JP2004078546A - 電子名刺 - Google Patents
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Abstract
【課題】アプリケーションが多数搭載された電子名刺を提供することができる。
【解決手段】相手の名刺が紙の名刺であってもスキャナ撮像部110により紙名刺の名刺情報を読み取り、メモリに記憶する。また相手の顔写真を名刺情報に付加したいときにはデジタルカメラ115で撮影を行なって名刺情報とともにメモリに記憶する。さらにスタイラス114で表示画面をなぞった軌跡を文字情報に変換してメモリに記憶する。スタイラスで入力された軌跡が日時情報であったらなったらタイマーを作動させてその日時になったらアラームを発する。また、携帯電話を接続して表示画面101aに表示されている名刺情報の相手先に自動ダイヤルする。またカードスロット103にメモリカード103aが装填されたら地図の表示も行なう。
【選択図】 図1
【解決手段】相手の名刺が紙の名刺であってもスキャナ撮像部110により紙名刺の名刺情報を読み取り、メモリに記憶する。また相手の顔写真を名刺情報に付加したいときにはデジタルカメラ115で撮影を行なって名刺情報とともにメモリに記憶する。さらにスタイラス114で表示画面をなぞった軌跡を文字情報に変換してメモリに記憶する。スタイラスで入力された軌跡が日時情報であったらなったらタイマーを作動させてその日時になったらアラームを発する。また、携帯電話を接続して表示画面101aに表示されている名刺情報の相手先に自動ダイヤルする。またカードスロット103にメモリカード103aが装填されたら地図の表示も行なう。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信で名刺情報のやりとりを行なう電子名刺に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、紙の名刺に代わるものとして電子名刺と呼ばれるものが開発されている。この電子名刺は赤外線などを使った無線通信を行なうことができる通信装置を備えており、その通信装置で相手方の名刺情報を無線受信する、あるいは相手方に自分の名刺情報を無線送信するといった無線通信を行なって名刺情報のやり取りが行なわれる。電子名刺では表示画面に自分の名刺が表示されるか、あるいはその無線受信で得られた相手方の名刺情報に基づいて相手の名刺が表示画面に表示される(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−229351号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、電子名刺は開発されたばかりでまだ普及しておらず、名刺を交換する相手がこの電子名刺を所持していない場合もある。このような場合には電子名刺の機能が発揮されない。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑み、使い勝手の良いアプリケーションを多数備えた電子名刺を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の電子名刺は、自分の名刺情報の無線送信と相手の名刺情報の無線受信とを担う通信手段と、
名刺を読み取って名刺情報を取得する読取手段と、
名刺情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された名刺情報中の所望の名刺情報を操作に応じて指定する指定手段と、
前記指定手段で指定された名刺情報に基づいて表示画面上に名刺を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
上記発明の電子名刺によれば、相手が紙の名刺であっても上記読取手段で名刺情報を読み取ることにより、電子名刺の中に相手の名刺情報を取り込むことができる。
【0008】
さらに、上記表示画面上をスライラスでなぞったときの軌跡を入力する入力手段と、その入力手段で入力された軌跡を文字情報に変換する変換手段とを備え、上記記憶手段は、その変換手段で得られた文字情報を名刺情報に対応づけて記憶するものであることが好ましい。
【0009】
このように上記表示画面を上記スタイラスでなぞったときの軌跡が入力され、入力された軌跡が上記変換手段により文字情報に変換されると、簡単なメモをそのスタイラスで入力することができる。
【0010】
さらに、上記スタイラスで上記表示画面をなぞったときの軌跡が入力され、上記変換手段で作られた文字情報が日時をあらわす文字情報であったときに該文字情報があらわす日時にアラームを発するアラーム手段を備えると、名刺を交換した相手と今度会う予定の日時を、上記スタイラスをペンの様に使って入力してその入力した日時になったら上記アラーム手段によりアラームを発して約束の日時を、この電子名刺の持ち主に知らせることができ、持ち主のスケジュールが管理される。
【0011】
また、撮影を行なって画像情報を得るデジタルカメラを備え、
上記記憶手段は前記デジタルカメラによる撮影で得られる画像情報を名刺情報に対応づけて記憶するものであることが好ましい。
【0012】
このようにデジタルカメラによる撮影で得られた画像情報を名刺情報に対応付けて記憶すると、名刺情報とともにその名刺の持ち主である相手の顔を即時に思い出すことができる。
【0013】
さらにこの電子名刺は、記憶メディアが装填され、装填された記憶メディアをアクセスする装填部を備え、
その装填部に装填された記憶メディアから地図情報がアクセスされた場合に、上記表示手段が、その表示画面上に名刺情報中の住所を表わす位置を示した地図を表示するものであることが好ましい。
【0014】
このように相手の住所を表わす位置を示した地図が表示されると、相手を訪ねるときに名刺の住所を表わす位置が地図上に表示されるので、名刺の相手のオフィスの場所を時間をかけずに見つけ出すことができる。
【0015】
また無線電話機と、名刺情報中の電話番号に自動ダイヤルする自動ダイヤル手段と備えたことが好ましい。
【0016】
このように自動ダイヤル手段を備えると、携帯電話機を繋ぐだけでダイヤルせずに名刺の相手に電話をかけることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0018】
図1は本発明の実施形態を示す電子名刺の外観図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は背面図である。
【0019】
図1(a)に示すように、この電子名刺100には表示装置が備えられており、その表示装置の表示画面101aに自分あるいは相手の名刺が表示される。この表示画面はタッチセンサになっており、後述するスタイラスにより表示画面をなぞると、そのタッチセンサが機能してなぞった軌跡が後述する信号処理部に入力される。
【0020】
また、相手の名刺情報を無線受信するあるいは自分の名刺情報を無線送信するための送受信部102aが図1(a)の右下側にあり、図1(a)の右側には他に記録メディア103aが装填されるカードスロット(装填部)103の挿入口103やUSB規格に準拠したパソコン104aの接続用ポート104が設けられている。
【0021】
また図1(a)の上側には上記送受信部102aから自分の名刺情報を相手に無線送信するための送信釦105と、相手の名刺情報を送受信部102aで受信するための受信釦106が設けられている。この送信釦105が押されると送受信部102aから名刺情報をあらわすデータが赤外線により無線送信され、受信釦106が押されると相手方の名刺情報をあらわすデータが赤外線により無線受信される。
【0022】
また図1(a)の下側には相手と会った日時を名刺情報に付加して記録するためのタイムスタンプ釦107や表示画面101aにカレンダを表示するためのカレンダ釦108も備えられている。
【0023】
さらに図1(a)の左側には4つの入力キーを持つ十字キー109も備えられており、その十字キー109のいずれかのキーを操作して表示画面101aに表示されている名刺情報を他の名刺情報に変えることができる。図1(a)では表示画面101aに田中太郎の名刺が表示されているが、ここで十字キー109のいずれかが操作されると、他の人の名刺が表示画面101に表示される。この十字キー109が本発明にいう指定手段に当たる。
【0024】
この電子名刺100には相手が電子名刺を所持していない場合にも対応することができるように読取用のスキャナ撮像部110が備えられている。スキャン釦111はそのスキャナ撮像部110を動作させるためのものであり、このスキャン釦111を押しながら、紙名刺の端部から反対側の端部までスキャナ110を略平行に移動させると、紙名刺の情報を読み取ることができる。また十字キー109には内側にOK釦109aが備えられており、たとえば後述するスタイラスで表示画面101をなぞり終えたときなどに押され、このOK釦109aが押されると電子名刺100内部の信号処理部にスタイラスで表示画面101aのタッチセンサをなぞった軌跡が入力される。この表示画面101aのタッチセンサが本発明にいう入力手段に当たる。
【0025】
また後述するデジタルカメラを作動させるためのレリーズ釦112も備えられており、このレリーズ釦112が押されるとデジタルカメラで撮影が行なわれる。
【0026】
また、携帯電話機113aを接続するためのI/F部113も備えられており、このI/F部113に携帯電話機113aが接続されると、表示画面101に表示されている名刺の中の電話番号TELに基づいて自動ダイヤルされる。
【0027】
図1(b)にはこの電子名刺100の背面側が示されている。この電子名刺100の背面には、スタイラス114を収容するためのスタイラス収容部114aが設けられており、そのスタイラス収容部114aにスタイラス114が収容されている。なお、図1(b)にはスタイラス114がスタイラス収容部114aから取り出された状態が示されている。その取り出されたスタイラス114は表示画面101をなぞるためのものであり、このスライラス114でタッチセンサを備えた表示画面101をなぞると、そのスタイラスの軌跡が電子名刺100内の信号処理部に入力される。
【0028】
また図1(b)の左側にはデジタルカメラの撮影レンズ115aが備えられており、このデジタルカメラの撮影レンズ115aを相手の顔に向けて撮影を行なうこともできる。また、撮影レンズ115aの下方にはGPS釦116が備えられており、このGPS釦116が押されると、名刺の中の住所を表わす位置が示された地図が表示画面101に表示される。
【0029】
図2は電子名刺100内部の信号処理部の構成ブロック図である。
【0030】
この信号処理部120はDSPで構成されており、このDSPはCPU130で制御される。またCPU130には図示しないROMが接続されており、そのROMにはプログラムが格納されている。さらにCPU130にはワーキングエリアを形成するRAMも接続されており、CPUにより処理が行なわれるときにはその処理に必要なデータが一時このRAMに記憶される。
【0031】
図2には図1に示した送信釦105、受信釦106、十字キー109、スキャン釦111、レリーズ釦112、GPS釦116それぞれを一括して操作部121として示してある。
【0032】
まず、操作部121の中の送信釦105が押されると、送信釦105が押されたことがCPU130に通知され、CPU130では送信プロセスが起動される。この送信プロセスが起動されると、まず表示画面101aに表示されている自分の名刺情報が信号処理部120から通信部102に供給される。通信部102ではその供給されたデータに基づいて相手の電子名刺へ自分の名刺情報をあらわすデータが送信される。この通信部102には図1に示した送受信部102aが備えられており、この通信部には赤外線を発光する発光部とその発光部を無線送信するデータに基づいて変調する変調部と赤外線を受光する受光部とが備えられている。この変調部で自分の名刺情報をあらわすデータに応じて変調された赤外線が図1に示した送受信部102aを介して相手の電子名刺に向けて無線送信される。
【0033】
また操作部121の中の受信釦106が押されたら、受信釦106が押されたことがCPU130に通知され、CPU130では受信プロセスが起動される。この受信プロセスが起動されると、通信部102の受光部が受信可能な状態に遷移する。このときに名刺情報をあらわすデータに応じて変調された赤外線が受光部に送られてくると、受光部で相手の名刺情報をあらわすデータが受信され、この受信されたデータが通信部102で復調されてこの復調されたデータが順次信号処理部120へと供給される。この信号処理部120ではその送られてきた名刺情報をあらわすデータが表示可能なデータに変換され、この変換されたデータがメモリ122に記憶される。そのメモリ122に記憶されたデータが読み出されて表示部101に供給されて表示画面101aに表示される。
【0034】
このように相手の電子名刺の名刺情報を、自分の電子名刺で受信したら相手の名刺情報がメモリ122に記憶されて表示画面101aに表示される。本発明の電子名刺100では受信した名刺情報に加えて、デジタルカメラ114で相手の顔を撮影してその撮影した顔写真を名刺情報に加えることができる。名刺情報に顔写真を加える場合には相手の名刺情報を表示画面101aに表示させたままでレリーズ釦113を押せば良い。そうすると、デジタルカメラ115部で相手の顔写真が撮影され、その顔写真をあらわす画像データが取り込まれて信号処理部120に供給される。この画像データが信号処理部120で表示可能なデータに変換されてその変換されたデータが表示画面101aに表示されている名刺情報に対応付けられて付加され、メモリ(記憶手段)122に記憶される。このメモリ122に記憶された、顔写真が付加されたデータが読み出されて、顔写真付きの名刺が表示画面101aに表示される。
【0035】
また、相手が紙の名刺しか所持していない場合には、スキャナ撮像部110で紙名刺の名刺情報を読み取り、そのこの読み取った名刺情報をあらわすデータがメモリ122に記憶される。そのメモリ122から名刺情報をあらわすデータが読み出されると、表示画面101aに相手の名刺が表示される。
【0036】
図2に示すように紙名刺を読み取るためのスキャナ(読取部)110と、相手の顔を撮影するためのデジタルカメラ115とはスイッチ140により切り替えられる構成になっている。このスイッチ140は通常、デジタルカメラ115側に倒されており、スキャン釦112が押されたら、スキャナ撮像部110側に倒される。
【0037】
デジタルカメラ115には撮影レンズ115aと2次元に画素が配列されたCCD固体撮像素子115bとが備えられており、スキャナ撮像部110には撮影レンズ110aと1次元に画素が配列されたCCD固体撮像素子(以下、ラインセンサという)がそれぞれ備えられている。
【0038】
操作部121の中のレリーズ釦が押されるとCPU130により制御される図示しないタイミングジェネレータのタイミング信号に基づいて撮影レンズ115aで結像された被写体像をあらわす画像データがデジタルカメラ115側のCCD固体撮像素子115bから取り込まれて信号処理部120へ供給され、操作部121の中のスキャン釦が押されるとCPU130によりスイッチ140がスキャナ撮像部110側に切り替えられてスキャナ撮像部110側のラインセンサ110bから紙名刺をあらわす画像データが順次取り込まれて信号処理部120へ供給される。この信号処理部120は、変換部を備えており、その変換部で画像データが文字情報に変換される。この文字情報に変換されたデータが電子名刺の通信部102で受信して得られた名刺情報をあらわすデータと同じフォーマットでメモリ122に記憶される。このようにスキャナ部で読み取られたデータと通信部で無線受信された名刺情報をあらわすデータが同じフォーマットでメモリに記憶されると、多数の名刺情報の中から所望の名刺情報を検索する場合などに有効である。なお、この電子名刺100には強力な検索機能が備えられており、名刺情報の中の住所、会社名、五十音順などの並べ替えを行なうことができる。ROMに格納されたプログラムの中のソートを行なうためのプログラムの手順にしたがってRAMでそのデータを並び替えて表示画面に表示させる。このようにソート機能を働かせるときには表示画面にたとえば五十音順に並べられた氏名を同時に多数表示させても良いし、十字キー109をスクロール操作して表示させるようにしても良い。
【0039】
また相手の名刺情報に加えて相手と今度会う約束をした日時などがスタイラス114によりなぞられた軌跡が表示画面101aのタッチセンサ101bを介して信号処理部120に入力される。信号処理部120にはその入力された軌跡を文字情報に変換する変換部が備えられており、画像データと同様にその変換部で軌跡が文字情報に変換され、表示画面101aに表示されている名刺情報に対応付けられてメモリ122に記憶される。CPU130には時計とタイマが備えられており、スタイラス114で入力された軌跡が日時情報であった場合にはその日時情報に基づいてタイマが起動される。そしてその入力された日時になったら表示画面101aにスタイラスで入力された日時情報が付加された相手の名刺が表示され、さらに図示しないブザーから警告音が発せられる。
【0040】
このように紙名刺にペンで日時などを書き加えることができるように電子名刺100にもスタイラスにより簡単なメモを書き加ることができるので、使い勝手の良い電子名刺100になる。
【0041】
またCPU130の時計が備えられていることを利用して時刻に基づいて相手とあった日時を名刺情報に付け加えることもできるように操作部121の中には図1に示したようにタイムスタンプ釦107も設けられている。このタイムスタンプ釦107を押せば、その相手とあった日時を名刺情報に付加して、メモリ122に記憶することができる。このようにすると、たとえ名刺を交換した相手が多くなってきても、その多くの相手の名刺情報とともに会った日時がメモリに記憶されるので、多数の相手との面談履歴が管理される。
【0042】
また操作部121の中のカレンダ釦を操作するとカレンダも表示される。このカレンダを見てスタイラスにより予定を書き込めば、カレンダにその予定が書き込まれる。
【0043】
このようにCPU130が備える時計を有効に利用すると、本発明の電子名刺でスケジュールの管理を効率的に行なうことができる。
【0044】
さらに、電子名刺にはメモリカード103aの装填を行なうためのカードスロットがあり、このカードスロット103はバス160で信号処理部120とCPU130とに接続されている。したがってバス160を介してアドレスおよびデータの転送を行なうことができ、メモリカード103aに自在にアクセスすることができる。このカードスロット103に地図データが格納されたメモリカード103aが装填されて、操作部121の中のGPS釦が押されると、CPU130にGPS釦が押されたことが通知され、CPU130では地図表示プロセスが起動される。この地図表示プロセスではメモリカード103aに記録された地図データの読取が行なわれ、GPS釦が押されたときに表示されていた名刺の住所を示す位置がその地図上に示されて地図とともに表示される。このように伺う相手の名刺を表示させておいてGPS釦を押すことにより相手の住所を示す位置を地図とともに表示画面に表示させると、地図を確認しながら相手のオフィスまで短時間のうちに辿りつくことができる。たとえば、電子名刺とパーソナル用のGPS受信機を組み合わせて、自分の現在位置を地図に表示させる構成にしても良い。
【0045】
図3〜図6はそのプログラムの手順を示したフローチャートである。
【0046】
図3はスキャナ撮像部による紙名刺読取プロセスのフローチャートであり、図4はスタイラスによるペン入力プロセスのフローチャートであり、図5はデジタルカメラでの顔写真を撮影プロセスであり、図6はGPS釦の押下に応じて地図を表示する地図表示プロセスのフローチャートであり、図7は携帯電話機が接続されたときの自動ダイヤルプロセスのフローチャートである。
【0047】
図3の紙名刺読取プロセスを説明する。
【0048】
ステップ301では図1に示したスキャン釦が押されたかどうかが判定される。ここでスキャン釦が押されたらYesと判定されて次のステップ302へ移行する。ステップS302ではラインセンサが駆動され、ステップS303ではスキャン釦が押し続けられている間中紙名刺の名刺情報をあらわすデータが取り込まれる。
【0049】
ステップS304ではスキャン釦の押下が継続されているかどうかが判定される。ここでスキャン釦の押下が継続されていなかったらNoと判定されてステップS305へと移行する。押下が継続されていてYesと判定されたら、ステップへと戻されてステップS302〜ステップS304が繰り返される。
【0050】
ステップS304でNoと判定されたらステップS305で取り込まれたデータの信号処理が行なわれる。ここでの信号処理はフォーマット変換であり、電子名刺で受信されたデータとフォーマットをあわせた上でステップS306でメモリ122にラインセンサで取り込まれたデータが書き込まれる。そしてこのプロセスの処理が終了する。
【0051】
図4はスタイラスによるペン入力プロセスのフローチャートである。図4を参照してフローチャートを説明する。
【0052】
ステップS401ではタッチセンサ部にスタイラスによりペン入力があるかどうかが判定されており、入力がなければNoと判定され、ステップS401が繰り返される。ここでスタイラスによりペン入力があったら、Yesと判定されてステップS402へ移行してスタイラスで表示画面のタッチセンサがなぞれられていることがCPUで検知される。ここでOK釦が押されたらステップS403でYesと判定されてステップ404Sへと移行する。ステップS404ではスタイラスにより入力された軌跡が信号処理部の変換部で文字情報に変換される。ステップS405でその変換された文字情報がメモリに記憶される。ステップS406ではメモリに記憶された文字情報が読み出され、その文字情報が日時情報であるかどうかが判定される。
【0053】
ステップS406でYesと判定されたらステップS406へ移行し、ステップS407でタイマがセットされる。そしてタイマが作動して、その日時情報があらわす日時になったら、ステップS408でアラームが発せられる。このときには表示画面に日時が付加された相手の名刺が表示されるともにブザーから警告音が発音される。
【0054】
図5は顔写真読取プロセスのフローチャートである。
【0055】
図5に示すようにステップS501でレリーズ釦が押されたことが検出されると、ステップS502でCCD固体撮像素子115bが駆動される。ステップS503でレリーズ釦が押されたときの画像データがCCD固体撮像素子115bから取り込まれ、その取り込まれた画像データが信号処理部120に供給される。この信号処理部120には画像データを表示画面に表示可能にするための変換部も備えられており、ステップS504ではその変換部で相手の顔写真をあらわす画像データが表示可能な画像データに変換され、ステップS505で名刺情報とともにその画像データがメモリ122に記憶される。このときには顔写真をあらわすデータに対応する表示可能な画像データがメモリ122の所定の記憶領域に書き込まれる。
【0056】
以上が相手と名刺交換を行なったときに相手の名刺情報に対応づけて情報を電子名刺内のメモリに書き込む場合のアプリケーションである。
【0057】
以降の説明においてはこの取得されたデータに基づいてこの電子名刺でどのようなアプリケーションが機能するかを説明する。
【0058】
前述した紙名刺読取プロセス、ペン入力プロセス、顔写真読取プロセスといったアプリケーションが機能して取得されたデータはメモリ122に記憶されている訳であるから、このメモリ122に記憶された多数の名刺情報をあらわすデータを利用して図6と図7の処理が行なわれる。なお表示画面101aにはメモリ122から読み出されたデータに基づいた名刺情報が常に表示されており十字キー109を操作することによりメモリ122に記憶された名刺情報が表示画面に順次表示される。いずれかの名刺情報が表示画面に表示されたら図6と図7のフローチャートの処理が行なわれる。図6は地図表示プロセスのフローチャートである。
【0059】
まず、図6を参照して地図表示プロセスを説明する。
【0060】
カードスロット103はCPU130および信号処理部120にバスで接続されており、ステップS601でGPS釦が押されたと判定されたらこのカードスロットに装填されたカードメモリへのアクセスが開始される。ステップS602ではカードメモリが装填されているかどうかが判定され、カードメモリが装填されていなかったらNoと判定されてステップS602が繰り返される。カードが装填されたら、あるいはカードが装填されていたらステップS602でYesと判定されて、次のステップS603へと移行する。このステップS603でメモリカードへのアクセスが開始されて、まず地図データの中の多数の属性データが取得され、前述したRAMに一旦記憶される。この属性データは住所、名称、緯度、経度といったデータからなり、この属性データが多数、RAMに読み込まれたら、その多数の属性データに基づいて住所の検索などが行なわれる。ステップS604では検索を行ないたい名刺を表示画面に表示させ、その表示されたデータに基づいて住所一致の検索が行なわれている。ステップS605で表示画面に表示されている住所と一致する住所が属性データの中から検索されたら、ステップS606で属性データの中からその住所に対応する緯度、経度データがその取得される。ステップS607ではその緯度、経度に対応する地図をあらわすデータがメモリカードから読み出され、その読み出された地図をあらわすデータが信号処理部で表示可能な画像データに変換されて表示画面に表示される。その緯度、経度に対応する地図が多数ある場合には、十字キーを操作することによりその緯度、経度に対応する別の地図が表示される。
【0061】
そしてステップS608でその地図データ上に相手の名刺情報の中にある住所が示す位置がCPU130からの指示に基づいてポインタで表示される。そうすると、地図のどの位置に相手のオフィスが在るかが一目で分かる。
【0062】
また、図7は自動ダイヤルの処理プロセスのフローチャートである。
【0063】
この電子名刺では表示されている名刺情報の相手に電話をかけたいときに携帯電話を接続して自動ダイヤルを行なうことができる。
【0064】
図7に示すようにステップS701で携帯電話が接続されたかどうかが判定される。十字キーを操作して電話したい相手を選択したら、OK釦が押され、その表示されている名刺の中にある電話番号に基づいて自動ダイヤル処理が行なわれる。まずステップS704でオンフック処理が行なわれて、通話状態に変更され、ステップS705でダイヤルの送出が順次行なわれる。そうすると、携帯電話を接続しただけで相手先に自動ダイヤルすることができる。
【0065】
以上説明したように、相手が紙の名刺しか所持していなくてもスキャナ撮像部で紙名刺の名刺情報を読み取ることができ、通信部で受信した相手の名刺情報とともにメモリに記憶することができる。また相手の顔を名刺情報に加えて相手の顔と名刺とを照らし合わせたい場合にはデジタルカメラで相手の顔を撮影して名刺情報とともにメモリに記憶することができる。
【0066】
また、スタイラスをペンの代わりに使ってメモを入力することができるので、紙名刺にペンでメモを書き込むように電子名刺を使用することができる。さらに日時が入力されるとアラームが発せられるので、大事なお客様との約束があるときにはその約束を忘れるといったことがなくなる。
【0067】
また、携帯電話機を接続するだけで、ダイヤルをしなくて済むので番号の掛け間違えなどがなくなる。
【0068】
そのほかにカレンダによるスケージュール管理機能やソート機能などを実現するアプリケーションが装備されているので、今までに比べて一層使い勝手の良い電子名刺になる。
【0069】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、アプリケーションが多数搭載された電子名刺を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である電子名刺の外観図である。
【図2】図1の電子名刺内に配備される信号処理部の構成ブロック図である。
【図3】紙名刺読取プロセスのフローチャートである。
【図4】ペン入力プロセスのフローチャートである。
【図5】顔写真読取プロセスのフローチャートである。
【図6】地図表示プロセスのフローチャートである。
【図7】自動ダイヤルプロセスのフローチャートである。
【符号の説明】
100 電子名刺
101 表示装置
101a 表示画面
102 通信部
102a 送受信部
103 カードスロット
104 USBポート
105 送信釦
106 受信釦
107 タイムスタンプ釦
108 カレンダ釦
109 十字キー
110 スキャナ(読取部)
111 スキャン釦
112 レリーズ釦
113 I/F
114 スタイラス
114 スタイラス収容部
115 GPS釦
120 信号処理部
121 操作部
122 メモリ(記憶部)
130 CPU
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信で名刺情報のやりとりを行なう電子名刺に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、紙の名刺に代わるものとして電子名刺と呼ばれるものが開発されている。この電子名刺は赤外線などを使った無線通信を行なうことができる通信装置を備えており、その通信装置で相手方の名刺情報を無線受信する、あるいは相手方に自分の名刺情報を無線送信するといった無線通信を行なって名刺情報のやり取りが行なわれる。電子名刺では表示画面に自分の名刺が表示されるか、あるいはその無線受信で得られた相手方の名刺情報に基づいて相手の名刺が表示画面に表示される(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−229351号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、電子名刺は開発されたばかりでまだ普及しておらず、名刺を交換する相手がこの電子名刺を所持していない場合もある。このような場合には電子名刺の機能が発揮されない。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑み、使い勝手の良いアプリケーションを多数備えた電子名刺を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の電子名刺は、自分の名刺情報の無線送信と相手の名刺情報の無線受信とを担う通信手段と、
名刺を読み取って名刺情報を取得する読取手段と、
名刺情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された名刺情報中の所望の名刺情報を操作に応じて指定する指定手段と、
前記指定手段で指定された名刺情報に基づいて表示画面上に名刺を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
上記発明の電子名刺によれば、相手が紙の名刺であっても上記読取手段で名刺情報を読み取ることにより、電子名刺の中に相手の名刺情報を取り込むことができる。
【0008】
さらに、上記表示画面上をスライラスでなぞったときの軌跡を入力する入力手段と、その入力手段で入力された軌跡を文字情報に変換する変換手段とを備え、上記記憶手段は、その変換手段で得られた文字情報を名刺情報に対応づけて記憶するものであることが好ましい。
【0009】
このように上記表示画面を上記スタイラスでなぞったときの軌跡が入力され、入力された軌跡が上記変換手段により文字情報に変換されると、簡単なメモをそのスタイラスで入力することができる。
【0010】
さらに、上記スタイラスで上記表示画面をなぞったときの軌跡が入力され、上記変換手段で作られた文字情報が日時をあらわす文字情報であったときに該文字情報があらわす日時にアラームを発するアラーム手段を備えると、名刺を交換した相手と今度会う予定の日時を、上記スタイラスをペンの様に使って入力してその入力した日時になったら上記アラーム手段によりアラームを発して約束の日時を、この電子名刺の持ち主に知らせることができ、持ち主のスケジュールが管理される。
【0011】
また、撮影を行なって画像情報を得るデジタルカメラを備え、
上記記憶手段は前記デジタルカメラによる撮影で得られる画像情報を名刺情報に対応づけて記憶するものであることが好ましい。
【0012】
このようにデジタルカメラによる撮影で得られた画像情報を名刺情報に対応付けて記憶すると、名刺情報とともにその名刺の持ち主である相手の顔を即時に思い出すことができる。
【0013】
さらにこの電子名刺は、記憶メディアが装填され、装填された記憶メディアをアクセスする装填部を備え、
その装填部に装填された記憶メディアから地図情報がアクセスされた場合に、上記表示手段が、その表示画面上に名刺情報中の住所を表わす位置を示した地図を表示するものであることが好ましい。
【0014】
このように相手の住所を表わす位置を示した地図が表示されると、相手を訪ねるときに名刺の住所を表わす位置が地図上に表示されるので、名刺の相手のオフィスの場所を時間をかけずに見つけ出すことができる。
【0015】
また無線電話機と、名刺情報中の電話番号に自動ダイヤルする自動ダイヤル手段と備えたことが好ましい。
【0016】
このように自動ダイヤル手段を備えると、携帯電話機を繋ぐだけでダイヤルせずに名刺の相手に電話をかけることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0018】
図1は本発明の実施形態を示す電子名刺の外観図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は背面図である。
【0019】
図1(a)に示すように、この電子名刺100には表示装置が備えられており、その表示装置の表示画面101aに自分あるいは相手の名刺が表示される。この表示画面はタッチセンサになっており、後述するスタイラスにより表示画面をなぞると、そのタッチセンサが機能してなぞった軌跡が後述する信号処理部に入力される。
【0020】
また、相手の名刺情報を無線受信するあるいは自分の名刺情報を無線送信するための送受信部102aが図1(a)の右下側にあり、図1(a)の右側には他に記録メディア103aが装填されるカードスロット(装填部)103の挿入口103やUSB規格に準拠したパソコン104aの接続用ポート104が設けられている。
【0021】
また図1(a)の上側には上記送受信部102aから自分の名刺情報を相手に無線送信するための送信釦105と、相手の名刺情報を送受信部102aで受信するための受信釦106が設けられている。この送信釦105が押されると送受信部102aから名刺情報をあらわすデータが赤外線により無線送信され、受信釦106が押されると相手方の名刺情報をあらわすデータが赤外線により無線受信される。
【0022】
また図1(a)の下側には相手と会った日時を名刺情報に付加して記録するためのタイムスタンプ釦107や表示画面101aにカレンダを表示するためのカレンダ釦108も備えられている。
【0023】
さらに図1(a)の左側には4つの入力キーを持つ十字キー109も備えられており、その十字キー109のいずれかのキーを操作して表示画面101aに表示されている名刺情報を他の名刺情報に変えることができる。図1(a)では表示画面101aに田中太郎の名刺が表示されているが、ここで十字キー109のいずれかが操作されると、他の人の名刺が表示画面101に表示される。この十字キー109が本発明にいう指定手段に当たる。
【0024】
この電子名刺100には相手が電子名刺を所持していない場合にも対応することができるように読取用のスキャナ撮像部110が備えられている。スキャン釦111はそのスキャナ撮像部110を動作させるためのものであり、このスキャン釦111を押しながら、紙名刺の端部から反対側の端部までスキャナ110を略平行に移動させると、紙名刺の情報を読み取ることができる。また十字キー109には内側にOK釦109aが備えられており、たとえば後述するスタイラスで表示画面101をなぞり終えたときなどに押され、このOK釦109aが押されると電子名刺100内部の信号処理部にスタイラスで表示画面101aのタッチセンサをなぞった軌跡が入力される。この表示画面101aのタッチセンサが本発明にいう入力手段に当たる。
【0025】
また後述するデジタルカメラを作動させるためのレリーズ釦112も備えられており、このレリーズ釦112が押されるとデジタルカメラで撮影が行なわれる。
【0026】
また、携帯電話機113aを接続するためのI/F部113も備えられており、このI/F部113に携帯電話機113aが接続されると、表示画面101に表示されている名刺の中の電話番号TELに基づいて自動ダイヤルされる。
【0027】
図1(b)にはこの電子名刺100の背面側が示されている。この電子名刺100の背面には、スタイラス114を収容するためのスタイラス収容部114aが設けられており、そのスタイラス収容部114aにスタイラス114が収容されている。なお、図1(b)にはスタイラス114がスタイラス収容部114aから取り出された状態が示されている。その取り出されたスタイラス114は表示画面101をなぞるためのものであり、このスライラス114でタッチセンサを備えた表示画面101をなぞると、そのスタイラスの軌跡が電子名刺100内の信号処理部に入力される。
【0028】
また図1(b)の左側にはデジタルカメラの撮影レンズ115aが備えられており、このデジタルカメラの撮影レンズ115aを相手の顔に向けて撮影を行なうこともできる。また、撮影レンズ115aの下方にはGPS釦116が備えられており、このGPS釦116が押されると、名刺の中の住所を表わす位置が示された地図が表示画面101に表示される。
【0029】
図2は電子名刺100内部の信号処理部の構成ブロック図である。
【0030】
この信号処理部120はDSPで構成されており、このDSPはCPU130で制御される。またCPU130には図示しないROMが接続されており、そのROMにはプログラムが格納されている。さらにCPU130にはワーキングエリアを形成するRAMも接続されており、CPUにより処理が行なわれるときにはその処理に必要なデータが一時このRAMに記憶される。
【0031】
図2には図1に示した送信釦105、受信釦106、十字キー109、スキャン釦111、レリーズ釦112、GPS釦116それぞれを一括して操作部121として示してある。
【0032】
まず、操作部121の中の送信釦105が押されると、送信釦105が押されたことがCPU130に通知され、CPU130では送信プロセスが起動される。この送信プロセスが起動されると、まず表示画面101aに表示されている自分の名刺情報が信号処理部120から通信部102に供給される。通信部102ではその供給されたデータに基づいて相手の電子名刺へ自分の名刺情報をあらわすデータが送信される。この通信部102には図1に示した送受信部102aが備えられており、この通信部には赤外線を発光する発光部とその発光部を無線送信するデータに基づいて変調する変調部と赤外線を受光する受光部とが備えられている。この変調部で自分の名刺情報をあらわすデータに応じて変調された赤外線が図1に示した送受信部102aを介して相手の電子名刺に向けて無線送信される。
【0033】
また操作部121の中の受信釦106が押されたら、受信釦106が押されたことがCPU130に通知され、CPU130では受信プロセスが起動される。この受信プロセスが起動されると、通信部102の受光部が受信可能な状態に遷移する。このときに名刺情報をあらわすデータに応じて変調された赤外線が受光部に送られてくると、受光部で相手の名刺情報をあらわすデータが受信され、この受信されたデータが通信部102で復調されてこの復調されたデータが順次信号処理部120へと供給される。この信号処理部120ではその送られてきた名刺情報をあらわすデータが表示可能なデータに変換され、この変換されたデータがメモリ122に記憶される。そのメモリ122に記憶されたデータが読み出されて表示部101に供給されて表示画面101aに表示される。
【0034】
このように相手の電子名刺の名刺情報を、自分の電子名刺で受信したら相手の名刺情報がメモリ122に記憶されて表示画面101aに表示される。本発明の電子名刺100では受信した名刺情報に加えて、デジタルカメラ114で相手の顔を撮影してその撮影した顔写真を名刺情報に加えることができる。名刺情報に顔写真を加える場合には相手の名刺情報を表示画面101aに表示させたままでレリーズ釦113を押せば良い。そうすると、デジタルカメラ115部で相手の顔写真が撮影され、その顔写真をあらわす画像データが取り込まれて信号処理部120に供給される。この画像データが信号処理部120で表示可能なデータに変換されてその変換されたデータが表示画面101aに表示されている名刺情報に対応付けられて付加され、メモリ(記憶手段)122に記憶される。このメモリ122に記憶された、顔写真が付加されたデータが読み出されて、顔写真付きの名刺が表示画面101aに表示される。
【0035】
また、相手が紙の名刺しか所持していない場合には、スキャナ撮像部110で紙名刺の名刺情報を読み取り、そのこの読み取った名刺情報をあらわすデータがメモリ122に記憶される。そのメモリ122から名刺情報をあらわすデータが読み出されると、表示画面101aに相手の名刺が表示される。
【0036】
図2に示すように紙名刺を読み取るためのスキャナ(読取部)110と、相手の顔を撮影するためのデジタルカメラ115とはスイッチ140により切り替えられる構成になっている。このスイッチ140は通常、デジタルカメラ115側に倒されており、スキャン釦112が押されたら、スキャナ撮像部110側に倒される。
【0037】
デジタルカメラ115には撮影レンズ115aと2次元に画素が配列されたCCD固体撮像素子115bとが備えられており、スキャナ撮像部110には撮影レンズ110aと1次元に画素が配列されたCCD固体撮像素子(以下、ラインセンサという)がそれぞれ備えられている。
【0038】
操作部121の中のレリーズ釦が押されるとCPU130により制御される図示しないタイミングジェネレータのタイミング信号に基づいて撮影レンズ115aで結像された被写体像をあらわす画像データがデジタルカメラ115側のCCD固体撮像素子115bから取り込まれて信号処理部120へ供給され、操作部121の中のスキャン釦が押されるとCPU130によりスイッチ140がスキャナ撮像部110側に切り替えられてスキャナ撮像部110側のラインセンサ110bから紙名刺をあらわす画像データが順次取り込まれて信号処理部120へ供給される。この信号処理部120は、変換部を備えており、その変換部で画像データが文字情報に変換される。この文字情報に変換されたデータが電子名刺の通信部102で受信して得られた名刺情報をあらわすデータと同じフォーマットでメモリ122に記憶される。このようにスキャナ部で読み取られたデータと通信部で無線受信された名刺情報をあらわすデータが同じフォーマットでメモリに記憶されると、多数の名刺情報の中から所望の名刺情報を検索する場合などに有効である。なお、この電子名刺100には強力な検索機能が備えられており、名刺情報の中の住所、会社名、五十音順などの並べ替えを行なうことができる。ROMに格納されたプログラムの中のソートを行なうためのプログラムの手順にしたがってRAMでそのデータを並び替えて表示画面に表示させる。このようにソート機能を働かせるときには表示画面にたとえば五十音順に並べられた氏名を同時に多数表示させても良いし、十字キー109をスクロール操作して表示させるようにしても良い。
【0039】
また相手の名刺情報に加えて相手と今度会う約束をした日時などがスタイラス114によりなぞられた軌跡が表示画面101aのタッチセンサ101bを介して信号処理部120に入力される。信号処理部120にはその入力された軌跡を文字情報に変換する変換部が備えられており、画像データと同様にその変換部で軌跡が文字情報に変換され、表示画面101aに表示されている名刺情報に対応付けられてメモリ122に記憶される。CPU130には時計とタイマが備えられており、スタイラス114で入力された軌跡が日時情報であった場合にはその日時情報に基づいてタイマが起動される。そしてその入力された日時になったら表示画面101aにスタイラスで入力された日時情報が付加された相手の名刺が表示され、さらに図示しないブザーから警告音が発せられる。
【0040】
このように紙名刺にペンで日時などを書き加えることができるように電子名刺100にもスタイラスにより簡単なメモを書き加ることができるので、使い勝手の良い電子名刺100になる。
【0041】
またCPU130の時計が備えられていることを利用して時刻に基づいて相手とあった日時を名刺情報に付け加えることもできるように操作部121の中には図1に示したようにタイムスタンプ釦107も設けられている。このタイムスタンプ釦107を押せば、その相手とあった日時を名刺情報に付加して、メモリ122に記憶することができる。このようにすると、たとえ名刺を交換した相手が多くなってきても、その多くの相手の名刺情報とともに会った日時がメモリに記憶されるので、多数の相手との面談履歴が管理される。
【0042】
また操作部121の中のカレンダ釦を操作するとカレンダも表示される。このカレンダを見てスタイラスにより予定を書き込めば、カレンダにその予定が書き込まれる。
【0043】
このようにCPU130が備える時計を有効に利用すると、本発明の電子名刺でスケジュールの管理を効率的に行なうことができる。
【0044】
さらに、電子名刺にはメモリカード103aの装填を行なうためのカードスロットがあり、このカードスロット103はバス160で信号処理部120とCPU130とに接続されている。したがってバス160を介してアドレスおよびデータの転送を行なうことができ、メモリカード103aに自在にアクセスすることができる。このカードスロット103に地図データが格納されたメモリカード103aが装填されて、操作部121の中のGPS釦が押されると、CPU130にGPS釦が押されたことが通知され、CPU130では地図表示プロセスが起動される。この地図表示プロセスではメモリカード103aに記録された地図データの読取が行なわれ、GPS釦が押されたときに表示されていた名刺の住所を示す位置がその地図上に示されて地図とともに表示される。このように伺う相手の名刺を表示させておいてGPS釦を押すことにより相手の住所を示す位置を地図とともに表示画面に表示させると、地図を確認しながら相手のオフィスまで短時間のうちに辿りつくことができる。たとえば、電子名刺とパーソナル用のGPS受信機を組み合わせて、自分の現在位置を地図に表示させる構成にしても良い。
【0045】
図3〜図6はそのプログラムの手順を示したフローチャートである。
【0046】
図3はスキャナ撮像部による紙名刺読取プロセスのフローチャートであり、図4はスタイラスによるペン入力プロセスのフローチャートであり、図5はデジタルカメラでの顔写真を撮影プロセスであり、図6はGPS釦の押下に応じて地図を表示する地図表示プロセスのフローチャートであり、図7は携帯電話機が接続されたときの自動ダイヤルプロセスのフローチャートである。
【0047】
図3の紙名刺読取プロセスを説明する。
【0048】
ステップ301では図1に示したスキャン釦が押されたかどうかが判定される。ここでスキャン釦が押されたらYesと判定されて次のステップ302へ移行する。ステップS302ではラインセンサが駆動され、ステップS303ではスキャン釦が押し続けられている間中紙名刺の名刺情報をあらわすデータが取り込まれる。
【0049】
ステップS304ではスキャン釦の押下が継続されているかどうかが判定される。ここでスキャン釦の押下が継続されていなかったらNoと判定されてステップS305へと移行する。押下が継続されていてYesと判定されたら、ステップへと戻されてステップS302〜ステップS304が繰り返される。
【0050】
ステップS304でNoと判定されたらステップS305で取り込まれたデータの信号処理が行なわれる。ここでの信号処理はフォーマット変換であり、電子名刺で受信されたデータとフォーマットをあわせた上でステップS306でメモリ122にラインセンサで取り込まれたデータが書き込まれる。そしてこのプロセスの処理が終了する。
【0051】
図4はスタイラスによるペン入力プロセスのフローチャートである。図4を参照してフローチャートを説明する。
【0052】
ステップS401ではタッチセンサ部にスタイラスによりペン入力があるかどうかが判定されており、入力がなければNoと判定され、ステップS401が繰り返される。ここでスタイラスによりペン入力があったら、Yesと判定されてステップS402へ移行してスタイラスで表示画面のタッチセンサがなぞれられていることがCPUで検知される。ここでOK釦が押されたらステップS403でYesと判定されてステップ404Sへと移行する。ステップS404ではスタイラスにより入力された軌跡が信号処理部の変換部で文字情報に変換される。ステップS405でその変換された文字情報がメモリに記憶される。ステップS406ではメモリに記憶された文字情報が読み出され、その文字情報が日時情報であるかどうかが判定される。
【0053】
ステップS406でYesと判定されたらステップS406へ移行し、ステップS407でタイマがセットされる。そしてタイマが作動して、その日時情報があらわす日時になったら、ステップS408でアラームが発せられる。このときには表示画面に日時が付加された相手の名刺が表示されるともにブザーから警告音が発音される。
【0054】
図5は顔写真読取プロセスのフローチャートである。
【0055】
図5に示すようにステップS501でレリーズ釦が押されたことが検出されると、ステップS502でCCD固体撮像素子115bが駆動される。ステップS503でレリーズ釦が押されたときの画像データがCCD固体撮像素子115bから取り込まれ、その取り込まれた画像データが信号処理部120に供給される。この信号処理部120には画像データを表示画面に表示可能にするための変換部も備えられており、ステップS504ではその変換部で相手の顔写真をあらわす画像データが表示可能な画像データに変換され、ステップS505で名刺情報とともにその画像データがメモリ122に記憶される。このときには顔写真をあらわすデータに対応する表示可能な画像データがメモリ122の所定の記憶領域に書き込まれる。
【0056】
以上が相手と名刺交換を行なったときに相手の名刺情報に対応づけて情報を電子名刺内のメモリに書き込む場合のアプリケーションである。
【0057】
以降の説明においてはこの取得されたデータに基づいてこの電子名刺でどのようなアプリケーションが機能するかを説明する。
【0058】
前述した紙名刺読取プロセス、ペン入力プロセス、顔写真読取プロセスといったアプリケーションが機能して取得されたデータはメモリ122に記憶されている訳であるから、このメモリ122に記憶された多数の名刺情報をあらわすデータを利用して図6と図7の処理が行なわれる。なお表示画面101aにはメモリ122から読み出されたデータに基づいた名刺情報が常に表示されており十字キー109を操作することによりメモリ122に記憶された名刺情報が表示画面に順次表示される。いずれかの名刺情報が表示画面に表示されたら図6と図7のフローチャートの処理が行なわれる。図6は地図表示プロセスのフローチャートである。
【0059】
まず、図6を参照して地図表示プロセスを説明する。
【0060】
カードスロット103はCPU130および信号処理部120にバスで接続されており、ステップS601でGPS釦が押されたと判定されたらこのカードスロットに装填されたカードメモリへのアクセスが開始される。ステップS602ではカードメモリが装填されているかどうかが判定され、カードメモリが装填されていなかったらNoと判定されてステップS602が繰り返される。カードが装填されたら、あるいはカードが装填されていたらステップS602でYesと判定されて、次のステップS603へと移行する。このステップS603でメモリカードへのアクセスが開始されて、まず地図データの中の多数の属性データが取得され、前述したRAMに一旦記憶される。この属性データは住所、名称、緯度、経度といったデータからなり、この属性データが多数、RAMに読み込まれたら、その多数の属性データに基づいて住所の検索などが行なわれる。ステップS604では検索を行ないたい名刺を表示画面に表示させ、その表示されたデータに基づいて住所一致の検索が行なわれている。ステップS605で表示画面に表示されている住所と一致する住所が属性データの中から検索されたら、ステップS606で属性データの中からその住所に対応する緯度、経度データがその取得される。ステップS607ではその緯度、経度に対応する地図をあらわすデータがメモリカードから読み出され、その読み出された地図をあらわすデータが信号処理部で表示可能な画像データに変換されて表示画面に表示される。その緯度、経度に対応する地図が多数ある場合には、十字キーを操作することによりその緯度、経度に対応する別の地図が表示される。
【0061】
そしてステップS608でその地図データ上に相手の名刺情報の中にある住所が示す位置がCPU130からの指示に基づいてポインタで表示される。そうすると、地図のどの位置に相手のオフィスが在るかが一目で分かる。
【0062】
また、図7は自動ダイヤルの処理プロセスのフローチャートである。
【0063】
この電子名刺では表示されている名刺情報の相手に電話をかけたいときに携帯電話を接続して自動ダイヤルを行なうことができる。
【0064】
図7に示すようにステップS701で携帯電話が接続されたかどうかが判定される。十字キーを操作して電話したい相手を選択したら、OK釦が押され、その表示されている名刺の中にある電話番号に基づいて自動ダイヤル処理が行なわれる。まずステップS704でオンフック処理が行なわれて、通話状態に変更され、ステップS705でダイヤルの送出が順次行なわれる。そうすると、携帯電話を接続しただけで相手先に自動ダイヤルすることができる。
【0065】
以上説明したように、相手が紙の名刺しか所持していなくてもスキャナ撮像部で紙名刺の名刺情報を読み取ることができ、通信部で受信した相手の名刺情報とともにメモリに記憶することができる。また相手の顔を名刺情報に加えて相手の顔と名刺とを照らし合わせたい場合にはデジタルカメラで相手の顔を撮影して名刺情報とともにメモリに記憶することができる。
【0066】
また、スタイラスをペンの代わりに使ってメモを入力することができるので、紙名刺にペンでメモを書き込むように電子名刺を使用することができる。さらに日時が入力されるとアラームが発せられるので、大事なお客様との約束があるときにはその約束を忘れるといったことがなくなる。
【0067】
また、携帯電話機を接続するだけで、ダイヤルをしなくて済むので番号の掛け間違えなどがなくなる。
【0068】
そのほかにカレンダによるスケージュール管理機能やソート機能などを実現するアプリケーションが装備されているので、今までに比べて一層使い勝手の良い電子名刺になる。
【0069】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、アプリケーションが多数搭載された電子名刺を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である電子名刺の外観図である。
【図2】図1の電子名刺内に配備される信号処理部の構成ブロック図である。
【図3】紙名刺読取プロセスのフローチャートである。
【図4】ペン入力プロセスのフローチャートである。
【図5】顔写真読取プロセスのフローチャートである。
【図6】地図表示プロセスのフローチャートである。
【図7】自動ダイヤルプロセスのフローチャートである。
【符号の説明】
100 電子名刺
101 表示装置
101a 表示画面
102 通信部
102a 送受信部
103 カードスロット
104 USBポート
105 送信釦
106 受信釦
107 タイムスタンプ釦
108 カレンダ釦
109 十字キー
110 スキャナ(読取部)
111 スキャン釦
112 レリーズ釦
113 I/F
114 スタイラス
114 スタイラス収容部
115 GPS釦
120 信号処理部
121 操作部
122 メモリ(記憶部)
130 CPU
Claims (6)
- 自分の名刺情報の無線送信と相手の名刺情報の無線受信とを担う通信手段と、
名刺を読み取って名刺情報を取得する読取手段と、
名刺情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された名刺情報中の所望の名刺情報を操作に応じて指定する指定手段と、
前記指定手段で指定された名刺情報に基づいて、表示画面上に名刺を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする電子名刺。 - 前記表示画面上をスライラスでなぞったときの軌跡を入力する入力手段と、
前記入力手段で入力された軌跡を文字情報に変換する変換手段とを備え、
前記記憶手段は、前記変換手段で得られた文字情報を名刺情報に対応づけて記憶するものであることを特徴とする請求項1記載の電子名刺。 - 前記変換手段で得られた文字情報が日時をあらわす文字情報であったときに該文字情報があらわす日時にアラームを発するアラーム手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の電子名刺。
- 撮影を行なって画像情報を得るデジタルカメラを備え、
前記記憶手段は、前記デジタルカメラによる撮影で得られる画像情報を名刺情報に対応づけて記憶するものであることを特徴とする請求項1記載の電子名刺。 - 記憶メディアが装填され、装填された記憶メディアをアクセスする装填部を備え、
前記装填部に装填された記憶メディアから地図情報がアクセスされる場合に、前記表示手段は、前記表示画面上に、名刺情報中の住所を表わす位置を示した地図を表示するものであることを特徴とする請求項1記載の電子名刺。 - 無線電話機と、名刺情報中の電話番号に自動ダイヤルする自動ダイヤル手段とを備えたことを特徴とする電子名刺。
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2002
- 2002-08-19 JP JP2002237738A patent/JP2004078546A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014509017A (ja) * | 2011-02-23 | 2014-04-10 | グーグル インコーポレイテッド | マップ作成 |
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