JP2004077562A - 体験学習用保健教材 - Google Patents

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Abstract

【課題】児童・生徒等に対する教育的効果が高く、楽しくしかも興味深く生命誕生の神秘・胎児の成長・出産に関する知識を教授するのに役立つ体験学習用保健教育教材を提供すること。
【解決手段】人体(P)の腹部を覆い可能なエプロン10と、このエプロン10の所定部位に設けられ子宮と産道とを模した内部空間21を有する胎児人形等収容袋部(20A,20B,20C)と、この胎児人形等収容袋部(20A,20B,20C)に収容可能に形成された胎児人形(30A,30B,30C)および模擬胎児付属物36とを備える。胎児人形等収容袋部(20A,20B,20C)が、エプロン10に着脱自在に装着されている。胎児人形等収容袋部(20A,20B,20C)が、エプロン着用者Pの手で開け閉め可能とされ、かつ、開けた場合に内部空間21の模擬子宮部分と胎児人形と模擬胎児付属物とを外部から目視可能に設ける。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、体験学習用保健教材に関し、特に児童・生徒等に妊娠・出産を理解させるのに好適な体験学習用保健教材に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、性教育や生命の尊厳への心の教育の重要性が教育関係者の間で広く認識されるようになり、学校教育の一環として「いのちの教育」が施されるようになってきている。具体的には、小中学校などでは、児童・生徒等に各種教材を用いて生命誕生の神秘や胎児の成長・出産の様子等の知識を教授することとしている。教材としては、教科書やパンフレットなどの印刷物、掛け図、パネルの他、ドキュメンタリー形式で撮られた妊娠・出産ビデオ・映画等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記印刷物、掛け図、パネルは平面的なものであり現実感が少ないため、生徒の興味をひきにくく、教育的効果が低いことが担当教師などから指摘されている。
【0004】
また、上記妊娠・出産ビデオ・映画を教材として使用した場合、生物学的側面からのリアルな描写による児童・生徒等に及ぼす心理的なマイナス面での影響も考えられ、効果的な教育効果が期待しずらい面がある。
【0005】
本発明の目的は、児童・生徒等に対する教育的効果が高く、楽しくしかも興味深く生命誕生の神秘・胎児の成長・出産に関する知識を教授することにより生命の尊厳を伝えるのに役立つ体験学習用保健教材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る体験学習用保健教材は、今日教育の現場で重要視されている体験学習用の教材であり、専門的知識に裏付けられ、科学的な根拠に基づいたものである。
【0007】
具体的には、本体験学習用保健教材は、子宮の位置や形状、胎児の成長に伴っての大きさの変化、胎児の成長の様子や子宮内の体位や胎児付属物とのかかわり、胎児付属物の機能と役割などを、受精から誕生までの体験プログラムに沿って児童・生徒等が理解しやすいように構成したものである。
【0008】
また、本体験学習用保健教材は、胎児がだんだん成長するにつれて、母親に負担がかかってきて身体が思うように動かせなくなる様子を実際に再現でき、母親を気遣う思いやりや母親が大変な思いをして妊娠中を過ごし大切に守ってくれたことに気づき感謝する心を促すことができるような構成とした。また、胎児が元気に生まれてくることへの期待感等を単に知識を与えるのみでなく情動的な理解により心を育むことができるような構成とした。
【0009】
さらに、本体験学習用保健教材は、実際に分娩のシュミレーションをすることにより、胎児の生まれてくる様子を理解でき、胎児の温もりによる生きていることへの実感、産声をあげる場面では胎児自身のがんばりへの気づきを促し、自分もかつて生まれてきたときは同じであったという児童・生徒への自尊感情・生きる力を育む上で効果的な教材である。
【0010】
すなわち、請求項1の発明は、人体の腹部を覆い可能なエプロンと、このエプロンの所定部位に設けられ子宮と産道とを模した内部空間を有する胎児人形等収容袋部と、この胎児人形等収容袋部に収容可能に形成された胎児人形および模擬胎児付属物と、を備えたものである。
【0011】
上記請求項1の発明では、一般のお母さんが日常着用しているエプロンを舞台として、妊娠・出産に関する知識が伝達されるので、授業を受けている児童・生徒にとって違和感がない。また、女性の内性器を模した胎児人形等収容袋部がエプロンに装着されており明瞭に視認できるので、胎児がお母さんのお腹の中の子宮で育つことや、子宮から産道を通って外部で出てくることなどを、楽しくしかも興味深く児童・生徒等に体感することができる。したがって、学校の児童・生徒等に対する教育的効果が高く、楽しくしかも興味深く生命誕生の神秘・胎児の成長・出産に関する知識を教授するのに役立つ。
【0012】
請求項2の発明は、前記胎児人形等収容袋部が、前記エプロンに着脱自在に装着されたものである。
【0013】
上記請求項2の発明では、請求項1記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、エプロンの着用者が当該エプロンに胎児人形等収容袋を装着することにより、一段と自然に新しい生命の誕生、胎児の発育等、妊娠・分娩に関する話へ入ることができる。
【0014】
請求項3の発明は、前記胎児人形等収容袋部が、前記エプロンを着用した者の手で開け閉め可能とされ、かつ、開けた場合に前記内部空間の模擬子宮部分と前記胎児人形と前記模擬胎児付属物とを外部から目視可能に設けられたものである。
【0015】
上記請求項3の発明では、請求項1又は2記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、子宮の内部構造や当該子宮内の胎児の位置や発育の様子、胎児付属物の様子などを一段と明瞭に教えることができる。
【0016】
請求項4の発明は、前記胎児人形として、在胎週数に応じた大きさと重さの異なるものが複数用意されたものである。
【0017】
上記請求項4の発明では、請求項3記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、胎児人形収容袋から胎児人形等を小さい順に取り出して見せることで、それぞれの在胎週数に合わせた胎児の発育の過程を実感できる。
【0018】
請求項5の発明は、前記胎児人形および前記模擬胎児付属物が、実際の胎児および胎児付属物と同程度の大きさと重量とを有するように形成されたものである。
【0019】
上記請求項5の発明では、請求項1から4までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、体験学習に参加している児童・生徒等に胎児を持たせることにより、胎児が大きさの割に重いことを実感させることができる。
【0020】
請求項6の発明は、前記胎児人形を頭・胴体・手・足の各パーツを接合して形成することとし、当該各パーツのうち所定のパーツをそれぞれ布製表面地の内部空間中に多数の金属製微小球と綿材(手芸綿等)とを詰め込んで作成したものである。
【0021】
上記請求項6の発明では、請求項1から5までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、布製表面地によって胎児の肌のもつ柔らかさを一層明確に表現することができる。また、布製表面地の内部空間中に多数の鉄鋼製微小球と綿材(手芸綿等)とを詰め込むので、ゴツゴツした感じを生じさせることなく重量感を出すことができる。
【0022】
請求項7の発明は、前記胎児人形の各パーツを作成する場合に、2枚の布地を一方表面に難解性のナイロン繊維を重ねた状態で所定の輪郭線に沿って縫い合わせ、当該両布地およびナイロン繊維の縫い目よりも外側部分を切断代を残して切除するとともに当該ナイロン繊維の縫い目よりも内側部分を当該縫い目間際から切除し、その後当該両布地を当該ナイロン繊維が内側となるように裏返して前記布製表面地を形成したものである。
【0023】
上記請求項7の発明では、請求項1から6までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、布製表面地の縫い目部分を補強しつつ当該部分が外方へ不自然に膨らんだ状態となるのを一段と確実に防止できる。特に、上記した技法は小さな胎児人形を作成する上で一段と効力を発揮する。また、布製表面地は、胎児の肌の柔らかさを表現するために、伸縮性のある素材で形成されるが、ほとんど伸縮しない上記ナイロン繊維が一緒に縫い合わされることにより、パーツを形良く仕上ることができる。
【0024】
請求項8の発明は、前記胎児人形の内部に発熱部材を収容し、当該胎児人形に触れた者が温もりを感得可能に形成されたものである。
【0025】
上記請求項8の発明では、請求項1から7までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、体験学習に参加している児童・生徒等に胎児を持たせることにより、胎児が暖かい血のかよった存在であることを体感させることができる。
【0026】
請求項9の発明は、前記胎児人形の内部に泣き声発生装置を収容し、所定操作で泣き声を発生可能に構成されたものである。
【0027】
上記請求項9の発明では、請求項1から8までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、胎児人形娩出時や必要に応じて泣き声を発することができる。これにより、一段と現実味を出すことができる。
【0028】
請求項10の発明は、前記胎児人形の内部に胎児心音発生装置を収容し、所定操作で胎児心音を発生可能に構成されたものである。
【0029】
上記請求項10の発明では、請求項1から9までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、胎児が妊娠中から生きていることを胎児・児童等に体感させることができる。
【0030】
請求項11の発明は、前記胎児付属物が、実際の胎盤・卵膜・臍帯を模した模擬胎盤と模擬卵膜と模擬臍帯とからなり、当該臍帯の所定中途部分が接続・分離可能に形成されたものである。
【0031】
上記請求項11の発明では、請求項1から10までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、一段と現実味を出すことができる。また、児童・生徒等に対して胎児付属物の機能と役割などを一段と記憶に残るように教えることができる。また、臍の緒の脱落も体験学習でき、臍の緒の意味に付いても学ぶことができる。
【0032】
請求項12の発明は、前記胎児人形等収容袋部が、前記模擬子宮に収容された前記胎児人形を前記模擬産道を介して外部へ押し出し可能に形成されたものである。
【0033】
上記請求項12の発明では、請求項1から11までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、児童・生徒等に一段と興味深く分娩を体感させることができる。
【0034】
請求項13の発明は、前記胎児人形等収容袋部が、前記模擬子宮に収容された前記胎児人形を帝王切開シュミレーション可能に形成されたものである。
【0035】
上記請求項13の発明では、請求項1から12までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る他、児童・生徒等に異常分娩である帝王切開を体感させることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
【0037】
本発明に係る体験学習用保健教材は、図1に示すように、エプロン10と、胎児人形(30A,30B,30C)と、模擬胎児付属物36と、エプロン10に着脱自在に装着可能とされ胎児人形(30A,30B,30C)および模擬胎児付属物36を収容可能な胎児人形等収容袋部(20A,20B,20C)とを備え、生命誕生の神秘・胎児の成長・出産に関する知識を児童・生徒等に教授するのに役立つ構成とされている。
【0038】
上記胎児人形(30A,30B,30C)は、胎児を模したものである。また、模擬胎児付属物36は、実際の胎盤・卵膜・臍帯を模した模擬胎盤36Aと模擬卵膜38と模擬臍帯37とから成っている。また、胎児人形等収容袋部(20A,20B,20C)は、子宮と産道とを模した内部空間21を有している。
【0039】
より具体的には、エプロン10は、人体(エプロン着用者P)の腹部を覆い可能に形成されている。この実施形態では、エプロン10は、丈夫な布等の素材とされ腹部の他に胸部を覆い可能に形成されている。エプロン10は、見る者に人肌をイメージさせる桃色とされている。そして、このエプロン10の上部には、上下2段に各一対の桃色のボタン(11,11;12,12)が取り付けられている。
【0040】
次に、胎児人形等収容袋部は、エプロン10の所定部位(この実施形態では、エプロン着用者Pの腹部に相応した部位)に着脱自在に装着されている。この実施形態では、胎児人形等収容袋部は、エプロン10の所定部位に着脱自在に装着されている。また、胎児人形等収容袋部として、図2(A),(B)に示す大型の胎児人形等収容袋部20Aと、同図(C)に示す中型の胎児人形等収容袋部20Bと、同図(C)に示す小型の胎児人形等収容袋部20Cとを備えている。これは、胎児の成長とともに子宮のサイズが大幅に増大するのを、児童・生徒等に実感してもらうためである。
【0041】
小型の胎児人形等収容袋部20Cは、妊娠初期(0〜15週)の段階の子宮を説明するためのものである。この胎児人形等収容袋部20Cは、エプロン10の前面に設けられたポケット15の中央部上縁にクリップ等を用いて装着可能とされている。また、胎児人形等収容袋部20Bは、妊娠中期(16〜27週)の段階の子宮を説明するためのものである。また、大型の胎児人形等収容袋部20Aは、妊娠末期(28〜39週)の段階の子宮を説明するためのものである。いずれの袋部(20A,20B,20C)も、実際の子宮(妊娠初期,中期,末期)と同じ大きさとされている。
【0042】
上記した大型・中型の胎児人形等収容袋部(20A,20B)の上部には、図2(A),(C)に示すように、それぞれ一対のループ状の引っ掛け用紐(25,25)が取り付けられており、これらの引っ掛け紐(25,25)を介してエプロン10のボタン(11,11;12,12)に取外し可能に引っ掛けられるものとされている。なお、小型の胎児人形等収容袋部20Cには、上記したような引っ掛け用紐は設けられていない。そして、胎児人形等収容袋部20Cの上端部24Aは、ホック(26E,26F,26G)を用いて開閉可能に形成されている。
【0043】
また、上記各胎児人形等収容袋部(20A,20B)は、図2(A),(B),(C)に示すように、それぞれ上端部24Aおよび同図中右方の側端部24Bがファスナ26を用いて開閉可能に形成されており、かつ、開けた場合に内部空間21の模擬子宮22部分や胎児人形(30A,30B,30C)、さらには胎児付属物36を外部から目視可能に設けられている。これら胎児人形等収容袋部(20A,20B,20C)の内面には、それぞれ胎児付属物36の模擬胎盤36Aを着脱自在に装着するための平面ファスナの雌部〔図2(B)中29〕が固定されている。
【0044】
なお、大型の胎児人形等収容袋部20Aの背面部分には、エプロン着用者Pが胎児娩出時に手を袋内部へ差し込むための差込口27が設けられている。また、経膣分娩シュミレーションができるように、模擬産道23はゴムでシャーリングしてあり伸縮自在となっている。さらに、胎児人形等収容袋部20Aの前面下部は、帝王切開シュミレーションができるように、図2(A)に示す横方向ファスナ27Fによって開閉可能とされている。なお、横方向ファスナ27Fは、図2(A)以外の図では図示を省略する。
【0045】
上記したいずれの胎児人形等収容袋部(20A,20B,20C)も、表面は桃色とされている。これは、人体の子宮は暗赤色をしているが、体験学習を受ける児童・生徒等に心理的にネガティブな影響を与えないように、同系統色でソフトな桃色としたのである。
【0046】
次に、この実施形態では、胎児人形として、図4(A),(B),(C)に示すように、在胎週数に応じた大きさの異なるものが複数個(3個)用意されている。図4(C)は、妊娠初期(0〜15週)の胎児を模した小型の人形30Cであり、同図(B)は妊娠中期(16〜27週)を模した中型の人形30B、同図(A)は妊娠末期(28〜39週)の胎児を模した大型の人形30Aである。
【0047】
上記した各胎児人形(30A,30B,30C)は、実際の胎児と同程度の大きさと重量を有するように形成されている。そして、各胎児人形(30A,30B,30C)は、頭・胴体・手・足の各パーツを接合して形成されている。各パーツのうちの所定のパーツ(この実施形態では、頭と胴体)は、布製表面地32の内部空間中に多数の金属製微小球41と綿材(手芸綿等)42とを詰め込んで作成されている。手・足のパーツは、布製表面地32の内部空間中に綿材(手芸綿等)42を詰め込んで作成されている。
【0048】
ここで、各胎児人形(30A,30B,30C)の各パーツは略同様の手順で作成されるので、以下に胎児人形(30A,30B,30C)の足31を作成する場合について説明し、他のパーツの作成手順は省略する。
【0049】
胎児人形(30A,30B,30C)の足31を作成するには、まず、図6(A)に示すように、2枚の布地(33A,33B)を一方表面に難解性のナイロン繊維34を載せた状態で重ね合わせる。次に、図6(B)に示すように、重ねあわされた3枚の布(34,33A,33B)を、所定の輪郭線44に沿って縫い合わせる。
【0050】
そして、図6(C)に示すように、両布地(33A,33B)およびナイロン繊維34の縫い目35よりも外側部分を切断代を残して切除するとともに、当該ナイロン繊維34の縫い目35よりも内側部分を当該縫い目35間際から切除(同図ハッチングで示す部分を切除)する。
【0051】
次に、図(D)に示すように、両布地(33A,33B)を当該ナイロン繊維34が内側となるように裏返す。これにより、上記布製表面地32が出来上がる。その後、図(E)に示すように、布製表面地32の内部空間32A中に綿材(手芸綿等)42を詰め込んで、胎児人形(30A,30B,30C)の足31が完成する。なお、手や足の小さな部分は粒綿(細切れになっている手芸綿)を使用することにより、一段とリアルに再現できる。
【0052】
この実施形態では、上記金属製微小球41として、鉄鋼製微小球を使用するものとしている。鉄鋼製微小球は、図6(C)でハッチングで示すナイロン繊維34を利用して作成した図6(F)に示す袋34Aに纏めて入れられる。そして、上記袋34Aは、必要な個数だけ所定のパーツ(頭、胴体)を形成する布製表面地に綿材(手芸綿等)42と一緒に詰められる。
【0053】
上記した方法で胎児人形(30A,30B,30C)を作成するので、布製表面地32によって胎児の肌のもつ柔らかさを一層明確に表現することができる。また、布製表面地32の内部空間32A中に多数の金属製微小球41と綿材(手芸綿等)42とを詰め込むので、ゴツゴツした感じを生じさせることなく重量感を出すことができる。また、上記ナイロン繊維34で、布製表面地32の縫い目35部分を補強しつつ当該部分が外方へ不自然に膨らんだ状態となるのを一段と確実に防止できる。
【0054】
また、この実施形態では、胎児人形30Aの内部に発熱部材を収容し、当該胎児人形30Aに触れた者が温もりを感得可能に形成されている。この実施形態では、発熱部材として、酸化熱を利用した使い捨てカイロ〔たとえば、ホカロン(ロッテ株式会社の登録商標)〕49が選定されている。
【0055】
また、図3に示すように、胎児人形30Aの胴体部の一部縫い目部分をファスナ(ここでは、平面ファスナー35A)を利用して開け閉め可能とし、当該部分を通して使い捨てカイロ49を胴体内部(詳しくは背部)に収容するものとされている。これにより、安価に胎児人形30Aに温もりを与えることができる。
【0056】
また、胎児人形30Aの内部に泣き声発生装置50を収容し、所定操作で泣き声を発生可能に構成されている。泣き声発生装置50は、図7に示すように、スイッチ51と、音声ROM52および増幅器53等からなる音声発生回路と、スピーカ54と、電源(図示省略)とから構成されており、助産師役(P1)によってスイッチ51が押されると所定時間(例えば、20秒間)だけ赤ん坊の泣き声(オンギャー)を発生可能に構成されている。
【0057】
また、胎児人形30Aの内部に胎児心音発生装置を収容し、所定操作で胎児心音を発生可能に構成されている。この実施形態では、上記した泣き声発生装置50は、胎児心音発生装置を兼ねるものとされている。すなわち、泣き声発生装置50の音声ROM52には、赤ん坊の泣き声と胎児心音とが記録されており、スイッチ51の操作により赤ん坊の泣き声と胎児心音とを選択的に発することができるものとされている。
【0058】
上記スイッチ51は、押しボタン式またはダイヤル式のスイッチとされており、胎児人形30Aの尻部分に外部から目視不能に設けられている。また、音声発生回路(52,53等)とスピーカ54と電源(乾電池)とは、胎児人形30Aの胴体に収容されている。なお、これら部品の内蔵場所は任意に設定可能である。また、胎児人形30Aの胴体の所定部分には、上記電源(乾電池)を交換するための開口部が平面ファスナを用いて開閉可能とされている(開口部および平面ファスナは図示省略)。
【0059】
さらに、胎児付属物36は、実際の胎盤・卵膜・臍帯を模した模擬胎盤36Aと模擬卵膜38と模擬臍帯37とからなり、当該臍帯37の所定中途部分〔この実施形態では、接続具(47,48)部分〕が接続・分離可能に形成されたものである。模擬胎盤36Aの大きさ・重さは、実物と同じとされており、当該模擬胎盤36Aの母体面には分葉が模式的に表されている。そして、模擬胎盤36の裏面には、大型の胎児人形等収容袋部20Aの内面に設けられた平面ファスナの雌部29と係止する平面ファスナの雄部39が設けられている。また、模擬胎盤36には、胎児人形(20A等)を覆い可能な模擬卵膜38が取り付けられている。模擬臍帯37は、1本の臍帯静脈と2本の臍帯動脈とが模式的に表されており、長さ・太さは実物と同じとされている。
【0060】
次に、この実施形態の作用について説明する。
【0061】
本体験学習用保健教材を用いて、児童・生徒等に妊娠・出産等を教授する場合、妊婦役の講師(エプロン着用者P)は一般のお母さんが日常着用しているエプロン10を舞台として、妊娠・出産に関する知識を教授する。そのため、児童・生徒等にとって違和感がない。また、女性の内性器を模した胎児人形等収容袋部(20A,20B,20C)がエプロン10に装着されており明瞭に視認できるので、胎児がお母さんのお腹の中の子宮で育つことや、子宮から産道を通って外部で出てくることなどを、楽しくしかも興味深く児童・生徒等に教えることができる。
【0062】
以下に、具体的授業の一例を示す。
【0063】
まず、講師(P)は、図8(A)に示すように、エプロン10を着用した状態で児童・生徒等の前に立ち、「これからエプロン10を利用して妊娠・出産等に関する体験学習をします。」と宣言する。これにより、児童・生徒等は、これから何が始まるか興味をもって講師(P)を注視することになる。
【0064】
次に、講師(P)は、図8(B)に示すように、エプロン10のポケット15から小型の胎児人形等収容袋部20Cを取り出し、子宮の位置・形等を見せ妊娠初期の子宮が予想外に小さいことを認識させる。この際、上記胎児人形等収容袋部20Cから小型の胎児人形30Cを取り出して、実際に子供たちに手にとってもらう。これにより、胎児も初期段階では非常に小さい割には重いことをわからせ、生命の重みを体感できる。
【0065】
次に、図8(C)に示すように、中型の胎児人形収容袋20Bをエプロン10の前面部に取り付ける。ここで、講師(P)は、胎児の成長に合わせて子宮も増大し、妊娠中期には初期よりも格段に大きくなることを説明する。
【0066】
そして、図9(A)に示すように、中型の胎児人形等収容袋部20Bをファスナ26を操作して大きく開ける。そして、上記胎児収容袋部20Bの内部空間21や羊膜に包まれた胎児人形30B、胎児付属物36を子供たちに見せて、胎児の大きさや姿勢(通常、胎児は卵膜を被って頭が下になる姿勢)、胎児付属物36の機能等を説明する。この際、胎児人形30Bにドップラー(胎児の心音を聞く医療用機械)を当てる真似をし、泣き声発生装置50をスイッチ操作して胎児心音を発すれば、一段と教育効果を上げることができる。
【0067】
次に、エプロン着用者Pは、中型の胎児人形等収容袋部20Bを取り外して、図9(B)に示すように、大型の胎児人形等収容袋部20Aをエプロン10に取り付ける。そして、エプロン着用者(P)は、袋部20Aの差込口27から手を差し込んで、当該袋部20Aの内部空間21に収容されている胎児人形30Aを頭を下方にした状態で押し下げ、助産師役の講師(P1)が胎児娩出するところを補助する。帝王切開の場合には、エプロン着用者(P)が胎児人形30Aを頭を下方にした状態で押し下げ、講師(P1)が横ファスナ27F〔図2(A)参照〕を開け、当該開口部分から胎児人形30Aおよび胎児付属物36を出す。これにより、児童・生徒等は出産に関してより理解を深めることができる。
【0068】
次に、助産師役の講師(P1)は、胎児人形30Aの尻にある押しボタン式またはダイヤル式のスイッチ51を操作して泣き声を発生させる。泣き声が発生された後、講師(P1)は、図9(C)に示すように、取り出した胎児人形30Aの模擬臍帯36Aを裁断する真似をし、当該模擬臍帯36Aを接続具48のところから分離する。
【0069】
このあと、児童・生徒に上記胎児人形30Aを抱かせてみれば、児童・生徒は胎児人形30Aの重さと温もりとを感じることになり、一段と現実感を持って出産を擬似体験できる。なお、児童・生徒等に抱かれている場合にも泣き声を出させれば、一段と効果的な体験学習ができる。
【0070】
なお、臍帯を裁断した残り(臍の緒)は一週間以上経つと自然に取れるが、この臍の緒の脱落は、模擬臍帯の残り部分を接続具47から分離することで児童・生徒等に体験学習させることができる。
【0071】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、エプロンと、このエプロンに設けられた胎児人形等収容袋部と、この胎児人形等収容袋部に収容可能に形成された胎児人形および胎児付属物とを備えているので、児童・生徒等に対する教育的効果が高く、楽しくしかも興味深く生命誕生の神秘・胎児の成長・出産に関する知識を与え、生命の尊厳を心に刻み込むことに役立つ。
【0072】
請求項2の発明によれば、胎児人形等収容袋部がエプロンに着脱自在に装着されているので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、エプロンの着用者が当該エプロンに胎児人形等収容袋を装着することにより、一段と自然に新しい生命の誕生、胎児の発育等、妊娠・出産に関する話へ入ることができる。
【0073】
請求項3の発明によれば、胎児人形等収容袋部を開けて内部空間の模擬子宮部分と胎児人形と模擬胎児付属物とを外部から目視できるので、請求項1又は2記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、子宮の内部構造や当該子宮内の胎児の位置や発育の様子、胎児付属物の様子などを一段と明瞭に教えることができる。
【0074】
請求項4の発明によれば、胎児人形として在胎週数に応じた大きさと重さの異なるものが複数用意されているので、請求項3記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、胎児人形収容袋から胎児人形を小さい順に取り出して見せることで、それぞれの在胎週数に応じた胎児の発育の過程を体感できる。
【0075】
請求項5の発明によれば、胎児人形および模擬胎児付属物が、実際の胎児および胎児付属物と同程度の大きさと重量とを有するように形成されているので、請求項1から4までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、体験学習に参加している児童・生徒等に胎児を持たせることにより、胎児が大きさの割に重いことに気づかせ、生命の重みを体感させることができる。
【0076】
請求項6の発明によれば、胎児人形の所定のパーツを布製表面地の内部空間中に多数の金属製微小球と綿材(手芸綿等)とを詰め込んで作成したので、請求項1から5までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、布製表面地によって胎児の肌のもつ柔らかさを一層明確に表現することができる。また、布製表面地の内部空間中に多数の鉄鋼製微小球と綿材(手芸綿等)とを詰め込むので、ゴツゴツした感じを生じさせることなく重量感を出すこともできる。
【0077】
請求項7の発明によれば、胎児人形の各パーツを形成する布製表面地の縫い目部分が難解性で薄地のナイロン繊維で補強されるので、請求項1から6までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、布製表面地の縫い目部分を補強しつつ当該部分が外方へ不自然に膨らんだ状態となるのを一段と確実に防止できる。また、布製表面地は、胎児の肌の柔らかさを表現するために、伸縮性のある素材で形成されるが、ほとんど伸縮しない上記ナイロン繊維が一緒に縫い合わされることにより、パーツを形良く仕上ることができる。
【0078】
請求項8の発明によれば、胎児人形の内部に発熱部材が収容され温もりを感得できるように形成されているので、請求項1から7までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、児童・生徒等に胎児人形を抱かせることにより、胎児が暖かい血のかよった存在であることを体感させることができる。
【0079】
請求項9の発明によれば、胎児人形の内部に泣き声発生装置を収容して泣き声を発することができるように構成されているので、請求項1から8までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、一段と現実味を出すことができる。
【0080】
請求項10の発明によれば、胎児人形の内部に胎児心音発生装置を収容して胎児心音を発することができるように構成されているので、請求項1から9までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、胎児が妊娠中から生きていることを児童・生徒等に体感させることができる。
【0081】
請求項11の発明によれば、胎児付属物が実際の胎盤・卵膜・臍帯を模した模擬胎盤と模擬卵膜と模擬臍帯とからなり、当該臍帯の所定中途部分が接続・分離可能に形成されているので、請求項1から10までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、一段と現実味を出すことができる。また、児童・生徒等に対して胎児付属物の機能と役割などを一段と記憶に残るように教えることができる。また、臍の緒の脱落も体験学習でき、臍の緒の意味についても学ぶことができる。
【0082】
請求項12の発明によれば、胎児人形等収容袋部が、模擬子宮に収容された胎児人形を模擬産道を介して外部へ押し出し可能に形成されているので、請求項1から11までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、児童・生徒等に一段と興味深く分娩を体感させることができる。
【0083】
請求項13の発明によれば、胎児人形等収容袋部が模擬子宮に収容された胎児人形を帝王切開シュミレーション可能に形成されているので、請求項1から12までのいずれか1項に記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、児童・生徒等に異常分娩である帝王切開も体感させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】大型の胎児人形等収容袋部を説明するための図である。
【図3】泣き声発生装置と使い捨てカイロの胎児人形内部の配置状況を示す図である。
【図4】サイズの相違する胎児人形を示す図である。
【図5】胎児人形に付加された臍の緒と胎盤とを説明するための図である。
【図6】胎児人形の各パーツの作成方法を説明するための図である。
【図7】泣き声発生装置の電気・電子的構成を説明するための図である。
【図8】本体験学習用保健教材を用いての妊娠・出産授業を説明するための図である。
【図9】本体験学習用保健教材を用いての妊娠・出産授業を説明するための図である。
【符号の説明】
10 エプロン
20A,20B,20C 胎児人形等収容袋部
21 内部空間
22 模擬子宮
23 模擬産道
30A,20B,20C 胎児人形
32 布製表面地
34 難解性ナイロン繊維
35 縫い目
36 胎児付属物
36A 模擬胎盤
37B 臍帯
38 卵膜
41 金属微小球
42 綿材(手芸綿等)
44 輪郭線
49 使い捨てカイロ(発熱体)
50 泣き声発生装置

Claims (13)

  1. 人体の腹部を覆い可能なエプロンと、このエプロンの所定部位に設けられ子宮と産道とを模した内部空間を有する胎児人形等収容袋部と、この胎児人形等収容袋部に収容可能に形成された胎児人形および模擬胎児付属物と、を備えたことを特徴とする体験学習用保健教材。
  2. 前記胎児人形等収容袋部が、前記エプロンに着脱自在に装着された請求項1記載の体験学習用保健教材。
  3. 前記胎児人形等収容袋部が、前記エプロンを着用した者の手で開け閉め可能とされ、かつ、開けた場合に前記内部空間の模擬子宮部分と前記胎児人形と前記模擬胎児付属物とを外部から目視可能に設けられた請求項1又は2記載の体験学習用保健教材。
  4. 前記胎児人形として、在胎週数に応じた大きさと重さの異なるものが複数用意された請求項3記載の体験学習用保健教材。
  5. 前記胎児人形および前記模擬胎児付属物が、実際の胎児および胎児付属物と同程度の大きさと重量とを有するように形成された請求項1から4までのいずれか1項に記載された体験学習用保健教材。
  6. 前記胎児人形を頭・胴体・手・足の各パーツを接合して形成することとし、当該各パーツのうちの所定のパーツを布製表面地の内部空間中に多数の金属製微小球と綿材(手芸綿等)とを詰め込んで作成したことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の体験学習用保健教材。
  7. 前記胎児人形の各パーツを作成する場合に、2枚の布地を一方表面に難解性のナイロン繊維を重ねた状態で所定の輪郭線に沿って縫い合わせ、当該両布地およびナイロン繊維の縫い目よりも外側部分を切断代を残して切除するとともに当該ナイロン繊維の縫い目よりも内側部分を当該縫い目間際から切除し、その後当該両布地を当該ナイロン繊維が内側となるように裏返して前記布製表面地を形成したことを特徴とする請求項6記載の体験学習用保健教材。
  8. 前記胎児人形の内部に発熱部材を収容し、当該胎児人形に触れた者が温もりを感得可能に形成された請求項1から7までのいずれか1項に記載の体験学習用保健教材。
  9. 前記胎児人形の内部に泣き声発生装置を収容し、所定操作で泣き声を発生可能に構成された請求項1から8までのいずれか1項に記載の体験学習用保健教材。
  10. 前記胎児人形の内部に胎児心音発生装置を収容し、所定操作で胎児心音を発生可能に構成された請求項1から9までのいずれか1項に記載の体験学習用保健教材。
  11. 前記胎児付属物が、実際の胎盤・卵膜・臍帯を模した模擬胎盤と模擬卵膜と模擬臍帯とからなり、当該臍帯の所定中途部分が接続・分離可能に形成された請求項1から10までのいずれか1項に記載の体験学習用保健教材。
  12. 前記胎児人形等収容袋部が、前記模擬子宮に収容された前記胎児人形を前記模擬産道を介して経膣分娩シュミレーション可能に形成された請求項1から11までのいずれか1項に記載の体験学習用保健教材。
  13. 前記胎児人形等収容袋部が、前記模擬子宮に収容された前記胎児人形を帝王切開シュミレーション可能に形成された請求項1から12までのいずれか1項に記載の体験学習用保健教材。
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