JP2004075238A - 医材管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の医材メーカーとの間に介在するディーラーが複数の契約病院に於ける医薬品、医療機器、医療材料等の医材を効率よく管理して、在庫数量を適正に保ち、特定材料に関して保険請求漏れが無い医材管理システムの提供。
【解決手段】各々の契約病院の医療各科2がディーラー1に発注した医材を、ディーラー1が対応する病院の医療各科2に納品し、その後にディーラー1が請求書を対応する病院の用度課3に送付して医材を管理する医材管理システムに於いて、医材に統一した体系の伝票用バーコードシートを貼付したバーコード貼り付けカードを添付し、該バーコードシートを回収して集計することにより各病院毎の医材の在庫を管理し、これに基づいて保険請求事務も行えるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】各々の契約病院の医療各科2がディーラー1に発注した医材を、ディーラー1が対応する病院の医療各科2に納品し、その後にディーラー1が請求書を対応する病院の用度課3に送付して医材を管理する医材管理システムに於いて、医材に統一した体系の伝票用バーコードシートを貼付したバーコード貼り付けカードを添付し、該バーコードシートを回収して集計することにより各病院毎の医材の在庫を管理し、これに基づいて保険請求事務も行えるようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医材管理システムに関するものである。更に詳述すれば、医材メーカーとの間に介在するディーラーが複数の病院に於ける医薬品、医療機器及び医療材料等の医材を効率良く管理してそれぞれの在庫数量を適正に保ち、他方、特定材料に関して保険請求の漏れが無い医材管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の商品や伝票等の流れを示した一例の医材管理の説明図である。ディーラー1は、医薬品メーカーや診療材料メーカーと病院又は医院との間に介在し、病院や医院から発注された物品をメーカーに問い合わせたり発注したりし、メーカーより受け取った医薬品等の医材を病院や医院に納入することを行なう業者であり、日本には多数のディーラーが存在している。また上述の薬品メーカや診療材料メーカも多数存在している。
【0003】
図中、医療各科2とは、病院内にある脳外科、神経科、内科、皮膚科、放射線科等の医療業務を行う各科を表している。この他、病院内には医者や看護婦が効率良く医療業務を遂行できるように、直接医療業務に携わらない用度課3、医事課4、会計課5等がある。これらの名称及びその個々の担当業務内容は病院毎に若干異なっているが、全体としては同様の業務を行っている。ここに示したのはその一例である。
【0004】
病院で取り扱う医材は、医薬品、医療機器、医療材料等多岐に亘っている。また外来患者の診療に使用する物品、入院患者に対応するための物品、或いは緊急手術のための物品というように、同じ物品でも使用する場面によって使用頻度や緊急性が異なるため、医材の管理は簡単ではない。最近、これらの物流管理をSPD(Supply Processing and Distribution)と呼んで注力している病院が多くなっている。
【0005】
病院で使用される物品は品目数が多く、しかも用途が多様である。日本の医薬品の数は約1万2000品目、診療材料の数は30万〜40万品目と言われている。特定治療材料として保険請求の対象となる品目だけでも約4000品目存在している。このように種類・数量を見ただけでも管理が煩雑で容易ではないことが予想できる。
【0006】
このように、多種多様な物品を病院内で管理することは一つの大きな業務分野であり、病院独自の管理方法があるのも尤もである。しかし医者や看護婦が重要視すべき事柄は患者の病気や怪我を直したり、患者の世話をする医療行為であり、それ故、物流管理に多くの時間をとられるのは賢明なことではない。そこで最も一般的にはディーラーが関与して病院内の物流管理を行なうようにすることで、医者や看護婦の貴重な時間を無駄にしないようにしている。
【0007】
従来の医材管理のやり方によれば医材の発注から支払いまでは以下の手順に従って行われている。担当課の名称等は病院によって異なることがあるが、手順は殆ど同様である。
【0008】
(1)病院内の医療各科2は、物品の新調・補充が必要になった場合には医事課4に医材の使用状況の報告である使用報告を行なう。使用報告には、必要になった物品、数量、発注先、納期、理由等が含められる。
(2)医事課4は、医療各科2から物品の使用報告が提出されたことを用度課3に報告する。
(3)用度課3は、医療各科2の使用報告に基づいて、ディーラー1に必要な物品を発注する。発注の際には、品名、型番、数量、納期等をディーラー1に明確に告げる。
【0009】
(4)ディーラー1は、受注した必要な物品を対応するメーカーに発注し、その後、納品された物品を倉庫から集めて梱包する。この作業を通常「集荷」と称している。
(5)集荷後、ディーラー1は受注した物品を医療各科2に納める。物品によっては定期的に補充しているものもある。
(6)ディーラー1は医療各科2に納品し、かつ用度課3に納品書及び請求書を送付する。
【0010】
(7)用度課3はディーラー1から請求書及び納品書を受け取った後、医事課4にこれらを送付する。
(8)医事課4は請求書及び納品書を会計課5に送付する。先に受け取っている医療各科からの使用報告が文書の場合は請求書等にそれも添付する。
(9)会計課5は送付されてきた納品書及び請求書並びに使用報告に基づいてデイーラー1に料金を支払う。ディーラー1は料金を受け取ると対応する受領書を会計課5に送付する。
(10)医事課4は使用報告、請求書及び納品書に基づいて保険請求の事務を行う。
【0011】
以上の説明に於いて、用度課3は医材の管理を主たる業務とし、主として医療各科2からの使用報告に基づいて医材の発注業務を行う。医事課4は保険請求の事務を主たる業務とし、通常、医療各科からの使用報告に基づいてその事務を行う。会計課は請求書、納品書及び使用報告に基づく支払い事務その他の会計事務を行う。病院又は医院によって担当課の名称等は異なるもののいずれにしても同様の事務は行われることとなる。
【0012】
以上に説明した物品・伝票の流れは極めて煩雑であり、以下に示す点で問題があった。
(a)医者や看護婦等の医療スタッフにかかる物品管理等の雑務が多く、本来の業務に携われる時間が少ない。
(b)物品の発注と納入の管理が曖昧になり、在庫管理が適正でない。例えば、使用期限が切れた物品が多数在庫していたり、あまり必要でない物品が多量に在庫していたりする。
(c)発注伝票や納品書及び請求書の数が膨大であり、その管理が複雑であるので、特定材料等については保険請求の漏れが発生することがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決し、一定のディーラーが複数の医材メーカーと複数の病院の間に介在して、各々契約病院に於いて、医者や看護婦等の医療スタッフが医材管理に要していた時間を短縮し、かつ各病院に於ける医材の在庫数量を適正にすることによりそれぞれの経費の節減を図り得るようにし、しかも特定材料等の保険請求の漏れを解消する医材管理システムを提供することを解決の課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の1は、一以上の契約病院と一以上の医材メーカーとの間にディーラーを介在させ、前記一以上の契約病院の医療各科のいずれかがディーラーに発注した医材を、該ディーラーが前記一以上のメーカー中の該当する医材メーカーから入手して、発注した病院の医療各科に納入すると共に、該ディーラーが納入した医材の在庫数量を管理し、それぞれ対応する病院の担当課に必要書類を送付して病院毎の医材を管理する医材管理システムであって、
納入する医材に統一した体系によるバーコードシートを添付して管理するようにした医材管理システムである。
【0015】
従って、本発明の1の医材管理システムによれば、医材を統一した体系によるバーコードシートを添付することにより、医材メーカー毎にバラバラであり、統一した処理ができなかった医材について、これを可能とし、これによって能率良く過不足のない適正在庫数量を簡単かつ確実に確保し、無駄な経費を低減することを可能とし得るようにしたものである。
【0016】
本発明の2は、本発明の1の医材管理システムにおいて、前記バーコードシートを、バーコード貼り付けカードに剥離自在に貼付した上で医材に添付することとしたものである。
【0017】
従って、本発明の2の医材管理システムによれば、医材に添付したバーコードシートが剥離困難になるような問題はなく、これを容易に取り外して回収することが可能となる。更に直接貼付した場合には医材の包装等を汚してしまうおそれもあるが、そのような問題も生じない。
【0018】
このように本発明によれば、医療各科に納入された医材の種類及び数量等をそれらから回収した統一されたバーコードシートを集計することで、ディーラーが全て確実に把握し、これを医療各科に報告することで、病院での在庫数量を無駄のない適正量に決定し、かつ保持することができることとなる。またディーラーは、そのような集計に基づいて払出表の作成と前記用度課等の担当課に提出する請求書及び納品書の作成を行なうようにすることが可能となり、作業が極めて能率的かつ正確に行われることとなる。
【0019】
このようにディーラーの役割を拡張することによって、医者や看護婦等の医療スタッフが物品管理に要していた時間を短縮することができることとなる。
【0020】
ディーラーの作成した払出表は、これを前記医療各科に送付してその内容を確認して貰い、その後に医事課等の担当課に送付することとすることが可能である。そうすることによって、医療各科が使用した医材を明確に把握でき、病院での在庫を適正に管理することができる。
【0021】
前記払出表は、前記医事課がこれを会計課及び用度課に送付し、かつ使用報告を行ない、該使用報告と該払出表とを受け取った会計課が前記ディーラーに支払いを行なうようにすることができる。こうして特定材料等の保険請求漏れを解消することができる。
【0022】
また前記病院には検収室を設け、前記バーコードシートが貼付された医材を該検収室に入庫して検収表を作成し、前記発注元の医療各科に納品するようにすることができる。これによって、発注のあった医材を発注元に間違いなく、しかも迅速に納品することができることとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を実施例に基づき、かつ添付図を参照しつつ詳細に説明する。
【0024】
<実施例>
実施例の医材管理システムは、複数の契約病院の医療各科2がディーラー1に発注した医材7を、該ディーラー1が各々対応する病院の医療各科2に納品し、その後に該ディーラー1が請求書及び納品書を各々対応する病院の用度課3に送付して医材7を管理する医材管理システムであって、前記医材7に統一した体系によるバーコードシート8をバーコード貼り付けカード9に剥離自在に貼付した上で添付して管理するようにしたものである。図1は実施例を示すもので、物品・伝票等の流れを示した医材管理システムの説明図である。
【0025】
図1に示すように、この実施例の医材管理システムは、統一した体系のバーコードシート8の発行を行なってそのバーコードシート8をバーコード貼り付けカード9に貼付した上で医材7に添付すること、病院内に検収室6を設けて検収表を発行していること、ディーラーがバーコードシート8を回収してこれに基づいて払出表を発行している点に特徴を有する医材管理システムである。
【0026】
図1中の医材7や伝票等の発行主体又は移動先について予め簡単に説明する。ディーラー1は、医薬品メーカーや診療材料メーカーと病院又は医院との間で橋渡し、つまり病院や医院から発注された医材7をメーカーに問い合わせたり発注したりし、そして医薬品等の医材7を病院や医院に納入することを行なう業者である。
【0027】
医療各科2は、各病院内にある脳外科、神経科、内科、皮膚科、放射線科等の表示内容に対応する医療行為等を行う各科を表している。
また用度課3は医材の管理を主たる業務とし、医事課4は保険請求の事務を主たる業務とし、会計課5は病院の全ての会計事務を行う担当課である。
【0028】
検収室6は、ディーラー1が契約各病院内に設けた倉庫、即ち、所謂ディーラー1の院内倉庫であり、この検収室6を通してバーコードシート8が添付された医材7が医療各科2に納入されることとなる。この検収室6では、該検収室6に入庫した医材7は全て検収表に記載されるようになっており、これにより間違った医材7を持ち込むことが避けられるようになっている。なお前記バーコードシート8はバーコード貼り付けカード9に貼付した上で医材7に添付されるようになっている。
【0029】
医材7や伝票等の流れは以下の通りである。
まず、各病院の医療各科2は、医材7の新調や補充が必要になったら、ディーラー1に発注する。発注時に、名称、型番、型式、数量及び納期等を明確に告げる。
【0030】
ディーラー1は、受注した全ての医材7に統一したバーコードシート8を添付して処理する。通常医材7にはその包装容器等にメーカー毎の特有のバーコードが印刷され又は特有のバーコードシートが貼付されており、これでは統一した処理が不可能である。そこで全ての医材7に共通の統一したバーコードを採用し、該バーコードを印刷したバーコードシート8を添付することとしたものである。
【0031】
バーコードシート8には剥離自在な貼着剤を採用して、これを直接に医材7の包装箱等に剥離自在に貼着することとしても良いが、この実施例では、バーコード貼り付けカード9を採用し、これに該バーコードシート8を剥離自在に貼着した上で添付することとした。このバーコードシート8の添付は、医材7の包装態様に応じて種々に行うことができる。例えば、バーコードシート8を貼着したバーコード貼り付けカード9を医材7の包装容器等にクリップ等で取り付け、または、図2に示すように、該包装容器の前面にこれを接合した上で輪ゴム10等により保持する等である。
【0032】
上記バーコードシート8として伝票用バーコードを採用したが、これには商品の名称、型式、型番等が表示されている。上記バーコードシート8の添付は、この実施例の医材管理システムの基礎をなすので、慎重にかつ手際よく行なう必要がある。なおバーコードシート8の添付作業は、以上のバーコードの説明から理解されるように、納入先にあわせて行うものであり、通常、この作業を集荷と称している。
【0033】
ディーラー1は集荷を終えた後、バーコードシート8を添付した医材7を対応する病院の検収室6に入庫する。検収室6では医材7が入庫すると検収表を作成する。検収表とは、どの医材7をどの医療各科2に何時どの程度の数量納入したかが一目で解るように表にしたものである。この検収表を関係医療各科2及び用度課でチェックしてもらうことにより、間違って医材7が納入されることを防ぐことが可能となる。そして発注元である医療各科2に対応する医材7を納品する。
【0034】
医療各科2では、医材7を使用する際に、該医材7に添付してあるバーコードシート8をバーコード貼り付けカード9とともに取り外す。こうして外されたバーコードシート8を貼り付けたバーコード貼り付けカード9はディーラー1が回収する。そして回収したバーコードシート8を元にして払出表を作成する。払出表はどの医材7がどの医療各科2にどれだけの数量納入されたかが一目で解るようになっており、医療各科2でその払出表の確認をしてもらい、その払出表を元にして、ディーラー1は用度課3に請求書を送付する。
【0035】
医療各科2で払出表の確認が済むと、払出表は医事課4に送られる。医事課4は、送られて来た払出表を用度課3に送付し、使用報告を行なう。使用報告は、医療各科2の医材7の使用状況の報告であり、どの科がどのような医材7をどの程度の数量使用したか等を含む情報を報告することである。前もって発注元の医療各科2より送付されている使用報告に基づいて作成するか、またはそれ自体を送付する。
【0036】
用度課3では、先にディーラー1から送られて来た請求書及び納品書と、医事課4より送られて来た払出表との内容に相違がないか確認する。確認が済んだら、払出表と請求書及び納品書とを医事課4に送り返す。その後、医事課4は送られて来た払出表と請求書及び請求書とを会計課5に送付し、同時に保険請求を行う。
【0037】
会計課5では、送られて来た払出表と請求書及び納品書とを確認してディーラー1に支払いを行なう。このようにして一連の手続が完了する。
【0038】
以上のようにこの実施例では、各病院内で医薬品、医療機器、医療材料等の医材7の医療各科2に於ける在庫数量及び一定期間内の使用数量を明確にすることが可能となるため、適正在庫数量が明らかになり、これまで根拠が不明確なまま必要以上の多量の在庫を抱えていたのを是正することができることとなり、経費の節減を図ることができることとなる。しかも正確に特定材料の使用状況が把握できることとなるため、この実施例の医材管理システムを確実に実行すれば、保険請求漏れをなくすることもできることとなる。
【0039】
在庫管理業務の多くの部分をディーラー1が処理することとなるため、医療スタッフが本来の医療業務に専念することが可能となる。
【0040】
【発明の効果】
本発明の1の医材管理システムによれば、医材を統一した体系によるバーコードシートを添付することにより、医材の統一した管理を行い得られるようにし、これによって能率良く過不足のない適正在庫数量を見いだし、かつそのように管理し、無駄な経費を低減することを可能とし得るようにしたものである。
【0041】
本発明の2の医材管理システムによれば、医材に添付したバーコードシートが剥離に手間がかかるとか困難になるとかのような問題はなく、これを容易に取り外して回収することが可能となる。更に直接貼付した場合には医材の包装等を汚してしまうおそれもあるが、そのような問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の医材管理システムを示した説明図。
【図2】実施例のバーコードシート添付用のバーコード貼り付けカードの説明図。
【図3】従来の医材管理システムの説明図。
【符号の説明】
1 ディーラー
2 医療各科
3 用度課
4 医事課
5 会計課
6 検収室
7 医材
8 バーコードシート
9 バーコード貼り付けカード
10 輪ゴム
【発明の属する技術分野】
本発明は、医材管理システムに関するものである。更に詳述すれば、医材メーカーとの間に介在するディーラーが複数の病院に於ける医薬品、医療機器及び医療材料等の医材を効率良く管理してそれぞれの在庫数量を適正に保ち、他方、特定材料に関して保険請求の漏れが無い医材管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の商品や伝票等の流れを示した一例の医材管理の説明図である。ディーラー1は、医薬品メーカーや診療材料メーカーと病院又は医院との間に介在し、病院や医院から発注された物品をメーカーに問い合わせたり発注したりし、メーカーより受け取った医薬品等の医材を病院や医院に納入することを行なう業者であり、日本には多数のディーラーが存在している。また上述の薬品メーカや診療材料メーカも多数存在している。
【0003】
図中、医療各科2とは、病院内にある脳外科、神経科、内科、皮膚科、放射線科等の医療業務を行う各科を表している。この他、病院内には医者や看護婦が効率良く医療業務を遂行できるように、直接医療業務に携わらない用度課3、医事課4、会計課5等がある。これらの名称及びその個々の担当業務内容は病院毎に若干異なっているが、全体としては同様の業務を行っている。ここに示したのはその一例である。
【0004】
病院で取り扱う医材は、医薬品、医療機器、医療材料等多岐に亘っている。また外来患者の診療に使用する物品、入院患者に対応するための物品、或いは緊急手術のための物品というように、同じ物品でも使用する場面によって使用頻度や緊急性が異なるため、医材の管理は簡単ではない。最近、これらの物流管理をSPD(Supply Processing and Distribution)と呼んで注力している病院が多くなっている。
【0005】
病院で使用される物品は品目数が多く、しかも用途が多様である。日本の医薬品の数は約1万2000品目、診療材料の数は30万〜40万品目と言われている。特定治療材料として保険請求の対象となる品目だけでも約4000品目存在している。このように種類・数量を見ただけでも管理が煩雑で容易ではないことが予想できる。
【0006】
このように、多種多様な物品を病院内で管理することは一つの大きな業務分野であり、病院独自の管理方法があるのも尤もである。しかし医者や看護婦が重要視すべき事柄は患者の病気や怪我を直したり、患者の世話をする医療行為であり、それ故、物流管理に多くの時間をとられるのは賢明なことではない。そこで最も一般的にはディーラーが関与して病院内の物流管理を行なうようにすることで、医者や看護婦の貴重な時間を無駄にしないようにしている。
【0007】
従来の医材管理のやり方によれば医材の発注から支払いまでは以下の手順に従って行われている。担当課の名称等は病院によって異なることがあるが、手順は殆ど同様である。
【0008】
(1)病院内の医療各科2は、物品の新調・補充が必要になった場合には医事課4に医材の使用状況の報告である使用報告を行なう。使用報告には、必要になった物品、数量、発注先、納期、理由等が含められる。
(2)医事課4は、医療各科2から物品の使用報告が提出されたことを用度課3に報告する。
(3)用度課3は、医療各科2の使用報告に基づいて、ディーラー1に必要な物品を発注する。発注の際には、品名、型番、数量、納期等をディーラー1に明確に告げる。
【0009】
(4)ディーラー1は、受注した必要な物品を対応するメーカーに発注し、その後、納品された物品を倉庫から集めて梱包する。この作業を通常「集荷」と称している。
(5)集荷後、ディーラー1は受注した物品を医療各科2に納める。物品によっては定期的に補充しているものもある。
(6)ディーラー1は医療各科2に納品し、かつ用度課3に納品書及び請求書を送付する。
【0010】
(7)用度課3はディーラー1から請求書及び納品書を受け取った後、医事課4にこれらを送付する。
(8)医事課4は請求書及び納品書を会計課5に送付する。先に受け取っている医療各科からの使用報告が文書の場合は請求書等にそれも添付する。
(9)会計課5は送付されてきた納品書及び請求書並びに使用報告に基づいてデイーラー1に料金を支払う。ディーラー1は料金を受け取ると対応する受領書を会計課5に送付する。
(10)医事課4は使用報告、請求書及び納品書に基づいて保険請求の事務を行う。
【0011】
以上の説明に於いて、用度課3は医材の管理を主たる業務とし、主として医療各科2からの使用報告に基づいて医材の発注業務を行う。医事課4は保険請求の事務を主たる業務とし、通常、医療各科からの使用報告に基づいてその事務を行う。会計課は請求書、納品書及び使用報告に基づく支払い事務その他の会計事務を行う。病院又は医院によって担当課の名称等は異なるもののいずれにしても同様の事務は行われることとなる。
【0012】
以上に説明した物品・伝票の流れは極めて煩雑であり、以下に示す点で問題があった。
(a)医者や看護婦等の医療スタッフにかかる物品管理等の雑務が多く、本来の業務に携われる時間が少ない。
(b)物品の発注と納入の管理が曖昧になり、在庫管理が適正でない。例えば、使用期限が切れた物品が多数在庫していたり、あまり必要でない物品が多量に在庫していたりする。
(c)発注伝票や納品書及び請求書の数が膨大であり、その管理が複雑であるので、特定材料等については保険請求の漏れが発生することがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解決し、一定のディーラーが複数の医材メーカーと複数の病院の間に介在して、各々契約病院に於いて、医者や看護婦等の医療スタッフが医材管理に要していた時間を短縮し、かつ各病院に於ける医材の在庫数量を適正にすることによりそれぞれの経費の節減を図り得るようにし、しかも特定材料等の保険請求の漏れを解消する医材管理システムを提供することを解決の課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の1は、一以上の契約病院と一以上の医材メーカーとの間にディーラーを介在させ、前記一以上の契約病院の医療各科のいずれかがディーラーに発注した医材を、該ディーラーが前記一以上のメーカー中の該当する医材メーカーから入手して、発注した病院の医療各科に納入すると共に、該ディーラーが納入した医材の在庫数量を管理し、それぞれ対応する病院の担当課に必要書類を送付して病院毎の医材を管理する医材管理システムであって、
納入する医材に統一した体系によるバーコードシートを添付して管理するようにした医材管理システムである。
【0015】
従って、本発明の1の医材管理システムによれば、医材を統一した体系によるバーコードシートを添付することにより、医材メーカー毎にバラバラであり、統一した処理ができなかった医材について、これを可能とし、これによって能率良く過不足のない適正在庫数量を簡単かつ確実に確保し、無駄な経費を低減することを可能とし得るようにしたものである。
【0016】
本発明の2は、本発明の1の医材管理システムにおいて、前記バーコードシートを、バーコード貼り付けカードに剥離自在に貼付した上で医材に添付することとしたものである。
【0017】
従って、本発明の2の医材管理システムによれば、医材に添付したバーコードシートが剥離困難になるような問題はなく、これを容易に取り外して回収することが可能となる。更に直接貼付した場合には医材の包装等を汚してしまうおそれもあるが、そのような問題も生じない。
【0018】
このように本発明によれば、医療各科に納入された医材の種類及び数量等をそれらから回収した統一されたバーコードシートを集計することで、ディーラーが全て確実に把握し、これを医療各科に報告することで、病院での在庫数量を無駄のない適正量に決定し、かつ保持することができることとなる。またディーラーは、そのような集計に基づいて払出表の作成と前記用度課等の担当課に提出する請求書及び納品書の作成を行なうようにすることが可能となり、作業が極めて能率的かつ正確に行われることとなる。
【0019】
このようにディーラーの役割を拡張することによって、医者や看護婦等の医療スタッフが物品管理に要していた時間を短縮することができることとなる。
【0020】
ディーラーの作成した払出表は、これを前記医療各科に送付してその内容を確認して貰い、その後に医事課等の担当課に送付することとすることが可能である。そうすることによって、医療各科が使用した医材を明確に把握でき、病院での在庫を適正に管理することができる。
【0021】
前記払出表は、前記医事課がこれを会計課及び用度課に送付し、かつ使用報告を行ない、該使用報告と該払出表とを受け取った会計課が前記ディーラーに支払いを行なうようにすることができる。こうして特定材料等の保険請求漏れを解消することができる。
【0022】
また前記病院には検収室を設け、前記バーコードシートが貼付された医材を該検収室に入庫して検収表を作成し、前記発注元の医療各科に納品するようにすることができる。これによって、発注のあった医材を発注元に間違いなく、しかも迅速に納品することができることとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を実施例に基づき、かつ添付図を参照しつつ詳細に説明する。
【0024】
<実施例>
実施例の医材管理システムは、複数の契約病院の医療各科2がディーラー1に発注した医材7を、該ディーラー1が各々対応する病院の医療各科2に納品し、その後に該ディーラー1が請求書及び納品書を各々対応する病院の用度課3に送付して医材7を管理する医材管理システムであって、前記医材7に統一した体系によるバーコードシート8をバーコード貼り付けカード9に剥離自在に貼付した上で添付して管理するようにしたものである。図1は実施例を示すもので、物品・伝票等の流れを示した医材管理システムの説明図である。
【0025】
図1に示すように、この実施例の医材管理システムは、統一した体系のバーコードシート8の発行を行なってそのバーコードシート8をバーコード貼り付けカード9に貼付した上で医材7に添付すること、病院内に検収室6を設けて検収表を発行していること、ディーラーがバーコードシート8を回収してこれに基づいて払出表を発行している点に特徴を有する医材管理システムである。
【0026】
図1中の医材7や伝票等の発行主体又は移動先について予め簡単に説明する。ディーラー1は、医薬品メーカーや診療材料メーカーと病院又は医院との間で橋渡し、つまり病院や医院から発注された医材7をメーカーに問い合わせたり発注したりし、そして医薬品等の医材7を病院や医院に納入することを行なう業者である。
【0027】
医療各科2は、各病院内にある脳外科、神経科、内科、皮膚科、放射線科等の表示内容に対応する医療行為等を行う各科を表している。
また用度課3は医材の管理を主たる業務とし、医事課4は保険請求の事務を主たる業務とし、会計課5は病院の全ての会計事務を行う担当課である。
【0028】
検収室6は、ディーラー1が契約各病院内に設けた倉庫、即ち、所謂ディーラー1の院内倉庫であり、この検収室6を通してバーコードシート8が添付された医材7が医療各科2に納入されることとなる。この検収室6では、該検収室6に入庫した医材7は全て検収表に記載されるようになっており、これにより間違った医材7を持ち込むことが避けられるようになっている。なお前記バーコードシート8はバーコード貼り付けカード9に貼付した上で医材7に添付されるようになっている。
【0029】
医材7や伝票等の流れは以下の通りである。
まず、各病院の医療各科2は、医材7の新調や補充が必要になったら、ディーラー1に発注する。発注時に、名称、型番、型式、数量及び納期等を明確に告げる。
【0030】
ディーラー1は、受注した全ての医材7に統一したバーコードシート8を添付して処理する。通常医材7にはその包装容器等にメーカー毎の特有のバーコードが印刷され又は特有のバーコードシートが貼付されており、これでは統一した処理が不可能である。そこで全ての医材7に共通の統一したバーコードを採用し、該バーコードを印刷したバーコードシート8を添付することとしたものである。
【0031】
バーコードシート8には剥離自在な貼着剤を採用して、これを直接に医材7の包装箱等に剥離自在に貼着することとしても良いが、この実施例では、バーコード貼り付けカード9を採用し、これに該バーコードシート8を剥離自在に貼着した上で添付することとした。このバーコードシート8の添付は、医材7の包装態様に応じて種々に行うことができる。例えば、バーコードシート8を貼着したバーコード貼り付けカード9を医材7の包装容器等にクリップ等で取り付け、または、図2に示すように、該包装容器の前面にこれを接合した上で輪ゴム10等により保持する等である。
【0032】
上記バーコードシート8として伝票用バーコードを採用したが、これには商品の名称、型式、型番等が表示されている。上記バーコードシート8の添付は、この実施例の医材管理システムの基礎をなすので、慎重にかつ手際よく行なう必要がある。なおバーコードシート8の添付作業は、以上のバーコードの説明から理解されるように、納入先にあわせて行うものであり、通常、この作業を集荷と称している。
【0033】
ディーラー1は集荷を終えた後、バーコードシート8を添付した医材7を対応する病院の検収室6に入庫する。検収室6では医材7が入庫すると検収表を作成する。検収表とは、どの医材7をどの医療各科2に何時どの程度の数量納入したかが一目で解るように表にしたものである。この検収表を関係医療各科2及び用度課でチェックしてもらうことにより、間違って医材7が納入されることを防ぐことが可能となる。そして発注元である医療各科2に対応する医材7を納品する。
【0034】
医療各科2では、医材7を使用する際に、該医材7に添付してあるバーコードシート8をバーコード貼り付けカード9とともに取り外す。こうして外されたバーコードシート8を貼り付けたバーコード貼り付けカード9はディーラー1が回収する。そして回収したバーコードシート8を元にして払出表を作成する。払出表はどの医材7がどの医療各科2にどれだけの数量納入されたかが一目で解るようになっており、医療各科2でその払出表の確認をしてもらい、その払出表を元にして、ディーラー1は用度課3に請求書を送付する。
【0035】
医療各科2で払出表の確認が済むと、払出表は医事課4に送られる。医事課4は、送られて来た払出表を用度課3に送付し、使用報告を行なう。使用報告は、医療各科2の医材7の使用状況の報告であり、どの科がどのような医材7をどの程度の数量使用したか等を含む情報を報告することである。前もって発注元の医療各科2より送付されている使用報告に基づいて作成するか、またはそれ自体を送付する。
【0036】
用度課3では、先にディーラー1から送られて来た請求書及び納品書と、医事課4より送られて来た払出表との内容に相違がないか確認する。確認が済んだら、払出表と請求書及び納品書とを医事課4に送り返す。その後、医事課4は送られて来た払出表と請求書及び請求書とを会計課5に送付し、同時に保険請求を行う。
【0037】
会計課5では、送られて来た払出表と請求書及び納品書とを確認してディーラー1に支払いを行なう。このようにして一連の手続が完了する。
【0038】
以上のようにこの実施例では、各病院内で医薬品、医療機器、医療材料等の医材7の医療各科2に於ける在庫数量及び一定期間内の使用数量を明確にすることが可能となるため、適正在庫数量が明らかになり、これまで根拠が不明確なまま必要以上の多量の在庫を抱えていたのを是正することができることとなり、経費の節減を図ることができることとなる。しかも正確に特定材料の使用状況が把握できることとなるため、この実施例の医材管理システムを確実に実行すれば、保険請求漏れをなくすることもできることとなる。
【0039】
在庫管理業務の多くの部分をディーラー1が処理することとなるため、医療スタッフが本来の医療業務に専念することが可能となる。
【0040】
【発明の効果】
本発明の1の医材管理システムによれば、医材を統一した体系によるバーコードシートを添付することにより、医材の統一した管理を行い得られるようにし、これによって能率良く過不足のない適正在庫数量を見いだし、かつそのように管理し、無駄な経費を低減することを可能とし得るようにしたものである。
【0041】
本発明の2の医材管理システムによれば、医材に添付したバーコードシートが剥離に手間がかかるとか困難になるとかのような問題はなく、これを容易に取り外して回収することが可能となる。更に直接貼付した場合には医材の包装等を汚してしまうおそれもあるが、そのような問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の医材管理システムを示した説明図。
【図2】実施例のバーコードシート添付用のバーコード貼り付けカードの説明図。
【図3】従来の医材管理システムの説明図。
【符号の説明】
1 ディーラー
2 医療各科
3 用度課
4 医事課
5 会計課
6 検収室
7 医材
8 バーコードシート
9 バーコード貼り付けカード
10 輪ゴム
Claims (2)
- 一以上の契約病院と一以上の医材メーカーとの間にディーラーを介在させ、前記一以上の契約病院の医療各科のいずれかがディーラーに発注した医材を、該ディーラーが前記一以上のメーカー中の該当する医材メーカーから入手して、発注した病院の医療各科に納入すると共に、該ディーラーが納入した医材の在庫数量を管理し、それぞれ対応する病院の担当課に必要書類を送付して病院毎の医材を管理する医材管理システムであって、
納入する医材に統一した体系によるバーコードシートを添付して管理するようにした医材管理システム。 - 前記バーコードシートを、バーコード貼り付けカードに剥離自在に貼付した上で医材に添付することとした請求項1の医材管理システム。
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- 2002-08-12 JP JP2002235218A patent/JP2004075238A/ja active Pending
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