JP2004077107A - 電子レンジ - Google Patents

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韓 大成
Yong-Woon Han
韓 龍雲
Han-Sung Kang
姜 翰成
Shuyu Yo
余 周勇
Seong-Deog Jang
張 成徳
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
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    • F24C15/00Details
    • F24C15/02Doors specially adapted for stoves or ranges
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    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
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    • H05B6/6414Aspects relating to the door of the microwave heating apparatus
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
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Abstract

【課題】調理室内の状態を電子レンジの外部から容易に確認可能であり、グリル調理のためのヒーターを調理室の底面に設置可能な電子レンジを提供すること。
【解決手段】調理室の底面は、調理室の内部に配置される後面部と、調理室から前方に曲面状に突出した前面部とからなる。底面板の下部にはヒーターと断熱部材が配置される。底面板上には、ターンテーブルを収容するための凹部が設けられ、この凹部の中心は前面部と後面部の境界地点に位置するので、調理物は調理室の前面部に置かれる。ドアは、フレームと、フレームから前方に突出した透視部材とからなる。透視部材は、前方に曲面状に突出した前面板と、前面板の上部及び下部を覆う略半円形の上面板及び下面板とからなる。ドアが調理室を閉鎖すると、透視部材の下面板は底面板の前面部の下部に配置されるので、透視部材の内部空間が調理室の内部空間とともに調理空間を形成する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子レンジに関し、より詳しくはドアを外向に突出した半円筒形に構成し、底面板をドアの形状に対応して調理室の前方に突設することにより、多数位置で調理室の内部が透視できるようにするとともに、調理室に対し調理物を容易に収納するか、取り出すことができるようにした電子レンジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子レンジは電装室に設置されたマグネトロンから発生される高周波を用いて、調理室内に置かれた調理物を調理するか暖める器具であって、高周波を調理室の内部に放射して、調理物に含有された水分の分子配列を反復的に変換させることで、飲食物の水分分子間の摩擦熱を起こして調理物を調理することになる。
【0003】
図1は、ドア8が開放された状態の従来の電子レンジの斜視図である。同図に示すように、従来の電子レンジは、ハウジング1と、前記ハウジング1の内部に区画されて設けられた電装室2及び調理室3とを有する。電装室2には、高周波を発生させるためのマグネトロン4と、前記マグネトロン4を冷却させるとともに、調理室を通じて空気を循環させることで、調理物から発生する水分及び匂いを外部へ排出させるための送風ファン5とが設けられる。
【0004】
調理室3は前面の開放された箱状に形成され、底面3aが長方形をなし、底面3aの先端部は調理室3の前面と同一平面をなす。前記底面3a上には、調理物が載せられ、マグネトロン4から放射される高周波により調理物が調理されるようにするターンテーブル6と、前記ターンテーブル6を回転可能に支持するための回転ガイド(図示せず)が設けられている。前記ターンテーブル6は調理室3の下部に配置されたモータ(図示せず)に結合され、低速で回転する。
【0005】
また、開放された調理室3の前面には、ハウジング1の一側に回動可能に結合され、調理室3を開閉するドア8が設けられている。前記ドア8は長方形に形成され、中央部には調理室3の内部が透視できるように多数の透視孔が形成された透視部材9が結合されている。この透視部材9を含むドア8はその前面及び背面共に平面となり、ドア8が閉鎖された状態でドア8の背面が調理室3の前面に接触し、ドア8の前面は平面をなして調理室3を閉鎖する。
【0006】
したがって、電子レンジが作動すると、マグネトロン4から発生する高周波が調理室3に放射されているうちにターンテーブル6が低速で回転するので、ターンテーブル6上に載せられた調理物が高周波により調理される。
しかし、このように構成された従来の電子レンジは六面体の形状をなし、その中央部に調理室の内部が透視できるように形成された透視部材9がドア8とともに平面をなす構造を有するため、調理の途中で、調理室3に収納された調理物の調理状態を確認するためには、使用者がドア8の前方から透視部材9の高さに合わせて調理室3の内部を覗き見なければならない欠点がある。
【0007】
また、従来の電子レンジは、調理室3の底面3aが長方形となり、その先端部が調理室の前面と一致して同一平面をなす構造を有するため、調理物が調理室の内部奥に位置するため、調理物を調理室3の内部に入れるか又は取り出すことが非常に難しくなる。
また、従来の電子レンジは、調理室3の底面3aが調理室と一体に構成されるため、グリル調理のためのヒーターを設置することがややこしくて難しくなる欠点がある。すなわち、グリル調理のためのヒーターを調理室3の底面3aの上部又は下部に設置するためには、別途のヒーター設置構造が必要になる。しかし、従来の電子レンジの底面3aは調理室3と一体的に形成されるため、調理室の内部構図が複雑になり、設置作業が非常に難しくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明は前述した従来技術の問題点を解決するためのもので、その目的は、調理室で調理される調理物の調理状態を電子レンジの外部の多数位置で容易で迅速に確認できるようにした電子レンジを提供することにある。
本発明のほかの目的は、調理物が調理室に容易に収納できるようにした電子レンジを提供することにある。
本発明のさらにほかの目的は、グリル調理のためのヒーターが調理室の底面に容易に設置できるようにした電子レンジを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、調理物を調理する加熱部と、開口部と前方に突出する底面板を有する調理室と、前記調理室の開口部を選択的に開閉し、前方に突出して前記調理室の突出底面板とともに、前記調理室から延長される調理空間を形成するドアとを含む電子レンジを提供する。
前記ドアは、前記調理室の開口部の縁部と接触するように構成されるフレームと、前記調理室の開口部を塞ぐ透視部材とを含み、前記透視部材は、前記調理室から前方に突出する前面板と、前記調理室の前方に形成された内部空間の上面と底面を覆うように構成される上面板及び下面板とを含み、前記調理室の底面板は、前記調理室の前方に位置する前面部と、前記調理室内に位置する後面部とを含むことが好ましい。
【0010】
前記調理室の底面板の前面部は半円形に形成されることが好ましい。
前記調理室の底面板の前面部は半円形に形成され、前記調理室の底面板の後面部は半円形又は長方形に形成されることが好ましい。
前記調理室の底面板は前記調理室と一体的に形成されて前記調理室の底面を形成することが好ましい。
前記調理室の底面板は別の部材として作られ前記調理室の底面に付着されることが好ましい。
【0011】
前記調理室の底面板は、前記調理室の底面板を前記調理室の底面に付着するため、前記調理室の底面板の下面の対応面に設けられたネジ孔が形成された多数のボスを含むことが好ましい。
前記調理室の底面板はアルミニウムから作られることが好ましい。
前記電子レンジは、調理物が載せられるターンテーブルと、前記ターンテーブルを回転させるため、前記ターンテーブルに連結される回転軸とをさらに含み、前記調理室の底面板は、前記ターンテーブルを収容するため、下方に凹んでいる凹部を含み、前記凹部には、前記回転軸を前記ターンテーブルに連結するための貫通孔が設けられることが好ましい。
【0012】
前記ターンテーブルは、前記貫通孔が前記調理室の底面板の前面部と後面部間の境界線に位置するように、前記調理室の底面板の前面部に一部が位置することが好ましい。
前記透視部材の前面板は前記調理室の底面板の前面部の形態に対応するように半円筒形に形成され、前記透視部材の上面板と下面板は、ドアが閉鎖されたとき、前記調理室の底面板の前面部が前記透視部材の下面板上に位置するように、前記調理室の底面板の前面部の形態に対応する半円形の形態に形成されることが好ましい。
【0013】
前記透視部材の上面板及び下面板は、少なくとも前記電子レンジの前方、両側方及び上方の位置から調理室の内部が透視できるように多数の透視孔を含むことが好ましい。
前記透視孔は、前記調理室の内部が効果的に透視できるように、前記透視部材の全面にわたって形成されることが好ましい。
前記フレームは前記調理室の開口部を遮らない大きさに構成されることが好ましい。
前記加熱部は前記調理室の底面板の下部に配置されるヒーターを含むことが好ましい。
【0014】
前記電子レンジは、前記ヒーターの下部に配置され、前記ヒーターから発生した熱を上方に伝達する断熱部材をさらに含むことが好ましい。
前記ヒーターは前記断熱部材の上面に付着され、前記調理室の底面板と接触することが好ましい。
前記加熱部は前記調理室の底面板に一体的に形成されたヒーターを含むことが好ましい。
【0015】
前記ヒーターはダイカスト加工により前記調理室の底面板に一体的に形成されることが好ましい。
前記加熱部は調理物を調理するための高周波を発生するマグネトロンを含むことが好ましい。
前記加熱部は調理物を調理するための高周波を発生するマグネトロンをさらに含み、前記ヒーターは調理物を調理するための熱を発生することが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。
図2は本発明の一実施例を示すもので、調理室の底部に分離状態で結合される底面板50と、前記底面板50の下部に配置され、ヒーターを支持する断熱部材70を分解して示す電子レンジの斜視図であり、図4は底面板50がヒーター60及び断熱部材70と一緒に調理室20の低部22に結合された電子レンジを示す斜視図である。
【0017】
同図に示すように、本発明による電子レンジは、高周波を発生させるためのいろいろな電気部品が設けられる電装室10と、調理物を調理するための空間を有し、前面が開放されている調理室20と、調理室20の開放前面を開閉するためのドア30とを備える。
前記電装室10には、調理室20に高周波を放射するマグネトロン11と、前記マグネトロン11を冷却させるとともに、調理室20内の調理物から発生する水分及び匂いを電子レンジの外部へ排出させるための送風ファン12とが設けられる。
【0018】
調理室20は上壁21、底面22、左右側壁23、24、及び後壁(図示せず)からなり、その前面に開口部25が設けられるので、前面が開放される。調理室20の前面には、前記開口部25を開閉するため、本発明によるドア30が回動可能に結合される。前記調理室20の開口部25の縁部には、ドア30が閉じたとき、ドア30の縁部と接触して前記開口部25を密閉するため、平面の四角帯面26が設けられる。
調理室20の底面22には、本発明による底面板50が別の部材として結合される。この底面板50は、調理室20の底面22に配置される略長方形の後面部51と、前記後面部51から前方に水平に延長した略半円状の前面部52とからなる。したがって、底面板50の前面部52は底面板50の後面部51が調理室20の底面22に配置された状態で、調理室20から水平に突出するので、調理室20の前面から外部に延長されるものである。
【0019】
前記底面板50上には、ターンテーブル27(図4参照)が置かれるため、下方に凹んでいる凹部53が設けられ、この凹部53の中心は後面部51と前面部52の境界地点に位置する。凹部53の中心には、調理室20の下部に配置されたモータ(図示せず)に連結された回転軸(図示せず)が底面板50を貫通して延長するための貫通孔54が形成されている。
底面板50の背面にはネジ孔の形成された複数のボス55が設けられる。前記底面板50は、調理室20の底面22を貫通するネジ56により、調理室20の底面22に固定される。
前記底面板50はアルミニウム材から製作されるが、好ましくはアルミニウムダイカスト加工により製作される。
【0020】
図4に示すように、このように構成された底面板50により、調理物が載せられるターンテーブル27の中心は調理室20の前面に隣接して位置するため、調理室の内部奥に入れられる従来の電子レンジに比べ、調理物の出し入れをすることが非常に便利である。
図2において、ドア30は、調理室20の開口部25を形成する四角帯面26に密着して高周波の漏洩を防止するため、長方形の縁部をなすフレーム31と、調理室20の内部を透視して調理状態を確認し得るように、前記フレーム31の開口部に配置される透視部材32とを含む。
【0021】
フレーム31には、その縁部の内側面に沿って多数のチョーク溝31aが一定の間隔で形成されているので、フレーム31が調理室20の前面の四角帯面26と接触すると、前記チョーク31aにより調理室20からの高周波の漏洩が防止される。
透視部材32は、前記フレーム31の両側から前方に、つまり調理室20の前面の外側に曲面をなしながら突出した前面板33と、前記前面板33の上部を覆う略半円形の上面板34と、前記前面板33の下部を覆う略半円形の下面板35とからなるもので、全体として前方に略半円筒形に突出した形状を有する。
【0022】
したがって、ドア30が調理室20を閉鎖すると、底面板50の前面部52は透視部材32の下面板35上に配置され、半円筒形の透視部材32の内部が調理空間37を形成する。
すなわち、ドア30の透視部材32と底面板50の前面部52により、調理室20の前面から外部に突出して形成された調理空間37が設けられるので、底面板50の後面部51に対応する調理室20の内部の前後長は底面板50の前面部52に相当する前後長だけ縮小できる。よって、調理室20の内部と調理空間37により形成される調理室20の総前後長は従来とほぼ同一に維持される。また、底面板50の後面部51を従来の調理室の前後長と同一にすると、本発明による調理室20の総前後長は従来のものより大きくなって調理空間が拡張する効果を有する。
【0023】
透視部材32の前面板33と上面板34には、調理室20が透視できるように一定大きさの透視孔が稠密に配列されているので、前記透視部材32の前面板33と上面板34を通して調理室20の内部を覗き見ることができる。すなわち、本発明による電子レンジは、調理室20の前方だけでなく上方及び両方から調理室20を透視することができるので、使用者は電子レンジの付近でほかの仕事をしながらも調理室20に収納された調理物の調理状態を確認することができる。
【0024】
一方、透視孔が形成されている透視部材32の外面には、透明材質で作られた透明窓(図示せず)を付着することで、透視孔を通して調理室の内部が調理室の外部と連通しないようにするとともに、透視部材32を通して調理室20の内部を覗き見ることができるようになる。
ところが、一般に、電子レンジは調理空間内に使用者の眼高に又はそれより低い位置に配置されるため、本実施例では、透視部材32の下面板35には透視のための透視孔が形成されていないものにしたが、調理室20の内部が覗き見られるように、電子レンジの設置高によって下面板35にも透視孔が形成されたものにしてもよい。
【0025】
また、底面板50の下部には、グリル調理のためのヒーター60と、このヒーター60から発生する熱が上方にだけ伝達されるようにする断熱部材70とが設けられる。前記断熱部材70は底面板50の形状に対応する形状となり、底面板50の下部に結合され、ヒーター60は底面板50の背面と接触して底面板50を加熱するように、断熱部材70の上面に配置される。
以上のように、ヒーター60と断熱部材70は底面板50の背面に結合されたままで調理室20の底面22に設置されるので、本発明による電子レンジは高周波調理とともにグリル調理を行うことができることになる。
【0026】
図4に示すように、前記底面板50上には、調理物が載せられて調理されるようにするターンテーブル27と、前記ターンテーブル27を回転可能に支持するための回転支持部(図示せず)とが設けられている。このターンテーブル27は前記底面板50の中心に形成された貫通孔54を貫通する回転軸に連結され、モータの駆動により低速で回転しながら、その上に載せられた調理物に高周波が均等に伝達されるようにして調理物を調理することになる。
この際、底面板50の下部に配置されたヒーター60を作動させると、底面板50が加熱され、調理物にヒーター熱が伝達されるので、前述した高周波調理とともにグリル調理が行えるようになる。もちろん、ヒーター60のみを作動させてグリル調理のみを行ってもよい。
【0027】
図3は本発明のほかの実施例を示すもので、調理室の底面に分離状態で結合され、ヒーターが挿入されている底面板50と、前記底面板50の下部に配置される断熱部材70とを分解して示す電子レンジの斜視図である。同図に示すように、ヒーター60を断熱部材70に設置せず、底面板50がアルミニウムダイカスト加工により成形される際に、ヒーター60を底面板50に挿入して底面板50と一体的に構成することができる。このような構造によると、ヒーター60から発生する熱が底面板50に直接伝達されるので、熱効率がさらに向上し、ヒーター60をより簡便に設置することができる。
本発明において、底面板50は別の部材として調理室20の底面22にネジで結合されるものにしたが、その前面部52が調理室20から突出した底面板50を調理室20の底面22に一体的に構成することもできる。
【0028】
図5は本発明の第3実施例を示すもので、底面板の前面部と後面部共に円弧状に形成された電子レンジの斜視図である。同図に示すように、本発明の第3実施例による底面板50aは前面部52だけでなく後面部51aも前面部52と同様に略半円状に形成され、これに対応して調理室20の後方も曲面に形成されるものである。
【0029】
図6はドアが調理室を閉鎖した状態を示す本発明による電子レンジの斜視図である。同図に示すように、ドア30が閉鎖された状態においては、調理室20の底面22に設けられる底面板50の前面部52が前方に突出してドア30の透視部材32の下面板35上に位置する。よって、ドア30の内部に調理室20とともに調理空間37が形成される。
このようなドア30と底面板50の構造により、調理室20の前方だけでなく、上方及び両方から調理室20の内部を容易に透視することができる。また、調理物が調理室20の前方に突出した位置に置かれるので、調理の後、熱くなった調理物を容易に取り出すことができる。
また、このような構造により、調理中に調理物から発生する水分が透視部材32の内面凝結する現象を効果的に防止することができる。
【0030】
図7は電装室10に流入した外部空気が調理室20を通過して調理室20の内部を流動してから調理室から排出されるものを示す、図2ないし図5に示した電子レンジの斜視図である。
同図に示すように、送風ファン12により外部空気を電装室10の内部に吸入し調理室20を経て調理室20の外部へ排出させるため、電装室10の後壁には多数の流入孔13が設けられ、調理室20の右側壁24と左側壁23には、それぞれ吸気孔14と排気孔15が設けられている。
【0031】
電装室10の後壁に設けられた流入孔13の前方には送風ファン12が配置され、外部空気を吸入し、調理室20の右側壁24に形成された吸気孔14は調理室20の前面に隣接して配置され、空気がドア30の透視部材32側に案内されて円滑に流動できるようにする。また、調理室20の左側壁23に形成された排気孔15は、右側壁24に形成された吸気孔14と同様に、調理室20の前面に隣接して配置され、透視部材32を経た空気が調理室20の外部へ円滑に排出されるようにする。マグネトロン11は流入孔13と吸気孔14との間に配置され、マグネトロン11と吸気孔14との間には空気案内ダクト16が配置されるので、マグネトロン11を通過した空気が空気案内ダクト16を通して吸気孔14に案内され調理室20の内部に流入される。
【0032】
前記のような本発明による電子レンジの空気循環構造により、吸気孔14を通じて調理室20に流入された空気は曲面状の透視部材32の内面に沿って円滑に流動する。したがって、調理物から発生する水分が、透視部材32の前面板33と上面板34に沿って迅速に流動する空気とともに排気孔15を通じて外部へ排出されるので、透視部材32の内側面に水分が凝結する現象を効果的に防止することができる。よって、調理室20に収納された調理物を透視部材32を通じてより明らかに透視することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による電子レンジは、ドアの前面が曲面状に前方に突出し、ドアの上部面と下部面が前記曲面状の前面を覆うように略半円筒形に形成されるため、調理室の前方だけでなく両側方及び上方からも調理室の内部を透視することができ、よって、調理室内で調理される調理物の調理状態を電子レンジの外部の多数位置で迅速に確認することができる効果がある。
また、本発明による電子レンジは、略半円筒形のドアの下部面に対応して調理室の底面板と前面部が略半円筒形に調理室から延長して、調理物が調理室の前面に位置することになるので、調理物を入れるか取り出すことがたいへん便利になり、使用者が調理物を簡便に取扱うことができ、特に、調理後に熱くなった調理物を容易に取り出すことができる効果があるものである。
また、本発明による電子レンジは、調理室の底面に設置される底面板の下部にヒーターを簡便に設置することができるので、調理室の一部として一体化された底面板を有する従来の電子レンジに比べ、ヒーターを設置することが大変容易になる効果があるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子レンジのドア及び調理室を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示すもので、ヒーターと、調理室の底面に分離状態で結合される底面板と、前記底面板の下部に配置され、前記ヒーターを支持する断熱部材とを分解して示す電子レンジの斜視図である。
【図3】本発明のほかの実施例を示すもので、調理室の底面に分離状態で結合され、ヒーターが挿入される底面板と、前記底面板の下部に配置される断熱部材とを分解して示す電子レンジの斜視図である。
【図4】図2及び図3に対応するもので、底面板、ヒーター及び断熱部材が調理室の底面に設置された電子レンジの斜視図である。
【図5】本発明のさらにほかの実施例を示すもので、底面板の前面部と後面部共に曲面状に形成された電子レンジの斜視図である。
【図6】ドアが調理室を閉鎖した状態を示す、図3ないし図5に示す電子レンジの斜視図である。
【図7】電装室に流入され調理室を通過して排出される外部空気の流れを示す、本発明による電子レンジの斜視図である。
【符号の説明】
20 調理室
22 底面
30 ドア
31 フレーム
32 透視部材
33 前面板
34 上面板
35 下面板
50、50a 底面板
51、51a 後面部
52 前面部
60 ヒーター
70 断熱部材

Claims (21)

  1. 調理物を調理する加熱部と、
    開口部と前方に突出する底面板を有する調理室と、
    前記調理室の開口部を選択的に開閉し、前方に突出して前記調理室の突出底面板とともに、前記調理室から延長される調理空間を形成するドアとを含むことを特徴とする電子レンジ。
  2. 前記ドアは、前記調理室の開口部の縁部と接触するように構成されるフレームと、前記調理室の開口部を塞ぐ透視部材とを含み、
    前記透視部材は、前記調理室から前方に突出する前面板と、前記調理室の前方に形成された内部空間の上面と底面を覆うように構成される上面板及び下面板とを含み、
    前記調理室の底面板は、前記調理室の前方に位置する前面部と、前記調理室内に位置する後面部とを含むことを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。
  3. 前記調理室の底面板の前面部は半円形に形成されることを特徴とする請求項2記載の電子レンジ。
  4. 前記調理室の底面板の前面部は半円形に形成され、前記調理室の底面板の後面部は半円形又は長方形に形成されることを特徴とする請求項2記載の電子レンジ。
  5. 前記調理室の底面板は前記調理室と一体的に形成されて前記調理室の底面を形成することを特徴とする請求項3記載の電子レンジ。
  6. 前記調理室の底面板は別の部材として作られ前記調理室の底面に付着されることを特徴とする請求項3記載の電子レンジ。
  7. 前記調理室の底面板は、前記調理室の底面板を前記調理室の底面に付着するため、前記調理室の底面板の下面の対応面に設けられた、ネジ孔が形成された多数のボスを含むことを特徴とする請求項6記載の電子レンジ。
  8. 前記調理室の底面板はアルミニウムから作られることを特徴とする請求項6記載の電子レンジ。
  9. 前記電子レンジは、調理物が載せられるターンテーブルと、前記ターンテーブルを回転させるため、前記ターンテーブルに連結される回転軸とをさらに含み、
    前記調理室の底面板は、前記ターンテーブルを収容するため、下方に凹んでいる凹部を含み、前記凹部には、前記回転軸を前記ターンテーブルに連結するための貫通孔が設けられることを特徴とする請求項2記載の電子レンジ。
  10. 前記ターンテーブルは、前記貫通孔が前記調理室の底面板の前面部と後面部間の境界線に位置するように、前記調理室の底面板の前面部に一部が位置することを特徴とする請求項9記載の電子レンジ。
  11. 前記透視部材の前面板は前記調理室の底面板の前面部の形態に対応するように半円筒形に形成され、前記透視部材の上面板と下面板は、ドアが閉鎖されたとき、前記調理室の底面板の前面部が前記透視部材の下面板上に位置するように、前記調理室の底面板の前面部の形態に対応する半円形の形態に形成されることを特徴とする請求項3記載の電子レンジ。
  12. 前記透視部材の上面板及び下面板は、少なくとも前記電子レンジの前方、両側方及び上方の位置から調理室の内部が透視できるように多数の透視孔を含むことを特徴とする請求項11記載の電子レンジ。
  13. 前記透視孔は、前記調理室の内部が効果的に透視できるように、前記透視部材の全面にわたって形成されることを特徴とする請求項12記載の電子レンジ。
  14. 前記フレームは前記調理室の開口部を遮らない大きさに構成されることを特徴とする請求項2記載の電子レンジ。
  15. 前記加熱部は前記調理室の底面板の下部に配置されるヒーターを含むことを特徴とする請求項6記載の電子レンジ。
  16. 前記電子レンジは、前記ヒーターの下部に配置され、前記ヒーターから発生した熱を上方に伝達する断熱部材をさらに含むことを特徴とする請求項15記載の電子レンジ。
  17. 前記ヒーターは前記断熱部材の上面に付着され、前記調理室の底面板と接触することを特徴とする請求項16記載の電子レンジ。
  18. 前記加熱部は前記調理室の底面板に一体的に形成されたヒーターを含むことを特徴とする請求項6記載の電子レンジ。
  19. 前記ヒーターはダイカスト加工により前記調理室の底面板に一体的に形成されることを特徴とする請求項18記載の電子レンジ。
  20. 前記加熱部は調理物を調理するための高周波を発生するマグネトロンを含むことを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。
  21. 前記加熱部は調理物を調理するための高周波を発生するマグネトロンをさらに含み、前記ヒーターは調理物を調理するための熱を発生することを特徴とする請求項15記載の電子レンジ。
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