JP2004077668A - 現像装置 - Google Patents

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鈴木 利昭
Koichi Nagano
長野 康一
Akihiro Yamashita
山下 晃弘
Kenji Suzuki
鈴木 健司
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Abstract

【課題】現像ローラと供給ローラとの上においてトナーが凝集して架橋状態となって蓄積することを防止するための攪拌部材を簡単な構成で設けた現像装置を提供する。
【解決手段】トナーを収容する筐体14を有し、筐体14内には、感光ドラム2にトナーを供給する現像ローラ15と現像ローラ15にトナーを供給する供給ローラ16とが横方向に並列して設けられている現像装置5において、前記現像ローラ15と供給ローラ16との上には、攪拌翼部22と攪拌翼部22の両端に設けた弾性ローラ23とからなる攪拌部材24が、弾性ローラ23が前記現像ローラ15と前記供給ローラ16とに跨るようにして載置されて設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現像装置に関し、特にトナー担持体及び供給部材の上にトナーが凝集するのを防止するための攪拌部材が設けられている現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の現像装置を備えた画像形成装置の一例を図4に示す。
この画像形成装置は、現像ローラを感光ドラムに押圧接させて現像を行う押圧接触型の現像装置を有する画像形成装置である。
【0003】
図において、画像形成装置40は、感光ドラム2を中心に、感光ドラム2の表面を一様に帯電させる一次コロナ帯電器3、スキャナー等によって読み込まれた原稿データをLED等により投射して感光ドラム2上に静電潜像を形成させる光学投影装置4、この静電潜像を現像する現像装置41、3つのローラ9に張架された転写ベルト10及び転写ローラー11を有し現像されたトナー像を紙などの転写材(不図示)に転写する転写ユニット6、転写後の感光ドラム2上の表面に残留したトナーを除去するクリーニング装置7、感光ドラム2の表面に帯電している電位を均一に除電するための除電器8とを有し、これらは順次感光ドラム2に作用するように配置されている。
【0004】
上記画像形成装置40において、光学投影装置4によって形成された静電潜像を現像する現像装置41は、次のような構成となっている。
【0005】
すなわち、現像装置41は、開口部13を有する筐体14を有しており、該筐体14内には、開口部13から一部周面を露出して感光ドラム2に押圧接し該感光ドラム2の表面にトナーを提供するトナー担持体である現像ローラ15と、該現像ローラ15に接触して設けられ現像ローラ15にトナーを供給する供給部材である供給ローラ16と、該供給ローラ16にトナーを供給する攪拌ローラ17と、前記現像ローラ15と押圧接して設けられ現像ローラ15上のトナー層厚を規制する層厚規制ローラ18と、該層厚規制ローラ18の表面上のトナーをかき落とすブレード板19とを有している。そして、感光ドラム2,現像ローラ15,供給ローラ16,攪拌ローラ17,層厚規制ローラ18は、ギア駆動によって回転するようになっている。
【0006】
前記筐体14の上部壁の一部には、トナーカートリッジ装着部20が形成されている。そして、トナーカートリッジ装着部20にトナーカートリッジ21が装着され、トナーが筐体14内に供給されて収容されるようになっている。
【0007】
このような構成の現像装置41において、トナーカートリッジ21から現像装置41の筐体14内へ収容されたトナーは、攪拌ローラ17が図中の矢印Aの方向へと回転することによって攪拌されるとともに供給ローラ16へと供給される。そして、矢印B方向に回転する供給ローラ16によって現像ローラ15に供給され、現像ローラ15に供給されたトナーは、その層厚が、矢印Dの方向に回転する層厚規制ローラ18によって一定の厚さに規制され、矢印C方向に回転する現像ローラ15から感光ドラム2に供給されて感光ドラム2の表面にトナー像を形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記層厚規制ローラ18によって規制されたトナー或いは層厚規制ローラ18の表面上からブレード板19によってかき落とされたトナーは、流動性がよい通常の状態であれば、攪拌ローラ17まで流動することから、現像ローラ15及び供給ローラ16の上に蓄積することはない。
【0009】
しかしながら、温度、湿度等の環境の変化により、トナーの帯電特性が変化してその流動性が悪くなると、前記層厚規制ローラ18によって規制されたトナー或いは層厚規制ローラ18の表面上からブレード板19によってかき落とされたトナーは、攪拌ローラ17まで流動せずに、現像ローラ15及び供給ローラ16の上に凝集することがある。
【0010】
また、図示しないが、上記以外の画像形成装置においても、例えば現像ローラの表面上に積層されたトナーを一定の厚さに規制するブレード板を備えた画像形成装置などにおいては、ブレード板によって現像ローラの表面からかき落とされたトナーが、攪拌ローラまで流動せずに、現像ローラ及び供給ローラの上に凝集してしまうことがある。
【0011】
このように供給ローラ及び現像ローラの上にトナーが凝集すると、現像ローラと供給ローラとの上に、トナーが図4における一点鎖線で示すように架橋状態で蓄積され、感光ドラム2上に十分な量のトナーが供給されなくなるため、良好な画像を得ることができなくなる場合がある。
【0012】
そこで、トナーが現像ローラと供給ローラとの上に架橋状態となって蓄積するおそれがある現像装置においては、トナーが現像ローラと供給ローラとの上で凝集するのを防止するため、現像ローラ及び供給ローラの近傍にトナーを攪拌するための攪拌部材を設けることがある。その一例を図5に示す。
【0013】
同図に示された画像形成装置は、図4に示した押圧接触型の画像形成装置の現像装置41に、攪拌部材42を設けたものである。この攪拌部材42は、軸体43に翼体44を固定して構成され、図示しない支持回転機構によって支持され回転するようになっている。
【0014】
しかし、このような攪拌部材が設けられた現像装置41では、感光ドラム2,現像ローラ15,供給ローラ16,攪拌ローラ17,層厚規制ローラ18を、ギア駆動によって回転させる機構の他に、さらに攪拌部材42を支持し回転させるための支持回転機構が別に必要となるために、装置全体の構成が複雑となる。また、攪拌部材を支持し回転させるための支持回転機構は、部品構成が複雑となってしまう。したがって、装置が高価になってしまうとともに、部品の交換や修理等が難しくなりメンテナンス上好ましくない。
【0015】
本発明の目的は、トナー担持体と供給部材との上においてトナーが凝集して架橋状態となって蓄積することを防止するための攪拌部材を簡単な構成で設けた現像装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、トナーを収容する筐体を有し、該筐体内には、像担持体にトナーを供給するトナー担持体と該トナー担持体にトナーを供給する供給部材とが横方向に並列して設けられている現像装置において、前記トナー担持体と供給部材との上には、攪拌翼部と該攪拌翼部の両端に設けた弾性ローラとからなる攪拌部材が、前記弾性ローラが前記トナー担持体と前記供給部材とに跨るようにして載置されて設けられていることを特徴とする。
【0017】
かかる構成により、攪拌部材の弾性ローラが、トナー担持体と供給部材とに跨って載置されており、これらによって支持されているので、攪拌部材を支持するための機構を特に必要としない。また、トナー担持体及び供給部材が回転すると、その回転が攪拌部材に伝達される。したがって、攪拌部材はトナー担持体及び供給部材の回転に伴って回転するので、攪拌部材を回転させるための機構を特に必要としない。そして、このように攪拌部材が回転することにより、温度、湿度等の環境の変化により、トナーの帯電特性が変化してその流動性が悪くなっても、トナー担持体と供給部材との上で回転する攪拌部材によってトナーが攪拌されることから、トナー担持体と供給部材との上にトナーが凝集して蓄積することがない。
【0018】
このようなことから、トナー担持体と供給部材との上においてトナーが凝集して架橋状態となって蓄積することを防止するための攪拌部材を簡単な構成で設けることができ、装置が安価となるとともに、攪拌部材の交換を容易に行うことができるのでメンテナンスが容易である。
【0019】
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の攪拌部材の弾性ローラの径は、少なくとも前記供給部材と前記筐体の上部内壁面との間隔のうち最も狭い部分の間隔よりも大きく形成したことを特徴とする
かかる構成により、攪拌部材が、トナー担持体と供給部材との上に跨って載置された位置から供給部材側にずれても、弾性ローラの径よりも、前記供給部材と前記筐体の上部内壁面との間隔のうち最も狭い部分の間隔の方が小さくなっているので、筐体の上部内壁面の一部に弾性ローラが当たる。これにより、トナー担持体及び供給部材の上からの攪拌部材の脱落を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る現像装置の実施の形態の一例について図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る現像装置を備えた画像形成装置の一例を示す側面図、図2は図1の画像形成装置の現像装置を構成する攪拌部材の斜視図、図3は図2に示す攪拌部材の正面図である。
【0021】
本実施の形態においては、現像ローラを感光ドラムに押圧接して現像を行う非磁性一成分現像剤を用いた現像装置を有する画像形成装置を例にとって説明する。また、現像方式としては、露光装置によって露光された場所にトナーを付着させる反転現像方式と、露光装置によって露光されなかった場所にトナーを付着させる正規現像方式があるが、本実施の形態においては、反転現像方式を用いた画像形成装置を例にとって説明する。
【0022】
図において、画像形成装置1は、像担持体である感光ドラム2を中心に、感光ドラム2の表面を一様に帯電させる一次コロナ帯電器3、スキャナー等によって読み込まれた原稿データをLED等により投射して感光ドラム2上に静電潜像を形成させる光学投影装置4、この静電潜像を現像する現像装置5、現像されたトナー像を紙などの転写材に転写する転写ユニット6、転写後の感光ドラム2の表面上に残留したトナーを除去するクリーニング装置7、感光ドラム2の表面に帯電している電位を均一に除電するための除電器(具体的には、イレーサーランプ)8とを有し、これらは、順次感光ドラム2に作用するように配置されている。
【0023】
前記感光ドラム2は、例えば、アルミニウム等のドラム状基体の表面に電子写真感光体を備えた構成よりなる。感光体としては、OPC感光体やアモルファスシリコン感光体等の公知の感光体が使用しうる。
【0024】
前記一次コロナ帯電器3は、コロナ放電により感光ドラム2の表面を均一に帯電させて、一次電位(例えば、−700V)を確保するためのものである。
【0025】
前記光学投影装置4は、画像データの内容に応じてLEDプリントヘッドの光を感光ドラム2表面に照射することにより画像を形成する。
【0026】
前記転写ユニット6は、3つのローラ9に張架された転写ベルト10と所定の電圧がバイアス電圧として印加されていて感光ドラム2上に形成されたトナー像を紙などの転写材(不図示)に転写する転写ローラ11とを有している。そして、転写ローラ11と感光ドラム2の間に転写ベルト10によって転写材(不図示)が送られ、現像装置5によって感光ドラム2に形成されたトナー像が転写ローラ11によって転写材上に転写されるようになっている。
【0027】
前記クリーニング装置7の一端には、クリーニングブレード等により回収された廃棄トナーを装置外部へと案内するトナー案内筒12が設けられており、このトナー案内筒12の先端は廃棄トナー容器に設けた排出口に接続されている。
【0028】
前記除電器8としての光源には、赤色LEDが使用され、除電器8は、感光ドラム2の表面に照射し、一次帯電を行う前に感光ドラム2の表面上の残留電荷を消去する(0V)ためのものである(実際には、完全に消去されないことがあり、実際の感光ドラム2の表面電位は、0〜−150Vとなる)。
【0029】
前記現像装置5は、開口部13を有する筐体14を有しており、該筐体14内には、開口部13から一部周面を露出して感光ドラム2に押圧接し該感光ドラム2の表面にトナーを提供するトナー担持体である現像ローラ15と、該現像ローラ15に接触して設けられ現像ローラ15にトナーを供給する供給部材である供給ローラ16と、該供給ローラ16にトナーを供給する攪拌ローラ17と、前記現像ローラ15に押圧接して設けられ現像ローラ15上のトナー層厚を規制する層厚規制ローラ18と、該層厚規制ローラ18の表面上のトナーをかき落とすブレード板19とを有している。そして、前記現像ローラ15、供給ローラ16、攪拌ローラ17は、横方向に並列して設けられている。また、感光ドラム2,現像ローラ15,供給ローラ16,攪拌ローラ17,層厚規制ローラ18は、適当な駆動伝達手段によって回転するようになっている(不図示)。なお、この実施態様において、像担持体、トナー担持体及び供給部材はローラであるが、ベルト、或いはベルトを少なくとも二点以上で支持した構成のものであってもよい。
【0030】
前記筐体14の上部壁の一部には、トナーカートリッジ装着部20が形成されている。そして、このトナーカートリッジ装着部20に装着されたトナーカートリッジ21からトナーが筐体14内に供給され収容されるようになっている。
【0031】
前記横方向に並列して設けられている現像ローラ15と供給ローラ16との上には、攪拌翼部22と該攪拌翼部22の両端に設けた弾性ローラ23とからなる攪拌部材24が、前記弾性ローラ23が現像ローラ15と供給ローラ16とに跨るようにして載置して設けられている。この攪拌部材24は、現像ローラ15と供給ローラ16との上においてトナーが凝集して架橋状態となって蓄積することを防止するためのものである。
【0032】
前記攪拌翼部22は、軸体25と複数の羽根部26を有する板状のプラスチック製の翼体27とからなり、軸体25の相対する面に複数個の翼体27をネジ28等の固定手段を用いて固定することにより形成されている。軸体25への翼体27の固定にあっては、図3に示すように、相対する面における翼体27の羽根部26が反対の方向を向くようにして、且つ千鳥状となるようにして固定されている。なお、翼体27の軸体25への固定の態様にあっては、このようなものに限られないことは勿論であり、種々の固定態様があり得る。
【0033】
そして、軸体25に固定された翼体27の羽根部26と現像ローラ15との間及び前記羽根部26と供給ローラ16との間には、弾性ローラ23が現像ローラ15と供給ローラ16との上に跨るようにして載置された状態において、1mm程度の間隔が空くようになっている。これにより、後述するような現像ローラ15及び供給ローラ16の回転に伴う攪拌部材24の回転が円滑に行われるようになっている。
【0034】
前記弾性ローラ23は、攪拌翼部22の軸体25の両端部に設けられており、その径は、前記筐体14の上部壁の一部に形成されたトナーカートリッジ装着部20の内壁面(筐体14の上部内壁面)の一部29と前記供給ローラ16との間隔Lよりも大きく形成されている。
【0035】
このトナーカートリッジ装着部20の内壁面の一部29は、トナーカートリッジ装着部20の内壁面と供給ローラ16との間隔がもっとも狭い部分である。本発明では、弾性ローラ23の径は、少なくとも、トナーカートリッジ装着部20の内壁面と供給ローラ16との間隔のうちでもっとも狭い部分の間隔よりも大きくなっていることが必要であり、且つそれで十分である。
【0036】
このような現像装置5における現像は以下のようにして行われる。
トナーカートリッジ21から現像装置5の筐体14内へ収容されたトナーは、攪拌ローラ17が図中の矢印Aの方向へと回転することによって攪拌されるとともに供給ローラ16へと供給される。そして、矢印B方向に回転する供給ローラ16によって現像ローラ15に供給され、現像ローラ15に供給されたトナーは、その層厚が、矢印Dの方向に回転する層厚規制ローラ18によって一定の厚さに規制され、矢印C方向に回転する現像ローラ15から感光ドラム2に供給されて感光ドラム2の表面にトナー像を形成する。前記現像ローラ15から感光ドラム2へのトナーの供給は具体的には次のようにして行われる。すなわち、現像装置5の現像ローラ15、供給ローラ16及び層厚規制ローラ18には線や文字が描かれていない静電潜像の暗部電位(−700V)より数十〜数百V高い電圧(−550V)がバイアス電圧として印加されている。このような電圧が印加され矢印Cの方向へと回転する現像ローラ15が表面に静電潜像が形成された感光ドラム2の表面に接触すると、トナーがこのバイアス電圧(−550V)及びトナー自身の静電気の作用によって感光ドラム2の表面の線や文字が描かれている明部電位(−200V)の領域に付着して現像が行われる。
【0037】
ところで、前記層厚規制ローラ18によって規制されたトナー或いは層厚規制ローラ18の表面上からブレード板19によってかき落とされたトナーは、温度、湿度等の環境の変化により、トナーの帯電特性が変化してその流動性が悪くなっても、攪拌部材24が回転することによって攪拌され、現像ローラ15と供給ローラ16との上に凝集しない。以下、この攪拌部材24の回転について説明する。
【0038】
攪拌部材24の弾性ローラ23は現像ローラ15と供給ローラ16との上に跨って載置されている。かかる状態で供給ローラ16と現像ローラ15がそれぞれ矢印B,Cの方向へと回転すると、この回転が弾性ローラ23に伝達され、攪拌部材24は矢印Eの方向へと回転する。このようにして攪拌部材24が回転することにより、羽根部26によってトナーが攪拌されることから、現像ローラ15及び供給ローラ16の上にトナーが凝集して蓄積することがない。
【0039】
このような本実施の形態によると、攪拌部材24はその弾性ローラ23が現像ローラ15と供給ローラ16との上に跨って載置され、現像ローラ15と供給ローラ16とによって支持されているので、攪拌部材24を支持するための機構を特に必要としない。また、攪拌部材24は現像ローラ15及び供給ローラ16の回転に伴って回転するので、攪拌部材24を回転させるための機構を特に必要としない。したがって、現像ローラ15と供給ローラ16との上においてトナーが凝集して架橋状態となって蓄積することを防止するための攪拌部材24を簡単な構成で設けることができ、装置が安価となるとともに、攪拌部材24の交換を容易に行うことができるのでメンテナンスが容易である。
【0040】
また、弾性ローラ23の径よりも、前記供給ローラ16と前記トナーカートリッジ装着部20の内壁面の一部29との間隔の方が小さくなっている。したがって、攪拌部材24が、現像ローラ15と供給ローラ16との上に跨って載置された位置から供給ローラ16側にずれても、弾性ローラ23がトナーカートリッジ装着部20の内壁面の一部29に当たるので、現像ローラ15及び供給ローラ16の上からの攪拌部材24の脱落を防止することができる。さらに、現像ローラ15と供給ローラ16との上に跨って載置された位置から供給ローラ16側にずれてトナーカートリッジ装着部20の内壁面の一部29に当たった攪拌部材24は、供給ローラ16が矢印Bの方向に回転することにより、元の位置に戻る。したがって、攪拌部材24が現像ローラ15と供給ローラ16との上からずれたとしても元の位置に戻すための作業が不要である。
【0041】
また、相対する面における攪拌翼部22の羽根部26が千鳥状となっているので、攪拌部材24の攪拌翼部22によるトナーの攪拌を満遍なく行うことができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、攪拌部材によってトナー担持体と供給部材との上においてトナーが凝集して架橋状態となって蓄積することを防止することができる。また、前記攪拌部材を簡単な構成で設けることができ、装置が安価となるとともに、攪拌部材の交換を容易に行うことができるのでメンテナンスが容易である。
【0043】
請求項2に記載の発明によれば、攪拌部材が、トナー担持体と供給部材との上に跨って載置された位置から供給部材側にずれても、筐体の上部内壁面の一部に弾性ローラが当たる。これにより、トナー担持体及び供給部材の上からの攪拌部材の脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置を備えた画像形成装置の一例を示す側面図。
【図2】図1の画像形成装置の現像装置を構成する攪拌部材の斜視図。
【図3】図2に示す攪拌部材の正面図。
【図4】従来の現像装置を備えた画像形成装置の一例を示す側面図。
【図5】従来の現像装置を備えた画像形成装置の一例を示す側面図。
【符号の説明】
1   画像形成装置
2   感光ドラム
3   一次コロナ帯電器
4   光学投影装置
5   現像装置
6   転写ユニット
7   クリーニング装置
8   除電器
9   プーリ
10  転写ベルト
11  転写ローラ
12  トナー案内筒
13  開口部
14  筐体
15  現像ローラ
16  供給ローラ
17  攪拌ローラ
18  層厚規制ローラ
19  ブレード板
20  トナーカートリッジ装着部
21  トナーカートリッジ
22  攪拌翼部
23  弾性ローラ
24  攪拌部材
25  軸体
26  羽根部
27  翼体
28  ネジ
29  内壁面の一部

Claims (2)

  1. トナーを収容する筐体を有し、該筐体内には、像担持体にトナーを供給するトナー担持体と該トナー担持体にトナーを供給する供給部材とが横方向に並列して設けられている現像装置において、
    前記トナー担持体と供給部材との上には、攪拌翼部と該攪拌翼部の両端に設けた弾性ローラとからなる攪拌部材が、前記弾性ローラが前記トナー担持体と前記供給部材とに跨るようにして載置されて設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記攪拌部材の弾性ローラの径は、少なくとも前記供給部材と前記筐体の上部内壁面との間隔のうち最も狭い部分の間隔よりも大きく形成したことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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