JP2004076573A - 流体の射出ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】ジェットの質を改良すると共に、液体を機械的穿孔ツールに供給することの可能な射出ヘッドを提供する
【解決手段】ストリングの一端部に装着され、圧力液体を射出するヘッド(30)である。ヘッドの本体(40)は、供給パイプを有する機械的穿孔ツールを装着する下端部と、ノズル(42)と、供給パイプをノズルに接続するダクトとを有する。ダクトは、中心軸(L)を有し、前記供給パイプの下端部に接続された第1の端部と前記ノズル(42)の軸xx‘に正接をなして接続された第2の端部とを有し、前記中心軸は、連続的に変化する曲率半径を有する湾曲部分により規定されている。前記ダクトの横断面積は、これの第1の端部(50a)から第2の端部(50b)に向う全長の少なくとも半分に渡って規則正しく減じる。
【選択図】   図4

Description

 本発明は、例えば、土壌に穴を掘るための穴ぐりバイト(機械的穿孔ツール)に装着され、所定の圧力の流体、一般的には、液体を射出するためのヘッドに関し、特に、“ジェットグラウチング(jet grouting)として知られている技術を実施するための射出ヘッドに関する。
 ジェットグラウチング技術は、ボア孔に吐出され、穴を形成することが望まれている土壌を侵食する非常に高い運動エネルギーを有する流体のジェット噴射により地面を破壊することである。このジェットを発生させるために、穿孔ロッドの一端に固定されたノズルが使用されている。これらロッドは、高圧で流体を1もしくは複数のノズルに送る機能と、地面中へとノズルを徐々に移動させる機能との両方を果たす。これを以下に詳しく説明する。1もしくは複数のノズルは、穿孔ストリング(drill string)の下端部に固定された“モニター(monitor)”、即ち“射出ヘッド(injection head)”と一般に称させる部材に装着されている。このモニターは、これの下端部に機械的穿孔ツール(mechanical drilling toll)即ち、穴ぐりバイトが装着されるようになっている。既知のように、一般的に使用されている液体は、セメントがベースのグラウトであり、これは、穴開けの後に、地面中のその場所にモールドされるセメントの基礎要素を形成することを可能としている。また、複数の流体のジェットを使用することが可能であり、そのうちの1つにエアーのようなガスが可能である。
 以下の説明は、液体についてなされているが、特別な場合には、流体は、ガスによる少なくとも部分的に形成されるであろうことは、理解され得る。
 液体は、前記ロッドにより運ばれ、1ないし数10メガパスカルの範囲の圧力でポンプにより、表面から吐出される。液体を運ぶ前記ロッドの内径は、ロッド内でのヘッドロスを制限するのに充分な大きさが必要である。この直径は、代表的には、20mmないし50mmのオーダであろう。反対に、ノズルの出口の直径は、射出される液体のジェットが離れた所の地面を侵食することができるように、ジエットにかなりの速度を与えるのに充分な細さにすることが必要である。代表的には、ノズルの出口の直径は、2mmないし5mmの範囲が一般的であり、また、ノズルからの液体の射出速度は、毎秒1ないし数百メートルである。
 高度な質のジェットを得るためには、最小の運動エネルギーを使用しながら可能な限り地面を侵食することができるように、ジェットがノズルから出て地面に向っている間の液体ジェットを可能な限り高速に維持させるように、ノズルの内側の形状を最適にすることが望まれている。この要求を満たす最適なノズルの形状は、広くいき渡った使用においてである。
 しかし、上記のようなノズルにおいてさえも、かなり大きい運動エネルギーが必要なように、地面を侵食する能力における有効性を迅速にロスすることが判っている。このため、ロッドが並進移動され、また、可能であれば回転されたときに、地面は、ノズルからかなりの距離で、例えば、何デシメートル(several decimeters)で侵食される。柱形、柱状扇形、もしくは扁平形とするための加圧液体のジェットの駆動半径は、実施される方法、地面の質、並びに使用されるエネルギーに応じて、一般的に、2ないし3デシメートルから1もしくは2メートルの範囲である。   
 噴射の効率を高めるために、噴射の質を改良することができる射出ヘッド、即ち、ジェット噴射ヘッドの具体例の提案が、特に、米国特許No.5,228,809(特許文献1)でなされている。
 添付の図1は、上記特許に記載されている射出ノズルを示す。この射出ノズル10は、内キャビティを規定している側壁14を有する。所定の圧力で液体を射出するためのノズル16が、ジェット噴射ヘッドの外壁14に装着されている。この図において、ロッドストリングに結合するための部材18と、ノズルに液体をまた環状ノズルエアを同時に供給するために、加圧液体用パイプと、前記ロッドに沿って延びた環状のエアパイプとに結合するための部材20、22とを見ることができる。この特許によれば、ノズル16は、ジェット噴射ヘッド本体中に形成された流路24と、この流路の一端をノズル16の入口に接続するチューブ26とにより、加圧液体用パイプ22から供給される。前記チューブ26は、穴ぐりロッドとノズル16との間の加圧液体の乱れを規制するように、一定の断面と規則正しい曲率とを有する。これにも係わらず、上述されたように、射出ノズル直径は、ロッドに沿って加圧液体を通すために使用されるバイプの直径と比較して非常に小さい。かくして、上述した米国特許で開示された技術は、特に、断面積の相違のために、完全には満足するものではない。また、流路24は、パイプ22とパイプ26に対して直角をなしていることが見ることができる。
米国特許No.5,228,809
 このような配置では、チューブ26への入口で、かくして、ノズルの中で、液体流に重要な乱流が生じる傾向がある。
 さらに、上記特許に開示されているモニターは、モニターに装着される機械的ツールに加圧液体が供給されるようにすることは不可能である。
 好ましくはなく、穴ぐり用液体を機械的ツールに、これの潤滑のためと、穴ぐりのための切削を高めるために供給する必要がある。
 かくして、ノズルにジェットグラウトを良好な状態で供給することと、モニターの底で穿孔ツールを送ることとの両方に適した単一のモニターを有することが可能であることが有効である。射出ノズルへの最適な供給を得るために、所定の圧力のもとでの液体、例えば、グラウトの全流れが射出ノズルを供給するために使用されるように、穿孔ツールに対する供給を、ある場合には、中断することができることが必要である。
 本発明の目的は、穿孔ストリングの下端部に装着され、射出ヘッドのノズルにより供給されるジェットの質をかなり改良することができると共に、射出ヘッドと同様に液体を機械的穿孔ツールに供給することの可能な、特に、グラウトのジェット射出を実施するための射出ヘッドを提供することである。
 本発明に係われば、前記目的は、所定の圧力の流体を供給するための同軸的に配置されたパイプを有するロッドもしくはチューブのストリングの一端部に装着され、ボア孔から地面を破壊するように所定の圧力の液体を射出するためのヘッドであって、このヘッドは、前記ロッドもしくはチューブのストリングの下端部に装着するための上端部、供給パイプを有する機械的穿孔ツールを装着するための下端部、外壁、dに等しい内径並びに軸xx‘を有し中に配置された少なくとも1つの射出ノズルを有する本体と、前記供給パイプを前記ノズルの入口に接続するためのダクト形成手段とを具備し、前記ダクト形成手段は、中心軸を有し、前記供給パイプの下端部に接続された第1の端部と前記ノズルの軸xx‘に正接をなして接続された第2の端部とを有し、前記中心軸は、連続的に変化する曲率半径を有する少なくとも1つの湾曲部分により規定されており、また、前記ダクト形成手段の横断面積は、これの第1の端部からこれの第2の端部に向う全長の少なくとも半分に渡って規則正しく減じるようになっている、射出ヘッドにより達成される。
 この射出ヘッドは、さらに、前記ダクト形成手段の前記一端と、前記射出ヘッドの基端部に配設されたチヤンバとの間に接続され、前記機械的穿孔ツールに所定の圧力の流体を供給する少なくとも1つの供給チャンネルと、
 前記チャンバとパイプとの間に介在され、前記機械的穿孔ツールに液体を供給するための制御可能なバルブとを具備する。
 このようなノズルにより発生されるジェットの質と向きとは、ダクト形成手段、例えば、パイプの横断面積を、流体供給パイプへの接続のためのこれの一端部から射出ノズルの入口(入口オリフイス)への接続のための他端部への全長の少なくとも半分で徐々に規則正しく変えることにより、かなり改良されることが理解されるであろう。この特徴は、ダクト形成手段の中心線が規則正しく変化する曲率半径を有することと組み合わされて、チューブ中の液体の流れに対する乱流を最小にすることを可能にしている。この結果、地面に対して最大距離離れた位置にノズルが維持されるような最大エネルギーで、侵食パワーのあるジェットを得ることができる。
 さらに、モニターは、液体のノズルへのみの供給と、ノズルと機械的穿孔ツールとの両者への供給とを選択的に可能にしている。かくして、穿孔ストリングの一端に固定されるツールを交換しないで、2つの形式の動作を果たすことを可能にしている。この選択は、穿孔のために必要な時間をかなり短縮することを可能にしている。
 好ましい実施の形態において、前記ダクト形成手段は、前記射出ヘッドの長軸(XX‘)に沿ってほぼ直線状に延び、前記ロッドのストリングの前記供給パイプ゜へと延びた第1の部分と、変曲点がある中心線を有する第2の部分と、中心線が一定のサインカーブの曲率を有する第3の部分とを有する。
 本発明の他の特徴と効果とは、非限定的な例として示された本発明の種々の実施の形態の以下の説明を読むことにより良く判るであろう。
 穿孔ツールが、図2を参照して最初に説明される。このツールは、射出ヘッド、即ち、モニター30により本質的に構成されている。この射出ヘッドは、以下に詳しく説明されるように、所定の圧力で液体のジェットを、より具体的には、ボア孔の壁を破壊するようにノズルを介して吐出される所定圧の流体ジェットを吐出するように機能する。所定圧の液体は、代表的には、グラウトもしくはこれに類似のものが充填された液体である。モニター30の上端部30aは、ツールを下降並びに回転可能にセットするために符号32で示すような穿孔ストリング(穿孔ロッド)に接続されている。この穿孔ロッド32には、好ましくは、内側の同軸パイプ34が装着されている。この同軸パイプは、射出ノズルと機械的穿孔ツールとに供給するための所定の圧力の液体を運ぶように機能する。モニター30の下端部30bには、中間部分36が装着されている。この中間部分自体は、機械的穿孔ツール38、即ち、ボトムツールを支持するように機能する。
 射出ヘッド30は、ほぼ円筒形状の外壁を備えた本体40を有する。1つの射出ノズル、もしくは好ましくは複数の射出ノズル42が、モニターの下端部近くに設けられている。ノズル42は、収束部分46により供給パイプ34に接続された第1のチャンネル44を介して、穿孔ロッド32の供給パイプ34に接続されている。このチャンネル44は、穿孔ロッド内の供給パイプ34の断面よりほんの僅かに小さい断面S1を有する。また、このチャンネル44は、モニター30の長軸XX‘に沿って、即ち、パイプ34とほぼ一直線状に、延びている。以下に詳述される形状のパイプ(ダクト形成手段)50は、ノズル42を直線状のチャンネル部分44に接続する機能を果たしている。このパイプ50の第1の端部50aは、前記チャンネル44の下端部44aに接続されており、また、この第2の端部50bは、ノズル42の入口42aに接続されている。記載された好ましい実施の形態では、射出ノズル42は、ほぼ水平な軸xx’を有する。
 前記第1の端部50aの所で、パイプ50は、チャンネル44の断面S1に等しい断面S‘1を有し、前記第2の端部50bの所で、ノズル42の入口の断面s1に等しい断面s’1を有する。このパイプ50は、中心線(mean line)Lを有し、この中心線Lに直交して延びたパイプ50の断面は、円、楕円、もしくは卵型であり得る。本発明の基本的な特徴に係われば、パイプ50の直交断面積は、最大値S‘1から最小値s’1へとの規則正しく減少している。
 さらに、前記パイプ50の中心線Lは、ノズル42に至るまで、全て可能な限り規則正しい流れラインを得るような特別な形状をしている。中心線Lは、上端Aから中間点Bへと延び、垂直正接(vertical tangent)を有する第1の部分L1と、中間点Bから、射出ノズル42との接続のための第2の端Cへと延びた第2の部分L2とを有する。上端Aで、第1の部分L1は、チャンネル44の軸XX‘に正接的に接続している。第1の部分L1は、一定のサインカーブの規則正しい曲率半径を有する第1のセクションL11と、この第1のセクションL11とは反対の一定のサインカーブの規則正しい曲率半径を有する第2のセクションL12とを有している。中心線Lのこれら第1並びに第2のセクシヨンは、変曲点Iを介して互いに自然に接続されている。前記パイプ50の中心線Lの第2の部分L2は、中間点Bから第2の端Cへと全体に渡って同じサインカーブを維持しながら、規則正しく変化する曲率半径を有する。
 前記パイプ50に与えられた特別な形状の結果として、一端Aから他端Cへと規則正しく減じる直交断面積を有すると共に、中心線は、他端Cから一端Aへと全体に渡って同じように規則正しい曲率の連続となっている。これら両方の組合せにより、パイプ50に沿って流れる所定の圧力の液体に対して、ノズル42の入口42aとチャンネル44との間に、規則正しい流れラインを規定することができることが、判るであろう。この規則正しい流れによって、最適の形状、かくして、ボア孔の壁を穿孔するための最大の能力を有する、ノズル42から出口で所定圧のジェットを得ることができる。
 パイプ50の特別な形状により、軸方向のチャンネル44をノズル42に、曲率半径が規則正しく変化するパイプを介して、接続することができることが、強調されるべきである。
 最後に、この形状のパイプ50によって、単一もしくは複数の各々のノズル42は、モニターの長軸XX‘に直交した平面上にxx’軸を、即ち、水平軸を有することができる。かくして、ノズルにより発生されるジェットは、穿孔される壁に直交した面内にある。
 機械的穿孔ツール38に所定圧の液体を供給するのに使用される、モニターの部分について以下に説明する。記載された好ましい実施の形態では、この供給は、モニターの軸XX‘に平行に延びた2つのパイプ52,54によりなされる。夫々のパイプは、所定の圧力の液体を供給するための直線状のチャンネル44に開口した第1の端部、即ち上端部52a,54aと、内方チャンバ56に開口した下端部52b,54bとを有する。この内方チャンバ56は、図8に明確に見ることができ、射出ヘッドの軸XX’上に位置している。また、この内方チャンバ56には、モニターの30の本体の下端部に設けられたハウジング60内に装着されたバルブ58が配置されている。
 このバルブ58は、ハウジング60内に、これと液密に装着され、チャンバ56へと延出した円筒状本体(壁)62を有する。このバルブの壁62は、移動可能なシャッター部材66と共同するのに適したバルブ座部64を規定している。前記シャッター部材66は、バルブ本体の底壁72に形成された軸孔70中を摺動可能に設けられたバルブロッド68の一端に固定されている。ナット74が、このロッド68の外側に螺合されて、これのための外側形部を形成している。この肩部は、シャッター部材66のためのリセット位置を規定する。このシャッター部材66は、シャッター部材66とバルブ本体の底壁72との間に介在された戻しばね76により、図8に示されるように、リセット位置に保持される。
 前記シャッター部材66は、前記チャンバ58内に位置する上面66aを有し、かくして、これは、パイプ52,54を介して達した加圧液体の圧力を受ける。チャンバ56内の液体の圧力が所定値を超えると、液体の流れは、シヤッター部材66の下側に吸引を生じさせる。このようにして発生される吸引と共働する上面66aへの圧力作用は、前記もどしばね76を圧縮させて、シヤッター部材66を、これが前記バルブ座部64と接触するまで、下降させる。この位置で、所定圧力の液体は、パイプ52,54からバルブの軸出口78へと流れる。
 図3により明確に示されるように、バルブ78からの前記出口78は、前記中間部材36の中に形成された軸孔80へと延びている。この軸孔80には、チェックバルブ82が装着されている。最後に、中間部材36中のこの軸孔80は、チェックバルブ82を超えて、機械的穿孔ツール38に供給するための軸ダクト84へと延びている。前記チェックバルブ82は、穿孔用の液体がモニター内のパイプへと逆流するのを単に防止するように機能する。
 組合わされた穿孔ツールは、以下のように動作する。
 機械的穿孔ツール38により単に穿孔することが望まれている使用の工程の間、パイプ34,44,50,52,54並びに78に沿って流れる穿孔用液体の圧力は、比較的低い。この結果、ノズル42から吐出される所定圧の液体のジェットは、非常に有効ではなく、機械的穿孔ツール38が、図8に示されているように、バルブ58の開成によって液体を受ける。これに反して、ジェットグラウト工程での処理が望まれる場合には、即ち、穿孔を果たすようにノズル42により発生されるジェットを使用することが望まれる場合には、上述した特別な形状のパイプ内の液体の圧力が高められる。上述されたように、この圧力により、バルブ58のシャッタ部材66が下降され、機械的穿孔ツール36への液体の供給が遮断される。このような状態のもとで、穿孔ロッド中のパイプ34を介して達する液体の全流れは、射出ノズル42に供給するために使用され、かくして、ノズルは、最大有効性で動作する。
 液体の圧力が、所定の圧力よりも低い場合には、シャッター部材66はもこれの座部から放れて、機械的穿孔ツールに再び液体が供給される。
 変形例において、モニター30は、また、ジェット形成用のノズル42に液体を供給するための補助パイプ90を有し得る。このパイプ90には、ロッド32とこれの内側パイプ34との間に存在する環状スペース35から直接液体が供給される。この補助パイプ90の下端部90aは、ノズル42の出口の周りの環状スペース92に液体を供給するように機能する。所定の圧力の液体のこの補助的供給により、ノズル42により形成される主ジェットの周りに環状ジェットが形成され、これは、ノズル42により形成されるジェットの質をさらに改良する役割を果たす。
 本発明のモニターにより、1つもしくは複数の射出ノズル42は、良好な状態で加圧液体を供給することができ、また、この結果、パイプ50中の液体の規則正しい流れのために、優れた有効性の加圧ジェットを得ることが可能になる。また、モニター30は、ノズル42により発生されるジェットの質を落とさないで、所定の圧力の液体を機械的ボットムツール38に供給することができる。さらに、バルブ58が設けられているので、加圧液体の全てがジェットを形成するために使用され、これらは、必要゛てあろう。
従来の射出ヘッドの縦断面図である。 ドリルストリングの下端に装着されて示された本発明の穿孔ツール集合体の縦断面図である。 射出ヘッドの縦断面図である。 図3のIV−IV線に沿う部分縦断面図である。 図4のV−V線に沿う縦断面図である。 図4のVI−VI線に沿う縦断面図である。 どのようにして射出ノズルが差し込まれるかを示す図4の一部の詳細な図である。 機械的穿孔ツールを送るためのバルブの好ましい実施の形態を示す図3の一部の図である。
符号の説明
30…射出ヘッド(モニター)、30a…上端部、30b…下端部、32…穿孔ストリング(穿孔ロッド)、34…供給パイプ、36…機械的穿孔ツール、40…本体、42…射出ノズル、44…チャンネル、50…パイプ(ダクト形成手段)、50a…第1の端部、50b…第2の端部、58…バルブ、82…チェックバルブ、L…中心線。

Claims (6)

  1. 所定の圧力の流体を供給するための同軸的に配置されたパイプ(34)を有するロッドもしくはチューブのストリング(32)の一端部に装着され、ボア孔から地面を破壊するように所定の圧力の液体を射出するためのヘッド(30)であって、このヘッドは、前記ロッドもしくはチューブのストリング(32)の下端部に装着するための上端部(30a)、供給パイプ(84)を有する機械的穿孔ツール(38)を装着するための下端部、外壁、dに等しい内径並びに軸xx‘を有し中に配置された少なくとも1つの射出ノズル(42)を有する本体(40)と、前記供給パイプを前記ノズルの入口に接続するためのダクト形成手段(50)とを具備し、
     前記ダクト形成手段(50)は、中心軸(L)を有し、前記供給パイプ(34)の下端部に接続された第1の端部と前記ノズル(42)の軸xx‘に正接をなして接続された第2の端部とを有し、前記中心軸は、連続的に変化する曲率半径を有する少なくとも1つの湾曲部分により規定されており、また、前記ダクト形成手段(50)の横断面積は、これの第1の端部(50a)からこれの第2の端部(50b)に向う全長の少なくとも半分に渡って規則正しく減じるようになっており、さらに、
     前記ダクト形成手段(50)の前記一端と、前記射出ヘッドの基端部に配設されたチヤンバ(56)との間に接続され、前記機械的穿孔ツール(38)に所定の圧力の流体を供給する少なくとも1つの供給チャンネル(52,54)と、
     前記チャンバ(56)とパイプ(84)との間に介在され、前記機械的穿孔ツールに液体を供給するための制御可能なバルブ(58)とをさらに具備する射出ヘッド。
  2. 前記ダクト形成手段(50)は、前記射出ヘッド(30)の長軸(XX‘)に沿ってほぼ直線状に延び、前記ロッドのストリングの前記供給パイプ゜(34)へと延びた第1の部分(44)と、変曲点(I)がある中心線を有する第2の部分(L1)と、中心線が一定のサインカーブの曲率を有する第3の部分(L2)とを有することを特徴とする請求項1の射出ヘッド。
  3. 前記少なくとも1つのノズル(42)の軸は、射出ヘッドの長軸(XX‘)に直交する面内にあることを特徴とする請求項1もしくは2の射出ヘッド。
  4. 前記機械的穿孔ツール(38)に液体を供給するための2つの供給パイプ(52,54)を具備し、各供給パイプの第1の端部は、前記ダクト形成手段の第1の部分(44)に接続されていることを特徴とする請求項2の射出ヘッド。
  5. 前記チャンバ(56)は、射出ヘッドの長軸上に配置されていることを特徴とする請求項4の射出ヘッド。
  6. 前記制御可能なバルブ(58)は、座部(64)と、位置がこのバルブを通る液体の流れにより制御される移動可能なシャッター部材(66)とを有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1の射出ヘッド。
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