JP2004082790A - シート・トラックに用いるレバー・ストッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突時、タオル・バー形操作レバーの動きを止めてスライド・レールのロック解除を未然に防ぎ、シート・トラックの安全性を確保し、そして、乗員に操作し易い位置にそのタオル・バー形操作レバーを配置できて操作性を確保する。
【解決手段】ワイヤからクロス・ワイヤ12および左右のアーム13、13に略U字形に折り返し曲げされ、タオル・バー形操作レバー33よりも前方にそのクロス・ワイヤ12を位置されてその左右のアーム13、13でシート・クッション・フレーム40に固定的に支持され、そして、所定の荷重以上で曲げられてその操作レバー33に近づけられるガード・ワイヤ11と、そのクロス・ワイヤ12およびシート・クッション・フレーム40の間に支持され、衝突時、そのガード・ワイヤ11が乗員の足50で後方に曲げられるに伴ってその操作レバー33の動作域に侵入されてその操作レバー33の動きを止めるストッパ・プレート14とを含む。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の関係する分野】
この発明は、シート・トラックに用いるレバー・ストッパに関する。
【0002】
【背景技術】
タオル・バー形操作レバーでスライド・レールのロックを解除するシート・トラックでは、その操作レバーは、乗員に操作し易い位置に配置されるので、衝突時、その乗員の足がその操作レバーに当ってその操作レバーがロック解除方向に動かされ、そして、そのスライド・レールがロック解除される場合があり、それでその操作レバーは操作性を犠牲にしている。
【0003】
【発明の課題】
この発明の課題は、衝突時、タオル・バー形操作レバーの動きを止めてスライド・レールのロック解除を未然に防ぎ、安全性を確保し、そして、乗員に操作し易い位置にそのタオル・バー形操作レバーを配置できて操作性を確保するところのシート・トラックに用いるレバー・ストッパの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】
この発明は、ワイヤからクロス・ワイヤおよび左右のアームに略U字形に折り返し曲げされ、タオル・バー形操作レバーよりも前方にそのクロス・ワイヤを位置させてその左右のアームでシート・クッション・フレームに固定的に支持され、そして、所定の荷重以上で曲げられてその操作レバーに近づけられるガード・ワイヤと、そのクロス・ワイヤおよびシート・クッション・フレームの間に支持されるストッパ・プレートを含み、衝突時、そのガード・ワイヤが乗員の足で後方に曲げられるに伴ってその操作レバーの動作域にそのストッパ・プレートを侵入させてその操作レバーの動きを止める。
【0005】
【具体例の説明】
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明のシート・トラックに用いるレバー・ストッパを説明するに、図1ないし図3は、自動車のフロント・シートに組み込まれるシート・トラック30に活用されるところのこの発明のシート・トラックに用いるレバー・ストッパの具体例10を示し、そして、そのシート・トラック30は、左右のフロント・フロア・ブラケット35、35および左右のリア・フロア・ブラケット(図示せず)でその自動車のフロア45に据え付けられる左右のガイド・レール31、31、その左右のガイド・レール31、31に前後に摺動可能に支持される左右のブラケット付きスライド・レール32、32、およびロック機構などで組み立てられ、そして、タオル・バー形操作レバー33でそのロック機構がロック解除されてその左右のスライド・レール32、32がその左右のガイド・レール31、31に前後に摺動可能にされる。
【0006】
そのレバー・ストッパ10では、ガード・ワイヤ11が、ワイヤからクロス・ワイヤ12および左右のアーム13、13に略U字形に折り返し曲げされて作られ、そのタオル・バー形操作レバー33のクロス・バー34よりも前方にそのクロス・ワイヤ11を位置させ、その左右のアーム13、13でそのフロント・シートのシート・クッション・フレーム40に溶接されて固定的に支持され、そして、所定の荷重以上で曲げられてその操作レバー33に近づけられ、また、ストッパ・プレート14が、そのクロス・ワイヤ11およびシート・クッション・フレームの間にアッパ・フランジ17およびロア・フランジ18で溶接されて支持される。
【0007】
そのストッパ・プレート14は、上端にフレーム当り面15を、下端にレバー当り面16をそれぞれ備える。
【0008】
したがって、そのレバー・ストッパ10では、衝突時、そのガード・ワイヤ11が乗員の足50で後方に曲げられ、それに伴ってそのストッパ・プレート14がそのガード・ワイヤ11に案内されてその操作レバー33の動作域に侵入され、そのシート・クッション・フレーム40にそのフレーム当り面15を接してそのレバー当り面16にその操作レバー33のクロス・バー34を受け、そして、その操作レバー33の動きを止める。そのようにして、衝突時、そのスライド・レール32、32のロック解除が未然に防がれてそのシート・トラック30に安全性が確保され、そして、そのタオル・バー形操作レバー33がその乗員に操作し易い位置に配置できてそのタオル・バー形操作レバー33に操作性が確保される。
【0009】
図4ないし図6は構造上、さらに簡略化されて自動車のフロント・シートに組み込まれるシート・トラック30に活用されるところのこの発明のシート・トラックに用いるレバー・ストッパの具体例20を示し、そして、そのシート・トラック30は、左右のフロント・フロア・ブラケット35、35および左右のリア・フロア・ブラケット(図示せず)でその自動車のフロア45に据え付けられる左右のガイド・レール31、31、その左右のガイド・レール31、31に前後に摺動可能に支持される左右のブラケット付きスライド・レール32、32、およびロック機構などで組み立てられ、そして、タオル・バー形操作レバー33でそのロック機構がロック解除されてその左右のスライド・レール32、32がその左右のガイド・レール31、31に前後に摺動可能にされる。
【0010】
そのレバー・ストッパでは、ガード・ワイヤ21が、ワイヤからクロス・ワイヤ22および左右のアーム23、23に略U字形に折り返し曲げされて作られ、そのタオル・バー形操作レバー33のクロス・バー34よりも前方にそのクロス・ワイヤ22を位置させ、その左右のアーム23、23でそのフロント・シートのシート・クッション・フレーム40に溶接されて固定的に支持され、そして、所定の荷重以上で曲げられてその操作レバー33に近づけられ、また、ストッパ24が、適宜の箇所でそのクロス・ワイヤ22に折り返し曲げされてそのクロス・ワイヤ22から後方に突き出される。
【0011】
したがって、このレバー・ストッパ20では、衝突時、そのガード・ワイヤ21が乗員の足50で後方に曲げられ、それに伴ってそのストッパ24がその操作レバー33の動作域に侵入してその操作レバー33の動きを止める。そのようにして、衝突時、そのスライド・レール32、32のロック解除が未然に防がれてそのシート・トラック30に安全性が確保され、構造が簡略化されて廉価に製作可能になり、そして、そのタオル・バー形操作レバー33がその乗員に操作し易い位置に配置できてその操作レバー33に操作性が確保される。
【0012】
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
【0013】
【発明の便益】
上述から理解されるように、この発明のシート・トラックに用いるレバー・ストッパは、ワイヤからクロス・ワイヤおよび左右のアームに略U字形に折り返し曲げされ、タオル・バー形操作レバーよりも前方にそのクロス・ワイヤを位置されてその左右のアームでシート・クッション・フレームに固定的に支持され、そして、所定の荷重以上で曲げられてその操作レバーに近づけられるガード・ワイヤと、そのクロス・ワイヤおよびシート・クッション・フレームの間に支持され、衝突時、そのガード・ワイヤが乗員の足で後方に曲げられるに伴ってその操作レバーの動作域に侵入されてその操作レバーの動きを止めるストッパ・プレートとを含むので、この発明のシート・トラックに用いるレバー・ストッパでは、衝突時、そのガード・ワイヤがその乗員の足で後方に曲げられ、それに伴ってそのストッパ・プレートがそのガード・ワイヤに案内されてその操作レバーの動作域に侵入され、そのシート・クッション・フレームとその操作レバーとの間に移動され、そして、操作レバーの動きが止められてスライド・レールのロック解除が、未然に防止され、安全性が確保され、そして、そのタオル・バー形操作レバーが、その乗員に操作し易い位置に配置可能になって操作性が確保され、その結果、シート・トラックにとって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のフロント・シートに組み込まれるシート・トラックに活用されるところのこの発明のシート・トラックに用いる操作レバーの具体例を示した斜視図である。
【図2】そのレバー・ストッパを活用するそのシート・トラックを部分的に示した側面図である。
【図3】衝突時の状態でそのレバー・ストッパを活用するそのシート・トラックを部分的に示した側面図である。
【図4】構造上、さらに簡略化されて自動車のフロント・シートに組み込まれるシート・トラックに活用されるところのこの発明のシート・トラックに用いるレバー・ストッパの具体例を示した斜視図である。
【図5】そのレバー・ストッパを活用するそのシート・トラックを部分的に示した側面図である。
【図6】衝突時の状態でそのレバー・ストッパを活用するそのシート・トラックを部分的に示した側面図である。
【符号の説明】
11 ガード・ワイヤ
12 クロス・ワイヤ
13 アーム
14 ストッパ・プレート
15 フレーム当り面
16 レバー当り面
17 アッパ・フランジ
18 ロア・フランジ
21 ガード・ワイヤ
22 クロス・ワイヤ
23 アーム
24 ストッパ
30 シート・トラック
31 ガイド・レール
32 スライド・レール
33 タオル・バー形操作レバー
34 クロス・バー
40 シート・クッション・フレーム
50 乗員の足

Claims (2)

  1. ワイヤからクロス・ワイヤおよび左右のアームに略U字形に折り返し曲げされ、タオル・バー形操作レバーよりも前方にそのクロス・ワイヤを位置させてその左右のアームでシート・クッション・フレームに固定的に支持され、そして、所定の荷重以上で曲げられてその操作レバーに近づけられるガード・ワイヤと、そのクロス・ワイヤおよびシート・クッション・フレームの間に支持され、衝突時、そのガード・ワイヤが乗員の足で後方に曲げられるに伴ってその操作レバーの動作域に侵入されてその操作レバーの動きを止めるストッパ・プレートとを含むシート・トラックに用いるレバー・ストッパ。
  2. ワイヤからクロス・ワイヤおよび左右のアームに略U字形に折り返し曲げされ、タオル・バー形操作レバーよりも前方にそのクロス・ワイヤを位置させてその左右のアームでシート・クッション・フレームに固定的に支持され、そして、所定の荷重以上で曲げられてその操作レバーい近づけられるガード・ワイヤと、適宜の箇所でそのクロス・ワイヤに折り返し曲げされてそのクロス・ワイヤから後方に突き出され、衝突時、そのガード・ワイヤが乗員の足で後方に曲げられるに伴ってその操作レバーの動作域に侵入してその操作レバーの動きを止めるストッパとを含むシート・トラックに用いるレバー・ストッパ。
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JP2014012439A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Shiroki Corp 車両用スライドレール装置

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