JP2004081552A - 電気掃除機および電気掃除機用吸込口体 - Google Patents

電気掃除機および電気掃除機用吸込口体 Download PDF

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JP2004081552A JP2002247045A JP2002247045A JP2004081552A JP 2004081552 A JP2004081552 A JP 2004081552A JP 2002247045 A JP2002247045 A JP 2002247045A JP 2002247045 A JP2002247045 A JP 2002247045A JP 2004081552 A JP2004081552 A JP 2004081552A
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Akira Torisawa
鳥澤 陽
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Abstract

【課題】電気掃除機において、二次電池が放電した後においても、この二次電池の充電のために、商用電源の設置場所まで運ぶ手間をかける必要がないものとする。
【解決手段】掃除機本体10の本体ケース11の外表面に太陽電池21を設けるとともに、太陽電池21によって光電変換して得られた電気を二次電池14に充電する第一充電回路22を掃除機本体10の内部に備える。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気掃除機及び電気掃除機用吸込口体に関し、詳細には充電可能の二次電池を備えた電気掃除機および吸込口体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、充電式の二次電池を電力供給源として備えた電気掃除機が実用化されており、このような充電式の電気掃除機は、使用時に商用電源に接続しておく必要がないため、商用電源が設置されていない場所や商用電源から離れた場所においても特段の電源設備を用いることなく使用することができ、利便性の高いものとなっている。
【0003】
また、商用電源が近くに設置されている場合にも、商用電源と掃除機とを電源コード等で接続する必要がないため、電源コードの長さや取回しに気を遣うことなく使用することができる点においても、利便性が高いものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した充電式の電気掃除機は使い勝手の面で有用性が高いものの、二次電池の特質上、無期限に使用できるものではなく、電動送風機等への電力供給によって放電が行われて蓄積エネルギが低下した後は、他の電力供給装置に接続して充電し、蓄積エネルギを回復させる必要がある。
【0005】
しかるに、従来の充電式電気掃除機では、一旦放電した二次電池を商用電源に接続して充電し、蓄積エネルギの回復を図っていた。
【0006】
したがって、商用電源が設置されていない場所や商用電源から離れた場所で放電した場合は、商用電源の設置場所まで、掃除機本体あるいは本体から二次電池のみを脱着して運び、商用電源に直接接続し、あるいは充電台等を介して商用電源に接続する必要があった。
【0007】
そして、このように放電の都度、商用電源の設置場所まで掃除機本体等を運ぶのは手間がかかる、という問題があった。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、二次電池が放電した後においても、この二次電池の充電のために、商用電源の設置場所まで運ぶ手間をかける必要がない電気掃除機を提供することを目的とする。
【0009】
また、二次電池が電動送風機駆動用の電力を供給するものではなく、吸込口体に備えられた電動ブラシを駆動するための電力を供給するものとして、電気掃除機用吸込口体自体に備えられている場合もあり、このような二次電池についても、上述した電気掃除機と同様の問題が生じ得る。
【0010】
本発明の他の目的は、このような二次電池を備えた電気掃除機用吸込口体において、二次電池が放電した後においても、この二次電池の充電のために、商用電源の設置場所まで運ぶ手間をかける必要がない電気掃除機用吸込口体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る電気掃除機は、二次電池から供給される電力によって駆動される電動送風機と該電動送風機の駆動によって生じた空気流とともに吸引された塵埃を溜める集塵容器とを少なくとも備えた電気掃除機において、太陽電池と、前記太陽電池によって発電された電力を前記二次電池に充電する第一充電回路とを備えたことを特徴とする。
【0012】
ここで、太陽電池は、太陽の光エネルギを吸収して電気エネルギに変換する半導体等の光電変換素子であり、太陽電池自体は電気エネルギを蓄える機能を有している必要はない。
【0013】
また、二次電池は電気掃除機の本体に備えられていてもよいし、吸込口体に備えられていてもよい。
【0014】
また、本発明に係る電気掃除機用吸込口体は、内部に電動ブラシと、該電動ブラシに電力を供給する二次電池とを備え、掃除機本体に接続される電気掃除機用吸込口体であって、太陽電池と、前記太陽電池によって発電された電力を前記二次電池に充電する充電回路とを備えたことを特徴とする。
【0015】
なお、電動ブラシは少なくとも、回転や往復動可能なブラシと、このブラシを回転や往復動させるモータ等の電気駆動手段とを備えた塵埃掃出機構である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電気掃除機および本発明に係る電気掃除機用吸込口体についての具体的な実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態に係る電気掃除機100の全体を示す斜視図である。
【0017】
この電気掃除機100は、掃除機本体10に集塵ホース51および集塵管52が接続されたものであり、集塵管52の先端には吸込口体60が連結されている。
【0018】
また、集塵管52の、集塵ホース51との連結側端部近くには、この電気掃除機をON/OFFし、また集塵力の強弱を切り換える手元スイッチ53が設けられている。
【0019】
掃除機本体10の本体ケース11の外表面には、太陽電池21が配設されている。
【0020】
またこの本体ケース11の内部には、集塵用の気流を形成するために負圧を発生する電動送風機13と、この電動送風機13が発生した負圧によって、吸込口体60、集塵管52および集塵ホース51を通じて、空気とともに本体10内部に吸引された塵埃を捕集する集塵容器12と、電動送風機13を駆動するための電力を供給する二次電池(蓄電池)14と、太陽電池21によって光電変換して得られた電気を二次電池14に充電する第一充電回路22とが備えられている。
【0021】
ここで、二次電池14は蓄電機能を有するものであれば如何なる種類のものであってもよく、例えばニッケル水素電池やリチウムイオン電池等を適用することができる。
【0022】
図2は、図1に示した電気掃除機100における二次電池14、電動送風機13、太陽電池21、手元スイッチ53および第一充電回路22からなる電気回路を示す図である。
【0023】
なお、図2において、太陽電池21は第一充電回路22に含まれるように示されているが、これは図示の簡単化のための便宜によるものにすぎず、第一充電回路22自体には太陽電池21を含まないものとする。
【0024】
次に、本実施の形態1に係る電気掃除機100の作用について説明する。
【0025】
まず、この電気掃除機100は、二次電池14に蓄電されている電気エネルギを電力として電動送風機13を駆動するため、二次電池14が、電動送風機13を駆動し得る程度の電気エネルギを蓄電している間は、使用者が手元スイッチ53を操作して、ONに切り換えることによって、二次電池14から電動送風機13に電力が供給される。
【0026】
電力が供給された電動送風機13は負圧を発生し、この負圧が連続的に継続されることにより、吸込口体60から空気と共に塵埃が吸引され、この吸引された塵埃は、集塵管52および集塵ホース51を通じて集塵容器12内に捕集される。
【0027】
そして、この電気掃除機100による清掃作業を終了するときは、手元スイッチ53をOFFに切り換えることによって、二次電池14から電動送風機13への電力供給は遮断され、電動送風機13の駆動は停止し、前述した塵埃の吸引動作は停止される。
【0028】
このように、電気掃除機100は、掃除機本体10内部に備えられた二次電池14によって駆動することができるため、商用電源から電力供給を受ける必要がない。
【0029】
したがって、屋外等の、商用電源等の外部電源設備のない場所や商用電源等の外部電源設備から遠く離れている場所などでも、この電気掃除機100を使用することができる。
【0030】
しかも、電気掃除機100を使用することによって二次電池14の蓄積電力が低下してきた場合には、太陽電池21が太陽光等の外光を受けて起電力を発生し、この発生した電力が、図2に示す第一充電回路22によって、二次電池14を充電するため、二次電池14の充電の都度、電気掃除機100を外部電源設備が設置されている場所まで運ぶ必要がない。
【0031】
したがって、電気掃除機100を外部電源設備の設置場所まで運ぶ手間がかからず、充電式の電気掃除機としての機動性を如何なく発揮させることができる。
【0032】
なお、第一充電回路22は、逆流防止用のダイオード22aが備えられており、太陽電池21の出力側電位が、二次電池14の電位よりも低い場合に、二次電池14の蓄積電気エネルギが太陽電池21によって消費されるのを防止することができる。
【0033】
また、二次電池14は、例えばこの二次電池14の寿命や破損等のために容易に交換可能とするように、掃除機本体10に対する着脱機構を備えたものであってもよい。
(変形例1)
図3は図1に示した実施形態1の変形例1に係る電気掃除機100の全体を示す斜視図、図4は図3に示した電気掃除機の電気回路を示す回路図である。
【0034】
この電気掃除機100は、図1に示した電気掃除機100に対して、商用電源200に接続されてこの商用電源200から供給される電力を二次電池14に充電する第二充電回路30と、商用電源200から供給される電力を二次電池14に充電する第二充電回路30と、第一充電回路22および第二充電回路30のうち一方を、二次電池14の充電回路として選択するように切り換える回路切換スイッチ32とをさらに備えた構成である。
【0035】
ここで、第二充電回路30は、商用電源200に接続される電源接続部31aと、電源接続部31aを介して商用電源200から入力された交流を直流に変換する変換器および所定の充電電流に調整する安定器等からなる制御装置31と、二次電池14および太陽電池21からの逆流を防止するダイオード30aとを備えている。
【0036】
このように構成された電気掃除機100によれば、上述した実施形態1に係る電気掃除機100が奏する作用・効果に加えて、電源接続部31aを商用電源200に接続するとともに、回路切換スイッチ32を、第二充電回路30を選択するように切り換えることにより、二次電池14は第二充電回路30に接続され、電源接続部31aを介して商用電源200から供給された電力によって二次電池14を充電することができる。
【0037】
したがって、例えば、商用電源200が設置されていない場所での使用を終了して、屋内等にこの電気掃除機100を持ち帰り、商用電源200に接続して十分な充電を行うこともできる。
【0038】
一方、前述したように、商用電源200が設置されていない屋外等においては、回路切換スイッチ32を、第一充電回路22を選択するように切り換えることによって、二次電池14は第一充電回路22に接続され、太陽電池21から供給された電力によって二次電池14を充電することができ、二次電池14の充電の都度、電気掃除機100を外部電源設備が設置されている場所まで運ぶ必要がない。
【0039】
したがって、電気掃除機100を外部電源設備の設置場所まで運ぶ手間がかからず、充電式の電気掃除機としての機動性を如何なく発揮させることができる。
【0040】
なお、回路切換スイッチ32は、上述したような手動の切換スイッチに限定されるものではなく、例えば、電源接続部31aが商用電源200に接続された場合には、自動的に第二充電回路30を選択するように切り換えるものであってもよい。
【0041】
すなわち、例えば、回路切換スイッチ32をリレー化したり、トランジスタ化等して、制御装置31の出力の一部をそのリレーやトランジスタ等の回路切換スイッチ32に接続すればよい。
【0042】
そして、制御装置31から入力が無い場合は回路切換スイッチ32は、第一充電回路22を選択する側に接続され、制御装置31から所定の入力がある場合は回路切換スイッチ32が、第二充電回路30を選択する側に接続されるように、リレーやトランジスタ等を設定すればよい。
(変形例2)
図5に示した変形例2は、電源接続部46aを含めた第二充電回路45を掃除機本体10の内部に設けたものではなく、掃除機本体10とは別体の充電台40に設けた構成を示すものであり、充電台40を含めて本発明に係る電気掃除機100とした実施形態を示すものである。
【0043】
すなわち、図示の充電台40は、掃除機本体10が起立して載置される載置台49と、図4に示した第二充電回路45とを備えている。
【0044】
この第二充電回路45は、前述した変形例1における第二充電回路30と同一であり、商用電源200に接続される電源接続部46aと、電源接続部46aを介して電源200から入力された交流を直流に変換する変換器および所定の充電電流に調整する安定器等からなる制御装置46と、掃除機本体10に内蔵された二次電池14および太陽電池21からの逆流を防止するダイオード45aとを備えている。
【0045】
また、回路切換スイッチ32は掃除機本体10の後面側に例えば機械的な機構として設けられて、載置台49上に載置されていないときは、第一充電回路22を選択する側に付勢され、載置台49上に載置されたときは、回路切換スイッチ32がその付勢力に抗して第二充電回路45を選択するように、載置台49上に形成された突起41が回路切換スイッチ32を切り換えるように構成されている。
【0046】
なお、突起部41には、掃除機本体10の電気回路と電気的に接続される接点が設けられている。
【0047】
このように構成された変形例2に係る電気掃除機100によれば、掃除機本体10を充電台40に起立させて載置することにより、突起部41が掃除機本体10に設けられた図示しない回路切換スイッチ32を、充電台40に設けられた第二充電回路45を選択するように切り換え、さらに、電源接続部46aを商用電源200に接続することにより、二次電池14は第二充電回路45に接続され、電源接続部46aを介して商用電源200から供給された電力によって二次電池14を充電することができる。
【0048】
したがって、例えば、商用電源200が設置されていない場所での使用を終了して、充電台40が設けられた屋内等にこの電気掃除機100を持ち帰り、商用電源200に接続して十分な充電を行うことができる。
【0049】
一方、前述したように、商用電源200が設置されていない屋外等において、充電台40に載置されていないときは、回路切換スイッチ32が、第一充電回路22を選択するように切り換えるように付勢されているため、二次電池14は第一充電回路22に接続され、太陽電池21から供給された電力によって二次電池14を充電することができ、二次電池14の充電の都度、電気掃除機100を充電台40の設置場所まで運ぶ必要がない。
【0050】
したがって、電気掃除機100を充電台40の設置場所まで運ぶ手間がかからず、充電式の電気掃除機としての機動性を如何なく発揮させることができる。
【0051】
なお、回路切換スイッチ32は、上述したような機械的な作動によって充電回路の選択を切り換えるものに限定されず、充電台40上に載置されたときは、リレーやトランジスタ等によって自動的に切換えを行うものとしてもよい。
【0052】
また、変形例2に係る電気掃除機100によれば、掃除機本体10を充電台40の載置台49上に起立状態に載置したままで、収納することができる。
【0053】
さらに、第二充電回路45を、掃除機本体10ではなく、充電台40の側に設けたことにより、掃除機として使用される掃除機本体10の重量を軽減することができ、使用時の重量軽減によって作業の軽減を図り、かつ掃除機本体10を携行する際の負担軽減を図ることができる。
(変形例3)
図6および図7に示した変形例3は、変形例2に係る電気掃除機100における掃除機本体10の太陽電池21、第一充電回路22および回路切換スイッチ32を、それぞれ太陽電池71、第一充電回路70および回路切換スイッチ80として、充電台40に移動した構成の実施形態に係る電気掃除機100を示すものである。
【0054】
なお、回路切換スイッチ80は、機械的なスイッチであるが、この態様に限定されるものでないことは、変形例2の場合と同様である。
【0055】
このように構成された変形例3に係る電気掃除機100によれば、変形例2に係る電気掃除機100と同様の作用・効果を発揮するとともに、変形例2に係る電気掃除機100よりもさらに掃除機本体10の重量は軽減され、使用時の重量軽減によって作業の一層の軽減を図り、かつ掃除機本体10を携行する際の負担を一層軽減することができる。
【0056】
なお、充電台40に太陽電池71が設けられているため、商用電源200が設置されていない屋外等において、太陽電池71を用いた第一充電回路70による二次電池14の充電を行うためには、電気掃除機100を使用する場所に充電台40を予め設置し、あるいは掃除機本体10とともに携行する必要がある。
(実施形態2)
図8は、本発明の一実施形態に係る電気掃除機用吸込口体60を示す斜視図である。
【0057】
この吸込口体60は、電気掃除機100に用いられ、カバー61の外表面には、太陽電池65が配設されている。
【0058】
また、このカバー61の内部には、同図(b)に示すように、電動ブラシと、この電動ブラシに電力を供給する二次電池64と、太陽電池65によって光電変換して得られた電気を二次電池64に充電する充電回路66とが備えられている。
【0059】
電動ブラシは、カバー61の幅方向に沿って配設され、床面の塵埃を掻き出すブラシが植毛された回転自在の回転ブラシ62と、この回転ブラシ62を回転させるモータ63とから構成されている。
【0060】
また、集塵管52の、集塵ホース51との連結側端部近くには、この吸込口体60のモータ63の駆動をON/OFFするブラシ駆動スイッチ53aが設けられている。
【0061】
なお、二次電池64は他の実施形態における二次電池14と同様、蓄電機能を有するものであれば如何なる種類のものであってもよく、例えばニッケル水素電池やリチウムイオン電池等を適用することができる。
【0062】
図9は、図8に示した吸込口体60における二次電池64、モータ63、太陽電池65、ブラシ駆動スイッチ53aおよび充電回路66からなる電気回路を示す図である。
【0063】
なお、図9において、太陽電池65は充電回路66に含まれるように示されているが、これは図示の簡単化のための便宜によるものにすぎず、充電回路66自体には太陽電池65を含まない。
【0064】
次に、本実施の形態2に係る電気掃除機用吸込口体60の作用について説明する。
【0065】
まず、この吸込口体60は、二次電池64に蓄電されている電気エネルギを電力としてモータ63を駆動するため、二次電池64が、モータ63を駆動し得る程度の電気エネルギを蓄電している間は、使用者がブラシ駆動スイッチ53aを操作して、ONに切り換えることによって、二次電池64からモータ63に電力が供給される。
【0066】
電力が供給されたモータ63は回転し、この回転は、モータ63に接続された回転ブラシ62を回転させる。
【0067】
そして、回転ブラシ62が回転することによって、床面に付着した塵埃等が回転ブラシ62により掃き出されて、床面から浮き上がる。
【0068】
このとき、掃除機本体10の電源がONになって吸引力が発生しているときは、掃き出された塵埃は、吸込口体60から集塵管52および集塵ホース51を通じて掃除機本体10内に吸引されて集塵される。
【0069】
このように、本実施形態の吸込口体60は、吸込口体60内部に備えられた二次電池64によって駆動することができるため、掃除機本体10から電力を供給する必要がなく、したがって、集塵管52および集塵ホース51の全長に亘って電力線を配索する必要がない。
【0070】
さらに、吸込口体60の内部にリレー等を設けて、このリレー等の作動ON/OFFにより、モータ63への電力供給ON/OFFを切り換えるように構成すれば、吸込口体60からブラシ駆動スイッチ53aまでの配線を、電力線ではなく、リレー等を作動させるための信号線として配索することができる。
【0071】
そして、信号線は、電力線に対して微弱な電流を流せば足りるため、線径を細くすることができ、また安全性を高めることができる。
【0072】
また、掃除機本体10も、二次電池を用いた充電式のものである場合、例えば上述した本発明の実施形態1に係る電気掃除機を構成する掃除機本体10である場合は、屋外等の外部電源設備のない場所や商用電源等の外部電源設備から遠く離れている場所などでも、この電気掃除機100を使用し、かつ吸込口体60の回転ブラシを回転させることができる。
【0073】
しかも、モータ63を駆動することによって二次電池64の蓄積電力が低下してきた場合には、太陽電池65が太陽光等の外光を受けて起電力を発生し、この発生した電力が、図9に示す充電回路66によって、二次電池64を充電するため、二次電池64の充電の都度、この吸込口体60全体あるいは二次電池64を取り外して外部電源設備が設置されている場所まで運ぶ必要がない。
【0074】
したがって、吸込口体60全体あるいは二次電池64を外部電源設備の設置場所まで運ぶ手間や二次電池64を着脱する手間がかからず、充電式の電気掃除機100全体として、機動性を如何なく発揮させることができる。
【0075】
【発明の効果】
本発明に係る電気掃除機によれば、備えられた太陽電池に太陽光等の光が照射されることによって、太陽電池が光エネルギを電気エネルギに変換し、この変換して得られた電気エネルギが、第一充電回路の充電作用により、二次電池を充電する。
【0076】
したがって、商用電源が設置されていない場所や商用電源から離れている場所でこの電気掃除機を使用している場合等であって、二次電池が放電した場合にも、太陽光等の光の照射を受ける場所であれば、上記太陽電池と第一充電回路との作用により二次電池は充電されるため、再度電気掃除機を駆動させることができ、放電の都度、商用電源の設置場所まで掃除機本体等を運ぶ必要がない。
【0077】
したがって、そのような運ぶ手間がかからず、充電式の電気掃除機としての機動性を如何なく発揮させることができる。
【0078】
また本発明に係る電気掃除機用吸込口体によれば、備えられた太陽電池に太陽光等の光が照射されることによって、太陽電池が光エネルギを電気エネルギに変換し、この変換して得られた電気エネルギが、充電回路の充電作用により、この吸込口体に備えられた電動ブラシ駆動用の二次電池を充電する。
【0079】
したがって、商用電源が設置されていない場所や商用電源から離れている場所で電気掃除機に接続されて使用している場合等であって、二次電池が放電した場合にも、太陽光等の光の照射を受ける場所であれば、上記太陽電池と充電回路との作用により二次電池は充電されるため、再度電動ブラシを駆動させることができ、放電の都度、商用電源の設置場所まで電気掃除機ごとあるいは吸込口体の二次電池を運ぶ必要がない。
【0080】
したがって、そのような運ぶ手間や二次電池を着脱する手間がかからず、充電式の電気掃除機用吸込口体としての機動性を如何なく発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気掃除機の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示した電気掃除機における充電系を示す電気回路図である。
【図3】第二充電回路を掃除機本体に備えた変形例1を示す斜視図である。
【図4】図3および図5に示した電気掃除機における充電系を示す電気回路図である。
【図5】第二充電回路等を充電台として掃除機本体10から分離させた変形例2に係る電気掃除機を示す図である。
【図6】第一充電回路および太陽電池等を掃除機本体10から分離させた変形例2に係る電気掃除機を示す図である。
【図7】図3および図5に示した電気掃除機における充電系を示す電気回路図である。
【図8】本発明に係る電気掃除機用吸込口体の一実施形態を示す斜視図である。
【図9】図8に示した電気掃除機用吸込口体における充電系を示す電気回路図である。
【符号の説明】
10 掃除機本体
11 本体ケース
12 集塵容器
13 電動送風機
14,64 二次電池
21,65,71 太陽電池
22,70 第一充電回路
22a,30a,45a,66a,70a ダイオード
30,45 第二充電回路
31,46 制御装置
31a,46a 電源接続部
32,80 回路切換スイッチ
40 充電台
41 突起部
49 載置台
51 集塵ホース
52 集塵管
53 手元スイッチ
53a ブラシ駆動スイッチ
60 吸込口体
61 カバー
62 回転ブラシ
63 モータ
66 充電回路
100 電気掃除機
200 商用電源

Claims (3)

  1. 二次電池から供給される電力によって駆動される電動送風機と該電動送風機の駆動によって生じた空気流とともに吸引された塵埃を溜める集塵容器とを少なくとも備えた電気掃除機において、
    太陽電池と、前記太陽電池によって発電された電力を前記二次電池に充電する第一充電回路とを備えたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 商用電源に接続されて該商用電源から供給される電力を前記二次電池に充電する第二充電回路と、前記第一充電回路および第二充電回路のうち一方を、前記二次電池の充電回路として選択するように切り換える回路切換手段とをさらに備え、
    前記第二充電回路のうち少なくとも前記商用電源に接続される電源接続部が、前記本体とは別体の充電台として形成され、
    前記回路切換手段は、前記本体が前記充電台の載置部に載置された状態において前記第二充電回路を選択し、前記本体ケースが前記載置部から外れた状態において前記第一充電回路を選択するように、前記第一充電回路および第二充電回路を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 内部に電動ブラシと、該電動ブラシに電力を供給する二次電池とを備え、掃除機本体に接続される電気掃除機用吸込口体であって、
    太陽電池と、前記太陽電池によって発電された電力を前記二次電池に充電する充電回路とを備えたことを特徴とする電気掃除機用吸込口体。
JP2002247045A 2002-08-27 2002-08-27 電気掃除機および電気掃除機用吸込口体 Pending JP2004081552A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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