JP2004078743A - 農作物流通方法および農作物流通システム - Google Patents
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Abstract
農作物流通方法において、消費者が農作物の生産から加工を経て消費者に届くまでのトレーサビリティを容易に閲覧できて農作物を安心して消費できるようにする。
【解決手段】
生産者端末4に入力された農作物の生産情報を通信網1を介して運営サイトサーバ3に送信して記憶し、一次加工業者端末5に入力された農作物の一次加工情報を通信網1を介して運営サイトサーバ3に送信して記憶し、ニ次加工業者端末6に入力された農作物のニ次加工情報を通信網1を介して運営サイトサーバ3に送信して記憶する。そして、運営サイトサーバ3で生産情報、一次加工情報及びニ次加工情報を関連付けて流通トレーサビリティ情報として生成し、この生成された流通トレーサビリティ情報を運営サイトサーバ3から通信網1を介して消費者端末2に送信して表示する。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、農作物流通方法および農作物流通システムに係わり、特にインターネットや電話網などの通信網を利用して農作物の流通を管理する農作物流通方法および農作物流通システムに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来における食品製造会社における製造履歴システムとして、原料、包材の受け入れ情報、製造工程の情報、製品の情報等の製造履歴情報を製造会社サーバの製品履歴データベースに記憶し、一般消費者が所有する消費者端末からこの製造履歴情報を閲覧することができるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の製造履歴システムでは、食品製造会社における製造履歴に関するものであり、食品製造会社から消費者に食品が渡るまでに種々の加工がなされる場合については配慮されていなかった。特に、農作物に関しては、生産者が生産した農作物が一次加工されて一次加工農産物となり、さらに二次加工されて二次加工農産物となって消費者に渡ることが一般的であり、消費者がこのような農産物を安心して消費するためには、生産者から消費者に渡るまでの生産から加工に関する全てのトレーサビリティを知ることが必要である。
【0004】
本発明の目的は、消費者が農作物の生産から加工を経て消費者に届くまでのトレーサビリティを容易に閲覧できて農作物を安心して消費することが可能な農作物流通方法および農作物流通システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明の農作物流通方法は、生産者端末に入力された農作物の生産情報を前記生産者端末から通信網を介して運営サイトサーバに送信して記憶し、一次加工業者端末に入力された前記農作物の一次加工情報を一次加工業者端末から前記通信網を介して前記運営サイトサーバに送信して記憶し、ニ次加工業者端末に入力された前記農作物のニ次加工情報を前記ニ次加工業者端末から前記通信網を介して前記運営サイトサーバに送信して記憶し、前記運営サイトサーバで前記生産情報、前記一次加工情報及び前記ニ次加工情報を関連付けて流通トレーサビリティ情報として生成し、この生成された流通トレーサビリティ情報を前記運営サイトサーバから前記通信網を介して前記消費者端末に送信して表示するようにしたことにある。
【0006】
前記目的を達成するための本発明の農作物流通システムは、サイト運営者が運営する運営サイトサーバに、インターネットや電話網などの通信網を介して、生産者が所有する生産者端末と、一次加工業者が所有する一次加工業者端末と、ニ次加工業者が所有するニ次加工業者端末と、消費者が所有する消費者端末とが接続されることによって構成され、前記生産者端末は、前記生産者が生産した穀物や青果物などの農作物に関して入力された生産情報を前記サーバに送信する手段を有し、前記一次加工業者端末は前記一次加工業者が前記農作物を加工した一次加工農作物に関して入力された一次加工情報を前記サーバに送信する手段を有し、前記ニ次加工業者端末は前記ニ次加工業者が前記一次加工農作物を加工したニ次加工農作物に関して入力されたニ次加工情報を前記サーバに送信する手段を有し、前記消費者端末は、前記サーバから送信される流通トレーサビリティ情報を出力する手段を有し、前記運営サイトサーバは、前記生産者端末から送信された前記生産情報、前記一次加工業者端末から送信された前記一次加工情報、及び前記ニ次加工業者端末から送信された前記ニ次加工情報を記憶する手段と、前記生産情報と前記一次加工情報とを関連付けて一次加工トレーサビリティ情報を生成する手段と、前記生産情報、前記一次加工情報及び前記ニ次加工情報を含む流通トレーサビリティ情報を前記消費者端末に送信する手段とを有する構成にしたことにある。
【0007】
本発明のその他の手段は以下の記述から明らかにされる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
【0009】
まず、本発明の農作物流通システムを図1から図5に基づいて説明する。
【0010】
この農作物流通システムは、図1に示すように、サイト運営者が運営する運営サイトサーバ3に、インターネット1や電話網1Aなどの通信網を介して、消費者が所有する消費者端末2と、生産者が所有する生産者端末4と、一次加工業者が所有する一次加工業者端末5と、ニ次加工業者が所有するニ次加工業者端末6と、販売業者が所有する販売業者端末7と、運送業者が所有する運送業者端末8とが接続されることにより構成される。したがって運営サイトサーバ3は、生産者、一次加工業者、二次加工業者及び販売業者から独立したサイト運営者が運営することとなり、消費者に提供する情報の信頼性を高いものとすることができる。一次加工業者端末5及びニ次加工業者端末6は後述するように加工業者を構成する者である。端末2、4〜8は、それぞれ複数の端末が存在してこの農作物流通システムに接続される。
【0011】
一次加工業者は農作物を加工して一次加工農作物とする者であり、この実施例では各地に存在する集荷センタである。二次加工業者は一次加工農作物を加工してニ次加工農作物とする者であり、この実施例では精米業者である。販売業者がニ次加工農作物を更に加工して最終加工農作物とする場合には、販売業者が最終加工業者となる。販売業者端末7を消費者が操作できるように設置した場合には、販売業者端末7は消費者端末を構成する。
【0012】
消費者、生産者、一次加工業者、二次加工業者、販売業者および運送業者は、サイト運営者に対して消費者端末2、生産者端末4、一次加工業者端末5、ニ次加工業者端末6、販売業者端末7、および運送業者端末8からインターネット1を通して運営サイトサーバ3に登録申請し、運営サイトサーバ3を通してサイト管理者から承認が得られた場合に、会員としてこの農作物流通システムに接続して各種サービスを利用することができるようになっている。従って、消費者、生産者、一次加工業者、二次加工業者、販売業者、および運送業者は、会員としてこの農作物流通システムの簡単に参加して各種の情報提供やサービス利用が可能になる。
【0013】
消費者のシステム登録申請書は、図2に示すように、申請者、電子メール宛先、生年月日、住所、電話番号、パスワードなどを具体的に入力する事項よりなっており、この農作物流通システムに参加する場合に必須となる申請者の特定に関する項目が盛り込まれている。
【0014】
消費者端末2は、図3に示すように、パソコンなどで構成され、入力装置21、制御装置22、表示装置23、記憶装置24、通信装置25およびプリンタ26を有する。
【0015】
入力装置21は、キーボードなどからなる文字入力部と、画像読取装置や電子画像入力装置などからなる画像入力部と、マイクなどの音声入力部とを有し、これらの入力結果を制御装置22に入力するように接続される。制御装置22は、マイコンなどにより構成され、入力データおよび運営サイトサーバ3から送信されたデータに基づいて所定の処理を行ない、処理結果を記憶装置24に記憶する共に、表示装置23およびプリンタ26に出力し、さらには通信装置25を介して外部に出力する機能を有している。表示装置23は、CRT表示装置や液晶表示装置などにより構成され、制御装置22に接続され、入力内容や受信内容や処理内容などが表示される。記憶装置24は、消費者固有の情報(例えば、この農作物流通システムへの登録内容など)を記憶し、制御装置22に接続されている。通信装置25は、消費者端末2をインターネット1などに送受信を可能にする機能を有し、インターネット1などと制御装置22の間に接続される。プリンタ26は普通紙プリンタで構成され、制御装置22に接続されている。なお、この消費者端末2は各消費者が必要とする最小限の機能を備えていればよく、携帯電話やPHSなどと共用されていてもよい。
【0016】
生産者端末4、一次加工業者端末5、ニ次加工業者端末6及び販売業者端末7は消費者端末2と同様の構成を備えており、重複する説明を省略する。なお、一次加工業者端末5及び二次加工業者端末6は、少なくともトレーサビリティシールを出力できるプリンタを備えている。
【0017】
運営サイトサーバ3は、図4に示すように、入力装置31、制御装置32、表示装置33、記憶装置34、および通信装置35を有する。
【0018】
入力装置31は、キーボードなどの入力部を有し、制御装置32に接続される。制御装置32は、マイコンなどにより構成され、この農作物流通システムにおける主要な処理を行なう。表示装置33は、CRT表示装置、液晶表示装置などにより構成され、制御装置32に接続され、サイト運営に必要な送受信画面および入力画面などを表示する。記憶装置34は、制御装置32の処理に必要な情報を記憶するもので、制御装置32に接続される。通信装置35は、制御装置32をインターネット1や電話網1Aなどに送受信を可能にする機能を有し、インターネット1や電話網1Aと制御装置22の間に接続される。
【0019】
上述した記憶装置34内のファイル構造は、図5に示すように、サーバ制御用ソフトウエア34a、システム申請登録情報データベース34b、生産情報データベース34c、一次加工情報データベース34d、二次加工情報データベース34e、販売情報データベース34f、消費者情報データベース34g、物流情報データベース34h、および電話網利用情報データベース34iを有する。
【0020】
サーバ制御用ソフトウエア34aは制御装置32の制御を司るソフトウエアであり、データベース34b〜34iを制御する。システム申請登録情報データベース34bは、この農作物流通システムに申請された情報を管理するように格納するデータベースである。
【0021】
生産情報データベース34cは、生産者における農作物生産に係る情報を管理するように格納するデータベースである。一次加工情報データベース34dは一次加工業者における農作物の集荷および加工に係る情報を管理するように格納するデータベースである。二次加工情報データベース34eは、二次加工業者における二次加工に係る情報を管理するように格納するデータベースである。販売情報データベース34fは販売業者における販売に係る情報を管理するように格納するデータベースである。消費者情報データベース34gは消費者がこの農作物流通システムを利用したことに関する情報を管理するように格納するデータベースである。これらのデータベース34c〜34iは農作物管理データベースを構成する(図6参照)。
【0022】
物流情報データベース34gは、運送業者における農作物の物流に係る情報を管理するように格納するデータベースである。
【0023】
運送業者端末8は、バーコードリーダーで構成され、読み取った情報を無線によって電話網1Aを介して運営サイトサーバ3に送信する。
【0024】
次に、係る農作物流通システムにおける農作物流通方法を図6及び図7に基づいて説明する。
【0025】
生産者が所有する生産者端末に生産者が生産した穀物や青果物などの農作物に関する生産情報を入力する(ステップ41)。この生産情報は、生産者を特定する情報と、生産した農作物の生産に関する情報とからなっている。農作物の生産に関する情報は、本実施例では「米」の例であり、土づくり、種子消毒、苗消毒、田植、薬剤散布、収穫などに関する情報である。
【0026】
この入力された生産情報は生産者端末4からインターネット1を介して運営サイトサーバ3に送信され、運営サイトサーバ3の記憶装置34の生産情報データベース34cに記憶される(ステップ42)。
【0027】
生産者が生産した農作物は、例えば種別ごとに一次加工業者に出荷される。一次加工業者は、各生産者から農作物を集荷し、これらを選別或いは混合したりすると共に、種々の工程による一次加工を行なって一次加工農作物とする。この一次加工農作物は、本実施例では、袋詰めされた玄米である。
【0028】
ここで、農作物を加工する一次加工業者が所有する一次加工業者端末に一次加工農作物に関する一次加工情報を入力する(ステップ43)。この一次加工情報は、一次加工業者を特定する情報と、農作物の集荷情報と、一次加工農作物の加工に関する情報とからなっている。一次加工農作物に関する情報は、本実施例では、自主検査、一時貯留、籾摺、玄米タンク、袋詰めに関する情報である。また、一次加工農作物に関する情報には、複数の生産者が生産した農作物を混合することに関する情報が含まれると共に、異なる種類の農作物を混合することに関する情報が含まれる。なお、生産情報を一次加工業者端末5から入力するようにしてもよく、この場合には、一次加工業者が生産者であるとみなして、一次加工業者端末5が生産者端末を兼ねることとなる。
【0029】
この入力された一次加工農作物に関する一次加工情報は、一次加工業者端末5からインターネット1を介して運営サイトサーバ3に送信され、運営サイトサーバ3の記憶装置34の一次加工情報データベース34dに記憶される(ステップ44)。
【0030】
運営サイトサーバ3は先に記憶した生産情報と今回記憶した一次加工情報とを関連付けて一次加工トレーサビリティ情報を生成し、この一次加工トレーサビリティ情報を運営サイトサーバ3からインターネット1を介して一次加工業者端末5へ送信する(ステップ45)。
【0031】
この送信を受けて、一次加工業者端末5は一次加工トレーサビリティ情報を一次加工トレーサビリティシールのバーコードやICチップなどの情報として出力する(ステップ46)。この一次加工トレーサビリティシールは、一次加工農作物の例えば包装などに貼り付けられる。
【0032】
シールの貼られた一次加工農作物は、一次加工業者から二次加工業者に販売される。二次加工業者は、一次加工業者から購入した一次加工農作物を精米等して、二次加工農作物として出荷される。この精米等の二次加工には、複数の生産者が生産した農作物を混合すること、異なる種類の農作物を混合することが含まれる。
【0033】
また、二次加工業者は二次加工するに先立って一次加工農作物に貼られた一次加工トレーサビリティシールをニ次加工業者端末6で読み取って一次加工トレーサビリティ情報を表示し(ステップ47)、これを参考にしながら一次加工農産物の二次加工を行なって二次加工農作物にする。従って、二次加工業者は、一次農作物とその一次加工トレーサビリティとを確実に且つ容易に比較して確認することができる。そして、ニ次加工業者端末にニ次加工農作物に関するニ次加工情報を入力する(ステップ48)。このニ次加工情報は、ニ次加工業者を特定する情報と、二次加工農作物の購入情報と、二次加工農作物の加工に関する情報とからなっている。二次加工農作物の加工に関する情報は、本実施例では主に精米、ブレンド、袋詰めに関する情報である。また、ニ次加工農作物に関する情報には、複数の一次加工業者が加工した一次加工農作物を混合することに関する情報が含まれると共に、異なる種類の一次加工農作物を混合することに関する情報が含まれる。
【0034】
この入力されたニ次加工農作物に関するニ次加工情報は、ニ次加工業者端末5からインターネット1を介して運営サイトサーバ3に送信され、運営サイトサーバ3の記憶装置34のニ次加工情報データベース34eに記憶される(ステップ49)。
【0035】
運営サイトサーバ3は先に記憶した生産情報及び一次加工情報と今回記憶したニ次加工情報とを関連付けてニ次加工トレーサビリティ情報を生成し、この一次加工トレーサビリティ情報を運営サイトサーバ3からインターネット1を介してニ次加工業者端末5へ送信する(ステップ50)。
【0036】
この送信を受けて、ニ次加工業者端末6はニ次加工トレーサビリティ情報をニ次加工トレーサビリティシールのバーコードやICチップなどの情報として出力する(ステップ51)。このニ次加工トレーサビリティシールは、ニ次加工農作物の例えば包装などに貼り付けられる。
【0037】
また、ニ次加工トレーサビリティ情報を生成すると、運営サイトサーバで生産情報、一次加工情報及びニ次加工情報を関連付けて流通トレーサビリティ情報として生成する。
【0038】
この生成された流通トレーサビリティ情報は、生産者端末4、一次加工業者端末5、二次加工業者端末6、販売業者端末7及び消費者端末2からの送信依頼に基づいて、流通トレーサビリティ情報を運営サイトサーバ3からインターネット1を介して当該端末4〜7、2に送信して表示する(ステップ53〜57)。このように、生産者端末4、一次加工業者端末5、二次加工業者端末6及び販売業者端末7からも流通トレーサビリティ情報を閲覧することができるので、生産者、一次加工業者、二次加工業者及び販売業者は自己が生産、加工または販売した農作物がどのような過程を経て消費されたかを確認することができ、次の生産、加工または販売の参考にすることができる。
【0039】
上述したように、生産者端末4に入力された農作物の生産情報を運営サイトサーバ3に送信して記憶し、一次加工業者端末5に入力された農作物の一次加工情報を運営サイトサーバ3に送信して記憶し、ニ次加工業者端末6に入力された農作物のニ次加工情報を運営サイトサーバ3に送信して記憶し、係る運営サイトサーバ3で生産情報、一次加工情報及びニ次加工情報を関連付けて流通トレーサビリティ情報として生成し、この生成された流通トレーサビリティ情報を消費者端末2に送信して表示するようにしているので、消費者の期待する生産から加工を経て消費者に渡るまでの流通トレーサビリティ情報を運営サイトサーバ3で容易に生成して提供することができ、これによって消費者は農産物をより一層安心して消費することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、消費者が農作物の生産から加工を経て消費者に届くまでのトレーサビリティを容易に閲覧できて農作物を安心して消費することが可能な農作物流通方法および農作物流通システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の農作物流通システムの構成図である。
【図2】図1の農作物流通システムへの登録申請書を示す図である。
【図3】図1の農作物流通システムに接続される消費者端末の構成図である。
【図4】図1の農作物流通システムに用いる運営サイトサーバの構成図である。
【図5】図4の運営サイトサーバのファイル構造図である。
【図6】図1の農作物流通システムの説明概要図である。
【図7】本発明の一実施例の農作物流通方法を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…インターネット、1A…電話網、2…消費者端末、3…運営サイトサーバ、4…生産者端末、5…一次加工業者端末、6…ニ次加工業者端末、7…販売業者端末、8…運送業者端末。
Claims (6)
- 生産者端末に入力された農作物の生産情報を前記生産者端末から通信網を介して運営サイトサーバに送信して記憶し、
一次加工業者端末に入力された前記農作物の一次加工情報を一次加工業者端末から前記通信網を介して前記運営サイトサーバに送信して記憶し、
ニ次加工業者端末に入力された前記農作物のニ次加工情報を前記ニ次加工業者端末から前記通信網を介して前記運営サイトサーバに送信して記憶し、
前記運営サイトサーバで前記生産情報、前記一次加工情報及び前記ニ次加工情報を関連付けて流通トレーサビリティ情報として生成し、
この生成された流通トレーサビリティ情報を前記運営サイトサーバから前記通信網を介して前記消費者端末に送信して表示する
ことを特徴とする農作物流通方法。 - 生産者端末に入力された農作物の生産情報を前記生産者端末から通信網を介して運営サイトサーバに送信して記憶し、
一次加工業者端末に入力された前記農作物の一次加工情報を一次加工業者端末から前記通信網を介して前記運営サイトサーバに送信して記憶し、
前記運営サイトサーバで前記生産情報及び前記一次加工情報を関連付けて一次加工トレーサビリティ情報を生成し、
この一次加工トレーサビリティ情報を前記運営サイトサーバから前記通信網を介して前記一次加工業者端末へ送信して一次加工農作物用の一次加工トレーサビリティシールのバーコードやICチップなどの情報として出力し、
前記一次加工農作物に貼られた前記一次加工トレーサビリティシールから前記一次加工トレーサビリティ情報をニ次加工業者端末で読み取って表示し、
ニ次加工業者端末に入力された前記農作物のニ次加工情報を前記ニ次加工業者端末から前記通信網を介して前記運営サイトサーバに送信して記憶し、
前記ニ次加工業者端末で前記ニ次加工情報をニ次加工農作物用のシールに出力し、
前記運営サイトサーバで前記生産情報、前記一次加工情報及び前記ニ次加工情報を関連付けて流通トレーサビリティ情報として生成し、
この生成された流通トレーサビリティ情報を前記運営サイトサーバから前記通信網を介して前記消費者端末に送信して表示する
ことを特徴とする農作物流通方法。 - 生産者端末に入力された農作物の栽培工程に関する生産情報を前記生産者端末から通信網を介して運営サイトサーバに送信して記憶し、
一次加工業者端末に入力され且つ異なる農作物の混合情報を含む一次加工情報を一次加工業者端末から前記通信網を介して前記運営サイトサーバに送信して記憶し、
ニ次加工業者端末に入力され且つ異なる一次加工農作物の混合情報を含むニ次加工情報を前記ニ次加工業者端末から前記通信網を介して前記運営サイトサーバに送信して記憶し、
前記運営サイトサーバで前記生産情報、農作物の混合情報を含む前記一次加工情報及び一次加工農作物の混合情報を含む前記ニ次加工情報を関連付けて流通トレーサビリティ情報として生成し、
この生成された流通トレーサビリティ情報を前記運営サイトサーバから前記通信網を介して前記消費者端末に送信して表示する
ことを特徴とする農作物流通方法。 - 生産者端末から通信網を介して送信された農作物の生産情報を運営サイトサーバに記憶し、
一次加工業者端末から前記通信網を介して送信された前記農作物の一次加工情報を前記運営サイトサーバに記憶し、
前記農作物のニ次加工情報を前記ニ次加工業者端末から前記通信網を介して前記運営サイトサーバに送信して記憶し、
前記運営サイトサーバで前記生産情報、前記一次加工情報及び前記ニ次加工情報を関連付けて流通トレーサビリティ情報として生成し、
この生成された流通トレーサビリティ情報を前記運営サイトサーバから前記通信網を介して前記消費者端末に送信する
ことを特徴とする農作物流通方法。 - サイト運営者が運営する運営サイトサーバに、インターネットや電話網などの通信網を介して、生産者が所有する生産者端末と、一次加工業者が所有する一次加工業者端末と、ニ次加工業者が所有するニ次加工業者端末と、消費者が所有する消費者端末とが接続されることによって構成される農作物流通システムにおいて、
前記生産者端末は、前記生産者が生産した穀物や青果物などの農作物に関して入力された生産情報を前記サーバに送信する手段を有し、
前記一次加工業者端末は前記一次加工業者が前記農作物を加工した一次加工農作物に関して入力された一次加工情報を前記サーバに送信する手段を有し、
前記ニ次加工業者端末は前記ニ次加工業者が前記一次加工農作物を加工したニ次加工農作物に関して入力されたニ次加工情報を前記サーバに送信する手段を有し、
前記消費者端末は、前記サーバから送信される流通トレーサビリティ情報を出力する手段を有し、
前記運営サイトサーバは、前記生産者端末から送信された前記生産情報、前記一次加工業者端末から送信された前記一次加工情報、及び前記ニ次加工業者端末から送信された前記ニ次加工情報を記憶する手段と、前記生産情報と前記一次加工情報とを関連付けて一次加工トレーサビリティ情報を生成する手段と、前記生産情報、前記一次加工情報及び前記ニ次加工情報を含む流通トレーサビリティ情報を前記消費者端末に送信する手段とを有する
ことを特徴とする農作物流通システム。 - サイト運営者が運営する運営サイトサーバに、インターネットや電話網などの通信網を介して、生産者が所有する生産者端末と、一次加工業者が所有する一次加工業者端末と、ニ次加工業者が所有するニ次加工業者端末と、消費者が所有する消費者端末とが接続されることによって構成される農作物流通システムにおいて、
前記生産者端末は、前記生産者が生産した穀物や青果物などの農作物に関して入力された生産情報を前記サーバに送信する手段を有し、
前記一次加工業者端末は、前記一次加工業者が前記農作物を加工した一次加工農作物に関して入力された一次加工情報を前記サーバに送信する手段と、前記サーバから送信される一次加工トレーサビリティ情報を一次加工トレーサビリティシールのバーコードやICチップなどの情報として出力する手段とを有し、
前記ニ次加工業者端末は、前記一次加工トレーサビリティシールの一次加工トレーサビリティ情報を読み取って表示する手段と、前記ニ次加工業者が前記一次加工農作物を加工したニ次加工農作物に関して入力されたニ次加工情報を前記サーバに送信する手段と、前記ニ次加工農作物の情報をニ次加工農作物シールに出力する手段とを有し、
前記消費者端末は、前記サーバから送信される流通トレーサビリティ情報を出力する手段を有し、
前記運営サイトサーバは、前記生産者端末から送信された前記生産情報、前記一次加工業者端末から送信された前記一次加工情報、及び前記ニ次加工業者端末から送信された前記ニ次加工情報を記憶する手段と、前記生産情報と前記一次加工情報とを関連付けて一次加工トレーサビリティ情報を生成する手段と、前記生産情報、前記一次加工情報及び前記ニ次加工情報を含む流通トレーサビリティ情報を前記消費者端末に送信する手段とを有する
ことを特徴とする農作物流通システム。
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