JP2004080502A - 移動局及び移動局電源制御方法 - Google Patents

移動局及び移動局電源制御方法 Download PDF

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Kohei Kawano
川野 耕平
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】移動局が基地局との間で所定条件を満足する通信ができない場合、主電源をオフにして無駄な電力消費を無くすことにより電力の利用効率を向上させる。
【解決手段】基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とし(S1)、このベースバンド信号が所望の信号であるかどうかを判定し(S2)、この判定結果に基づいて、前記ベースバンド信号が所望の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたと判定されると(S3)、前記移動局の主電源をオンにし(S4)、前記ベースバンド信号が所望の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたと判定されると(S5)、前記主電源をオフにする(S6)。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等の移動通信システムの移動局に係り、特に移動局の電力消費を制御するための移動局電源制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、移動局は周辺無線ゾーンでの発信要求信号が干渉波となって発信制御チャネルの利用効率が低下するため、これを改善するための移動局の送信電力制御方式として、特開平03−231523号公報に記載されてあるようなものがある。この公知例は、無線基地局との交信が不成功の場合は送信電力の最大値まで順次段階的に送信電力を上げてアクセスすることにより、伝送不完了率を改善する方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の方式では、移動局が基地局の圏(セル)外である状態が継続すると、基地局との交信が不成功となるため、移動局は上記方式により送信電力を最大値まで上げた状態、即ち最大送信電力で送信をし続けることになる。これでは、移動局は必要以上に電力を消費し続け、電力利用効率が悪化し、電源が電池であるような場合は電池寿命を短くするという課題がある。
【0004】
本発明は、上記の如き従来の課題を解決するためになされたもので、電力の利用効率を向上させることができる移動局及び移動局電源制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為の本発明の移動局は、複数のセルに配置されている各基地局と交信する移動局において、前記基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とする受信手段と、前記受信された止まり木チャネルのベースバンド信号が所望の信号であるかどうかを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段の判定結果に基づいて前記ベースバンド信号が所望の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたか或いは、前記ベースバンド信号が所望の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたかを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段の判定により、前記ベースバンド信号が所望の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信された判定されると前記移動局の主電源をオンにし、前記ベースバンド信号が所望の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信された判定されると前記主電源をオフにし且つ、前記受信手段、前記第1、第2の判定手段、前記電源制御手段に電源を供給する待機電源は前記第2の判定手段の判定結果に拘らず常にオンとする電源制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0006】
上記発明によれば、基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とし、この受信された止まり木チャネルのベースバンド信号が所望の信号であるかどうかを判定する。この判定結果に基づいて前記ベースバンド信号が所望の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたか或いは、前記ベースバンド信号が所望の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたかを判定する。この判定により、前記ベースバンド信号が所望の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信された判定されると前記移動局の主電源をオンにし、前記ベースバンド信号が所望の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信された判定されると前記主電源をオフにする。但し、前記受信手段、前記第1、第2の判定手段、前記電源制御手段に電源を供給する待機電源は上記の電源オンオフ制御中は常にオンとしてある。
【0007】
本発明の移動局の前記電源制御手段は、前記移動局の送信部へ前記主電源から供給される電源のみをオンオフすることを特徴とする。
【0008】
上記発明によれば、前記ベースバンド信号が所望の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信された判定されると前記移動局の送信部への電源をオンにし、前記ベースバンド信号が所望の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信された判定されると前記送信部への電源をオフにする。
【0009】
本発明の移動局は、前記第1の判定手段の判定結果から前記主電源がオンされるまでの所定時間と、前記第1の判定手段の判定結果から前記主電源がオフされるまでの所定時間が異なることを特徴とする。
【0010】
上記発明によれば、受信された止まり木チャネルのベースバンド信号が所望の信号であると判定されてから例えばa時間後に前記主電源がオンされ、受信された止まり木チャネルのベースバンド信号が所望の信号でないと判定されてから例えばb時間後に前記主電源がオフされる。
【0011】
本発明の移動局は、前記所定時間を任意の時間に設定する時間設定手段を設けたことを特徴とする。
【0012】
上記発明によれば、使用者は、受信された止まり木チャネルのベースバンド信号が所望の信号であるかどうかの判定から前記主電源がオンオフされるまでの時間を任意の時間に設定する。
【0013】
本発明の移動局は、前記受信手段、前記第1、第2の判定手段、前記電源制御手段に電源を供給する待機電源として前記主電源とは電源系統が異なる別の電源を用いることを特徴とする。
【0014】
上記発明によれば、前記主電源とは電源系統が異なる例えば電池電源などから前記受信手段、前記第1、第2の判定手段、前記電源制御手段に電源が供給される。
【0015】
本発明の移動局は、複数のセルに配置されている各基地局と交信する移動局において、前記基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とする受信手段と、前記受信された止まり木チャネルの受信電力を測定してそれが所定値以上かどうかを判定する測定手段と、前記測定手段の判定結果に基づいて前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたか或いは、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたかを判定する判定手段と、前記判定手段の判定により、前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると前記移動局の主電源をオンにし、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると前記主電源をオフにし且つ、前記受信手段、前記測定手段、前記判定手段、前記電源制御手段に電源を供給する待機電源は前記第2の判定手段の判定結果に拘らず常にオンとする電源制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0016】
上記発明によれば、前記基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とし、この受信された止まり木チャネルの受信電力を測定してそれが所定電力値以上かどうかを判定する。この判定結果に基づいて前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたか或いは、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたかを判定する。この判定により、前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると前記移動局の主電源をオンにし、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると前記主電源をオフにする。但し、前記受信手段、前記測定手段、前記判定手段、前記電源制御手段に電源を供給する待機電源は上記の電源オンオフ制御中は常にオンとしてある。
【0017】
本発明の移動局は、前記電源制御手段は、前記移動局の送信部へ前記主電源から供給される電源のみをオンオフすることを特徴とする。
【0018】
上記発明によれば、前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると前記移動局の送信部への電源をオンにし、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると前記送信部への電源をオフにする。
【0019】
本発明の移動局は、前記所定電力値を任意の電力値に設定する電力値設定手段を設けたことを特徴とする。
【0020】
上記発明によれば、使用者は受信した止まり木チャネルの受信電力の大小の判定基準である前記所定電力値を任意の電力値に設定する。
【0021】
本発明の移動局は、前記判定手段の判定結果から前記主電源がオンされるまでの所定時間と、前記判定手段の判定結果から前記主電源がオフされるまでの所定時間が異なることを特徴とする。
【0022】
上記発明によれば、受信された止まり木チャネルの受信電力が所定電力値以上と判定されてから例えばa時間後に前記主電源がオンされ、受信された止まり木チャネルの受信電力が所定電力値未満と判定されてから例えばb時間後に前記主電源がオフされる。
【0023】
本発明の移動局は、前記所定時間を任意の時間に設定する時間設定手段を設けたことを特徴とする。
【0024】
上記発明によれば、使用者は受信された止まり木チャネルのベースバンド信号が所望の信号であるかどうかの判定から前記主電源がオンオフされるまでの時間を任意の時間に設定する。
【0025】
本発明の移動局は、前記受信手段、前記測定手段、前記判定手段、前記電源制御手段に電源を供給する待機電源として前記主電源とは電源系統が異なる別の電源を用いることを特徴とする。
【0026】
上記発明によれば、前記主電源とは電源系統が異なる例えば電池電源などから前記受信手段、前記測定手段、前記判定手段、前記電源制御手段に電源が供給される。
【0027】
本発明の移動局電源制御方法は、複数のセルに配置されている各基地局と交信する移動局電源制御方法において、前記基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とする受信ステップと、前記受信された止まり木チャネルのベースバンド信号が所定の信号であるかどうかを判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定結果に基づいて前記ベースバンド信号が所定の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたか或いは、前記ベースバンド信号が所定の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたかを判定する第2の判定ステップと、前記第2の判定により、前記ベースバンド信号が所定の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたと判定されると前記移動局の主電源をオンにし、前記ベースバンド信号が所定の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたと判定されると前記主電源をオフにする電源制御ステップと、を具備することを特徴とする。
【0028】
上記発明によれば、基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とし、この受信された止まり木チャネルのベースバンド信号が所定の信号であるかどうかを判定し、この判定結果に基づいて前記ベースバンド信号が所定の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたか或いは、前記ベースバンド信号が所定の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたかを判定し、この判定により、前記ベースバンド信号が所定の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたと判定されると前記移動局の主電源をオンにし、前記ベースバンド信号が所定の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたと判定されると前記主電源をオフにする。
【0029】
本発明の移動局電源制御方法は、複数のセルに配置されている各基地局と交信する移動局電源制御方法において、前記基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とする受信ステップと、前記受信された止まり木チャネルの受信電力を測定してそれが所定電力値以上かどうかを判定する測定ステップと、前記受信電力測定による判定結果に基づいて前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたか或いは、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたかを判定する判定ステップと、前記判定により、前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると、前記移動局の主電源をオンにし、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると、前記主電源をオフにする電源制御ステップと、を具備することを特徴とする。
【0030】
上記発明によれば、前記基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とし、この受信された止まり木チャネルの受信電力を測定してそれが所定電力値以上かどうかを判定し、この判定結果に基づいて前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたか或いは、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたかを判定し、この判定により、前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると前記移動局の主電源をオンにし、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると前記主電源をオフにする。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
【0032】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。移動局200は、送受信用のアンテナ1、アンテナ1により受信した信号を処理してベースバンド信号にする受信部2、受信部2より入力されるベースバンド信号を処理するベースバンド信号処理部3、ベースバンド信号処理部3から入力される信号を処理して送信周波数信号としてアンテナ1に出力する送信部4、ベースバンド信号処理部3から出力される音声信号を送話し或いは、使用者の音声を受話して同ベースバンド信号処理部3に入力する送受話部5、装置全体を制御すると共に装置を動作させる電力供給の有無を制御する制御部6を有し、又、ベースバンド信号処理部3はベースバンド信号判定部31を備えている。
【0033】
尚、受信部2、ベースバンド信号処理部3及び制御部6は移動局電力制御部100を構成している。
【0034】
次に本実施の形態の動作について説明する。ここで、移動通信システムにおいて、複数のセルの各々に基地局(図示せず)が配置され、各基地局は同一周波数のそれぞれ異なる独自の拡散符号を割り当てられ、この拡散符号で拡散され、送信電力制御を行わない送信電力一定の止まり木チャネルを常時送信している。
【0035】
受信部2はアンテナ1より受信した止まり木チャネルを処理してベースバンド信号とし、これをベースバンド信号処理部3に出力する。ベースバンド信号処理部3のベースバンド信号判定部31は前記受信したベースバンド信号が当該移動局200が受信したい信号(所望の信号)かどうか(有意義かどうか)を判定し、その結果を制御部6に送る。
【0036】
制御部6は、入力される判定結果が有意義であるという判定で且つ、この判定が一定時間連続してなされていると判断した場合に、移動局200の主電源(図示せず)をオンするように制御する。一方、制御部6は入力される判定結果が有意義でないという判定で且つ、この判定が一定時間連続してなされていると判断した場合に、移動局200の主電源をオフにする。但し、移動局200の主電源をオフにした場合でも、移動局電力制御部100には待機電源が供給されて動作しているものとする。
【0037】
図2は図1に示した移動局200の主電源のオンオフ制御手順を示したフローチャートである。受信部2はステップS1にて、止まり木チャネルのベースバンド信号を受信すると、ステップS2にてベースバンド信号判定部31によりベースバンド信号が有意義なものであるかどうかを判定し、有意義でない場合はステップS5へ進み、有意義である場合はステップS3に進む。
【0038】
制御部6はステップS3にて、前記有意義なベースバンド信号を一定時間以上受信しているかどうかを判断し、受信していない場合はステップS2に戻り、一定時間以上受信した場合はステップS4に進んで、移動局200の主電源をオンにして、ステップS2に戻る。
【0039】
一方、ベースバンド信号が有意義でなくステップS5に進んだ場合、制御部6は前記有意義でないベースバンド信号を一定時間以上受信しているかどうかを判断し、受信していない場合はステップS2に戻り、一定以上時間受信した場合はステップS6に進んで、移動局200の主電源をオフにして、ステップS2に戻る。
【0040】
本実施の形態によれば、移動局200が基地局の圏外にあるような場合で、受信した止まり木チャネルのベースバンド信号が有意義でない場合は移動局200と基地局との間で正常な通信ができない状態にあるため、移動局200の主電源をオフにして送信部4が最大送信電力で基地局に送信をし続けるようなことを防止して、無駄に電力を消費しないようにすることができ、主電源が電池であったような場合はその寿命を長くすることができる。
【0041】
尚、ベースバンド信号判定部31の判定結果により主電源をオンオフする対象を送信部4に限っても、送信部4の電力消費が大きいため、ほぼ同様の効果があり、しかも、移動局200の通信以外の機能を動作させることができ、例えば電話帳入力や電子メール作成を行うことができる。
【0042】
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。但し、図1に示した第1の実施の形態と同様の部分には同一符号を付して説明する。移動局200は、送受信用のアンテナ1、アンテナ1により受信した信号を処理してベースバンド信号にする受信部2、受信部2より入力されるベースバンド信号を処理するベースバンド信号処理部3、ベースバンド信号処理部3から入力される信号を処理して送信周波数信号としてアンテナ1に出力する送信部4、ベースバンド信号処理部3から出力される音声信号を送話し、或いは使用者の音声を受話して同ベースバンド信号処理部3に入力する送受話部5、装置全体を制御すると共に装置を動作させる電力供給の有無を制御する制御部6、制御部6に使用者の設定データなどを入力する入力部7を有し、又、ベースバンド信号処理部3はベースバンド信号判定部31を備え、入力部7は時間入力部71を備えている。
【0043】
尚、受信部2、ベースバンド信号処理部3、制御部6、入力部7は移動局電力制御部100を構成している。
【0044】
次に本実施の形態の動作について説明する。まず、使用者は、入力部7の時間入力部71からベースバンド信号判定部31の判定結果に基づいて移動局200の主電源をオンオフする判断基準となる一定時間を入力して制御部6に設定しておく。受信部2はアンテナ1より受信した止まり木チャネルを処理してベースバンド信号とし、これをベースバンド信号処理部3に出力する。ベースバンド信号処理部3のベースバンド信号判定部31は前記受信したベースバンド信号が当該移動局200が受信したい信号かどうか(有意義かどうか)を判断し、その結果を制御部6に送る。
【0045】
制御部6は、入力される判定結果が有意義であるという判定で且つ、この判定が前記設定された一定時間連続してなされていると判断した場合に、移動局200の主電源をオンするように制御する。一方、制御部6は入力される判定結果が有意義でないという判定で且つ、この判定が前記設定された一定時間連続してなされていると判断した場合に、移動局200の主電源をオフにする。但し、移動局200の主電源をオフにした場合でも、移動局電力制御部100には待機電源が供給されて動作しているものとする。
【0046】
ここで、ベースバンド信号判定部31による同一の判定結果が一定時間連続してなされてから移動局200の電源をオンオフするということは、ベースバンド信号判定部31による判定から上記一定時間後に移動局200の主電源がオンオフされることと同じである。
【0047】
本実施の形態によれば、移動局200が基地局の圏外にあるような場合で、受信した止まり木チャネルのベースバンド信号が有意義でない場合に移動局200の主電源をオフにして送信部4が最大送信電力で基地局に送信し続けるようなことを防止して、無駄に電力を消費しないようにするが、本実施の形態では止まり木チャネルのベースバンド信号が有意義であるかないかを判断する基準である一定時間を使用者が状況に応じて設定できるため、より適切に移動局200の主電源をオンオフ制御して無駄な電力消費を防止することができる。
【0048】
例えば、移動局200が基本的には基地局の圏内であり、一瞬基地局の圏外になっても主電源をオフされることなく済ませることができる。また、この構成によれば、基地局の圏内圏外が頻繁に変わるところを移動中でも、主電源をオンオフされるまでの時間を長めに設定することで、移動局200に対して主電源のオンオフにより生じる負荷を軽減することができる。
【0049】
また、時間設定部71により時間設定する場合、移動局200をオンするまでの時間、オフするまでの時間を状況に応じて別々に設定することもできる。これにより、主電源がオンされるまでの前記一定時間を長くして主電源がオフされるまでの前記一定時間を短くすることができるので、主電源がオンオフされるまでの前記一定時間が等しいときより省電力化が可能となる。
【0050】
更に、この構成によれば、主電源がオンされるまでの前記一定時間を短くして主電源がオフされるまでの前記一定時間を長くすることができるので、移動局200を省電力化しつつ実稼働する時間を長くすることができる。
【0051】
また、時間設定部71への時間設定値によって電源のオンオフ機能を解除できる構成とすることもできる。例えば、移動局200の主電源がオンの時、ベースバンド信号判定部31による同一判定結果が持続することがないような異常に長い時間設定を時間設定部71により行えば、移動局200の主電源がオフになることがなく、電源オンオフ機能を解除した状態にすることができる。
【0052】
これにより、例えば、電車に乗っていてトンネルが続くようなときに移動局200を用いて電子メールを書いているような状況では、移動局電力制御部100の機能をオフにすることで電子メールを書き続けることができる。書き終えた後は移動局電力制御部100の機能をオンにすることができるので、オフのままであるという心配はない。
【0053】
なお、制御部6による主電源のオンオフ制御は送信部4に対してのみ行われるようにしても、送信部4での電力消費が大きいため、ほぼ同様の効果がある。
【0054】
(第3の実施の形態)
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。但し、図1に示した第1の実施の形態と同様の部分には同一符号を付して説明する。移動局200は、送受信用のアンテナ1、アンテナ1により受信した信号を処理してベースバンド信号にする受信部2、受信部2より入力されるベースバンド信号を処理するベースバンド信号処理部3、ベースバンド信号処理部3から入力される信号を処理して送信周波数信号としてアンテナ1に出力する送信部4、ベースバンド信号処理部3から出力される音声信号を送話し、或いは使用者の音声を受話して同ベースバンド信号処理部3に入力する送受話部5、装置全体を制御すると共に装置を動作させる電力供給の有無を制御する制御部6を有し、又、ベースバンド信号処理部3はベースバンド信号判定部31を備えている。
【0055】
尚、受信部2、ベースバンド信号処理部3及び制御部6は移動局電力制御部100を構成し、この移動局電力制御部100に電源を専用に供給する移動局電力制御装置用電源8が設けられている。
【0056】
本実施の形態は、移動局200の主電源(図示せず)を使わずに、移動局電力制御装置用電源8から移動局電力制御部100に電力を供給する構成であるため、制御部6がベースバンド信号判定部31の判定結果により移動局200の主電源をオフした場合でも、移動局電力制御部100は移動局電力制御装置用電源8の電源により動作するため、通信機能を有する移動局200本体に必要となる主電源を消費することがない。
【0057】
従って、主電源の電力消費を少なくして移動局200の主動作の継続時間を長くすることができる。更に、通話機能を有する移動局200本体の主電源と移動局電力制御部100の電源とを別にしているから、どちらか一方が故障しても、もう一方の機能は維持される。他の効果は図1に示した第1の実施の形態と同様である。
【0058】
なお、移動局電力制御装置用電源8は、振動により発電して充電可能なバッテリーを電源として使用することもできる。これにより、移動局200は持ち運びされ常時振動が与えられる環境下にあるため、前記移動局200の移動局電力制御部100に必要となる電源を半永久的に供給できる。
【0059】
(第4の実施の形態)
図5は、本発明の第4の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。移動局200は、送受信用のアンテナ1、受信部2、ベースバンド信号処理部3、送信部4、送受話部5、制御部6を有し、図1に示した第1の実施の形態と同様であるが、ベースバンド信号処理部3にベースバンド信号判定部31が接続され、ベースバンド信号判定部31がベースバンド信号処理部3の外部に形成されている。
【0060】
尚、受信部2、ベースバンド信号処理部3、制御部6及びベースバンド信号判定部31は移動局電力制御部100を構成している。
【0061】
本実施の形態によれば、ベースバンド信号判定部31がベースバンド信号処理部3の外部に形成されているため、通話機能を有する移動局200本体とベースバンド信号判定部31とが別であるので、どちらか一方が故障してももう一方の機能は維持される。例えばベースバンド信号判定部31が故障しても移動局200本体が故障していない場合には、移動局200本体の通話機能は損なわれずに済む。他の構成及び動作は図1に示した第1の実施の形態と同様で、同様の効果がある。
【0062】
尚、本実施の形態の構成に、図3に示した第2の実施の形態のように、時間入力部71を設けて時間設定を行えるようにしたり、或いは図4に示した第3の実施の形態のように、移動局電力制御装置用電源8を設ける構成として同様の効果を得ることができる。
【0063】
(第5の実施の形態)
図6は、本発明の第5の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。但し、図1に示した第1の実施の形態と同様の部分には同一符号を付して説明する。移動局200は、送受信用のアンテナ1、アンテナ1により受信した信号を処理してベースバンド信号にする受信部2、受信部2より入力されるベースバンド信号を処理するベースバンド信号処理部3、ベースバンド信号処理部3から入力される信号を処理して送信周波数信号としてアンテナ1に出力する送信部4、ベースバンド信号処理部3から出力される音声信号を送話し或いは、使用者の音声を受話して同ベースバンド信号処理部3に入力する送受話部5、装置全体を制御すると共に装置を動作させる電力供給を制御する制御部6を有し、受信部2は受信電力測定部21を備えている。
【0064】
尚、受信部2、ベースバンド信号処理部3及び制御部6は移動局電力制御部100を構成している。
【0065】
次に本実施の形態の動作について説明する。受信部2は図示されない基地局から送信される止まり木チャネルをアンテナ1より受信して、受信処理してベースバンド信号とし、これをベースバンド信号処理部3に出力する。その際、受信電力測定部21は止まり木チャネルの受信電力を測定し、期待値以上の電力で受信できているか否かを判定し、その結果を制御部6に送る。
【0066】
制御部6は、入力される判定結果が期待値以上の電力であるという判定で且つ、この判定が一定時間連続してなされていると判断した場合に、移動局200の主電源をオンするように制御し、入力される判定結果が期待値未満の電力であるという判定で且つ、この判定が一定時間連続してなされていると判断した場合に、移動局200の主電源をオフにする。但し、移動局200の主電源をオフにした場合でも、移動局電力制御部100には待機電源が供給されて動作しているものとする。
【0067】
図7は図6に示した移動局200の電源オンオフ制御手順を示したフローチャートである。受信部2はステップS11にて、止まり木チャネルのベースバンド信号を受信すると、ステップS12にて止まり木チャネルの受信電力が期待値(一定値)以上であるかどうかを判定し、期待値以上でない場合はステップS15へ進み、期待値以上である場合はステップS13に進む。
【0068】
制御部6はステップS13にて、前記受信電力が期待値以上であるベースバンド信号を一定時間以上受信しているかどうかを判断し、そうでない場合はステップS12に戻り、一定時間以上受信した場合はステップS14に進んで、移動局200の主電源をオンにして、ステップS12に戻る。
【0069】
一方、制御部6は受信電力が期待値以上でなくステップS15に進んだ場合、前記受信電力が期待値未満であるベースバンド信号を一定時間以上受信しているかどうかを判断し、受信していない場合はステップS12に戻り、一定時間以上受信した場合はステップS16に進んで、移動局200の主電源をオフにした後、ステップS12に戻る。
【0070】
本実施の形態によれば、移動局200が基地局の圏外にあるような場合で、受信した止まり木チャネルの受信電力が期待値未満の場合は移動局200と基地局との間で正常な通信ができない状態にあるため、移動局200の主電源をオフにして送信部4が最大送信電力で基地局に送信し続けるようなことを防止して、無駄に電力を消費しないようにすることができる。
【0071】
また、止まり木チャネルの電力を測定する機能を有する受信部2と制御部6で主電源のオンオフを行えるため、主電源のオフの時、移動局200のベースバンド信号処理部3に電源を供給せずに済むため、主電源を構成する電池の寿命を更に長くすることができる。
【0072】
尚、制御部6による主電源のオンオフ制御は送信部4に対してのみ行われるようにしても、送信部4での電力消費が大きいため、ほぼ同様の効果がある。
【0073】
(第6の実施の形態)
図8は、本発明の第6の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。但し、図6に示した第5の実施の形態と同様の部分には同一符号を付して説明する。移動局200は、送受信用のアンテナ1、アンテナ1により受信した信号を処理してベースバンド信号にする受信部2、受信部2より入力されるベースバンド信号を処理するベースバンド信号処理部3、ベースバンド信号処理部3から入力される信号を処理して送信周波数信号としてアンテナ1に出力する送信部4、ベースバンド信号処理部3から出力される音声信号を送話し或いは、使用者の音声を受話して同ベースバンド信号処理部3に入力する送受話部5、装置全体を制御すると共に装置を動作させる電力供給を制御する制御部6を有し、制御部6に使用者の設定データなどを入力する入力部7を有し、又、受信部2は止まり木チャネルの受信電力を測定する受信電力測定部21を備え、入力部7は電力値入力部72を備えている。
【0074】
尚、受信部2、ベースバンド信号処理部3、入力部7及び制御部6は移動局電力制御部100を構成している。
【0075】
次に本実施の形態の動作について説明する。まず、使用者は、入力部7の電力値入力部72から受信電力測定部21の判定基準となる受信電力の期待値を入力して制御部6に設定しておく。
【0076】
受信部2は図示されない基地局から送信される止まり木チャネルをアンテナ1より受信してベースバンド信号とし、これをベースバンド信号処理部3に出力する。その際、受信電力測定部21は止まり木チャネルの受信電力を測定し、前記設定された期待値以上の電力で受信できているか否かを判定し、その結果を制御部6に送る。
【0077】
制御部6は、入力される判定結果が前記設定された期待値以上の電力であるという判定で且つ、この判定が一定時間連続してなされていると判断した場合に、移動局200の主電源をオンするように制御し、入力される判定結果が前記設定された期待値未満の電力であるという判定で且つ、この判定が一定時間連続してなされていると判断した場合に、移動局200の主電源をオフにする。但し、移動局200の主電源をオフにした場合でも、移動局電力制御部100には電源が供給されて動作しているものとする。
【0078】
本実施の形態によれば、移動局200が基地局の圏外にあるような場合で、受信した止まり木チャネルの受信電力が期待値未満の場合に移動局200の主電源をオフにして送信部4が最大送信電力で基地局に送信し続けるようなことを防止して、無駄に電力を消費しないようにするが、本実施の形態では止まり木チャネルの受信電力の大小を判断する期待値を使用者が状況に応じて設定できるため、より適切に移動局200の主電源をオン、オフ制御して無駄な電力消費を防止することができる。
【0079】
例えば、使用者が省電力通信を行いたい時は前記期待値を大きく設定することで可能となる。また、使用者が基地局の圏外にならない限り通信したくない時は使用者により前記期待値を小さく設定することで可能となる。
【0080】
尚、入力部7に電力値入力部72の他に、時間入力部71を設け、受信電力測定部21から同一の判定結果が持続的に出力された時に、制御部6が移動局200の主電源をオン、オフするまでの一定時間を、状況に応じて前記時間入力部71から使用者が予め設定できるようにして、更に適切に移動局200の電源オン、オフ制御をして無駄な電力消費を防止することができる。
【0081】
又、入力部7に時間入力部71のみを設けて、受信電力の大小を判定する基準である期待値を予め固定とし、受信電力測定部21から同一の判定結果が持続的に出力された時に、制御部6が移動局200の主電源をオンオフするまでの一定時間を予め時間入力部71から使用者により設定できるようにしても良い。
【0082】
上記の時間入力部71が設けられている場合、制御部6が移動局200の主電源をオンするまでの時間と、オフするまでの時間を別々に設定できるようにしても良い。
【0083】
また、電力値入力部72への設定値によって移動局200の電源オンオフ機能を解除できる構成とすることもできる。例えば、移動局200の電源がオンの時、電力値入力部72より異常に小さい値の期待値を設定しておけば、どのような場合も受信電力測定部21の判定は受信電力が期待値以上という結果となり、移動局200が主電源がオフになることがなく、電源オンオフ機能を解除した状態にすることができる。
【0084】
尚、制御部6による主電源のオンオフ制御は送信部4に対してのみ行われるようにしても、送信部4での電力消費が大きいため、ほぼ同様の効果がある。
【0085】
(第7の実施の形態)
図9は、本発明の第7の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。但し、図6に示した第5の実施の形態と同様の部分には同一符号を付して説明する。移動局200は、送受信用のアンテナ1、受信部2、ベースバンド信号処理部3、送信部4、送受話部5、制御部6を有し、図6に示した第4の実施の形態と同様であるが、受信部2に受信電力測定部21が接続され、受信電力測定部21が受信部2の外部に形成されている。
【0086】
尚、受信部2、ベースバンド信号処理部3、制御部6及び受信電力測定部21は移動局電力制御部100を構成している。
【0087】
本実施の形態によれば、受信電力測定部21が受信部2の外部に形成されているため、通話機能を有する移動局200本体と受信電力測定部21が別であるのでどちらか一方が故障してももう一方の機能は維持される。例えば移動局200の受信電力測定部21が故障しても移動局200本体が故障していない場合には、移動局200本体の通話機能は損なわれずに済む。他の構成及び動作は図6に示した第4の実施の形態と同様で、同様の効果がある。
【0088】
尚、制御部6による主電源のオン、オフ制御は送信部4に対してのみ行われるようにしても、送信部4での電力消費が大きいため、ほぼ同様の効果がある。
【0089】
また、本実施の形態に、図8に示した第6の実施の形態のように、時間入力部71を設けて時間設定を行える構成とし、同様の効果を得ることができる。
【0090】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。例えば、図6、図8に示した第6、7の実施の形態にも移動局電力制御部100に専用に待機電源を供給する移動局電力制御装置用電源を設ける構成としても良いなど、図示や説明していない各種組み合わせがある。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ベースバンド信号が所望の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたかどうかにより移動局の主電源をオンオフ制御することにより、移動局が基地局との間で所定条件を満足する通信ができない場合、即ち、移動局が基地局の圏外である状態が所定時間続いても、移動局の主電源をオフにして無駄な電力消費を無くすことができ、電力の利用効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。
【図2】図1に示した移動局の電源のオンオフ制御手順を示したフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。
【図7】図6に示した移動局の電源オンオフ制御手順を示したフローチャートである。
【図8】本発明の第6の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態に係る移動局の構成例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 受信部
3 ベースバンド信号処理部
4 送信部
5 送受話部
6 制御部
7 入力部
8 移動局電力制御装置用電源
21 受信電力測定部
31 ベースバンド信号判定部
71 時間入力部
72 電力値入力部
100 移動局電力制御部
200 移動局

Claims (13)

  1. 複数のセルに配置されている各基地局と交信する移動局において、
    前記基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とする受信手段と、
    前記受信された止まり木チャネルのベースバンド信号が所望の信号であるかどうかを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段の判定結果に基づいて前記ベースバンド信号が所望の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたか或いは、前記ベースバンド信号が所望の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたかを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段の判定により、前記ベースバンド信号が所望の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信された判定されると前記移動局の主電源をオンにし、前記ベースバンド信号が所望の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信された判定されると前記主電源をオフにし且つ、前記受信手段、前記第1、第2の判定手段、前記電源制御手段に電源を供給する待機電源は前記第2の判定手段の判定結果に拘らず常にオンとする電源制御手段と、
    を具備することを特徴とする移動局。
  2. 前記電源制御手段は、前記移動局の送信部へ前記主電源から供給される電源のみをオンオフすることを特徴とする請求項1に記載の移動局。
  3. 前記第1の判定手段の判定結果から前記主電源がオンされるまでの所定時間と、前記第1の判定手段の判定結果から前記主電源がオフされるまでの所定時間が異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動局。
  4. 前記所定時間を任意の時間に設定する時間設定手段を設けたことを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の移動局。
  5. 前記受信手段、前記第1、第2の判定手段、前記電源制御手段に電源を供給する待機電源として前記主電源とは電源系統が異なる別の電源を用いることを特徴とする請求項1から4いずれか1項に記載の移動局。
  6. 複数のセルに配置されている各基地局と交信する移動局において、
    前記基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とする受信手段と、
    前記受信された止まり木チャネルの受信電力を測定してそれが所定値以上かどうかを判定する測定手段と、
    前記測定手段の判定結果に基づいて前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたか或いは、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたかを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定により、前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると前記移動局の主電源をオンにし、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると前記主電源をオフにし且つ、前記受信手段、前記測定手段、前記判定手段、前記電源制御手段に電源を供給する待機電源は前記第2の判定手段の判定結果に拘らず常にオンとする電源制御手段と、
    を具備することを特徴とする移動局。
  7. 前記電源制御手段は、前記移動局の送信部へ前記主電源から供給される電源のみをオンオフすることを特徴とする請求項6に記載の移動局。
  8. 前記所定電力値を任意の電力値に設定する電力値設定手段を設けたことを特徴とする請求項6又は7に記載の移動局。
  9. 前記判定手段の判定結果から前記主電源がオンされるまでの所定時間と、前記判定手段の判定結果から前記主電源がオフされるまでの所定時間が異なることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の移動局。
  10. 前記所定時間を任意の時間に設定する時間設定手段を設けたことを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の移動局。
  11. 前記受信手段、前記測定手段、前記判定手段、前記電源制御手段に電源を供給する待機電源として前記主電源とは電源系統が異なる別の電源を用いることを特徴とする請求項6から10のいずれか1項に記載の移動局。
  12. 複数のセルに配置されている各基地局と交信する移動局電源制御方法において、
    前記基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とする受信ステップと、
    前記受信された止まり木チャネルのベースバンド信号が所定の信号であるかどうかを判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定結果に基づいて前記ベースバンド信号が所定の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたか或いは、前記ベースバンド信号が所定の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたかを判定する第2の判定ステップと、
    前記第2の判定により、前記ベースバンド信号が所定の信号である止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたと判定されると前記移動局の主電源をオンにし、前記ベースバンド信号が所定の信号でない止まり木チャネルが所定時間持続的に受信されたと判定されると前記主電源をオフにする電源制御ステップと、を具備することを特徴とする移動局電源制御方法。
  13. 複数のセルに配置されている各基地局と交信する移動局電源制御方法において、
    前記基地局から送信電力一定で送信される止まり木チャネルを受信してベースバンド信号とする受信ステップと、
    前記受信された止まり木チャネルの受信電力を測定してそれが所定電力値以上かどうかを判定する測定ステップと、
    前記受信電力測定による判定結果に基づいて前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたか或いは、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたかを判定する判定ステップと、
    前記判定により、前記受信電力が所定電力値以上の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると、前記移動局の主電源をオンにし、前記受信電力が所定電力値未満の止まり木チャネルが持続的に所定時間以上受信されたと判定されると、前記主電源をオフにする電源制御ステップと、
    を具備することを特徴とする移動局電源制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006128797A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Nec Corp 遠隔動作機能を備えた移動通信端末及び装置
JP2017135540A (ja) * 2016-01-27 2017-08-03 京セラ株式会社 電子機器、制御装置、制御プログラム及び電子機器の動作方法

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