JP2004074132A - 混合気噴射による洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気と洗浄液との混合気を噴射することにより洗浄する装置を提供する。
【解決手段】本体（１）の側面にエアー・コック（２）と切替コック（５）を設け、夫々パイプを経て混合器（４）に接続する。混合器（４）により空気と洗浄液が混合され、センター・ノズル（７）と円形噴射ノズル（９）から混合気が噴射し、被洗浄体の内部と外部を洗浄することを特徴とする。
【選択図】 図１
【解決手段】本体（１）の側面にエアー・コック（２）と切替コック（５）を設け、夫々パイプを経て混合器（４）に接続する。混合器（４）により空気と洗浄液が混合され、センター・ノズル（７）と円形噴射ノズル（９）から混合気が噴射し、被洗浄体の内部と外部を洗浄することを特徴とする。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気と洗浄液との混合気を高圧で噴射する洗浄装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、洗浄液をダイヤフラム・ポンプにより吐出させる洗浄装置があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
（イ）塗装ガンや噴霧器の噴射ノズル内部など複雑な形状のものの洗浄が難しかった。
（ロ）洗浄液を多量に消費し環境上もよくなかった。
（ハ）洗浄に長時間要した。
本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するべく請求項１の発明は、本体（１）の側面にエアー・コック（２）を設け、パイプＡ（３）を介して、混合器（４）を本体（１）の底部に設ける。
また、本体（１）の側壁に切替コック（５）を設け、パイプＢ（６）を介して本体底部の混合器（４）に接続する。
そして、混合器（４）の上部にセンター・ノズル（７）を設け、混合器の側面にパイプＣ（８）を介して円形噴射ノズル（９）を設ける。
本発明は、以上のような構成よりなる洗浄装置である。
【０００５】
請求項２の発明は、圧縮空気を噴出するエアー・ノズル（１０）を前記混合器本体（４ａ）内部に設け、混合室（１１）を介してディフューザ（１２）を設けて空気と洗浄液とが混合する手段となることを特徴とする。
この構成によれば圧縮空気をエアー・ノズル（１０）から勢いよく噴出させると、その周辺の空気がディフューザ（１２）側に吸い込まれて負圧を発生し、吸入口（１３）から洗浄液を吸い込み、空気と洗浄液とが混合して安定的に噴出することが出来る。
【０００６】
請求項３の発明は、前記混合気を噴出する噴射ノズル（１６）を先端に設け、中央に被洗浄体を確実に保持することが出来る保持具（１７）を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、被洗浄体の大小に関係なく、センタリングされて確実に保持することが出来る。また簡潔で安価である。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について説明する。
（イ） 本体（１）の側壁にエアー・コック（２）を設け、パイプＡ（３）を介して、混合器（４）を本体（１）の底部に設ける。
（ロ） 本体（１）の側壁に切替コック（５）を設け、パイプＢ（６）を介して本体底部の混合器（４）に接続する。
（ハ） 混合器（４）の上部にセンター・ノズル（７）を設ける。
（ニ） 混合器（４）の側面にパイプＣ（８）を介して円形噴射ノズル（９）を設ける
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、エアー・コック（２）を経て圧縮空気を混合器（４）に送ることにより、混合器（４）に切替コック（５）を経て洗浄液が吸入される。
混合器（４）により空気と洗浄液が混合し、各ノズルから噴出される。
なお切替コック（５）により洗浄液の循環や他の液に切替えたり、エアーのみをノズルから噴出することができる。
【０００８】
【発明の効果】
複雑な形状のものの洗浄が短時間ででき、洗浄液の消費も少ない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一部を切り欠いた斜視図である。
【図２】本発明の混合器の断面図である。
【図３】本発明のセンター・ノズルの一部を切り欠いた正面図である。
【符号の説明】
１ 本体
２ エアー・コック
３ パイプＡ
４ 混合器
４ａ 混合器本体
５ 切替コック
６ パイプＢ
７ センター・ノズル
８ パイプＣ
９ 円形噴射ノズル
１０ エアー・ノズル
１１ 混合室
１２ ディフューザ
１３ 吸入口
１４ 吐出口Ａ
１５ 吐出口Ｂ
１６ 噴射ノズル
１７ 保持具
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気と洗浄液との混合気を高圧で噴射する洗浄装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、洗浄液をダイヤフラム・ポンプにより吐出させる洗浄装置があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
（イ）塗装ガンや噴霧器の噴射ノズル内部など複雑な形状のものの洗浄が難しかった。
（ロ）洗浄液を多量に消費し環境上もよくなかった。
（ハ）洗浄に長時間要した。
本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するべく請求項１の発明は、本体（１）の側面にエアー・コック（２）を設け、パイプＡ（３）を介して、混合器（４）を本体（１）の底部に設ける。
また、本体（１）の側壁に切替コック（５）を設け、パイプＢ（６）を介して本体底部の混合器（４）に接続する。
そして、混合器（４）の上部にセンター・ノズル（７）を設け、混合器の側面にパイプＣ（８）を介して円形噴射ノズル（９）を設ける。
本発明は、以上のような構成よりなる洗浄装置である。
【０００５】
請求項２の発明は、圧縮空気を噴出するエアー・ノズル（１０）を前記混合器本体（４ａ）内部に設け、混合室（１１）を介してディフューザ（１２）を設けて空気と洗浄液とが混合する手段となることを特徴とする。
この構成によれば圧縮空気をエアー・ノズル（１０）から勢いよく噴出させると、その周辺の空気がディフューザ（１２）側に吸い込まれて負圧を発生し、吸入口（１３）から洗浄液を吸い込み、空気と洗浄液とが混合して安定的に噴出することが出来る。
【０００６】
請求項３の発明は、前記混合気を噴出する噴射ノズル（１６）を先端に設け、中央に被洗浄体を確実に保持することが出来る保持具（１７）を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、被洗浄体の大小に関係なく、センタリングされて確実に保持することが出来る。また簡潔で安価である。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について説明する。
（イ） 本体（１）の側壁にエアー・コック（２）を設け、パイプＡ（３）を介して、混合器（４）を本体（１）の底部に設ける。
（ロ） 本体（１）の側壁に切替コック（５）を設け、パイプＢ（６）を介して本体底部の混合器（４）に接続する。
（ハ） 混合器（４）の上部にセンター・ノズル（７）を設ける。
（ニ） 混合器（４）の側面にパイプＣ（８）を介して円形噴射ノズル（９）を設ける
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、エアー・コック（２）を経て圧縮空気を混合器（４）に送ることにより、混合器（４）に切替コック（５）を経て洗浄液が吸入される。
混合器（４）により空気と洗浄液が混合し、各ノズルから噴出される。
なお切替コック（５）により洗浄液の循環や他の液に切替えたり、エアーのみをノズルから噴出することができる。
【０００８】
【発明の効果】
複雑な形状のものの洗浄が短時間ででき、洗浄液の消費も少ない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一部を切り欠いた斜視図である。
【図２】本発明の混合器の断面図である。
【図３】本発明のセンター・ノズルの一部を切り欠いた正面図である。
【符号の説明】
１ 本体
２ エアー・コック
３ パイプＡ
４ 混合器
４ａ 混合器本体
５ 切替コック
６ パイプＢ
７ センター・ノズル
８ パイプＣ
９ 円形噴射ノズル
１０ エアー・ノズル
１１ 混合室
１２ ディフューザ
１３ 吸入口
１４ 吐出口Ａ
１５ 吐出口Ｂ
１６ 噴射ノズル
１７ 保持具
Claims (3)
- 本体（１）の側壁にエアー・コック（２）を設け、パイプＡ（３）を介して混合器（４）を本体（１）の底部に設ける。また、本体（１）の側壁に切替コック（５）を設け、パイプＢ（６）を介して本体底部の混合器（４）に接続する。混合器（４）の上部にセンター・ノズル（７）を設け、混合器（４）の側面にパイプＣ（８）を介して円形噴射ノズル（９）を設けた洗浄装置。
- 前記混合器本体（４ａ）はパイプＡ（３）を経てエアー・ノズル（１０）を設け、混合室（１１）を介してディフューザ（１２）を設け、この後に吐出口Ａ（１４）、吐出口Ｂ（１５）を設け尚、混合室（１１）に接して吸入口（１３）を設けたことを特徴とする請求項１に記載の洗浄装置。
- 前記センター・ノズル（７）は先端に噴射ノズル（１６）を設け、中央は被洗浄体の保持具（１７）を設けたことを特徴とする請求項１に記載の洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002274057A JP2004074132A (ja) | 2002-08-16 | 2002-08-16 | 混合気噴射による洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002274057A JP2004074132A (ja) | 2002-08-16 | 2002-08-16 | 混合気噴射による洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004074132A true JP2004074132A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32024977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002274057A Pending JP2004074132A (ja) | 2002-08-16 | 2002-08-16 | 混合気噴射による洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004074132A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007533437A (ja) * | 2004-04-16 | 2007-11-22 | ノーマンド ラウゾン | 洗浄方法および洗浄装置 |
| US11655320B2 (en) | 2017-07-03 | 2023-05-23 | Hilti Aktiengesellschaft | Mixture of radically curable compounds and use thereof |
-
2002
- 2002-08-16 JP JP2002274057A patent/JP2004074132A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007533437A (ja) * | 2004-04-16 | 2007-11-22 | ノーマンド ラウゾン | 洗浄方法および洗浄装置 |
| US11655320B2 (en) | 2017-07-03 | 2023-05-23 | Hilti Aktiengesellschaft | Mixture of radically curable compounds and use thereof |
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