JP2004073795A - 電気的自動芳香発生器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、電気的自動芳香発生器、特に電気的自動芳香並びにオゾン発生器に係り、その発生する芳香成分で人、動物のストレスを解消すると同時に、発生するオゾン成分の作用でその環境内を殺菌、消毒、消臭して衛生化し、環境内の人、動物の生気を蘇らせて再生させんとするものである。
【解決手段】本発明の電気的自動芳香発生器は、遠隔自動制御される電気回路基板を内装した基台部と、芳香成分オイル及びオゾン−アルコールオイルとの混合液を注入した芳香オイル容器部との組合せより成り、後者の芳香オイルサイホン用の布製芯頭部に装着された多孔性特殊石と前者の回路に接続され、前記基台部から突出した直立平行型特殊ヒーターの加熱部とを接触させて電気的に加熱し、前記特殊石の加熱に依る負圧作用で連続的に芳香オイルを吸い上げて気化させ、連続的に発生する芳香成分とオゾンとで、その適応環境内の空気を清浄化すると同時に、環境内の人、動物等を芳香治療してストレスを解消し、リフレッシュする様に構成した事を特徴とするものである。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の電気的自動芳香発生器は、遠隔自動制御される電気回路基板を内装した基台部と、芳香成分オイル及びオゾン−アルコールオイルとの混合液を注入した芳香オイル容器部との組合せより成り、後者の芳香オイルサイホン用の布製芯頭部に装着された多孔性特殊石と前者の回路に接続され、前記基台部から突出した直立平行型特殊ヒーターの加熱部とを接触させて電気的に加熱し、前記特殊石の加熱に依る負圧作用で連続的に芳香オイルを吸い上げて気化させ、連続的に発生する芳香成分とオゾンとで、その適応環境内の空気を清浄化すると同時に、環境内の人、動物等を芳香治療してストレスを解消し、リフレッシュする様に構成した事を特徴とするものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気的自動芳香発生器、詳しくは植物芳香エッセンスを含む揮発性オイル特にオゾンアルコールを、電気的且つ非燃焼的に加熱して気化させ、芳香成分とオゾンとを発生させて、その環境内の人、動物等を芳香治療してストレスを解放すると供に、その環境内の空気中のバクテリア等を殺菌し、消毒し、ニコチン等の匂いを消臭して清浄化するこの種芳香発生器に関する。
【0002】
従来、芳香発生器又は装置としては、石油ランプ、アルコールランプ型の発生装置が提案されているが、此の装置に於ては、適当な形状のオイル容器内に、適量の芳香エッセンスを混入した軽油又はアルコール溶液を封入しると同時に、布製の灯芯をこのオイル内に挿入し、その火口まで浸透してきた芳香オイルを着火燃焼させて気化し、揮発放出される芳香成分を吸気吸引して臭神経細胞を刺激し、心身のストレスを安定させる様に構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
此の様な従来型の装置は、火気を使用するので、地震や、幼児、ペット等に依って転倒される危険が有り、場合に依っては、消し忘れたり、過度の加熱によって高価な芳香精油を使い過ぎたりする場合が有り、又、灯油或はアルコール成分の燃焼に依って炭酸ガス、煤等で環境内の空気が汚染される等の欠点があった。本発明に於ては、此の様な欠点を排除し、一層効率的で安全且つ生理的、意匠的効果の大きい非燃焼型の電気的自動芳香発生器を提供する事を課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従って本発明に於ては、
(1):芳香成分を発生させる手段として、電気的に制御される加熱手段を利用する。
(2);芳香オイルとして所定芳香エッセンスを混合したオゾンアルコールオイルを使用する。
(3):芳香オイル浸透用の布製芯の頭部に、多孔性の特殊石を取り付け、芳香オイル容器の活栓として利用すると同時に、芳香オイルの加熱ヒーター部に依る非燃焼加熱部として利用する。
(4):上記電気的に制御される特殊ヒーター手段、タイムセレクトランプの如きセンサー、ON−OFFスイッチ、イルミネーションランプ、タイマー、サーモスタッド、非常用遮断スイッチ等を接続した回路基板を、芳香オイル容器基台内に装着して、物理的に安定化させる。
(5):上記芳香オイル容器自体を着色並びに意匠化すると同時に、そのキャップ及び胴体用スカートも装飾性を高めて使用箇所の精神安定ムードを醸成し、場合に依っては、更に此の芳香発生装置全体を別途の落ち着いた色合いのカバーで被覆し、より一層の癒し効果を揚げ得る様に構成している。
【0005】
【発明の実施の態様】
斯くて本発明の電気的自動芳香発生器は、芳香オイル容器上の多孔性特殊石を、その基台上の直立平行型特殊ヒーターで加熱し、布製芯のサイホン作用で滲出する芳香オイルを、この面上で加熱して芳香成分とオゾン成分とを気化蒸散させ、前者は吸気吸引されて人又は動物の心身を安定させ、後者は環境内ののバクテリア、ダニ等を殺菌し、タバコのニコチン等を分解して消臭し、汚染された空気等をリフレシュする。
又、此の発生器の操作は、その基台部内に装着された回路を適宜遠隔制御して、所望条件下で所望時間続行させ、安全且つ合理的に芳香成分を放出し続ける事が出来、此の発生器の物理的装飾性とムード的な照明手段との相乗効果で、より効果的に諸々のストレスを解放し、より一層の肉体的精神的安定を得る事が出来る。
以下に図面を参照して、本発明の好個の実施例を説明する。
【0006】
【実施例】
図1に示す様に、本発明の電気的自動芳香発生器は、内部に電流制御回路基板(22)を、上面(25)に直立平行型特殊ヒーター(6)を、夫々装着した芳香発生装置基台部(1)と、前記上面(25)と前記特殊ヒーターの加熱部(14)間に載置され、装飾性キャップ(8)で前記加熱部(14)と供に被覆連結された芳香オイル容器(7)との組合せより成り、前記芳香オイル容器(7)には、例えば適当量のラベンダーオイル (3cc)を混合したオゾン−アルコールオイル(500ml)が注入されており、多孔性特殊石(多孔質負圧透液性石)(9)に止め金(12)を介して連結された布製芯(10)が挿入されている。
【0007】
此の布製芯(10)は、前記止め金(12)に依って相互に連結されると供に、容器(7)内に挿入された場合、前者は容器内の芳香オイルのサイホンとして作用し、後者は容器頭部の活栓として作用している。
【0008】
更に又、上記特殊石(9)は、図7に示す様に、前記特殊ヒーター(6)の加熱部(14)を充分受け入れ得る寸法の溝(15)が切られており、サーモスタッド(図示せず)で定温400°Cに維持される加熱部(14)を支障なく受け入れる様に形成されている。
【0009】
又、斯の如き特殊石(9)及び此の溝内に受け入れた特殊ヒーター加熱部(14)には、図2の矢印の如く、装飾性の高いキャップ(8)が被せられ、図1に示す如く、当該容器の装飾性を高め、容器−特殊ヒーター間の連結を強めると供に、特殊ヒーター加熱時の安全を約束する様に配慮されている。
【0010】
更に又、此の種芳香発生装置のインテリアとしての装飾性を高める為めに、前記芳香オイル容器(7)に特殊形状及び特殊色彩のスカート(3’)を取り付け、又場合に依っては、前記スカートと供に又はスカート無しに芸術性の高いカバー(3)を基台部(1)上に取り付けて、芳香オイル容器(2)全体を覆い、着色照明灯(15’)(図5参照)の光との相乗効果で、幻想的なムードを醸成し、一層強いアロマセラピー効果を達成する様に配慮されている。
【0011】
一方、前記芳香発生装置基台部(1)のケース(4)内には、図8の(22)で示す電気的制御回路基板が、脚部(22)で支承され、接続端子(20)、リード線(16)及びソケット(17)を経て電源(図示せず)え接続され、又他のリード線(16’)を経て前記直立平行型特殊ヒーター(6)に夫々接続されている。
【0012】
更に、此の基台部(1)の上面(25)には、図5で示す様に前記回路基板に接続され、芳香放出時のムード創成用の着色照明灯(15’)(15’)(15’)が配置されており、脚部(11)(11)(11)(11)で支承される下面(19)上には、非常時電流遮断用スイッチ(18)が設けられている。
【0013】
又、基台部ケース(4)には、内部の電気制御回路用スイッチ群(5)即ちON−OFFスイッチ(a),リモートコントロールスイッチ(e)及びタイムセレクトランプ(b)(c)(d)が取り付けられており、別途のリモートコントローラーに依り遠隔制御され、上記ランプの選択的点灯に依り所望時間例えば30分おき12時間、1時間連続又は5時間連続の何れかの時間間隔で加熱され、所定強度の芳香成分及びオゾン成分を所定時間放出し続ける様に構成されている。
勿論、此の選定時間が経過すれば、此の回路は自動的に切断される。
【0014】
他方、前記特殊ヒーター(6)内には、サーモスタッド(図示せず)が装着されていて、その加熱部(14)が400°C以上に加熱されない様に制御されており、ほぼ此の温度に加熱された空気密度の大きい特殊石(9)は、連続して布製芯(10)を経て芳香オイル(24)を吸い上げて気化し、前述した様に、含有する芳香成分とオゾン成分とを放出し続け、その環境を清浄化し、此の中の人、動物の心身を癒し、疲れた肉体並びに環境をリフレッシュさせる。
【0015】
斯くて、本発明の電気的自動芳香発生器は、図9に図式的に示す如く、芳香成分発生機能(a),オゾン発生機能(b),空気清浄機能(c)及び酸素発生機能(d)の4機能に依り効率良く人、動物を含む環境をリフレッシュし、ストレスの多い現代社会で疲れ切った心身を癒し、回復させて、明日えの精気を蓄える事が出来る。
尚、此の芳香発生器で使用される芳香オイルは、500mlの無香性オイル(オゾンアルコール)と3ccの下記表の芳香性オイルとの混合物である。
芳香性オイルの種類とその効果表
(芳香性オイル名) (有効性疾病及び有効状態)
1.ユーカリオイル:アレルギー、喘息、気管支炎、風邪、インフルエンザ
2.ラベンダー :精神、血圧の安定
3.レモン :ストレス、頭痛、鬱血、不眠症
4.カーザミン :食欲増進、ロマンチックな雰囲気
5.バニラ :心地よく若々しい雰囲気
6.モクセイ :ストレス、頭痛、不眠症、
7.青りんご :消化を促進、食欲増進
8.緑茶 :心地よく、心静まる雰囲気
9.ジンチョウゲ :精神安定、鎮静、鎮痛、
10.ジャコウ :消化促進、体力回復、咳、喘息の改善
11.ビャクダン :集中力向上、心地よい雰囲気造成
12.サイブレス :咳を和らげる
13.バナナ :食欲増進
14:ミント :咳を和らげる。 柔らかな雰囲気造成
15:スイカズラ :感情の刺激、体力壮健
16:バラ :食欲増進、ロマンチック雰囲気造成
17:杉の木 :精神安定
【0016】
【発明の効果】
斯の如き構成及び作用に依って、本発明の電気的自動芳香発生器は、以下の優れた効果を有している。
(1) 芳香成分発生に火気を使用しないので安全である。
(2) 操作が自動化並びにリモンコン化されているので、安全、迅速、正確且つ経済的である。
(3)タイマー使用の為通電回路の切り忘れが無い。
(4)サーモスタッドで加熱温度が定常に保たれているので、芳香強度が一定である。
(5)非燃焼操作の為空気を汚さない。
(6)芳香オイルサイホン用の布製芯の加熱頭部に使用する多孔性特殊石は、空気密度が大きいので加熱により連続且つ定常にサイホン作用を行うに加えて、遠赤外線を放射して環境に物理的、生理的影響を与える。(特許第2749220号参照)
(7)オゾン−アルコールオイルを芳香オイル希釈用に使用しているので、アロマセラピー機能に加えて、上記した4大機能効果を与える。
(8)形状、色彩が装飾的であるので、インテリアとしても好適で、その使用ムードは芳香治療に相乗効果を与える。
(9)喫茶店、ホテル、カラオケ店、病院、寝室等のムードランプ、安眠ランプとして好適である。
(10)転倒しても自動遮断スイッチが作用するので、非常時でも安全で、操作が自動的で高価な芳香成分の無駄使いが無いので経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気的自動芳香発生器の斜視図である。
【図2】同発生器の加熱部キャップの着脱を示す図面である。
【図3】同発生器の布製芯の着脱を示す図面である。
【図4】同発生器の基台部の斜視図である。
【図5】同基台部の平面図である。
【図6】同基台部の底面図である。
【図7】同発生器の芳香オイル容器の布製芯を示す一部切断側面図である。
【図8】同発生器の直立平行型特殊ヒーターと布製芯頭部の特殊石との関係を示す説明図である。
【図9】同発生器の4大機能を示す芳香成分発生フローシートである。
【符号の説明】
1 電気的自動芳香発生装置基台部
2 芳香オイル容器部
3 カバー
5 電気制御回路スイッチ群
6 直立平行型特殊ヒーター
7 芳香オイル容器
9 多孔性特殊石
10 布製芯
14 直立平行特殊ヒーター加熱部
15’着色照明灯
16 リード線
18 非常時電流遮断用スイッチ
22 電流制御回路基板
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気的自動芳香発生器、詳しくは植物芳香エッセンスを含む揮発性オイル特にオゾンアルコールを、電気的且つ非燃焼的に加熱して気化させ、芳香成分とオゾンとを発生させて、その環境内の人、動物等を芳香治療してストレスを解放すると供に、その環境内の空気中のバクテリア等を殺菌し、消毒し、ニコチン等の匂いを消臭して清浄化するこの種芳香発生器に関する。
【0002】
従来、芳香発生器又は装置としては、石油ランプ、アルコールランプ型の発生装置が提案されているが、此の装置に於ては、適当な形状のオイル容器内に、適量の芳香エッセンスを混入した軽油又はアルコール溶液を封入しると同時に、布製の灯芯をこのオイル内に挿入し、その火口まで浸透してきた芳香オイルを着火燃焼させて気化し、揮発放出される芳香成分を吸気吸引して臭神経細胞を刺激し、心身のストレスを安定させる様に構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
此の様な従来型の装置は、火気を使用するので、地震や、幼児、ペット等に依って転倒される危険が有り、場合に依っては、消し忘れたり、過度の加熱によって高価な芳香精油を使い過ぎたりする場合が有り、又、灯油或はアルコール成分の燃焼に依って炭酸ガス、煤等で環境内の空気が汚染される等の欠点があった。本発明に於ては、此の様な欠点を排除し、一層効率的で安全且つ生理的、意匠的効果の大きい非燃焼型の電気的自動芳香発生器を提供する事を課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従って本発明に於ては、
(1):芳香成分を発生させる手段として、電気的に制御される加熱手段を利用する。
(2);芳香オイルとして所定芳香エッセンスを混合したオゾンアルコールオイルを使用する。
(3):芳香オイル浸透用の布製芯の頭部に、多孔性の特殊石を取り付け、芳香オイル容器の活栓として利用すると同時に、芳香オイルの加熱ヒーター部に依る非燃焼加熱部として利用する。
(4):上記電気的に制御される特殊ヒーター手段、タイムセレクトランプの如きセンサー、ON−OFFスイッチ、イルミネーションランプ、タイマー、サーモスタッド、非常用遮断スイッチ等を接続した回路基板を、芳香オイル容器基台内に装着して、物理的に安定化させる。
(5):上記芳香オイル容器自体を着色並びに意匠化すると同時に、そのキャップ及び胴体用スカートも装飾性を高めて使用箇所の精神安定ムードを醸成し、場合に依っては、更に此の芳香発生装置全体を別途の落ち着いた色合いのカバーで被覆し、より一層の癒し効果を揚げ得る様に構成している。
【0005】
【発明の実施の態様】
斯くて本発明の電気的自動芳香発生器は、芳香オイル容器上の多孔性特殊石を、その基台上の直立平行型特殊ヒーターで加熱し、布製芯のサイホン作用で滲出する芳香オイルを、この面上で加熱して芳香成分とオゾン成分とを気化蒸散させ、前者は吸気吸引されて人又は動物の心身を安定させ、後者は環境内ののバクテリア、ダニ等を殺菌し、タバコのニコチン等を分解して消臭し、汚染された空気等をリフレシュする。
又、此の発生器の操作は、その基台部内に装着された回路を適宜遠隔制御して、所望条件下で所望時間続行させ、安全且つ合理的に芳香成分を放出し続ける事が出来、此の発生器の物理的装飾性とムード的な照明手段との相乗効果で、より効果的に諸々のストレスを解放し、より一層の肉体的精神的安定を得る事が出来る。
以下に図面を参照して、本発明の好個の実施例を説明する。
【0006】
【実施例】
図1に示す様に、本発明の電気的自動芳香発生器は、内部に電流制御回路基板(22)を、上面(25)に直立平行型特殊ヒーター(6)を、夫々装着した芳香発生装置基台部(1)と、前記上面(25)と前記特殊ヒーターの加熱部(14)間に載置され、装飾性キャップ(8)で前記加熱部(14)と供に被覆連結された芳香オイル容器(7)との組合せより成り、前記芳香オイル容器(7)には、例えば適当量のラベンダーオイル (3cc)を混合したオゾン−アルコールオイル(500ml)が注入されており、多孔性特殊石(多孔質負圧透液性石)(9)に止め金(12)を介して連結された布製芯(10)が挿入されている。
【0007】
此の布製芯(10)は、前記止め金(12)に依って相互に連結されると供に、容器(7)内に挿入された場合、前者は容器内の芳香オイルのサイホンとして作用し、後者は容器頭部の活栓として作用している。
【0008】
更に又、上記特殊石(9)は、図7に示す様に、前記特殊ヒーター(6)の加熱部(14)を充分受け入れ得る寸法の溝(15)が切られており、サーモスタッド(図示せず)で定温400°Cに維持される加熱部(14)を支障なく受け入れる様に形成されている。
【0009】
又、斯の如き特殊石(9)及び此の溝内に受け入れた特殊ヒーター加熱部(14)には、図2の矢印の如く、装飾性の高いキャップ(8)が被せられ、図1に示す如く、当該容器の装飾性を高め、容器−特殊ヒーター間の連結を強めると供に、特殊ヒーター加熱時の安全を約束する様に配慮されている。
【0010】
更に又、此の種芳香発生装置のインテリアとしての装飾性を高める為めに、前記芳香オイル容器(7)に特殊形状及び特殊色彩のスカート(3’)を取り付け、又場合に依っては、前記スカートと供に又はスカート無しに芸術性の高いカバー(3)を基台部(1)上に取り付けて、芳香オイル容器(2)全体を覆い、着色照明灯(15’)(図5参照)の光との相乗効果で、幻想的なムードを醸成し、一層強いアロマセラピー効果を達成する様に配慮されている。
【0011】
一方、前記芳香発生装置基台部(1)のケース(4)内には、図8の(22)で示す電気的制御回路基板が、脚部(22)で支承され、接続端子(20)、リード線(16)及びソケット(17)を経て電源(図示せず)え接続され、又他のリード線(16’)を経て前記直立平行型特殊ヒーター(6)に夫々接続されている。
【0012】
更に、此の基台部(1)の上面(25)には、図5で示す様に前記回路基板に接続され、芳香放出時のムード創成用の着色照明灯(15’)(15’)(15’)が配置されており、脚部(11)(11)(11)(11)で支承される下面(19)上には、非常時電流遮断用スイッチ(18)が設けられている。
【0013】
又、基台部ケース(4)には、内部の電気制御回路用スイッチ群(5)即ちON−OFFスイッチ(a),リモートコントロールスイッチ(e)及びタイムセレクトランプ(b)(c)(d)が取り付けられており、別途のリモートコントローラーに依り遠隔制御され、上記ランプの選択的点灯に依り所望時間例えば30分おき12時間、1時間連続又は5時間連続の何れかの時間間隔で加熱され、所定強度の芳香成分及びオゾン成分を所定時間放出し続ける様に構成されている。
勿論、此の選定時間が経過すれば、此の回路は自動的に切断される。
【0014】
他方、前記特殊ヒーター(6)内には、サーモスタッド(図示せず)が装着されていて、その加熱部(14)が400°C以上に加熱されない様に制御されており、ほぼ此の温度に加熱された空気密度の大きい特殊石(9)は、連続して布製芯(10)を経て芳香オイル(24)を吸い上げて気化し、前述した様に、含有する芳香成分とオゾン成分とを放出し続け、その環境を清浄化し、此の中の人、動物の心身を癒し、疲れた肉体並びに環境をリフレッシュさせる。
【0015】
斯くて、本発明の電気的自動芳香発生器は、図9に図式的に示す如く、芳香成分発生機能(a),オゾン発生機能(b),空気清浄機能(c)及び酸素発生機能(d)の4機能に依り効率良く人、動物を含む環境をリフレッシュし、ストレスの多い現代社会で疲れ切った心身を癒し、回復させて、明日えの精気を蓄える事が出来る。
尚、此の芳香発生器で使用される芳香オイルは、500mlの無香性オイル(オゾンアルコール)と3ccの下記表の芳香性オイルとの混合物である。
芳香性オイルの種類とその効果表
(芳香性オイル名) (有効性疾病及び有効状態)
1.ユーカリオイル:アレルギー、喘息、気管支炎、風邪、インフルエンザ
2.ラベンダー :精神、血圧の安定
3.レモン :ストレス、頭痛、鬱血、不眠症
4.カーザミン :食欲増進、ロマンチックな雰囲気
5.バニラ :心地よく若々しい雰囲気
6.モクセイ :ストレス、頭痛、不眠症、
7.青りんご :消化を促進、食欲増進
8.緑茶 :心地よく、心静まる雰囲気
9.ジンチョウゲ :精神安定、鎮静、鎮痛、
10.ジャコウ :消化促進、体力回復、咳、喘息の改善
11.ビャクダン :集中力向上、心地よい雰囲気造成
12.サイブレス :咳を和らげる
13.バナナ :食欲増進
14:ミント :咳を和らげる。 柔らかな雰囲気造成
15:スイカズラ :感情の刺激、体力壮健
16:バラ :食欲増進、ロマンチック雰囲気造成
17:杉の木 :精神安定
【0016】
【発明の効果】
斯の如き構成及び作用に依って、本発明の電気的自動芳香発生器は、以下の優れた効果を有している。
(1) 芳香成分発生に火気を使用しないので安全である。
(2) 操作が自動化並びにリモンコン化されているので、安全、迅速、正確且つ経済的である。
(3)タイマー使用の為通電回路の切り忘れが無い。
(4)サーモスタッドで加熱温度が定常に保たれているので、芳香強度が一定である。
(5)非燃焼操作の為空気を汚さない。
(6)芳香オイルサイホン用の布製芯の加熱頭部に使用する多孔性特殊石は、空気密度が大きいので加熱により連続且つ定常にサイホン作用を行うに加えて、遠赤外線を放射して環境に物理的、生理的影響を与える。(特許第2749220号参照)
(7)オゾン−アルコールオイルを芳香オイル希釈用に使用しているので、アロマセラピー機能に加えて、上記した4大機能効果を与える。
(8)形状、色彩が装飾的であるので、インテリアとしても好適で、その使用ムードは芳香治療に相乗効果を与える。
(9)喫茶店、ホテル、カラオケ店、病院、寝室等のムードランプ、安眠ランプとして好適である。
(10)転倒しても自動遮断スイッチが作用するので、非常時でも安全で、操作が自動的で高価な芳香成分の無駄使いが無いので経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気的自動芳香発生器の斜視図である。
【図2】同発生器の加熱部キャップの着脱を示す図面である。
【図3】同発生器の布製芯の着脱を示す図面である。
【図4】同発生器の基台部の斜視図である。
【図5】同基台部の平面図である。
【図6】同基台部の底面図である。
【図7】同発生器の芳香オイル容器の布製芯を示す一部切断側面図である。
【図8】同発生器の直立平行型特殊ヒーターと布製芯頭部の特殊石との関係を示す説明図である。
【図9】同発生器の4大機能を示す芳香成分発生フローシートである。
【符号の説明】
1 電気的自動芳香発生装置基台部
2 芳香オイル容器部
3 カバー
5 電気制御回路スイッチ群
6 直立平行型特殊ヒーター
7 芳香オイル容器
9 多孔性特殊石
10 布製芯
14 直立平行特殊ヒーター加熱部
15’着色照明灯
16 リード線
18 非常時電流遮断用スイッチ
22 電流制御回路基板
Claims (10)
- 電流制御回路部を内包すると供に直立平行特殊ヒーターを上面上に装備した芳香発生装置基台部と、多孔性特殊石と布製芯とより成るサイホン部を内挿し且つこれに依って閉塞された芳香オイル容器部と、この容器部の外面を装飾保護するカバー部と依り成り、前記基台部上の直立平行型特殊ヒーター直下に前記芳香オイル容器部を配置し、前記多孔性特殊石の上部を電気的に加熱して芳香オイルを連続的に吸い上げて気化する事を特徴とする電気的自動芳香発生器。
- 上記直立平行型特殊ヒーターが、サーモスタッドに依り400°Cに維持される事を特徴とする請求項1記載の電気的自動芳香発生器。
- 上記多孔性特殊石の上部が、上記直立平行型特殊ヒーターの加熱部を確実且つ安定的に受け入れ得る如く溝切りされている事を特徴とする請求項1記載の電気的自動芳香発生器。
- 上記芳香オイル容器内の芳香オイルが、所望芳香成分を含有するオゾンアルコールである事を特徴とする請求項1記載の電気的自動芳香発生器。
- 上記直立型特殊ヒーターの加熱部と上記布製芯頭部の多孔性特殊石部分とを、固定し且つ装飾するために、装飾性高いキャップを着脱自在に取り付けた事を特徴とする請求項1記載の電気的自動芳香発生器。
- 上記芳香オイル容器の上部外面を、保護し且つ装飾する為のスカートを着脱自在に取り付けた事を特徴とする請求項1又は5記載の電気的自動芳香発生器。
- 上記芳香発生装置基台部上に、芳香オイル容器部全体を保護並びに装飾する為のカバーを装着した事を特徴とする請求項1、5及び6何れかに記載の電気的自動芳香発生器。
- 上記多孔性特殊石の加熱をタイマーに依って所定時間制御する事を特徴とする請求項1記載の電気的自動芳香発生器。
- 上記芳香発生装置基台部の裏面上に、非常時の電流遮断スイッチを装着した事を特徴とする上記請求項の何れかに記載の電気的自動芳香発生器。
- 上記電流制御回路が、リモートコントローラーで制御される事を特徴とする上記請求項何れかに記載の電気的自動発生器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002278160A JP2004073795A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 電気的自動芳香発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002278160A JP2004073795A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 電気的自動芳香発生器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004073795A true JP2004073795A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32025135
Family Applications (1)
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JP2002278160A Pending JP2004073795A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 電気的自動芳香発生器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019032126A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 三菱電機株式会社 | 空気清浄機 |
CN111937664A (zh) * | 2020-08-20 | 2020-11-17 | 合肥小豆蔻健康科技有限公司 | 一种芳香环境工程设计实施方案和植物杀菌抗病毒配方 |
-
2002
- 2002-08-20 JP JP2002278160A patent/JP2004073795A/ja active Pending
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CN111937664A (zh) * | 2020-08-20 | 2020-11-17 | 合肥小豆蔻健康科技有限公司 | 一种芳香环境工程设计实施方案和植物杀菌抗病毒配方 |
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