垂直部321の下端に差込部322があり、この差込部322の中央下には突起323が形成されている。垂直部321は両側に定着ローラ100の円周方向に延びる翼部321aを有し、垂直部321の中央には通し孔324が穿設されているが、両翼部321aの先端には通し孔を設けていない。しかし、第1実施例のように翼部321aの先端近傍に通し孔を設け、歯車310に対応する雌ネジ孔を穿設してもよいことは言うまでもない。組立の仕方は第2実施例と同様であるが、結合部材320に翼部321aを設けているので、結合部材320の取り付けが容易にできるようになった。
【0036】
なお、図示は省略するが、差込部322を延長して延長部を垂直部321と平行に折り曲げ、歯車310を両側から挟持するようにしてもよい。ただし、その場合、深溝312の深さを、折り曲げた延長部が通過できる程度に深くすることが必要になる。
【0037】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明によれば、定着ローラに歯車類を嵌合して固定する取付構造において、定着ローラと歯車類とにそれぞれ係止部を形成するとともに、両係止部に係止する結合部材を設け、該結合部材により上記歯車類を上記定着ローラに固定するので、定着ローラの薄肉の芯金に変形等の負担を掛けることなく歯車類を固定することができる。したがって、従来以上の薄肉化が可能になった。
【0038】
また、定着ローラに係止穴を形成し、歯車類に係止部を形成するとともに、係止穴と係止部に同時に係止する結合部材を設け、該結合部材に、上記歯車類と定着ローラとの間に進入する差込部を形成するとともに、該差込部に上記係止穴に嵌合する突起を形成し、上記差込部が進入可能な幅で差込部の厚さと突起の高さとの和以上の深さを持った深溝を上記歯車類の中心孔の外側に形成するとともに該深溝に隣接して上記差込部の厚さとほぼ同じ深さの浅溝を形成し、該浅溝内に差込部が収容されたとき上記歯車類の係止部が上記結合部材と係止可能な構成とすれば、上記の効果に加えて、歯車類を差込部でも支持することができるようになり、歯車類の支持を安定させることができる。
【0039】
結合部材が、定着ローラの円周方向に延びる翼部を有する構成とすれば、結合部材の取り付け作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着ローラへの歯車類の取付構造の第1実施例を示す図で、(a)は分解斜視図、(b)は組立後の定着ローラを軸方向から見た図、(c)は組立後の縦断面図である。
【図2】本発明の定着ローラへの歯車類の取付構造の第2実施例を示す図で、(a)は分解斜視図、(b)は歯車を定着ローラの軸方向から見た図、(c)は組立後の縦断面図、(d)は結合部材の縦断面図である。
【図3】本発明の定着ローラへの歯車類の取付構造の第3実施例を示す図で、(a)は分解斜視図、(b)は歯車を定着ローラの軸方向から見た図、(c)は組立後の縦断面図である。
【図4】画像形成装置の主要部における構成を示す図である。
【図5】定着ローラに歯車類を固定する取付構造の従来例を示す図で、(a)は分解斜視図、(b)は組立後の縦断面図である。
【符号の説明】
20  定着装置
100 定着ローラ
101 係止孔(定着ローラの係止部又は係止凹部)
110,210,310  歯車(歯車類)
112,314  (歯車類の)係止部
120,220,320  結合部材
123,223,323  突起
222,322  差込部
212,312  深溝
213,313  浅溝
214  係止溝(歯車類の係止部)

Claims (6)

  1. 画像形成装置の定着装置に用いられる定着ローラに歯車類を嵌合して固定する取付構造において、
    上記定着ローラと上記歯車類とにそれぞれ係止部を形成するとともに、両係止部に係止する結合部材を設け、該結合部材により上記歯車類を上記定着ローラに固定することを特徴とする定着ローラへの歯車類の取付構造。
  2. 上記定着ローラの係止部が定着ローラの端面から離反した位置に穿設された係止凹部であり、上記結合部材には上記係止凹部に嵌合する突起が形成されていることを特徴とする請求項1記載の定着ローラへの歯車類の取付構造。
  3. 画像形成装置の定着装置に用いられる定着ローラに歯車類を嵌合して固定する取付構造において、
    上記定着ローラに係止凹部を形成し、上記歯車類に係止部を形成するとともに、係止凹部と係止部に同時に係止する結合部材を設け、該結合部材に、上記歯車類と定着ローラとの間に進入する差込部を形成するとともに、該差込部に上記係止凹部に嵌合する突起を形成し、上記差込部が進入可能な幅で差込部の厚さと突起の高さとの和以上の深さを持った深溝を上記歯車類の中心孔の外側に形成するとともに該深溝に隣接して上記差込部の厚さとほぼ同じ深さの浅溝を形成し、該浅溝内に差込部が収容されたとき上記歯車類の係止部が上記結合部材と係止可能にしたことを特徴とする定着ローラへの歯車類の取付構造。
  4. 上記歯車類の係止部が上記浅溝に形成された係止溝であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の定着ローラへの歯車類の取付構造。
  5. 上記結合部材が、定着ローラの円周方向に延びる翼部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の定着ローラへの歯車類の取付構造。
  6. 上記歯車類の係止部が、複数箇所に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の定着ローラへの歯車類の取付構造。
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