JP2004078623A - 迷惑メールチェック方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】送信元からのメールがその送信元から出されたものかを確認することで迷惑メールかを判別する。
【解決手段】ヘッダ情報解析部202は、ヘッダ情報取得部201で取得したヘッダ情報214を解析してメールの送受信履歴や解析するメールの情報を取り出す。削除依頼部210は問合せ部211とメッセージ作成部212よりなり、個人用コンピュータ103に対し本システムの利用促進、迷惑メールの削除をメールサーバ101に依頼、迷惑メール送信者に対しメッセージを送信する。
【選択図】 図2
【解決手段】ヘッダ情報解析部202は、ヘッダ情報取得部201で取得したヘッダ情報214を解析してメールの送受信履歴や解析するメールの情報を取り出す。削除依頼部210は問合せ部211とメッセージ作成部212よりなり、個人用コンピュータ103に対し本システムの利用促進、迷惑メールの削除をメールサーバ101に依頼、迷惑メール送信者に対しメッセージを送信する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールの送受信をするものに係り、特に送信元の確認をする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、迷惑メールの受信を拒否するものが知られている。これは、特定の送信元からきたアドレスをチェックして受信するかしないかを判別するものである。
例えば、特開平11−68828号公報に記載のように受信拒否すると設定した送信元から送付されたメールは削除するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、固定されたメールアドレスを認識し、判別することは開示されているが、それ以外のものについての対応については述べられていない。
【0004】
本発明の目的は、送信元からのメールがその送信元から出されたものかを確認することで迷惑メールかを判別し、それを応用したメール配信のサービスを有する迷惑メールチェックシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の計算機を用いた電子メールチェック方法であって、前記計算機は、受信した電子メールからヘッダ情報を抽出し、前記ヘッダ情報にもとづいて、前記電子メールがヘッダ情報に含まれるサーバから送信されたかどうかを判別し、前記判定結果を記憶装置へ格納することを特徴とする。
【0006】
また、本発明では、受信したメールのヘッダ情報から、送信サーバへメッセージを送信し、送信サーバが受信したかを判別する手段と、受信できない場合に、受信できないことを記憶する手段を含む。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の1実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の利用形態の図である。図1において、一つまたは複数の配信サーバ104とメールサーバ101とドメイン検索サーバ106がネットワーク105を介して接続されている。メールサーバ101はメールを送受信するものであり、迷惑メールチェックシステム102と接続されている。メールサーバ101と一つまたは複数の個人用コンピュータ103が迷惑メールチェックシステム102を介して接続されている。迷惑メールチェックシステム102については、図2に詳細を説明する。配信サーバ104は迷惑メールを配信するサーバである。
【0008】
ドメイン検索サーバ106はIPアドレスからそのIPアドレスに関連付けられているドメインを検索するシステムである。たとえば、ウェッブ上で公開されているドメイン検索サービスなどでもよく、IPアドレス(またはドメイン名)からドメイン名(またはIPアドレス)の検索が可能なものでもよい。
【0009】
図2は、本発明の構成図である。
迷惑メールチェックシステム102は、データベース213を有し、ヘッダ情報取得部201とヘッダ情報解析部202と迷惑メール判定部203と削除リスト作成部209と削除依頼部210よりなる。データベース213にはヘッダ情報214と送受信履歴215と解析メール情報216とシステム利用者リスト217と削除リスト218が格納されている。
ヘッダ情報取得部201とは、メールのヘッダ情報を取得するものであり、図3に示すメールのヘッダ301をヘッダ情報214として取得するものである。
【0010】
ヘッダ情報解析部202とは、ヘッダ情報取得部201で取得したヘッダ情報214を解析してメールの送受信履歴や解析するメールの情報を取り出すものである。この送受信履歴と解析するメールの情報をそれぞれ図5と図6に説明する。またこの動作については図4のフロー図に説明する。
【0011】
迷惑メール判定部203は送信元解析部204と送受信履歴解析部205とドメイン解析部206よりなる。さらにドメイン解析部206はドメイン検索依頼部207とドメイン検索結果取得部208よりなり、迷惑メール判定部203の動作については、図8のフロー図に説明する。
削除リスト作成部209は迷惑メールと判定されたメールの情報を削除リスト218に登録するものである。この動作については図14のフロー図に説明する。
【0012】
削除依頼部210は問合せ部211とメッセージ作成部212よりなり、問合せ部211では個人用コンピュータ103に対し迷惑メールチェックシステム102の利用を促し、迷惑メールの削除をメールサーバ101に依頼する。メッセージ作成部212では迷惑メール送信者に対しメッセージを送信するようメールサーバ101に依頼する。
【0013】
図3はヘッダ情報取得部201が取得する内容の一例である。図3のヘッダ301をメールサーバ101に受信されるメールのヘッダ情報214として、ヘッダ情報取得部201により取得する。(301)
図4はヘッダ情報解析部202が送受信履歴215と解析メール情報216を作成するフロー図である。ヘッダ情報214を参照し送信サーバのドメイン名があるかを判別する(401)。この判別はヘッダ情報214の「Received:」の後ろに「.」で区切られた文字列が続いていれば、送信サーバのドメイン名が存在するということで判別する。存在すればその文字列を図5送受信履歴(以下、送受信履歴215)の送信サーバドメイン名500として、501から順に列方向に登録する(402)。また、送信サーバドメイン名500の後ろに続くIPアドレスを送信サーバIPアドレス510として、511から順に列方向に登録する(403)。
【0014】
次にヘッダ情報214を参照し受信サーバのドメイン名があるかを判別する(404)。この判別はヘッダ情報214の「Received:」に続く「by」の後ろに「.」で区切られた文字列が続いていれば、受信サーバのドメイン名が存在するということで判別する。存在すればその文字列を送受信履歴215の受信サーバドメイン名520として、521から順に列方向に登録する(405)。
【0015】
ヘッダ情報214に含まれる送信サーバドメイン名500、送信サーバIPアドレス510及び受信サーバドメイン名520の取得が終了すると、次にヘッダ情報214から送信者のメールアドレス、受信者のメールアドレス、メールの用件及びメールの受信日時をそれぞれ取得し、解析メール情報216に登録する。図6が解析メール情報の一例である。
【0016】
送信者のメールアドレスはヘッダ情報214から「From:」に続くメールアドレスを取得し、送信メールアドレス602として登録する(406)。
受信者のメールアドレスはヘッダ情報214から「To:」に続くメールアドレスを取得し、受信メールアドレス601として登録する(407)。
【0017】
メールの用件はヘッダ情報214から「Subject:」に続く文字列を件名603として登録する(408)。
メールの受信日時はヘッダ情報214から「Date:」に続く文字列を取得し表示形式を変換後、受信日時604として登録する(409)。
【0018】
図5は送受信履歴215であり、ヘッダ情報214からメールの伝達経路をまとめたものである。なお、作成方法については上記図4のフロー説明に述べたとおりである。
【0019】
図6は解析メール情報216である。解析メール情報216は解析するメールの情報をまとめたものである。
メール受信者のメールアドレスが受信メールアドレス601として登録される。
【0020】
メール送信者のメールアドレスが送信メールアドレス602として登録される。メールの用件が件名603として登録される。
メールの受信日が受信日時604として登録される。
【0021】
迷惑メールチェックシステム102では迷惑メールの解析方法として、送信元解析、送受信履歴解析、ドメイン解析の3つの解析方法を有しており、605から607はそれぞれメールの解析結果を表すフラグである。なお、605から607の詳細については図9,10,11にて説明する
図7はシステム利用者リスト217であり、迷惑メールチェックシステム102の利用者の設定情報を表している。
迷惑メールチェックシステム102の利用者のメールアドレスが受信者メールアドレス701として列方向に順に登録される。
迷惑メールチェックシステム102では迷惑メールの解析方法として、送信元解析、送受信履歴解析、ドメイン解析の3つの解析方法を有しており、送信元解析702、送受信履歴解析703、ドメイン解析704は利用する解析方法を示すフラグを表している。”1”はその解析を利用することを表し、”0”はその解析を利用しないことを表す。
【0022】
通知件数705は削除リスト218の一部をシステムの利用者に通知する件数を表している。詳細は図16、17にて述べる。
【0023】
図8は迷惑メールか否かを判定するフロー図である。
まずメールの受信者が迷惑メールチェックシステム102の利用者か否かを判定する(801)。この判定は解析メール情報216の受信メールアドレス601がシステム利用者リスト217の受信者メールアドレス701の列に登録されているか否かにより判定する。もし、ここで迷惑メールチェックシステム102の利用者ではないと判定されるのであれば、送信元解析(809)、送受信履歴解析(810)、ドメイン解析(811)をそれぞれ実行しこのフローを終了する。送信元解析(809)、送受信履歴解析(810)、ドメイン解析(811)については図9,10,11にてそれぞれ説明する。
【0024】
メールの受信者が迷惑メールチェックシステム102の利用者であれば、次に利用者が迷惑メールチェックシステム102の機能を有効にしているか否かを判定する(802)。この判定はシステム利用者リスト217の受信者メールアドレス701の列から解析メール情報216の受信メールアドレス601を検索し、対応する送信元解析702、送受信履歴解析703、ドメイン解析704のフラグを確認する。全てのフラグが”0”であればこのフローを終了する。一つ以上のフラグが”1”になっているのであれば、次にシステム利用者リスト217の送信元解析702、送受信履歴解析703、ドメイン解析704のフラグの状態をそれぞれ確認(803)(805)(807)し、フラグが”1”になっているのであればそれぞれの解析を行い(804)(806)(808)、このフローを終了する。
【0025】
図9は送信元解析の処理フロー図を表すものである。
変数Nに送受信履歴215の送信サーバドメイン名501を代入する(901)。
Nに対しネットワーク接続コマンド(たとえばpingなど)を実行し、実行結果を判定する(902)。
応答があった場合は、解析メール情報216の送信元解析結果605に”1”を入力する(905)。
Nに次の送信サーバドメイン名500を代入する(903)。
送受信履歴215の送信サーバドメイン名500の列全ての変数において、解析が終了していればこのフローを終了する(904)。
【0026】
図10は送受信履歴解析の処理フロー図を表すものである。
変数N及びMに送受信履歴215の送信サーバドメイン名501、受信サーバドメイン名522をそれぞれ代入する(1001)
NとMが等しいか否かを判定する(1002)。
NとMが異なっている場合は、解析メール情報216の送受信履歴解析結果606に”1”を入力する(1005)。
NとMにそれぞれ次の送信サーバドメイン名500と受信サーバドメイン名520を代入する(1003)。
(1003)の処理において、次にMに代入する受信サーバドメイン名520が無ければ、このフローを終了する(1004)。
【0027】
図11はドメイン解析の処理フロー図を表すものである。
変数N及びMに送受信履歴215の送信サーバドメイン名501、送信サーバIPアドレス511をそれぞれ代入する(1101)。
Mに代入されたIPアドレスに対応するドメイン名をドメイン検索サーバ106により検索する(1102)。Mを図12ドメイン検索依頼部の1201に入力し、検索を行う。
(1102)の結果を変数Lに入力する(1103)。図13ドメイン検索結果取得部の1301をLに入力する。
NとLが等しいか否かを判定する(1104)。
等しくない場合、解析メール情報216のドメイン解析結果607に”1”を入力し、このフローを終了する(1107)。
等しい場合、NとMにそれぞれ次の送信サーバドメイン名500と送信サーバIPアドレス510を代入する(1105)。
送受信履歴215の送信サーバドメイン名500全ての変数において、解析が終了していればこのフローを終了する(1106)。
【0028】
図12はドメイン検索サーバ106の検索画面を表している。
図11のフロー図(1102)の処理では1201にIPアドレスが入力され、ドメイン名の検索依頼を要求することが可能となる。
【0029】
図13はドメイン検索サーバ106のドメイン検索結果を表している。
図11のフロー図(1103)の処理では変数Lに1301が代入される。
【0030】
図14は削除リスト作成部209の処理フロー図を表しており、このフロー図によって迷惑メールと判定されたメールのリスト(削除リスト218)が作成される。メールの受信者が迷惑メールチェックシステム102の利用者か否かを判定する(1401)。この判定は解析メール情報216の受信メールアドレス601がシステム利用者リスト217の受信者メールアドレス701の列に登録されているか否かにより判定する。上記判定により迷惑メールチェックシステム102の利用者でないならばこのフローを終了する。
【0031】
迷惑メールチェックシステム102の利用者と判定されたら、次に利用者が送信元解析、送受信履歴解析、ドメイン解析を有効にしているか否かを判定する(1402)(1404)(1406)。この判定は解析メール情報216の受信メールアドレス601に対応するメールアドレスをシステム利用者リスト217の受信者メールアドレス701の列から検索し、それに対応する送信元解析702、送受信履歴解析703、ドメイン解析704のフラグをそれぞれ確認する。フラグが”1”となっているのであれば、それぞれの解析が有効になっているものとする。
【0032】
(1402)(1404)(1406)の処理において解析が有効になっている場合は、それぞれの解析によって解析対象となっているメールが、迷惑メールと判定されたか否かを確認する(1403)(1405)(1407)。この判定は迷惑メールの解析結果である解析メール情報216の送信元解析結果605、送受信履歴解析結果606、ドメイン解析結果607のフラグを参照することで判定する。フラグが”1”となっているのであれば、迷惑メールと判定されたものとする。
【0033】
(1403)(1405)(1407)の処理において迷惑メールと判定されたら、解析メール情報216から削除リスト218に削除するメールの情報(受信メールアドレス601、送信メールアドレス602、件名603、受信日時604)をコピーし追加する(1408)。
【0034】
図15は削除リスト218の内容を表したものである。このリストは削除リスト作成部209によって生成される。受信メールアドレス1501、送信メールアドレス1502、件名1503、受信日時1504は、解析メール情報216の受信メールアドレス601、送信メールアドレス602、件名603、受信日時604にそれぞれ対応している。
【0035】
図16は削除依頼部210の処理フロー図であり、迷惑メールチェックシステム102を用いたサービスの一例をフロー図にしたものである。迷惑メールチェックシステム102の利用者に対するサービスの一例については図17にて説明する。
【0036】
解析対象のメールの受信メールアドレス601が迷惑メールチェックシステム102の利用者であるか否かを判定する(1601)。この判定は解析メール情報216の受信メールアドレス601がシステム利用者リスト217の受信者メールアドレス701の列に登録されているか否かにより判定する。
【0037】
もし、迷惑メールチェックシステム102の利用者であると判定されるのであれば、解析メール情報216の受信メールアドレス601に対するシステム利用者リスト217の通知件数705を参照する(1610)。
【0038】
次に削除リスト218の受信メールアドレス1501に解析メール情報216の受信メールアドレス601が何件含まれているか確認する(1611)。
【0039】
(1611)で確認した件数が(1610)で参照した通知件数705を越えているか否かを判定する(1612)。
(1611)で確認した件数が(1610)で参照した通知件数705を越えていれば、削除リスト218の一部を迷惑メールチェックシステム102の利用者に対し送付する(1613)。
【0040】
(1601)において、迷惑メールチェックシステム102の利用者でないと判定されるのであれば、問合せ部211において解析メール情報216の受信メールアドレス601に対応する削除リスト218の受信メールアドレス1501を検索しその行の情報を解析メール情報216の受信メールアドレス601に対し送付し、迷惑メールチェックシステム102の利用を促す(1602)。図17にその一例を示す。
【0041】
(1602)の処理で迷惑メールチェックシステム102の利用を促た結果、解析メール情報216の受信メールアドレス601から返信が無い、または図17の1705で”いいえ”にチェックが入るか否かを判定する(1603)。
【0042】
(1603)の判定において、返信が無い、または図17の1705で”いいえ”にチェックが入った場合は、削除リスト218から解析メール情報216の受信メールアドレス601に対応する情報を削除(1614)し、このフローを終了する。
【0043】
(1603)の判定において、上記以外の場合は、システム利用者リスト217の受信者メールアドレス701に解析メール情報216の受信メールアドレス601を追加する(1604)。
【0044】
次に、システム利用者リスト217の送信元解析702、送受信履歴解析703、ドメイン解析704に図17の1706でチェックが入っている機能を確認し、それぞれフラグを立てる(1605)。
【0045】
図17の1707で”はい”の後に入力されている値をシステム利用者リスト217の通知件数705に入力する(1606)。
解析メール情報216の受信メールアドレス601に対応する削除リスト218の受信メールアドレス1501を検索し、該当する行の情報を取得する(1607)。
(1607)の処理において取得した受信メールアドレス1501、送信メールアドレス1502、件名1503、受信日時1504を元に対象となるメールが削除される旨のメッセージをメッセージ作成部212において作成し、送信メールアドレス1502にメールを返信するようメールサーバ101に依頼する(1608)。メッセージの一例を図18に示す。
【0046】
(1607)の処理において取得した受信メールアドレス1501、送信メールアドレス1502、件名1503、受信日時1504を元にメールサーバ101に対応するメールの削除を依頼(1609)し、このフローを終了する。
【0047】
図17は迷惑メールチェックシステム102の利用者に対するサービスの一例である。この図は迷惑メールチェックシステム102のサービス提供画面である。
1701から1704で構成される表は、迷惑メールチェックシステム102の利用者のメールアドレスに送信されたメールのうち、迷惑メール判定部203によって迷惑メールと判定されたメールの情報をリスト化した表である。
【0048】
1705で迷惑メールチェックシステム102を利用するか否かをメール受信者に問い合わせする。
1706で迷惑メールチェックシステム102のどの機能を用いて迷惑メールと判定するかをメール受信者に問い合わせする。
1707で迷惑メールと判定されたメールの情報を定期的に要求するか否かをメール受信者に問い合わせし、要求するならば何件ごとにその情報を要求するかをメール受信者に問い合わせする。
【0049】
1708で迷惑メールチェックシステム102に1705から1707の迷惑メールチェックシステム102の設定情報を迷惑メールチェックシステム102に送信するか否かをメール受信者に問い合わせする。
1709をメール受信者が押下することにより1705から1708の情報が迷惑メールチェックシステム102に送信される。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば迷惑メールを配信された場合、それを抑止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の利用形態の図である。
【図2】本発明の構成図である。
【図3】ヘッダ情報取得部で取得するヘッダ情報である。
【図4】送受信履歴、解析メール情報を取得するフロー図である。
【図5】送受信履歴である。
【図6】解析メール情報である。
【図7】システム利用者リストである。
【図8】迷惑メール判定部の処理フロー図である。
【図9】送信元解析部の処理フロー図である。
【図10】送受信履歴解析部の処理フロー図である。
【図11】ドメイン解析部の処理フロー図である。
【図12】ドメイン検索の検索画面である。
【図13】ドメイン検索結果の画面である。
【図14】削除リスト作成部の処理フロー図である。
【図15】削除リストである。
【図16】削除依頼部の処理フロー図である。
【図17】迷惑メールチェックシステムを用いたサービスの一例である。
【図18】メッセージの一例である。
【符号の説明】
102…迷惑メールチェックシステム、
201…ヘッダ情報取得部
202…ヘッダ情報解析部
203…迷惑メール判定部
204…送信元解析部
205…送受信履歴解析部
206…ドメイン解析部
207…ドメイン検索依頼部
208…ドメイン検索結果取得部
209…削除リスト作成部
210…削除依頼部
211…問合せ部
212…メッセージ送信部
213…データベース
214…ヘッダ情報
215…送受信履歴
216…解析メール情報
217…システム利用者リスト
218…削除リスト
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールの送受信をするものに係り、特に送信元の確認をする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、迷惑メールの受信を拒否するものが知られている。これは、特定の送信元からきたアドレスをチェックして受信するかしないかを判別するものである。
例えば、特開平11−68828号公報に記載のように受信拒否すると設定した送信元から送付されたメールは削除するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、固定されたメールアドレスを認識し、判別することは開示されているが、それ以外のものについての対応については述べられていない。
【0004】
本発明の目的は、送信元からのメールがその送信元から出されたものかを確認することで迷惑メールかを判別し、それを応用したメール配信のサービスを有する迷惑メールチェックシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の計算機を用いた電子メールチェック方法であって、前記計算機は、受信した電子メールからヘッダ情報を抽出し、前記ヘッダ情報にもとづいて、前記電子メールがヘッダ情報に含まれるサーバから送信されたかどうかを判別し、前記判定結果を記憶装置へ格納することを特徴とする。
【0006】
また、本発明では、受信したメールのヘッダ情報から、送信サーバへメッセージを送信し、送信サーバが受信したかを判別する手段と、受信できない場合に、受信できないことを記憶する手段を含む。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の1実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の利用形態の図である。図1において、一つまたは複数の配信サーバ104とメールサーバ101とドメイン検索サーバ106がネットワーク105を介して接続されている。メールサーバ101はメールを送受信するものであり、迷惑メールチェックシステム102と接続されている。メールサーバ101と一つまたは複数の個人用コンピュータ103が迷惑メールチェックシステム102を介して接続されている。迷惑メールチェックシステム102については、図2に詳細を説明する。配信サーバ104は迷惑メールを配信するサーバである。
【0008】
ドメイン検索サーバ106はIPアドレスからそのIPアドレスに関連付けられているドメインを検索するシステムである。たとえば、ウェッブ上で公開されているドメイン検索サービスなどでもよく、IPアドレス(またはドメイン名)からドメイン名(またはIPアドレス)の検索が可能なものでもよい。
【0009】
図2は、本発明の構成図である。
迷惑メールチェックシステム102は、データベース213を有し、ヘッダ情報取得部201とヘッダ情報解析部202と迷惑メール判定部203と削除リスト作成部209と削除依頼部210よりなる。データベース213にはヘッダ情報214と送受信履歴215と解析メール情報216とシステム利用者リスト217と削除リスト218が格納されている。
ヘッダ情報取得部201とは、メールのヘッダ情報を取得するものであり、図3に示すメールのヘッダ301をヘッダ情報214として取得するものである。
【0010】
ヘッダ情報解析部202とは、ヘッダ情報取得部201で取得したヘッダ情報214を解析してメールの送受信履歴や解析するメールの情報を取り出すものである。この送受信履歴と解析するメールの情報をそれぞれ図5と図6に説明する。またこの動作については図4のフロー図に説明する。
【0011】
迷惑メール判定部203は送信元解析部204と送受信履歴解析部205とドメイン解析部206よりなる。さらにドメイン解析部206はドメイン検索依頼部207とドメイン検索結果取得部208よりなり、迷惑メール判定部203の動作については、図8のフロー図に説明する。
削除リスト作成部209は迷惑メールと判定されたメールの情報を削除リスト218に登録するものである。この動作については図14のフロー図に説明する。
【0012】
削除依頼部210は問合せ部211とメッセージ作成部212よりなり、問合せ部211では個人用コンピュータ103に対し迷惑メールチェックシステム102の利用を促し、迷惑メールの削除をメールサーバ101に依頼する。メッセージ作成部212では迷惑メール送信者に対しメッセージを送信するようメールサーバ101に依頼する。
【0013】
図3はヘッダ情報取得部201が取得する内容の一例である。図3のヘッダ301をメールサーバ101に受信されるメールのヘッダ情報214として、ヘッダ情報取得部201により取得する。(301)
図4はヘッダ情報解析部202が送受信履歴215と解析メール情報216を作成するフロー図である。ヘッダ情報214を参照し送信サーバのドメイン名があるかを判別する(401)。この判別はヘッダ情報214の「Received:」の後ろに「.」で区切られた文字列が続いていれば、送信サーバのドメイン名が存在するということで判別する。存在すればその文字列を図5送受信履歴(以下、送受信履歴215)の送信サーバドメイン名500として、501から順に列方向に登録する(402)。また、送信サーバドメイン名500の後ろに続くIPアドレスを送信サーバIPアドレス510として、511から順に列方向に登録する(403)。
【0014】
次にヘッダ情報214を参照し受信サーバのドメイン名があるかを判別する(404)。この判別はヘッダ情報214の「Received:」に続く「by」の後ろに「.」で区切られた文字列が続いていれば、受信サーバのドメイン名が存在するということで判別する。存在すればその文字列を送受信履歴215の受信サーバドメイン名520として、521から順に列方向に登録する(405)。
【0015】
ヘッダ情報214に含まれる送信サーバドメイン名500、送信サーバIPアドレス510及び受信サーバドメイン名520の取得が終了すると、次にヘッダ情報214から送信者のメールアドレス、受信者のメールアドレス、メールの用件及びメールの受信日時をそれぞれ取得し、解析メール情報216に登録する。図6が解析メール情報の一例である。
【0016】
送信者のメールアドレスはヘッダ情報214から「From:」に続くメールアドレスを取得し、送信メールアドレス602として登録する(406)。
受信者のメールアドレスはヘッダ情報214から「To:」に続くメールアドレスを取得し、受信メールアドレス601として登録する(407)。
【0017】
メールの用件はヘッダ情報214から「Subject:」に続く文字列を件名603として登録する(408)。
メールの受信日時はヘッダ情報214から「Date:」に続く文字列を取得し表示形式を変換後、受信日時604として登録する(409)。
【0018】
図5は送受信履歴215であり、ヘッダ情報214からメールの伝達経路をまとめたものである。なお、作成方法については上記図4のフロー説明に述べたとおりである。
【0019】
図6は解析メール情報216である。解析メール情報216は解析するメールの情報をまとめたものである。
メール受信者のメールアドレスが受信メールアドレス601として登録される。
【0020】
メール送信者のメールアドレスが送信メールアドレス602として登録される。メールの用件が件名603として登録される。
メールの受信日が受信日時604として登録される。
【0021】
迷惑メールチェックシステム102では迷惑メールの解析方法として、送信元解析、送受信履歴解析、ドメイン解析の3つの解析方法を有しており、605から607はそれぞれメールの解析結果を表すフラグである。なお、605から607の詳細については図9,10,11にて説明する
図7はシステム利用者リスト217であり、迷惑メールチェックシステム102の利用者の設定情報を表している。
迷惑メールチェックシステム102の利用者のメールアドレスが受信者メールアドレス701として列方向に順に登録される。
迷惑メールチェックシステム102では迷惑メールの解析方法として、送信元解析、送受信履歴解析、ドメイン解析の3つの解析方法を有しており、送信元解析702、送受信履歴解析703、ドメイン解析704は利用する解析方法を示すフラグを表している。”1”はその解析を利用することを表し、”0”はその解析を利用しないことを表す。
【0022】
通知件数705は削除リスト218の一部をシステムの利用者に通知する件数を表している。詳細は図16、17にて述べる。
【0023】
図8は迷惑メールか否かを判定するフロー図である。
まずメールの受信者が迷惑メールチェックシステム102の利用者か否かを判定する(801)。この判定は解析メール情報216の受信メールアドレス601がシステム利用者リスト217の受信者メールアドレス701の列に登録されているか否かにより判定する。もし、ここで迷惑メールチェックシステム102の利用者ではないと判定されるのであれば、送信元解析(809)、送受信履歴解析(810)、ドメイン解析(811)をそれぞれ実行しこのフローを終了する。送信元解析(809)、送受信履歴解析(810)、ドメイン解析(811)については図9,10,11にてそれぞれ説明する。
【0024】
メールの受信者が迷惑メールチェックシステム102の利用者であれば、次に利用者が迷惑メールチェックシステム102の機能を有効にしているか否かを判定する(802)。この判定はシステム利用者リスト217の受信者メールアドレス701の列から解析メール情報216の受信メールアドレス601を検索し、対応する送信元解析702、送受信履歴解析703、ドメイン解析704のフラグを確認する。全てのフラグが”0”であればこのフローを終了する。一つ以上のフラグが”1”になっているのであれば、次にシステム利用者リスト217の送信元解析702、送受信履歴解析703、ドメイン解析704のフラグの状態をそれぞれ確認(803)(805)(807)し、フラグが”1”になっているのであればそれぞれの解析を行い(804)(806)(808)、このフローを終了する。
【0025】
図9は送信元解析の処理フロー図を表すものである。
変数Nに送受信履歴215の送信サーバドメイン名501を代入する(901)。
Nに対しネットワーク接続コマンド(たとえばpingなど)を実行し、実行結果を判定する(902)。
応答があった場合は、解析メール情報216の送信元解析結果605に”1”を入力する(905)。
Nに次の送信サーバドメイン名500を代入する(903)。
送受信履歴215の送信サーバドメイン名500の列全ての変数において、解析が終了していればこのフローを終了する(904)。
【0026】
図10は送受信履歴解析の処理フロー図を表すものである。
変数N及びMに送受信履歴215の送信サーバドメイン名501、受信サーバドメイン名522をそれぞれ代入する(1001)
NとMが等しいか否かを判定する(1002)。
NとMが異なっている場合は、解析メール情報216の送受信履歴解析結果606に”1”を入力する(1005)。
NとMにそれぞれ次の送信サーバドメイン名500と受信サーバドメイン名520を代入する(1003)。
(1003)の処理において、次にMに代入する受信サーバドメイン名520が無ければ、このフローを終了する(1004)。
【0027】
図11はドメイン解析の処理フロー図を表すものである。
変数N及びMに送受信履歴215の送信サーバドメイン名501、送信サーバIPアドレス511をそれぞれ代入する(1101)。
Mに代入されたIPアドレスに対応するドメイン名をドメイン検索サーバ106により検索する(1102)。Mを図12ドメイン検索依頼部の1201に入力し、検索を行う。
(1102)の結果を変数Lに入力する(1103)。図13ドメイン検索結果取得部の1301をLに入力する。
NとLが等しいか否かを判定する(1104)。
等しくない場合、解析メール情報216のドメイン解析結果607に”1”を入力し、このフローを終了する(1107)。
等しい場合、NとMにそれぞれ次の送信サーバドメイン名500と送信サーバIPアドレス510を代入する(1105)。
送受信履歴215の送信サーバドメイン名500全ての変数において、解析が終了していればこのフローを終了する(1106)。
【0028】
図12はドメイン検索サーバ106の検索画面を表している。
図11のフロー図(1102)の処理では1201にIPアドレスが入力され、ドメイン名の検索依頼を要求することが可能となる。
【0029】
図13はドメイン検索サーバ106のドメイン検索結果を表している。
図11のフロー図(1103)の処理では変数Lに1301が代入される。
【0030】
図14は削除リスト作成部209の処理フロー図を表しており、このフロー図によって迷惑メールと判定されたメールのリスト(削除リスト218)が作成される。メールの受信者が迷惑メールチェックシステム102の利用者か否かを判定する(1401)。この判定は解析メール情報216の受信メールアドレス601がシステム利用者リスト217の受信者メールアドレス701の列に登録されているか否かにより判定する。上記判定により迷惑メールチェックシステム102の利用者でないならばこのフローを終了する。
【0031】
迷惑メールチェックシステム102の利用者と判定されたら、次に利用者が送信元解析、送受信履歴解析、ドメイン解析を有効にしているか否かを判定する(1402)(1404)(1406)。この判定は解析メール情報216の受信メールアドレス601に対応するメールアドレスをシステム利用者リスト217の受信者メールアドレス701の列から検索し、それに対応する送信元解析702、送受信履歴解析703、ドメイン解析704のフラグをそれぞれ確認する。フラグが”1”となっているのであれば、それぞれの解析が有効になっているものとする。
【0032】
(1402)(1404)(1406)の処理において解析が有効になっている場合は、それぞれの解析によって解析対象となっているメールが、迷惑メールと判定されたか否かを確認する(1403)(1405)(1407)。この判定は迷惑メールの解析結果である解析メール情報216の送信元解析結果605、送受信履歴解析結果606、ドメイン解析結果607のフラグを参照することで判定する。フラグが”1”となっているのであれば、迷惑メールと判定されたものとする。
【0033】
(1403)(1405)(1407)の処理において迷惑メールと判定されたら、解析メール情報216から削除リスト218に削除するメールの情報(受信メールアドレス601、送信メールアドレス602、件名603、受信日時604)をコピーし追加する(1408)。
【0034】
図15は削除リスト218の内容を表したものである。このリストは削除リスト作成部209によって生成される。受信メールアドレス1501、送信メールアドレス1502、件名1503、受信日時1504は、解析メール情報216の受信メールアドレス601、送信メールアドレス602、件名603、受信日時604にそれぞれ対応している。
【0035】
図16は削除依頼部210の処理フロー図であり、迷惑メールチェックシステム102を用いたサービスの一例をフロー図にしたものである。迷惑メールチェックシステム102の利用者に対するサービスの一例については図17にて説明する。
【0036】
解析対象のメールの受信メールアドレス601が迷惑メールチェックシステム102の利用者であるか否かを判定する(1601)。この判定は解析メール情報216の受信メールアドレス601がシステム利用者リスト217の受信者メールアドレス701の列に登録されているか否かにより判定する。
【0037】
もし、迷惑メールチェックシステム102の利用者であると判定されるのであれば、解析メール情報216の受信メールアドレス601に対するシステム利用者リスト217の通知件数705を参照する(1610)。
【0038】
次に削除リスト218の受信メールアドレス1501に解析メール情報216の受信メールアドレス601が何件含まれているか確認する(1611)。
【0039】
(1611)で確認した件数が(1610)で参照した通知件数705を越えているか否かを判定する(1612)。
(1611)で確認した件数が(1610)で参照した通知件数705を越えていれば、削除リスト218の一部を迷惑メールチェックシステム102の利用者に対し送付する(1613)。
【0040】
(1601)において、迷惑メールチェックシステム102の利用者でないと判定されるのであれば、問合せ部211において解析メール情報216の受信メールアドレス601に対応する削除リスト218の受信メールアドレス1501を検索しその行の情報を解析メール情報216の受信メールアドレス601に対し送付し、迷惑メールチェックシステム102の利用を促す(1602)。図17にその一例を示す。
【0041】
(1602)の処理で迷惑メールチェックシステム102の利用を促た結果、解析メール情報216の受信メールアドレス601から返信が無い、または図17の1705で”いいえ”にチェックが入るか否かを判定する(1603)。
【0042】
(1603)の判定において、返信が無い、または図17の1705で”いいえ”にチェックが入った場合は、削除リスト218から解析メール情報216の受信メールアドレス601に対応する情報を削除(1614)し、このフローを終了する。
【0043】
(1603)の判定において、上記以外の場合は、システム利用者リスト217の受信者メールアドレス701に解析メール情報216の受信メールアドレス601を追加する(1604)。
【0044】
次に、システム利用者リスト217の送信元解析702、送受信履歴解析703、ドメイン解析704に図17の1706でチェックが入っている機能を確認し、それぞれフラグを立てる(1605)。
【0045】
図17の1707で”はい”の後に入力されている値をシステム利用者リスト217の通知件数705に入力する(1606)。
解析メール情報216の受信メールアドレス601に対応する削除リスト218の受信メールアドレス1501を検索し、該当する行の情報を取得する(1607)。
(1607)の処理において取得した受信メールアドレス1501、送信メールアドレス1502、件名1503、受信日時1504を元に対象となるメールが削除される旨のメッセージをメッセージ作成部212において作成し、送信メールアドレス1502にメールを返信するようメールサーバ101に依頼する(1608)。メッセージの一例を図18に示す。
【0046】
(1607)の処理において取得した受信メールアドレス1501、送信メールアドレス1502、件名1503、受信日時1504を元にメールサーバ101に対応するメールの削除を依頼(1609)し、このフローを終了する。
【0047】
図17は迷惑メールチェックシステム102の利用者に対するサービスの一例である。この図は迷惑メールチェックシステム102のサービス提供画面である。
1701から1704で構成される表は、迷惑メールチェックシステム102の利用者のメールアドレスに送信されたメールのうち、迷惑メール判定部203によって迷惑メールと判定されたメールの情報をリスト化した表である。
【0048】
1705で迷惑メールチェックシステム102を利用するか否かをメール受信者に問い合わせする。
1706で迷惑メールチェックシステム102のどの機能を用いて迷惑メールと判定するかをメール受信者に問い合わせする。
1707で迷惑メールと判定されたメールの情報を定期的に要求するか否かをメール受信者に問い合わせし、要求するならば何件ごとにその情報を要求するかをメール受信者に問い合わせする。
【0049】
1708で迷惑メールチェックシステム102に1705から1707の迷惑メールチェックシステム102の設定情報を迷惑メールチェックシステム102に送信するか否かをメール受信者に問い合わせする。
1709をメール受信者が押下することにより1705から1708の情報が迷惑メールチェックシステム102に送信される。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば迷惑メールを配信された場合、それを抑止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の利用形態の図である。
【図2】本発明の構成図である。
【図3】ヘッダ情報取得部で取得するヘッダ情報である。
【図4】送受信履歴、解析メール情報を取得するフロー図である。
【図5】送受信履歴である。
【図6】解析メール情報である。
【図7】システム利用者リストである。
【図8】迷惑メール判定部の処理フロー図である。
【図9】送信元解析部の処理フロー図である。
【図10】送受信履歴解析部の処理フロー図である。
【図11】ドメイン解析部の処理フロー図である。
【図12】ドメイン検索の検索画面である。
【図13】ドメイン検索結果の画面である。
【図14】削除リスト作成部の処理フロー図である。
【図15】削除リストである。
【図16】削除依頼部の処理フロー図である。
【図17】迷惑メールチェックシステムを用いたサービスの一例である。
【図18】メッセージの一例である。
【符号の説明】
102…迷惑メールチェックシステム、
201…ヘッダ情報取得部
202…ヘッダ情報解析部
203…迷惑メール判定部
204…送信元解析部
205…送受信履歴解析部
206…ドメイン解析部
207…ドメイン検索依頼部
208…ドメイン検索結果取得部
209…削除リスト作成部
210…削除依頼部
211…問合せ部
212…メッセージ送信部
213…データベース
214…ヘッダ情報
215…送受信履歴
216…解析メール情報
217…システム利用者リスト
218…削除リスト
Claims (3)
- 計算機を用いた電子メールチェック方法であって、
前記計算機は、受信した電子メールからヘッダ情報を抽出し、
前記ヘッダ情報にもとづいて、前記電子メールがヘッダ情報に含まれるサーバから送信されたかどうかを判別し、
前記判定結果を記憶装置へ格納することを特徴とする電子メールチェック方法。 - ドメイン検索プログラムを利用した電子メールチェックプログラムであって、受信した電子メールのヘッダ情報の中から該電子メールの送信サーバのドメイン名と該電子メールの受信サーバのドメイン名とを抽出し、
抽出した前記送信サーバのドメイン名と前記受信サーバのドメイン名を前記ドメイン検索プログラムへ問い合わせ、
前記ドメイン検索プログラムから、前記問い合わせ結果を受信し、
前記受信した結果にもとづいて電子メールを削除する情報を更新することを特徴とする電子メールチェックプログラム。 - ドメイン検索プログラムを利用した電子メールチェックシステムであって、
受信した電子メールのヘッダ情報の中から該電子メールの送信サーバのドメイン名と該電子メールの受信サーバのドメイン名とを抽出する手段と、
抽出した前記送信サーバのドメイン名と前記受信サーバのドメイン名を前記ドメイン検索プログラムへ問い合わせる手段と、
前記ドメイン検索プログラムから、前記問い合わせ結果を受信する手段と、
前記受信した結果にもとづいて電子メールを削除する情報を更新する手段とを含むことを特徴とする電子メールチェックプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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