JP2004078043A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の起動時において、前回電源遮断時の状態で立ち上げ、ユーザの再設定の煩雑さを解消する。
【解決手段】I/O制御部101に不揮発性メモリ106を有し、画像形成装置の電源オフ時にレジスタ群の値を不揮発性メモリ106にコピーする手段を持つことで上記課題を解決する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性メモリを用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像形成装置においての環境保護の観点から省電力化が強く要求されている。従来より電子写真プロセスを用いる画像形成装置においては定着部の消費電力が支配的であり待機時はこの定着部を動作時よりも低い温度で制御したり、給電を遮断したりすることによって省電力化を実現する方式が広く採用されている。
【0003】
最近では更に進んで定着部のみならず、システムの全て、もしくはほとんど全ての電源を遮断する方式も採用されてきている。この場合は待機時の消費電力を数W以下とすることが可能となり、省電力化の効果が非常に大きい画像形成装置が提供可能となる。
【0004】
一方、利便性の面から考えると待機状態からの復帰時間が非常に重要となる。つまり、使用したいときに画像形成装置が復帰中の為すぐに使えない場合は利便性が著しく低減してしまうことになる。
【0005】
待機状態の省電力化が主に定着部の制御で行われている場合はヒータの効率化、定着ローラの薄肉化、その他メカトロ品を中心とする復帰時間の短縮化への取り組みが行われてきた。その結果、定着部の復帰時間は数分台から数秒台まで改善されてきた。
【0006】
一般的に、CPUを中心とする制御部の初期化には数秒を要する場合が多い。システムの全て、もしくはほとんど全ての電源を遮断する方式の場合、定着部の復帰時間が数分台、数十秒台の場合は待機状態からの復帰時間全体に対してこの初期化に要する数秒間の寄与率は低いため、深く考慮する必要はなかった。
しかしながら、定着部の復帰時間が数秒台となった最近の画像形成装置では、この初期化に要する数秒間によってシステムの復帰時間が大きく左右されることになる。
【0007】
下記にこの様子について説明する。
図6は従来の画像形成装置の構成図の一例としてデジタル複写機を例に取ったものである。読み取り制御部604によって読み取られた原稿602の画像データはメイン制御部606の画像処理部(図示せず)によって画像処理が行われた後、書き込み制御部607に送られる。書き込み制御部607では画像処理部より送られてきた画像データに基づいて、レーザダイオード(図示せず)の点灯制御を行い、電子写真プロセス610に静電潜像を形成する。
【0008】
一方、給紙部(図示せず)より搬送されてきた転写紙は既知の電子写真プロセス610によってトナーが転写され、定着ヒータ611によって熱せられた定着部(図示せず)によってトナーが転写紙に定着され、コピー603が形成される。この定着ヒータ611はメイン制御部606、I/O制御部608、定着制御部609によって定着部が動作時は常に所望の温度になるよう制御される。
【0009】
また、待機時はシステムの消費電力を低減するため、動作時よりも低い温度で制御したり、給電を遮断する。更に、待機時にシステムの全て、もしくはほとんど全ての電源を遮断する方式の場合は定着ヒータのみならず、メイン制御部606、I/O制御部608、定着制御部609等への給電も遮断される。
【0010】
図7は従来の画像形成装置のメイン制御部、I/O制御部の構成図の一例を示したものである。
電源投入後、リセットIC707より発生するリセット信号の解除に伴い、CPU702はROM703に格納された制御プログラムに従い一連の動作を開始する。RAM704は制御プログラムの作業用エリアとして使用される。また、不揮発性メモリ705は画像形成装置の調整データ、使用履歴等が保存され、保守活動に活用される。
【0011】
CPU702は一般的に汎用的な仕様となっているため、制御プログラムは動作開始後まずCPU702内部の初期化を行う。またRAM704は電源投入直後は内容が不定となっている場合が多いのでCPU初期化後、ALL“0”またはALL“1”ライトによるRAM704の初期化を行う。更に、CPU周辺ASIC706、周辺制御ASIC711についても汎用的な仕様とする場合が多いのでRAM周辺704初期化後、CPU周辺ASIC706、周辺制御ASIC711の初期化を行う。
【0012】
周辺制御ASIC711について更に詳しく述べる。
周辺制御ASIC711はCPU702、ROM703等と異なる基板上に搭載されるため、バス負荷低減等を目的としてCPU周辺ASIC706によりCPUバスと分離された専用制御バス上に接続される。このASICには主に、ADF712、BANK713、センサ類714、CL&SOL715、定着制御部716等の入出力系のI/Fが接続されている。ASIC内の汎用的な機能をこれらのI/Fに対応させるため、入力は入力設定、出力は出力設定、シリアル通信はシリアル通信設定を行う必要がある。
【0013】
図8に示す周辺制御ASICの構成図の一例を用いて更に詳しく述べる。
周辺制御ASIC711は、PIO、UART、タイマ等の各機能を実現する機能ブロック803、機能ブロック803への各種設定、動作制御等を設定するレジスタブロック802、アドレスバス、データバス等の制御バスと接続され、内部でのアドレスデコード、レジスタブロックへのアクセス制御を行うCPU I/F801等から構成される。
【0014】
PIOを例に取り、以下の説明を行う。
リセット時およびリセット解除後に期待しない出力により負荷への制御信号がアクティブにならないよう、通常PIOはレジスタブロック802により、全端子が入力にポートに設定され、入出力端子はHi−Z(ハイインピーダンス)状態となる。モータ等のようにリセット時およびリセット解除後にインアクティブとしたい負荷への制御信号には入出力端子をプルアップまたはプルダウンすることにより制御信号をインアクティブとする。
【0015】
リセット解除後、CPU I/F801を経由したCPU(図示せず)からレジスタブロック802に設定を行うことにより、入力負荷が接続されている端子は入力に、出力負荷が接続されている端子は出力に、また出力の初期値等が設定され、所望の入出力が行われる。同様の操作がUART、タイマ等に対しても順次行われ、周辺制御ASIC711の初期化が行われる。
【0016】
更に定着ヒータ717等の負荷は安全性確保のため、一連の初期化が終了し、システムの動作に問題のないことが確認された後、点灯制御が開始される。点灯開始直後は全点灯によりいち早く所望の温度設定に到達するよう制御され、所望の設定温度に到達後は温度監視により常に一定の温度となるよう制御が行われる。
【0017】
この電源投入から一連の初期化、定着ヒータの点灯制御に至るまでの様子を図9に示す。また各動作に要する時間の一例を図10に示す。
図9における電源投入から定着ヒータ制御開始までは制御プログラムの動作によってシーケンシャルに行われるのでシステムの復帰時間は、定着ヒータの復帰時間が長い場合は54.1s、短い場合は9.1sとなることが図10よりわかる。
【0018】
ここで周辺制御ASIC初期化時間のシステム復帰時間に対する寄与率を考えてみる。定着ヒータの復帰時間が長い場合は図10より1.8%であり、ほとんど影響はないと見なすことができる。しかしながら、定着ヒータの復帰時間が短い場合は11.0%であり、無視することができない寄与率となっている。更なるシステム復帰時間の短縮化を図る場合、この部分がボトルネックとなり、ユーザにとっての利便性向上の障壁となる恐れがある。
【0019】
このような点に鑑みて、周辺制御部用集積回路に該レジスタ群とは別個に該モジュール機能への設定データの初期値を保存するための不揮発性メモリを内蔵し、制御プログラムによる周辺制御ASIC初期化に要する時間を削除し、システム復帰時間を短くし低消費電力化、ユーザの利便性を向上させた画像形成装置が発明されている。
【0020】
図11にこのような画像形成装置のメイン制御部、I/O制御部の構成図の一例を示す。
電源投入後、リセットIC1107より発生するリセット信号の解除に伴い、CPU1102はROM1103に格納された制御プログラムに従い一連の動作を開始する。RAM1104は制御プログラムの作業エリアとして使用される。また、不揮発性メモリ1105は画像形成装置の調整データ、使用履歴等が保存され、保守活動に活用される。
【0021】
CPU1102は一般的に汎用的な仕様となっているため、制御プログラムは動作開始後まずCPU1102内部の初期化を行う。また、RAM1104は電源投入直後は内容が不定となっている場合が多いので、CPU1102初期化後、ALL“0”またはALL“1”ライトによるRAM1104の初期化を行う。更に、CPU周辺ASIC1106についても汎用的な仕様とする場合が多いので、RAM1104初期化後、CPU周辺ASIC1106の初期化を行う。
【0022】
更に周辺制御ASIC1111の初期化について図12を用いて説明する。
周辺制御ASIC1111は、PIO、UART、タイマ等の各機能を実現する機能ブロック1203、機能ブロック1203への各種設定、動作制御等を設定するレジスタブロック1202、アドレスバス、データバス等の制御バスと接続され、内部でのアドレスデコード、レジスタブロック1202へのアクセス制御を行うCPU I/F1201、予め工場等で機能ブロック1203の初期状態を設定、保存する不揮発性メモリ1204、機能ブロック1203への制御データをレジスタブロック1202からのものと不揮発性メモリ1204からのものとで切り替えを行うセレクタ1206、CPU I/F1201からの制御データをレジスタブロック1202と不揮発性メモリ1204とのどちらに供給するかの切り替えを行うセレクタ1205等から構成される。
【0023】
電源投入時はセレクタ1206により機能ブロック1203への制御データは不揮発性メモリ1204から供給される。不揮発性メモリ1204にはセレクタ1205の操作によって、CPU I/F1201から予め工場等で機能ブロック1203の初期状態が設定、保存されているので、所望の初期値で機能ブロック1203が動作を行う。
【0024】
CPU、RAM等各部の初期化が終了し、通常制御状態となりCPUから周辺制御ASIC1111へのアクセスが行われた場合は、セレクタ1205によりCPU I/F1201からの制御データをレジスタブロック1202に供給し、セレクタ1206により機能ブロック1203への制御データはレジスタブロック1202から供給されるものに切り替わり、通常制御が行われる。
【0025】
図13に電源投入から一連の初期化、定着ヒータの点灯制御に至るまでの様子を示す。また、各動作に要する時間の一例を図14に示す。図14よりシステム復帰時間が短縮化されていることがわかる。不揮発性メモリ1204はCPU I/F1201により書き換え可能であるので所望の初期値をユーザが設定することも可能である。
【0026】
コンピュータの初期化において、不揮発性メモリを利用した動作の一例が特許文献1に紹介されている。
上記発明は不揮発性メモリを用いた揮発性メモリの初期化に関するものであるが、電源遮断時から次回の電源投入までの動作について考慮されていない。
【0027】
【特許文献1】
特開平11−212675号公報
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数のユーザが1台の装置を共有する場合、初期値を書き替えてしまっては、他のユーザに不都合となる場合も考えられる。また頻繁に装置の電源ON/OFFを繰り返すユーザは電源ON/OFFの度に設定した設定値がクリアされてしまい、使用の都度再設定が必要となってしまう。
【0029】
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、画像形成装置の電源遮断時、レジスタ群の値を不揮発性メモリにコピーすることによって、次回電源投入時に前回電源OFF時の状態で装置が立ち上がり、ユーザに使い勝手の良い画像形成装置を提供することを目的とする。
【0030】
更に、CPUが動作中にレジスタ群の値を不揮発性メモリにコピーしてしまうと、その後CPUがレジスタ群の値を書き換え、値のアンマッチが生じてしまい、次回電源投入時、ユーザの所望とは異なる動作をしてしまう恐れがある。
そこで、レジスタ群の値を不揮発性メモリにコピーするトリガ信号は、リセット部からのリセット信号を入力とすることによって、値のアンマッチが生ぜず、ユーザの所望通りの動作が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0031】
更に機能モジュールに接続されている負荷によって電源遮断時の状態で次回電源投入時の状態が決定されては不都合がある負荷も考えられる。例えば、ヒータ、モータ等の負荷は電源遮断時ON状態だったからといっての次回電源投入時はセンサ等によって安全が確認されるまでON状態とするべきではない。
【0032】
そこで、レジスタ群に対して電源遮断時の不揮発性メモリのコピー状態をレジスタ別に許可/禁止できるようにすることによって、負荷によって電源投入時の状態を“前回電源遮断時”または“予め設定された初期値”とで選択可能である画像形成装置を提供することを目的とする。
【0033】
更に、該不揮発性メモリは強誘電体メモリであることによって、制御情報の書き換え回数制限をほぼなくし(〜1012 or more)、ユーザの利便性を損なうことのない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0034】
また、以前の設定での利用を望む場合に、履歴から設定を選択可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、既知の電子写真プロセスを用いて画像形成を行う画像形成装置であって、上記画像形成装置の制御を行う演算処理装置と、上記演算処理装置により制御されるアドレス、データ等の制御バスと、上記制御バスに接続される上記演算処理装置の制御プログラムを格納する記憶手段と、電源投入時に上記演算処理装置の初期化を行うリセット部と、演算処理装置の命令に従い、上記画像形成装置各部の制御を行う周辺制御部用集積回路とを有し、上記周辺制御部用集積回路は、所定機能を実現するための機能モジュールと、機能モジュールへの設定データを保持するためのレジスタ群と、上記機能モジュールへの設定データの初期値を保存するための不揮発性メモリとを有する画像形成装置において、画像形成装置の電源遮断時、レジスタ群の値を不揮発性メモリにコピーすることを特徴とする。
【0036】
請求項2記載の発明は、レジスタ群の値を不揮発性メモリにコピーするトリガ信号はリセット部からのリセット信号の入力であることを特徴とする。
【0037】
請求項3記載の発明は、レジスタ群に対して電源遮断時の不揮発性メモリのコピー動作をレジスタ別に許可/禁止できることを特徴とする。
【0038】
請求項4記載の発明は、上記不揮発メモリは強誘電体メモリであることを特徴とする。
【0039】
請求項5記載の発明は、上記不揮発性メモリは、電源遮断時における上記設定データの履歴を保持し、利用時の設定を該履歴から選択させることを特徴とする。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を示す。図1は周辺制御ASICの構成図の一例を示す。
CPU I/F103へのリセット信号の入力に伴い、不揮発性メモリ106からレジスタブロック104へのロード信号が発生し、不揮発性メモリ106内に予め工場等で設定、保存されている機能ブロック105の制御データの初期値がレジスタブロック104に格納される。
【0041】
リセット解除後は、通常制御状態となり、CPUから周辺制御ASIC102へのアクセスが行われた場合は、セレクタ107によりCPU I/F103からの制御データをレジスタブロック104に供給し、機能ブロック105の制御を行う。
【0042】
図2に電源投入から一連の初期化、定着ヒータの点灯制御に至るまでの様子を示す。また、各動作に要する時間の一例は図14と同様である。
電源遮断時は、ロード信号とは逆にレジスタブロック104から不揮発性メモリ106へのストア信号が発生する。
【0043】
図3に電源遮断時の一連の様子を示す。
この動作によって、次回電源投入時に前回電源OFF時の状態で装置が立ち上がることが可能となる。
【0044】
図1を用いて第二の実施例を説明する。
CPU I/F103から入力されるリセット信号がロード/ストア信号生成部108に入力される。ロード/ストア信号生成部108は電源状態(立ち上がり、立ち下がり)およびリセット信号の入力によりロード信号またはストア信号を発生させる。また、リセット信号によりCPU(図示せず)の初期化もあわせて行われる。
この動作によって、電源遮断時はCPU動作停止後のレジスタブロック104の値が不揮発性メモリ106へコピーされる。
【0045】
図4に第三の実施例における周辺制御ASICのレジスタブロックと不揮発性メモリの関係図の一例を示す。
コピーマスク部401の設定によって、電源遮断時の不揮発性メモリのコピー動作をレジスタ別に許可/禁止できるようになっている。コピー動作が許可されているレジスタは、次回電源投入時、前回電源OFF時の状態がロードされる。コピー動作が禁止されているレジスタは、予め工程等で設定された初期値がロードされる。コピーマスク部401の設定によってコピー動作の許可/禁止が選択可能となる。
これによって、次回起動時に利用する設定を使用者が決定できるようになる。
【0046】
第四の実施例における周辺制御ASICの構成図の一例を図5に示す。
本発明では図1等の不揮発性メモリ106を強誘電体メモリ501で構成している。このため、装置動作の初期値等の更新がほぼ無限大に可能となる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、画像形成装置の遮断時、レジスタ群の値を不揮発性メモリにコピーすることによって次回電源投入時に前回電源OFF時の状態で装置が立ち上がり、ユーザに使い勝手の良い画像形成装置を提供することが可能となる。
【0048】
請求項2記載の発明によれば、レジスタ群の値を不揮発性メモリにコピーするトリガ信号は、リセット部からのリセット信号の入力とすることによって、値のアンマッチが生ぜず、ユーザの所望通りの動作が可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
【0049】
請求項3記載の発明によれば、レジスタ群に対して電源遮断時の不揮発性メモリのコピー動作をレジスタ別に許可/禁止できるようにすることによって、負荷によって電源投入時の状態を“前回電源遮断時”または“予め設定された初期値”とで選択可能である画像形成装置を提供することが可能となる。
【0050】
請求項4記載の発明によれば、該不揮発性メモリは強誘電体メモリであることによって制御情報の書き換え回数制限をほぼなくし(〜1012 or more)、ユーザの利便性を損なうことのない画像形成装置を提供することが可能となる。
【0051】
請求項5記載の発明によれば、使用者は装置の起動時あるいは起動中に過去の設定の中から自分に最適なものを選んで装置を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一と第二の実施例による周辺制御ASICの構成を示す図である。
【図2】本発明による画像形成装置の初期化の様子を示す図である。
【図3】本発明による画像形成装置の電源遮断の様子を示す図である。
【図4】本発明の第三の実施例による周辺制御ASICの構成を示す図である。
【図5】本発明の第四の実施例による周辺制御ASICの構成を示す図である。
【図6】従来の画像形成装置の構成の一例を示す図である。
【図7】従来のメイン制御部、I/O制御部の構成の一例を示す図である。
【図8】従来の周辺制御ASICの構成の一例を示す図である。
【図9】従来の画像形成装置初期化の様子を示す図である。
【図10】従来の各動作に要する時間を示す図である。
【図11】従来発明によるメイン制御部、I/O制御部の構成の一例を示す図である。
【図12】従来発明による周辺制御ASICの構成の一例を示す図である。
【図13】従来発明のよる装置初期化の様子を示す図である。
【図14】従来発明と本発明とによる装置初期化の各動作に要する時間を示す図である。
【符号の説明】
101 I/O制御部
102 周辺制御ASIC
103 CPU I/F
104 レジスタブロック
105 機能ブロック
106 不揮発性メモリ
108 ロード/ストア信号生成部
401 コピーマスク部
501 強誘電体メモリ

Claims (5)

  1. 既知の電子写真プロセスを用いて画像形成を行う画像形成装置であって、
    該画像形成装置の制御を行う演算処理装置と、
    該演算処理装置により制御されるアドレス、データ等の制御バスと、
    該制御バスに接続される該演算処理装置の制御プログラムを格納する記憶手段と、
    電源投入時に該演算処理装置の初期化を行うリセット部と、
    演算処理装置の命令に従い、該画像形成装置各部の制御を行う周辺制御部用集積回路とを有し、
    該周辺制御部用集積回路は、
    所定機能を実現するための機能モジュールと、
    機能モジュールへの設定データを保持するためのレジスタ群と、
    該機能モジュールへの設定データの初期値を保存するための不揮発性メモリとを有し、
    画像形成装置の電源遮断時、該レジスタ群の値を該不揮発性メモリにコピーすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記レジスタ群の値を前記不揮発性メモリにコピーするトリガ信号はリセット部からのリセット信号の入力であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記レジスタ群に対して電源遮断時の前記不揮発性メモリのコピー動作をレジスタ別に許可/禁止できることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記不揮発メモリは強誘電体メモリであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記不揮発性メモリは、電源遮断時における前記設定データの履歴を保持し、利用時の設定を該履歴から選択させることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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