JP2004080486A - 議事録作成システム、議事録データ作成方法、議事録データ作成プログラム - Google Patents

議事録作成システム、議事録データ作成方法、議事録データ作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】手間を省いて正確に議事録を作成することができる議事録作成システムを提供する。
【解決手段】発言者に対して1つずつ設けられ、該発言者が発言した音声から音声信号を生成する音声入力装置と、タイマからの出力に基づいて、音声入力装置のそれぞれによって生成された音声信号に発言順序を設定する発言時刻管理部と、音声入力装置によって生成された音声信号からテキストデータを生成するテキストデータ生成部と、発言時刻管理部によって設定された発言順序に基づいて、テキストデータ生成部によって生成されたテキストデータの順序を決定し、決定された発言順序に基づいてテキストデータを配列して議事録データを作成する議事録データ作成部と、議事録データ作成部によって作成された議事録データを出力する出力部と有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の発言者からの発言に基づいて議事録を作成する議事録作成システム、議事録データ作成方法、議事録データ作成プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
会議の議事を記録として保存する場合には、議事録が作成されている。公的機関における会議などにおいては、速記者が全発言を記録している。しかし、例えば、一企業の会議において議事録を作成する場合、会議が開催される毎に速記者に議事録を作成させるとコストが嵩むので、会議の出席者の1人が会議中に発言内容のメモを作り、そのメモを頼りに決議された事項を中心に纏めるようにする場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術によれば、会議の議事録を作成して保存することが重要であるにもかかわらず、速記者に議事録を作成してもらうとコストが嵩むという問題点があり、特に企業においては、必ずしも議事録が作成されるとは限らなかった。
また、発言内容のメモに基づいて議事録を作成していたので、手間がかかる上に議事録の正確性が低減してしまっていた。
また、発言内容のメモが不十分である場合、会議終了後に発言者から発言内容を再度聞き出すことが考えられるが、発言者自身が発言内容を正確に覚えているとは限らず、正確性を向上させることは困難であった。
また、音声入力装置によって検出した音声からテキストデータに変換するシステムが存在し、このシステムを議事録作成に利用することが考えられる。しかし、このシステムは、そもそも話者が1人であることを前提にしたものであるので、会議のように複数の発言者が存在する場合においては、発言者毎の発言内容を分けてデータ化したり、発言順序を管理したりすることが困難であり、従来のシステムにおいては、議事録を作成することが困難であった。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、手間を省いて正確に議事録を作成することができる議事録作成システム、議事録データ作成方法、議事録データ作成プログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、複数の発言者からの発言を取りまとめて議事録データを作成する議事録作成システムであって、前記発言者に対して1つずつ設けられ、該発言者が発言した音声から音声信号を生成する音声入力装置と、前記音声入力装置で音声信号が生成された時刻に基づいて発言順序を設定する発言時刻管理部と、前記音声入力装置によって生成された音声信号からテキストデータを生成するテキストデータ生成部と、前記発言時刻管理部によって設定された発言順序に基づいて、前記テキストデータ生成部によって生成されたテキストデータの順序を決定し、決定された発言順序に基づいて前記テキストデータを配列して議事録データを作成する議事録データ作成部と前記議事録データ作成部によって作成された議事録データを出力する出力部と、を有することを特徴とする。
【0006】
また、本発明は、上述の議事録作成システムにおいて、前記音声入力装置に対して予め付与される音声入力装置識別符号と該音声入力装置を介して発言する発言者を識別するための発言者識別情報とを対応付けて記憶する発言者テーブル部を有し、前記音声入力装置は、生成した音声信号に対して自身に予め設定された音声入力装置識別符号を付加して出力し、前記議事録データ作成部は、前記テキストデータ生成部からテキストデータとともに出力される音声入力装置識別符号に対応する発言者識別情報を前記発言者テーブル部を参照して読み出し、読み出した発言者識別情報を対応するテキストデータに付加して議事録データを作成することを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、複数の発言者からの発言を取りまとめて議事録データを作成する議事録作成システムにおける議事録データ作成方法であって、音声入力装置を前記発言者に対して1つずつ設け、該発言者のそれぞれから発言される音声を検出して音声信号を生成し、前記音声入力装置で音声信号が生成された時刻に基づいて発言順序を設定し、前記音声入力装置によって生成された音声信号からテキストデータを生成し、前記設定された発言順序に基づいて、前記テキストデータの順序を決定し、決定された発言順序に基づいて前記テキストデータを配列して議事録データを作成することを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、複数の発言者からの発言を取りまとめて議事録データを作成する議事録作成システムに用いられる議事録データ作成プログラムであって、前記発言者に対して1つずつ設けられる音声入力装置によって、該発言者のそれぞれが発言した音声から音声信号を生成するステップと、前記音声入力装置で音声信号が生成された時刻に基づいて発言順序を設定するステップと、前記音声入力装置によって生成された音声信号からテキストデータを生成するステップと、前記設定された発言順序に基づいて、前記テキストデータの順序を決定し、決定された発言順序に基づいて前記テキストデータを配列して議事録データを作成するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態による議事録作成システムを図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態による議事録作成システムの構成を示す概略構成図である。
この図において、会議の司会者となる参加者が利用する司会者端末10と、会議に出席する参加者が利用する参加者端末20、参加者端末30、参加者端末40と、司会者端末10、参加者端末20〜参加者端末40の発言内容を取りまとめの管理を行う議事録管理装置100とがネットワーク50を介して接続される。ここでは、発言者には、会議の司会を行う司会者と会議に出席する参加者とが含まれる。
【0010】
司会者端末10には、参加者の撮像するテレビカメラ1と、ヘッドセット2と、キーボードやマウスなどの入力装置3と、他の参加者のテレビカメラによって撮像された画像データや各種情報を表示するための表示装置4とが設けられる。ヘッドセット2は、音声入力装置を個別に識別するための音声入力装置識別符号が予め付与されているとともに、発言者となる参加者に対して1つずつ設けられ、参加者が発言した音声から音声信号を生成し、生成した音声信号と音声入力装置識別符号とを出力する音声入力装置5と、他の参加者の音声を出力するヘッドホン300とによって構成される。
参加者端末20〜参加者端末40については、司会者端末10の構成と同様の構成を有する。ネットワーク50は、インターネットやイントラネットなどのネットワークである。議事録管理装置100は、司会者端末10、参加者端末20〜参加者端末40のヘッドセットの音声入力装置から出力される音声信号に基づいて、議事録データを作成する。
【0011】
次に、図1における議事録作成システムの構成について図2を用いて更に説明する。図2は、議事録作成システムの構成を示す概略ブロック図である。
この図において、発言者認証部111は、発言者データデータベース112に記憶されているIDとパスワードとを参照し、司会者端末10、参加者端末20〜参加者端末40から送信されるユーザIDとパスワードとを比較し、発言者の認証を行う。発言者データベース112は、音声入力装置を介して発言する発言者を識別するための発言者識別情報と、ユーザIDと、パスワードとを対応付けて記憶する。この発言者識別情報とは、例えば、発言者の氏名である。
【0012】
発言者登録部113は、発言者認証部111によって認証が成立した発言者の発言者データを発言者テーブル部114に登録する。発言者テーブル部114は、例えば、図3に示すように、音声入力装置識別符号と、発言者識別情報と、司会者か参加者かを識別するためのステータスと、会議に参加した時点における時刻であるチェックイン時刻とを対応付けて記憶する。司会者については、会議の開始、終了、不要な発言内容を編集する権限が与えられ、参加者については、発言する権利のみ与えられる。
【0013】
発言時刻管理部115は、音声入力装置200で音声信号が生成された時刻に基づいて発言順序を設定する。発言時刻管理部115は、音声信号が生成された時刻については、発言時刻管理部115の内部に設けられたタイマからの出力に基づいて決定されるものであり、各音声入力装置200のそれぞれによって生成された音声信号に、このタイマからの出力に基づいて、発言順序を示す一意の発言順序符号を生成して付加し、テキストデータ生成部116に出力する。この発言順序符号は、発言をし始めた順に設定される。テキストデータ生成部116は、各音声入力装置200によって生成された音声信号からテキストデータを生成する。
【0014】
議事録データ作成部117は、発言時刻管理部115によって設定された発言順序符号に基づいて、テキストデータ生成部116によって変換されたテキストデータの順序を決定し、決定された順序に基づいてテキストデータを配列して議事録データを作成する。また、議事録データ作成部117は、テキストデータ生成部116からテキストとともに出力される音声入力装置識別符号に対応する発言者識別情報を発言者テーブル部114を参照して読み出し、読み出した発言者識別情報を対応するテキストデータに付加して議事録データを作成する。
【0015】
議事録データ編集部118は、同時に発言された場合や発言内容が適当でないと判断された場合に司会者端末10の入力装置3から入力される、編集指示に基づいて、音声信号の取り込みの一時中断あるいは、テキストデータを議事録データから削除する。出力部119は、議事録データ作成部117によって作成された議事録データを出力する。
議事録データベース120は、議事録データを記憶する。データ編集部121は、司会者端末10、参加者端末20〜参加者端末40のテレビカメラ1から送信される画像データと音声入力装置200から送信される音声信号とを会議に参加している他のユーザの司会者端末10、参加者端末20〜参加者端末40に送信するためデータ編集を行う。通信部122は、データ編集部121によって編集されたデータを送信対象の各端末(ユーザの司会者端末10、参加者端末20〜参加者端末40)に送信する。
【0016】
次に、図1の構成における議事録作成システムの動作について図4のフローチャートを用いて説明する。ここでは、会議の司会者が会議の日時、議題、開催場所を知らせる通知を予め各参加者端末に送信しておき、参加者を招集しておく。まず、会議開始前に、司会者端末10は、司会者によって入力装置3から入力されるユーザIDとパスワードと議事録管理装置100に送信してチェックインする(ステップS1)。議事録管理装置100の発言者認証部111は、発言者データベース112を参照し、ユーザIDとパスワードとを利用して発言者の認証を行う(ステップS2)。
【0017】
認証が成立したのち、司会者端末10に接続された音声入力装置200の音声入力装置識別符号が司会者端末10から送信されると、発言者登録部113は、音声入力装置識別符号を発言者テーブル部114に登録するとともに、認証が成立したユーザIDに対応する発言者識別情報を発言者データベース112から読み出して発言者テーブル部114に登録する。さらに、発言者登録部113は、ステータス「司会者」と、参加者登録部113に内蔵されたタイマに基づいてチェックイン時刻を発言者テーブル部114に登録する(ステップS3)。
以下、参加者についても同様に発言者の認証が行われ(ステップS2)、音声入力装置識別符号と発言者識別情報とステータス「参加者」とチェックイン時刻が発言者テーブル部114に登録される(ステップS3)。
【0018】
そして、参加者が全員登録され、会議開始時刻に到達した後に、司会者によって会議開始のボタンがクリックされると、司会者端末10から議事録管理装置100に会議開始の指示が通知され、議事録データ編集部118によって議事録データベース120に開始時刻が記憶される(ステップS4)。
【0019】
会議が開始された後に、司会者によって、司会者端末10の音声入力装置200から議題が告げられるとともに、各参加者からの意見を求める発言(例えば、「それでは、○○の件について話し合いたいと思います意見のある方はどうぞ。」)の音声が入力されると、音声入力装置200から発言時刻管理部115に音声信号とマイク識別符号とが出力される。
【0020】
発言時刻管理部115は、音声入力装置200から出力された音声信号と音声識別符号とに、発言順序符号を付加し、テキストデータ生成部116に出力する。テキストデータ生成部116は、発言時刻管理部115から出力された音声信号からテキストデータを生成し(ステップS5)、生成したテキストデータと発言順序符号と音声入力装置識別符号とを議事録データ作成部117に出力する。議事録データ作成部117は、発言順序符号に基づいて、テキストデータの配列順序を決定し、議事録データベース120に記憶するとともに、音声入力装置識別符号に対応する発言者識別情報を発言者テーブル部114を参照して読み出してテキストデータに対応付けて議事録データベース120に記憶する(ステップS6)。
【0021】
そして、参加者端末20〜参加者端末40の参加者から発言され、音声入力装置200から音声が入力された場合においても、このステップS5からステップS6までと同様の処理が行われ、発言された音声から議事録データが順次生成される。
参加者端末20〜参加者端末40のうちいずれかの参加者からの発言内容が不適切であり、議事録データに残す必要がないと判断され、司会者から、発言内容の削除と削除対象の発言者が入力装置3を介して指示されると(ステップS7−YES)、議事録データ編集部118は、議事録データ作成部117に削除指示と発言者とを指示する。議事録データ作成部117は、削除指示と発言者とが指示されると、指示された発言者の現在生成されたテキストデータを削除する編集を行う(ステップS8)。一方、編集指示がなければ、ステップS9に移行する(ステップS7−NO)。
【0022】
そして、司会者端末10の入力装置3から会議終了の指示が入力されていない場合、司会者端末10、参加者端末20〜参加者端末40のうちの音声入力装置200から音声が入力される毎にステップS5からステップS8までが繰り返され、発言された音声から議事録データが順次生成される(ステップS9−NO)。
【0023】
一方、司会者端末10の入力装置3から会議終了の指示が入力されると(ステップS9−YES)、議事録データ編集部118は、議事録データ作成部117に会議終了の指示を出力する。議事録データ作成部117は、内部に設けられたタイマの出力に基づいて、会議終了時刻を議事録データベース120に登録する(ステップS10)。
【0024】
次に、議事録データ作成部117は、書誌事項を生成し、生成した書誌事項を議事録データに対応付けて記憶する。この書誌事項は、発言者、議題、開催場所(ネットワーク上あるいは、実際に会議が開催された場所)、開催時間(会議開始時刻と会議終了時刻)とが含まれており、この書誌事項の生成は、発言者テーブル部114から司会者、発言者が読み出され、会議開始前に司会者から参加者に送信された会議開催の通知から議題、開催場所に関する情報が抽出され、議事録データベース120に記憶された開催時間に対応付けられることにより行われる。
書誌事項が記憶されると、出力部119は、議事録データを議事録データベース120から読み出して司会者端末10に送信する(ステップS10)。このとき、出力部119から司会者端末10に送信される議事録データは、例えば、図5に示すように、発言時刻、発言者、発言内容が対応付けられ、発言順に配列される。
【0025】
司会者端末10は、入力装置3を介して司会者からの指示に応じて、議事録データの編集を行う。ここでは、発言内容の体裁を整えたり、不要な発言内容を削除したりする編集を行うことが行われる。なお、同時刻に発言された場合においても、入力装置3を介して司会者からの指示に応じて、発言順序を入れ替える修正のための編集を行うようにしてもよい。そして、編集された議事録データは、承認者の端末に送信され、承認をうける。
【0026】
なお、以上説明した実施形態においては、議事録作成システムは、インターネットを介して実現する場合について説明したが、インターネットを介さずに実現するようにしてもよい。例えば、会議室において会議を行う場合に、音声入力装置200をネットワーク50を介さずに直接議事録管理装置1接続するようにしてもよい。
また、複数の発言者が存在し、発言し合う状況であれば、上述の議事録作成システムを、会議以外に適用するようにしてもよい。
【0027】
また、上述した実施形態においては、発言内容を削除する場合、司会者端末10からの指示に基づいて、テキストデータを削除するようにしたが、テキストデータを削除する方法の他に、音声入力装置200から出力される音声信号の取り込みそのものを中断するようにしてもよい。
【0028】
また、以上説明した実施形態において、会議中に司会者端末10からの指示に応じて、編集(不要なコメントの削除、同時に発言された発言の発言順序を決定)するようにしたので、会議終了後に議事録データを見直して手直しする手間を低減させることができる。
【0029】
また、図2における音声入力装置200、発言者認証部111、発言者登録部113、発言時刻管理部115、テキストデータ生成部116、議事録データ作成部117、議事録データ編集部118、出力部119の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、議事録データ作成処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0030】
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
【0031】
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、音声入力装置を発言者に対して1つずつ設け、発言者が発言した音声から音声信号を生成し、音声信号に発言順序を設定し、音声入力装置によって生成された音声信号からテキストデータを生成し、設定された発言順序に基づいて、生成されたテキストデータの順序を決定し、決定された発言順序に基づいてテキストデータを配列して議事録データを作成するようにしたので、複数の発言者が存在する場合における会議・打ち合わせであっても、発言者の発言を取りまとめて発言順序に配列して議事録データを作成することができ、これにより、手間を省いて正確に議事録を作成することができる効果が得られる。
【0033】
また、本発明によれば、テキストデータとともに出力される音声入力装置識別符号に対応する発言者識別情報を発言者テーブル部を参照して読み出し、読み出した発言者識別情報を対応するテキストデータに付加して議事録データを作成するようにしたので、発言者が複数存在する場合においても、各発言者と発言内容を対応付けて管理することができ、誰が何を発言したか明確に把握できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による議事録作成システムの構成を示す概略構成図である。
【図2】図2は、議事録作成システムの構成を示す概略ブロック図である。
【図3】発言者テーブル部114に登録された発言者データの一例を示す図面である。
【図4】議事録作成システムの動作について説明するためのフローチャートである。
【図5】作成された議事録データの一例を示す図面である。
【符号の説明】
3 入力装置              10 司会者端末
20、30、40 参加者端末      100 議事録管理装置
111 発言者認証部          112 発言者データベース
113 発言者登録部          114 発言者テーブル部
115 発言時刻管理部         116 テキストデータ生成部
117 議事録データ作成部       118 議事録データ編集部
119 出力部             120 議事録データベース
200 音声入力装置

Claims (4)

  1. 複数の発言者からの発言を取りまとめて議事録データを作成する議事録作成システムであって、
    前記発言者に対して1つずつ設けられ、該発言者が発言した音声から音声信号を生成する音声入力装置と、
    前記音声入力装置で音声信号が生成された時刻に基づいて発言順序を設定する発言時刻管理部と、
    前記音声入力装置によって生成された音声信号からテキストデータを生成するテキストデータ生成部と、
    前記発言時刻管理部によって設定された発言順序に基づいて、前記テキストデータ生成部によって生成されたテキストデータの順序を決定し、決定された発言順序に基づいて前記テキストデータを配列して議事録データを作成する議事録データ作成部と
    前記議事録データ作成部によって作成された議事録データを出力する出力部と、
    を有することを特徴とする議事録作成システム。
  2. 前記音声入力装置に対して予め付与される音声入力装置識別符号と該音声入力装置を介して発言する発言者を識別するための発言者識別情報とを対応付けて記憶する発言者テーブル部を有し、
    前記音声入力装置は、生成した音声信号に対して自身に予め設定された音声入力装置識別符号を付加して出力し、
    前記議事録データ作成部は、前記テキストデータ生成部からテキストデータとともに出力される音声入力装置識別符号に対応する発言者識別情報を前記発言者テーブル部を参照して読み出し、読み出した発言者識別情報を対応するテキストデータに付加して議事録データを作成することを特徴とする請求項1記載の議事録作成システム。
  3. 複数の発言者からの発言を取りまとめて議事録データを作成する議事録作成システムにおける議事録データ作成方法であって、
    音声入力装置を前記発言者に対して1つずつ設け、該発言者のそれぞれから発言される音声を検出して音声信号を生成し、
    前記音声入力装置で音声信号が生成された時刻に基づいて発言順序を設定し、
    前記音声入力装置によって生成された音声信号からテキストデータを生成し、
    前記設定された発言順序に基づいて、前記テキストデータの順序を決定し、決定された発言順序に基づいて前記テキストデータを配列して議事録データを作成する
    ことを特徴とする議事録データ作成方法。
  4. 複数の発言者からの発言を取りまとめて議事録データを作成する議事録作成システムに用いられる議事録データ作成プログラムであって、
    前記発言者に対して1つずつ設けられる音声入力装置によって、該発言者のそれぞれが発言した音声から音声信号を生成するステップと、
    前記音声入力装置で音声信号が生成された時刻に基づいて発言順序を設定するステップと、
    前記音声入力装置によって生成された音声信号からテキストデータを生成するステップと、
    前記設定された発言順序に基づいて、前記テキストデータの順序を決定し、決定された発言順序に基づいて前記テキストデータを配列して議事録データを作成するステップと
    をコンピュータに実行させるための議事録データ作成プログラム。
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