JP2004082808A - Weatherstrip for automobile - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用ウエザストリップに係り、特に、サッシュレスドアのドア開口周縁に取付けられるウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、サッシュレスタイプのドアを有する自動車が知られている。かかる自動車においては、ドア開口周縁にウエザストリップが取付けられる。該ウエザストリップのルーフサイド部は、車両本体のリテーナに取付けられる取付基部を有するとともに、該取付基部に一体形成された中空状のシール部を有している(例えば特開2000−198359号公報)。
【0003】
そして、ドア閉時、かつ、ドアガラス上昇時においては、前記中空状のシール部においてドアガラスの上縁部分が当接してシールされることとなる。より詳しくは、ドアガラスの上縁部分が包まれるようにして中空シール部が潰れ変形する。これにより、車内側及び車外側がシールされることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のような断面形状では、1枚のシール部がドアガラス上縁部分を包み込むよう変形するため、ドアガラスの端縁とシール部との間に窪み部が形成されやすい。例えば、高圧な水流でもって洗車(高圧洗車)を行ったような場合には、上記窪み部に水が作用してシール部をさらに変形させて車内側へ浸入するおそれがある。
【0005】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、サッシュレスタイプのドアを有する自動車用ウエザストリップにおいて、シール性の飛躍的な向上を図ることの可能な自動車用ウエザストリップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
以下、上記目的等を解決するための各手段について説明する。なお、必要に応じて対応する各手段に特有の作用効果等を付記する。
【0007】
手段1.サッシュレスドアを有し、少なくともドアガラスがサッシュレスドアの開閉時において微昇降可能なガラス微昇降機構を有する自動車本体のドア開口周縁に取付けられる自動車用ウエザストリップであって、
少なくともルーフサイド部においては、断面略凹字状をなし、前記ドアガラスの上縁部分の車内側及び車外側をそれぞれ独立してシール可能となっていることを特徴とする自動車用ウエザストリップ。
【0008】
ここで、「ガラス微昇降機構」とあるのは、ドア開時には、ドアガラスが一旦微下降するとともに、ドア閉時には、ドアガラスが前記微下降状態でドアが閉鎖され、ドア閉鎖後しばらくしてから(又は速やかに)ドアガラスが微上昇して完全に閉鎖状態としうる機構を指すものである。なお、前記微下降は、ドアガラスがウエザストリップに引っかからない程度の下降を指すものである(以下、各手段において同様)。
【0009】
手段1によれば、自動車本体のドア開口周縁に取付けられる自動車用ウエザストリップのうち、少なくともルーフサイド部においては、断面略凹字状をなし、ドアガラスの上縁部分の車内側及び車外側をそれぞれ独立してシール可能となっている。このため、1枚の中空状のシール部でドアガラスの上縁部分をシールしていた従来技術とは異なり、ドアガラスの上縁部分が凹状のルーフサイド部に収容される格好で、車内側及び車外側がそれぞれ独立してシールされることとなり、従来のような中空シール部のドアガラスの当接による窪み部が形成されない。すなわち、たとえ車外側のシール部分にV字状の溝部が形成され、その溝部を介して水やホコリ等の異物が侵入しようとしても、車内側のシール部分によって異物の侵入が規制されることとなる。その結果、シール性の飛躍的な向上が図られる。一方で、自動車本体のガラス微昇降機構により、少なくともドアガラスがサッシュレスドアの開閉時において微昇降される。このため、上記のように凹状のルーフサイド部にドアガラス上縁が収容されていても、ドア開時には、ドアガラスが微下降することとなり、ドアガラスがドアの開成の妨げとなることがない。また、ドア閉時にもドアガラスが微下降状態となっているため、ドアガラスがドアの閉鎖の妨げとなることがない。
【0010】
手段2.サッシュレスドアを有し、少なくともドアガラスがサッシュレスドアの開閉時において微昇降可能なガラス微昇降機構を有する自動車本体のドア開口周縁に取付けられる自動車用ウエザストリップであって、
少なくともルーフサイド部においては、断面略凹字状をなす本体部と、前記本体部の略先端部から前記ドアガラスに向かって延び、前記ドアガラスの上縁部分の車内側及び車外側をそれぞれ独立してシールする一対のシール部とを具備することを特徴とする自動車用ウエザストリップ。
【0011】
手段2によれば、自動車本体のドア開口周縁に取付けられる自動車用ウエザストリップのうち、少なくともルーフサイド部においては、断面略凹字状をなす本体部の略先端部から延びる一対のシール部によって、ドアガラスの上縁部分の車内側及び車外側がそれぞれ独立してシールされる。このため、1枚の中空状のシール部でドアガラスの上縁部分をシールしていた従来技術とは異なり、ドアガラスの上縁部分が断面略凹字状の本体部に収容される格好で、車内側及び車外側がそれぞれ独立してシールされることとなり、従来のような窪み部が形成されない。また、たとえ車外側のシール部を介して異物が侵入したとしても、少なくとも車内側のシール部分によって異物の侵入が規制されることとなる。その結果、シール性の飛躍的な向上が図られる。一方で、自動車本体のガラス微昇降機構により、少なくともドアガラスがサッシュレスドアの開閉時において微昇降される。このため、上記のように凹状のルーフサイド部にドアガラス上縁が収容されていても、ドア開時には、ドアガラスが微下降することとなり、ドアガラスがドアの開成の妨げとなることがない。また、ドア閉時にもドアガラスが微下降状態となっているため、ドアガラスがドアの閉鎖の妨げとなることがない。
【0012】
手段3.少なくとも一方のシール部は、リップ状に構成されていることを特徴とする手段2に記載の自動車用ウエザストリップ。
【0013】
手段3によれば、少なくとも一方のシール部がリップ状に構成されているため、該リップ状部分が撓むことで、より効率的なシール性が確保される。なお、「少なくとも一方のシール部が」に代えて、「一方のシール部が」或いは「両シール部が」としてもよい。
【0014】
手段4.少なくとも一方のシール部は、中空状に構成されていることを特徴とする手段2又は3に記載の自動車用ウエザストリップ。
【0015】
手段4によれば、少なくとも一方のシール部が中空状に構成されているため、該中空状のシール部分が変形することで、より効率的なシール性が確保される。なお、「少なくとも一方のシール部が」に代えて、「一方のシール部が」或いは「両シール部が」としてもよい。
【0016】
手段5.少なくとも一方のシール部は、突起状に構成されていることを特徴とする手段2乃至4のいずれかに記載の自動車用ウエザストリップ。
【0017】
手段5によれば、少なくとも一方のシール部が、突起状に構成されているため、該突起状の部分にドアガラスが当たることで、より強いシール性が確保される。なお、「少なくとも一方のシール部が」に代えて、「一方のシール部が」或いは「両シール部が」としてもよい。
【0018】
手段6.少なくとも前記ルーフサイド部は、押出成形により形成され、かつ、非発泡素材により構成されていることを特徴とする手段2乃至5のいずれかに記載の自動車用ウエザストリップ。
【0019】
手段6のように、ルーフサイド部を押出成形により形成するに際し、非発泡素材を用いることで、発泡素材を用いる場合に比べて、生産速度を飛躍的に高めることができる。また、ドアガラスの摺動を円滑にするべくシール部にコーティング層を形成するに際しても、押出とともに、コーティング層を比較的容易に形成することができる。
【0020】
手段7.前記自動車は、前後左右に4つのサッシュレスドアを有してなることを特徴とする手段1乃至6のいずれかに記載の自動車用ウエザストリップ。
【0021】
手段7のような自動車の場合、1つのウエザストリップによって前後のドア開口を賄うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0023】
図1,2に示すように、本実施の形態における自動車1は、いわゆる4ドアハードトップ車であって、前後左右に4つのドア2を有しており、ドア2は、サッシュレスタイプが採用されている。自動車本体3のドア開口周縁(下部を除く場合もある)には、ウエザストリップ4が取付けられている。ウエザストリップ4の大部分は、押出成形部よりなり、図2において網目模様を付した部位が型成形部よりなっている。
【0024】
かかるウエザストリップ4のうち、フロントドアに対応する部位は、主として自動車本体3のルーフサイドに取付けられるルーフサイド部5と、センターピラーに取付けられるセンターピラー部6とを有している。図5に示すように、センターピラー部6は、従前と同等の断面形状を有している。すなわち、センターピラー部6は、自動車本体3のリテーナ7に取付けられる基部11と、基部11に一体形成された中空状のシール部12と、基部11及びシール部12の境界部分から延びる車内側リップ部13とを備えている。かかる構成により、ドアガラスG(フロントドアガラス)の後端縁は、前記中空状のシール部12に包み込まれるようにしてシールされるとともに、さらに車内側リップ部13によって補助的にシールされるようになっている。
【0025】
これに対し、ルーフサイド部5は、従前とは全く異なる断面形状を有している。すなわち、図3,4に示すように、ルーフサイド部5は、自動車本体3のリテーナ7に取付けられる断面略凹字状の本体部21を備えている。本体部21は、基部22と、基部22の両側から延びる車内側側壁部23及び車外側側壁部24とからなっている。そして、車内側側壁部23及び車外側側壁部24からは、一対のシール部としての車内側シールリップ25及び車外側シールリップ26が、それぞれ内側上方に向かって延設されている。そして、ドアガラスGが上昇した際には、ドアガラスGの上端縁が前記基部22の下面に当接して位置するように構成されている。なお、かかるルーフサイド部5と前記センターピラー部6とでは、断面形状が相違するが、両者5,6を接続する型成形部において、断面形状が徐変させられた構造となっている。
【0026】
ここで、ドアガラスGが当該最上昇位置にある場合には、ドアガラスG上端が車外側側壁部24等に引っかかってフロントドアを開閉することができない。このため、本実施の形態では、ガラス微昇降機構31が設けられている。次に、かかるガラス微昇降機構31について説明する。フロントドアの車内側取っ手及び車外側取っ手(いずれも図示せず)には、フロントドアを開放すべく取っ手が操作された旨を検知するための車内側オープニングセンサ32及び車外側オープニングセンサ33がそれぞれ設けられている。そして、各センサ32,33が制御装置34の入力側に電気的に接続されている。また、自動車本体3(例えばフロントドア)には、ドアガラスGを昇降させるためのモータ35が設けられている。かかるモータ35は、前記制御装置34の出力側に電気的に接続されている。
【0027】
そして、フロントドア閉時、かつ、ドアガラスGが上昇時において、車内側又は車外側取っ手が操作された場合には、前記オープニングセンサ32又は33によりその旨が検知される。かかる検知信号を入力した制御装置34がモータ35を駆動制御し、ドアガラスGを速やかに所定量だけ下降させる。このときの下降量は、図4に示すように、ドアガラスGの上端縁が車外側側壁部24よりも幾分下方に位置する程度(数ミリメートルから数十ミリメートルの間)である。これにより、ドアガラスGが引っかかることがなく、フロントドアの開成が可能となる。同様に、ドアガラスGが引っかかることなく、フロントドアの閉鎖も可能となる。一方、フロントドアが閉鎖された場合には、閉鎖してから所定時間経過後、制御装置34は、モータ35を駆動制御し、ドアガラスGを前記上昇位置にまで復帰させる。
【0028】
次に、上記のように構成されてなる本実施の形態の作用効果について説明する。
【0029】
上記ウエザストリップ4のうち、ルーフサイド部5においては、ドアガラスGが断面略凹字状をなす本体部21に入り込む格好で、各側壁部23,24の略先端部から延びる一対のシールリップ25,26によって、ドアガラスGの上縁部分の車内側及び車外側がそれぞれ独立してシールされる。このため、1枚の中空状のシール部でドアガラスの上縁部分を当接してシールしていた従来技術とは異なり、車内側及び車外側がそれぞれ独立してシールされることとなり、また、窪み部が形成されない。例えば、高圧洗車時等においては、たとえ車外側シールリップ26とドアガラスGとの間にV字状溝が形成され、そこから水がくぐり抜けたとしても、ドアガラスGとウエザストリップ4とがラビリンス構造をとっており、最終的には車内側シールリップ25によって車内側への水の浸入が規制されることとなる。その結果、シール性の飛躍的な向上が図られる。
【0030】
一方で、上記ガラス微昇降機構31により、少なくともドアガラスGがフロントドアの開閉時において微昇降される。このため、上記のように断面略凹状の本体部21にドアガラスG上縁が収容されていても、ドア開時及び閉時には、ドアガラスGが微下降することとなり、ドアガラスGがフロントドアの開閉の妨げとなることがない。
【0031】
また、ガラス微昇降機構31を採用していることから、いわゆる倒し込み量(シール部の反力によりドアガラスGの位置ずれを考慮した設計)をさほど考慮しなくてよい。そのため、ルーフサイド部5の断面サイズを比較的コンパクトなものとすることができる。結果として、用いる素材量の低減ひいてはコストの低減を図ることができる。
【0032】
なお、上記例では、フロントドアを中心に説明しているが、リヤドアについても同様の作用効果が奏されることはいうまでもない。
【0033】
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
【0034】
(a)上記実施の形態では、シール部としていずれもリップ状のもの、つまり車内側シールリップ25及び車外側シールリップ26を採用することとしている。これに対し、中空状のものや突起状のものを採用することとしてもよい。例えば、図6に示す例では、前記シールリップ25,26に代えて、中空状のシール部41,42が採用されている。また、図7に示す例では、車外側において、突起状のシール部51が採用されている。かかる構成としても、上記実施の形態と同様の作用効果が奏される。もちろん、リップ状、中空状、突起状のシール部を適宜組み合わせて採用することも可能である。
【0035】
(b)上記実施の形態では、4ドアハードトップタイプの自動車1に具体化されているが、2ドアタイプの自動車に適用することとしてもよい。
【0036】
(c)上記実施の形態では特に言及していないが、ウエザストリップ4を構成する素材としては、EPDM、TPO等任意の素材を採用することができる。特に、発泡素材、微発泡素材、非発泡素材及びこれらの組み合わせを採用することも可能である。但し、生産性の面を鑑みると、非発泡素材を用いるのが好ましい。この場合、ドアガラスGの摺動を円滑にするべくシール部にコーティング層を形成するにあたり、押出とともに、コーティング層を比較的容易に形成することができる。
【0037】
(d)上記実施の形態では特に言及していないが、車外側側壁部24に、車外側へ延びる意匠モールを一体形成することとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態における自動車を模式的に示す側面図である。
【図2】自動車本体に取付けられるウエザストリップを模式的に示す側面図である。
【図3】ルーフサイド部の断面及びガラス微昇降機構を示す概略構成図である。
【図4】ドアガラス微下降時のルーフサイド部を示す断面図である。
【図5】センターピラー部を示す断面図である。
【図6】別の実施の形態におけるルーフサイド部を示す断面図である。
【図7】別の実施の形態におけるルーフサイド部を示す断面図である。
【符号の説明】
1…自動車、2…ドア、3…自動車本体、4…ウエザストリップ、5…ルーフサイド部、7…リテーナ、21…本体部、22…基部、23…車内側側壁部、24…車外側側壁部、25…シール部を構成する車内側シールリップ、26…シール部を構成する車外側シールリップ、31…ガラス微昇降機構、34…制御装置、35…モータ、41、42,51…シール部。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a weather strip for an automobile, and more particularly to a weather strip attached to a peripheral edge of a door opening of a sashless door.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an automobile having a sashless type door is known. In such an automobile, a weather strip is attached to the periphery of the door opening. The roof side portion of the weather strip has a mounting base mounted on a retainer of the vehicle body and has a hollow seal portion integrally formed with the mounting base (for example, JP-A-2000-198359). ).
[0003]
When the door is closed and the door glass is raised, the upper edge portion of the door glass comes into contact with the hollow sealing portion to be sealed. More specifically, the hollow seal portion is crushed and deformed so that the upper edge portion of the door glass is wrapped. As a result, the inside and outside of the vehicle are sealed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the cross-sectional shape as described above, since one seal portion is deformed so as to wrap around the upper edge portion of the door glass, a recess is easily formed between the edge of the door glass and the seal portion. For example, when a car is washed with a high-pressure water flow (high-pressure car wash), water acts on the recessed portion to further deform the seal portion, and may enter the inside of the vehicle.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide an automobile weather strip having a sashless type door, which is capable of significantly improving sealing performance. To provide a weather strip.
[0006]
Means for Solving the Problems and Effects of the Invention
Hereinafter, each means for solving the above-mentioned objects and the like will be described. In addition, an operation and effect unique to each corresponding means is added as necessary.
[0007]
Means 1. A weather strip for an automobile having a sashless door, at least a door glass attached to a periphery of a door opening of an automobile body having a glass fine elevating mechanism capable of finely elevating and lowering when the sashless door is opened and closed,
A weather strip for an automobile, wherein at least a roof side portion has a substantially concave cross section, and an inner edge and an outer edge of an upper edge portion of the door glass can be independently sealed.
[0008]
Here, the term "glass fine elevating mechanism" means that when the door is opened, the door glass is once slightly lowered, and when the door is closed, the door is closed in the slightly lowered state and the door is closed for a while after the door is closed. From (or quickly) the door glass can be slightly raised to bring it into a completely closed state. Note that the slight lowering refers to a lowering that does not cause the door glass to be caught by the weather strip (hereinafter, the same applies to each means).
[0009]
According to the means 1, at least the roof side portion of the automobile weather strip attached to the periphery of the door opening of the automobile body has a substantially concave shape in cross section, and the inner edge and the outer edge of the upper edge portion of the door glass. Can be independently sealed. Therefore, unlike the related art in which the upper edge portion of the door glass is sealed with one hollow seal portion, the upper edge portion of the door glass is housed in the concave roof side portion, and the interior of the vehicle is closed. And the outside of the vehicle is sealed independently of each other, so that a hollow portion due to the contact of the door glass with the hollow seal portion as in the related art is not formed. That is, even if a V-shaped groove is formed in the seal portion on the outside of the vehicle and foreign matter such as water or dust tries to enter through the groove, entry of the foreign matter is regulated by the seal portion on the inside of the vehicle. Become. As a result, a drastic improvement in sealing performance is achieved. On the other hand, at least when the sashless door is opened and closed, the glass is slightly raised and lowered by the glass fine lifting mechanism of the vehicle body. Therefore, even when the upper edge of the door glass is housed in the concave roof side portion as described above, the door glass slightly descends when the door is opened, and the door glass does not hinder the opening of the door. . Further, since the door glass is slightly lowered when the door is closed, the door glass does not hinder the closing of the door.
[0010]
At least in the roof side portion, a main body portion having a substantially concave cross section and a substantially front end portion of the main body portion extending toward the door glass, and an inner side and an outer side of an upper edge portion of the door glass are respectively independent. And a pair of sealing portions for sealing by sealing.
[0011]
According to the
[0012]
Means 3. 3. The weather strip for a vehicle according to
[0013]
According to the
[0014]
[0015]
According to the
[0016]
Means 5. The weather strip for a vehicle according to any one of
[0017]
According to the means 5, since at least one of the seal portions is formed in a projecting shape, the door glass hits the projecting portion, so that a stronger sealing property is secured. It should be noted that “one of the seal portions” or “both of the seal portions” may be used instead of “at least one of the seal portions”.
[0018]
[0019]
As in the
[0020]
Means 7. The weather strip for a vehicle according to any one of means 1 to 6, wherein the vehicle has four sashless doors at front, rear, left and right.
[0021]
In the case of a motor vehicle such as the means 7, a single weatherstrip can cover the front and rear door openings.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment will be described with reference to the drawings.
[0023]
As shown in FIGS. 1 and 2, the automobile 1 according to the present embodiment is a so-called four-door hardtop car having four
[0024]
The portion of the
[0025]
On the other hand, the roof side part 5 has a cross-sectional shape completely different from the conventional one. That is, as shown in FIGS. 3 and 4, the roof side portion 5 includes a
[0026]
Here, when the door glass G is at the highest position, the front end of the door glass G cannot be opened and closed because the upper end of the door glass G is caught on the outer side wall 24 or the like. For this reason, in this embodiment, the glass fine elevating mechanism 31 is provided. Next, the glass fine elevating mechanism 31 will be described. An inboard opening sensor 32 and an outboard opening sensor 33 for detecting that the handle has been operated to open the front door are provided on the inner handle and the outer handle (not shown) of the front door, respectively. Is provided. The sensors 32 and 33 are electrically connected to the input side of the
[0027]
When the inside or outside handle is operated when the front door is closed and when the door glass G is raised, the opening sensor 32 or 33 detects that operation. The
[0028]
Next, the operation and effect of the present embodiment configured as described above will be described.
[0029]
In the roof strip 5 of the
[0030]
On the other hand, at least the door glass G is slightly moved up and down by the glass fine elevating mechanism 31 when the front door is opened and closed. For this reason, even when the upper edge of the door glass G is housed in the
[0031]
Further, since the glass fine elevating mechanism 31 is employed, it is not necessary to consider the so-called leaning amount (design considering the displacement of the door glass G due to the reaction force of the seal portion) so much. Therefore, the cross-sectional size of the roof side portion 5 can be made relatively compact. As a result, it is possible to reduce the amount of raw materials used and, consequently, the cost.
[0032]
In the above example, the front door is mainly described, but it is needless to say that the same effect can be obtained for the rear door.
[0033]
Note that the present invention is not limited to the content described in the above embodiment, and may be implemented as follows, for example. Of course, other application examples and modifications not illustrated below are naturally possible.
[0034]
(A) In the above-described embodiment, a lip-shaped seal portion, that is, a vehicle
[0035]
(B) In the above embodiment, the present invention is embodied in a four-door hard-top type automobile 1, but may be applied to a two-door type automobile.
[0036]
(C) Although not particularly mentioned in the above embodiment, any material such as EPDM and TPO can be adopted as a material forming the
[0037]
(D) Although not specifically mentioned in the above embodiment, a design molding extending to the outside of the vehicle may be integrally formed on the outside side wall portion 24.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view schematically showing an automobile according to an embodiment.
FIG. 2 is a side view schematically showing a weather strip attached to an automobile body.
FIG. 3 is a schematic configuration diagram showing a cross section of a roof side portion and a glass fine elevating mechanism.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a roof side portion when the door glass slightly descends.
FIG. 5 is a sectional view showing a center pillar portion.
FIG. 6 is a sectional view showing a roof side portion according to another embodiment.
FIG. 7 is a sectional view showing a roof side portion according to another embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Car, 2 ... Door, 3 ... Car body, 4 ... Weather strip, 5 ... Roof side part, 7 ... Retainer, 21 ... Body part, 22 ... Base part, 23 ... Car inner side wall part, 24 ... Car outer side
Claims (6)
少なくともルーフサイド部においては、断面略凹字状をなし、前記ドアガラスの上縁部分の車内側及び車外側をそれぞれ独立してシール可能となっていることを特徴とする自動車用ウエザストリップ。A weather strip for an automobile having a sashless door, at least a door glass attached to a periphery of a door opening of an automobile body having a glass fine elevating mechanism capable of finely elevating and lowering when the sashless door is opened and closed,
A weather strip for an automobile, wherein at least a roof side portion has a substantially concave cross section, and an inner edge and an outer edge of an upper edge portion of the door glass can be independently sealed.
少なくともルーフサイド部においては、断面略凹字状をなす本体部と、前記本体部の略先端部から前記ドアガラスに向かって延び、前記ドアガラスの上縁部分の車内側及び車外側をそれぞれ独立してシールする一対のシール部とを具備することを特徴とする自動車用ウエザストリップ。A weather strip for an automobile having a sashless door, at least a door glass attached to a periphery of a door opening of an automobile body having a glass fine elevating mechanism capable of finely elevating and lowering when the sashless door is opened and closed,
At least in the roof side portion, a main body portion having a substantially concave cross section and a substantially front end portion of the main body portion extending toward the door glass, and an inner side and an outer side of an upper edge portion of the door glass are independent from each other. And a pair of sealing portions for sealing by sealing.
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