JP2005190144A - 医療材料の管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 カルテへの記載漏れや誤記がなく、治療費の請求漏れのない管理のできる医療材料の管理方法を提供する。
【解決手段】 医療材料1又はそのパッケージに、情報が記載された剥離自在な分離可能な2枚綴りのシートから成るデータラベル2,3を貼り付け、医療現場において、そのうちの一枚を在庫管理用として回収し、他の一枚を該医療材料を使用した患者のカルテに添付して当該患者毎の保険請求に使用する。
【選択図】 図1
【解決手段】 医療材料1又はそのパッケージに、情報が記載された剥離自在な分離可能な2枚綴りのシートから成るデータラベル2,3を貼り付け、医療現場において、そのうちの一枚を在庫管理用として回収し、他の一枚を該医療材料を使用した患者のカルテに添付して当該患者毎の保険請求に使用する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、注射器やカテーテル等の器具や医薬品などの医療材料の管理方法に関し、特に、在庫管理と保険の請求漏れ防止の双方に効果のある、医療材料の管理方法に関する。
医療機関で使用する医薬品や注射器などの使い捨て医療材料の費用は、使用した患者に個々に請求することになっている。殆どの場合、当該患者の加入しているそれぞれの医療保険に請求し、支払いを受けている。
また、病院では、日常医薬品や使い捨ての医療材料の在庫を管理し、在庫切れなどが起こらないようにしている。
医療材料をこのような目的に沿って管理する方法として、従来からバーコードラベルが使用されている。すなわち、医療材料についてはバーコードラベルを貼付しておき、医療材料を使用する際に、このバーコードラベルを剥がして回収し、回収したラベルをバーコードリーダで読み取り、コンピュータに入力して在庫数などの自動管理を行っている。ラベルの回収には、回収箱が使用され、この中のラベルを毎日集めて総てをバーコードリーダで読み取り、コンピュータに入力することになる(特許文献1など)。
特開平06−52201号公報
また、患者の会計箋(カルテ)については、使用した薬剤や注射器等の医療材料を医師や看護師が手書きで記載し、これによって患者への請求が起こされていた。
しかしながら、上記従来の方法によると、在庫管理は、バーコードラベルを回収して行うので正確にできるが、患者への請求は、カルテ等へ手書きするので、記載漏れが生じる可能性があった。
また、病院側では請求漏れがあったことは把握できるが、具体的にどの患者に何を請求し忘れたのかを個々に調べるのは煩雑でもあり困難であった。
さらに、手書きによる記入なので、誤記する可能性もあり、誤記した場合、それに気が付かないままということもあった。
本発明は、上記の課題を解決する為になされたもので、カルテ等への記載漏れや誤記がなく、治療費の請求漏れを防ぎ、効率的に管理のできる医療材料の管理方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明は、医療材料に、該医療材料が保険適用である場合には有色のデータラベルを貼り、保険適用でない場合は無色のデータラベルを貼り、前記データラベルは医療材料上に再剥離自在な粘着剤を介して添付した台紙上に少なくとも2枚綴りで設けられ、該医療材料を使用した患者のカルテにそのうちの一枚をに添付して当該患者毎の治療費請求管理に使用し、他の一枚は医療現場において在庫管理用として回収することを特徴としている。
本発明によれば、医療材料に治療費請求管理用と、在庫管理用の2枚のデータラベルを貼付したので、在庫管理、保険請求それぞれの管理項目に対して1枚づつのデータラベルを使用することができ、請求漏れなどの管理不備を防止できる。また、書き移す煩雑な作業が無くなると同時に、単に医療材料から剥がしてカルテ等に貼るだけの作業なので手間が省ける上に間違いが少ない。
また、データラベルは医療材料上に再剥離自在な粘着剤を介して添付した台紙上に仮着されるので、廃棄物の分別回収に適し、医療材料から台紙ごと剥離した後に粘着剤の跡が残らず衛生的である。
以下に本発明の実施例を図面によって説明する。図1において符号1は医療材料を示す。ここで、医療材料とは、注射器やカテーテルといった各種の使い捨ての医療器具や、注射液、点滴薬、錠剤などの医薬品を含むものをいう。これら医療材料1には、2枚のデータラベル2,3を貼付する。
各データラベル2,3は医療材料が保険適用の場合は有色で、保険非適用の場合は白または無色である。また、有色ラベルの色は年度ごとに変えて先入れ先出し管理し、滅菌期限切れを防止する。
各データラベルは医療材料1上に再剥離自在な粘着剤を介して添付した台紙4上に2枚綴りで仮着されており、台紙4を介して連結しているが、互いにハーフカット線5で分離可能に切断されている。
各データラベルは医療材料1上に再剥離自在な粘着剤を介して添付した台紙4上に2枚綴りで仮着されており、台紙4を介して連結しているが、互いにハーフカット線5で分離可能に切断されている。
前記台紙4は、医療材料に添付したのちに自由に剥がせるように裏面に弱粘着剤が塗布されたものを使用している。
データラベル2,3は、医療材料1そのものに直接貼付するのが望ましいが、医療材料1を収容する箱や袋などのパッケージに貼付してもよい。
本発明にかかる医療材料1が患者に対して使用されると、図2に示すように、一枚目のデータラベル2が台紙4ごと剥がされ、従来のように回収箱6に回収される。そして、回収箱6内のデータラベル2は、1日1回、回収され、総てのデータラベル2がバーコードリーダなどの図示しない読取機で読みとられ、コンピュータによって在庫管理される。コンピュータは、予め入力されている在庫から使用された数を引く自動減算を行い、決められた在庫レベルに達したら、業者に対して注文するように予めプログラムされている。
2枚目のデータラベル3は、台紙4から剥がされて図3で示すように患者のカルテ7に貼付される。これにより、患者毎に使用した医療材料が記録され、病院では、この記録に基いて治療費や保険請求を行う。
なお、データラベル2,3に記載される情報は、基本的には同一の情報であるが、異なる情報が記載されていてもよい。医療材料によっては、保険請求ができないものもあるが、データラベル3が有色か無色かで判別できるので、会計係が保健請求の有無を誤るのを排除できる。
また、使用後の医療材料1からは、総てのデータラベル2,3が無くなっていなければならないことになる。もし残っていれば、一見して直ちに、間違いに気付くので、容易に訂正可能であり、高価な医療材料についての請求洩れを確実に回避出来ることになる。
また、データラベル2,3は医療材料1上に再剥離自在な粘着剤を介して添付した台紙上に仮着されるので、廃棄物の分別回収に適し、メーカー等へ返却する場合も医療材料から綺麗に容易に剥離でき、しかも粘着剤の跡が残らず衛生的である。
なお、予め医療材料の納入業者に依頼してデータラベルを貼付した上で納品させることもできるし、データラベル(またはラベルプリンタ)を病院別に用意しておいて独自の価格設定または点数設定とすることもできる。
次に、本実施の形態で使用するデータラベルを図4および図5に基づき詳述する。なお、前述したのと同一の構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図4および図5に示すのは、二枚一綴りのデータラベル2,3が二単位連なった連続体であり、各データラベル2,3は同一の台紙4に仮着され、該台紙4は、更に剥離可能なように、第二の台紙8上に仮着されている。
9は第二の台紙8を切り離し可能に接続する切取線(ミシン目)で、該切取線9を介してラベル連続体は、ラベルプリンタ等で印字可能なように、多数連続してロール状に巻き取られている(図示せず)。
10は台紙4を一旦医療材料1に貼り付けた後でも粘着剤が貼付対象物に残らないように再剥離可能な弱粘着剤であり、11はデータラベル2,3を台紙4上に仮着させる強粘着の粘着剤である。なお、図示はしないが、台紙4の表面側はシリコーンなどで剥離剤処理が施されている。
以上のデータラベル2,3は台紙4と共に、保険適用のある医療材料に、単品毎に貼付して使用される。
図6中の20は保険適用のない医療材料に単品、組単位、箱単位で添付する他のデータラベル(白または無色)で、専ら在庫管理に用いるものの一例である。
図中、21は前述8に対応する第二の台紙、22は前述4に対応する台紙、
23は前述2に対応するデータラベル(白または無色)、24は前述9に対応する切取線である。そして、台紙22は第二の台紙21に、一旦医療材料1に貼り付けた後でも粘着剤が貼付対象物に残らないように再剥離可能な弱粘着剤で仮着され、データラベル23は台紙22上に強粘着の粘着剤を介して仮着されている。
23は前述2に対応するデータラベル(白または無色)、24は前述9に対応する切取線である。そして、台紙22は第二の台紙21に、一旦医療材料1に貼り付けた後でも粘着剤が貼付対象物に残らないように再剥離可能な弱粘着剤で仮着され、データラベル23は台紙22上に強粘着の粘着剤を介して仮着されている。
以上説明したデータラベル2,3は個々のラベルを台紙4を介してお互いに接続しているから、ハーフカット線5から2枚のシートに分離するものであるにも関わらず、貼付が容易になり、また、必ず2枚のデータラベルを貼付できることとなるので、貼り間違いや貼り忘れを防止でき、便利である。
なお、以上述べた実施形態は例示であって、この形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨内で種々の変更が可能である。例えば、データラベルを3枚以上貼付し、それぞれを別の管理目的に使用することも可能である。
1…医療材料、2…データラベル(在庫管理用)、3…データラベル(医療費請求用)、4,8…台紙、5…ハーフカット線、7…カルテ(会計箋)、10…粘着剤(再剥離可能)、11…粘着剤(強粘着)
Claims (1)
- 医療材料に、該医療材料が保険適用である場合には有色のデータラベルを貼り、保険適用でない場合は無色のデータラベルを貼り、前記データラベルは医療材料上に再剥離自在な粘着剤を介して添付した台紙上に少なくとも2枚綴りで仮着され、該医療材料を使用した患者の会計箋にそのうちの一枚をに添付して当該患者毎の治療費請求管理に使用し、他の一枚は医療現場において在庫管理用として回収することを特徴とする医療材料の管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003430219A JP2005190144A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | 医療材料の管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003430219A JP2005190144A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | 医療材料の管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005190144A true JP2005190144A (ja) | 2005-07-14 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2003430219A Pending JP2005190144A (ja) | 2003-12-25 | 2003-12-25 | 医療材料の管理方法 |
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JP (1) | JP2005190144A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010282250A (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-16 | Osaka Sealing Printing Co Ltd | 手術器具の管理システム及びそれに使用するラベル |
-
2003
- 2003-12-25 JP JP2003430219A patent/JP2005190144A/ja active Pending
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